JPH0382015A - 半導体気相成長装置 - Google Patents

半導体気相成長装置

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JPH0382015A
JPH0382015A JP1217845A JP21784589A JPH0382015A JP H0382015 A JPH0382015 A JP H0382015A JP 1217845 A JP1217845 A JP 1217845A JP 21784589 A JP21784589 A JP 21784589A JP H0382015 A JPH0382015 A JP H0382015A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体気相成長装置の係わり、特に、m−v
族化合物単導体基板に化学的気相成長(Chemica
l Vapour Deposition)Mを形成す
るのに好適する。
(従来の技術) m−v族化合物半導体基板例えばGaAs半導体基板に
MOCVD (Metal、 Organj、e Ch
emical VapourDaposition)層
を堆積するのには、いわゆるハイフレ(High Fr
equency)装置即ち高周波誘導加熱装置を利用し
た方式が利用されており、これを第i図及び第2図によ
り説明する。
第1図の要部を示す斜視図に明らかなように。
石英製反応管1を設置すゐ筐体2内には、高周波誘導加
熱用コイル3(以下コイルヒ省略する)を昇降するいわ
ゆるエレベータ装置4が設けられており、このコイル3
の誘導管5は安全カバー6により高周波発振器7に接続
するが、後述する第1種アース工事に相当する。高周波
発振器7に電気的に接続し300KHz程度を出・力す
るコイル3は、反応ガス導入管8を先端に取付けた石英
製反応管1を囲むように配置して、所定の加熱状態を形
成するが、その位I!設定は、エレベータ装置4により
行われる。また、このコイル3は中空に形成されており
、中に水を流して冷却する方式が採られている。
第2図には、石英製反応管1内部と、コイル3を外挿し
た状態を断面図により示した。即ち1石英製反応管1の
内部には、図示しない回転部材に接続して回転可能なカ
ーボンからなるサセプター(Sucaptar) 9に
被処理半導体基板10を載置する外に、温度制御用とし
て機能する熱電対11を取付ける。勿論熱電対11は固
定状態とする。一方、被処理半導体基板10をセットし
た石英製反応管1の外部にコイル3を配置するに当たっ
ては、この被処理半導体基板10に対応する位置を境に
してその上下のコイル3部分の比が一定になるように、
エレベータ装置4を利用して作業者が調整する0図には
書かれていないが石英製反応管1を収容する炉が設定さ
れている。
(発明が解決しようとする課題) このように高周波誘導加熱装置を利用する方式では、高
周波発振器が必要となり、出力が200にHz程度のも
ので約600万円と非常に高価であり、しかも、高周波
発振器は、 10にV以上の高出力を使用するために外
形も大きくなり反応管1を収容する筐体2C;収容でき
ず、自立形として設置せざるを得す、当然であるがスペ
ーサが必要となる。この高周波誘導加熱装置に必要な高
周波発振器では、第1種アース工事即ち離れた場所に独
立した接地棒を地中に埋込む義務が生じる外に、接続用
誘導管を天井に敷設したり、安全カバーの取付けなどに
も費用が要ることになる。
高価な石英製反応管を取外すには、反応ガス導入管に設
置する継手(Joint)をはずしてから、コイルを専
用のエレベータ装置により高く上げる手順の作業となり
、多大の注意が必要となる。このような作業を終えると
、再び石英製反応管とコイルを元の位置に設定しなけれ
ばならないが、コイルとサセプターの位置関係がばらつ
くと被処理半導体基板の温度もばらついて堆積する膜厚
にも変化が生れる難点がある。
更に、最近のように生産性の向上により進められている
半導体基板の大口径化及び被処理枚数の増大により、サ
セプターの径も大きくする必要にせまられているが、単
に径大なサセプターを使用しても均熱が採れな、くなる
外に、上記位置関係のより厳格な調整が要る。
本発明は、このような事情により成されたもので、特に
、量産性に富みしかも安価な半導体気相成長装置を提供
することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 所定の気体雰囲気で気相成長層を堆積する半導体基板を
固定するサセプターと、これに係止し回転自在なケーシ
ングと、ケーシングに設置する回転機構と、回転自在な
ケーシング内に非接触状態で配置し固定状態を維持する
支持台と、サセプターに対向する支持台端部に取付ける
抵抗発熱体と、ケーシング内に配置し、抵抗発熱体と絶
縁してサセプターに固定する温度測定器と、ケーシング
に形成し所定の気体雰囲気へ流出する他の気体用孔部を
具備し、所定の温度を維持して回転する半導体基板を所
定の気体雰囲気にさらして気相成長層を堆積する点に本
発明に係わる半導体気相成長装置の特徴がある。
(作 用) 本発明では、被処理半導体基板を回転させながら気相成
長層を堆積する方式を採っている。と言うのは、回転状
態の被処理半導体基板に気相成長反応に必要な気体を流
すと、一定した反応速度が得られて気相成長層の歩留り
が向上する事実を基に完成されたものである。このため
に、被処理半導体基板を載置するサセプターを回転自在
とし。
このサセプターに対向して配置する抵抗発熱体は固定状
態とする方式を採った。この結果、半導体基板に堆積す
る気相成長層の歩留りを従来方式よりほぼ10%向上す
ることができた。
(実施例) 第3図乃至第5図により本発明に係わる一実施例を説明
する。第3図に示す半導体気相成長装置は。回転自在な
ケーシング20と、この中に配置する固定状態が維持さ
れる支持台21から構成され、この端部に抵抗発熱体2
2を固定する。これは、タングステン、モリブデンまた
は炭素からなる材料を渦巻状に形成してほぼ閂盤状ヒし
、(第4図参照)その中央部分には絶縁リング23を嵌
込んで熱電対45を挿入できるように成形する。この抵
抗発熱体22は、終端付近に一対の脚部24殺設け、支
持台21とのねじ止めに備えるやこの支持台21には。
抵抗発熱体22に取付ける両端子25a、 25bを鉛
直方向に延長させて(第1図参照)半導体気相成長装置
外からの電力供給ができるようにする。
第1図に明らかなようにケーシング20の開口面には、
モリブデンもしくはグラファイト(Graphite)
からなるサセプター26を固定して、被処理半導体基板
即ちm−v族化合物半導体基板例えばG a、A s半
導体基板27を載置するが、MOCVD被膜またはCV
D (Che+5ieal Vapour Depos
ition)被膜を堆積するために、所定の気体雰囲気
にさらされる。
従って、ケーシング20には、サセプター26などを囲
いかつ気体の漏洩を防ぐような気密な外壁28が一体に
形成されているが、本発明では、ケーシング20に包含
するものである。
第3@に示すように、この外壁28とケーシング20は
、鉛直方向に延長した抵抗発熱体22用端子25a、 
25bi分ヒ機械的に結合きれており、また。
ケーシング20の外壁28には磁性流体シール(Sea
l)部29を設置している。
この磁性流体シール部29は、第5図aに明らかなよう
に、ケーシング20の外壁28を挟んで環状ボス30を
取付け、ここには、非磁性マス31を設置する。更に、
環状ボス30と非磁性マス31の間に磁石32を固定す
るヒ共に、磁石32及び非磁性マス31間に磁性流体M
33を配置する。更にまた。この配置に当たっては、非
磁性マス31ヒ環状ボス30間に多少の隙間34を形成
する。また、半導体気相成長装置ヒしでは、加熱状態が
不可欠であるので環状ボス30などには、水冷方式によ
り冷却する。
この磁性流体シール部29は、第5図すにあるように、
二本シール構造に形成され、軸受35を設置して回転自
在とし、更に、ケーシング20の外壁28に0リング3
6により気密性を保持している。更にまた。ケーシング
20を2000回/分に回転自在セするために、外壁2
8にはプーリ37、ベルト38更に他のプーリ39を介
してモータ40を設置する。
第3図にあるように、水冷管41を取付けて反応管の一
部を構成する縦部分42横部分43を外壁28に付設し
て被処理半導体基板27を所定の気体雰囲気にさらせる
ようにするヒ共に、多数の0リング36・・・を利用し
ている。サセプター26を固定した付近のケーシング2
0には、孔部・・・(図示せず)を設置して所定の気体
雰囲気がケーシング20内に入らないようにするため不
活性気体例えば窒素な流出させる。所定の気体雰囲気の
流量を例えば、15〜20Q/分、不活性気体の流量を
例えば1〜2Q/分とする。更に、横部分4zには、排
気孔44を設置している。
このようにして本発明に係わる半導体気相成長装置とし
ては、第3図の終端に付加した部分があるが、本発明に
直接関係がないので省略しており、従って、ケーシング
20の外f28に抵抗発熱体22に取付ける両端子25
a、 25bの終端部分についても割愛しており、外壁
28の気密性を保つために終端を形成しているこヒを付
記しておく、このような半導体気相成長装置は、従来技
術欄の第2図に示したように筐体内に設置するが、エレ
ベータなどの付属設備なしで、ケーシング及び電力供給
ユニット[(Unit)温度調整8備εトランスなど〕
だげが設置されることになることも合せて付記する。
〔発明の効果〕
本発明に係わる半導体気相成長装置では、従来Mε違っ
てエレベータなどは必要でなく1回転している被処理半
導体基板を所定の雰囲気にきらして加熱する方式を採用
している。しかも、加熱手段は、固定状態に保持した抵
抗加熱方式によっており1歩留りが従来方式より約10
%向上し、量産上の効果は極めて大きい。
更に、抵抗加熱方式によっているので極めて安価(15
0万F()である上に、抵抗加熱用電力供給用ユニット
は、高周波発振器より小形でが体内に収容できてスペー
スが差はどいらない。
反応管41.42の外周に高周波コイルを配置する必要
がないので、取外しや取付けが容易となり作業性が向上
するし、エレベータ装置も不要とな゛ってコンパクト(
cogipact)化が促進され、当然コスト(Cos
t)削減に寄与することになる。しかも、反応管41.
42は、高価な石英製から水冷管41を取付けた安価な
ステンレス環に切替えることができるので、作業性及び
寿命が長くなる利点も大きい。
しかも、アース工事などの省略ができるのでやはり経費
削減に大きく寄与することになる。
一方、半導体基板の大口径化及び処理枚数の増大に伴っ
て、サセプターの外形寸法が大きくなると、高周波誘導
加熱方式では、全面の均熱が採れず温度分布のバラツキ
が大きくなり、これに伴う弊害が発生するが1本発明の
ような抵抗加熱方式にあっては、このような心配は全く
無く、上記のように歩留りの向上が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の半導体気相成長装置の要部を示す斜視
図、第213!!lは、その部品の断面図、第3図は、
本発明の一実施例を示す断面図、第4図及び第5図a、
bは、その部品の断面図である。 1、41.42:反応管、20:ケーシング。 2:筐体、3:コイル、4:エレベータ、10.272
半導体基板、21:支持台。 22:抵抗発熱体、5:端子、26:サセプター28:
外壁、29=磁性シール、43:孔部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 所定の気体雰囲気で気相成長層を堆積する半導体基板を
    固定するサセプターと、これに係止し回転自在なケーシ
    ングと、ケーシングに設置する回転機構と、回転自在な
    ケーシング内に非接触状態で配置し固定状態を維持する
    支持台と、サセプターに対向する支持台端部に取付ける
    抵抗発熱体と、ケーシング内に配置し、抵抗発熱体と絶
    縁してサセプターに固定する温度測定器と、ケーシング
    に形成し所定の気体雰囲気へ流出する他の気体用孔部を
    具備し、所定の温度を維持して回転する半導体基板を所
    定の気体雰囲気にさらして気相成長層を堆積することを
    特徴とする半導体気相成長装置。
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