JPH07265375A - 温きゅう器 - Google Patents
温きゅう器Info
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- JPH07265375A JPH07265375A JP6085744A JP8574494A JPH07265375A JP H07265375 A JPH07265375 A JP H07265375A JP 6085744 A JP6085744 A JP 6085744A JP 8574494 A JP8574494 A JP 8574494A JP H07265375 A JPH07265375 A JP H07265375A
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- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F7/00—Heating or cooling appliances for medical or therapeutic treatment of the human body
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
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- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 患部表面に安定に保持しながら、発熱部の熱
を患部へ効率よく集中できて熱効率が高く、もぐさ等の
燃焼煙も無駄に放散されることなく患部表面を有効に殺
菌できる温きゅう器を提供することを目的とする。 【構成】 下拡がりの傾斜面１２で囲周され、底面が開
口１４された中空錐体１６と、前記中空錐体内に設けら
れた発熱部１８とを備え、前記中空錐体は、上面が開口
された台錐体２２と、この上面開口に開閉自在に装着さ
れた蓋体２４とから形成され、前記発熱部は、前記台錐
体の上面開口近縁に架設された多孔性の容器４０とこの
容器内に充填された発熱体とを有している。蓋体を開口
して台錐体の容器内にもぐさを充填して着火した後で蓋
体を閉蓋させ、台錐体の底面開口を患部の皮膚面に載着
しつつもぐさの燃焼熱を患部に投射させる。
を患部へ効率よく集中できて熱効率が高く、もぐさ等の
燃焼煙も無駄に放散されることなく患部表面を有効に殺
菌できる温きゅう器を提供することを目的とする。 【構成】 下拡がりの傾斜面１２で囲周され、底面が開
口１４された中空錐体１６と、前記中空錐体内に設けら
れた発熱部１８とを備え、前記中空錐体は、上面が開口
された台錐体２２と、この上面開口に開閉自在に装着さ
れた蓋体２４とから形成され、前記発熱部は、前記台錐
体の上面開口近縁に架設された多孔性の容器４０とこの
容器内に充填された発熱体とを有している。蓋体を開口
して台錐体の容器内にもぐさを充填して着火した後で蓋
体を閉蓋させ、台錐体の底面開口を患部の皮膚面に載着
しつつもぐさの燃焼熱を患部に投射させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、患部の表面を暖め、刺
激しながら組織を活性化させ、患部の痛み等を弛緩させ
る温きゅう器に関するものである。
激しながら組織を活性化させ、患部の痛み等を弛緩させ
る温きゅう器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】肩、背中、腰或は膝等の患部の痛みを弛
緩させる民間療法として、薬草である「よもぎ」を乾燥
させて繊維状に加工した「もぐさ」を、米粒状にひねっ
て患部の皮膚上面に載せ、これに線香の火をつけて燃や
しながら燃焼熱で患部の痛みを弛緩させる施きゅうが、
昔から行なわれていた。
緩させる民間療法として、薬草である「よもぎ」を乾燥
させて繊維状に加工した「もぐさ」を、米粒状にひねっ
て患部の皮膚上面に載せ、これに線香の火をつけて燃や
しながら燃焼熱で患部の痛みを弛緩させる施きゅうが、
昔から行なわれていた。
【０００３】しかし、患部の皮膚面に施きゅうした場合
には、もぐさの燃焼熱が高く、皮膚面に火傷が残るた
め、近年においては、患部の皮膚面に、にんにく、ね
ぎ、みそ等を薄くおき、この上面に「もぐさ」をおいて
燃やしながら患部に間接的に熱を伝える隔物施きゅうや
巻煙草のように形成した「もぐさ」の端部に着火し、こ
の着火部を筒体状の保持筒内に挿入し、この保持筒を把
持しながら患部の皮膚面に当着させて患部を「もぐさ」
の燃焼熱で刺激する温きゅうが行なわれている。
には、もぐさの燃焼熱が高く、皮膚面に火傷が残るた
め、近年においては、患部の皮膚面に、にんにく、ね
ぎ、みそ等を薄くおき、この上面に「もぐさ」をおいて
燃やしながら患部に間接的に熱を伝える隔物施きゅうや
巻煙草のように形成した「もぐさ」の端部に着火し、こ
の着火部を筒体状の保持筒内に挿入し、この保持筒を把
持しながら患部の皮膚面に当着させて患部を「もぐさ」
の燃焼熱で刺激する温きゅうが行なわれている。
【０００４】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、前記
隔物施きゅうにおいては、にんにく、ねぎ、みそ等の上
面においた「もぐさ」の燃焼調整が難しく、なかには、
皮膚面を火傷する危険もある。また、保持筒を用いた温
きゅうにおいては、「もぐさ」の着火部の位置を保持筒
内で調整したり、保持筒の安定性が悪いために把持した
状態で患部面を移動したりするのに手数を要し、熱を患
部に集中して投射できず、その熱効率が低い等の問題が
あった。
隔物施きゅうにおいては、にんにく、ねぎ、みそ等の上
面においた「もぐさ」の燃焼調整が難しく、なかには、
皮膚面を火傷する危険もある。また、保持筒を用いた温
きゅうにおいては、「もぐさ」の着火部の位置を保持筒
内で調整したり、保持筒の安定性が悪いために把持した
状態で患部面を移動したりするのに手数を要し、熱を患
部に集中して投射できず、その熱効率が低い等の問題が
あった。
【０００５】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、容器内で「もぐさ」を着火
燃焼させながら患部表面で容器を安定に保持でき、途中
で着火部を調整する必要もなく、燃焼熱を患部へ長時
間、効率よく集中できて熱効率が高いことを特徴とした
温きゅう器を提供することにある。
たものであり、その目的は、容器内で「もぐさ」を着火
燃焼させながら患部表面で容器を安定に保持でき、途中
で着火部を調整する必要もなく、燃焼熱を患部へ長時
間、効率よく集中できて熱効率が高いことを特徴とした
温きゅう器を提供することにある。
【０００６】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
めに、本発明は、下拡がりの傾斜面１２で囲周され、底
面が開口１４された中空錐体１６と、前記中空錐体１６
内に設けられた発熱部１８とを備えて成る温きゅう器１
０から構成される。
めに、本発明は、下拡がりの傾斜面１２で囲周され、底
面が開口１４された中空錐体１６と、前記中空錐体１６
内に設けられた発熱部１８とを備えて成る温きゅう器１
０から構成される。
【０００７】また、前記中空錐体１６は、上面が開口２
０された台錐体２２と、この上面開口２０に開閉自在に
装着された蓋体２４とから成ることとしてもよい。
０された台錐体２２と、この上面開口２０に開閉自在に
装着された蓋体２４とから成ることとしてもよい。
【０００８】また、前記蓋体２４の内面側には、熱反射
兼用押え板４８が設けられて成ることとしてもよい。
兼用押え板４８が設けられて成ることとしてもよい。
【０００９】また、前記発熱部１８は、前記台錐体２２
の上面開口２０の近縁に架設されて成ることとしてもよ
い。
の上面開口２０の近縁に架設されて成ることとしてもよ
い。
【００１０】また、前記発熱部１８は、多孔性の容器４
０と、この容器４０内に充填された発熱体４２とから成
ることとしてもよい。
０と、この容器４０内に充填された発熱体４２とから成
ることとしてもよい。
【００１１】また、前記台錐体２２には、通気孔３６が
開孔されて成ることとしてもよい。
開孔されて成ることとしてもよい。
【００１２】また、前記台錐体２２には、把手３６が設
けられて成る成ることとしてもよい。
けられて成る成ることとしてもよい。
【００１３】また、前記台錐体２２の底面側には、パッ
キン３４が付設されて成ることとしてもよい。
キン３４が付設されて成ることとしてもよい。
【００１４】
【作用】本発明に係る温きゅう器を用いて、患部の痛み
を弛緩させる場合には、台錐体に閉着している蓋体を回
動して開口させる。そして、台錐体の上面開口側に架設
された発熱部の多孔性の容器内にもぐさ、炭化もぐさ等
の発熱体を充填して着火させる。その後で、蓋体を台錐
体の上面に閉着させて患部表面に台錐体を載着させる。
これにより、外周面がピラミッド状に傾斜した台錐体内
の発熱部の容器内で燃焼中のもぐさや炭化もぐさ等の発
熱体から発射される熱線は、前記台錐体の下面開口へ直
接投射されたり、或は台錐体の傾斜した内面で反射した
後で下面開口へ投射されるものであり、適度の燃焼熱を
患部へ長時間、効率よく集中させながら患部の痛みを弛
緩させることができ、また、患部表面で台錐体を安定に
保持しなら着火部を調整する必要もなく、使用時の手数
を要しない。
を弛緩させる場合には、台錐体に閉着している蓋体を回
動して開口させる。そして、台錐体の上面開口側に架設
された発熱部の多孔性の容器内にもぐさ、炭化もぐさ等
の発熱体を充填して着火させる。その後で、蓋体を台錐
体の上面に閉着させて患部表面に台錐体を載着させる。
これにより、外周面がピラミッド状に傾斜した台錐体内
の発熱部の容器内で燃焼中のもぐさや炭化もぐさ等の発
熱体から発射される熱線は、前記台錐体の下面開口へ直
接投射されたり、或は台錐体の傾斜した内面で反射した
後で下面開口へ投射されるものであり、適度の燃焼熱を
患部へ長時間、効率よく集中させながら患部の痛みを弛
緩させることができ、また、患部表面で台錐体を安定に
保持しなら着火部を調整する必要もなく、使用時の手数
を要しない。
【００１５】
【実施例】以下、添付図面に基づき、本発明の好適な実
施例を説明する。図１ないし図５には、本発明に係る温
きゅう器１０が示されている。図より明らかな様に、前
記温きゅう器１０は、下拡がりの傾斜面１２で囲周さ
れ、底面が開口１４された中空錐体１６と、前記中空錐
体１６内に設けられた発熱部１８とを備えて成るもので
ある。
施例を説明する。図１ないし図５には、本発明に係る温
きゅう器１０が示されている。図より明らかな様に、前
記温きゅう器１０は、下拡がりの傾斜面１２で囲周さ
れ、底面が開口１４された中空錐体１６と、前記中空錐
体１６内に設けられた発熱部１８とを備えて成るもので
ある。
【００１６】これにより、前記下拡がりの傾斜面で囲周
された中空錐体内に設けた発熱部に発生する熱は、中空
錐体の底面開口へ直接投射されると共に中空錐体の内面
で反射した後に底面開口へ投射され、中空錐体の底面に
当着させた患部に熱を効率的に集中できる。また、患部
に対する熱効率が高いために、発熱部における発熱体の
容量も節約できることとなる。
された中空錐体内に設けた発熱部に発生する熱は、中空
錐体の底面開口へ直接投射されると共に中空錐体の内面
で反射した後に底面開口へ投射され、中空錐体の底面に
当着させた患部に熱を効率的に集中できる。また、患部
に対する熱効率が高いために、発熱部における発熱体の
容量も節約できることとなる。
【００１７】前記中空錐体１６は、耐食性、耐熱性金
属、例えば、ステンレススチールを素材とし、上面が開
口２０された台錐体２２と、この台錐体２２の上面開口
２０に開閉自在に装着された蓋体２４と、で下拡がりの
傾斜面１２で囲周されたピラミッド状に形成されてい
る。実施例において、前記台錐体２２及び蓋体２４は、
図３、図４に示す様に、四角錐状に形成されている。し
かし、これに限ることなく、三角錐状、円錐状、多角錐
状等に形成してもよい。また、素材として耐食性、耐熱
性金属に限ることなく、セラミック、耐熱性合成樹脂等
を素材としてもよい。
属、例えば、ステンレススチールを素材とし、上面が開
口２０された台錐体２２と、この台錐体２２の上面開口
２０に開閉自在に装着された蓋体２４と、で下拡がりの
傾斜面１２で囲周されたピラミッド状に形成されてい
る。実施例において、前記台錐体２２及び蓋体２４は、
図３、図４に示す様に、四角錐状に形成されている。し
かし、これに限ることなく、三角錐状、円錐状、多角錐
状等に形成してもよい。また、素材として耐食性、耐熱
性金属に限ることなく、セラミック、耐熱性合成樹脂等
を素材としてもよい。
【００１８】図２、図３に示す様に、前記蓋体２４は、
台錐体２２の上面開口２０の外縁側に固定された枢着具
２６に枢着され、かつ図２上で前記枢着具２６の反対側
において、前記台錐体２２の傾斜面１２に設けた掛止め
具２８に前記蓋体２４に固定されたフック３０が着脱自
在に係止されている。これにより、前記掛止め具２８で
フック３０を着脱係止しながら台錐体２２の上面開口２
０を蓋体２４で開閉しながら台錐体２２内の発熱部へも
ぐさ、炭化もぐさ等の発熱体を充填できる。
台錐体２２の上面開口２０の外縁側に固定された枢着具
２６に枢着され、かつ図２上で前記枢着具２６の反対側
において、前記台錐体２２の傾斜面１２に設けた掛止め
具２８に前記蓋体２４に固定されたフック３０が着脱自
在に係止されている。これにより、前記掛止め具２８で
フック３０を着脱係止しながら台錐体２２の上面開口２
０を蓋体２４で開閉しながら台錐体２２内の発熱部へも
ぐさ、炭化もぐさ等の発熱体を充填できる。
【００１９】図１、図３に示す様に、前記相対向した枢
着具２６と掛止め具２８との対向方向と交差する方向に
おいて、前記台錐体２２の上端寄り位置には、把手３
２、３２が突設され、更に台錐体２２の下面開口１４の
周縁部にはパッキン３４が付設されている。また、図４
に示す様に、前記台錐体２２の周縁の各傾斜面１２に
は、通気孔３６が開孔されている。
着具２６と掛止め具２８との対向方向と交差する方向に
おいて、前記台錐体２２の上端寄り位置には、把手３
２、３２が突設され、更に台錐体２２の下面開口１４の
周縁部にはパッキン３４が付設されている。また、図４
に示す様に、前記台錐体２２の周縁の各傾斜面１２に
は、通気孔３６が開孔されている。
【００２０】これにより、前記中空錐体１６を患部上面
に安定して載着できる。このとき、前記パッキン３４で
中空錐体１６の底面開口１４と患部の皮膚面とのクッシ
ョン性や気密性が向上され、内部の発熱部１８から皮膚
面に投射される熱や発熱部１８の燃焼煙の漏洩を防止で
きることとなる。また、通気孔３６から台錐体２２内へ
空気が供給されて発熱部１８における「もぐさ」等の燃
焼を継続できる。
に安定して載着できる。このとき、前記パッキン３４で
中空錐体１６の底面開口１４と患部の皮膚面とのクッシ
ョン性や気密性が向上され、内部の発熱部１８から皮膚
面に投射される熱や発熱部１８の燃焼煙の漏洩を防止で
きることとなる。また、通気孔３６から台錐体２２内へ
空気が供給されて発熱部１８における「もぐさ」等の燃
焼を継続できる。
【００２１】図４、図５、図６に示す様に、前記発熱部
１８は、前記台錐体２２の上面開口２０の近縁におい
て、同上面開口２０を閉蓋する様に固定された熱反射板
３８の略中央位置に架設されている。
１８は、前記台錐体２２の上面開口２０の近縁におい
て、同上面開口２０を閉蓋する様に固定された熱反射板
３８の略中央位置に架設されている。
【００２２】前記発熱部１８は、耐食性、耐熱性金属、
セラミック等を素材とし、上面が開口された多孔性の容
器４０と、この容器４０内に充填された発熱体４２と、
で形成され、前記熱反射板３８の中央位置に開孔された
孔４４に容器４０が嵌挿されると共に容器４０の上端の
フランジ４６が前記孔４４の周縁上面に着脱自在に支持
されている。
セラミック等を素材とし、上面が開口された多孔性の容
器４０と、この容器４０内に充填された発熱体４２と、
で形成され、前記熱反射板３８の中央位置に開孔された
孔４４に容器４０が嵌挿されると共に容器４０の上端の
フランジ４６が前記孔４４の周縁上面に着脱自在に支持
されている。
【００２３】前記発熱体４２としては、もぐさ、炭化も
ぐさ、或は乾燥した薬草等を用意し、前記容器４０内に
充填し、着火させる。これにより、多孔性の容器４０内
に充填され、着火されたもぐさや炭化もぐさに空気が通
流しながら燃焼が継続される。前記もぐさや炭化もぐさ
の燃焼終了後には、容器４０を熱反射板３８の孔４４よ
り取外してもぐさや炭化もぐさを簡易に詰め替え、再び
着火しながら燃焼を継続できる。
ぐさ、或は乾燥した薬草等を用意し、前記容器４０内に
充填し、着火させる。これにより、多孔性の容器４０内
に充填され、着火されたもぐさや炭化もぐさに空気が通
流しながら燃焼が継続される。前記もぐさや炭化もぐさ
の燃焼終了後には、容器４０を熱反射板３８の孔４４よ
り取外してもぐさや炭化もぐさを簡易に詰め替え、再び
着火しながら燃焼を継続できる。
【００２４】そして、前記容器４０内で燃焼中のもぐさ
や炭化もぐさから発生する熱線は、中空錐体１６が下拡
がりのピラミッド状に形成されているため、前記台錐体
４２の底面開口２０へ直接投射されたり、或は台錐体４
２の傾斜した内面で反射した後で底面開口２０へ投射さ
れもので、図５に示す様に、底面開口２０の略中央部分
に熱線が集中的に投射されて熱効率が高くなり、この熱
線で患部を加熱し、刺激しながら自療作用を高め得るこ
ととなる。また、底面開口２０に対する熱線の熱効率が
高いため、前記容器４０内で燃焼する「もぐさ」等の充
填量を節約でき、かつ長時間に渡って燃焼を継続でき
る。
や炭化もぐさから発生する熱線は、中空錐体１６が下拡
がりのピラミッド状に形成されているため、前記台錐体
４２の底面開口２０へ直接投射されたり、或は台錐体４
２の傾斜した内面で反射した後で底面開口２０へ投射さ
れもので、図５に示す様に、底面開口２０の略中央部分
に熱線が集中的に投射されて熱効率が高くなり、この熱
線で患部を加熱し、刺激しながら自療作用を高め得るこ
ととなる。また、底面開口２０に対する熱線の熱効率が
高いため、前記容器４０内で燃焼する「もぐさ」等の充
填量を節約でき、かつ長時間に渡って燃焼を継続でき
る。
【００２５】前記発熱体４２は、必ずしももぐさ、炭化
もぐさ、薬草等に限ることなく、例えば、電源に接続し
得る様に構成した電熱線を容器４０内に配線して熱線を
投射してもよい。
もぐさ、薬草等に限ることなく、例えば、電源に接続し
得る様に構成した電熱線を容器４０内に配線して熱線を
投射してもよい。
【００２６】図５に示す様に、前記蓋体２４の内面側の
下端部には、熱反射兼用押え板４８が設置されている。
これにより、台錐体２２の上面を蓋体２４で閉蓋する
と、前記発熱体２２の容器４０の上面開口が熱反射兼用
押え板４８で閉着され、容器４０内に充填されたもぐさ
や炭化もぐさ等の発熱体４２を安定して保持しながら燃
焼を継続でき、また容器４０から上方へ投射される熱線
を下方へ反射できる。
下端部には、熱反射兼用押え板４８が設置されている。
これにより、台錐体２２の上面を蓋体２４で閉蓋する
と、前記発熱体２２の容器４０の上面開口が熱反射兼用
押え板４８で閉着され、容器４０内に充填されたもぐさ
や炭化もぐさ等の発熱体４２を安定して保持しながら燃
焼を継続でき、また容器４０から上方へ投射される熱線
を下方へ反射できる。
【００２７】尚、前記温きゅう器１０の実験例として、
厚み０．５ｍｍのステンレススチールを素材とし、台錐
体：底面開口＝１６０×１６０ｍｍ、上面開口＝７０×
７０ｍｍ、高さ＝７８ｍｍ、蓋体：底面開口＝７０×７
０ｍｍ、高さ＝６０ｍｍ、発熱部：多孔性の容器の直径
＝２６ｍｍ、高さ＝２６ｍｍ、ＳＵＳ４００＃メッシュ
に形成した。
厚み０．５ｍｍのステンレススチールを素材とし、台錐
体：底面開口＝１６０×１６０ｍｍ、上面開口＝７０×
７０ｍｍ、高さ＝７８ｍｍ、蓋体：底面開口＝７０×７
０ｍｍ、高さ＝６０ｍｍ、発熱部：多孔性の容器の直径
＝２６ｍｍ、高さ＝２６ｍｍ、ＳＵＳ４００＃メッシュ
に形成した。
【００２８】前記発熱部に「もぐさ」を充填して着火し
たときに、台錐体の底面開口を閉鎖した状態において底
面開口の略中央位置の温度は、着火後の１０分で４９．
３℃、４０分後で６１．７℃となって８０分間に渡って
燃焼を継続でき、その間における平均温度＝５７．３１
℃を測定できた。
たときに、台錐体の底面開口を閉鎖した状態において底
面開口の略中央位置の温度は、着火後の１０分で４９．
３℃、４０分後で６１．７℃となって８０分間に渡って
燃焼を継続でき、その間における平均温度＝５７．３１
℃を測定できた。
【００２９】この点、従来の温きゅうの一例として、例
えば円筒形の保持筒があり、これによれば木質材を素材
として外径＝５０ｍｍ、内径＝４０ｍｍ、高さ＝６０ｍ
ｍ程度に形成され、この保持筒の上端に、直径＝１０ｍ
ｍ、長さ＝２５ｃｍ程度の巻煙草状に形成された「もぐ
さ」の嵌挿保持部が設けられている。巻煙草状の「もぐ
さ」の下端に着火して保持筒内の中間高さ位置へ嵌挿さ
せたときに、保持筒の下端開口の温度は、略４０℃程度
で、巻煙草状の「もぐさ」は着火後の１５ないし２０分
程度で燃焼を終了する。
えば円筒形の保持筒があり、これによれば木質材を素材
として外径＝５０ｍｍ、内径＝４０ｍｍ、高さ＝６０ｍ
ｍ程度に形成され、この保持筒の上端に、直径＝１０ｍ
ｍ、長さ＝２５ｃｍ程度の巻煙草状に形成された「もぐ
さ」の嵌挿保持部が設けられている。巻煙草状の「もぐ
さ」の下端に着火して保持筒内の中間高さ位置へ嵌挿さ
せたときに、保持筒の下端開口の温度は、略４０℃程度
で、巻煙草状の「もぐさ」は着火後の１５ないし２０分
程度で燃焼を終了する。
【００３０】従って、本願の温きゅう器１０が、従来の
保持筒を使用した温きゅうに比べ、患部に対して高温度
の熱線を照射でき、「もぐさ」の消費量も少なく、かつ
長時間に渡り熱線を投射できるものである。
保持筒を使用した温きゅうに比べ、患部に対して高温度
の熱線を照射でき、「もぐさ」の消費量も少なく、かつ
長時間に渡り熱線を投射できるものである。
【００３１】次に、本発明に係る温きゅう器１０の作用
を説明する。前記温きゅう器１０を用いて、背中等の患
部の痛みを弛緩させる場合には、図６、図７に示す様
に、蓋体２４のフック３０を台錐体２２側の掛止め具２
８から脱係し、蓋体２４を枢着具２６を中心として開口
させる。そして、台錐体２２の上面開口１４側に架設さ
れた発熱部１８の多孔性の容器４０を熱反射板３８の孔
４４から取り外し、この容器４０内にもぐさ、炭化もぐ
さ等の発熱体４２を充填して着火させて再び容器４０を
熱反射板３８の孔４４内に装着して支持される。
を説明する。前記温きゅう器１０を用いて、背中等の患
部の痛みを弛緩させる場合には、図６、図７に示す様
に、蓋体２４のフック３０を台錐体２２側の掛止め具２
８から脱係し、蓋体２４を枢着具２６を中心として開口
させる。そして、台錐体２２の上面開口１４側に架設さ
れた発熱部１８の多孔性の容器４０を熱反射板３８の孔
４４から取り外し、この容器４０内にもぐさ、炭化もぐ
さ等の発熱体４２を充填して着火させて再び容器４０を
熱反射板３８の孔４４内に装着して支持される。
【００３２】更に、蓋体２４を台錐体２２の上面の開口
１４へ回動して閉口させると共に台錐体２２の掛止め具
２８をフック３０に係止させる。これにより、台錐体２
２を患部表面に安定に保持できる。また、台錐体２２内
の容器４０内で燃焼中のもぐさや炭化もぐさ等の発熱体
４２から発生する熱線は、台錐体４２の底面開口２０へ
直接投射されたり、或は台錐体４２の下拡がりに傾斜し
た内面で反射した後で底面開口２０へ投射されながら、
この熱線で患部を効率的に加熱できるもので、容器４０
内で燃焼中の発熱体４２を調整する必要もなく、長時間
に渡り燃焼を継続できる。
１４へ回動して閉口させると共に台錐体２２の掛止め具
２８をフック３０に係止させる。これにより、台錐体２
２を患部表面に安定に保持できる。また、台錐体２２内
の容器４０内で燃焼中のもぐさや炭化もぐさ等の発熱体
４２から発生する熱線は、台錐体４２の底面開口２０へ
直接投射されたり、或は台錐体４２の下拡がりに傾斜し
た内面で反射した後で底面開口２０へ投射されながら、
この熱線で患部を効率的に加熱できるもので、容器４０
内で燃焼中の発熱体４２を調整する必要もなく、長時間
に渡り燃焼を継続できる。
【００３３】前記台錐体２２の底面の開口２０は、患部
の皮膚面に直接当接させたり、或は熱線が熱すぎる場合
には、患部の上面にシートを敷き込んでもよい。そし
て、台錐体２２は、その把手３２、３２を把持しながら
患部に沿って自由に移動しながら熱線を患部に集中で
き、また、もぐさや炭化もぐさ等の燃焼煙を台錐体２２
内に滞留させながら患部面に接触させて患部面の殺菌も
できることとなる。
の皮膚面に直接当接させたり、或は熱線が熱すぎる場合
には、患部の上面にシートを敷き込んでもよい。そし
て、台錐体２２は、その把手３２、３２を把持しながら
患部に沿って自由に移動しながら熱線を患部に集中で
き、また、もぐさや炭化もぐさ等の燃焼煙を台錐体２２
内に滞留させながら患部面に接触させて患部面の殺菌も
できることとなる。
【００３４】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１に係る温
きゅう器によれば、下拡がりの傾斜面で囲周され、底面
が開口された中空錐体と、前記中空錐体内に設けられた
発熱部とを備えて成ることにより、発熱部に発生する熱
線を中空推体の底面開口へ直接放射させると共に下拡が
りの傾斜面の内面側で反射させた後に放射しながら底面
開口に熱線を集中して患部を効率的に加熱し、刺激でき
る。また、底面開口に対する熱線の熱効率が高いため、
前記発熱部内で燃焼する「もぐさ」等の充填量を節約で
き、かつ長時間に渡って燃焼を継続できる。
きゅう器によれば、下拡がりの傾斜面で囲周され、底面
が開口された中空錐体と、前記中空錐体内に設けられた
発熱部とを備えて成ることにより、発熱部に発生する熱
線を中空推体の底面開口へ直接放射させると共に下拡が
りの傾斜面の内面側で反射させた後に放射しながら底面
開口に熱線を集中して患部を効率的に加熱し、刺激でき
る。また、底面開口に対する熱線の熱効率が高いため、
前記発熱部内で燃焼する「もぐさ」等の充填量を節約で
き、かつ長時間に渡って燃焼を継続できる。
【００３５】また、請求項２によれば、前記中空錐体
は、上面が開口された台錐体と、この上面開口に開閉自
在に装着された蓋体とから成ることにより、患部面に安
定して載着でき、蓋体を開閉しながら台錐体内に設けら
れた発熱部へ発熱体を充填して温きゅう器による自療を
継続できる。
は、上面が開口された台錐体と、この上面開口に開閉自
在に装着された蓋体とから成ることにより、患部面に安
定して載着でき、蓋体を開閉しながら台錐体内に設けら
れた発熱部へ発熱体を充填して温きゅう器による自療を
継続できる。
【００３６】また、請求項３によれば、前記蓋体の内面
側には、熱反射兼用押え板が設けられて成ることによ
り、台錐体の上面に蓋体を閉着させて台錐体の上部近縁
に設けられた発熱部を熱反射兼用押え板で安定保持し、
かつ上方への熱線の漏洩を防止できる。
側には、熱反射兼用押え板が設けられて成ることによ
り、台錐体の上面に蓋体を閉着させて台錐体の上部近縁
に設けられた発熱部を熱反射兼用押え板で安定保持し、
かつ上方への熱線の漏洩を防止できる。
【００３７】また、請求項４によれば、前記発熱部は、
前記台錐体の上面開口近縁に架設されて成ることによ
り、台錐体の上面の蓋体を開閉しながら発熱部の発熱体
を簡易に補充しながら燃焼を継続できる。
前記台錐体の上面開口近縁に架設されて成ることによ
り、台錐体の上面の蓋体を開閉しながら発熱部の発熱体
を簡易に補充しながら燃焼を継続できる。
【００３８】また、請求項５によれば、前記発熱部は、
多孔性の容器と、この容器内に充填された発熱体とから
成ることにより、容器内に充填された発熱体を容易に燃
焼させつつ熱線を投射できる。
多孔性の容器と、この容器内に充填された発熱体とから
成ることにより、容器内に充填された発熱体を容易に燃
焼させつつ熱線を投射できる。
【００３９】また、請求項６によれば、前記台錐体に
は、通気孔が開孔されて成ることにより、台錐体内に架
設した発熱部の発熱体へ空気を供給しながら発熱体の燃
焼を継続できる。
は、通気孔が開孔されて成ることにより、台錐体内に架
設した発熱部の発熱体へ空気を供給しながら発熱体の燃
焼を継続できる。
【００４０】また、請求項７によれば、前記台錐体に
は、把手が設けられて成ることにより、把手を把持しな
がら患部に沿って台錐体を簡易に反復移動させつつ熱線
を患部へ投射できる。
は、把手が設けられて成ることにより、把手を把持しな
がら患部に沿って台錐体を簡易に反復移動させつつ熱線
を患部へ投射できる。
【００４１】また、請求項８によれば、前記台錐体の底
面側には、パッキンが付設されて成ることにより、患部
に当着させた台錐体の底面と患部の皮膚面とのクッショ
ン性や機密性が向上され、患部に対する台錐体の違和感
がなく、また、熱線による熱効率を向上できる。
面側には、パッキンが付設されて成ることにより、患部
に当着させた台錐体の底面と患部の皮膚面とのクッショ
ン性や機密性が向上され、患部に対する台錐体の違和感
がなく、また、熱線による熱効率を向上できる。
【図１】本発明に係る温きゅう器の正面図である。
【図２】図１に示す温きゅう器の右側面図である。
【図３】図１に示す温きゅう器の平面図である。
【図４】図１に示す温きゅう器の底面図である。
【図５】図３のＡ−Ａ線断面図である。
【図６】蓋体を開口し、一部を切開した温きゅう器の右
側面図である。
側面図である。
【図７】温きゅう器を人体の背中に載着し、蓋体を回動
して内部の発熱部にもぐさを充填した状態を示した斜視
図である。
して内部の発熱部にもぐさを充填した状態を示した斜視
図である。
１０ 温きゅう器 １２ 傾斜面 １４ 開口 １６ 中空錐体 １８ 発熱部 ２２ 台錐体 ２４ 蓋体 ３２ 把手 ３４ パッキン ３６ 通気孔 ４０ 容器 ４２ 発熱体 ４８ 熱反射兼用押え板
Claims (8)
- 【請求項１】 下拡がりの傾斜面で囲周され、底面が開
口された中空錐体と、 前記中空錐体内に設けられた発熱部と、を備えて成る温
きゅう器。 - 【請求項２】 前記中空錐体は、上面が開口された台錐
体と、この上面開口に開閉自在に装着された蓋体と、か
ら成る請求項１記載の温きゅう器。 - 【請求項３】 前記蓋体の内面側には、熱反射兼用押え
板が設けられて成る請求項２記載の温きゅう器。 - 【請求項４】 前記発熱部は、前記台錐体の上面開口近
縁に架設されて成る請求項１または２記載の温きゅう
器。 - 【請求項５】 前記発熱部は、多孔性の容器と、この容
器内に充填された発熱体と、から成る請求項４記載の温
きゅう器。 - 【請求項６】 前記台錐体には、通気孔が開孔されて成
る請求項２記載の温きゅう器。 - 【請求項７】 前記台錐体には、把手が設けられて成る
請求項２記載の温きゅう器。 - 【請求項８】 前記台錐体の底面側には、パッキンが付
設されて成る請求項２記載の温きゅう器。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6085744A JP2814195B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 温きゅう器 |
| KR1019950000605A KR100341476B1 (ko) | 1994-03-30 | 1995-01-16 | 온구기 |
| US08/384,415 US5632768A (en) | 1994-03-30 | 1995-02-06 | Moxa treatment device |
| BR9500703A BR9500703A (pt) | 1994-03-30 | 1995-02-20 | Dispositivo de tratamento por moxa |
| ES95102922T ES2124445T3 (es) | 1994-03-30 | 1995-03-02 | Dispositivo para tratamiento del dolor. |
| DK95102922T DK0674895T3 (da) | 1994-03-30 | 1995-03-02 | Smertebehandlingsapparat |
| DE69506019T DE69506019T2 (de) | 1994-03-30 | 1995-03-02 | Vorrichtung zur Behandlung von Schmerz |
| EP95102922A EP0674895B1 (en) | 1994-03-30 | 1995-03-02 | Pain treatment device |
| CN95102708A CN1106829C (zh) | 1994-03-30 | 1995-03-20 | 艾治疗装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6085744A JP2814195B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 温きゅう器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07265375A true JPH07265375A (ja) | 1995-10-17 |
| JP2814195B2 JP2814195B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=13867361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6085744A Expired - Lifetime JP2814195B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 温きゅう器 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5632768A (ja) |
| EP (1) | EP0674895B1 (ja) |
| JP (1) | JP2814195B2 (ja) |
| KR (1) | KR100341476B1 (ja) |
| CN (1) | CN1106829C (ja) |
| BR (1) | BR9500703A (ja) |
| DE (1) | DE69506019T2 (ja) |
| DK (1) | DK0674895T3 (ja) |
| ES (1) | ES2124445T3 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104473761A (zh) * | 2014-12-05 | 2015-04-01 | 芮三军 | 一种电艾灸疗器 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU8467698A (en) * | 1998-03-11 | 1999-09-27 | Tovarischestvo S Ogranichennoi Otvetstvennostiju Sovmestnoe Predpriyatie "Subal" | Support for ignipuncture |
| GB2362828B (en) * | 2000-02-29 | 2002-06-12 | Reckitt & Colmann Prod Ltd | A diffuser |
| JP2001286532A (ja) * | 2000-04-10 | 2001-10-16 | Kamaya Mogusa:Kk | 温熱滋養灸 |
| KR20020082700A (ko) * | 2001-04-25 | 2002-10-31 | 박민호 | 인체내 오염물질배출 및 세포활성증식을 위한 장치 |
| DE10151850A1 (de) * | 2001-10-24 | 2003-05-15 | Heraeus Noblelight Gmbh | Bräunungsmodul mit einem Gehäuse |
| KR20050083172A (ko) * | 2002-01-23 | 2005-08-26 | 홍기근 | 대류현상을 이용한 쑥뜸기 |
| KR200301269Y1 (ko) * | 2002-10-11 | 2003-01-24 | 변성현 | 쑥뜸기 |
| KR100536180B1 (ko) * | 2002-12-20 | 2005-12-12 | 윤동업 | 쑥뜸기 및 부가장치 |
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- 1994-03-30 JP JP6085744A patent/JP2814195B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-01-16 KR KR1019950000605A patent/KR100341476B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1995-02-06 US US08/384,415 patent/US5632768A/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-02-20 BR BR9500703A patent/BR9500703A/pt not_active IP Right Cessation
- 1995-03-02 EP EP95102922A patent/EP0674895B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-03-02 DK DK95102922T patent/DK0674895T3/da active
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| EP0674895A1 (en) | 1995-10-04 |
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