JPH0382859A - 外科用繊維体、外科用手術衣、及び外科用繊維体の製造方法 - Google Patents

外科用繊維体、外科用手術衣、及び外科用繊維体の製造方法

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JPH0382859A
JPH0382859A JP1216660A JP21666089A JPH0382859A JP H0382859 A JPH0382859 A JP H0382859A JP 1216660 A JP1216660 A JP 1216660A JP 21666089 A JP21666089 A JP 21666089A JP H0382859 A JPH0382859 A JP H0382859A
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Japan
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fibers
water
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fiber
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JP1216660A
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Hiromi Matsunami
松波 玄海
Yutaka Yamada
豊 山田
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TOOKAI KK
Tokai Corp
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TOOKAI KK
Tokai Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、外科用繊維体、外科用事ト)、テΔ、及び
外科用繊維体の製造方法に関する。詳4■には、高度の
細菌バリヤー杜と通気性とを兼備するよう構成された外
科用繊維体、外科用手術衣、及び外科用繊維体の製造方
法に関する。
(従来の技術) この種の外科用繊維体は、手術衣、マスク、患者用衣、
キャップ等の手術用品の素材として用いられており、手
術用品の用途に応して、素材2こ要求される性能は通気
性、細菌バリヤー性、柔軟性、吸水性、制電性等さまざ
まである。
7に来、外斜用繊維体としては、一般ζこ術者が長時間
に渡る手術であっても恢適に作業を行えるように、通気
性に優れ、風合いがソフトなものが好ましいとされてい
る。と同時lこ外科用繊維体を素材とする手術用品(才
感染の虜のある手術に於ても使用されることから、細菌
バリヤー性tこ冨むものが好適であるとされている。
従来、これら細菌バリヤー性とJM気性とを兼備するよ
う構成された外科用繊維体としては、特開平1−192
807号公報に記載されたものかある。
この外科用繊維体(1)は、第5図に示すように、積層
構造よりなり、第1層(2)が吸水性を有する繊維から
なるとともに、第2層(3)が平均繊維径が0.1〜5
.07zm、空隙率が50〜80%の超極AI疎水性繊
維からなるように構成されたものである。
(発明が解決しようとする課題) ところが、この特開平1−192807号公作に記載さ
れた外科用繊維体は、第1層と第2Nとからなる積層構
造よりなっていることから、被着者の動作に伴って、該
外科用繊維体に夕)力が加わると、各層の境界部分に於
て剥離が生し易くかつていた。剥離が生しると、当初予
定していた細菌バリヤー性、通気性という性能を充分に
発揮することができなくなることから、この外斜用繊維
体にあっては、安定した性能を発揮し得る構造を維持す
ることがてきないという不具合を生していた。
この発明は、この様な課題に鑑みなされたものであり、
高度の細菌バリヤー性と通気性とを兼備するとともに、
これらの性能を常に安定した秋態で維持できるよう構成
された外科用繊維体、外科用手術衣、及び外斜用繊維体
の製造方法を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段及び作用)上記目的を達成
するため、請求項1記載の発明にあっては、ポリエステ
ル繊維等の形状保持繊維を含有する繊維ウェブにより形
状が保持されると共に、レイヨン繊維等の)a水削具保
持繊維を含む撥水ウェブ内ζこ撥水剤が保持されて撥水
面が形成され、更2こ、少なくとも何れか一方のウェブ
に含有された熱融着性繊維と共にこれら繊維が絡合され
、熱融着され、これら繊維相瓦間ζこ空気通過経路が保
存されていることを特徴とする外科用繊維体とした。
以下、この発明を図面にしたがって詳細に説明する。
請求項1記載の外科用繊維体(11)は、第1図、第2
図、第3図及び第4図に示すように、繊維ウェブ(12
)と撥水ウェブ(13)と熱融着性繊維(14)とが一
体化されているものである。
繊維ウェブ(12)は、後述する撥水ウェブ(13)及
び熱融着性繊維(III)とともに一体化したとき、そ
の形状を保持できる程度の強力、伸張性、弾性、耐摩耗
性、寸法安定性を備えた形状保持繊維(15)を含有し
ているものである。形状保持繊維(15)としては、前
記形状保持機能を備えたものであるならはどんなものて
あってもよく、例えCJポリエステル繊維、ポリエチレ
ンm維、ナイロン繊維、テトロン繊維、綿、羊毛等を挙
げることができる。
なお、繊維ウェブ(12)を構成している繊維としては
、」−記形イノ(保持繊維(I5)以外にレーヨン、コ
ツトンなとの親水性繊維が含有されていても良い。
この場合、汗なと水分がこの繊維に吸水されるため、快
適性が向上されることになる。
撥水ウェブ(13)は、フッソ系あるいはシリコン系の
撥水剤が容易に保持さるへき繊維であって、しかもア゛
ブ染料、アントラキノン染料、カルボニウム染料なとの
酸性染料も容易ζこ保持することができる性質を備えた
溌水剤暴保持繊維(16)を含むものである。撥水剤島
保持繊維(16)としては、例えばレーヨン、コツトン
、アセテート等を挙Cfることかできる。なお、撥水ウ
ェブ(13)を構成している繊維としては、k、記II
水剤湯保持繊維(1G)以外にポリエチレン、ポリプロ
ピレンなとの疎水性繊維が含有されていても良い。この
場合、より撥水性能の高いウェブを得ることができる。
なお、この疎水性繊維にあっては、撥水性能を高めるこ
とができる反面、繊維の染料の保持力が低くなる場合が
あるため、使用する疎水性繊維と相性のよい染料を選択
する必要がある。
上記繊維ウェブ(12)及びまたは撥水ウェブ(13)
に熱融着性繊維(14)が含まれている。
熱融着性繊維(10としては、例えば低融点ポリエステ
ル、ボl/エステル/低融点ボリエヌテル共重合体、エ
チレン/塩ビ共重合体、ポリ塩化ビニリデンなとの合成
樹脂繊維を挙げることができる。
本発明の外科用繊維体は、これら繊維ウェブ(12)を
構成する繊維、撥水ウェブ(13)を構成する繊維、及
び熱融着性繊維(I4)が絡合されて一体化されている
のである。
この結果、繊維ウェブ(12)に含まれる形状保持繊維
(15)は、繊維ウェブ(12)の境界を超えて撥水ウ
ェブ(13)を構成する繊維と絡み合った状態となり、
一体化された繊維ウェブ(I2)及びI8水ウェブ(1
3)全体は、形状保持繊維(15)jとよって一定の形
4にζこ保持された4六態となっている。また、かつで
繊維ウェブ(12)であった部分においては、かって撥
水ウェブ(13)であった部分に比へて形状保持繊維(
15)の含有量が多いことから、形状保持機能か高く、
しかもクツション性に富む面を構成している。
このかつて繊維ウェブ(12)であった部分によって裏
面(肌に触れる面)が構成されている。
一方、陰水ウェブ(13)に含まれる撥水刑場保持繊維
(16)は、撥水ウェブ(13)の境界を1世えて繊維
ウェブ(12)を構成する繊維と絡み合った3ノC態と
なり、これにより、一体化された繊維ウェブ(12)及
U溌水つ王ブ(13)傘体に國水件能が(−4’ !j
されている。また、かって撥水ウェブ(13)であった
部分においては、かつて繊維つIブ(12)であった部
分に比へて撥水削岩保持繊維(16)の含有量が多いこ
とから、多量の撥水剤が保持されて撥水面が形成されて
いる。更に、かって撥水ウェブ(13)であった部分に
おいては、)8水剤易保持繊維(IG)の含有量が多い
ことから多量の染料が保持されている。このかって撥水
ウェブ(13)であった部分によって表面が構成されて
いるのである。
また、本発明の外科用繊維体(I+)にあっては、繊維
ウェブ(12)及びまたは撥水ウェブ(13)に含まれ
ている熱融着性繊維(14)も同様に、絡合に依って各
繊維間ζこ入り込んだ状態となっており、この状態て熱
融着性繊維(14)が熱融着して、繊維ウェブ(12)
及び撥水ウェブ(I3)を構成する繊維相互が結合され
た1犬愈となっている。
この結果、繊維相互間に於ける空間が固定され、繊維相
互間に於いて、空気の通過する空気通過経路が保存され
るようになっている。尚、繊維相互間に於ける空間の外
科用繊維体(11)に於ける空隙率としては、50〜8
0%であることが望ましい。というのは、50%以下の
場合、該外科用繊維体(11)自体の通気性が低下し、
蒸れなどの原因になり、一方、80%以上の場合、該外
科用繊維体(11)の形状を保持することが困難になる
からである。
なお、請求項2記載の外科用手術衣に依れば、上述した
外科用繊維体(11)を素材としていることから、高度
の細菌バリヤー性と通気性とを兼備するととも(ご、術
者の手術中に於ける様々な動ぎに依って加わる外力よっ
ても、外科用繊維体の構造は破壊されることがないこと
から、これら細菌バノヤー性及び通気性といった性能は
、常に安定した状態で維持されることになり、安全でし
かも快適な状態で作業を行うことができるようになって
いる。
次ぎに、請求項3記載の発明を図面に従い説明する。
請求項3記載の発明は、上記目的を達成するため、ポリ
エステル繊維などの形状保持繊維(15)を含有する繊
維ウェブ(12)と、レイヨン繊維笠の保水削具保持繊
維を含有する撥水ウェブ(13)と、少なくとも何れか
一方のウェブに含有された熱融着I 性繊維(+4)とを絡合させることにより、繊維ウェブ
(12)と撥水ウェブ(13)と熱融着性繊維(14)
とを一体化した後、これをヒートローラく図示しない)
間ζこ通すことにより各繊維を熱融着し、次いで、撥水
剤易保持繊維に撥水剤を保持させるよう(ごしたことを
特徴とする外i’+用繊維体(11)の製造方法とした
先ず、第1図、第2図、第3図、及び第4図に示すよう
とこ、ポリエステル繊維なとの形状保持繊維(15)を
含有する繊維ウェブ(12)と、レイヨン繊維等の撥水
剤易保持繊維を含有する撥水ウェブ(+3)と、少なく
とも何れか一方のウェブに含有された熱融着性繊維(1
4)とを絡合させることに、j:す、繊維ウェブ(12
)と撥水ウェブ(13)と熱融着性線維(14)とを一
体化する。
繊維ウェブ(12)は、前述した如く、溌水つヱフク1
3)及び熱融着性線維(14)とともに一体化しノこと
き、その形状を保持てきる程度の強力、伸張性、2− 弾性、耐摩耗性、・1−法安定性を備えた形状保持繊維
(15)を所定の厚さだけ(a載し、ニードルバッチ又
は水流絡合に依って三次元的に絡合させて得ることがで
きる。
形状保持繊維(15)としては、前記形状保持機能を備
えたものであるならはとんなものであってもに<、例え
はポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維等を挙げるこ
とができる。
叉、撥水ウェブ(1:3 )は、フッソ系あるいはンリ
コン系の18水剤が容易ζご保持さるべき繊維であって
、しかもアソ染料、アントラキノン染料、カルボニウム
染料などの酸性染料も容易に保持することができる性質
を備えた撓水削具保持繊維(16)を所定の厚さだけ積
載し、ニードルバッチ又(i水流絡合に依って、繊維を
三次元的に絡合ざぜることにより得ることができる。撥
水剤場保持繊細(1G)としては、例えはレーヨン、ニ
ノッj・ン、アセテート笠を挙けることができろ。
ヒ記繊維つエフ(12)及び撥水ウェブ(13)の少な
くとも何れか一方に熱融着性線維(14)を含有せしめ
る。
熱融着性繊維()4)として(jl、例えは低融点ポリ
エステル、ポリエステル/低融点ポリエステル共重合体
、エチレン/塩ビ共重合体、ポリ塩化ビニリデンなとの
合成樹脂繊維を挙げることかできる。
この熱融着性繊維(14)を前述した繊維ウェブ(12
)及び撥水ウェブ(13)の少なくとも何れか一方のウ
ェブ形成時にウェブを構成する繊維と共ζこ積載して含
有せしめるのである。
こうして製造された繊維ウェブ(12)及び撥水ウェブ
(13)を構成する繊維とともに熱融着性繊維(14)
を絡合するのである。
絡合は、ニードルバンチ又は水流絡合などどんな方法に
依ってもよいが、請求項4記載の如く、薄手のものでも
絡合処理が可能である水流絡合が好ましい。
この絡合処理により、繊維ウェブ(+2)に含j:れる
形状保t)繊維(15)ζj、繊維ウェブ(12)の境
界を超えて撥水ウェブ(13)を構成する繊維と絡み合
った状態となる。この結果、かつて繊維つ王フ(12)
であ−〕で部分においては、かって撥水ウェブ(13)
であ−ンた部分に比へて形状保持繊維(15)の含有量
が多くなり、形状保持機能が高く、しかもクツション性
に富む面を構成するようになる。
一方、撥水ウェブ(13)に含4゛れる撥水剤話保持繊
細(16)は、渇水ウェブ(13)の境界を超えて繊維
ウェブ(12)を構成する繊維と絡み合ったIJS態と
なる。この結束、後述するように、撥水処理を行ったと
き、かって撥水ウェブ(13)であって部分においては
、かって繊維ウェブ(12)てあった部分に比へて撥水
剤易保持繊維(16)の含有量が多くなり、多量の撥水
剤が保持されて拵水面を形成することtこなる。また、
染色処理を行ったとき、かって撥水ウェブ(13)であ
って部分ζこおい′Cは、旧水剤肴5 保持綴紐(16)の含有量が多くなり、多量の染料が保
持されるようにlJる。
また、繊維ウェブ(12)及びまたは撥水ウェブ(13
)コこ含まれている熱融着性繊維(14)も同様に、絡
合に依って各繊維間に入り込んだ状態となる。
この後に、絡合に依って一体化されたものを乾燥し、ヒ
ートロール間に通ずのである。これにより、繊維”ウェ
ブ(12)及び渇水ウェブ(13)の少なくとも何れか
一方に含有された熱融着性繊維(14)は、その熱によ
り熱溶融し、繊維ウェブ(12〉及び渇水ウェブ(+3
)を横−成する各繊維間を熱融着せしめるのである。
次に、ディッピングに依って巣位し乾燥するのである。
使用する東ねとしては、アゾ染料、アントラキノン梁本
斗、カルホニウム染利なとの酸1牛染利な用いる。この
ぺ一色処理を施すことにより、血液や体液などがイ」着
しても目立たなくさせることができ、不快感を取り除に
とができる。又、染6− 料としては青や薄縁なとカラーものとすることにより、
1」の疲れを和らげることができる。
次tこ、染色された撥水剤易保持繊維に撥水剤を保持さ
せる。渇水剤としては、フッソ系あるいζJシリコン系
のものをエマルシ3ンの形態でこれに染色・乾燥工程を
経たものを通し、再ひ乾燥させることによって、繊維表
面に撥水剤を保持させるのである。
以−L述べた工程を経ることに依って、請求項1に記載
した外(4用繊維体(11)を得ることかできるのであ
る。
(実施例) 以ド、この発明を図面に示した一実施例にしたがって、
詳細に説明する。
レーヨン35%と、低融点ポリエステル繊維15%とを
ランダムに積層し、水流絡合に依−)て、これらを絡合
して撥水ウェブを形成する。
一方、ポリエステル繊維50%単独で、同しく繊維ウェ
ブを形成する。
この1+&維ウエフ上に前記撥水ウェブを積層した状態
で、水流絡合処理を行い、各ウェブを構成する繊維を絡
合させる。
次に、絡合処理を行ったものをヒートロール間に通し、
繊維間に含まれる低融点ポリエステルを熱+8融して、
繊維間に熱融着させる。
次に、ディッピングに依って染色処理を行った後、フッ
ソ系渇水剤により)8水処理を行うのである。最後に、
放射線を照射させて殺菌処理を行う。
この様にして目付が60g/m2の外科用繊維体(11
)を得る。
この外11 a繊維体について、撥水度、及び通気度の
測定を行った結果、撥水度は90(点)、通気度は19
4.7(cm3/c+n”/5EC)てあった。なお、
撥水度試験はJIS−L1092、通気度試験はJIS
−1−1096により行った。その他、引張強さが縦7
.39、横6.42 (乾燥)縦7.58、横5.50
 (湿潤) (Kgf)、伸び率が縦37.7、横84
.8 (乾燥)、縦52.8、横83.0 (湿潤)(
2)、摩擦帯電圧が縦170、(黄0.0(\す、摩耗
強さが24回等の物性なイ品えていることが雑誌ざ〕し
た。
(発明の効果) E記の如き構成を備えたことにより、請求項1記載の発
明にあっては、高度の細菌バリヤー性と通気性とを兼備
するとともに、これらの性能を常に安定した状態で維持
することができる。
又、請求項2記載の外科用手術衣に依れは、請求項1記
載の外斜用繊維体を素材としていることから、高度の細
菌バリヤー性と通気性とを兼備するとともに、術者の手
術甲乙こ於ける様々な動きに依って加わる外力よ・って
も、夕I科用繊維体の構造は破壊されることがないこと
から、これら細菌バリヤー性及び通気性といった性能は
、常に安定した4)ζ態で維持されることになり、安全
でしかも快適な状態で作業を行うことができる。
また、請求項3記載の発明ζこ依れは、高度の細9 菌バリヤー性と通気性とを兼備するとともに、これらの
性能を常に安定した状態で維持した外科用繊維体を得る
ことができる。
また、請求項4記載の発明に依れば、水流絡合により各
繊維を絡合させるようにしたため、該繊維体が薄手のも
のであっても絡合処理することがてきる。また、水流絡
合ζこ依って、v、!融着性繊維が該外科用yk維体内
に於て広く含まれることになることから、該夕1. +
A用繊繊細自体の強度を更に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の外科用繊維体を模式的に示した拡大
断Wi図、第2〜4図はこの発明の外斜用繊維体の製造
工程を示す拡大断面図であり、第2図は積層すべき各ウ
ェブを示し、第3図はウェブを積層した状態を示し、第
4図は水流絡合により繊維を絡合した状態を示している
。第5図は従来のりi利用m iir体を(33式的に
示した拡大断面図てあ0 符号の説明 12・・・撥水ウェブ、 13・・・繊維ウェブ、 14・・・熱融着性繊維、 15・・・形状保持繊維、 16・・・撥水剤易保持繊維。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリエステル繊維等の形状保持繊維を含有する繊
    維ウェブにより形状が保持されると共に、レイヨン繊維
    等の撥水剤易保持繊維を含む撥水ウェブ内に撥水剤が保
    持されて撥水面が形成され、更に、少なくとも何れか一
    方のウェブに含有された熱融着性繊維と共にこれら繊維
    が絡合され、熱融着され、これら繊維相互間に空気通過
    経路が保存されていることを特徴とする外科用繊維体。
  2. (2)ポリエステル繊維等の形状保持繊維を含有する繊
    維ウェブにより形状が保持されると共に、レイヨン繊維
    等の撥水剤易保持繊維を含む撥水ウェブ内に撥水剤が保
    持されて撥水面が形成され、更に、少なくとも何れか一
    方のウェブに含有された熱融着性繊維と共にこれら繊維
    が絡合され、熱融着され、これら繊維相互間に空気通過
    経路が保存されている外科用繊維体を素材としたことを
    特徴とする外科用手術衣。
  3. (3)ポリエステル繊維などの形状保持繊維を含有する
    繊維ウェブと、レイヨン繊維等の撥水剤易保持繊維を含
    有する撥水ウェブと、少なくとも何れか一方のウェブに
    含有された熱融着性繊維とを絡合させることにより、繊
    維ウェブと撥水ウェブと熱融着性繊維とを一体化した後
    、これをヒートローラ間に通すことにより各繊維を熱融
    着し、次いで、撥水剤易保持繊維に撥水剤を保持させる
    ようにしたことを特徴とする外科用繊維体の製造方法。
  4. (4)繊維ウェブを構成する繊維、撥水ウェブを構成す
    る繊維、及び少なくとも何れか一方のウェブに含有され
    た熱融着性繊維とを水流絡合により絡合させるようにし
    たことを特徴とする請求項3記載の外科用繊維体の製造
    方法。
JP1216660A 1989-08-23 1989-08-23 外科用繊維体、外科用手術衣、及び外科用繊維体の製造方法 Pending JPH0382859A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS613740A (ja) * 1984-06-13 1986-01-09 チコピー 伸縮性水不透過性積層材料およびその製造方法
JPS6366396A (ja) * 1986-08-11 1988-03-25 チコピ− 発水性で通気性である不織布地の発水性を改良する方法
JPH01111056A (ja) * 1987-09-15 1989-04-27 James River Corp Of Virginia 高強度の不織布及びその製造方法

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