JPH0384210A - 軸ロック装置 - Google Patents

軸ロック装置

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JPH0384210A
JPH0384210A JP21794689A JP21794689A JPH0384210A JP H0384210 A JPH0384210 A JP H0384210A JP 21794689 A JP21794689 A JP 21794689A JP 21794689 A JP21794689 A JP 21794689A JP H0384210 A JPH0384210 A JP H0384210A
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JP
Japan
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rotor
movable body
fixed body
fixed
coil spring
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JP21794689A
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JP2787597B2 (ja
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Kichiji Kitamura
吉治 北村
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NHK Spring Co Ltd
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NHK Spring Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はワードプロセッサやパーソナルコンピュータな
どの電子機器におけるパネルデイスプレィを任意の角度
に保持する軸ロック装置に関する。
[従来の技術とその解決課題] パネルデイスプレィなどの角度調整には、ラチェット機
構やカム機構などを使用したものがあるが、これらは段
階的であり、微調整ができないと共に、構造が複雑とな
る問題があった。軸ロック装置はコイルばねの摩擦トル
クを利用して角度調整を行うものであり、無段階の微調
整ができ、しかも構造が簡単であるという点で上記機構
よりも優れており、出願人は数多くの軸ロック装置を出
願してきた。
ところが従来の軸ロック装置はいずれも、コイルばねの
ロックトルクを利用して角度調整を行うものであり、コ
イルばねの巻締方向のみの回転をロックする一方向ロツ
クである。
本発明は回転体の正逆両方向の二方向ロックと云う新た
な知見に基いてなされたものであり、操作性が良好で、
円滑な作動を行うことができる軸ロック装置を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、固定側となる固定体と、外部々材の回転力が
伝達される回転体と、固定体と回転体との間に設けられ
固定体および回転体に対して回転可能な可動体とが同軸
上での相互の挿入構造となっていると共に:固定体と可
動体との間および可動体と回転体との間に巻回方向が反
対のコイルばねが密着するように外挿されていることを
特徴としている。
[作 用] 上記構成では、回転体の正逆回転はいずれかのコイルば
ねに発生するスリップトルクを上回る外力によって行わ
れ、かつ回転体の回転は、上記外力の解除により、スリ
ップトルクでロックされる。
[実施例] 第1図ないし第4図は本発明の実施例を示す。
固定体1および可動体3が円筒状に形成されており、こ
れらの固定体1.可動体3にシャフト6が挿通されてい
る。シャフト6の挿通端は回転体2の筒部21内に挿入
されており、固定体1.可動体3および回転体2はシャ
フト6に対して、それぞれ回転可能となっている。この
シャフト6は固定体1.可動体3および回転体2を支持
するものであり、その挿通端面には外部々材(例えばパ
ネルデイスプレィ)に取り付けられるためのねじ部61
が形成されている。第1図および第5図において、7は
挿通状態のシャフト6の抜は止めを行うEリングである
。可動体3の筒部31.固定体lの筒部11および回転
体2の筒部21はいずれも同一外径となっており、これ
らに第1および第2のコイルばね4.5が外挿されてい
る。第1のコイルばね4は固定体1の筒部11および可
動体3の筒部31に掛は渡されるように外挿され、第2
のコイルばね5は回転体2の筒部21および可動体の筒
部31に掛は渡されるように外挿されており、これらの
コイルばね4.5は巻回方向が反対となるように巻装さ
れている。また、コイルばね4,5はそのコイル内径が
固定体lの筒部11、可動体3の筒部31および回転体
2の筒部21の外径よりも小径となっており、これらに
外挿された後は、これらの外面に密着するようになって
いる。なお、コイルばね4.5の両端部はいずれも自由
端となっている。
このような軸ロック装置はパネルデイスプレィ(図示せ
ず)の枢支部位に装着されて、パネルデイスプレィの角
度調整を行うものであり、固定体1はパネルデイスプレ
ィを傾動可能に支持する本体(図示せず)に固定される
一方、回転体2はパネルデイスプレィに連結される。こ
のため、固定体lおよび回転体2の外端部には、これら
との結合を行うための係合片12および22が形成され
ている。なお、可動体3の筒部31中夫にはスペーサ部
33がリング状に突出されて、第1および第2のコイル
ばね4,5の相互干渉を防止して・いる。
次に、以上の実施例の作動を説明する。
固定体1を固定し、回転体2をパネルデイスプレィなど
の外部の回動部材に連結した状態で、パネルデイスプレ
ィを操作して回転体2が矢印六方向(第4図参照)に回
転した場合、同方向が第2のコイルばね5の巻締方向と
なって第2のコイルばね5が縮径するため、同コイルば
ね5と、回転体2及び可動体3との間にロックトルクが
生じ、回転体2と可動体3は同コイルばね5で連結され
て一体的に回転する。この回転は可動体3を介して第1
のコイルばね4に伝達されるが、この回転方向は同コイ
ルばね4の巻戻し方向となってコイルばね4を拡径する
方向となり、コイルばね4と可動体3との間にスリップ
トルクを生じる。このスリップトルクを上回る外力によ
りパネルデイスプレィを六方向へスムースに回動させる
ことができる。
一方、回転体2を矢印B方向(第4図参照)に回転した
場合、同方向が第1のコイルばね4の巻締方向となって
、第1コイルばね4が縮径するため、同コイルはね4と
固定体l及び可動体3との間にロックトルクが生じ、固
定体1と可動体3とは同コイルばね4で連結されて可動
体3の回転はロックされる。しかしこの回転方向は第2
のコイルばね5の巻戻し方向となってコイルばね5を拡
径する方向となり、同コイルばね5と可動体3との間に
スリップトルクが生じる。しかしてこのスリップトルク
を上回る外力によりパネルディスブレイをB方向へ回動
させることができる。
このようにパネルデイスプレィをAあるいはB方向へ回
動させることによって所望の角度に位置させ、この位置
でデイスプレィへの外力を解除すると、デイスプレィは
六方向の回動が第1のコイルばね4と可動体3との間に
生じるスリップトルクによりロックされ、B方向の回動
が第2のコイルばね5と可動体3との間に生じるスリッ
プトルクによりロックされ所望の角度に維持することが
できる。
以上のような作動においては、回転体1.可動体3およ
び回転体2が共通して挿入されるシャフト6によって回
転自在に軸支されるので、偏心や傾きが小さく、安定し
た作動を得ることができる。
本発明は以上の実施例に限定されるものではなく、固定
体、可動体及び回転体が相互に挿入された構造であれば
良く、可動体の両側に一体的に突出形成されたシャフト
部に固定体及び回転体を回転自在に軸支する構造とする
こともできる。
[発明の効果コ 以上の通り本発明は、固定体9回転体および可動体を相
互に挿入した構造とし、これらに巻回方向の反対のコイ
ルばねを外挿したため、いずれかのコイルばねのスリッ
プトルクによって回転体の正逆両方向の二方向ロックが
可能であると共に、偏心や傾きが小さく、安定した作動
を得ることができる、効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の第2図I−I線断面図、第2
図、第3図、第4図および第5図はその正面図、平面図
、右側面図および左側面図である。 1・・・固定体、2・・・回転体、3・・・可動体、4
.5・・・コイルばね。 特許 出 願人 日本発条株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  固定側となる固定体と、外部々材の回転力が伝達され
    る回転体と、固定体と回転体との間に設けられ固定体お
    よび回転体に対して回転可能な可動体とが同軸上での相
    互の挿入構造となっていると共に、固定体と可動体との
    間および可動体と回転体との間に巻回方向が反対のコイ
    ルばねが密着するように外挿されていることを特徴とす
    る軸ロック装置。
JP21794689A 1989-08-24 1989-08-24 軸ロック装置 Expired - Fee Related JP2787597B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5393159A (en) * 1991-11-29 1995-02-28 Plasticos Dik, S.A. Base for aerials

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5393159A (en) * 1991-11-29 1995-02-28 Plasticos Dik, S.A. Base for aerials

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JP2787597B2 (ja) 1998-08-20

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