JPH038289Y2 - - Google Patents

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JPH038289Y2
JPH038289Y2 JP1985160461U JP16046185U JPH038289Y2 JP H038289 Y2 JPH038289 Y2 JP H038289Y2 JP 1985160461 U JP1985160461 U JP 1985160461U JP 16046185 U JP16046185 U JP 16046185U JP H038289 Y2 JPH038289 Y2 JP H038289Y2
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pedestal
moxa
moxibustion
far
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JP1985160461U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、もぐさを載置して施灸するのに適し
た間接灸用具に関する。
従来技術 もぐさを台座に載せて使用する間接灸方式の代
表的なものは実願昭12−1007号公報や実開昭54−
60977号公報などに示されるが、これら従来の方
式では、施灸の跡がつきにくいという特徴はある
が、もぐさの着火と同時に皮膚に急激に熱が伝わ
り、また消火と同時に熱は消え、加熱効果が少な
く、また非常に極小的にしか熱が伝わらないの
で、適格につぼをとらえ難く、通常の施灸に比し
て施灸効果の乏しいものである。
また、もぐさを載置して使用する灸すえ器とし
て、熱伝導率の低い材料に貫通孔を設けた円板部
材を底にした円筒状の器具が、実開昭50−93092
号公報により知られている。この器具は間接灸の
実施に反復使用できる、また、熱伝導率の低い円
板部材を底部としているため、皮膚に急激な熱の
伝わりがなく、安全であるという利点はあるが、
逆に加熱効果が少なく、非常に極小的にしか熱が
伝わらないので、適格につぼをとらえ難く、施灸
効果に非常に乏しいという欠点がある。
考案の目的 本考案は、間接灸でありながら、持続性ある穏
やかな加熱を可能にし、しかも通常の施灸と同等
以上の施灸効果を発揮できる間接灸用具を提供す
ることを目的とする。
考案の構成 本考案の間接灸用具は、もぐさ載置用の台座及
び上記台座の周囲をその上下に空間をあけて保持
する環状部材からなるものであつて、上記台座に
一以上の孔が設けられており、かつ、上記台座
が、少なくとも片面に遠赤外線放射性セラミツク
スをコーテイングした金属板からなるものであ
り、しかも、このコーテイング面が上記台座の少
なくとも裏面に存在することを特徴とする。
本考案の間接灸用具は、環状部材の底部に粘着
剤を着けるなどして、施灸位置(つぼ)に環状部
材すなわち台座を固定し、台座に塊状にしたもぐ
さ、又は筒状にして紙で巻いたもぐさなどを載置
し、これに着火して使用するものであるが、台座
に遠赤外線放射性のセラミツクスのコーテイング
層が存在するため、このセラミツクスがもぐさの
熱で加熱されると、体内に深く浸透する遠赤外線
を放射し、遠赤外線独自の治療効果を発揮すると
同時に、台座を通して皮膚に当たる熱を和らげ、
徐々に熱が伝わるようにし、また加熱効果を長く
持続させ、更に、台座の孔を通して皮膚に当たる
もぐさの薬効成分の浸透性をも高めることとな
る。
従つて、本考案の間接灸用具の使用では、穏や
かな加熱状態で、比較的広範に施灸効果を強く認
識でき、つぼをとらえ易く、非常に扱い易いもの
である。
なお、本考案では、台座に熱伝導性ある金属板
に遠赤外線放射性セラミツクスをコーテイングし
たものを使用し、しかも、このコーテイング面を
使用時に皮膚に近い面(すなわち台座の裏面)に
存在させるため、上述のような効果が最大限に発
揮されるのである。
遠赤外線放射性セラミツクス層の形成法は、特
に限定されないが、例えば無機接着剤に遷移元素
酸化物を混合したコーテイング組成物など、遠赤
外線放射性コーテイング組成物として市販される
ものを金属板に塗布し、必要に応じて焼成処理す
ることによつて形成できる。
かかるコーテイングは、金属板の両面に形成さ
れてもよく、一般には、両面に形成されるのが好
ましい。また、金属板には、アルミニウム板を使
用するのが好ましい。
更に、台座には、その上にもぐさを固定し易い
ように、上方に向いた、もぐさ保持用の突起物を
少なくとも1個設けるのが好ましい。例えば、突
起物を台座の周囲に2〜4個設け、その間にもぐ
さを挟持できるようにしたり、又は中央部に針状
突起物を1個設け、それにもぐさを刺して保持で
きるようにするのが好ましい。
実施例 次に、図面に従つて本願考案を更に詳しく説明
する。
本考案の間接灸用具は、第1図に示すように1
以上の孔3を有する台座1とその周囲を取り囲ん
で定位置に保持する環状部材2からなるものであ
る。
台座1は、例えば第2図の如く多孔性金属板6
に遠赤外線放射性セラミツクス4のコーテイング
層を形成して製造される。
台座1にはもぐさを安定して保持できるように
1以上の突起物5が設けられてもよく、例えば第
1図の如き突起物5では台座1に載置したもぐさ
8が挟持固定される(第3図参照)。また第4図
の例ではもぐさ8が突起物5に突き刺して固定さ
れるようになつている。
なお、第1図の例では第2図に示す如く、環状
部材2が、紙管9内部に充填材層10,11を設
けて、この充填材層10,11間に台座1の縁部
12を挟持させるように形成されているが、充填
材層10,11には耐熱性ある材料を使用するの
が好ましい。また、この例では環状部材2の上面
に耐熱性ある装飾シート13が貼着されており、
下面には粘着剤7が塗布されている。
このような間接灸用具は、台座1にもぐさ8を
載置して、施灸位置に置き、もぐさ8に火を着け
て使用するが、もぐさ8の燃焼熱は台座1の遠赤
外線放射性セラミツクス4を加熱し、体内への浸
透性が高く、いわゆる深達熱効果に優れる、遠赤
外線を放射させ、燃焼熱を和らげて持続性よく皮
膚に熱を伝えると共に、もぐさ8の燃焼により生
ずる薬効成分をも、台座1の孔3を通して、著し
く浸透性よく皮膚に作用させることができるので
ある。
考案の効果 本考案の間接灸用具は、台座1に、金属板6に
遠赤外線放射性セラミツクス4をコーテイングし
たものを使用するため、もぐさ8の熱が非常に有
効に、しかも穏やかに持続性よく皮膚に伝わり、
施灸効果の著しいものとなる。また同時にもぐさ
8の燃焼熱により当該セラミツクス4から遠赤外
線が放射されるため、遠赤外線特有の深達熱の作
用による治療効果も期待でき、もぐさ8の薬効成
分の皮膚への浸透性も高まる。更に、本考案の間
接灸用具は、耐久性あるものであり、もぐさ8を
取り替えて反復使用でき、経済的であり、もぐさ
8の量を使用者が任意に設定できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の間接灸用具の一例を示す斜視
図、第2図は第1図の用具の拡大断面図、第3図
は第1図の用具の使用状態を示す斜視図、第4図
は本考案の間接灸用具の他の一例を示す断面図で
ある。 1……台座、2……環状部材、3……孔、4…
…遠赤外線放射性セラミツクス、5……突起物、
6……金属板、7……粘着剤、8……もぐさ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) もぐさ載置用の台座1及び台座1の周囲をそ
    の上下に空間をあけて保持する環状部材2から
    なるものであつて、台座1に一以上の孔3が設
    けられており、かつ、台座1が少なくとも片面
    に遠赤外線放射性セラミツクス4をコーテイン
    グした金属板6からなるものであり、該コーテ
    イング面が台座1の少なくとも裏面に存在する
    ことを特徴とする間接灸用具。 (2) 台座1上方に、もぐさ保持用の突起物5が設
    けられている実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の間接灸用具。 (3) 台座1が金属板6の表裏両面に遠赤外線放射
    性セラミツクス4をコーテイングしたものから
    なる実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項
    記載の間接灸用具。 (4) 環状部材2の底部に粘着剤7が着けられてい
    る実用新案登録請求の範囲第1項〜第3項いず
    れか1項記載の間接灸用具。
JP1985160461U 1985-10-18 1985-10-18 Expired JPH038289Y2 (ja)

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JPS6266645U JPS6266645U (ja) 1987-04-25
JPH038289Y2 true JPH038289Y2 (ja) 1991-02-28

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH039733Y2 (ja) * 1986-10-06 1991-03-11
JPH0524337Y2 (ja) * 1990-10-23 1993-06-21

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5760647B2 (ja) * 1978-11-01 1982-12-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd
JPS5818515B2 (ja) * 1981-10-05 1983-04-13 植村 厚一 筒体の前進方法及びその装置

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JPS5093092U (ja) * 1973-12-24 1975-08-05
JPS6143498Y2 (ja) * 1980-09-25 1986-12-09
JPS5818515U (ja) * 1981-07-30 1983-02-04 山田 務名 温灸具

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JPS6266645U (ja) 1987-04-25

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