JPH0381454A - 手動式注入装置 - Google Patents

手動式注入装置

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Publication number
JPH0381454A
JPH0381454A JP21725089A JP21725089A JPH0381454A JP H0381454 A JPH0381454 A JP H0381454A JP 21725089 A JP21725089 A JP 21725089A JP 21725089 A JP21725089 A JP 21725089A JP H0381454 A JPH0381454 A JP H0381454A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
injection
piston
injection nozzle
holding bag
Prior art date
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Pending
Application number
JP21725089A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Nakano
中野 正一
Akitoshi Onizuka
鬼塚 昭敏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0381454A publication Critical patent/JPH0381454A/ja
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  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンクリート、石、その他の構造物に発生し
ているひび割れ又は目地等の隙間に充填する無機系注入
材の手動式注入装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、コンクリート構造物、石造構造物その他類似の構
造物、建築物等に発生したひび割れまたは目地等に無機
系注入材を注入する場合、注入材として用いられるセメ
ント等の粉体と水等の液体とをそれぞれ現場において所
定量計量し、ハンドミキサ等のミキサを用いて混練した
後、手動式ポンプまたは足踏み式ポンプにこれを移しか
えて注入作業を行う手順が取られている。
このような技術では、 ■ 現場におけるセメント等の粉体と水等の液体の計量
作業に計量器が必要であり、作業に手間がかかる。また
、計量ミスにより正規な配合の注入材が得られない場合
も考えられる。
■ ミキサやポンプ等比較的大がかりな機器が必要であ
る。
■ ミキサやポンプ等は使用後清掃する必要があり、手
間がかかる。
■ 混線作業や混線後ポンプに注入材を移しかえる作業
において、手や衣服に注入材がかかり汚れる場合がある
〔発明が解決しようとする課!I〕
本発明は上記の従来の欠点を改善するためになされたも
ので、現場計量作業及びミキサやポンプ等の大がかりな
機器を必要とせず、簡単な操作により注入材の混線及び
注入作業ができ、手や衣服を汚さない手動式注入装置を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、 (1)一端を開放し、他端に仮閉止した注入ノズル取付
部を有するシリンダと、 (2)このシリンダの開放端からシリンダに内挿され、
シリンダ内を摺動するピストンと、(3)注入ノズル取
付部に取りつける注入ノズルとからなり、 (4)混合することによって注入材を形成する2種の材
料のそれぞれ一定量を、その一方は破袋可能な保持袋に
収納した上でシリンダ内に装填したことを特徴とする手
動式注入装置を作製した。
〔作用〕
本発明の装置はコンパクトな可搬装置であり、注入に必
要な要件をすべて具備している。すなわち予め定められ
た最適量の2種の材料を封入してあり、その一方を破袋
可能な袋体内に保持しており、注入直前に破袋して2種
の材料を十分に混合し、最適な組成、流動度を有する均
一な注入材を作成することができ、これを直ちにピスト
ンにより所要個所に注入することができる。
このため、現場において異種の材料を秤量して混線しポ
ンプで注入する面倒な手間を大幅に簡略化、標準化する
ことができ、また施工場所に近接した位置で全作業をす
ることができ、さらに、衣服や手を汚すことがない。
本発明をその一実施例を示す図面により説明する。第1
図は本発明の装置の断面図である。図においてlはセメ
ント等の粉体、2は防水性の保持袋、3は水等の液体、
4はシリンダ、5はピストン、6は注入ノズル、7はキ
ャップである。
本発明の手動式注入装置は、シリンダ4の端部をキャッ
プ7により密閉し、他端より所定量のセメント等の粉体
1を装填し、次いで保持袋2内に密閉した所定量の水等
の液体3を装填した後、ピストン5を装填した構造のも
のであり、付属品として注入ノズル6が付いている。
以下、本装置の使用方法を説明する。先ず、本発明の手
動式注入装置を市販のコーキングガン等本装置のピスト
ン5を押し込むことのできる手動式装置に取り付け、ピ
ストン5をシリンダ4内に押し込む。このとき、ピスト
ン5に押された圧力により保持袋2が破袋し、水等の液
体3がシリンダ4内に流出し、セメント等の粉体1と接
触する。次に、本装置を手で上下左右に激しく振り、セ
メント等の粉体1と水等の液体3を211IIiシて注
入材、例えばモルタルを作成する。混線終了後、キャッ
プ7をはずし、代わりに注入ノズル6を取り付け、次い
でピストン5をシリンダ4内にさらに押し込むことによ
り、ノズル6からモルタルを押出しひび割れ等に注入す
ることができる。
第2図は、低粘度エポキシ樹脂等の2液性の注入材に適
用した場合を示すもので、ピストン5を高弾性材料で構
成し、保持袋2をゴム風船のように引張応力を付与した
材料とし、破袋用針8を備えたものである。計8を押し
込むと保持袋2が破袋し、硬化材9が流出する。シリン
ダ4を振って硬化材9と主材10を混合する。その後は
上記と同様に流入ノズルを取付は注入材をビスI・ンで
押出し所望の亀裂部などに注入する。
〔実施例1 本発明を第1図に示す実施例により説明する。
注入材に用いる粉体として、カルシウムシリケートを主
成分としたブレーン値12000crn”/g程度の無
機系ひびわれ注入材を用いた。保持袋2としては、厚さ
0.04 m mのポリエチレン製袋とし、袋の両端の
シールは熱圧着により行った。液体3としては、水を用
いた。シリンダ4は外径5am、長さ23cmの軟質プ
ラスチック製円筒状容器とした。ピストン5はその外径
がシリンダ4の内径に一致する軟質プラスチック製のも
のを用いた。注入ノズル6及びキャップ7は、軟質プラ
スチック製のものを用いた。
シリンダ4の端部をキャップ7により密閉し、他端より
170gの無機系ひびわれ注入材を装填し、次いでポリ
エチレン製保持袋に密閉した119gの水を装填した後
、ピストンを装填した。この手動式注入装置を市販のコ
ーキングガンに取り付け、コーキングガンの引き金を手
刀で引けなくなるまで引き、ピストンをシリンダ内に押
し込んだ。このとき、ピストンに押された圧力によりポ
リエチレン製保持袋が破袋し、水がシリンダ内に流出し
、無機系ひびわれ注入材と接触する。ポリエチレン製保
持袋の破袋は、本装置を上下に振ることによって、水の
音がすることで確認できる。次に、本装置を上下左右に
激しく振り、無機系ひびわれ注入材と水を約30秒間混
線した。キャップをはずし、代わりに注入ノズルを取り
付け、再度コーキングガンの引金を引くことにより、コ
ンクリートのひびわれに混線された注入材を注入した。
3日間養生後、コンクリートからコアを採取し、ひびわ
れへの充填状況を観察した。その結果、注入材は幅0.
05mmまでのひびわれに十分に充填されていることが
確認された。
一方、本発明の装置により混練された注入材のブリージ
ング率、圧縮強度および接着強度を、ハンドミキサを用
いて混線した同一の配合の注入材の場合と比較した結果
を第1表に示す。両者ともブリージング率、圧縮強度及
び接着強度はほぼ同等であり、これは、本装置により十
分な混線がなされたことを示している。
〔発明の効果] 本発明の本手動式注入装置によれば、ひびわれ等への注
入作業において、現場におけるセメント等の粉体と水等
の液体の計量作業が不要であり、また、ミキサやポンプ
等の大、がかりな機器を必要とせず、簡単な操作により
混線及び注入作業が連続的かつ手や衣服を汚さず能率的
に行うことができ、工業的に非常に有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の手動式注入装置の断面図、第
2図は別の実施例の断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一端を開放し他端に仮閉止した注入ノズル取付部を
    有するシリンダと、該シリンダの開放端から該シリンダ
    に内挿され該シリンダ内を摺動するピストンと、前記注
    入ノズル取付部に取付ける注入ノズルとからなり、混合
    後注入材となる2種の材料のぞれぞれ一定量を、その一
    方は破袋可能な保持袋に収納して、該シリンダ内に装填
    したことを特徴とする手動式注入装置。
JP21725089A 1989-08-25 1989-08-25 手動式注入装置 Pending JPH0381454A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008216051A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Sekisui House Ltd ひび割れ供試体と、該供試体を用いたひび割れ補修実験方法
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JP2021133995A (ja) * 2020-02-28 2021-09-13 宇部興産株式会社 補修器具

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