JPH0386983A - 光ディスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光ディスクに係ｂ１特に、ハブ組立時の荷重負
荷による変形の小さい光ディスクに関するＯ 〔従来の技術〕 光ディスクに用いられる光デイスク基板（以下、単に基
板と称する）の製造については、プラスチック材料の射
出成形による製造が主流となっている・ また、密着貼合せ形光ディスクにかいては、射出成形に
よって形成した基板上に、蒸着あるいはスパッ・タリン
グによって、反射膜あるいは記録膜を形成した後、鉄膜
上に保ＩＩＩｘｔ−量布し、接着剤によって２枚の基板
を貼合せ、さらに、光デイスク回転中心部に超音波溶着
あるいは紫外線硬化性樹脂による接着にようハブを固着
することによって組立てが行われる。

光ディスクの変形を小さく抑える方法については、これ
までは、主として、基板自体の変形を小さくすることの
検討（樹脂材料の開発、成形プロセスの改善など）が行
われておシ、また、基板形状についても非対称性の凹凸
のない平坦攻形状を採用するなど、組立品としての光デ
ィスクの変形を小さくするための努力がなされてきた。

一方、例えば特開昭第６２−６８７１８号記載のように
、基板成形型のエジェクタリングの基板押出し端面を粗
面化し、該成形型を用いて基板を成形することによって
、基板貼合せ時の接着強度を向上させ基板のはがれを防
止するとともに、光ディスクの変形を抑えることの提案
が行われているＯ 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記従来技術においては、基板自体の変
形をいかに小さく抑えても、光デイスク組立工程におい
て発生する変形が大きく、結果として、完成光ディスク
の変形を小さくすること、すなわち形状精度を向上させ
ること、ができないという問題があった。特に、光ディ
スクの回転中心部に設ける□ハブの組立時に基板に大き
な荷重負荷がかかう、これによって基板に大きな変形が
生じていた。

本発明の目的は、上記従来技術の有していた課題を解決
して、ハブ組立時の荷重負荷による変形の小さい構造の
光ディスクを提供することにある〇〔課題を解決するた
めの手段〕 上記目的は、回転軸挿入用ハブ組立溶着部に対応する反
対Ｎ（すなわち情報面）＠に凸部を設けた基板を用いる
ことによシ、ハブ組立時の負荷荷重を骸凸部で受ける構
造の光ディスクとすることによって達成することができ
る。

〔作用〕

基板のハブ組立部に対応する反対面側に凸部を設けるこ
とによシ、該凸部がハブ組立時の負荷荷重を受けること
ができ、これによってハブ組立時の荷重負荷による保護
膜や接着剤を弾性床とする基板の変形を抑えることがで
きるので、変形の小さい光デイスク完成品が得られる。

〔実施例〕

以下、本発明の光ディスクの構成について、実施例によ
って具体的に説明する・なお、本実施例ａ、金属インサ
ートのポリカーボネート製ハブを直径ｉ２５のポリカー
ボネート製基板に超音波溶着してなる光ディスクの場合
の例である。

第１図は本発明光ディスクの概略構成を示す断面図で、
光ディスク１が情報面Ｓｊ？よび凸部４を有する光デイ
スク基板２．２′、保ｖｋｍ層５シよび回転軸挿入中心
穴７を有するハブ６からなることを示す・ここで上記光
ディスクの形成の手順について細単に説明すれば、まず
基板２．２′　の情報面５に保＠膜５を約（ＬＯ５ｍの
厚さで塗布し、さらにｍ着剤を（ＬＯ２ｍｍＱ厚さで塗
布した後、２枚りＩ＆板２．２′　を貼合わせ、次いで
、基板２．２′とハブ６とを重ね、ｗ階部Ｂに一定荷重
と超音波振動とを負荷することにより溶着を完了する。

なか１本実施例にかいては上記凸部４は高さａＯＳｍｍ
　、幅２　ｍｍのリング状の寸法、形状とし、負荷荷重
は１０［ｇとした〇 ここで、凸部４を基板記録面側の上記溶着部８に対応す
る位置に設けてシ〈ことによって、溶着時に溶着部８に
負荷される荷重を該凸部４で受けることができ、これに
よって、従来技術にかいてみられた負荷荷重によう発生
する保＠膜層あるいは接着層を弾性床とする基板の変形
を防止することができ、変形の小さい光ディスクを得る
ことができる・例えば、従来技術による場合そうの値が
６　ｍｒａｄであるのに対し、本発明の光ディスクの場
合２　ｍｒａｄの値が得られた。

また、基板２に凸部４を設けるために用いる基板射出成
形型の一例の部分断面図を第２図に示した。ここで、ス
テーシロナルスリーブ１７のキャビティ１１４Ｉの端面
位置を、スタンパ１５の情報面、エジェクタスリーブ１
９の端面位置訃よび内面スタンパホルダ１６ｃｉ端面位
置よシも下げた構造として、凹部１Ｂを設けである。こ
のようｉ構成とすることによって、キャビティ１１にポ
リカーボネート樹脂を注入、放湿することにょシ得られ
る基板は、型の凹部１８が凸部４となった基板として形
成される。なか、ここでは、ステーシロナルスリーブ１
９の端面が凹部１８となるような構成としたが、形成さ
れる基板２について考えればハブ６の溶着部８の位置に
対応する情報面側に凸部が設けられていれば良いので、
型もそれに対応する部分が凹部となるような構成とすれ
ばよい。

なか、本実施例の場合、保ｆｆｌ、［［ｌ［層や接Ｎ層
の厚さの関係から凸部４の高さを（１０５ｍｍとしたが
、保＠膜層あるいは接着層の厚さによっては変化させる
ことが望ましく、特に上記層の厚さが厚い場合には該凸
部４の高さを高くする必要がある。

また、本実施例ではハブを超音波溶着する場合の例につ
いて説明したが、紫外線硬化性樹脂による接着にかいて
接着荷重を負荷する場合にも同様にして対処することが
できる〇 〔発明の効果〕 以上述べてきたように、光ディスクを本発明構成の光デ
ィスクとすること、すなわち回転軸挿入用ハブ組立溶着
部に対応する反対面に凸部を設けたディスク基板を用い
た光ディスクとすること、によって、従来技術の有して
いた課題を解決して、ハブ溶着時の荷重負荷による、保
ｌ！Ｉ膜層や接着層を弾性床とする基板の変形を防止す
ることができ、変形の小さい光ディスクを得ることがで
きた０

【図面の簡単な説明】

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、回転軸挿入用ハブ組立溶着部に対応する反対面に凸
   部を設けたディスク基板を用いることによりハブ組立時
   の荷重負荷による変形を防止したことを特徴とする光デ
   ィスク。