JPH0385475A - 目標探知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、広範囲なビーム電子走査による捜索時に目
標を精度よく、かつすみやかに探知する目標探知装置に
関するものである。

〔従来の技術〕

第２図は従来の目標探知装置の構成を示すものであり２
図において、（１）は送信電波の送信あるいは受信電波
の受信を行う送受信用アンテナ、（２）は上記（１）へ
送る高周波電力パルスを発生させる送信機、（３）は上
記（１１へ送る高周波電力パルスと上記（１）からの受
信波を切り換える送受切換え回路、（４）は上記（１）
からの受信波を検波する受信機、（５）はこの受信機（
４）からのビデオ信号を距離と方位角の二次元で表示す
る表示器である。

この様な構成において、送信機（２）で発生された高周
波電力パルスは送受切換え回路（３）を通り送受信用ア
ンテナ（１）を介して送信電波として外部に放射される
。目標物からの反射電力は送受信用アンテナ（１）を介
して受信波として送受切換え回路（３）を通り受信機（
４）に入力され、ここで受信波は検波されビデオ信号と
なって、これは目標を距離と方位角の二次元で表示する
表示器（５）に表示される。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の目標探知装置は以上のように構成されているので
、広範囲なビーム電子走査による捜索時の目標探知及び
位置の決定を操作員による表示器上での視認及びマーカ
設定による目標位置の特定にて行う場合２表示器におけ
る積分損失による目標探知距離の減少、目標位置データ
の誤差の増大。

リアクシ璽ンタイムの増大、捜索範囲の増大によるオペ
レータ負荷の増大という課題があった。

この発明は上記のような課題を解決するためになされた
もので、広範囲なビーム電子走査においても、目標を精
度よく、かつすみやかに探知及び位置の決定を行うこと
を目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係わる目標探知装置は、受信機より得られる
ビデオ信号をＡ／Ｄ変換回路によりデジタル化し、この
デジタル信号をレンジピン毎に積分し、目標信号検出回
路によりレンジビン毎の目標信号を検出し、この時の送
受信電波の指向位置に対応したメモリの位置に目標の有
無の情報を一時的に記憶させ２重心位置検出回路により
距離方向、方位角方向及び俯仰角方向の各々について連
続する複数のメモリに跨って目標が有りとなる目標信号
に対して連続する複数のメモリから目標の重心位置に当
たるメモリー個を検出しその一個のメモリを一個の目標
に対応させ最終的な目標の有無の情報を得ろとともに、
結果的にもう１つのメモリ内において三次元空間におけ
る目標の有無を記憶させろようにしたものである。

〔作　用〕

この発明におけるメモリは、！作置が行う距ｇｌ。

方位角による二次元表示の表示器におけるマーカ設定に
よる目標位置の特定の際に、プロセッサによりメモリの
内容を読み取ることにより、すみやかに、かつ精度のよ
い距離、方位角、俯仰角での三次元の目標位置データを
得ることができる。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示すもので１図において
（１）〜（５）は上記従来技術と同様である。（６）は
受信機（４）からのビデオ信号をデジタル信号に変換す
るＡ／Ｄ変換回路、（７）は乙のＡ／Ｄ変換回路（６）
からのビデオ信号を積分するビデオ積分回路。

（８）はこのビデオ積分回路（７）からのビデオ信号よ
り目標信号を検出する目標信号検出回路、（９）はこの
目標信号検出回路（８）からの目標の有無の情報を記憶
するメモリ１．叫は方位盤を駆動する方位盤制御回路、
　（ｌｌａ）、　（Ｉｌｂ）はこの方位盤制御回路から
の艦首基準甲板面極座標系における方位角シンクロ信号
及び俯仰角シンクロ信号をデジタル信号に変換するＳ／
Ｄ変換回路、（ロ）は送受信電波を電子的に俯仰角方向
に走査するためのビーム電子走査制御部、＠はこのビー
ム電子走査ＩＩＪｆｆｉ！１部による俯仰角方向のビー
ム電子走査に同期したビーム俯仰角を得るためのビーム
俯仰角計算処理、Ｑ４）は上記Ｓ／Ｄ変換回路（Ｉｌａ
）からの方位角信号及び上記ビーム俯仰角計算処理■か
らのビーム俯仰角信号を北基準水平面極座標系の方位角
及び俯仰角に変換する座標変換回路、（１つはこの座標
変換回路（ロ）からの方位角及び俯仰角に基づいて上記
目標信号検出回略（８）からの目標の有無の情報を目標
の位置に対応したメモリ１（９）の位置に記憶させるメ
モリコントロール部、（Ｉｌ）はメモリＩ（９１の目標
の有無の情報から距離方向、方位角方向及び俯仰角方向
の各々の重心位置を検出する重心位置検出回路、　（１
？）は重心位置検出口＃ｊ（υで計算した目標の有無の
情報を記憶するメモリ２．＠はプロセッサである。

次に動作について説明する。（１）〜（４）は従来と同
様である。受信機（４）からのビデオ信号はＡ／Ｄ変換
回路（６）でデジタル信号に変換され、デジタル化され
たビデオ信号はビデオ積分回路（７）でレンジビン毎に
積分され、目標信号検出回路（８）により積分されたビ
デオ信号からレンジビン毎の目標の有無の情報を得る。

一方、この時の送受信電波の指向位置を得るために方位
盤制御回路Ｑ（１よす艦首基準甲板面極座標系におけろ
方位角シンクロ信号及び俯仰角シンクロ信号を得る。こ
れはＳ／Ｄ変換回路（ｌｌａ）　（ｌｌｂ）でデジタル
信号に変換され、さらにＳ／Ｄ変換回路（ｌｌｂ）から
の信号はビーム俯仰角計算処理０によりビーム電子走査
制御部Ｏによる俯仰角方向のビーム電子走査角が加算さ
れ、ビーム電子走査に同期したビーム俯仰角を得る。こ
のようにして得られたビーム俯仰角と上記Ｓ／Ｄ変換回
路（Ｉｌａ）からの方位角が座標変換回路（２）により
北基準水平面極座標系に変換され、これが送受信電波の
指向位置となる。メモリコントロール部（１９は、送受
信電波の指向位置に基づいて、目標信号検出間＃　（８
１からの距離方向の目標の有無の情報をその方位角及び
俯仰角に対応したメモリ１（９）の位置に一時的に記憶
させ２次に重心位置検出口Ｉｓ（υにより距離方向、方
位角方向及び俯仰角方向の各々に対し連続する複数のメ
モリに跨って目標が有りとなる目標信号に対して連続す
る複数のメモリから目標の重心位置に当たるメモリー個
を検出しその一個のメモリを一個の目標に対応させ結果
的にメモリ２　（ｍ内において三次元空間における目標
の有無を記憶することになる。表示器（５）は、メモリ
２（のの内容のうち距離と方位角を表示する。このよう
な状態で、操作員が表示器（５）上の目標の位置にマー
カを設定すると、プロセッサ（のによりメモリ２（ｒ？
）の内容のうちマーカで設定された距離。

方位角の周辺及びマーカ位置を含む俯仰角方向全てを読
み取り、読み取った範囲において精度のよい距離、方位
角、俯仰角での三次元の目標位置データをすみやかに得
る乙とができる。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によれば、三次元空間における目
標の有無を記憶するメモリを設けたので。

広範囲なビーム電子走査による捜索時の目標探知及び位
置の決定を、操作員による表示器上での視認及びマーカ
設定による目標位置の特定にて行う場合に、プロセッサ
によりメモリの内容を読み取ることにより、精度のよい
目標位置データがすみやかに得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す構成図、第２図は従
来の目標探知装置を示す構成図である。 図において、（１）は送受信用アンテナ、（２）は送信
機、（３）は送受切換え回路、（４）は受信機、（５）
は表示器、（６）はＡ／Ｄ変換回路、（７）はビデオ積
分回路。 （８）は目標信号検出回路、（９）はメモリ１　、　Ｑ
ＯＩは方位盤制御回路、　（ｌ１ｍ）、　（Ｉｆｂ）は
Ｓ／Ｄ変換回路、０２１はビーム電子走査制御部、■は
ビーム俯仰角計算処理、（ロ）は座標変換回路、０９は
メモリコントロール部、（υは重心位置検出回路、（ｒ
ｉ′）はメモリ２．（（８）はプロセッサである。 なお２図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 目標をレーダ信号により捜索及び探知する目標探知装置
   において、送信電波の送信あるいは受信電波の受信を行
   う送受信用アンテナと、高周波電力パルスを発生させる
   送信機と、高周波電力パルスと受信波を切り換える送受
   切換え回路と、アンテナからの受信波を検波する受信機
   と、上記受信機からのビデオ信号をデジタル信号に変換
   するＡ／Ｄ変換回路と、上記Ａ／Ｄ変換回路からのビデ
   オ信号を積分するビデオ積分回路と、上記ビデオ積分回
   路からのビデオ信号より目標を検出する目標信号検出回
   路と、方位盤を駆動する方位盤制御回路と、上記方位盤
   制御回路からの艦首基準甲板面極座標系での方位角シン
   クロ信号及び俯仰角シンクロ信号をデジタル信号に変換
   するＳ／Ｄ変換回路と、俯仰角方向のビーム電子走査を
   制御するビーム電子走査制御部と、俯仰角方向のビーム
   電子走査に同期したビーム俯仰角を得るためのビーム俯
   仰角計算処理と、上記Ｓ／Ｄ変換回路からの方位角信号
   及び上記ビーム俯仰角計算処理からのビーム俯仰角信号
   を北基準水平面極座標系の方位角及び俯仰角に変換する
   座標変換回路と、上記座標変換回路からの方位角及び俯
   仰角に基づいて上記目標信号検出回路からの目標の有無
   の情報を目標の位置に対応したメモリの位置に記憶させ
   るメモリコントロール部と、上記目標信号検出回路から
   の目標の有無の情報を記憶するメモリ１と、上記メモリ
   １内の目標の有無の情報に基づき距離方向、方位角方向
   及び俯仰角方向の各々の重心位置を検出する重心位置検
   出回路と、上記重心位置検出回路に基づいた重心位置で
   の目標の情報を記憶するメモリ２と、目標を距離、方位
   角での二次元表示する表示器と、目標の情報を記憶して
   いるメモリ２の内容を読み取るプロセッサを用い、目標
   を探知することを特徴とする目標探知装置。