JPH01109282A - 目標探知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、広範囲なビーム電子走査による捜索時に目
標を精度よく、かつすみやかに探知する目標探知装置に
関するものである。

〔従来の技術〕

第２図は従来の目標探知装置の構成を示すものであり１
図において、（１）は送信電波の送信あるいは受信電波
の受信を行う送受信用アンテナ、（２）は上記口）へ送
る高周波電力パルスを発生させる送信機、（３）は上記
（１）へ高周波電力パルスと（りからの受信波を切換え
る送受切換回路、（４）は上記（１）からの受信波を検
波する受信Ｌ（５１はこの受信機（４）からのビデオ信
号を距離と方位角の二次元で表示する表示器である。

この様な構成において、送信様（２）で発生された高周
波電力パルスは送受切換回路（３）を通り送受信用アン
テナ（１）を介して送信電波として外部に放射される。

目標物からの反射電力は送受信用アンテナ（１）を介し
て受信波として送受切換回路（３）を通り受信機（４）
に入力され、ここで受信波は検波されビデオ信号となっ
て、これは目標を距離と方位角の二次元で表示する表示
器（５）に表示される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の目標探知装置は以上のように構成されているので
、広範囲なビーム電子走査による捜索時の目標探知及び
位置の決定を操作負による表示器上での視認及びマーカ
設定による目標位置の特定にて行う場合１表示器におけ
る積分損失による目標探知距離の減少、目標位置データ
の誤差の増大。

リアクションタイムの増大、捜索範囲の増大によるオペ
レータ負荷の増大という問題点があつ九。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので′、広範囲なビーム電子走査においても、目標
を精度よくかつすみやかに探知及び位置の決定を行うこ
とを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る目標探知装置は、受信機より得られるビ
デオ信号をＡ／Ｄ回路によりデジタル化し、このデジタ
ル信号をレンジビン毎に積分し。

目標検出回路によりレンジビン毎の目標の有無の情報を
得るとともに、この時の送受信電波の指向位置に対応し
たメモリの位置に目標の有無の情報を記憶させ、結果的
にメそり内において三次元空間における目標の有無を記
憶させるようにしたものである。

〔作用〕

この発明におけるメモリは、操作員が行う距離。

方位角による二次元表示の表示器におけるマーカ設定に
よる目標位置の特定の際に、プ日セッサによりメモリの
内容ｔ−読み取ることによシ、すみやかに、かつ精度の
よい距離、方位角、俯仰角での三次元の目標位置データ
を得ることができる。

〔笑施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示すもので１図において
（１）〜（５）は上記従来技術と同様である。（６）は
受信機（４）からのビデオ信号をデジタル信号に変換す
るＡ／Ｄ変換回路、（７）はこのＡ／Ｄ変換回路（６）
からのビデオ信号を積分する積分回路、（８）はこのビ
デオ積分回路（７）からのビデオ信号より目ｇｔ−検出
する目標検出回路、（９）はこの目標検出回路（８）か
らの目標信号を記憶するメモリ、　Ｑｌは方位盤を駆−
する方位盤制御回路、　　（１１ａ）　、　（１１ｂ）
はこの方位盤制御回路からの艦首基準甲板面極座標系に
おける方位角シンクロ信号及び俯仰角シンクロ信号をデ
ジタル信号に変換するＳ／Ｄ変換回路、鰺は送受信電波
を電子的に俯仰角方向に走査するためのビーム電子走査
制御部、（Ｌ３はこのビーム電子走査制御部による俯仰
角方向のビーム電子走査に同期したビーム俯仰角を得る
ためのビーム俯仰角計算処理、Ｉは上記Ｓ／Ｄ変換回路
（１１，，３からの方位角信号及び上記ビーム俯仰角計
算処理ａ３からのビーム俯仰角信号を北基準水平面項座
標系の方位角及び俯仰角に変換する座標変換回路、（Ｉ
５はこの座標変換回路Ｉからの方位角及び俯仰角に基づ
いて上記目標検出回路（８）からの目標信号を目標の位
置に対応したメモリ（９）の位置に記憶させるメモリコ
ントロール部、舖はプロセッサである。

次に動作について説明する。（１）〜（４）は従来と同
等である。受信機（４）からのビデオ信号はＡ／Ｄ変換
回路（６）でデジタル信号に変換され、デジタル化され
たビデオ信号はビデオ積分回路（７）でレンジビン毎に
積分され、目標検出回路（８）により、積分されたビデ
オ信号からレンジビン毎の目標の有無の情報を得る。一
方、この時の送受信電波の指向位置を得るために方位盤
制御回路−より艦首基準甲板面極座標系における方位角
シンクロ信号及び俯仰角シンクロ信号を得る。これはＳ
／Ｄ変換回路（１１ａ）　、　（１１ｂ）でデジタル信
号に変換され、さらにＳ／Ｄ変換回路（１１ｂ）からの
信号はビーム俯仰角計算処理０によりビーム電子走査制
御部α２による俯仰角方向のビーム電子走査角が加算さ
れ、ビーム電子走査に同期したビーム俯仰角を得る。こ
のようにして得られたビーム俯仰角と上記Ｓ／Ｄ変換回
路（１１ａ）からの方位角が座標変換回路Ｉにより北基
準水平面極座標系に変換され、これが送受信電波の指向
位置となる。メモリコントロール部叩け、送受信電波の
指向位置に基づいて、目標検出回路（８）からのレンジ
とン毎の目標の有無の情報をその方位角及び俯仰角に対
応したメモリ（９）の位置に記憶させ、結果的にメモリ
（９）内において三次元空間における目標の有無を記憶
することになる。

表示器（５）は、メモリ（９）の内容のうち距離と方位
角を表示する。このような状態で、操作員が表示器（５
）上の目標の位置にマーカを設定すると、プロセッサα
Ｇによりメモ１月９）の内容のうちマーカで設定された
距離、方位角の周辺及びマーカ位置を含む俯仰角方向全
てを読み取り、読み取った範囲において精度のよい距離
、方位角、俯仰角での三次元の目標位置データをすみや
かに得ることができる。

〔発明の効果Ｊ 以上のように、この発明によれば６三次元空間における
目標の有無を記憶するメモリを設けたので、広範囲なビ
ーム電子走査による捜索時の目標探知及び位置の決定を
、操作員による表示器上での視認及びマーカ設定による
目標位置の特定にて行う場合に、プロセッサによりメモ
リの内容を読み取ることにより、精度のよい目標位置デ
ータがすみやかに得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す構成図、第２図は従
来の目標探知装置を示す構成図である。 図において、（１）は送受信用アンテナ、（２）は送信
機、（３）は送受切換回路、（４）は受信機、（５）は
表示器。 （６）はＡ／Ｄ変換回路、（７）はビデオ積分回路、（
８）は目標検出回路、（９）はメモリ、αＱは方位盤制
御回路。 （１１ａ）　、　（１１ｂ）はＳ／Ｄ変換回路、α２は
ビーム電子走査制御部、α３はビーム俯仰角計算処理、
Ｑ４は座標変換回路、ａりはメモリコントロール部、α
Ｇはプロセッサである。 なお０図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 目標をレーダ信号により捜索及び目標探知装置において
   、送信電波の送信あるいは受信電波の受信を行う送受信
   用アンテナと、高周波電力パルスを発生させる送信機と
   、高周波電力パルスと受信波を切換える送受切換回路と
   、アンテナからの受信波を検波する受信機と、受信機か
   らのビデオ信号をデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換回
   路と、上記Ａ／Ｄ変換回路からのビデオ信号を積分する
   ビデオ積分回路と、上記ビデオ積分回路からのビデオ信
   号より目標を検出する目標検出回路と、方位盤を駆動す
   る方位盤制御回路と、上記方位盤制御回路からの艦首基
   準甲板面極座標系での方位角シンクロ信号及び俯仰角シ
   ンクロ信号をデジタル信号に変換するＳ／Ｄ変換回路と
   、俯仰角方向のビーム電子走査を制御するビーム電子走
   査制御部と、俯仰角方向のビーム電子走査に同期したビ
   ーム俯仰角を得るためのビーム俯仰角計算処理と、上記
   Ｓ／Ｄ変換回路からの方位角信号及びビーム俯仰角計算
   処理からのビーム俯仰角信号を北基準水平面極座標系の
   方位角及び俯仰角に変換する座標変換回路と、上記座標
   変換回路からの方位角及び俯仰角に基づいて上記目標検
   出回路からの目標信号を目標の位置に対応したメモリの
   位置に記憶させるメモリコントロール部と、目標信号を
   記憶するメモリと、目標信号を距離、方位角での二次元
   表示する表示器と、目標信号を記憶しているメモリの内
   容を読み取るプロセッサを用い、目標を探知することを
   特徴とする目標探知装置。