JPH0385076A - 静止画像記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、音響信号とともに映像信号の中から所望とす
る画面を静止画像として記録するための静止画像記録装
置に関する。

従来の技術 近時のデジタル技術の発展は１画像分野においても著し
く、アナログ量であるビデオ信号をデジタル化すること
によって、映像信号を品位を落とすことなく記憶させ、
処理することを可能にしている。

たとえば、いわゆるデジタル・スチル・ビデオ・テープ
レコーダもその１つであって、テレビジョン受信機にお
ける１画面分の画像データを、伝送レートの異なる記録
媒体である磁気テープに静止画像として記録する静止画
像記録装置である。

静止画像記録装置に使用する記録媒体の記録周波数が映
像信号の搬送波周波数より低い場合には、映像信号をア
ナログ／デジタル変換（以下、「Ａ／Ｄ２換」という）
した後、−旦、メモリなどの記憶手段にストアし、その
後に前述の低い伝送レートで読出し、記録することにな
る。

第５図は従来の静止画像記録装置１の電気的構成を示す
ブロック図である。静止画像記録装置１は、映像信号Ｖ
から１画面分の画像データを磁気記録テープ（以下、「
テープ」という）２に記録する。テレビジョン受信機３
から出力される映像信号■はＡ／Ｄ変換回路４において
アナログ信号からデジタル信号へ変換され、１画面分の
画像データがストアできる静止画メモリ５に与えられる
。

前記映像信号Ｖはまた、メモリ制御回路６へ与えられる
。前記メモリ制御回路６には、同期分離回路が含まれて
おり、前記映像信号Ｖから垂直同期信号Ｓｖを検出する
。前記垂直同期信号Ｓｖの検出毎に前記静止画メモリ５
へ読込信号ｍ１を出力し、こうしてＡ／Ｄ変換回路４か
らの画像データを前記静止画メモリ５へ読込む。

前記メモリ制御回路６には操作スイッチ７が接続されて
おり、操作者はＣＲＴ（陰極線管）などで再生されてい
る映像を見ながら、所望とする画面であると判断すると
、前記操作スイッチ７を押圧操作する。前記操作スイッ
チ７が操作されると、メモリ制御回路６からは信号処理
回路８へ請出信号ｍ２が与えられ、その時点において前
記静止画メモリ５にストアされていた画像データを、テ
ープ２への記録のための伝送レートで読出し、パリティ
付加、変調などの処理を行う、その後、前記信号処理回
路８は駆動回路９を制御してモー　タ１０などを駆動し
、テープ２を走行させ、さらに前記処理が施された画像
データを、記録回路１１および、記録ヘッド１２を介し
てテープ２上へ記録する。こうして操作者が操作スイッ
チ７を押圧操作する毎に、静止画メモリ５にストアされ
ていた画像データがテープ２へ記録される。

また他の従来の静止画像記録装置によれば、操作スイッ
チを設けることなく、前述のように静止画メモリにスト
アされる画像データを、予め定められる一定時間隔毎に
読出して記録するように構成されている。

発明が解決しようとする課題 第５図に示される静止画像記録装置１では、記録にあた
って操作スイッチ７の押圧操作が必要なため、操作者が
常に画面をモニタし、所望の画面が表れる毎に再生スイ
ッチ７を押圧操作しなければならない、したがって操作
が非常に煩雑である。

また、記録時間を予め設定し、一定時間毎に静止画を記
録する構成では、テレビジョン受信機から出力される映
像信号Ｖの切換わる時間間隔が一定でない場合には、静
止画の切換時間と記録時間との同期が取れず、たとえば
同一静止画を２回以上にわたって記録したり、真に記録
すべき所望の静止画を記録し損なうことがある。

したがって本発明の目的は、操作者の操作を必要とせず
、しかも映像信号から所望の画面を記録することができ
る静止画像記録装置を提供することにある。

課題を解決するための手段 本発明は、映像信号をデジタル信号に変換するアナログ
／デジタル変換回路と、 前記アナログ／デジタル変換回路の出力を受信し、少な
くとも１画面分のデジタル信号をストアする第１静止画
メモリと、 前記第１静止画メモリの出力を受信してストアし、第１
静止画メモリにストアされる画面よりも１または複数の
画面分の時間だけ遅延して導出する第２静止画メモリと
、 前記第１静止画メモリと第２静止画メモリとの対応する
ビット毎の出力を比較し、画面が大きく変化したことを
検出する画面変化検出手段と、記録媒体を有し、前記画
面変化検出手段の出力に応答して、前記第１静止画メモ
リのストア内容を、記録媒体に記録する手段と、 前記映像信号と同期して発生される音響信号を、記録さ
れる画面に対応して、連続的に前記記録媒体に記録する
手段とを含むことを特徴とする静止画像記録装置である
。

作　　用 本発明の静止画像記録装置に従えば、連続して入力され
る映像信号中の前後において、画面が大きく変化したこ
とを画面変化検出手段によって検出する。前記画面変化
検出手続には、第１静止画メモリのデジタル信号と第２
静止画メモリのデジタル信号とがぞれぞれ与えられる。

前記第１静止画メモリは、アナログ／デジタル変換回路
によってデジタル信号に変換された映像信号が読込まれ
るメモリであって、少なくとも１画面分のデジタル信号
がストアできる。また前記第２静止画メモリは、前記第
１静止画メモリから導出されるデジタル信号をストアし
、前記第１静止画メモリにストアされているデジタル信
号よりも１または複数の画部分の時間だけ遅延して出力
する。前記画面変化検出手段において、前記第１静止画
メモリと第２静止画メモリとの対応するビット毎の出力
の比較の結果、画面が大きく変化したことを検出すると
、前記第１静止画メモリのストア内容を記録媒体に記録
する。したがって、連続する映像信号中から所望の画面
を選出し、記録媒体に記録することができる。

また本発明においては、前記映像信号に同期して発生さ
れる音響信号は記録される画面に対応して連続的に前記
記録媒体に記録される。したがって、記録内容の再生時
には、記録媒体の音響を聴取しながら対応する静止画を
見ることができ、たとえば製品の販売説明などにおいて
好ましい実施ができる。

実施例 一般に静止画像として記録したい画面は、いわゆるカッ
トシーンのように、前場面とは異なった画面であるのが
通常である０本発明はこの点に着目し、デジタル変換後
の画像データについて時間遅れのない第１１ｉ像データ
と、前記第１画像データよりもたとえば１画面分遅延さ
れた第２画像データとを作成し、両者を比較することに
よって画面が大きく変化したことを検出し、前記唆化し
たタイミングで画面を選択し、これによって効′率よく
静止画像を記録するものである。なお、特許請求の範囲
に記載した画面とは、映像信号中の１フレームもしくは
１フイールドを満たす概念であると解釈すべきである。

第１図は本発明の一実施例の静止画像記録装置２０の電
気的構成を示すブロツ°り図である。静止画像記録装置
２０は、いわゆるデジタル・スチル・ビデオ・テープレ
コーダやデジタル・オーディオ・テープレコーダ（ＤＡ
Ｔ’）なとであり、テレビジョン受信機２１から出力さ
れる映像信号Ｖにおける所望の画面および音響信号ＡＵ
をテープ３２上へ記録する。テレビジョン受信機２１は
、一方の出力端子２２から映像信号Ｖを出力し、他方の
出力端子２３から音響信号ＡＵを出力する。

前記テレビジョン受信機２１から連続的に出力される映
像信号Ｖは、Ａ／Ｄ変換回路２４とメモリ制御回路２５
へ与えられる。前記メモリ制御回路２５には、同期分離
回路が含まれている。前記同期分離回路は前記映像信号
Ｖから、１画面分の時間に対応する垂直同期信号Ｓｖを
分離する。メモリ制御回路２５は、前記垂直同期信号Ｓ
ｖが分離されたタイミングで、第１静止画メモリ２６へ
第１読込信号ｎ１を、また第２静止画メモリ２７へは第
２読込信号ｎ２を出力する。

前記第１静止画メモリ２６および第２静止画メモリ２７
は、たとえばダイナミックＲＡＭなどの高速アクセスメ
モリなどで実現されている。前記第１静止画メモリ２６
は少なくとも１画面分の画像データを示すデジタル信号
をストアすることができるメモリ容量を有しており、前
記メモリ制御回路２５からの第１読込信号ｎ１に基づい
て、前記Ａ／Ｄ変換回路２４を介してデジタル信号に変
換された映像信号（画像データ〉を順次的に読込む、前
記第２静止画メモリ２７もまた少なくとも１１ｊ面分の
デジタル信号をストアすることができるメモリ容量を有
しており、前記第１読込信号ｎ１に基づく読込みを開始
する直前に第１静止画メモリ２６にストアされていたデ
ジタル信号である第１１像データＤ１を前記第２読込信
号ｎ２に基づいて、読込む。

また前記第２静止画メモリ２７へ読込まれる第１・画像
データは画像変化検出回路２８の一方の入刃端子へ与え
られる。さらに前記第２１！込信号に基づく読込みを開
始する直前に第２静止画メモリにストアされていたデジ
タル信号である第２画像データＤ２は、前記画像変化検
出回路２８の他方の入力端子へ与えられる。

画像変化検出回路２８は、たとえば図示しない減算回路
と、前記減算回路の出力の絶対値を求める回路とを含ん
で構成されており、前記第１画像データＤ１と１画面分
の時間だけ遅延して与えられた第２画像データＤ２の対
応するビット毎の値の大小を比較する。前記比較の結果
、その差が大きいほど大きい値（すなわち差の絶対値）
を、また両者が等しいときには０を順次積算する。その
結果、積算値が予め定められる値以上になったことが検
出されると、比較された第１画像データＤ１と第２画像
データＤ２との間では大きな変化がある、すなわち画面
が大きく変化したと判断することができる。前記検出の
タイミングにおいて、画像変化検出回路２８は、信号処
理回路２９へ読出信号ｎ３を出力する。

前記信号処理回路２９は前記読出信号ｎ３に基づいて、
この時点において前記第１静止画メモリ２６にストアさ
れていたデジタル信号を記録すべき画像データとして読
出す、前記信号処理回路２９では、こうして読出された
デジタル信号に対してパリティ付加や変調などの記録に
必要な信号処理を行う、その後、前記信号処理回路２９
は、駆動回路３０を制御してモータ３１などを駆動し、
テープ３２を走行させる。さらに前記読出されたデジタ
ル信号は、記録回路３３を介して記録ヘッド３４によっ
て前記走行されるテープ３２上に順次記録される。前記
記録ヘッド３４は、たとえば固定式である。

第２図は画像データの記録動作を説明するためのフロー
チャートである。なお第２図においては画像データのテ
ープ３２への記録動作についてのみ説明しており、後述
する音響信号の記録は除いている。

ステップｓ１では、メモリ制御回路２５内に設けられる
同期分離回路において、テレビジョン受信機２１から出
力される映像信号Ｖ内に含まれる垂直同期信号Ｓｖが検
出されたか否かが判断される。前記判断が否定であるな
らば、処理は再度ステップｓ１を繰返す、一方、前記判
断が肯定であるならば、処理はステップＳ２へ進み、メ
モリ制御回路２５から出力される第２読込信号ｎ２に基
づいて、第２静止画メモリのストア内容である第２画像
データＤ２を画像変化検出回路２８の他方の入力端子へ
入力する。さらにステップＳ３において、前記メモリ制
御回路２５から出力される第１読込信号ｎ１に基づいて
、第１静止画メモリ２６のストア内容である第１画像デ
ータＤ１を前記第２静止画メモリ２７を読込み、さらに
画像変化検出回路２８の一方の入力端子へ入力する。ス
テップｓ４では、クリアされた前記第１静止画メモリ２
６へＡ／Ｄ変換回路２４を介して与えられる画像データ
を示すデジタル信号を読込む。

その後、ステップＳ５では、前記画像変化検出回路２８
において、一方の入力である第１画像データＤ１と他方
の入力である第２画像データＤ２との間において対応す
るビット毎の出力を比較する。ステップＳ６では、前記
比較の結果、各画像データ間に大きな変化があったか否
かを判断する。

前記判断が否定であるならば、処理は再度ステップｓ１
へ復帰し、前述のステップ３１〜ステツプｓ６の処理が
ｌ！ｉ返される。一方、前記ステップＳ６における判断
が肯定であるならば、処理はステップｓ７へ進み、画像
変化検出回路２８から出力される読出し信号ｍ３に基づ
いて、信号処理回路２９はその時点における前記第１静
止画メモリ２６のストア内容である画像データを読出す
。ステップｓ８では、停止状態であったテープ３２を走
行させ、読出した画像データを記録する記録処理が行わ
れる。その後、処理は再びステップｓｌへ復帰し、続い
て記録すべき画面を選択する。なお、前記画面の選択中
であって記録処理が行われていない際は、前記テープ３
２は停止状態に保たれる。

第３図はテープ３２上に記録される画像データｖ（１）
〜ｖ（６）の−例を示す図である。前述の記録動作によ
って記録すべき画面を選択し、テ−１３２上に画像デー
タを記録すると、第３図に示されるように画像データｖ
（１）〜ｖ（６）は連続的にテープ３２上に配列する。

各画像データＶ（１）〜ｖ（６〉は前記画像変化検出回
路２８の作動によって画面が大きく変化したものが選択
されて順次記録されている。したがって、従来のように
同一の画面を複数回にわたって連続して記録することや
、所望の画面を記録し損なうようなことがない、また操
作スイッチなどを設けることもないので操作が煩雑化す
ることもない。

再び第１図を参照すると、本実施例においては、前述の
ようにテレビジョン受信機２１の出力端子２３からは音
響信号ＡＵが出力される。前記音響信号ＡＵはＡ／Ｄ変
換回路３５を介してアナログ信号からデジタル信号に変
換され、信号処理回路２つによって順次読込まれる。信
号処理回路２９では前述のように第１静止画メモリ２６
から選択して読出す画像データとともに、前記入力され
る音響信号を予め設定されるホーマットによって処理し
、記録すべき信号として出力する。こうして信号処理回
路２９を経た音響信号は前述の画像データとともに記録
回路３３をおよび記録ヘッド３４を介してテープ３２上
に記録される。

第４図はテープ３２上に記録される画像データｖ（１）
〜■（６）と音響信号ＡＵとの一例を示す図である。な
おテープ３２上における画像データｖ（１）〜ｖ（６）
および音響信号ＡＵの大きさは図面の便宜上第４図に示
されるように表現しているけれども、制限されるもので
はない。

ここでは、画面の切換わり時間が一定でない場合を想定
する６画面が切換わらなければ、すなわち画面が大きく
変化していなければ、前記信号処理回路２９は第１静止
画メモリ２６から画像データを講出すことなく、音響信
号だけを処理して出力し、テープ３２上に記録すること
になる。したがって、第４図に示されるように連続的に
記録される音響信号ＡＵに対して前述のように選択され
る画像データｖ（１）〜ｖ（６〉は不規則な間隔でテー
プ３２上に記録されることになる。すなわち、第４図に
おいて隣接する各画像データ間のハツチングの施されて
いない領域の横方向（第４１！１左右方向）の長さは画
面が大きく変化するまでの時間に相当する。こうして、
所望の画面を記録することができるとともに、前記画面
に対応する音響を連続的に記録することができる。

前述のように記録されたテープ３２の記録内容を再生す
ると、静止画を見ながら前記静止画に対応する音響を聴
取することができる。したがって、たとえば製品の販売
説明などにおいて好ましい実施を行うことができる。

したがって本実施例によれば、煩雑な操作をすることな
く、所望の画面を自動的に記録することができる。また
音響信号を兼用して記録した際には、その再生時におい
て画面に対応した音響を聴取することができ、商品価値
が高い。

上述の実施例では、静止画像を磁気記録テープに記録さ
せるように構成しているけれども、記録媒体は磁気記録
テープに限定されるものではなく、たとえばコンパクト
ディスクやフロッピィディスクなどのディスク状記録媒
体であってもよい、また第１図における信号処理回路２
９によって信号処理が施された画像データを、たとえば
公衆電話回線などを介して導出し、伝送するようにして
もよい。

また本実施例では、第１静止画メモリと第２静止画メモ
リとは同等のメモリ容量を有するものとして説明してい
るけれども、前記第２静止画メモリ２７は、画面の変化
を検出するための手段の１つであるから、第１静止画メ
モリはどの容量を必要とせず、これによって部品コスト
の低減を図ることもできる。

また画像変化検出回路においては、第１静止画メモリか
らの第１画像データＤ１と第２静止画メモリからの第２
画像データＤ２とのすべての対応するビット毎において
比較処理を行うように構成しているけれども、前記構成
では、比較処理に多大の時間を費やすこともまた考えら
れる。したがって前記時間を短縮するために、各入力さ
れる画像データの最上位ビットのみを比較する処理や、
各入力される画像データＤｉ、Ｄ２において前記データ
を構成するビット中の予め定められる部分のビットのみ
を比較する処理などによって置換してもよく、これによ
って部品コストの低減および比較処理の時間の短縮を図
ることができる。

さらに本実施例では、第２静止画メモリのストア内容は
第１静止画メモリのストア内容を１画面分の時間だけ遅
延して導出する構成であるけれども、前記第２静止画メ
モリにおける遅延時間を、複数両面分の時間とするよう
な構成であっても、同様の効果を期待することができる
。

発明の効果 本発明によれば、画像変化検出回路によって連続する映
像信号の画面が大きく変化したことを検出した時点にて
、第１静止画メモリにストアされているデジタル信号を
画像データとして読出し、記録媒体に記録することがで
きる。したがって操作者による操作が不要となり、また
重要な所望とする画面のみを自動的に記録することがで
きる。

さらに映像信号とともに音響信号を記録した際には、再
生時において適切な画面を見ながら対応する音響を聴取
することができる。したがってたとえば製品の販売説明
などにおいて好適に実施することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である静止画像記録装置２０
の電気的構成を示すブロック図、第２図は画像データの
記録動作を説明するためのフローチャート、第３図はテ
ープ３２上に記録される画像データｖ（１）〜ｖ（６）
の−例を示す図、第４図はテープ３２上に記録される画
像データＶ（１）〜ｖ（６）および音響信号ＡＵの配列
を示す図、第５図は従来の静止画像記録装置１の電気的
構成を示すブロック図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 映像信号をデジタル信号に変換するアナログ／デジタル
   変換回路と、 前記アナログ／デジタル変換回路の出力を受信し、少な
   くとも１画面分のデジタル信号をストアする第１静止画
   メモリと、 前記第１静止画メモリの出力を受信してストアし、第１
   静止画メモリにストアされる画面よりも１または複数の
   画面分の時間だけ遅延して導出する第２静止画メモリと
   、 前記第１静止画メモリと第２静止画メモリとの対応する
   ビット毎の出力を比較し、画面が大きく変化したことを
   検出する画面変化検出手段と、記録媒体を有し、前記画
   面変化検出手段の出力に応答して、前記第１静止画メモ
   リのストア内容を、記録媒体に記録する手段と、 前記映像信号と同期して発生される音響信号を、記録さ
   れる画面に対応して、連続的に前記記録媒体に記録する
   手段とを含むことを特徴とする静止画像記録装置。