JPH11226083A - 艾保持具 - Google Patents

艾保持具

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JPH11226083A
JPH11226083A JP10036870A JP3687098A JPH11226083A JP H11226083 A JPH11226083 A JP H11226083A JP 10036870 A JP10036870 A JP 10036870A JP 3687098 A JP3687098 A JP 3687098A JP H11226083 A JPH11226083 A JP H11226083A
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mica
moxibustion
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moxa
needle
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Masahiro Tanaka
真浩 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便に使用することができ、艾の燃焼性を向
上させると共にその燃焼熱の放散を防ぎ、あぶり灸と同
様の高い施灸効果を得ることのできる艾保持具を提供す
ることである。 【解決手段】 施灸に用いられる艾保持具において、針
状先端部30を備えた保持部材14が設けられ、針状先
端部30は巻艾16の下方から貫入して巻艾16を固定
するものであり、針状先端部30の直下に開口部が設け
られることである。また、針状先端部30を囲うカバー
部材18が設けられることであり、また、カバー部材1
8が金属又は陶磁器製とされることであり、また、カバ
ー部材18に開口面積が調整可能な開口部24が設けら
れることである。さらに、底部12に磁石(38)が備
えられることである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は施灸に使用する巻艾
の保持具に関し、より詳しくは、簡便に使用することが
できて、艾の燃焼性を向上させると共にその燃焼熱が無
駄に放散されるのを防ぎ、あぶり灸と同様の高い施灸効
果を得ることのできる艾保持具に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】施灸は、古来中国から
伝来してきた治療法であり、艾を丸めて身体のツボに乗
せて火を付け、その燃焼熱で肌を温めツボを刺激するこ
とによって治療しようとするものである。しかしなが
ら、艾を丸める大きさや固さは燃焼性に影響し、病気の
症状に応じた微妙な調整が必要であるため、初心者が自
分で施灸するには難しくて熟練者に依頼しなければなら
なかった。
【0003】このため、近年、誰もがもっと手軽に灸を
利用できるような製品が開発され市販されるようになっ
てきた。例えば、図13に示されるように、巻艾102
が台座104に糊付けされた物等がある。巻艾102は
艾を予め標準的な大きさと固さに成形したものである。
また、台座104の裏に塗布された粘着剤106によっ
て、巻艾102をツボ近辺に安定に固定することができ
るので、初心者にも利用し易いように改善されている。
巻艾102の上部に点火され燃焼し始めると、台座10
4に設けられた下方開口部108通してツボ近辺の肌を
温める仕組みになっている。
【0004】しかしながら、艾は、燃えにくい物に接触
すると燃焼しにくくなるという性質があるため、糊付け
部110近辺では不完全燃焼を起こすことになる。その
結果、下方開口部108を通して直火で肌を温められら
くなり、ツボを十分に刺激することができないという問
題があった。また、糊付け部110の糊の厚さがバラツ
クため、製品ごとに温度が変化するという問題があっ
た。さらに、巻艾の燃焼熱の大部分は空気中に無駄に放
出されていて、ツボの刺激に有効に利用されていないと
いう問題があった。あるいは、何時でも同じ燃焼速度と
温度でしか治療できないため、症状に応じたきめの細か
い治療ができないとい問題もあった。
【0005】そこで本発明者らは、上述した従来艾保持
具の問題点を鑑み、艾を完全燃焼させると共にその燃焼
熱が無駄に放散されるのを防ぎ、直火によるあぶり灸と
同様の高い施灸効果を得ることのできる艾保持具ににつ
いて、鋭意研究を重ねた結果本発明に至ったのである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る艾保持具の
要旨とするところは、施灸に使用する巻艾の保持具にお
いて、巻艾の下方から貫入して巻艾を固定するための針
状先端部を備えた保持部材が設けられ、且つ該針状先端
部の直下に開口部が設けられたことにある。
【0007】また、かかる艾保持具において、針状先端
部の側方を囲うカバー部材が設けられたことにある。
【0008】また、かかる艾保持具において、カバー部
材が金属又は陶磁器からなることにある。
【0009】また、かかる艾保持具において、カバー部
材に設けられた空気導入用の開口部が、その開口面積が
調整可能のように設けられたことにある。
【0010】また、かかる艾保持具において、底部に磁
石が備えられたことにある。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る艾保持具の実
施の形態を図面に基づいて詳しく説明する。
【0012】図1、図2は、本発明の実施態様の一例を
示すものであるが、艾保持具10の内部のほぼ中央に
は、底部12から立ち上がった保持部材14が設けら
れ、その針状先端部30を巻艾16の底部分に貫入する
ことにより、巻艾16を保持するようにされている。針
状先端部30の側方を囲んでカバー部材18が設けら
れ、底部材と一体となって燃焼室20を形成している。
また、カバー部材18の上部には挿入口22が設けら
れ、側面には側方開口部24が設けられている。また、
針状先端部30の直下、底部12の中央部には下方開口
部26が設けられ、肌に接する底面32には粘着剤28
が塗布されている。
【0013】本例の艾保持具10によれば、施灸は次の
ようにして実行される。すなわち、巻艾16を挿入口2
2から燃焼室20に差し込み、保持部材14の針状先端
部30に押し当て、針状先端部30を貫入させることに
より巻艾16を艾保持具10に固定する。次いで、巻艾
16の上端部に点火し、粘着剤28によって本艾保持具
10を所定のツボ位置に粘着固定する。点火された巻艾
16は上部から下方に向けて徐々に燃焼し、やがて全部
が完全に灰化してしまう。
【0014】本例の艾保持具10による施灸によれば、
カバー部材18によって燃焼熱の放散が制限されるので
燃焼室20の温度が高くなり、下方開口部26や底部1
2を介して肌を温めツボを刺激する効果を向上すること
ができる。また、巻艾16は燃焼を阻害するような部材
とは一切接触してないので、最後まで完全燃焼すること
ができる。このため、巻艾16の燃焼熱は、下方開口部
26を通して輻射熱として直接肌を温めることができる
ので、いわゆる、あぶり灸と同様の高い施灸効果が得ら
れる。
【0015】保持部材14は、巻艾16の下方から貫入
できる針状先端部30を有し、貫入作業時の応力に耐え
られる剛性と、巻艾16の燃焼熱に耐えられる耐熱性と
を備えなければならない。したがって、その材質は金属
やセラミックであることが好ましい。また、巻艾16の
燃焼熱が輻射伝達されるのを妨げないように、できるだ
け小型で細い形状とするのが好ましい。
【0016】巻艾16の下方からの貫入をスムーズに行
うためには、針状先端部30が直線状であり、挿入口2
2に向けられているのが好ましい。直線状の針状先端部
30全部が巻艾16内に貫入されたところで挿入作業は
終了し、巻艾16は艾保持具10内に安定に固定され
る。肌と巻艾16との距離、すなわち、艾保持具10の
底面と巻艾16が固定された位置との距離は、肌を温め
る効果に直接影響するので、保持部材14による巻艾1
6の固定位置は適切に設定されなければならない。本発
明の実施に当たっては、巻艾16の下面と艾保持具10
の底面との間の距離は、3〜11mm位とされるのが好
ましい。しかしながら、肌を温める効果は、巻艾16の
形状や下方開口部26の形状等によって影響されるの
で、使用状況によっては、必ずしも上記範囲に限定され
ない。
【0017】カバー部材18は、針状先端部30によっ
て手指が怪我するのを防ぐのと、巻艾16の燃焼熱の放
散を防ぐために、針状先端部30の側方周囲を囲むもの
であり、耐熱性が要求される。したがって、その材質と
しては陶磁器、金属、耐熱性のプラスチック等々が適し
ている。艾保持具の形状や加工性、コスト等々を考慮し
て最適な材料が選択される。
【0018】燃焼室20には、挿入口22、側方開口部
24、下方開口部26等の,開口部が設けられる。挿入
口22は巻艾16を挿入するためのものである。巻艾1
6の太さに合わせて適当な面積の開口部が設けられる
が、あまり広すぎると、巻艾16と針状先端部30との
位置合わせが難しくなるし、巻艾16周囲の隙間から燃
焼熱が逃げてしまうので好ましくない。また、あまり狭
すぎると、巻艾16が挿入口22の縁に接触して燃焼が
妨げられたり、燃焼室20からの排気が不十分になって
巻艾16の燃焼が不完全になったりするので好ましくな
い。挿入された巻艾16と挿入口22の縁との間隙が、
1〜3mm位になるように設定されるのが好ましい。
【0019】側方開口部24は、巻艾16の燃焼に必要
な空気を導入するためのものである。したがって、狭す
ぎれば、空気の導入が制限され燃焼が不十分となるので
好ましくなく、広すぎれば、巻艾16の燃焼熱放散を防
ぐことができないので好ましくない。艾保持具1個当た
り、4mm2 〜150mm2 位の開口面積とするのがよ
い。側方開口部24は1個でもよく、2個以上で構成さ
れてもよい。
【0020】下方開口部26は、巻艾16の燃焼熱を肌
に伝えツボを刺激するために設けられる。巻艾16が燃
焼し始める初期には、燃焼熱の伝達は、主に燃焼室20
内の高温空気の対流や、カバー部材18を介した熱伝導
によって行われる。また、巻艾16の下面近くまで燃焼
が進む後期では、巻艾16の燃焼部からの輻射による直
接的熱伝達が盛んになり、いわゆる、あぶり灸と同様な
効果が得られるようになる。したがって、下方開口部2
6の開口面積は、施灸の効果に大きく影響する。狭すぎ
れば熱伝達が不十分となり満足な効果を得ることができ
ない。また、広すぎれば熱伝達が過剰となり、我慢でき
ないほど肌を焼くことになるので好ましくない。通常、
直径2〜12mm位の円形の穴とされるが、これに限定
されるものではない。
【0021】底部12の形状も施灸の効果に大きく影響
する。底部12を厚くしすぎれば、巻艾16と肌との距
離が離れるし、底部12を介した熱伝導が少なくなるの
で、施灸の効果が減少する。また、薄くしすぎれば、強
度が低下して破損しやすくなるので好ましくない。2〜
10mm位の厚さとするのがよい。
【0022】同様にして、底部12の面積も施灸効果に
大きく影響する。底部12の面積を広くすれば、ツボの
位置を捕らえやすくなる反面、底面32の温度が下がる
ので、ツボを刺激する効果が減少してしまう。80〜7
00mm2 位の範囲が好ましいが、巻艾16の大きさ等
によっては、この範囲外で実施するのが好ましい場合も
ある。
【0023】粘着剤28の種類や成分は特に限定され
ず、通常の市販品を用いることができる。一回だけの使
い捨て品として用いる場合には、安価な原料を用いてコ
ストを押さえることが重要であるが、繰り返し使用する
ためには、粘着特性が低下しないで維持されることが望
ましい。そのためには、やや高価であっても高吸水性樹
脂からなる粘着剤を用いるのが有効である。保管時に
は、粘着剤の表面に離型紙が貼られていることが好まし
い。
【0024】図3は、カバー部材を用いない実施形態の
一例である。カバー部材を用いなければ、巻艾16の燃
焼熱放散を防ぐことはできないが、巻艾16を最後まで
完全燃焼させ、あぶり灸と同様の高い施灸効果を得るこ
とができる。巻艾16は保持部材14の針状先端部30
に固定され、点火され、粘着剤28によって、ツボ近辺
の肌に粘着固定される。
【0025】カバー部材18は、図1、図2に示される
例に限定されず、種々の形状をとることができる。例え
ば、図4は艾保持具10全体を円筒状とした例を示し、
底部12がカバー部材18から明確に分離されていな
い。また、図5は円筒状のカバー部材18と円盤状の底
部12とから、艾保持具10がカップ状に構成された例
である。また、図6は、スリット状の側方開口部24に
よってカバー部材18が2つに分割された形状の例であ
る。
【0026】図1又は図3に示される例では、保持部材
14の一端が底部12に埋め込まれ、図4に示される例
では、その一端がカバー部材18に埋め込まれている
が、本発明に係わる保持部材14の実施形態は、必ずし
も、これらの例に限定されるものではない。例えば、図
7に示されるように、全体がコイル状に成形された保持
部材14を燃焼室20に収容するようにしてもよい。そ
の他、種々の実施形態が可能である。
【0027】カバー部材18と底部12とは、図1に示
されるように、一体的に形成されてもよいし、それぞれ
分離して製作された後連結されてもよい。図8は、分離
して製作されたカバー部材18と底部12とを、容器に
蓋を被せるようにして連結する例を、保持部材を省略し
て示している。両者間を固定するには、ネジ等の種々の
嵌合を利用することができる。カバー部材18と底部1
2とを分離して製作する工程は、プラスチックの射出成
形や金属のプレス加工を可能とし、艾保持具10の製造
コストを大幅に低減させることができる。
【0028】カバー部材18を金属や陶磁器で製作すれ
ば、さらに施灸効果を高めることができる。すなわち、
金属は熱伝導性に優れた材料であり、陶磁器も比較的熱
伝導性に優れている。熱伝導性に優れた材料からなるカ
バー部材18を用いれば、巻艾16の燃焼熱を挿入口2
2や燃焼室20から吸収し、速やかに底部12に伝達す
るので、底面32の温度が高くなる。その結果、肌が効
率よく温められてツボが刺激され、施灸の効果がさらに
高まることになる。さらに、比較的広い面積の底面32
によって加熱されることにより、ツボの位置を確実に捕
らえる効果も得ることができる。
【0029】上述したように、カバー部材18に設けら
れた側方開口部24は、巻艾16を燃焼させるために必
要な空気を燃焼室20に導入するためのものであり、そ
の開口面積によって燃焼速度が左右される。したがっ
て、その開口面積を調節可能とすれば、施灸の目的や病
気の症状に応じて、燃焼速度を自由に調節できるように
なるので大変便利である。
【0030】図9〜図11は、側方開口部24の開口面
積を調節可能とした例を示し、カバー部材18に設けら
れた切り込みA34と、底部12に設けられた切り込み
B36との重ね代を調整することによって、開口面積を
調節可能とするものである。すなわち、図9に示される
ように製作された、カバー部材18と底部12とを重ね
合わせ、図10に示されるような艾保持具10に組み立
てられるが、カバー部材18と底部12とは、図11に
示されるように、回転によって相互の位置を変えること
ができるので、切り込みA34と切り込みB36の重ね
代を自由に調整することができるのである。しかしなが
ら、側方開口部24の開口面積を調節する方法は本例に
限定されず、開口部に蓋部材を設ける手段等種々の方法
が可能である。
【0031】図12は、底部12に磁石38を備えた例
である。カバー部材18と底部12とドーナツ型の磁石
38とは、プラスチックの射出成形によって一体的に成
形することができる。また、金属や陶磁器からなる底部
12に設けられた凹所に、磁石38を嵌め込むことによ
っても製作することができる。磁石38を底部12に備
えた艾保持具10によれば、磁石による血液循環促進の
効果が相乗的に作用するため、施灸効果がさらに顕著に
高められる。
【0032】その他、本発明はその趣旨を逸脱しない範
囲内で、艾保持具の形状、保持部材やカバー部材や底部
の形状や材質、各開口部の形状、粘着剤の材質等につ
き、当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、変形を
加えた態様で実施し得るものである。
【0033】本発明の実施例を、以下に詳しく説明す
る。
【0034】実施例1 図1、図2に示されるのと同様の艾保持具10を製作し
た。カバー部材18と底部12とは陶器として一体的に
製作した。また保持部材14は線径1mmの鋼線を曲げ
て成形し、先端部30を尖らし、他の一端を底部12に
埋め込んである。艾保持具10の大きさは、高さ15m
m、直径20mmの円柱状であり、挿入口22は直径9
mm、底部12の厚さは4mm、下方開口部26の直径
は5mm、2箇所に設けられた側方開口部24の全面積
は約50mm2 であった。また、粘着剤28の厚さは1
mmであった。
【0035】本例の艾保持具10に、直径6mm、長さ
10mmの巻艾16を挿入して保持部材14に固定し、
巻艾16の上部に点火した。これを、腰痛に対する背中
のツボ位置に乗せ、粘着剤28によって粘着固定して施
灸したところ、巻艾16は5分程で完全燃焼し、あぶり
灸と同様な感触を得ることができた。
【0036】
【発明の効果】本発明に係る艾保持具によれば、巻艾は
保持部材の針状先端部に保持され、燃えにくい糊等と接
触することがないので最後まで完全燃焼される。その結
果、利用できる燃焼熱が増加するので施灸効果が高まる
と共に、巻艾16を保持する位置の直下に開口部を設け
てあるので、燃焼する巻艾16からの輻射熱で直接肌を
温めることができ、いわゆる、あぶり灸と同様の高い施
灸効果を得ることができる。
【0037】また、保持部材の針状先端部を囲むカバー
部材を設ければ、針状先端部で手指を怪我することもな
く、巻艾の燃焼熱の放散を防ぐことができるので、下方
開口部を通しての肌への加温が促進され施灸効果が高ま
る。
【0038】さらに、熱伝導性に優れた金属又は陶磁器
からなるカバー部材とすれば、カバー部材に吸収された
巻艾の燃焼熱が速やかに艾保持具裏面に伝導されるの
で、肌への加温が促進され施灸効果が高まる。
【0039】また、カバー部材に設けられた側方開口部
の開口面積を調節可能とすれば、施灸の目的や病気の症
状に応じて、燃焼速度を自由に調節できる効果がある。
【0040】また、本発明に係わる艾保持具の底部に磁
石を備えれば、磁石による血液循環促進の効果が相乗的
に作用するため、施灸効果がさらに顕著に高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る艾保持具の一例を示す正面断面図
である。
【図2】本発明に係り、図1に示される艾保持具の斜視
図である。
【図3】本発明に係る艾保持具の他の一例を示す正面断
面図である。
【図4】本発明に係り、カバー部材の形状例として筒状
の例を模式的に示す正面断面図である。
【図5】本発明に係り、カバー部材の形状例としてカッ
プ状の例を模式的に示す正面断面図である。
【図6】本発明に係り、カバー部材の形状例として分割
型の例を模式的に示す斜視図である。
【図7】本発明に係り、保持部材の一実施態様を示す正
面断面図である。
【図8】本発明に係る艾保持具の、組み立て方法の一例
を模式的に説明する斜視図である。
【図9】本発明に係り、カバー部材に設けられた開口部
面積を調節する方法の一例を説明するものであり、組み
立て前の斜視図である。
【図10】本発明に係り、カバー部材に設けられた開口
部面積を調節する方法の一例を説明するものであり、組
み立て後の斜視図である。
【図11】本発明に係り、カバー部材に設けられた開口
部面積を調節する方法の一例を説明するものであり、組
み立て後の上面断面図である。
【図12】本発明に係り、底部に磁石を備えた艾保持具
の一例を示す正面断面図である。
【図13】従来例に係わり、艾保持具の一例を示す正面
断面図である。
【符号の説明】
10:艾保持具 12:底部 14:保持部材 16、102:巻艾 18:カバー部材 20:燃焼室 22:挿入口 24:側方開口部 26、108:下方開口部 28、106:粘着剤 30:針状先端部 32:底面 34:切り込みA 36:切り込みB 38:磁石 104:台座 110:糊付け部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施灸に使用する巻艾の保持具において、
    巻艾の下方から貫入して巻艾を固定するための針状先端
    部を備えた保持部材が設けられ、且つ該針状先端部の直
    下に開口部が設けられたことを特徴とする艾保持具。
  2. 【請求項2】 前記針状先端部の側方を囲うカバー部材
    が設けられたことを特徴とする前記請求項1に記載する
    艾保持具。
  3. 【請求項3】 前記カバー部材が金属又は陶磁器からな
    ることを特徴とする請求項2に記載する艾保持具。
  4. 【請求項4】 前記カバー部材に設けられた空気導入用
    の開口部が、その開口面積が調整可能のように設けられ
    たことを特徴とする前記請求項2又は請求項3に記載す
    る艾保持具。
  5. 【請求項5】 底部に、磁石が備えられたことを特徴と
    する前記請求項1〜請求項4に記載する艾保持具。
JP10036870A 1998-02-19 1998-02-19 艾保持具 Withdrawn JPH11226083A (ja)

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