JPH0385010A - ディレイライン装置 - Google Patents

ディレイライン装置

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Publication number
JPH0385010A
JPH0385010A JP22103189A JP22103189A JPH0385010A JP H0385010 A JPH0385010 A JP H0385010A JP 22103189 A JP22103189 A JP 22103189A JP 22103189 A JP22103189 A JP 22103189A JP H0385010 A JPH0385010 A JP H0385010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inductor
silicon substrate
substrate
delay line
line device
Prior art date
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Pending
Application number
JP22103189A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaichiro Matsushita
松下 雅一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP22103189A priority Critical patent/JPH0385010A/ja
Publication of JPH0385010A publication Critical patent/JPH0385010A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 星漿圭曵剋里豆里 本発明はディレィライン装置、特にテレビ受像機などに
よく使用されるディレィライン装置に関する。
藍米旦肢量 一般のディレィライン装置は第4図に示すようにセラミ
ック基板10上の一部に金属膜11が蒸着され、その上
に酸化物などで形成された誘電膜12が積層形成され、
さらにこの誘電膜12の上に金属膜13が誘電膜12と
セラミック基板10とに跨って蒸着形成されている。そ
して、金属膜11と金属膜13との間でコンデンサが形
成され、セラミック基板10にあらかじめ設けられてい
る孔(図示せず)に金属膜13の上からインダクター1
4が差し込まれ、金属膜13とインダクター14とが接
続されてディレィライン装置が構成されている。
日が ゛しよ とする課 上記従来のディレィライン装置では、絶縁体であるセラ
ミック基板10が用いられ、このセラミック基板10に
孔(図示されていない)が開けられて、この孔にセラミ
ック基板10とは別個のインダクター14が取り付けら
れる構造であるので、インダクタ−14自体の占める体
積もディレィライン装置の体積に含まれ、このディレィ
ライン装置の体積が大きくなってしまう課題があった。
また、セラミック基板10に代えてシリコン基板が用い
られた場合には、シリコン基板に孔が開けられてインダ
クター14が差し込まれ接続されると、シリコンが低抵
抗であるため第3図中の20に示すように短絡してしま
うという課題があった。
さらに、シリコン基板上にコンダクタ−14が蒸着ある
いは印刷された場合には、第3図に示すようにインダク
ター14とシリコン基板15との間に浮遊容量21が発
生し、この浮遊容量21がディレィライン容量に影響し
てディレィライン装置に誤動作が発生するという課題が
生じていた。
本発明は上記した課題に鑑み発明されたものであって、
シリコン基板を用いて、コンパクトな、しかち短絡や浮
遊容量などが発生せず、誤動作のないディレィライン装
置を提供することを目的としている。
。   ”するための 上記した目的を達成するために本発明に係るディレィラ
イン装置は、シリコン基板上に複数個のコンデンサとイ
ンダクターとが形成され、前記インダクターと前記シリ
コン基板との間に絶縁層が形成されていることを特徴と
している。
惺囲 上記した構成によれば、シリコン基板上に複数個のコン
デンサとインダクターとが形成されており、前記インダ
クターと前記シリコン基板との間に絶縁層が形成されて
いるので、インダクターとシリコン基板とのあいだの短
絡が防止される。また、前記絶縁層の形成によって、前
記インダクターと前記シリコン基板との間の浮遊容量も
ディレィライン装置のコンデンサと比較して、非常に小
さくなり誤動作の発生もなくなる。
叉亘困 以下、本発明に係るディレィライン装置の実施例を第1
図および第2図に基づいて説明する。
30は比抵抗0.001Ω・CII+以下のn−Typ
eシリコン基板であり、このシリコン基板30の一表面
(図中上部約半分)には熱酸化法によってSiO□膜3
1膜形1されている。そして、SiO□膜31膜形1さ
れている側のシリコン基板30の表面下半分にはAlt
osを主成分とする絶縁層32が形成されており、絶縁
層32の表面にはスパッタリング法で略螺旋形状のイン
ダクター33が適所に所要の個数だけ形成されている。
また、5ins膜31とA11asで形成された絶縁層
32とに跨って、AIからなる上部電極34が短冊状に
所要の個数だけ形成され、インダクター33と上部電極
34とはA1ワイヤ35によって接続されている。
シリコン基板30の裏面には下部電極36が略全面に形
成されており、下部電極36はAu−5b(Sb:1%
)で構成されている。
次に、上記ディレィライン装置の製造方法を説明する。
まず、n−Typeシリコン基板30を、1100℃で
\ 60分間拡散炉に入れて表面を酸化し、5iOa膜31
を形成する。このシリコン基板30にSing膜31膜
形1された側の表面下半分に、All0nが主成分のペ
ーストをスクリーン印刷し、1100℃で焼成して絶縁
層32を形成する。その後、絶縁層32表面の所定位置
に、スパッタリング法によってインダクター33を所要
の個数だけ蒸着させる。インダクター33の組成はNi
 : Zn : Fe : Caがl:1:2:0.l
の割合となっている。そして、短冊状のA1からなる上
部電極34をSing膜31膜形1層32とに跨って、
抵抗線加熱法で形成する。また、同様の抵抗線加熱法で
、シリコン基板30の裏面全体にAu−3b (Sb 
: 1%)で構成された下部電極36を形成する。
最後にワイヤボンディング法を用いて上部電極34とイ
ンダクター33とをAlワイヤ35で接続する。
上記実施例におけるディレィライン装置では、下部電極
36とAIからなる上部電極34との間に、低抵抗であ
るn −Typeシリコン基板30と誘電体であるSi
O□膜31膜形1装されて、ディレィラインのコンデン
サが形成されている。そして、シリコン基板30上に形
成された絶縁層32の表面にインダクター33が形成さ
れているので、インダクター33とシリコン基板30と
の短絡は生じない、また、インダクター33とシリコン
基板30との間に絶縁層32が形成されていることによ
って、インダクター33とシリコン基板3oとの間の浮
遊容量を極力小さく抑えることができる。したがって、
インダクター33とシリコン基板30との間の浮遊容量
をディレィラインの容量と比較して極めて小さくするこ
とができる。
しかも、上記実施例によればインダクター33がシリコ
ン基板30から突出するようなことがなく、シリコン基
板30を用いて非常にコンパクトなディレィライン装置
を製作することができる。
なお、上記実施例においてはシリコン基板30にn−T
ypeのシリコン基板30を用いたが、なにちn−Ty
peのシリコン基板30に限られるものではなく、P−
Typeのシむコン基板でもよく、P−Typeのシリ
コン゛基板を使用する場合には裏面に形成する下部電極
36はAI製の上部電極34と同一のものでちよい。
また、上記実施例では誘電体層となる5iOi膜31が
シリコン基板30表面の略全面に形成されているが、絶
縁層32が形成される下部部分にはSi0g膜が形成さ
れていなくても上記実施例と同様の効果を得ることがで
きる。
完」しと九里 以上の説明により明らかなように、本発明に係るディレ
ィライン装置は、シリコン基板上に複数個のコンデンサ
とインダクターとが形成され、前記インダクターと前記
シリコン基板との間に絶縁層が形成されているので、前
記インダクターと前記シリコン基板との短絡は生じない
、また、前記インダクターと前記シリコン基板との間に
絶縁層が形成されているので、前記インダクターと前記
シリコン基板との間の浮遊容量を極力小さく抑えること
ができ、ディレィラインの容量と比較して前記浮遊容量
が極めて小さくなり、誤動作をおこすことがない。
したがって、シリコン基板を用いてコンパクトな、しか
も誤動作の少ない性能の良いディレィライン装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るディレィライン装置を示す平面図
、第2図は第1図におけるII −H線断面図、第3図
はディレィライン装置の短絡および浮遊容量を説明する
ための等価回路図、第4図は従来のディレィライン装置
を示す斜視図である。 30・・・シリコン基板、 32・・・絶縁層、 33・・・イ ンダクター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) シリコン基板上に複数個のコンデンサとインダ
    クターとが形成され、前記インダクターと前記シリコン
    基板との間に絶縁層が形成されていることを特徴とする
    ディレイライン装置。
JP22103189A 1989-08-28 1989-08-28 ディレイライン装置 Pending JPH0385010A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22103189A JPH0385010A (ja) 1989-08-28 1989-08-28 ディレイライン装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP22103189A JPH0385010A (ja) 1989-08-28 1989-08-28 ディレイライン装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0385010A true JPH0385010A (ja) 1991-04-10

Family

ID=16760402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22103189A Pending JPH0385010A (ja) 1989-08-28 1989-08-28 ディレイライン装置

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JP (1) JPH0385010A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6267774B1 (en) 1997-12-16 2001-07-31 Kai R&D Center Co., Ltd. Surgical knife

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6267774B1 (en) 1997-12-16 2001-07-31 Kai R&D Center Co., Ltd. Surgical knife

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