JPH0324184Y2 - - Google Patents

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JPH0324184Y2
JPH0324184Y2 JP1984171185U JP17118584U JPH0324184Y2 JP H0324184 Y2 JPH0324184 Y2 JP H0324184Y2 JP 1984171185 U JP1984171185 U JP 1984171185U JP 17118584 U JP17118584 U JP 17118584U JP H0324184 Y2 JPH0324184 Y2 JP H0324184Y2
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JP
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moxa
moxibustion
pedestal
board
adhesive
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JP1984171185U
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Description

【考案の詳細な説明】 目的の部 本考案は、灸具に係り、従来の灸具の改良に関
する。
お灸は、西洋医学に対する東洋医学における漢
方医学的見地から、其の特異な効用が見直されて
いる。
従来のお灸は、第1図に示す如く、人体の経穴
に当る皮膚面に植灸され、火熱による苦痛が伴う
にも係ず数千年の昔日より諸疾患の治療に使用さ
れて来たものである。
また、第2図に示すように、貼着台座の上部中
心にもぐさ筒を突設した灸具も開発され、もぐさ
の燃焼熱により貼着皮膚面の焼損を防ぎ焼熱の苦
痛を緩和するように工風された。それでも、皮膚
面に突設状態にあるもぐさの焼灰が周囲に散乱し
たり、火気の危ぐやもぐさの有効成分をみだりに
空気中に放散せしむる等の諸々の欠点がある。
依つて、本考案では、焼灰が散乱する事無く、
火気の危ぐを小くし、もぐさの成分を有効適切に
体部に作用せしめる事の出来る灸具の改善を試み
たるものである。
次に、本考案になる灸具の具体例を図面に従つ
て説明する。
構成の部 本考案になる灸具の具体例は第3図の上面図と
第4図の切断面図に示す如く、1は通気性を有す
る合成樹脂系材で形成された台座、該台座1は上
面に凹状部2を形成し、下面には、粘着剤3と剥
離紙4からなる接着剤層が形成されている。
然して、前記凹状部2の内側壁面には、もぐさ
燃焼熱により台座1を損傷する事なく、燃焼熱緩
衝のために不燃性紙等通気性を有する不燃性板7
が貼設されている。前記台座1並びに不燃性板7
は、もぐさの燃焼により発生するガイ気が通気し
具体の貼用皮膚面に到達する程度の通気性を有す
ればよい。
このように形成された台座1の上面の凹状部2
には第5図の平面図と第6図の切断面図に示すも
ぐさ板6がもぐさ面を内側にし嵌着収容されてい
る。前記もぐさ板6は台座1の凹状部2に対応し
嵌着容易な形状に成形され、不燃性板7の片面に
粘着剤が塗着された面にもぐさが接着され、平板
状のもぐさ板6が形成されたものである。点火孔
8に点火部のもぐさ9を露出せしめるため、不燃
性板7に点火孔8を穿孔したる後にもぐさ9を不
燃性板7の粘着剤面に接着すれば、もぐさ繊維は
からみ状態でよもぎ葉から精製されているので必
然的に点火孔の周辺に露出し、点火が容易であ
る。
或は、前記凹状部2の内側にもぐさを平たく充
填し、もぐさの上面を被覆するように点火孔8を
有する不燃性板7を着設してもよい。
第7図の切断面図は、他の具体例で、通気性の
少ない素材により台座1が形成された場合、又は
台座1の凹状部2の不燃性層がアルミニユーム薄
板で形成された場合、ガイ気流通のため、台座1
の底壁とアルミニユーム薄板でなる不燃性層に通
気孔10が複数個所に穿孔されている。其の他の
構成は、前記実施例と同様である。
効果の部 本考案になる灸具は、上記の如き構成であるか
ら、この灸具を使用する場合は、灸具の剥離紙4
を剥脱し、粘着剤面をもつて、患部に当る皮膚面
に具体を貼着する。もぐさ板6の点火孔8にのぞ
くもぐさ9に点火する。予め、この点火孔8は、
点火出来る程度の大きさに開孔され、不燃性板7
に接着されているもぐさは、繊維のからみが良好
であるから、点火孔8付近のもぐさ9は、不燃性
板7から離脱しない。点火されたもぐさ9は、不
燃性板7の下面で円状の広ろがりで燃焼して行き
点火と同時に温熱は、不燃紙5と台座1と粘着剤
3に熱伝達され長時間体部に温熱作用が行われ
る。
然かも、もぐさ9の燃焼熱は、赤外線光熱(遠
赤外線光熱を含む)を放熱するので、この面状灸
具の広い面積から発する温熱は体内の深部に伝達
し、誠に、顕著な効用がある。この温熱は、不燃
性板の構造と台座の素材、厚みの加減等により皮
膚面の感温温度を調整する事が出来る。
また、もぐさ9の加熱蒸散成分は、いく分点火
孔8より放出されるものと、不燃性板7と台座1
を通気し、皮膚面より体内に作用する。従来の点
灸の如く、極部的でなくもぐさ板6の全下面皮膚
面に広く作用する。然かも、点灸の如く、皮膚面
に強よく感温する時間は2秒〜3秒の短時間に過
ぎないが、本考案になる灸具は、面積の広いもぐ
さ9の燃焼終了まで長時間に亘り体部に放熱す
る。
このように、従来の点灸に比し、施灸時の感温
時間が長く、施灸面積が広く、もぐさ成分の逸散
を少くし、温熱と共により多くのもぐさ成分を体
部に充分に作用せしめる事が出来る。然かも、も
ぐさは、具体内側で燃焼され、残灰の散乱が無
く、火気の危ぐを最小限に止め得る。
本考案になる灸具は、叙上の如く、従来に無い
諸々の利点を有するものである。従来のもぐさ灸
其の他の灸具は、立体的な施灸であつたが、本考
案になる灸具は、平面的な施灸であり、形態は、
面積の広狭を随意に形成出来て、量産形態である
から、一般には、量産により、廉価商品として提
供され、其の作用効果も既述の如く抜群である。
【図面の簡単な説明】
第1図は施灸例示図、第2図は従来の灸具の例
示図、第3図は本考案になる灸具の平面図、第4
図はその切断面図、第5図はもぐさ板の平面図、
第6図はその切断面図、第7図は第4図示した要
部の他の具体例の切断面図である。 1……台座、2……凹状部、3……粘着剤、4
……剥離紙、5……不燃性紙、6……もぐさ板、
7……不燃性板、8……点火孔、9……もぐさ、
10……通気孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部面に凹状部を設け、該凹状部の内側壁面に
    は耐熱性で通気性を有する不燃性層を設け、下部
    面には粘着剤と剥離紙からなる接着剤層が設けら
    れた台座を形成し、ほぼ中央部に点火孔が穿孔さ
    れ、片面にもぐさが密着された平板状のもぐさ板
    をもぐさ面を内則に前記台座の凹状部に嵌着収容
    した事を特徴とする灸具。
JP1984171185U 1984-11-12 1984-11-12 Expired JPH0324184Y2 (ja)

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JP1984171185U JPH0324184Y2 (ja) 1984-11-12 1984-11-12

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JP1984171185U JPH0324184Y2 (ja) 1984-11-12 1984-11-12

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Publication Number Publication Date
JPS6185234U JPS6185234U (ja) 1986-06-04
JPH0324184Y2 true JPH0324184Y2 (ja) 1991-05-27

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ID=30728879

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4941994U (ja) * 1972-07-15 1974-04-12

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Publication number Publication date
JPS6185234U (ja) 1986-06-04

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