JPH0317864Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0317864Y2
JPH0317864Y2 JP1988016717U JP1671788U JPH0317864Y2 JP H0317864 Y2 JPH0317864 Y2 JP H0317864Y2 JP 1988016717 U JP1988016717 U JP 1988016717U JP 1671788 U JP1671788 U JP 1671788U JP H0317864 Y2 JPH0317864 Y2 JP H0317864Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moxibustion
paper
ceramic paper
moxa
adhesive layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1988016717U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01120841U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988016717U priority Critical patent/JPH0317864Y2/ja
Publication of JPH01120841U publication Critical patent/JPH01120841U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0317864Y2 publication Critical patent/JPH0317864Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finger-Pressure Massage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、間接灸用灸座に関する。
従来技術及びその問題点 灸座の上に灸柱を立てて、施灸することはよく
知られており、例えば、実公昭57−40993号公報
には、そのような台座として、中央に円孔のある
難燃性台紙に金属薄膜を接合し、この金属薄膜の
中央に小円孔を設けた灸点紙が開示される。しか
し、このような灸点紙では、その上に立てた灸柱
の燃焼熱が、小円孔を通して直接肌に伝わるた
め、刺激が強く、肌に水泡などが生ずるのを完全
に避けることは困難であり、また、金属薄膜上に
立てた灸柱は、金属薄膜を粗面化したとしても、
施灸面に角度をもたせると、すべり落ち易く、素
人では扱い難いものであつた。
考案の目的 本考案は、前述の如き欠点を解消し、もぐさの
量を加減して使用しやすく、しかも水泡などを生
じない穏やかな加熱で、治療効果に優れた施灸を
可能とする、扱い易い間接灸用灸座を提供するこ
とを目的とする。
考案の構成 本考案の灸座は、図面に例示する如く、中心に
孔1を設けた台紙2の上面に、和紙5を介して、
前記孔1を覆うようにセラミツクペーパー3を貼
着してなるものであり、前記セラミツクペーパー
3上には、前記孔1に相当する位置に粘着剤層4
が設けられているものである。
本考案で使用する台紙2は、もぐさ(即ち、灸
柱)6が直接肌に触れないように、灸柱載置位置
を肌から離して設定するものであればよく、種々
の厚さの紙、又はシート積層体などがいずれも使
用できる。台紙2の形状は、円形、楕円形、菱
形、六角形など各種形状に形成されてよいが、そ
の大きさは1〜2cm径程度であるのが扱い易い。
台紙2に設けられる孔1は、もぐさ6の燃焼時
に生ずる熱及び薬効成分を肌に伝えるものであ
り、通常、1〜5mm程度、好ましくは2〜3mm程
度の直径の円孔に形成される。
セラミツクペーパー3は、和紙5の片面に、孔
1を覆つて適用されるが、この際、和紙5を介し
て貼着されるため、セラミツクペーパー3の接着
性が向上し、更に、成型時のパンチングなどに対
する、セラミツクペーパー3の抵抗性も増し、ヒ
ビ割れなどを生ずることなく、非常に扱い易い。
なお、セラミツクペーパー3としては、市販の
ものがいずれも使用できるが、セラミツクペーパ
ー3は、一般に1000℃近くの耐熱性があり、しか
も、細い繊維が絡まり合つて多孔性に形成されて
いるため、特に表面処理しなくても、もぐさ6の
燃焼で何ら変質することなく、もぐさ6の燃焼熱
等を穏やかに均一に透過するものである。また、
セラミツクペーパー3は加熱により遠赤外線を発
するため、もぐさ6の燃焼熱により生ずる遠赤外
線によつて、施灸時の薬効を肌に深く浸透させ、
治療効果を高める効果もある。
セラミツクペーパー3の表面には、粘着剤層4
が設けられるが、これは、もぐさ6を、セラミツ
クペーパー3に安定して載置できるようにするた
めのものであり、粘着剤の種類は特に限定されな
い。
粘着剤層4の上には、離型紙を設けて、使用時
に離型紙を除いて使用できるようにしてもよく、
また、台紙2の裏面にも、粘着剤層4′及び離型
紙6を設けて、灸座を施灸位置も安定して載置し
易くしてもよい。
実施例 第1図の灸座は、下記の方法で製造した。
裏面に粘着剤層4′及び離型紙7を積層した厚
紙からなる台紙2に、直径約4mmの孔1を2cm間
隔で、複数個設け、その上に和紙5を貼着し、更
に、その上にセラミツクペーパー3を貼着し、セ
ラミツクペーパー3上で孔1に対応する位置に、
約2mm径の粘着剤層4を形成し、次いで、このよ
うにして得た積層シートをセラミツクペーパー3
側から、孔1が中心となるように直径1.5cmの円
形にパンチングする。
このようにして得た灸座は、第2図の如く、離
型紙7を剥がして、粘着剤層4′により施灸位置
に置き、セラミツクペーパー3上の粘着剤層4に
所望の大きさに成型したもぐさ6を載せて使用す
る。
考案の効果 本考案の製品は次のような利点を有する。
1 セラミツクペーパーの繊維の隙間から熱が浸
透するため、まろやかな感触で、水泡等の危険
性なく、非常に効率のよい施灸効果を得ること
ができる。
2 セラミツクペーパーが灸温により遠赤外線を
発生するため、少量のもぐさの使用で、著しい
治療効果を得ることができる。
3 セラミツクペーパーは不燃性であるため、複
数回の使用が可能である。
4 もぐさを粘着剤層によつて固定できるため、
もぐさの載置が簡単にできて、扱い易い。
5 もぐさの大きさと品質で温熱を調節できるた
め、患者の症状とツボの位置によつて適当な温
熱を選んで使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例を示す断面図、第2図は
第1図の灸座の使用状態を示す斜視図である。 1……孔、2……台紙、3……セラミツクペー
パー、4……粘着剤層、5……和紙、6……もぐ
さ、7……離型紙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中心に孔1を設けた台紙2の上に、和紙5を介
    して、前記孔1を覆うようにセラミツクペーパー
    3を貼着してなるものであり、前記セラミツクペ
    ーパー3上には、前記孔1に相当する位置に粘着
    剤層4が設けられていることを特徴とする間接灸
    用灸座。
JP1988016717U 1988-02-09 1988-02-09 Expired JPH0317864Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988016717U JPH0317864Y2 (ja) 1988-02-09 1988-02-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988016717U JPH0317864Y2 (ja) 1988-02-09 1988-02-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01120841U JPH01120841U (ja) 1989-08-16
JPH0317864Y2 true JPH0317864Y2 (ja) 1991-04-16

Family

ID=31229885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988016717U Expired JPH0317864Y2 (ja) 1988-02-09 1988-02-09

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0317864Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0420440Y2 (ja) * 1989-11-22 1992-05-11
JPH11347099A (ja) * 1998-06-11 1999-12-21 Yamasho:Kk 灸治療具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6148737B2 (ja) * 1981-07-31 1986-10-25 Kogyo Gijutsuin

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6148737U (ja) * 1984-09-03 1986-04-01
JPS61148334U (ja) * 1985-03-05 1986-09-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6148737B2 (ja) * 1981-07-31 1986-10-25 Kogyo Gijutsuin

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01120841U (ja) 1989-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0317864Y2 (ja)
JPH01170258U (ja)
JPH039733Y2 (ja)
JPS6323084Y2 (ja)
JPS6340996Y2 (ja)
JPH039732Y2 (ja)
JPS6319064Y2 (ja)
JPH05285191A (ja) 温灸器
JPS6369141U (ja)
JP3030009U (ja) 治療用圧迫刺激具
JPS584899Y2 (ja) パツプ剤
JPH0228914Y2 (ja)
JPS6168044A (ja) 温灸器
JP3056071U (ja) 温灸器及び温灸器セット
JP3013304U (ja) 鎮痛材
JPH02286176A (ja) 経皮投薬用皮膚処理材
JPS5839731Y2 (ja) 磁気治療具
JPS6226416Y2 (ja)
JPH055116U (ja) ギブス副子
JPH0520106B2 (ja)
JPH0327225U (ja)
JPS63110520U (ja)
JPS6227635U (ja)
JP2005013246A (ja) お灸用シート
JPH0521949U (ja) 温灸器