JPH0383915A - 経粘膜製剤 - Google Patents

経粘膜製剤

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JPH0383915A
JPH0383915A JP1220936A JP22093689A JPH0383915A JP H0383915 A JPH0383915 A JP H0383915A JP 1220936 A JP1220936 A JP 1220936A JP 22093689 A JP22093689 A JP 22093689A JP H0383915 A JPH0383915 A JP H0383915A
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transmucosal
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insulin
transmucosal preparation
cyclodextrin
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Kanehito Kamikama
兼人 上釜
Tetsuyoshi Irie
徹美 入江
Kuniaki Tokuda
徳田 邦明
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Fujifilm Wako Pure Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] 本発明は、安全性が高く且つ生物学的利用能(Bioa
vailability)の高い、経粘膜製剤(薬物を
粘膜から吸収させることを目的として調製される製剤)
に関する。
[発明の背景] 疾病の治療のために用いられる薬物は、種々の形で投与
される。この投与形態は、薬物の性質や治療目的に応じ
て適当なものが選択されている。
例えば親水性が高い或は水溶性の薬物は、一般に消化管
吸収性が乏しいため、経口投与により生物学的利用能を
高めることは難しい、そのため、これら親水性の薬物は
通常注射剤として投与される。しかしながら、注射剤に
よる投与は、有資格者によらなければならず、また、投
与時に患者に苦痛を与える等の理由から、投与回数を制
限せざるを得ない場合が多々ある。このような理由から
、生物学的利用能が高く且つ手軽に投与し得る、親水性
薬物の投与方法の開発が切望されている。
このような問題を解決する手段としては、例えば、鼻腔
、直腸、膣等の粘膜から薬物を吸収させる経粘膜製剤に
、シクロデキストリン(以下、CDと略記する。)やそ
のメチル或はアミノ誘導体、好ましくはα−CDを添加
して、粘膜からの吸収性を改善する方法が報告されてい
る(特開昭58−189118号公報、特開昭59−2
1623号公報、特開昭59−14871号公報、)。
しかしながら、α−CDは溶血活性は低いものの組織(
筋肉)傷害性や粘膜刺激性が高く、また、メチル基等の
アルキル基を導入したCD誘導体は溶血活性、組織(筋
肉)傷害性並びに粘膜刺激性共に高く、これらを含む経
粘膜製剤は使用時の安全性の面で問題があり、更なる改
善が望まれていた。
[発明の目的] 本発明は、上記した如き状況に鑑みなされたもので、生
物学的利用能が高く、且つ組織(筋肉)傷害作用並びに
粘膜刺激性の低い経粘膜製剤を提供することを目的とす
る。
[発明の構成コ 本発明は、親水性の薬物とCDのヒドロキシアルキル誘
導体とを含有して成る経粘膜製剤の発明である。
即ち1本発明者らは、親水性の薬物の投与に利用し得る
、生物学的利用能が高く且つ組!(筋肉)傷害作用並び
に粘膜刺激性の低い経粘膜製剤を開発すべく鋭意研究の
結果、従来から吸収促進剤として利用されているα−C
DやCDのメチル誘導体の代りに、 CDのヒドロキシ
アルキル誘導体(以下、CD−HAと略記する。)を経
粘g!Il剤中に添加した場合には、粘膜に対するIt
Il激性が従来利用されていたものより小さくなり、し
かも、生物学的利用能に関しては従来利用されていた吸
収促進剤とほぼ同等かそれ以上の吸収促進作用を示すこ
とを見出し、生物学的利用能が高く、且つ従来のものに
比較して安全性の高い経粘膜製剤を調製し得る本発明を
完成するに至った。
本発明に於いて用いられるCD−)IAとしては、以下
のようなものが挙げられる。即ち、例えばα−CD、β
−CD、γ−CD等の通常のCO,或は例えばグリコジ
ルCD、マルトシルCD、ジマルトシルCD等の分岐型
CDに1例えば2−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキ
シプロピル基、3−ヒドロキシプロピル基、2゜3−ジ
ヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキシ−2−メチルプ
ロピル基等の炭素数4以下のヒドロキシアルキル基を1
分子当り1〜18個、好ましくは2〜10個、更に好ま
しくは2〜7個導入したものが挙げられる。尚、本発明
に於いて用いられるCD−HAは、導入されたヒドロキ
シアルキル基の水酸基に更に同じ又は他のヒドロキシア
ルキル基が1乃至2以上導入されたものであってもよい
、また、 CD−HAに導入されたヒドロキシアルキル
基は1通常エーテル結合によりCD本体と結合している
が、デオキシ化により結合していてもよい。
これらCD−HAの本発明の経粘膜製剤中の使用濃度と
しては、生薬の吸収促進作用を阻害したり、生薬の薬効
を著しく低下させない範囲であれば特に限定されないが
、経粘膜製剤中に通常20〜200m阿、好ましくは7
0〜150mMの濃度範囲で添加される。
本発明に於いて用いられるCD−HAは1例えば米国特
許第3453259号明細書、米国特許第350260
1号明細書、特開昭63−122701号公報、特開昭
62−243602号公報等に記載されている方法に準
じて容易に合或し得るので、そのようにして得たものを
用いれば足りる。
本発明の経粘膜製剤に使用し得る親水性の薬物としては
、親水性であって粘膜から吸収され難い性質を有するも
のであれば特に限定されることなく挙げられるが、例え
ばインスリン、グルカゴン。
性腺刺激ホルモン放出ホルモン、バゾプレンシン等のホ
ルモン類1例えばレンチナン、ザイモサン等の多糖類系
薬物、ペニシリン、セファロスポリン等のβ−ラクタム
系化合物、5−フルオロウラシル等の核酸系薬物、ゲン
タマイシン等の抗生物質、インターフェロン、エンドル
フィン、カリクレイン等の生理活性を有するポリペプチ
ド等がその代表的なものとして挙げられる。
本発明の経粘膜製剤は、親水性の薬物とCD−HAを共
存させる以外は、自体公知の経粘膜製剤の処方に従って
調製されたものであればよく、その網形は特に限定され
ず、固形、半固形、懸濁液、溶液等の網形から、利用す
る薬物の性質及び適用する粘膜部位に応じて適宜選択す
ればよい、また、通常の経粘膜製剤に於いて使用される
防腐剤、緩衝剤、PH調整剤、増粘剤、賦形剤等も、上
薬の吸収促進作用を阻害したり、生薬の薬効を著しく低
下させない範囲で適宜選択して利用し得る。
本発明の経粘膜製剤を適用する粘膜部位としては、通常
の経粘膜製剤が適用される眼、昇2口腔。
下気道、肺、直腸、膣、子宮等の粘膜部位が挙げられ、
特に限定されない。
本発明者らは、先にCD−HAの一部が極めて低溶血性
且つ低筋肉傷害性であることを見出し、特許出願してい
る(特開昭64−81430号公報)、シかしながら、
この時点に於いては、 CD−)IAが親水性の薬物の
粘膜からの吸収に際して吸収促進作用を示すこと、及び
それ自身極めて低粘膜刺激性であることについては末だ
確認されておらず、 CD−HAが本発明の如き目的に
使用し得るものであるか否かについてはこれまで全く不
明であった。
尚、本発明の経粘膜製剤の目的をまとめると以下の如く
なる。
i)本発明の経粘膜製剤は、粘膜刺激性、溶血活性、筋
肉刺激性等の局所刺激性や全身毒性が極めて低く、安全
性が高い。
ii)本発明に於いて用いられるCD−HAは、天然の
CDに比較して溶解性が高いので、高濃度溶液の調製が
可能であり、しかも高温での溶解性が高く(CDのメチ
ル誘導体の場合には高温になるほど溶解性が低くなる)
、調製した経粘膜製剤は加熱滅菌し得る。
以下に実施例及び実験例を挙げて1本発明を更に詳細に
説明するが1本発明はこれらにより何ら限定されるもの
ではない。
[実施例] 実施例1.インスリン含有経粘膜製剤の調製−1ウシイ
ンスリン10010 (約3.9B、シグマ社製)及ヒ
α−CDノ2−ヒドロキシプロピル誘導体(以下、HP
−α−CDと略記する。)(置換基数5.2) o、t
gとを等張すンw1緩賀液(pH7,4) 1 +il
に添加した後。
良く撹拌して、鼻腔投与用のインスリン懸濁液を111
11シた。
実施例2.インスリン含有経粘膜製剤の調製−2ウシイ
ンスリン125IU (約4.9B)及びHP−α−C
D(置換基数5.2) 0.1gとを等張!j ン′a
ll賃m(p)17゜4) 1 mlに添加した後、良
く撹拌して、直腸投与用のインスリン懸濁液をmmした
実施例3.インスリン含有経粘膜製剤の!11gW−3
ウシインスリン2000Iυ(約78.0+ng)を等
張リン酸緩衝液(pH7,4) 5mlに添加、懸濁さ
せた後、1NHC1約1 mlを加えてインスリンを溶
解させた1次いで、この溶液をlNNaOHで中和し、
等張リン酸緩衝液(pi(7,4)で全fi20mlと
した。これにβ−CDの2−ヒドロキシプロピル誘導体
(以下、HP−β−CDと略記する。)(置換基数5.
6)を80mMとなるように添加溶解して、粘膜投与用
のインスリン溶液とした。
実施例4.インスリン含有経粘膜製剤の調製−4坐剤基
質)1−15 (ダイナマイトノーベル社製)8.98
05区を乳鉢に取り、40〜45℃で加温して溶解した
。これにα−CDの2−ヒドロキシエチル誘導体(置換
基数4.4) 1.0g (100メツシユの清適過分
)を加温下に添加して撹拌した0次いで、これにウシイ
ンスリン19.5藁gを添加し、良く撹拌した後、1【
用坐剤戊型器を用いて、工g坐剤を調製した。
実施例5.インスリン含有経粘膜製剤の調11−5ウシ
インスリンzoooIu (約78.0mg)を等張リ
ン酸緩衝液(pH7,4) 5 mlに添加、懸濁させ
た。次いで、これにβ−CDの2,3−ジヒドロキシプ
ロピル誘導体(以下、 DHP−β−CDと略記する。
)(置換基数5.9)を添加し、クロロブタノール12
.5mgを加えて完全に溶解させた後、生理食塩水で全
量20m1として、DHP−β−CDを80+aM含む
鼻腔投与用のインスリン溶液とした。
実験例1.インスリンの直腸投与試験 (経粘膜製剤) 80mMの各種CD又はその誘導体を含む等張リン酸緩
衝液(pH7,4) 1 mlG: ’) シイ> X
 !J ン100IUヲ懸濁させたものを経粘膜製剤と
した。
(操作法) 16時間絶食させたWistar系雄性ラットをベンド
パルビタールで麻酔したものの直腸内に、経粘膜製剤を
0.5■1/kg投与した。投与後所定時間に、頚静脈
より採血して、常法により血清を分離し、血清中のイン
スリン濃度及びグルコース濃度を測定した。
尚、インスリンの測定は市販のインスリン測定試薬(イ
ンシュリンB−テストワコー、和光純薬工業(株)製)
を用い、また、グルコースの測定は市販のグルコース測
定試薬(グルコースC−テストタコ−、和光純薬工業(
株)製)を用い、各々の現品説明書の標準操作法に従っ
て行った。
(結果) 経粘膜製剤投与後の血清中のインスリン濃度の経時変化
を測定した結果を第1図に示す。尚、第1図に於いて、
−・−は経粘膜製剤投与後基ットにより得られた結果を
、−〇−はCD又はその誘導体無添加の経粘膜製剤を投
与したラットにより得られた結果を、−ム−はα−CD
を含む経粘膜製剤を投与したラットにより得られた結果
を、−0−はへブタキス(2,6−ジー0−メチル)−
β−CD (DM−β−CD)  (置換基数14)を
含む経粘膜製剤を投与したラットにより得られた結果を
、また、−Δ−はHP−α−CD (置換基数5.2)
を含む経粘膜製剤を投与したラットにより得られた結果
を夫々示す。
第1図の結果から明らかな如く、本発明に係るHP−α
−CDを含む経粘膜製剤を投与されたラットの血中イン
スリン濃度は、その他の経粘膜製剤を投与された場合と
比較して有意に高く、本発明の経粘膜製剤の薬物吸収効
率が高いことが判る。
また、経粘膜製剤投与後の血清中のグルコース濃度の経
時変化を測定したデータを、常法により統計処理したも
のを表1に示す。
尚、これらの結果は、5匹のラットにより得られたデー
タを統計処理したものである。
また、対照として経粘膜製剤投与後ラットにより得られ
たデータも表1に併せて示した。
表1より明らかな如く、本発明に係るHP−α−CD或
はHP−β−CDを含む経粘膜製剤を投与されたラット
の血清中グルコース濃度の降下作用比は、その他の経粘
膜製剤を投与された場合と比較して有意に高く1本発明
の経粘膜製剤から吸収されたインスリンは薬理作用が十
分に発揮されていることが判る。
実験例2.鼻粘膜刺激性試験 (還流液) 等張リン酸緩衝液(pH7,4)に各種シクロデキスト
リンを80−阿となるように添加溶解したものを還流液
とした。
(操作法) 平井らの方法(後藤茂編「生物薬剤学実験マニュアル」
清至書院、201〜209頁、 1985. )に準じ
て以下のように行った。
体重200〜300.のWistar系雄性ラット(カ
ルバミド酸エチルの25%生理食塩水溶液を、6111
1/kg腹腔内に投与して麻酔済み)を、背位固定後、
頚部を切開して気管を露出し、切開した。切開部から肺
に向けてポリエチレンチューブ(PE−160)を挿入
、固定して、気道を確保した。更に同切開部から後鼻腔
へ向けてもう1本のポリエチレンチューブ(PE−16
0)を組織を傷つけないように慎重に挿入し、還流用チ
ューブの一端とした。尚、これら2本のポリエチレンチ
ューブを挿入した後、切開部は縫合した。同様にしてポ
リエチレンチューブ(PE−160)2本を両外鼻孔よ
り挿入し、夫々を瞬間接着剤で固定した後、テフロン製
T字コネクタに接続し。
これを還流用チューブの他端とした0以上2本の還流用
チューブを用い、37℃の生理食塩水30m1で鼻腔内
を2回洗浄した後、還流液10m1を37℃、流速1.
0ml/sinで還流させた。また、還流液の漏れを防
ぐため、口腔に開いている鼻腔蓋管は予め瞬間接着剤で
閉鎖しておいた。
還流開始から2時間後の還流液中の膜成分量の測定を、
以下の市販試薬を用い、各々の現品説明書に記載の標準
操作法に従って測定を行った。
蛋白質二マイクロTP−テストワコー(和光純薬工業(
株)製)。
リン脂質ニリン脂質B−テストヮコー(和光純薬工業(
株)iEl) 。
コレステロール:コレステロールC−テストフコ−(和
光純薬工業(株)製)。
遊離脂肪w1: NEFA−C−9スト’7:1−C和
光純薬工業(株)Iり 。
(結果) 得られた結果を表2に示す。
表2の結果から明らかな如く、本発明に係るCDのヒド
ロキシアルキル誘導体のうち、1(P−α−CDは鼻粘
膜刺激性が他と比べて特に低いことが、また。
HP−β−CDは、同じβ−CDの誘導体であるDM−
β−CDよりも鼻粘膜刺激性が明らかに低いことが判る
実験例3.直腸粘膜刺激性試験 (還流液) 実験例2と同じ。
(操作法) 西畑らの方法(後藤茂編「生物薬剤中実験マニュアル」
清至書院、162〜171頁、 1985. )に準じ
て以下のように行った。
体重200〜300gのWistar系雄性ラット(カ
ルバミド酸エチルの25%生理食塩水溶液を+ 6 +
il/kz腹腔内に投与して麻酔済み)を、背位固定後
、腹部を正中線に沿って開腹し、小骨盤より1〜2cm
上部から肛門までの直腸部分を実験に使用した。この上
部にカニユーレを挿入し、縫合糸で固定後、37℃の生
理食塩水30m1で直腸内を3向洗浄した。
次いで、肛門部位にカニユーレを挿入し、縫合糸で固定
後、還流液10m1を37℃、流速1.0ml#+in
で還流させた。
還流開始から2時間後の還流液中の膜成分量の測定を、
実験例2と同様にして測定した。
(結果) 得られた結果を表3に示す。
表3の結果から明らかな如く1本発明に係るCDのヒド
ロキシアルキル誘導体のうち、 HP−α−CDは直腸
粘膜刺激性が他と比べて特に低いことが、また、 HP
−β−CDは、同じβ−CDの誘導体であるDトβ−C
Dよりも直腸粘膜刺激性が明らかに低いことが判る。
[発明の効果コ 以上述べた如く1本発明は、従来から経粘膜製剤の吸収
促進剤として用いられてきたCDやそのメチル誘導体等
の代りに、 CDのヒドロキシプロピル誘導体を用いた
点に目的を有する発明であり、従来の経粘膜製剤に比較
して、生物学的利用能が高く且つ粘膜刺激性の少ない経
粘膜製剤を提供することができる点に顕著な効果を奏す
るものであり、斯業に貢献するところ大なる発明である
【図面の簡単な説明】
311図は、実験例1に於いて得られた1種々のシクロ
デキストリン又はその誘導体とインスリンとを含む経粘
膜製剤を直腸に投与した際の、血清中のインスリン濃度
の経時変化を測定した結果を示したものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)親水性の薬物とシクロデキストリンのヒドロキシ
    アルキル誘導体とを含有して成る経粘膜製剤。
  2. (2)直腸投与を目的とする請求項1に記載の経粘膜製
    剤。
  3. (3)親水性の薬物がインスリンである請求項1又は2
    に記載の経粘膜製剤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994022461A1 (en) * 1993-03-26 1994-10-13 Merkus Franciscus W H M Formulation for nasal insulin delivery
AU2002230151B2 (en) * 2001-08-06 2006-08-03 Index Corporation Apparatus for determining dog's emotions by vocal analysis of barking sounds and method for the same
WO2018087298A1 (en) * 2016-11-14 2018-05-17 University Of Copenhagen Rectal insulin for treatment of inflammatory bowel diseases

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