JPH0386718A - 硬質ウレタンフォームの製造方法 - Google Patents

硬質ウレタンフォームの製造方法

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JPH0386718A
JPH0386718A JP1222886A JP22288689A JPH0386718A JP H0386718 A JPH0386718 A JP H0386718A JP 1222886 A JP1222886 A JP 1222886A JP 22288689 A JP22288689 A JP 22288689A JP H0386718 A JPH0386718 A JP H0386718A
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JP
Japan
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polyol
blowing agent
urethane foam
rigid urethane
hydroxyl value
Prior art date
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Pending
Application number
JP1222886A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Ono
大野 明弘
Toshio Nozawa
野沢 俊夫
Hiroshi Fujino
浩 藤野
Tsukuru Izukawa
作 伊豆川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は硬質ウレタンフオームの製造方法に関する。
さらに詳しくは低温寸法安定性の優れた硬質ウレタンフ
オームの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
硬質ウレタンフオームは、発泡剤としてトリクロロフル
オロメタンを使用しているため、断熱特性に優れ、冷蔵
庫、冷凍庫等の保冷材分野で広く使用されている。
近年、地球のオゾン層保護のため、クロロフルオロカー
ボン類の規制が考えられ、近い将来実施に移されようと
している。
この規制対象には、今まで硬質ウレタンフオームの発泡
剤として用いられていた、トリクロロフルオロメタンも
含まれている。
そのためトリクロロフルオロメタンに替わる、硬質ウレ
タンフオーム用発泡剤の開発が必要となり、諸物性から
見て、1.1−ジクロロ−1−フルオロエタンが代替物
の候補と考えられるに到ったと言われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
発泡剤として、1.1−ジクロロ−1−フルオロエタン
を用いた場合、従来のトリクロロフルオロメタンを用い
発泡した場合に比べ、得られるフオームの特性として、
低温寸法安定性が変化する問題点が確認されている。
発泡剤として、1.1−ジクロロ−1−フルオロエタン
を用いて断熱材を製造する場合、同一の密度では、トリ
クロロフルオロメタンを発泡剤とした物に比べ、低温寸
法安定性が劣る欠点があった。
従って、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンを用い
る場合、同一の性能を持たせるためには、密度を高くす
る必要が有り、従来よりコストの上昇をきたし、実用的
なものではなかった。
〔課題を解決するための手段〕
1.1−ジクロロ−1−フルオロエタンがトリクロロフ
ルオロメタンの代替品と考えられるようになったのは、
ごく最近のことであり、前記の様な問題点があることか
ら、まだ実用に供される物ではなかった。
上記の低温寸法安定性及び圧縮強度を改良するためには
、高い平均官能基数を有するポリオールを使用する方法
が有効であると考えられるが、従来、この様な高い平均
官能基数を有するポリオールを使用することは、発泡剤
トリクロロフルオロカーボンとの相溶性を悪くし、かつ
高粘度となって、発泡が困難となと考えられていた。
本発明者らは、低温寸法安定性を改良するため、色々検
討した結果、1.1−ジクロロ−1−フルオロエタンは
、高い平均官能基数を有する高粘度のポリオールにも相
溶性がよく、かつ高粘度のポリオールの減粘剤となって
、従来使用できなかった高い平均官能基数を有する高粘
度のポリオールの使用も可能となり、その結果低温寸法
安定性を改良することを知り、漸く本発明に到達できた
即ち本発明は、有機ポリイソシアナート、ポリオール、
発泡剤、触媒その他の助剤を原料として硬質ウレタンフ
オームを製造する方法において、(i)発泡剤として、
1.1−ジクロロ−1−フルオロエタン (11)ポリオールとして、 a、平均官能基数3.0〜4.5、水酸基価300〜8
00■gKOH/gのポリオールを10〜90重量部b
、置部官能基数4.6〜8.0、水酸基価300〜80
0mgKOR/gのポリオールを90−10重量部を使
用することを特徴とする硬質ウレタンフオームの製造方
法に関する。
硬質ウレタンフオームを製造するに当り、原料としての
ポリエーテルポリオールは従来公知の物で、例えば活性
水素原子を2個以上有する化合物(例えば、シュークロ
ース、ソルビット、ペンタエリスリトール、グリセリン
等のポリヒドロキシ化合物、エチレンジアミン、トリレ
ンシアくン、ジフェニルメクンジアミン等のアミン類な
ど〉の単体、あるいはその混合物を開始剤とし、それに
アルキレンオキサイドを付加重合して得られたものが使
用される。
本発明に用いるポリオール(a)としては、活性水素原
子を分子内に3〜4個有する化合物単体、あるいは活性
水素原子数が異なる数種の化合物を、平均官能基数が3
.0〜4,5になる様に混合したものに、アルキレンオ
キサイドを付加重合した水酸基価300〜800+++
gKOH/gの化合物が挙げられる。
好ましいものは、平均官能基数が3.3〜4,5、水酸
基価400〜500mgKOH/gの化合物である。
本発明に用いるポリオール(b)は、活性水素原子を分
子内に4.6〜8個有する化合物単体、あるいは各々活
性水素原子数が異なる数種の化合物を、平均官能基数が
4.6〜8.0になるように混合したものにアルキレン
オキサイドを付加重合した水酸基価300〜80011
gKOH/gの化合物が挙げられる。
好ましいものは、平均官能基数が4.7〜7.5、水酸
基価400〜500mgKO1l/gの化合物である。
本発明に於ける上記(a )、(b )の組み合わせ量
は、ポリオールの合計量に基づいて10〜90重量%の
(a ) 、90〜10の重量%の(b )を用いるの
が好ましく、特に好ましいのは10〜50重量%の(a
 ) 、SO〜90の重量%の(b)を用いる組み合わ
せである。
本発明に於いて使用する有機ポリイソシアナートとして
は、従来公知のもので、特に限定はないく、芳香族、芳
香脂肪族、脂肪族、脂環式ポリイソシアナートおよびそ
れらの変性物、例えばジフヱニルメタンジイソシアナー
ト、粗ジフェニルメタンジイソシアナート、トリレンジ
イソシアナート、粗トリレンジイソシアナート、キシリ
レンジイソシアナート、ヘキサメチレンジイソシアナー
ト、イソホロンジイソシアナート、水添ジフェニルメタ
ンジイソシアナート、水添トリレンジイソシアナート、
トリフェニルメチレントリイソシアナート、トリレント
リイソシアナート、変性(カーボンジイミドetc )
ジフヱニルメタンジイソシアナート等およびそれらの混
合物ならびにこれらのポリイソシアナートの過剰量とポ
リオール(例えば低分子ポリオール/またはポリマーポ
リオール)とを反応して得られるNGO末端プレポリマ
ー(NCO含有例えば5〜35%)およびこれらの併用
が挙げられる。
本発明に於いて用いられる発泡剤は1.1−ジクロロ−
1−フルオロエタンを単独で用いるか、又は、メチレン
クロライドなどの低沸点溶剤および/または水などと併
用して用いられる。
併用して用いる場合の好ましい例は1.1−ジクロロ−
1−フルオロエタンと水の併用である。
触媒としては通常用いられるものが使枦でき、第3級ア
ミン化合物、例えばテトラメチルへキサメチレンジアミ
ン、ペンタメチルジエチレントリアミン、ジアザビシク
ロオクタンなど、有機錫化合物例えばジブチル錫ジラウ
レート、オクタン酸第−錫が挙げられる。
整泡剤は従来より用いられるシリコン系整泡剤が使用さ
れる。
その他の助剤としては安定剤、充填剤、難燃剤、着色剤
などが挙げられる。
本発明を実施するには、ポリオール、触媒、発泡剤、整
泡剤、及び難燃剤その他の助剤類の所定量を混合してレ
ジン液とする。
ポリウレタン発泡機を使用し、レジン液とポリイソシア
ナートを、一定の比率で連続的に急速混合する。
得られた硬質ウレタンフオーム原液を空隙又は型に注入
する。この際、有機ポリイソシアナートと活性水素含有
化合物との当量比が、0.8〜3.0となる様に、レジ
ン液とポリイソシアナートとの流量比を調整する。注入
後、数分間で硬質ウレタンフオームは発泡硬化する。
発泡剤として、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン
を用いた、無公害で実用できる硬質ウレタンフオームが
製造できる。
〔実施例〕
以下に実施例をかかげて、本発明を具体的に説明する。
実施例において、使用した原料は次の通りである。また
部は重量部を示す。
MDI −CRi  三井東圧化学■製粗ジフェニルメ
タンジイソシア ナート NC○%=’31.0 ポリオールA: 平均官能基数3.5、水酸基価400
■KOH/gの芳香族アミ ン系ポリオール ポリオールB; 平均官能基数4.4、水酸基価ポリオ
ールC; ポリオールD; ポリオールE; ポリオールF; 整泡剤 : 触媒  ; 発泡剤 450mg K OH/ gのシミm/アミン系ポリオ
ール 平均官能基数5.6、水酸基価 450mgK OH/ gのシー!糖果ポリオール 平均官能基数6.5、水酸基価 450mgK OH/ gのシg糖系ポリオール 平均官能基数6.2、水酸基価 450■KOH/gのシg?!/ア 旦ン系ポリオール 平均官能基数5.5、水酸基価 450mgKOH/gのソルビトー ル系ポリオール 日本ユニカー製L−5420 活材ケミカル製旧n1coT M HD(テトラメチル
へキサメチレン ジアミン) 三井デュポンクロロケミカル製 トリクロロフルオロメタン (F−11A) 三井デュポンクロロケξカル製 1.1−ジクロロ−1−フルオロエタ ン(F−14l b) 表−1に示される発泡処方に従って、ポリオールに触媒
、発泡剤および整泡剤を加えたレジン液とイソシアナー
ト成分とを各々20℃に保ち2液を500Orpmで8
秒間攪拌混合し20X20X20(CIm)の木箱中に
注入し自由発泡させ反応速度を測定した。
また、得られたフオームを常法に従い、サンプリングし
低温試験等のSI吻性の測定を行なった。
(比較例1〜3) 発泡剤として1.1−ジクロロ−1−フルオロエタンを
用いたものは、トリクロロフルオロメタンを使用したも
のに比べ、低温寸法安定性が悪い。
ポリオールBを添加しても低温寸法安定性は改良されて
いない。
(実施例1〜4) 発泡剤としてトリクロロフルオロメタンを用いたものは
、ポリオールとの相溶性が悪く、発泡が困難である。
高官能基数を有するポリオールを添加したポリオールと
発泡剤1.1−ジクロロ−1−フルオロエタンを併用す
ることで低温物性を改良することが可能である。
〔発明の効果〕
高官能基数を有するポリオールを、一定割合以上含むポ
リオールと発泡剤1.1−ジクロロ−1−フルオロエタ
ンを併用することにより、低温寸法安定性の優れた硬質
ウレタンフオームを得ることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、有機ポリイソシアナート、ポリオール、発泡剤、触
    媒その他の助剤を原料として硬質ウレタンフォームを製
    造する方法において、 (1)発泡剤として、1,1−ジクロロ−1−フルオロ
    エタン、 (2)ポリオールとして、 a、平均官能基数3.0〜4.5、水酸基価300〜8
    00mgKOH/gのポリオールを10〜90重量部を
    、平均官能基数4.6〜8.0、水酸基価300〜80
    0mgKOH/gのポリオールを90〜10重量部を使
    用することを特徴とする硬質ウレタンフォームの製造方
    法。
JP1222886A 1989-08-31 1989-08-31 硬質ウレタンフォームの製造方法 Pending JPH0386718A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0386720A (ja) * 1989-08-31 1991-04-11 Mitsui Toatsu Chem Inc ポリウレタンフォームの製造法
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JP2008307618A (ja) * 2007-06-12 2008-12-25 Denso Wave Inc ロボットの制御装置

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