JPH0386715A - 水溶性レゾール樹脂の製造方法 - Google Patents

水溶性レゾール樹脂の製造方法

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JPH0386715A
JPH0386715A JP1208033A JP20803389A JPH0386715A JP H0386715 A JPH0386715 A JP H0386715A JP 1208033 A JP1208033 A JP 1208033A JP 20803389 A JP20803389 A JP 20803389A JP H0386715 A JPH0386715 A JP H0386715A
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aqueous
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W Cremer Albert
アルバート・ダブリュ・クリーマー
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    • C08K5/43Compounds containing sulfur bound to nitrogen

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、一般に鉱物繊維から作られた製品のための結
合剤を製造するのに用いられる樹脂に関するものである
。そしてより詳しくは、水溶性フェノール−ホルムアル
デヒド樹脂、このような樹脂を含むガラス繊維用結合剤
、およびこのような結合剤を用いて作られた、ガラス繊
維製品を製造するための方法に関するものである。
[先行技術および課題] フェノール樹脂が、熱的かつ音響的絶縁、補強および印
刷回路板用のガラス繊維マットのようなガラス繊維製品
用結合剤を製造するのに用いられるのは、よく知られて
いる1例えば、米国特許第3.932,334号は、水
溶性でかつ熱硬化性であり、ならびに絶縁フェルトのよ
うな物を製造するガラス繊維を結合するのに用いる、こ
のようなレゾールからの結合剤系でもあるフェノール−
ホルムアルデヒド レゾール樹脂を開示している。典型
的には、水溶性フェノール−ホルムアルデヒド樹脂に加
えて、結合剤を製造するには、他の樹脂、モノマーおよ
び添加剤のような他の成分がまた含まれる。尿素−ホル
ムアルデヒドおよびメラミン−ホルムアルデヒド樹脂の
ような窒素樹脂および/または尿素、メラミンおよびジ
シアンジアミドのようなモノマーの相当な部分も含むこ
とができる。
典型的には、結合剤がガラス繊維に施されて後、熱が水
性溶媒を蒸発し、そして結合剤を硬化するために加えら
れる。
実際には、結合剤は貯蔵寿命が比較的短い(時間のオー
ダー)ので、ガラスwi維の製造施設で使用前に手短か
に通常は製造される。一方、水溶性フェノール−ホルム
アルデヒド樹脂は、多少大きな貯蔵安定性く日または週
のオーダー)を持つことができる。そこで高い反応性の
原料が入手し得る場所でフェノール−ホルムアルデヒド
樹脂を製造し、次いでその樹脂をガラス繊維製造工場へ
移送する方がフェノールとホルムアルデヒドを製造場所
へ輸送するよりも非常に望ましい。
フェノール−ホルムアルデヒド樹脂は、塩基性条件下、
水溶液中でフェノールとホルムアルデヒドとの間の反応
により製造される。触媒はフェノールのメチロール化を
促進するのに用いられる。
アルカリ金属またはアルカリ土類金属塩基による触媒作
用はよく知られている。例えば、米国特許第2,876
.898号参照、カルシアの使用は、樹脂化効率の改善
、樹脂と配合された結合剤の応用効率および硬化性の増
大のような有利な結果をもたらすことが知られている。
他のアルカリ土類金属塩基、英国特許第905.393
号で議論されているような主として水酸化バリウムがフ
ェノール−ホルムアルデヒド樹脂を製造する際に触媒と
して用いられて来たのに対して、カルシウム塩基の使用
は原価を考慮すること非常に有利である。
フェノール−ホルムアルデヒド樹脂を製造する際、塩基
性の水溶液は望ましい程度の樹脂化が達成された後、典
型的には中和される。レゾール樹脂を作るためのフェノ
ールとホルムアルデヒドとの反応を触媒するためにカル
シウム塩基を用いる際に直面した重大な障害は、反応混
合物が中和される時に生じたカルシウム塩の水への溶解
度が低いことであった。米国特許第3,624,247
号は、カルシウムと不溶性の沈澱を形成するアニオン種
を含むアンモニウム塩の添加によるフェノール−ホルム
アルデヒド樹脂溶液からのカルシウムイオンの除去を開
示する。しかしながら、この中和は不溶性のカルシウム
塩の細かい微粒子の生成を促進するようなやり方で実施
することができるが、このような微粒子の存在は望まし
くない。微粒子は貯蔵中レゾール溶液から沈澱し、レゾ
ール溶液の移送と結合剤の製造を面倒にする。もし万一
、微粒子が結合剤をガラス繊維に施すのに用いられるラ
イン又はノズルを塞くならば、重大な問題に直面するか
も知れない、この微粒子は物理的手段、例えばP通、遠
心分離、傾瀉その他により理論上は除去することができ
るが、このような付加的製造工程は、レゾール製品の原
価を相当に増加することになるであろう、更に沈澱の物
理的分離はレゾール樹脂の収率を下げ、環境的に安全な
やり方で廃棄せねばならなくなるであろう、未硬化のレ
ゾール−沈澱物の副生成物を産することになる。
最近、樹脂溶液のpHを7.5から11.0までに調整
し、次いで硫酸塩を硫酸または硫酸アンモニウムの形で
徐々に加えて、カルシウムイオンとの複合体を形成させ
ることが提案されている。米国特許第4,650,82
5号の開示によれば、この複合体は、レゾール溶液を用
いる結合剤の製造とこの結合剤をガラス繊維に引続き施
して、結合された製品を作るのを可能にする、少なくと
も数時間の間安定である。しかしながら、カルシウム複
合体の安定性は限られており、沈澱は結合剤を施すこと
のできる前に生成し得るので、フェノール−ホルムアル
デヒド樹脂をこの方法により離れた場所で製造し、その
樹脂をそれが消費されるであろう生産施設へ引続き輸送
するのは実際的ではない、この問題に対する長続きする
解決法が望まれる。
[課題を解決するための手段] 本発明は、熱的または音響的絶縁用、住宅または商業用
のガラス繊維または岩綿、あるいは屋根ふき用製品、フ
ェルトセパレーター、強化プラスチック等用のガラス繊
維マットのような、鉱物繊維用結合剤を製造するのに引
続き使用するための、貯蔵安定性の改良された水溶性レ
ゾール樹脂を製造する方法を提供する。水溶性レゾール
樹脂は、フェノールとホルムアルデヒドとの綜合により
作ることができる。この方法は、カルシウム塩の沈澱よ
りもむしろ水溶性のカルシウム塩を含有する水溶性レゾ
ール樹脂の水溶液を提供する。カルシウム塩が水溶性で
あるので、レゾール樹脂溶液はフェノールとホルムアル
デヒドが容易に入手し得る場所で製造することができ、
その後は、例え樹脂の製造からその使用までに数週間が
経過するとしても、途中でカルシウム塩の沈澱に出合う
こともなく、それが消費される離れた第二の場所へ輸送
することができる。
本方法は、約1.5:1から5.0:1までのモル比の
アルデヒドとフェノールとの水性混合物を調製し、次い
で、好ましくはバリウムとカルシウムから選ばれたアル
カリ土類金属を、水性混合物にアルデヒドとフェノール
との間の反応を触媒するために有効な量添加することを
含む。水酸化カルシウムおよび酸化カルシウムのような
カルシウム化合物は、特に好ましい触媒である。本方法
は、アルデヒドとフェノールを塩基性条件下でアルカリ
土類金属化合物の存在下で反応させて:フェノールアル
デヒド レゾール樹脂の水溶液を作り、次いで安定性の
改良された樹脂溶液を提供するために、スルファミン酸
を水溶液に添加することを更に含む、スルファミン酸は
約1から8までのpHを与えるのに十分な量、そして好
ましくは、約4から8までのpt+を与えるのに十分な
量、そして最も好ましくは、約6,0から7.0までの
pHを与えるのに十分な量添加される。
望むならば、pHはスルファミン酸を用いて高度に酸性
な溶液、例えば約1のpHを与えるよう最初に調整する
ことができる。このpHは次いで中性の溶液(例えば、
pH約7または7より大)を与えるように調整すること
ができる。#!i性溶液は七ノージー、またはトリーア
ルカノールアミンのような塩基の添加により中和するこ
とができる。
本方法において、カルシウム化合物は好ましくはフェノ
ールの重量に基づいて酸化カルシウムとして計算された
約■からIO重景%までの量で、そしてより好ましくは
同じ塩基に対して約395から6%までの量で添加され
る。フェノールとホルムアルデヒドとが用いられるとき
、フェノールに対するホルムアルデヒドのモル比は、約
3.2:1から3.8:1までにあることが好ましい。
本発明の方法の目下好ましい態様において、ホルムアル
デヒドとフェノールの水性混合物の温度は、触媒が添加
されると、約40℃から50℃までの第一の温度に維持
される。その温度は、次いで約30分以内に約60℃か
ら80℃までの第二の温度に上げられる。この温度は遊
離のホルムアルデヒド含量が反応混合物の約10重量%
の水準まで低下するまで、第二の温度に好ましくは維持
されて、次いでスルファミン酸が添加される。もし固形
のスルファミン酸が添加されるならば、反応混合物は、
好ましくは最初に30℃から40℃までに冷却される。
レゾール樹脂の塩基性水性混合物をスルファミン酸を用
いて中和することにより、塩基性アルカリ土類金属の触
媒作用により製造されてその中に溶解されたアルカリ土
類金属を有するレゾール樹脂の、改良された水溶液が提
供される。このレゾール水溶液は、アルカリ土類金属カ
チオンと中和剤のアニオンまたは溶液中に存在する他の
アニオン種との間の反応により生成した沈澱を除去する
ために、使用前に濾過するとかほかのやり方で処理する
必要はない、沈澱を含まない溶液は、かなりの量の沈澱
の生成もなく、またレゾール樹脂の相当な更に望ましく
ない縮合もなしに、数週間までの間貯蔵することができ
る。この期間の間に、レゾール溶液は主要な生産施設か
ら鉱物繊維製造場所へ輸送することができる、そこでレ
ゾール溶液と一緒にした結合剤を製造し、施すことがで
きる。
結合剤を製造する際、レゾール樹脂の水性溶液は、尿素
、アンモニア、アンモニウム塩、ジシアンジアミド、メ
ラミンおよびアミノブラスト樹脂から選ばれた少なくと
も一種の窒素反応物と好ましくは反応せしめられる。尿
素との反応は特に好ましい。そして窒素反応物は、実質
的に全ての残存ホルムアルデヒドと反応するのに有効な
量が好ましくは添加される。現在の態様では、窒素反応
物は総固形分の20%ないし75重量%の範囲にあり、
好ましい範囲では、20%から50%までの量で一般に
添加される。
結合剤は、これはレゾール樹脂と窒素反応物のほかに鉱
油潤滑剤およびシラン接着促進剤のような他の成分も含
むことができるが、通常の方法によりガラス繊維、岩綿
等のような鉱物繊維に施し、次いで熱的に硬化すること
ができる。結果として生じた製品は、ガラス繊維自身の
特性、繊維マットの厚みと密度、繊維に対する結合剤の
割合および同様な因子により、熱的または音響的絶縁用
、屋根ふき用製品または印刷回路板の台のようなプラス
チックあるいは類似の目的のために使用することができ
る。
本方法により製造されたフェノール−ホルムアルデヒド
 レゾール樹脂の水溶液の使用は、熱的絶縁用の鉱物繊
維フェルトおよびロールを製造するのに特に有利であり
、このような製品は従来の結合剤により結合されたもの
よりも意外にもより大きな厚みを示す。熱的絶縁、これ
は原価を下げ、取扱いの便利さを増すために輸送前に典
型的に圧縮されるが、設置前に膨張することが見越され
ている。より大きな回復により厚く設置された製品が従
ってより低い熱伝導度とより大きな熱的絶縁(R値)が
与えられる。
[発明の好ましい態様コ 本発明の方法により製造された水溶性レゾール樹脂は、
フェノール−ホルムアルデヒド型であり得る。フェノー
ルは工業用等級のフェノールであり得るし、用いられる
ホルムアルデヒドは工業用等級の原料であり得る。工業
用等級のフェノール水溶液は約45℃の温度でしばしば
貯蔵される、この温度では水/フェノールの混合物は真
の二成分溶液を形成し、従って、この温度は樹脂の製造
のため便利な開始温度である。フェノール自身の他に、
他の水酸基を官能基とする芳香族化合物が用いることが
できるし、またフェノールの代りに用いることが出来る
。同様に、他の反応性アルデヒドも水溶性レゾール樹脂
の水溶液を製造するために、ホルムアルデヒドの全部ま
たは一部と置き換えることができる。このようなレゾー
ル樹脂の製造は、Ro−、マーティン(Hartin)
 、ザ・ケミストリー・オヴ・フェノリック レジンズ
(Theches+1stry of phenoli
c Re5ins)(ジョン ワイリアンド サンズ、
インク1、ニューヨーク1956) 88−97頁に考
案されており、記述されている。
フェノールとアルデヒドの塩基触媒による縮合が、樹脂
を製造するのに用いられる1反応は、これは発熱的であ
るが、フェノールとアルデヒドとを混合後、触媒の添加
により開始される。アルデヒドに対するフェノールの比
は、ホルムアルデヒドとフェノールが用いられるときは
、レゾール−型の樹脂(ホルムアルデヒドの化学量論的
過剰〉を生ずるように選択され、フェノールに対するホ
ルムアルデヒドのモル比は好ましくは約1.5:1から
5.0:1までより好ましくは約3.2:1から3.8
:1までである。
この方法に用いられる触媒は、少なくとも一種のアルカ
リ土類金属化合[’含む、用いることができるアルカリ
土類金属化合物の例は、カルシウム、バリウムおよびス
トロンチウムの化合物を含む、目下、酸化カルシウムと
水酸化カルシウムが好ましい触媒であり、その次の最も
よい選択かつ水酸化バリウム八木和物触媒である。
水性反応媒体のpHの調整は、水酸化カルシウム、水酸
化バリウムおよび燐酸−水素カルシウム等のようなアル
カリ土類金属の塩基性化合物の添加により、あるいは酸
化カルシウムのように、水性媒体への添加により塩基性
溶液を形戒するアルカリ土類金属化合物の添加により、
非常に簡単に達成することができる。しかしながら、こ
れはpHを用いられる触媒の水準に基づいて固定すると
いう短所がある。もし望むならば、水性の反応混合物の
98は、他の無機もしくは有機の塩基または酸の添加に
より独立に変えることができる。好ましくは、反応混合
物のpiは塩基性のアルカリ土類金属化合物の添加によ
り約8から9.5まで調節されるし、水性反応〈混合物
〉のpiの独立の調整は必要ない。
もしこのような独立の調整が行われるとすれば、樹脂と
共に製造される結合剤の耐湿性を改善するために、水酸
化ナトリウムと水酸化カリウムのようなアルカリ金属塩
基よりもむしろアルカリ土類金属塩基を用いるのが望ま
しい。
塩基性カルシウム化合物が用いられるときには、それは
フェノールの重量に対して、酸化カルシウムとして計算
される、約3重量%から6重量%までの量で添加するの
が好ましい。
フェノールとアルデヒドとの間の縮合反応は、発熱的で
ある。好ましくは、反応混合物の温度は、フェノールと
アルデヒドとの間の反応が開始された後、反応混合物を
必要に応じて冷却することにより制御される。
本発明の方法の目下好ましい態様において、フェノール
とホルムアルデヒドの水性混合物は、触媒が添加され、
望ましい塩基性pHが達成される時、約40℃から50
℃までの第一温度に最初は維持される。この場合、反応
混合物中のフェノールの初期濃度は、反応混合物の約3
0重量%であり、反応中のホルムアルデヒドの初期濃度
は、同じ基準に対して約35重量%である。工業用フェ
ノール水溶液は、相分離を避け、そしてフェノールを溶
液中に保つために、約45℃の温度で典型的に維持され
る。
触媒が添加され、そしてフェノールとホルムアルデヒド
との間の発熱的縮合反応が始まった後に、その温度は約
30分以内に約60℃から80℃の第二の温度にまで上
げるのが好ましい。
樹脂製造技術においてよく知られているように、経験さ
れる発熱の規模は、反応物の濃度、添加される触媒の性
質と濃度、水性反応混合物のp)1.および反応混合物
の容量のような変数ならびに反応容器または反応釜の冷
却速度、冷却効率、反応容器の設計等のような因子に依
存する。目下好ましい態様において、反応混合物は、遊
離のホルムアルデヒド含量を予め測定し、補正曲線を用
いて外挿することにより決められたところの、遊離のホ
ルムアルデヒド含量が、反応混合物の約10重量%まで
低下するまでこの第二の温度に維持される。
スルファミン酸は、便利な取扱いおよび混合のため水溶
液を形戒するよう、水に溶解することができる。例えば
、約25重量%の濃度のスルファミン酸水溶液が、反応
混合物を中和するために用いることができる、好ましく
は、スルファミン酸は、反応混合物に溶液の酸性度を約
4から8までのpHに、そして好ましくは約6.0から
7.0までに調整するのに十分な量で添加される。目下
好ましい態様の場合には、スルファミン酸の水溶液は、
第二の温度で反応混合物に直接一般に添加することがで
きる。しかしながら、もし固形のスルファミン酸が反応
混合物に直接添加されるべきであるならば、反応混合物
を約30℃から40℃の予め決められた温度まで、先ず
冷却するのが好ましい、何故ならば、スルファミン酸の
水性媒体中への溶解は、それ自身発熱的であるからであ
る。もし固形のスルファミン酸が反応混合物に第二の予
め決められた温度で添加されるならば、溶液の熱は温度
を望ましくない程高い水準に上げることもあり、樹脂の
早過ぎるそれ以上の縮合を引き起し、それ故その水への
溶解度を低下させることもあり得る。
アルカリ性のレゾール溶液のpHが、スルファミン酸の
添加により約6.5に調整される時には、カルシウムの
約85重畳%がこれにより可溶化されると信じられる。
カルシウムの残り15%は、不溶性の沈澱の形で存在す
るかも知れないし、また、例えば、不溶性の炭酸カルシ
ウムの沈澱を形成するような溶解された周囲の二酸化炭
素との反応による沈澱を次いで生成するかも知れない、
このような少量の残存不溶解性のカルシウムは、水性レ
ゾール樹脂の使用において重大な問題を一般には引き起
さないが、もし望むならば、実質的に全てのカルシウム
は溶解させることができる。これは十分な量のスルファ
ミン酸を約1または1未満のような低いpHのレゾール
水溶液を提供するように添加し、次いでこの溶液を、例
えば、モノ−、ジ、またはトリエタノールアミンのよう
なモー、ジーまたはトリアルカノールアミン、あるいは
これらの混合物の添加により、約7または7より僅かに
大きいpllのレゾール溶液のような中性の溶液を提供
するように中和することにより遠戚することができる。
この中和は、モノ−またはジェタノールアミンのような
アルデヒドと反応する塩基の添加により、実施すること
ができる。その代りとして、トリエタノールアミンのよ
うなアルデヒドと反応しない塩基も使用することができ
る。7または7より大きいpHの溶液は、約6.5のp
Hのものよりも多少より安定であるかも知れない。それ
故、このような追加の工程は、特に安定なレゾール樹脂
水溶液を製造するのが望ましい時に用いることができる
反応混合物のアルカリ度の低下が遠戚されて、溶液が1
0℃−15℃に冷却された後に、縮合反応は実質的に終
了する。上記温度に維持されるレゾール樹脂溶液は、例
えば、ドラム詰めにより荷造りし、そして必要があるま
で、あるいはタンクワゴンまたは貨車のような輸送用車
輌に移送するか、また鉱物繊維用結合剤が製造されるべ
き第二の場所に輸送するまで貯蔵することができる。
反応混合物へのスルファミン酸の添加は、可溶性のアル
カリ土類金属のスルファミン酸塩を結果として生成する
と信じられている。しかしながら、溶解性のアルカリ土
類金属スルファミン酸塩の種の正確な性質は知られてい
ない。スルファミン酸カルシウムは、水に可溶であるこ
とが知られている。
上記□の方法により製造された水溶性のレゾール樹脂の
水溶液は、鉱物繊維用の水性結合剤を製造するのに用い
ることができる。典型的には、このような製品において
は、結合剤はガラス繊維のような鉱物繊維上に散布され
て、これは次いで毛布または不織マットとして集められ
る。作られた製品の特性と有用性は鉱物繊維の型、繊維
の長さと直径、マットの密度等により決められる。ある
用途のためには、繊維を織るかあるいは他のやり方で繊
維から織布を作ることが望ましいかもしれない。
水性結合剤は、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂の水
溶液を窒素の共反応物と混合し、次いで固形分を調節す
るための水の添加により典型的には製造される。
窒素反応物は、フェノールホルムアルデヒドレゾール樹
脂と反応する先行技術で知られるどんな窒素物質でもあ
り得る。用いることのできる窒素物質の例は、尿素、チ
オ尿素、アンモニア、塩化アンモニウム、硝酸アンモニ
ウムおよび硫酸アンモニウムのようなアンモニウム塩、
シランジアミド、メラミンホルムアルデヒドと尿素−ホ
ルムアルデヒド樹脂、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂
およびジシアンジアミド−ホルムアルデヒド樹脂のよう
なアミノまたはアミド化合物との縮合により作られる樹
脂のような、アミノプラスト樹脂を含む、尿素は、好ま
しい窒素反応物である。好ましくは、窒素反応物は、レ
ゾール樹脂中の実質的に全ての残存ホルムアルデヒドと
反応するのに十分な量添加される。目下好ましい一態様
において、窒素反応物は、結合剤固形分合計の重量に基
づき約75重量%までの量で添加される。
水性結合剤は、潤滑用の鉱油および鉱物繊維に対する樹
脂の接着を増すためのオルガノシランのような他の添加
剤を含むことができる。鉱油は結合剤に水性乳濁液の形
で添加することができる。
添加することができる接着力を改良するシランの例は、
アミノエチル−プロピル−トリメトキシシランである。
ヴインソール(Vinsol、バーキュレスの商標)樹
脂(ロジンから誘導される)、のような非反応性有機樹
脂、トール油、リグニンスルホン酸のような界面活性剤
、増粘剤およびレオロジー制御剤、染料、染料添加剤、
水などのような他の添加剤も、水性結合剤に加えること
ができる。
水性結合剤は、鉱物繊維にまたは鉱物繊維マットもしく
は織布に施こし、次いで乾燥し、硬化させて製品を作る
ことができる。鉱物繊維はガラス繊維であり得るし、マ
ットは不織マットであり得る。鉱物繊維は連続でも非連
続でもあり得る。これらは鉱物繊維ウールの形を取り得
る。ガラス繊維が用いられる時、それは火炎またはスチ
ーム部分けによっても、遠心紡糸法などのようなどの通
常の方法によっても作ることができる。繊維マットの形
状、繊m密度、繊維の長さ、ll!維の配向およびその
種の特性は製品に向けられた応用面に左右される。特に
重要な応用の一つは熱的絶縁である。この場合、繊維マ
ットは、織られていない、でたらめに配向したガラス繊
維上に連続ロールまたはフェルトの形を取る。類似のマ
ットが音響的絶縁用のガラス繊維フェルトの製造に用い
られる。
熱的かつ音響的ガラス繊維絶縁を製造するべき時には、
水性結合剤は典型的にはマット形状に集められる前に繊
維に散布される0次いで、水性結合剤溶液の付いたマッ
トは、典型的には水を除くために熱的に乾燥されて、そ
してレゾールと窒素反応物を含む樹脂化合物は、鉱物繊
維マット用の不溶性結合剤を形成するために硬化される
熱的絶縁のロールまたはフェルトが、ガラス繊維と本発
明の方法により製造されたフェノール−ホルムアルデヒ
ド レゾール樹脂を用いて製造される時には、製造され
た絶縁ロールまたはフェルトは圧縮後の厚みの回復の増
加を示す。このようなフェルトかロールは製造後輸送の
ために典型的には圧縮されるので、これは熱的絶縁のた
めの重要な性能特性である。
その後で、これらが取り付けられる前に、フェルトとか
ロールは復元するよう放置される。一般に、フェルトと
かロールの厚みが増大すると、熱伝導度は低くなり、フ
ェルトとかロールにより与えられる熱的絶縁値(R値)
は増大する。
従って、これらは、フェノールホルムアルデヒド樹脂を
含む従来技術の結合剤を用いて製造されたフェルトまた
はロールよりもこれらの最初の厚みのより大きな部分を
回復するので、本発明により製造された熱的絶縁ロール
またはフェルトは、比較可能な先行技術の製品よりもよ
り優れた絶縁を与える。
本発明のレゾール樹脂は、電池用セパレーター屋根ふき
用製品、強化プラスチック、プリント回路板および電気
絶縁製品のような他の鉱物繊維製品用結合物ならびにチ
ップボード、パーティクルボード、合板など用の結合材
を製造するのに用いることができる。その上、レゾール
樹脂はプリント回路板、銅張り積層板、タービン用の羽
根、積層化された紙製品などおよびインクジェット−印
刷用インクおよび類似の応用のためのワニスを製造する
のに使用することができる。更に、レゾール樹脂は、例
えば、熱的絶縁板などへの使用のために米国特許第4,
694,028号に開示されているように、剛い閉じた
海綿発泡体の製造に用いることができる。
次の実施例は、本発明の方法および組成物の例証になる
ものであり、当業者が本発明を実施するのに有益であろ
う、しかしながら、本発明はこれらの実施例に何ら限定
されるものではない、別に表示されない限り、全ての%
は次の実施例において重量基準で与えられる。
工業用等級のフェノール100kgおよびホルムアルデ
ヒドの50%(w/w)水溶液223.4Afが反応器
に導入される0反応器は加熱されて、その内容物は、そ
の混合物の温度が45℃で安定化するまで撹拌される。
温度は45℃に維持されて、酸化カルシウム3.5Af
Iが30分間に互り一定の速度で添加される。
酸化カルシウムの添加が終了したら、直ちに混合物の温
度は最大限30分間以内に70・±1℃に調整される。
温度は次いで約100分間維持される1反応混合物の重
量に関して評定される遊離のホルムアルデヒド含量が1
0.2±0.1%(w/w)の値に達する臨界時点で、
反応混合物の冷却が開始される。この条件が満たされる
時間は約t+20分の時間(tは最初70℃に達する時
の時間である)での遊離ホルムアルデヒド含量の実験的
測定値の外挿により得られる。外挿は、使用された特定
の反応器、反応混合物および反応条件に対して、実験的
に予め決められた補正曲線を用いてなされる。補正曲線
は、遊離ホルムアルデヒドの発出を70℃での時間の間
数として示す0反応器の内容物は、40分以内で20℃
に冷却される0反応器の中身は、100%のスルファミ
ン酸を6.5±0.2のElllを示すようにかつ、ス
ルファミン酸が最終pFrの表示が得られる前に完全に
溶解していることが確実であるだけの十分な時間をかけ
て添加して調整される。生じた樹脂の水溶液は1.4±
2℃で貯蔵され、そして52.0%(w/w)の名目上
の固形分含量、1.2%(w/w)の遊離フェノール含
量、10.0%(w/w)の最大遊離ホルムアルデヒド
含量を有し、かつ限りなく水で希釈し得る。
用いられた酸化カルシウム試薬は、実際の酸化カルシウ
ム含量が少なくとも96.3%(w/w)で最大二酸化
珪素含量が0.50%(w/w)未満である。
実施例1により製造されたフェノールホルムアルデヒド
 レゾール樹脂の46%(w/w)水溶液42.42が
10.5.の尿素および47.1gの水(65/35樹
脂固形分/尿素重量比)と混合された。生じた結合線溶
液は24時間後も透明のままであった。
L艷涯聾 通常の方法(水酸化ナトリウム触媒と硫酸中和〉により
製造されたフェノール−ホルムアルデヒド樹脂の47%
(w/w)水溶液の47.9.が7.5gの尿素、0.
54.の硫酸アンモニウム、4,5gのアンモニアおよ
び41.49の水と混合された。生じた結合剤も24時
間後透明のままであった。
L艷轟聾 カルシウムで触媒されたフェノールホルムアルデヒド 
レゾール樹脂が米国特許第4.663,418号に記載
された方法により製造された。樹脂を製造するため、実
施例1の方法が、樹脂がスルファミン酸の添加により中
和されなかったこと以外には実質的に追従された。樹脂
の49,6%(w/w)の水溶液の75.0.が尿素2
0.0g 、アンモニア22.7g 、硫酸アンモニウ
ムの25%(w/w)水溶液9.5gおよび水71.2
gと水性結合材を与えるよう混合された。この結合剤は
暗緑色となって、沈澱が約12時間後に生じた。実施例
2の結合剤と比較例2人および2Bの結合剤の硬化特性
を比較するために動的機械的分析(DNA)が使用され
た。試験片はガラス繊維の織布を水性結合剤に浸し、次
いで2℃/分で最大180℃まで加熱することにより調
製された。比較例2Bの結合材は硬化初期温度がより低
かった、方実施例2および比較例2^の結合剤は100
%硬化までにほぼ同じ時間を要した。
同じ三つの結合剤が潜在的に有するにおいに対してガス
クロマトグラフィーにより試験された。
結合剤水溶液の試料は105℃で5分間乾燥され、次い
でガラス繊維と水の入った密封されたびんの中に置かれ
た。潜在的においては結合剤上の空気を採取することに
よりトリメチルアミンとして定量される。ガスクロ分析
により得られたピーク面積は潜在的においを表示するも
のである。ピーク面積と生成物からの実際のにおいとの
間には直接の相関は未だ確証されてはいないが、ピーク
面積が高くなるとにおいが生ずる可能性が大きくなるも
のと信じられる。
比較例2Bの結合剤は、比較例2^の結合剤のものより
も7.5倍大きいピーク面積を持つことが見出された。
一方、実施例2の結合剤の面積は比較例2^の結合剤の
ものよりも3倍小さかった。
実施例2および比較例2^と2Bにより製造された結合
剤の耐湿性が、ドツグボーン(doHbone )  
引張り強さに対する水分の影響を観察することにより測
定された。この試験は水分に対する結合材の感度を示す
が、ドツグボーン試験片に対する影響と絶縁製品に対す
る影響との間における直接の相関は確証されてはいない
、絶縁製品は、ドツグボーン試験片よりも非常に大きな
表面積を持つ、このドツグボーン試験片は、充填材とし
ての95%(w/w)の砂と5%(w/w〉の結合剤を
用いて試験片(″厚み約h″ 長さ3″、両端の中1b
″、真中の巾1″の試験片〉を成形することにより調製
される。
三組のドツグボーン試験片が各結合剤について調製され
て、次いで180℃で20分間硬化された。
−組は周囲条件下に放置され、一方、他の二組は恒温室
に50℃で置かれた。24時間後、周囲条件下のボーン
と恒温温室からの一組は壊れた。恒温室の残りの一組は
48時間後に壊れた0表Iに要約された結果はこの試験
条件下で実施例1の結合剤がかなりの耐湿性を持つこと
を示す。
虹 駁(JLll」i巳 周囲の温度 鉦曵贋 U曵1 ■豊潤 実施例2  288  187  162比較例2^ 
 254  220  209比較例2B   268
  206  2041.6つの測定値の平均 %保持力 廿豊層丑 60.4 82.3 76.1 来週041 水性結合剤は、鉱油とアミノシランも含まれたことを除
き、実施例2により実質的に製造された。
この結合剤のための樹脂は、反応器が中和の前に冷却さ
れず、また、スルファミン酸の25%(w/w)水溶液
が100%の固形スルファミン酸の代りに使用されたこ
とを除き、実施例1により製造された。
反応は貯蔵のため内容物を移送する前に次いで冷却され
た。フェノール−ホルムアルデヒド樹脂は、固形分含量
46.07%(w/w)、pH6,47、比重1.19
7および窒素含量は固形分の0.76重量%であった。
水性結合剤は固形分含量の合計の6.41%(w/w)
 、 pH6,87、比重1.020 、および窒素含
量は固形分の15.30重量%であった。結合剤は結合
剤固形分合計の65.2重量%の樹脂含量、そして同じ
基準に対して尿素含量34.8%、油含量13.2%お
よびシラン含110.17%であった。
え胤透1 水性結合剤が、実施例1の方法により調製されたレゾー
ル樹脂水溶液を用いて製造された。レゾール樹脂水溶液
は、固形含量合計52.0%(W/W)、pH6,80
、比重1.220 、残留遊離フェノール含量1.07
%(w/w)および残留遊離ホルムアルデヒド含j19
.08%(w/w)であった、レゾール樹脂水溶液の1
.5001bが水14,5741b、尿素4201b 
、アミノシラン溶液481b (1,921b固形分〉
および鉱油ディスバージョン2821b  (1991
b鉱油)と混合されて固形分合計6.75%(w/w)
で灰分含量0.20%(w/w)の水性結合剤を与えた
実施例3の水性結合剤が、通常のガラス繊維絶縁製造装
置を用いて表面未処理のR−30熱的絶縁フエルトを製
造するために使用された。類似の製品(比較例1人)が
比較例2人の方法により調製された水性結合剤を用いて
製造された。
実施例■のための未硬化マットは、比較例1人の未硬化
のマットよりも柔かいことが観察された。
実施例■の生成物は比較例1^の生成物よりも薄い色で
あった。生成物の試料が採取されて製造直後ならびに1
4日および30日貯蔵後の厚み回復(インチ)を試験さ
れた。これらの試験の結果は表Hに報告される。
去−且 初期 趨匙 低下回fi(インチ)  10.666(27,09e
I11)”14日 比即襲龍 実施思上 11.233(28,53) 30日 比較H込実施但土 北1 低下回復(インチ)  9.74   10.12  
9.60   9.88(24,74)  (25,7
0)  (24,38)  (25,09)try 低下回復(インチ)  9.79   10.07  
9.72   9.93(24,86)   (25,
57)  (24,69>  (25,22)1、製品
は二組の生産レーンで製造されて、試料は各レーンから
採取された。−組のレーンは“北”と称し、他の組のレ
ーンは“甫”と称した。
2、 “低下”回復は^5114 C167により測定
された。
3、カッコ内の数字の単位は帥 潜在的においも測定されて、表■に報告される。
衣−旦 北1 南1 1、製品は二組の生産レーンで製造されて試料は各レー
ンから採取された。−組のレーンは“北”と称し、他の
組のレーンは“南”と称した。
2、ガスクロマトグラフィーにより測定された。
実施例■の製品の潜在的においは比較例1^のものと比
較して4分の1に減少した。
熱伝導度も居住用ブランケット絶縁に対する^STHC
−518法を用いて測定された。試料は3.25″(8
,26cm)に切り取られて3点の試験厚みについて7
5°F(24℃〉の平均温度で試験された。に−密度曲
線は、こうして得られた熱的データ(示されない)から
計算された。R値の保証のために必要とされる実施例■
と比較例1^の製品の密度は、類似であることが見出さ
れた。
X見通1 実施例4の水性結合剤がR−19ガラス繊維熱絶縁のク
ラフト紙で上張りされたロール(39’2″、15″)
(it94x38cm)  とフェルト(15#×48
″)  (38X122C1>を製造するために使用さ
れた0本発明により製造されたフェルトとロールの試料
の潜在的においが14日後および83日後に測定された
。各々の場合において潜在的においは0であった。逆に
、14日後のフェルトの対照の潜在的においは350,
000であって、ロールの対照のそれは1,440,0
00であった。フェルトに対する14日後、30日後お
よび60日後の低下回復とロールに対する30日後およ
び60日後の低下回復の測定は本発明の熱的絶縁製品が
対照材料よりも大きな厚み回復を有したことを示した0
回復における差は、60日の測定に対する95%の信頼
水準においておよび14日と30日の測定に対する99
%の信頼水準において、統計的に有意なものである5 本発明の方法と組成物において、本発明の範囲と精神を
逸脱しないかぎりいろいろな態様での改轡貞<酊的”を
東、ス

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、鉱物繊維用結合剤を製造するのに用いられる貯蔵安
    定性の改良された水溶性レゾール樹脂の製造方法におい
    て、該方法が: (a)アルデヒド対フェノールのモル比が約1.5:1
    から5.0:1までの、少なくとも一種のアルデヒドと
    少なくとも一種のフェノールの水性混合物を調製するこ
    と; (b)アルカリ土類金属化合物を、該水性混合物に、ア
    ルデヒドとフェノールとの間の反応を触媒するのに有効
    な量添加すること; (c)レゾール樹脂の水溶液を形成するため、アルデヒ
    ドとフェノールを、塩基性条件下でアルカリ土類金属化
    合物の存在下で反応させること; (d)スルファミン酸を、水溶液に安定性の改良された
    樹脂溶液を提供するため、約1から8までのpHを与え
    るのに十分な量添加すること;からなることを特徴とす
    る製造方法。 2、少なくとも一種のフェノールがフェノールであり、
    かつ少なくとも一種のアルデヒドがホルムアルデヒドで
    ある、請求項1による方法。 3、アルカリ土類金属がカルシウムとバリウムから選ば
    れる、請求項2による方法。 4、アルカリ土類金属がカルシウムである、請求項3に
    よる方法。 5、カルシウム化合物が酸化カルシウムと水酸化カルシ
    ウムから選ばれる、請求項4による方法。 6、ホルムアルデヒド対フェノールのモル比が、約3.
    2:1〜3.8:1である、請求項4による方法。 7、カルシウム化合物が、酸化カルシウムとして計算し
    て、フェノールの重量に対し約1重量%から10重量%
    までの量添加される、請求項4による方法。 8、カルシウム化合物が、酸化カルシウムとして計算し
    て、フェノールの重量に対し約3重量%から6重量%ま
    での量添加される、請求項7による方法。 9、スルファミン酸が、溶液の酸性度を約4から8のp
    Hに調製するために十分な量添加される、請求項4によ
    る方法。 10、スルファミン酸が、酸性溶液を提供するために樹
    脂溶液に添加され、その溶液は次いで塩基の添加により
    中和される、請求項1による方法。 11、塩基がモノエタノールアミン、ジエタノールアミ
    ンおよびトリエタノールアミンから選択され、樹脂溶液
    が約7以上のpHに中和される、請求項10による方法
    。 12、ホルムアルデヒドとフェノールとの水性混合物の
    温度は、触媒が添加しながら約40℃から50℃までの
    第一の温度に維持され、その温度は次いで約30分間以
    内に約60℃から80℃までの第二の温度に上昇するよ
    うに調製され、そして遊離のホルムアルデヒド含量が反
    応混合物の固形分の約10重量%の水準まで低下するま
    で維持される、請求項5による方法。 13、反応混合物が固形のスルファミン酸で中和され、
    該反応混合物はスルファミン酸の添加前に約30℃と4
    0℃の間に冷却される、請求項12による方法。 14、請求項4による方法により製造されたフェノール
    −ホルムアルデヒド樹脂の水溶液。 15、鉱物繊維用結合剤を製造するための方法において
    、該方法が貯蔵安定性の改良された水溶性レゾール樹脂
    を製造することを含み、該樹脂溶液は、次のプロセスを
    包含する製造方法: (a)アルデヒド対フェノールのモル比が約1.5:1
    から5.0:1までの、少なくとも一種のアルデヒドと
    少なくとも一種のフェノールの水性混合物を製造するこ
    と; (b)アルカリ土類金属化合物を水性混合物にアルデヒ
    ドとフェノールとの間の反応を触媒するのに有効な量添
    加すること; (c)レゾール樹脂の水溶液を形成するためアルデヒド
    とフェノールを塩基性条件下でアルカリ土類金属化合物
    の存在下で反応させること; (d)スルファミン酸を水溶液に安定性の改良された樹
    脂溶液を提供するため約1から8までのpHを与えるの
    に十分な量添加すること; により製造される。 16、尿素、アンモニア、アンモニウム塩、ジシアンジ
    アミド、メラミンおよびアミノプラスト樹脂から選ばれ
    た少なくとも一種の窒素反応物を添加することを更に含
    む、請求項15による方法。 17、窒素反応物が尿素である、請求項16による方法
    。 18、窒素反応物がレゾール水溶液中の実質的に全ての
    残留ホルムアルデヒドと反応するのに十分な量添加され
    る、請求項16による方法。 19、窒素反応物が、総固形分の重量に基づき約75重
    量%までの量添加される、請求項18による方法。 20、鉱物繊維と鉱物繊維用結合剤を含む製品であり、
    鉱物繊維用結合剤は水溶性レゾール樹脂から製造され、
    その樹脂溶液が: (a)アルデヒド対フェノールのモル比が約1.5:1
    から5.0:1までの、少なくとも一種のアルデヒドと
    少なくとも一種のフェノールの水性混合物を調製するこ
    と; (b)アルカリ土類金属化合物を、該水性混合物に、ア
    ルデヒドとフェノールとの間の反応を触媒するのに有効
    な量添加すること; (c)レゾール樹脂の水溶液を形成するため、アルデヒ
    ドとフェノールを、塩基性条件下でアルカリ土類金属化
    合物の存在下で反応させること;(d)スルファミン酸
    を水溶液に安定性の改良された樹脂溶液を提供するため
    約1から8までのpHを与えるのに十分な量添加するこ
    と; を含むプロセスにより製造される、製品。 21、鉱物繊維がガラス繊維である、請求項20による
    製品。 22、ガラス繊維マットを用いて製造され、かつ熱的絶
    縁を与えるよう調製された請求項21による製品。 23、断熱材として有用であり、そして鉱物繊維と鉱物
    繊維用の樹脂状結合剤を含む物を製造する方法において
    、該方法が: (a)アルデヒド対フェノールのモル比が約1.5:1
    から5.0:1までの、少なくとも一種のアルデヒドと
    少なくとも一種のフェノールの水性混合物を製造するこ
    と; (b)アルカリ土類金属化合物を、該水性混合物に、ア
    ルデヒドとフェノールとの間の反応を触媒するのに有効
    な量添加すること; (c)レゾール樹脂の水溶液を形成するため、アルデヒ
    ドとフェノールを、塩基性条件下でアルカリ土類金属化
    合物の存在下で反応させること; (d)スルファミン酸を、水溶液に安定性の改良された
    樹脂溶液を提供するため、約1から8までのpHを与え
    るのに十分な量添加すること;により、樹脂状結合剤と
    して続けて使用される水溶性レゾール樹脂を製造するこ
    とを含む、製造方法。
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