JPS586410Y2 - 温灸器 - Google Patents
温灸器Info
- Publication number
- JPS586410Y2 JPS586410Y2 JP1977072864U JP7286477U JPS586410Y2 JP S586410 Y2 JPS586410 Y2 JP S586410Y2 JP 1977072864 U JP1977072864 U JP 1977072864U JP 7286477 U JP7286477 U JP 7286477U JP S586410 Y2 JPS586410 Y2 JP S586410Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moxibustion
- moxibustion device
- stick
- main body
- device main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Finger-Pressure Massage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は温灸器さらに詳しくは棒灸を嵌入して施灸す
る際に使用する棒灸用の温灸器に関しその目的とすると
ころは、1人で手軽に施灸することができ且つ高熱を伝
えず適温で、しかも「ツボ」を中心に広範囲の安定した
お灸ができその利目が著しく良好で、さらに外観形象が
良好で安価に製作できる温灸器を提供するにある。
る際に使用する棒灸用の温灸器に関しその目的とすると
ころは、1人で手軽に施灸することができ且つ高熱を伝
えず適温で、しかも「ツボ」を中心に広範囲の安定した
お灸ができその利目が著しく良好で、さらに外観形象が
良好で安価に製作できる温灸器を提供するにある。
従来肉桂、丁香、用淑等多数の薬草を混ぜたモグサなか
たく棒状に巻いたもの、いわゆる棒灸は広く使用されて
いるが、その使用法は第7図のように皮膚に直接先端を
つげないで2〜3cIILはなした状態でツボの上を暖
めて行なうものである。
たく棒状に巻いたもの、いわゆる棒灸は広く使用されて
いるが、その使用法は第7図のように皮膚に直接先端を
つげないで2〜3cIILはなした状態でツボの上を暖
めて行なうものである。
しかしながらこの状態で5分〜30分間程ツボの上をあ
ぶるため、その開瞼々に持手がだるくなり2〜3crI
Lはなした状態で棒灸を保持することが困難となる他、
棒灸先端を完全に外気にさらすため、温灸の熱効率が悪
くなる等の欠点があった。
ぶるため、その開瞼々に持手がだるくなり2〜3crI
Lはなした状態で棒灸を保持することが困難となる他、
棒灸先端を完全に外気にさらすため、温灸の熱効率が悪
くなる等の欠点があった。
この考案はこのような従来の欠点をすべて解消するため
に、棒灸を直接手で把持することのないように棒灸を嵌
入する温灸器を考案してなるものでその特徴は、上半身
の内径を棒灸の外径と略同径に、下半身の内径を該上半
身の内径より幅広にそれぞれ形威し、且つ排煙用と通気
用の孔を兼用させて又は夫々別個に穿設してなる温灸器
本体と、棒灸を嵌入した際該棒灸の脱落を防止しうるよ
うに前記温灸器本体の上半身に斜めに挿通してなるスト
ッパーと、前記温灸器本体内に嵌入された棒灸の下端を
嵌入するための有底状の筒体を台盤上に立設せしめた火
消し具とからなるにある。
に、棒灸を直接手で把持することのないように棒灸を嵌
入する温灸器を考案してなるものでその特徴は、上半身
の内径を棒灸の外径と略同径に、下半身の内径を該上半
身の内径より幅広にそれぞれ形威し、且つ排煙用と通気
用の孔を兼用させて又は夫々別個に穿設してなる温灸器
本体と、棒灸を嵌入した際該棒灸の脱落を防止しうるよ
うに前記温灸器本体の上半身に斜めに挿通してなるスト
ッパーと、前記温灸器本体内に嵌入された棒灸の下端を
嵌入するための有底状の筒体を台盤上に立設せしめた火
消し具とからなるにある。
以下その具体的構成について図面に示した一実施例に従
って説明する。
って説明する。
1は無底状で徳利形の木製からなる温灸器本体で内部の
上半身2内径を棒灸3の外径と略同径とし且つ下半身4
をこの内径より段部5,6を介して外側に幅広に形成し
てなる。
上半身2内径を棒灸3の外径と略同径とし且つ下半身4
をこの内径より段部5,6を介して外側に幅広に形成し
てなる。
7は温灸器ボディ8の上部4ケ所に穿設した排煙用の孔
、9は温灸器ボディ8の底部近傍に相対向して両側に穿
設した通気用の孔を示す。
、9は温灸器ボディ8の底部近傍に相対向して両側に穿
設した通気用の孔を示す。
17は火消し具で、棒灸3の前記温灸器本体1内への嵌
入時に該棒灸3を先端を嵌入可能な筒体12を台盤13
上に立設ぜしめて構成されてなる。
入時に該棒灸3を先端を嵌入可能な筒体12を台盤13
上に立設ぜしめて構成されてなる。
16は棒灸3の温灸器本体1からの落下を防止する為の
ストッパーで、該温灸器本体1の首部11の斜めに貫通
して穿設されたねじ孔15に螺合可能なねじ部18と、
該ねじ部18を回転させるためのツマミ部19とから構
成されてなる。
ストッパーで、該温灸器本体1の首部11の斜めに貫通
して穿設されたねじ孔15に螺合可能なねじ部18と、
該ねじ部18を回転させるためのツマミ部19とから構
成されてなる。
この考案は以上の構成からなるため、その使用法につい
て第1図に従って説明する。
て第1図に従って説明する。
筐ず同図のように火をつげた棒長3の先端な温灸器本体
1の上部開口部10から皮膚との間に所望の間隔(通常
2〜3cm)になる位置筐で嵌入し、その状態でツマミ
部19を回転させて前記ストッパー16のねじ部18を
温灸器本体1のねじ孔15に螺入させると該ねじ部18
の先端部18′が棒長3を押圧するため、この状態で棒
長3から手を離なしても棒長3は落下する危険性がない
。
1の上部開口部10から皮膚との間に所望の間隔(通常
2〜3cm)になる位置筐で嵌入し、その状態でツマミ
部19を回転させて前記ストッパー16のねじ部18を
温灸器本体1のねじ孔15に螺入させると該ねじ部18
の先端部18′が棒長3を押圧するため、この状態で棒
長3から手を離なしても棒長3は落下する危険性がない
。
特にねじ孔15は温灸器本体1の首部4に斜め方向に穿
設されてなる為、該ねじ孔15へのストッパー16の螺
入時に該ねじ部18の先端部18′が棒長3を斜め方向
に押圧することとなり、よって棒長8の落下をより確実
に防止することができるのである。
設されてなる為、該ねじ孔15へのストッパー16の螺
入時に該ねじ部18の先端部18′が棒長3を斜め方向
に押圧することとなり、よって棒長8の落下をより確実
に防止することができるのである。
次にこの状態で温灸器本体1の首部11を把持して「ツ
ボ」に温灸器本体1の底部を当てると棒長3先端外周が
温灸器ボディ8に覆われ且つボディ8の内部が大径とな
っているため、従来のように熱の完全なる放散がなく「
ツボ」を中心に広範囲の皮膚に熱がこもりよって温灸熱
の効率が著しく良好となり施灸効果に従来と比し顕著な
相違が生じた。
ボ」に温灸器本体1の底部を当てると棒長3先端外周が
温灸器ボディ8に覆われ且つボディ8の内部が大径とな
っているため、従来のように熱の完全なる放散がなく「
ツボ」を中心に広範囲の皮膚に熱がこもりよって温灸熱
の効率が著しく良好となり施灸効果に従来と比し顕著な
相違が生じた。
また下部の通気用の孔9により温灸器本体1内の通気が
よくなり安定した状態で施灸することができると同時に
排煙用の孔7による排煙効果により皮膚部の黒星化を防
止できる。
よくなり安定した状態で施灸することができると同時に
排煙用の孔7による排煙効果により皮膚部の黒星化を防
止できる。
さらに温灸器本体1が木製なるため施灸時読に直接高熱
を伝えることなく適温で施灸することができる。
を伝えることなく適温で施灸することができる。
次にこのようにして使用し施灸が終了すると第4図のよ
うに有底状の筒体12を立設した台盤13上に前記温灸
器本体1を載置し棒長3を筒体12内VC@入せしめる
と、筒体12内が完全密閉化されよって棒長3先端の火
は徐々に消されてし1う。
うに有底状の筒体12を立設した台盤13上に前記温灸
器本体1を載置し棒長3を筒体12内VC@入せしめる
と、筒体12内が完全密閉化されよって棒長3先端の火
は徐々に消されてし1う。
尚、この実施例では好ましい効果を得るために排煙用の
孔Tと通気用の孔9を夫々別個穿設してなるが、この細
菌5図のように排煙用と通気用の孔を兼用させて孔14
を穿設してもよいものである。
孔Tと通気用の孔9を夫々別個穿設してなるが、この細
菌5図のように排煙用と通気用の孔を兼用させて孔14
を穿設してもよいものである。
叙上のようにこの考案は、棒長を温灸器本体に嵌入する
だけでよいため、直接棒長を把持して施灸する場合に比
し皮膚から常に一定の位置で均一なる施灸なすることが
できると同時に手の疲労感も従来に比しほとんどなくな
る効果をえた。
だけでよいため、直接棒長を把持して施灸する場合に比
し皮膚から常に一定の位置で均一なる施灸なすることが
できると同時に手の疲労感も従来に比しほとんどなくな
る効果をえた。
筐た温灸器本体内は底部に向って幅広な開口となってい
るため、施灸がツボを中心に幅広く行うことができよっ
て温灸の熱効率を増大させむらなく効率の良い施灸が可
能となった。
るため、施灸がツボを中心に幅広く行うことができよっ
て温灸の熱効率を増大させむらなく効率の良い施灸が可
能となった。
さらに温灸器本体に排煙用の孔を穿設して皮膚部の黒星
化を防止している他、通気孔の穿設により温灸器本体内
での通気が良好となり、よって施灸時の棒長の加熱度を
安定させ良好なる施灸効果をえることができた。
化を防止している他、通気孔の穿設により温灸器本体内
での通気が良好となり、よって施灸時の棒長の加熱度を
安定させ良好なる施灸効果をえることができた。
また温灸器本体に嵌入された棒長を押圧可能なストッパ
ー16を温灸器本体の上半身に斜め方向に設けてなる為
、上半身から抜は落ちる棒長を一定位置で制止させ、よ
ってその落下を防止することができる効果がある。
ー16を温灸器本体の上半身に斜め方向に設けてなる為
、上半身から抜は落ちる棒長を一定位置で制止させ、よ
ってその落下を防止することができる効果がある。
さらに温灸器本体内に嵌入された棒長の先端を嵌入する
ための有底状の筒体を台盤上に立設せしめた火消し具を
設けてなる為、棒長先端への筒体の嵌入時に該筒体内が
完全密閉化され、よって棒長先端の火は徐々に消される
こととなり、その結果不使用時において火の始末を確実
に行なうことができ、火事等の起こるおそれも一切生じ
ないのである。
ための有底状の筒体を台盤上に立設せしめた火消し具を
設けてなる為、棒長先端への筒体の嵌入時に該筒体内が
完全密閉化され、よって棒長先端の火は徐々に消される
こととなり、その結果不使用時において火の始末を確実
に行なうことができ、火事等の起こるおそれも一切生じ
ないのである。
その他全体が極めて簡単な構造で外観形象にすぐれ、し
かも老人等にも取扱いが容易である等その実用的効果は
犬なるものがある。
かも老人等にも取扱いが容易である等その実用的効果は
犬なるものがある。
第1図はこの考案による温灸器の使用状態を示す斜視図
、第2図は同温灸器の底面図、第3図は同縦断面図、第
4図は火消し時の同縦断面図、第5図は排煙用と通気用
の孔を兼用させた温灸器本体の正面図、第6図は従来例
を示す説明図。 1・・・・・・温灸器本体、2・・・・・・上半身、3
・・・・・・棒長、4・・・・・・下半身、7・・・・
・・孔、8・・・・・・孔、16・・・・・・ストッパ
ー。
、第2図は同温灸器の底面図、第3図は同縦断面図、第
4図は火消し時の同縦断面図、第5図は排煙用と通気用
の孔を兼用させた温灸器本体の正面図、第6図は従来例
を示す説明図。 1・・・・・・温灸器本体、2・・・・・・上半身、3
・・・・・・棒長、4・・・・・・下半身、7・・・・
・・孔、8・・・・・・孔、16・・・・・・ストッパ
ー。
Claims (1)
- 上半身の内径な棒灸3の外径と略同径に、下半身の内径
を該上半身の内径より幅広にそれぞれ形成し、且つ排煙
用と通気用の孔を兼用させて又は夫々別個に穿設してな
る温灸器本体1と、該温灸器本体1上半身上に斜めに貫
通して穿設されたねじ孔15に螺合可能にされて前記温
灸器本体1に嵌入された棒灸3の長手方向に対して斜め
切断された先端部18′を有するねじ物18とつ1み部
19とからなるストッパー16と、前記温灸器本体1内
に嵌入された棒灸3の先端を嵌入するための有底状の筒
体12を台盤13上に立設せしめた火消し具17とから
なることを特徴とする温灸器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977072864U JPS586410Y2 (ja) | 1977-06-03 | 1977-06-03 | 温灸器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977072864U JPS586410Y2 (ja) | 1977-06-03 | 1977-06-03 | 温灸器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54291U JPS54291U (ja) | 1979-01-05 |
JPS586410Y2 true JPS586410Y2 (ja) | 1983-02-03 |
Family
ID=28984954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977072864U Expired JPS586410Y2 (ja) | 1977-06-03 | 1977-06-03 | 温灸器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS586410Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5235198B2 (ja) * | 1973-04-10 | 1977-09-07 | ||
JPH063717U (ja) * | 1992-06-23 | 1994-01-18 | 豊田合成株式会社 | ガラスラン |
JPH0614753U (ja) * | 1991-09-30 | 1994-02-25 | 日本特殊陶業株式会社 | 火花放電用点火トランス装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5235198U (ja) * | 1975-09-04 | 1977-03-12 |
-
1977
- 1977-06-03 JP JP1977072864U patent/JPS586410Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5235198B2 (ja) * | 1973-04-10 | 1977-09-07 | ||
JPH0614753U (ja) * | 1991-09-30 | 1994-02-25 | 日本特殊陶業株式会社 | 火花放電用点火トランス装置 |
JPH063717U (ja) * | 1992-06-23 | 1994-01-18 | 豊田合成株式会社 | ガラスラン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54291U (ja) | 1979-01-05 |
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