JPH0380927B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0380927B2
JPH0380927B2 JP57070230A JP7023082A JPH0380927B2 JP H0380927 B2 JPH0380927 B2 JP H0380927B2 JP 57070230 A JP57070230 A JP 57070230A JP 7023082 A JP7023082 A JP 7023082A JP H0380927 B2 JPH0380927 B2 JP H0380927B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fender
leg
impact
reaction force
receiving part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57070230A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58189403A (ja
Inventor
Shinichi Kajigaya
Ikutoshi Yamaguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP57070230A priority Critical patent/JPS58189403A/ja
Priority to AU10052/83A priority patent/AU558350B2/en
Priority to DE8383300088T priority patent/DE3368304D1/de
Priority to EP83300088A priority patent/EP0092893B1/en
Publication of JPS58189403A publication Critical patent/JPS58189403A/ja
Publication of JPH0380927B2 publication Critical patent/JPH0380927B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B59/00Hull protection specially adapted for vessels; Cleaning devices specially adapted for vessels
    • B63B59/02Fenders integral with waterborne vessels or specially adapted therefor, e.g. fenders forming part of the hull or incorporated in the hull; Rubbing-strakes
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02BHYDRAULIC ENGINEERING
    • E02B3/00Engineering works in connection with control or use of streams, rivers, coasts, or other marine sites; Sealings or joints for engineering works in general
    • E02B3/20Equipment for shipping on coasts, in harbours or on other fixed marine structures, e.g. bollards
    • E02B3/26Fenders
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/36Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
    • F16F1/42Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by the mode of stressing
    • F16F1/422Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by the mode of stressing the stressing resulting in flexion of the spring
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F2236/00Mode of stressing of basic spring or damper elements or devices incorporating such elements
    • F16F2236/02Mode of stressing of basic spring or damper elements or devices incorporating such elements the stressing resulting in flexion of the spring
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/30Adapting or protecting infrastructure or their operation in transportation, e.g. on roads, waterways or railways

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Child & Adolescent Psychology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は防舷材の改良に関するものである。
従来の防舷材なかでもいわゆるV型防舷材として
はたとえば特公昭56−9604号公報に開示されたも
のがある。これは第1図に示すように、水平な受
衝頂面1およびその左右側端から鉛直に延びる一
対の側面2を具える受衝部3と、この受衝部3か
ら下方に向けて末広がりに開脚して延びる一対の
支衝部4と、支衝部4の下端から一体的に水平方
向外方へ延びる一対の取付部5とを具え、支衝部
4の下端領域で、少なくともその内面を互いに対
面する方向へく字状に屈折させ、また各支衝部4
の下端部間の距離Dを受衝部3の幅Wに対して
0.75≦D≦1.5Wにしてなるものである。
この従来技術によれば、接舷荷重の作用初期に
おける支衝部4の屈曲を抑止し、また屈曲して支
衝部4と舷側板との当接を遅延させて反力の過度
な増大を抑制するとともに、防舷材のエネルギー
吸収性能を高めることができる。
しかしながら、この既知の防舷材によれば、そ
の圧縮状態を示す第2図から明らかなように、圧
縮率が約30%以上になると、支衝部4の屈折部お
よびその近傍部分の変形量が他の部分よりも著し
く多くなり、かかる部分に、その疲労による早期
の破損が生じる問題があつた。そしてこの問題
は、防舷材のたとえば約40%以上の圧縮によつ
て、各支衝部内面の変形形状がほぼV字状とな
り、そのV字状折曲部に応力が集中した場合に、
一層重大なものとなる。
さらに、この防舷材では、第3図に曲線Aで示
すように、端面形状が単純なV字状をなす第4図
に示すような防舷材の曲線Bに比し、エネルギー
吸収量が多く、また歪に対する反力の急激な上昇
が幾分遅れるものの、船舶が大型かつ高速化して
いる現在においてはこの防舷材によつてもまだエ
ネルギー吸収量が下足する問題があつた。
また、他の従来の防舷材としては、出願人が先
に特公昭52−16558号として提案したものがある。
これは、ゴム質弾性体より成る防舷材本体の受
衝部面上に、金属性の剛板を、受衝部全面が覆わ
れるように加硫接着し、そして、その剛板表面に
耐摩耗性合成樹脂層を一体的に形成すると共に、
防舷材本体に内部開放空所を形成したものであ
り、この防舷材によれば、剛板の存在によつて、
接触衝撃力が分散支持され、集中応力が分散され
るため、受衝部乃至防舷材本体が損傷されること
がなく、また、耐摩耗性合成樹脂層により、船舶
の外板を損傷から有効に保護することができ、さ
らには、防舷材本体に形成した内部開放空所によ
つて吸収エネルギーを大ならしめることができ
る。
ところが、この従来技術によれば、とくには、
支承部に設けられた薄肉部の上端が、防舷材取付
部の底面から、防舷材の高さの50%以上の高さに
位置することになるため、その支承部それ自体の
荷重支持能力がかなり低くなり、この結果とし
て、後にデータをもつて示すように、この従来技
術の防舷材もまた、満足し得るほどにはエネルギ
ー吸収量を大ならしめることができず、しかも、
反力の急激な上昇が、防舷材の比較的小さな歪状
態にて発生するという、特公昭56−9604号公報に
開示された防舷材と同様の問題を有することにな
る。
この発明は、従来技術のかかる問題を有利に解
決するものであり、とくに受衝部に連続して末広
がりに延在する脚部の下端域に、肉厚が少なくと
も脚部の内側から急激に減少する薄肉部を設け、
その薄肉部の上端を、取付部の底面から、防舷材
の高さの20〜40%の範囲内に位置させることによ
り、接舷荷重の作用に対して脚部を全体的にほぼ
均一に外向きに変形させて脚部の局部的な破損を
防止し、また圧縮率が大きくなつた場合に、脚部
内面がV字状に変形するのを防止して応力集中に
よる脚部の破損のおそれを取り除き、さらに、受
衝部近傍部分が防舷材の基部または、岸壁その他
の接舷施設に当接するまでの反力の急激な上昇を
抑えてエネルギー吸収量を著しく高めた防舷材を
提供するものである。
以下にこの発明を図示例に基づいて説明する。
第5図はこの発明の一実施例を示す端面図であ
り、図中11は防舷材、12は船舶を接舷する受
衝部を示す。
ここでこの受衝部12は、水平な受衝面12a
と、この受衝面12aの両端から鉛直に延びる一
対の側面12bとを具えており、この受衝部12
に、下方へ向けて末広がりに延在する脚部13,
13が設けられている。
そしてこの脚部13の下端外側に、そこからフ
ランジ状に突出する取付部14を設ける一方、そ
の下端内側に、両脚部13を相互に連結する基部
15を設ける。
さらにこの例では、脚部13の内側下端域にお
いて、その肉厚が段部16を介して急激に減少す
る薄肉部17を設ける。なお、薄肉部内面はその
下端において、曲面を介して基部15に滑らかに
連続されていることはもちろんである。またここ
で、薄肉部下端間の距離Cを、防舷材11の高さ
Hに対して0.4H≦C≦1.2Hとし、脚部13の厚
さの差mを0.01H≦m≦0.05H、段部16までの
高さEを0.2H≦E≦0.4Hとする。
なお、図示例では脚部13の内側から肉厚を減
少させているが、その内外両側から肉厚を減少さ
せることも可能である。
このように構成してなる防舷材11において、
それが接舷荷重を受けた場合には、とくに薄肉部
17の存在の故に、脚部13は第6図に示すよう
に十分下方から外向きに変形し、その変形程度は
脚部の全長にわたつてほぼ均一になる。このため
脚部13はその全体にわたつてほぼ等しく疲労す
ることになり、防舷材11の耐久性が著しく向上
する。しかも、この防舷材11は脚部13の内面
にく字状の屈折部を設けていないことから、その
圧縮率が大きくなつても、脚部内面に尖がつた鋭
角状の折曲部が発生せず、常に曲面が存在するの
で、著しい応力集中が生じることもない。
さらに、第6図から明らかなように、脚部1
3,13の内側から肉厚を急激に減少させた薄肉
部17は、とくには、その薄肉部17の上端位置
を、取付部14の底面から、防舷材の高さの20〜
40%の範囲としたことにより、脚部13の、適正
なる荷重支持機能を担保してなお、防舷材11の
圧縮率の増加に対し、脚部13の内面が相互に接
触するのを有効に遅らせるので、防舷材の吸収エ
ネルギーを、第3図に曲線Aで示すものより大き
くすることができるとともに、反力が急激に上昇
する時間を第3図に曲線Aで示すものよりも有利
に遅らせることができる。
第7図は、このこととの関連において、薄肉部
の上端位置の、歪および反力に与える影響を示す
図であり、第7図aに示すような単純なV字状防
舷材を用い、それの、高さHを300mm、長さを
1000mmとした場合において、薄肉部の肉厚を
0.18H、その他の部分の肉厚を0.25Hとし、薄肉
部の上端位置を、取付部の底面から、防舷材高さ
Hの0.1倍、0.2倍、0.3倍、0.4倍および0.5倍と変
更したときの、歪量に対する反力の変化を測定し
たところ、その結果は、第7図bに示すグラフで
示す通りとなつた。
このグラフによれば、薄肉部の上端位置を、防
舷材高さHの0.3倍とした場合に、歪量に対する
反力の立上がりを最も遅らせてエネルギー吸収量
を十分大ならしめることができるとともに、歪量
が所定値に達した後の反力の上昇を十分緩やかな
ものとすることができる。これに対し、薄肉部の
上端位置を、0.4Hおよび0.2Hとした場合には、
反力の上昇が順次に早まることになるも、それら
のいずれの場合においても、反力は、歪量が50%
を越えてはじめて上昇するので、満足するに足る
エネルギー吸収量をもたらすことができる。
ところが、薄肉部の上端位置を、0.5Hとした
場合には、脚部の荷重支持能力が低くなりすぎる
が故に、反力のピーク値が低くなるとともに、歪
量に対する反力の立上がりが相当早まることにな
り、これがため、エネルギー吸収量を、満足し得
るほどに高めることは実質的に不可能である。
従つて、特公昭52−16558号公報に開示された
従来の防舷材のように、薄肉部の上端を、0.5H
を越える高さに位置させたときには、上記傾向が
より強まることになり、吸収エネルギーの一層の
低減と、反力の、早期にして急激が立上がりが余
儀なくされることになる。
そして逆に、薄肉部の上端位置を、0.1Hとし
た場合には、脚部の変形量が小さくなるが故に、
小さな歪量にて反力の上昇が生じ、吸収エネルギ
ーが極めて小さくなる。
そこで、この発明では、薄肉部の上端位置を、
防舷材高さHの0.2〜0.4倍の範囲とすることによ
つて、吸収エネルギーの十分なる増加と、歪量に
対する反力の上昇の有効なる遅れとを担保する。
ちなみに、第7図bに示すところにおいて、
0.3Hの曲線によれば、歪率が30%の点で反力が
ピーク値となるとともに、歪率が57.5%の点にお
いてもまた、反力が、ピーク値と同等の32.8tonf
となるので、その反力を適正反力として、各防舷
材の吸収エネルギーを計算すると、0.1Hの防舷
材では2.4tonf−mとなり、0.2Hの防舷材では
4.0tonf−m、0.3Hでは、4.5tonf−m、0.4Hでは
4.2tonf−m、0.5Hでは3.5tonf−mとなる。
第8図はこの発明の変形例を示す端面図であ
り、脚部13の下端部に、肉厚がその内側から曲
面形状で減少する薄肉部17を設け、この薄肉部
17を基部15に滑らかに連続させるとともに、
受衝部12の水平な内面12cと脚部13の上端
内面をもまた肉厚減少方向の曲面18を介して連
続させ、さらに、受衝部12の内面12cに条溝
12dを設けたものである。なおここで、好まし
くは薄肉部17の曲率半径rを、防舷材11の高
さHに対して0.05H〜0.2Hとする。
このように構成してなる防舷材11では、その
薄肉部17が前述の例と同様に機能するので、防
舷材11の耐久性の向上およびエネルギー吸収量
の増加がもたらされる。そしてこの例では肉厚減
少方向の曲面18もまた脚部13,13の外向き
変形いいかえれば膨出方向の変形を容易ならしめ
るよう機能する。このため、とくに受衝部幅が広
く、また接舷荷重に対する脚部の圧縮反力が大き
い場合において、受衝部が、脚部と取付部との接
合点の周りのモーメントを受けて第9図に示すよ
うに、防舷材の内側へ突出するよう変形するのを
有効に防止することができる。なお、第9図に示
すような受衝部の内側への突出変形が生じた場合
には、その突出部が基部内面に比較的早期に当接
するため、変形量が小さい時期に反力の急激な上
昇が生じる問題がある。
さらに、この例の防舷材11によれば、受衝部
内面12cに設けた条溝12dによつて、受衝部
12が基部15に当接するまでの防舷材変形量
を、それを設けない場合よりも大きくできるの
で、防舷材のエネルギー吸収量を一層増加させる
ことができる。
第10図a〜dはそれぞれ第7図に示す防舷材
の変形例である。第10図a,bは、受衝部12
の側面12bを脚部13の傾斜外側面の延長面上
に形成したいわゆるV型防舷材であり、受衝部内
面の条溝12dをそれぞれ角溝および弧状溝とし
たものである。また第10図c,dは、受衝部1
2の側面12bを鉛直面としたV型防舷材の受衝
部内面に、それぞれ角溝および弧状溝形状の条溝
12dを設けたものである。さらに、第10図e
は、第10図bに示す防舷材に基部15を設けた
ものである。
これらの変形例の防舷材もまた第8図について
述べたものと同様の作用効果をもたらし得ること
はもちろんである。
第11図はこの発明の他の変形例を示す防舷材
であり、ここでは受衝部12から末広がりに延在
する脚部13を全体として幾分外側に突出するよ
う湾曲させるとともに、第5,8図について述べ
た基部15を省略し、また、段部16の下方に設
けた第5図に示すとほぼ同様の薄肉部17を、外
側へ突出するよう湾曲させた曲面19で段部16
に連続させ、さらに、受衝部12の内面に、内方
へ突出する曲面突条20を設けている。なお、こ
の例において、脚部13の曲率半径R1を防舷材
高さHに対して2.5H以上、また曲面19の曲率
半径R2を0.005H〜0.05H、さらに突条20の曲率
半径R3を0.5H〜0.25Hとすることができ、また脚
部13を直線状とすることもできる。
この例によれば、薄肉部17が第5,8図につ
いて述べたと同様に機能することはもちろん、曲
面19は、防舷材11が第6図に示すように大き
な圧縮変形を受けた場合に、脚部内面の丁度折曲
部に位置してそれがV字状に尖がつて折れ曲がる
のを確実に防止するので、その折曲部への応力集
中による脚部の破損が常に有効に防止される。ま
た脚部全体の湾曲は、防舷材11の常に一定した
形態の圧縮変形を可能ならしめるとともに、脚部
13に生ずる圧縮反力を低下させて受衝部12が
第9図に示すように内方へ湾曲するのを防止する
ことができる。しかも、受衝部内面に設けた突条
20は、受衝部12の変形抵抗を高めるので、そ
の内方への湾曲が一層確実に防止されることにな
る。
第12図はこの発明のさらに他の変形例を示す
端面図であり、脚部13の内面下端域に、第7図
に示したとほぼ同様の曲面を設けることによつて
薄肉部17を形成するとともに、その外面下端域
に傾斜変換線21を設けて脚部13の下端部を幾
分外方へ拡開させたものである。但し、薄肉部1
7の肉厚が他部分よりも薄くなることは、前述し
た各実施例と同様である。
この例によれば、接舷荷重の作用によつて、と
くに薄肉部17が防舷材11の内側へ向けて変形
するので、接舷荷重作用時の基部15の浮き上が
りを有効に防止することができ、そこへの異物の
入り込み、基部15の補強材の塑性変形などの問
題を取り除くことができる。
従つて、この発明によれば脚部13ひいては防
舷材自体の耐久性を高めるとともに、防舷材11
のエネルギー吸収量を著しく増加できるという実
用上の大なる利益がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の防舷材を示す斜視図、第2図は
第1図に示す防舷材の変形状態を示す説明図、第
3図は従来の防舷材のエネルギー吸収特性を示す
線図、第4図は従来の他の防舷材を示す端面図、
第5図はこの発明の実施例を示す端面図、第6図
は第5図に示す防舷材の圧縮変形状態を示す端面
図、第7図は、薄肉部の上端位置と、歪および反
力との関連を示す図、第8図はこの発明の変形例
を示す端面図、第9図は従来の防舷材の異状変形
状態を示す端面図、第10図は第8図に示す防舷
材の他の例を示す端面図、第11図はこの発明の
他の変形例を示す端面図、第12図はこの発明の
さらに他の変形例を示す端面図である。 11…防舷材、12…受衝部、13…脚部、1
4…取付部、15…基部、16…段部、17…薄
肉部、18,19…曲面、20…突条。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 受衝部と、この受衝部に連続して末広がりに
    延在する脚部と、この脚部の下端に設けられて外
    方へ突出する取付部とを具えてなる防舷材におい
    て、 脚部の下端域に、肉厚が、少なくとも脚部の内
    側から急激に減少する薄肉部を設けるとともに、
    その薄肉部の上端位置を、前記取付部の底面か
    ら、防舷材の高さの20〜40%の範囲としてなるこ
    とを特徴とする防舷材。
JP57070230A 1982-04-28 1982-04-28 防舷材 Granted JPS58189403A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57070230A JPS58189403A (ja) 1982-04-28 1982-04-28 防舷材
AU10052/83A AU558350B2 (en) 1982-04-28 1983-01-05 Fender
DE8383300088T DE3368304D1 (en) 1982-04-28 1983-01-07 Fender
EP83300088A EP0092893B1 (en) 1982-04-28 1983-01-07 Fender

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57070230A JPS58189403A (ja) 1982-04-28 1982-04-28 防舷材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58189403A JPS58189403A (ja) 1983-11-05
JPH0380927B2 true JPH0380927B2 (ja) 1991-12-26

Family

ID=13425546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57070230A Granted JPS58189403A (ja) 1982-04-28 1982-04-28 防舷材

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0092893B1 (ja)
JP (1) JPS58189403A (ja)
AU (1) AU558350B2 (ja)
DE (1) DE3368304D1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60238506A (ja) * 1984-05-10 1985-11-27 Sumitomo Rubber Ind Ltd ゴム製防舷材
SE447402B (sv) * 1985-03-29 1986-11-10 Trelleborg Ab Fender
AU664794B2 (en) * 1993-03-29 1995-11-30 Bridgestone Corporation Marine fenders
US5791637A (en) * 1996-01-11 1998-08-11 Iso Dynamics, Inc. Energy absorbing compression spring body and method of making the same
JP3486894B2 (ja) * 1998-12-24 2004-01-13 船井電機株式会社 防振支持装置
SE522901C2 (sv) 1999-12-20 2004-03-16 Sumitomo Rubber Ind Fender fastsatt vid en docka

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5216558U (ja) * 1975-07-25 1977-02-05

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE342856B (ja) * 1967-11-02 1972-02-21 Bridgestone Tire Co Ltd
DE2133380A1 (de) * 1971-07-05 1973-01-18 Seibu Gomu Kagaku Kk Fender fuer grosse schiffe
AR205195A1 (es) * 1974-11-11 1976-04-12 Bridgestone Tire Co Ltd Parachoque marino de tipo en arco con gran capacidad de absorcion de energia
AU505024B2 (en) * 1976-01-26 1979-11-08 The Goodyear Tire & Rubber Company Polyurethane marine dock fender
IT1108384B (it) * 1977-12-27 1985-12-09 Sumitomo Rubber Ind Paracolpi elastico per natanti e per installazioni portuali
US4277055A (en) * 1978-09-21 1981-07-07 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Cushioning fender

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5216558U (ja) * 1975-07-25 1977-02-05

Also Published As

Publication number Publication date
DE3368304D1 (en) 1987-01-22
AU1005283A (en) 1983-11-03
JPS58189403A (ja) 1983-11-05
AU558350B2 (en) 1987-01-29
EP0092893A1 (en) 1983-11-02
EP0092893B1 (en) 1986-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4277055A (en) Cushioning fender
US4267792A (en) Elastically deformable fender
US5054414A (en) Hollow rubber fender
JPH0380927B2 (ja)
JPH0451398B2 (ja)
US3986379A (en) Die pad assembly
JP2538554B2 (ja) クランプのための変形可能な耳
JP2008051135A (ja) 緩衝器
GB2032050A (en) Cushioning fender structure
JPS61184238A (ja) 発泡弾性体と金属コイルバネとの複合バネ
US4721414A (en) Marine fenders
JPS6311175B2 (ja)
JPS6183707A (ja) ゴム製防舷材
JP3489024B2 (ja) バウンドバンパー
JPH0426504Y2 (ja)
KR20160126134A (ko) 스프링과의 밀착성이 개선된 스프링 패드
JP3119789B2 (ja) 防舷材
JP4190816B2 (ja) 防舷材
JPS6319279Y2 (ja)
JP3967000B2 (ja) 空気ばね
GB2121732A (en) Marine fender
JPH0649826A (ja) 防舷材
JP2001172940A (ja) 防舷材
KR840001239Y1 (ko) 방현재(防舷材)
JPS59210112A (ja) 防舷材