JPS5818515B2 - 筒体の前進方法及びその装置 - Google Patents
筒体の前進方法及びその装置Info
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- JPS5818515B2 JPS5818515B2 JP15759881A JP15759881A JPS5818515B2 JP S5818515 B2 JPS5818515 B2 JP S5818515B2 JP 15759881 A JP15759881 A JP 15759881A JP 15759881 A JP15759881 A JP 15759881A JP S5818515 B2 JPS5818515 B2 JP S5818515B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明の要旨は、地中に縦列に配設した3ケ又はそれ以
上の筒体からなる筒体群の各筒体を順次1ケづつ推進ジ
ヤツキ又はけん引ジヤツキを作動し、推進又はけん引し
て1工程長づつ前進させるが、この際発生する反力を、
第1筒体及び第2筒体の前進では、第3筒体迄の筒体の
内前進させようとする筒体以外の筒体の外周面と地盤間
の摩擦力の合計力及び第1筒体と第2筒体の内前進させ
ない方の筒体内に設けた支圧板と地盤間の摩擦力との総
計力に支持させて夫々の筒体を1工程長前進させ、第3
筒体以下の筒体の前進については第1、第2筒体又は第
1〜第3筒体の筒体の外周面と地盤間の摩擦力の合計力
と第1筒体及び第2筒体に設けた反力増生設備の支圧ジ
ヤツキを作動して支圧板を地盤に強圧して発生する摩擦
力の総計力に支持させて、各筒体更には筒体群を順次、
所定の筒体数及び所定の距離迄安全かつ確実、容易に前
進させることにある。
上の筒体からなる筒体群の各筒体を順次1ケづつ推進ジ
ヤツキ又はけん引ジヤツキを作動し、推進又はけん引し
て1工程長づつ前進させるが、この際発生する反力を、
第1筒体及び第2筒体の前進では、第3筒体迄の筒体の
内前進させようとする筒体以外の筒体の外周面と地盤間
の摩擦力の合計力及び第1筒体と第2筒体の内前進させ
ない方の筒体内に設けた支圧板と地盤間の摩擦力との総
計力に支持させて夫々の筒体を1工程長前進させ、第3
筒体以下の筒体の前進については第1、第2筒体又は第
1〜第3筒体の筒体の外周面と地盤間の摩擦力の合計力
と第1筒体及び第2筒体に設けた反力増生設備の支圧ジ
ヤツキを作動して支圧板を地盤に強圧して発生する摩擦
力の総計力に支持させて、各筒体更には筒体群を順次、
所定の筒体数及び所定の距離迄安全かつ確実、容易に前
進させることにある。
以下本発明の方法及び装置について、1実施例をあげ、
図面にもとづいて詳細に説明する。
図面にもとづいて詳細に説明する。
第1図〜第7図は筒体群の前進工程図であり、第8図及
び第9図は装置の詳細図である。
び第9図は装置の詳細図である。
地中に縦列に配設した3ケの筒体よりなる筒体群の前方
より第11□、第21□、第313各筒体とし、第11
−1、第21□筒体間に第1推進ジヤツキ21を、第2
12、第313筒体間に第2推進ジヤツキ2□を夫々装
着し、第111〜第313筒体の各筒体間において、各
筒体間隙及び間隙が最大限に開いた時間隙前後の筒体の
後部及び前部の外周辺を完全に被覆するようにし、かつ
間隙前方の筒体の後部に固着させて保護筒9を夫々装着
し、第1筒体1、の前部に、頭部に脱着自在の定着具5
□を有するけん引ジヤツキ4を装着し、定着具51、け
ん引ジヤツキ4及び各筒体11,1゜、13を挿通して
けん列部材3を配設し、定着時第3筒体13の後部に係
止するようにしてけん列部材3に脱着自在の定着具5□
を装置するとともに、第1筒体11及び第2筒体12の
外周辺に切欠き10□。
より第11□、第21□、第313各筒体とし、第11
−1、第21□筒体間に第1推進ジヤツキ21を、第2
12、第313筒体間に第2推進ジヤツキ2□を夫々装
着し、第111〜第313筒体の各筒体間において、各
筒体間隙及び間隙が最大限に開いた時間隙前後の筒体の
後部及び前部の外周辺を完全に被覆するようにし、かつ
間隙前方の筒体の後部に固着させて保護筒9を夫々装着
し、第1筒体1、の前部に、頭部に脱着自在の定着具5
□を有するけん引ジヤツキ4を装着し、定着具51、け
ん引ジヤツキ4及び各筒体11,1゜、13を挿通して
けん列部材3を配設し、定着時第3筒体13の後部に係
止するようにしてけん列部材3に脱着自在の定着具5□
を装置するとともに、第1筒体11及び第2筒体12の
外周辺に切欠き10□。
10゜を設け、この切欠き101,102に出没できる
ように支圧板61,62を嵌装し、第1筒体11及び第
2筒体12内において、各筒体1□、1□に固定してジ
ヤツキ支持枠7□、72を夫々設け、この支持枠7□、
7□に支圧ジヤツキ81,82を夫夫装着し、支圧ジヤ
ツキ80,8□と支圧板61゜6□を夫々直結して筒体
の前進装置を構成する。
ように支圧板61,62を嵌装し、第1筒体11及び第
2筒体12内において、各筒体1□、1□に固定してジ
ヤツキ支持枠7□、72を夫々設け、この支持枠7□、
7□に支圧ジヤツキ81,82を夫夫装着し、支圧ジヤ
ツキ80,8□と支圧板61゜6□を夫々直結して筒体
の前進装置を構成する。
(第1図、第8図、第9図)
第1図の状態は、第1及び第2推進ジヤツキ2□、22
、けん引ジヤツキ4及び支圧ジヤツキ8は解放状態(ジ
ヤツキのピストンを引込んだ状態)であり、定着具51
は定着(けん列部材を締めつける)してあり、定着具5
2は解放(けん列部材を締めつけてない)しである状態
を示したもので、先づ第1推進ジヤツキ2□を作動(油
圧によりピストンで対象物を押す)シ、この際発生する
反力を、第2筒体1□及び第2推進ジヤツキ2□を介し
ての第3筒体13の両筒体の外周面と地盤間の摩振力の
合計力及び第2筒体12に設けた支圧ジヤツキ8□を作
動して支圧板6□を地盤に強圧して生ずる摩擦力との総
計力に支持させて、第1筒体1□を1工程長前進させる
。
、けん引ジヤツキ4及び支圧ジヤツキ8は解放状態(ジ
ヤツキのピストンを引込んだ状態)であり、定着具51
は定着(けん列部材を締めつける)してあり、定着具5
2は解放(けん列部材を締めつけてない)しである状態
を示したもので、先づ第1推進ジヤツキ2□を作動(油
圧によりピストンで対象物を押す)シ、この際発生する
反力を、第2筒体1□及び第2推進ジヤツキ2□を介し
ての第3筒体13の両筒体の外周面と地盤間の摩振力の
合計力及び第2筒体12に設けた支圧ジヤツキ8□を作
動して支圧板6□を地盤に強圧して生ずる摩擦力との総
計力に支持させて、第1筒体1□を1工程長前進させる
。
(第2図)次に、第111、第21□筒体間の推進ジヤ
ツキ21を解放するとともに、第2筒体11.に設けた
支圧ジヤツキ82を解放して支圧板6□を引込み、第1
筒体1□に設置した支圧ジヤツキ81を作動し、支圧板
61を地盤に強く押しつけ、支圧板61と地盤間に強力
な摩擦力を発生させた後、第21□、第313筒体間の
第2推進ジヤツキ2□を作動し、そ(7)19の反力を
、第3筒体13及び定着具5□、けん種部材3、定着具
51、更にけん引ジヤツキ4′を通じて前記反力の1部
を第1筒体11に伝達させたム両筒体13,1゜の各筒
体の外周面と地盤間の摩擦力の合計力並びに前記支圧板
61と地盤間の摩擦力の総計力に支持させて、第2筒体
1□を1工程長前進させる。
ツキ21を解放するとともに、第2筒体11.に設けた
支圧ジヤツキ82を解放して支圧板6□を引込み、第1
筒体1□に設置した支圧ジヤツキ81を作動し、支圧板
61を地盤に強く押しつけ、支圧板61と地盤間に強力
な摩擦力を発生させた後、第21□、第313筒体間の
第2推進ジヤツキ2□を作動し、そ(7)19の反力を
、第3筒体13及び定着具5□、けん種部材3、定着具
51、更にけん引ジヤツキ4′を通じて前記反力の1部
を第1筒体11に伝達させたム両筒体13,1゜の各筒
体の外周面と地盤間の摩擦力の合計力並びに前記支圧板
61と地盤間の摩擦力の総計力に支持させて、第2筒体
1□を1工程長前進させる。
(第3図)次に、第21□、第318筒体間の第2推進
ジヤツキ2□を解放し、けん引ジヤツキ4を作動し、そ
の際の反力を、第111第21□筒体の各外周辺と地盤
間の摩擦力の合計力と第1筒体11及び第2筒体12の
夫々の支圧ジヤツキ8□、8□の作動による支圧板61
,62と地盤間の摩擦力の総計力に支持させて、定着具
50、けん種部材3及び定着具5□を通じて第3筒体1
3をけん引して第3筒体13を1工程長前進させる。
ジヤツキ2□を解放し、けん引ジヤツキ4を作動し、そ
の際の反力を、第111第21□筒体の各外周辺と地盤
間の摩擦力の合計力と第1筒体11及び第2筒体12の
夫々の支圧ジヤツキ8□、8□の作動による支圧板61
,62と地盤間の摩擦力の総計力に支持させて、定着具
50、けん種部材3及び定着具5□を通じて第3筒体1
3をけん引して第3筒体13を1工程長前進させる。
(第4図)更にけん引ジヤツキ4を解放し、第1筒体1
1及び第2筒体12の支圧ジヤツキ80,8□を解放し
て支圧板61,6□を引込んで最初の状態(第1図)に
し、以上に記した方法を繰りかえし全筒体11.1□、
18を順次1工程長づつ前進させればよく、筒体数が4
ケ以上の場合は、筒体群が1部体長前進したならば、第
4筒体14を第3筒体13の後方に増設し、第313、
第414筒体間に保護筒9を前記の方法と同じ方法で装
着し、けん種部材3を第4筒体14の後部迄延長し、定
着時第4筒体14の後部に係止するようにして、脱着自
在の定着具53を解放状態にして装着する。
1及び第2筒体12の支圧ジヤツキ80,8□を解放し
て支圧板61,6□を引込んで最初の状態(第1図)に
し、以上に記した方法を繰りかえし全筒体11.1□、
18を順次1工程長づつ前進させればよく、筒体数が4
ケ以上の場合は、筒体群が1部体長前進したならば、第
4筒体14を第3筒体13の後方に増設し、第313、
第414筒体間に保護筒9を前記の方法と同じ方法で装
着し、けん種部材3を第4筒体14の後部迄延長し、定
着時第4筒体14の後部に係止するようにして、脱着自
在の定着具53を解放状態にして装着する。
(第5図)
第1筒体1□から第3筒体18までは、前記の方法(第
1図〜第4図)で、順次1工程長づつ前進させる。
1図〜第4図)で、順次1工程長づつ前進させる。
(第6図)次いで、けん引ジヤツキ4及び定着具52を
解放し、定着具51をけん引ジヤツキ4の頭部に、定着
具53を第4筒体14の後部に夫々係止するようにして
定着して、けん引ジヤツキ4を作動し、その反力を第1
1□、第21□、第313各筒体の外周辺と地盤間の摩
擦力の合計力と電1筒体11及び第2筒体1□の支圧ジ
ヤツキ8□、8□の作動による支圧板61,6□と地盤
間の摩擦力の総計力に支持させて、1工程長前進させる
。
解放し、定着具51をけん引ジヤツキ4の頭部に、定着
具53を第4筒体14の後部に夫々係止するようにして
定着して、けん引ジヤツキ4を作動し、その反力を第1
1□、第21□、第313各筒体の外周辺と地盤間の摩
擦力の合計力と電1筒体11及び第2筒体1□の支圧ジ
ヤツキ8□、8□の作動による支圧板61,6□と地盤
間の摩擦力の総計力に支持させて、1工程長前進させる
。
(第7図)第5筒体以下の筒体についても、それより前
方の筒体群の各筒体を前記の方法により1工程長づつ前
進させ、これを繰りかえして、該筒体群を1部体長前進
させた後、第4筒体の場合と同様、増設し、その前進力
法によって前進させれば良い。
方の筒体群の各筒体を前記の方法により1工程長づつ前
進させ、これを繰りかえして、該筒体群を1部体長前進
させた後、第4筒体の場合と同様、増設し、その前進力
法によって前進させれば良い。
以上において、第1筒体1□及び第2筒体1□に設けた
支圧ジヤツキ81,8□を開放状態にしておく工程は前
記支圧ジヤツキを設置しである筒体を前進させる時だけ
で、それ以外の場合は全て支圧ジヤツキを作動して、支
圧板を地盤に押しつけて大きな摩擦力を発生させておく
。
支圧ジヤツキ81,8□を開放状態にしておく工程は前
記支圧ジヤツキを設置しである筒体を前進させる時だけ
で、それ以外の場合は全て支圧ジヤツキを作動して、支
圧板を地盤に押しつけて大きな摩擦力を発生させておく
。
尚保護筒9は、その前端を直前の筒体の後部に固着させ
であるから直前の筒体が1工程長前進するに従い、保護
筒9も同時に1工程長前進する。
であるから直前の筒体が1工程長前進するに従い、保護
筒9も同時に1工程長前進する。
更に1工程長(図面のl)は1般にはジヤツキのピスト
ンのほぼ1ストローク長である。
ンのほぼ1ストローク長である。
ジヤツキを作動径解放し、スペーサーを挿入して2スト
ローク長にすることもないではないが、保護筒がその分
長くなり不経済となるばかりでなく、作業も複雑になる
ので好ましくない。
ローク長にすることもないではないが、保護筒がその分
長くなり不経済となるばかりでなく、作業も複雑になる
ので好ましくない。
本発明の作用及び効果並びに利点は、在来の方法として
地中に順続して配設した3ケ以上の筒体からなる筒体群
を前進させるに当り、前方より第1〜第3筒体の各筒体
間に推進ジヤツキを装着し第1筒体の前部に脱着自在の
定着具を有するけん引ジヤツキを装着し、このけん引ジ
ヤツキ及び全筒体の壁体内又は壁体内側に挿通してけん
種部材を配設し、けん種部材の後方には第3位以下の筒
体の後部と係止するようにして脱着自在の定着具を取付
けて、推進ジヤツキ又はけん引ジヤツキを作動して、そ
の反力を2ケの筒体の、外周辺と地盤間の摩擦力の合計
力により支持させて他の1ケの筒体を前進させる方法が
あるが、この在来の方法では設計上或いは地形、地質等
により前記合計摩擦力が筒体を前進させるに必要な反力
の支持力に不足をきたすおそれのある場合が発生するこ
とが多く、このような状態になれば筒体を前進させるこ
とか不可能となりその対応処置は極めて困難となる。
地中に順続して配設した3ケ以上の筒体からなる筒体群
を前進させるに当り、前方より第1〜第3筒体の各筒体
間に推進ジヤツキを装着し第1筒体の前部に脱着自在の
定着具を有するけん引ジヤツキを装着し、このけん引ジ
ヤツキ及び全筒体の壁体内又は壁体内側に挿通してけん
種部材を配設し、けん種部材の後方には第3位以下の筒
体の後部と係止するようにして脱着自在の定着具を取付
けて、推進ジヤツキ又はけん引ジヤツキを作動して、そ
の反力を2ケの筒体の、外周辺と地盤間の摩擦力の合計
力により支持させて他の1ケの筒体を前進させる方法が
あるが、この在来の方法では設計上或いは地形、地質等
により前記合計摩擦力が筒体を前進させるに必要な反力
の支持力に不足をきたすおそれのある場合が発生するこ
とが多く、このような状態になれば筒体を前進させるこ
とか不可能となりその対応処置は極めて困難となる。
本発明はこのような在来工法の欠点を除くため反力増生
設備によって強力な摩擦力を発生させて、筒体自体によ
る地盤間の摩擦力との合成摩擦力により安全にして確実
に筒体群を目的の位置まで前進させることができる。
設備によって強力な摩擦力を発生させて、筒体自体によ
る地盤間の摩擦力との合成摩擦力により安全にして確実
に筒体群を目的の位置まで前進させることができる。
(1)即ち、本発明の方法は、地中に順続して配設した
3ケ又はそれ以上の筒体からなる筒体群中前方から第3
筒体迄の各筒体間に装着した推進ジヤツキ、全筒体を挿
通して配設したけん引部材及びけん引部材の先端に取付
けた定着具を有するけん引ジヤツキ並びにけん引部材の
後方に取付けた脱着自在の定着具(第3筒体後部以下の
各筒体後部に係止させる)、更に第1筒体及び第2筒体
に反力増生設備を設けるだけの経済的装置で、多額の工
費を要する他の反力受設備を要しないで、順続する多数
の筒体を所定の距離迄安全かつ確実に前進させることが
できる。
3ケ又はそれ以上の筒体からなる筒体群中前方から第3
筒体迄の各筒体間に装着した推進ジヤツキ、全筒体を挿
通して配設したけん引部材及びけん引部材の先端に取付
けた定着具を有するけん引ジヤツキ並びにけん引部材の
後方に取付けた脱着自在の定着具(第3筒体後部以下の
各筒体後部に係止させる)、更に第1筒体及び第2筒体
に反力増生設備を設けるだけの経済的装置で、多額の工
費を要する他の反力受設備を要しないで、順続する多数
の筒体を所定の距離迄安全かつ確実に前進させることが
できる。
(2)又車力法は、第3以下の全筒体はけん引ジヤツキ
の作動、解放及び脱着自在の定着具の脱着等の簡単な作
業で極めて容易にかつ迅速にけん引前進させることがで
きる経済的な筒体群の前進方法であり、又工期短縮の効
果を併せ有する方法である。
の作動、解放及び脱着自在の定着具の脱着等の簡単な作
業で極めて容易にかつ迅速にけん引前進させることがで
きる経済的な筒体群の前進方法であり、又工期短縮の効
果を併せ有する方法である。
(3)車力法はまた2ケの筒体自体のみの地盤間の摩擦
力では、設計上又は施工地形成いは地質の如何により或
いは筒体前進途中における地質の変化等により筒体の前
進に必要な反力の支持力に不足を来たすおそれがある場
合に、本発明は出没可能の支圧板、支圧ジヤツキ、ジヤ
ツキ支持枠等より構成する反力増生設備を、第1筒体及
び第2筒体に装着し、壺圧ジヤツキを作動して支圧板を
筒体周辺の地、盤面に強圧し、大きい摩擦力を発生させ
、この″周□辺地盤間とのこの摩擦力は大きく、従って
如何なる場合にも全筒体群を何等心配なく、安全、確実
に前進させることができる重要な効果及び利点を有する
。
力では、設計上又は施工地形成いは地質の如何により或
いは筒体前進途中における地質の変化等により筒体の前
進に必要な反力の支持力に不足を来たすおそれがある場
合に、本発明は出没可能の支圧板、支圧ジヤツキ、ジヤ
ツキ支持枠等より構成する反力増生設備を、第1筒体及
び第2筒体に装着し、壺圧ジヤツキを作動して支圧板を
筒体周辺の地、盤面に強圧し、大きい摩擦力を発生させ
、この″周□辺地盤間とのこの摩擦力は大きく、従って
如何なる場合にも全筒体群を何等心配なく、安全、確実
に前進させることができる重要な効果及び利点を有する
。
(4)更に本発明の方法において、第1筒体の前方に別
の筒体(例えば刃口)がある場合:本発明の装置のけん
引ジヤツキを作動することによって前記筒体をも安全か
つ確実にしかも容易に前進させることができる等、本発
明の方法並びに装置は筒体群の前進において極めて多様
の経済的な作用をなし得る利点を有している。
の筒体(例えば刃口)がある場合:本発明の装置のけん
引ジヤツキを作動することによって前記筒体をも安全か
つ確実にしかも容易に前進させることができる等、本発
明の方法並びに装置は筒体群の前進において極めて多様
の経済的な作用をなし得る利点を有している。
(5)また本発明の反力増生設備は後部に接続附加する
筒体の廟功口数とは無関係で、常に第1、第2筒体に設
置した一定の反力増生設備を有する3ケの筒体を主要の
前進装置として後続の筒体数を制限することなく、多数
の筒体をりん引前進させることができる。
筒体の廟功口数とは無関係で、常に第1、第2筒体に設
置した一定の反力増生設備を有する3ケの筒体を主要の
前進装置として後続の筒体数を制限することなく、多数
の筒体をりん引前進させることができる。
(6)又本発明の特徴とするところは、順続する3ケの
筒体間に介装した推進ジヤツキ及び全筒体群を□挿通配
設したけん引部材に装着したけん引ジヤツキと脱着自在
の定着具並びに前記反力増生設備等を連結構成させた簡
単な装置によって全筒体群を確実にしかも経済的かつ迅
速に遠距離迄前進させ得るところにあるが、特に前記反
力増生設備は大きな役割を有している。
筒体間に介装した推進ジヤツキ及び全筒体群を□挿通配
設したけん引部材に装着したけん引ジヤツキと脱着自在
の定着具並びに前記反力増生設備等を連結構成させた簡
単な装置によって全筒体群を確実にしかも経済的かつ迅
速に遠距離迄前進させ得るところにあるが、特に前記反
力増生設備は大きな役割を有している。
即ち前方3ケの筒体中の2ケの筒体自体の地盤間の合計
摩擦力が他の1ケの筒体を前進させるに必要な反力の支
持力として不足を来たす場合は前記2ケの筒体の方が逆
に後退することになり、この場合の筒体の前進は不可能
となる。
摩擦力が他の1ケの筒体を前進させるに必要な反力の支
持力として不足を来たす場合は前記2ケの筒体の方が逆
に後退することになり、この場合の筒体の前進は不可能
となる。
然るに本発明の方法によれば、全ての筒体の前進に際し
て常?こ1又は2筒体の反力増成設備を用いてその支圧
ジヤツキを作動することによって地山との間に極めて強
大な摩擦力を発生させて、筒体自体の摩擦力と相まって
前記のような困難な事態の発生を未然に防止して、充分
安全、確実に全筒体を前進させることができる大きな働
きを有している。
て常?こ1又は2筒体の反力増成設備を用いてその支圧
ジヤツキを作動することによって地山との間に極めて強
大な摩擦力を発生させて、筒体自体の摩擦力と相まって
前記のような困難な事態の発生を未然に防止して、充分
安全、確実に全筒体を前進させることができる大きな働
きを有している。
以上本発明の趣旨を1実施例をあげて説明したが、勿論
本発明はとあような実施例のみに局限されるものではな
く、本発明の精神と主意を逸脱しない範囲内で種々の設
計の改変をなし得るものである。
本発明はとあような実施例のみに局限されるものではな
く、本発明の精神と主意を逸脱しない範囲内で種々の設
計の改変をなし得るものである。
第1図〜第7図は本発明の方法についての1実施例の工
程図であり、第1図、第8図、第9図は装置の図で、第
1図は装置の全体側面図、第8図、第9図は装置の詳□
細図で、第8図は側面図、第9図は断面図である。 11.1□、13,14・・・・・・筒体、21,2□
・・・・・・推・進ジヤツキ、3・・・・・・けん引部
材、4・・・・・・けん引ジヤツキ、51,52,53
・・・・・・脱着自在の定着具、60,6□・・・・・
・支圧板、7□、72・・・・・・ジヤツキ支持枠、8
□、82・・・・・・支圧ジヤツキ、9・・・・・・保
護筒、101.10□・・・・・・切欠き。
程図であり、第1図、第8図、第9図は装置の図で、第
1図は装置の全体側面図、第8図、第9図は装置の詳□
細図で、第8図は側面図、第9図は断面図である。 11.1□、13,14・・・・・・筒体、21,2□
・・・・・・推・進ジヤツキ、3・・・・・・けん引部
材、4・・・・・・けん引ジヤツキ、51,52,53
・・・・・・脱着自在の定着具、60,6□・・・・・
・支圧板、7□、72・・・・・・ジヤツキ支持枠、8
□、82・・・・・・支圧ジヤツキ、9・・・・・・保
護筒、101.10□・・・・・・切欠き。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 地中に順続して順次前進させようとする3ケ又はそ
れ以上の筒体の最前方の第1筒体以下第3筒体迄の各筒
体間に推進ジヤツキを装着し、第1筒体以下最後尾筒体
迄の各筒体間において筒体の外面を包むようにし、かつ
前縁を各筒体の後部外面に固着させて保護筒を装着し、
第1筒体の前部に、頭部の脱着自在の定着具を有するけ
ん引ジヤツキを装着し、このけん引ジャ、ツキ及び全筒
体を挿通してけん引部材を配設し、第3筒体以下最後尾
の筒体の各筒体間及び最後尾の筒体の後部において、け
ん引部材に、定着時筒体の後部に係止できるようにして
脱着自在の定着具を装着するとともに、第1筒体及び第
2筒体の各周辺に切欠きを設け、この切欠きに出没可能
の支圧板を嵌装し、かつ第1筒体及び第2筒体の内部に
、筒体内面に固定してジヤツキ支持枠を設け、ジヤツキ
支持枠に装着した支圧ジヤツキ前記支圧板と結合させ、
圧力増生設備を構成させて、先5づけん引部材の定着具
及び第1筒体内に設けた支圧ジヤツキを解放しておき、
第1、第2筒体間の推進ジヤツキを作動して、その際の
反力を第?筒体以下の各筒体の外面と地盤間の摩擦力及
び第2.筒体内に設けた支圧ジヤツキを作動して、支古
板を地盤に強圧し発生する支圧板と地盤間の摩擦力の合
計摩擦力に支持させて、第1筒体を1工程長前進させ、
次に第1、第2筒体間の推進ジヤツキを解放するととも
に第2〜筒体内に設けた支圧ジヤツキを解放して支圧板
を引込み、けん引部材の全定着具を、けん引ジヤツキを
解放状態にした状態で定着し、第2、第3筒体間の推進
ジヤツキを作動して、その際の反力を、第3筒体の周辺
と地盤間の摩擦力及び第3筒体後部のけん引部材に装着
した定着具、けん引部材、けん引ジヤツキ頭部の定着具
を通じて反力の1部を第1筒体に作用させて、第1筒体
の周辺と地盤間の摩擦力、並びに支圧ジヤツキを作動し
、支圧板を地盤面に強圧して発生する摩擦力の各摩擦力
の合計力に支持させて、第2筒体を1工程長前進させ、
更に第2、第3筒体間の推進ジヤツキを解放し、けん引
ジヤツキを解放して後頭部の定着具を定着して、けん引
ジヤツキを作動し、その際の反力を、第1、第2筒体の
各周辺と地盤間の摩擦力及び第2筒体内に設けた支圧ジ
ヤツキを作動して支圧板を地盤に強圧して発生する支圧
板と地盤間の摩擦力並びに既に地盤を強圧しである第1
筒体に設けである支圧板と地盤間の摩擦力の合計力に支
持させて、けん引部材及びその両端に装着して定着しで
ある定着具を通じて第3筒体をけん引ジヤツキで1工程
長けん引前進させ、以上の方法を繰りかえし行ない、筒
体群を1部体長前進させた後、第4筒体を増設し、けん
引部材を第4筒体の後部迄延長し、けん引部材に脱着自
在の定着具を第4筒体の後部に定着時係止するようにし
て装着し、かつ第3.第4筒体間に、第1、第2筒体間
、第2、第3筒本間の場合と同様の方法にて保護筒を設
けた後、第1〜第3筒体の各筒体を前記の方法によ、り
各1工程長づつ前進させた後、けん引ジヤツキ及び第3
筒体後部のけん引部材に装着しである定着具を夫々解放
した後、前記第4筒体の後部の定着具及びけん引ジヤツ
キ頭部の定着具を夫々定着し、けん引ジヤツキを作動し
その際の反力を第1〜第3筒体の各筒体の周辺と地盤間
の摩擦力及び第1、第2筒体内に設けである支圧ジヤツ
キを作動して夫々の支圧板で地盤を強圧させて生ずる摩
擦力の合計力に支持させて、第4筒体をけん引し、■工
程長前進させ、第5筒体以下の筒体についてはその直前
の筒体迄の筒体群を1筒体長前進させた後、各筒体を附
加し、第1〜第4筒体の筒体群の前進方法と同じ方法に
より前進させることを特徴とする筒体の前進方法。 2 地中に縦列に配設し前進させようとする3ケ又はそ
れ以上の筒体群の前方より第1、第2筒体間、第2、第
3筒体間に夫々推進ジヤツキを装着し、各筒体間におい
て、筒体間の間隙及び間隙が最大限に開いた時前後の各
筒体の全外周を完全に被覆できるようにし、かつ間隙前
方筒体の後部に固着させて保護筒を装着し、第1筒体前
部に、頭部に脱着自在の定着具を有するけん引ジヤツキ
を装着し、この定着具、けん引ジヤツキ及び全筒体群を
挿通してけん列部材を配設し、第3筒体以下の各筒体の
後部に、定着時第筒体の後部に係止できるようにしてけ
ん列部材に脱着自在の定着具を装着するとともに、第1
筒体及び第2筒体の外周辺に切欠きを設け、この切欠き
に出没できるようにして、地盤面を押圧するための支圧
板を嵌装し、第1筒体及び第2筒体内部において各筒体
に固定してジヤツキ支持枠を設け、この支持枠に支圧ジ
ヤツキを装着し、支圧ジヤツキと前記支圧板を直結し、
支圧ジヤツキの作動により支圧板で地盤面を強圧できる
ようにして反力増生設備を構成させ、上記の推進ジヤツ
キ、保護筒、けん列部材、けん引ジヤツキ、定着具及び
反力増生設備を組合せ構成してなることを特徴とする筒
体の前進装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15759881A JPS5818515B2 (ja) | 1981-10-05 | 1981-10-05 | 筒体の前進方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15759881A JPS5818515B2 (ja) | 1981-10-05 | 1981-10-05 | 筒体の前進方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57100294A JPS57100294A (en) | 1982-06-22 |
JPS5818515B2 true JPS5818515B2 (ja) | 1983-04-13 |
Family
ID=15653205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15759881A Expired JPS5818515B2 (ja) | 1981-10-05 | 1981-10-05 | 筒体の前進方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5818515B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6287636U (ja) * | 1985-11-21 | 1987-06-04 | ||
JPS6371040U (ja) * | 1986-10-29 | 1988-05-12 | ||
JPH038289Y2 (ja) * | 1985-10-18 | 1991-02-28 | ||
JPH0316670Y2 (ja) * | 1988-08-26 | 1991-04-10 | ||
JPH0524337Y2 (ja) * | 1990-10-23 | 1993-06-21 |
-
1981
- 1981-10-05 JP JP15759881A patent/JPS5818515B2/ja not_active Expired
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH038289Y2 (ja) * | 1985-10-18 | 1991-02-28 | ||
JPS6287636U (ja) * | 1985-11-21 | 1987-06-04 | ||
JPS6371040U (ja) * | 1986-10-29 | 1988-05-12 | ||
JPH0316670Y2 (ja) * | 1988-08-26 | 1991-04-10 | ||
JPH0524337Y2 (ja) * | 1990-10-23 | 1993-06-21 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57100294A (en) | 1982-06-22 |
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