JPH0380691B2 - - Google Patents

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JPH0380691B2
JPH0380691B2 JP62241181A JP24118187A JPH0380691B2 JP H0380691 B2 JPH0380691 B2 JP H0380691B2 JP 62241181 A JP62241181 A JP 62241181A JP 24118187 A JP24118187 A JP 24118187A JP H0380691 B2 JPH0380691 B2 JP H0380691B2
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JP
Japan
Prior art keywords
pallet
cam
intermittent rotation
unequal pitch
rotation mechanism
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62241181A
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English (en)
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JPS6487417A (en
Inventor
Kunimasa Kitagawa
Masataka Oono
Harumi Kato
Tamya Sakaguchi
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6487417A publication Critical patent/JPS6487417A/ja
Publication of JPH0380691B2 publication Critical patent/JPH0380691B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、パレツトを加工機械における加工ス
テーシヨンへ移送するパレツト移送方法、および
その移送装置に関する。
従来のパレツト移送方法、例えば実公昭52−
45980号公報に示された爪送り形の移送装置は、
移送前と移送後においてのみ移送ピツチを変える
だけであり、移送後のピツチは等ピツチでパレツ
トを移送する方法であり、ある一つの加工ステー
シヨンの前後の加工ステーシヨンにおけるところ
の、等しくない加工速度を持つ各加工ユニツトが
干渉を受けないように考慮して、加工ユニツトを
持たないアイドルステーシヨンを配設したり、ま
た被加工物を移送しないアイドルパレツトを狭む
ことが必要となるので、移送装置全体が大きくな
り、加工機械中に滞留するパレツト数が必要以上
に多くなるという欠点がある。また、従来の移送
装置は、爪送り形の移送装置であるので、移送バ
ーの移送戻し機構が必要であり、構造が複雑であ
ると共に移送時のパレツト又はワークを保持する
爪を有しているので、この爪をワークを係合離説
させる機構をも必要とする、なお、従来の特開昭
57−144343号公報に記載された同期式間欠搬送方
法は、ゼネバ機構による間欠駆動装置出力によ
り、円筒カムを間欠回転しているものに過ぎず、
周知のごとくゼネバ機構は角加速度の変化が急で
あり、また始点および終点の角加速度が零(=
0)ではないので、角加速度曲線が不連続にな
り、振動を起こす原因になるという重大な欠点が
ある。また、上記公報に記載された同期式間欠搬
送方法は、円筒カム表面に刻設されたカム曲線が
角度αβの間と溝カム5aとの継ぎ目において鋭
角のリード角θを有しているので、衝撃緩和が行
われないという重大な欠点がある。
本発明は、上記の欠点に鑑みてなされたもので
あり、衝撃緩和を図りながらパレツトを高速に移
送することが可能であると共に、移送装置の長さ
短縮し、かつパレツトの滞留個数を低減すること
が可能なパレツト移送方法、およびその移送装置
を提供することを目的をする。
すなわち、本発明によれば、加速度の変化が緩
やかでかつ連続的であるとともに始点および終点
の加速度が零となる間欠回転機構を回転駆動源に
より略等速回転させ、パレツトを停止位置決めす
る停止部とパレツトを移送する変化部と該停止部
と変化部とを連続させる継ぎ目において加速度の
小さいカム曲線を使用した不等ピツチ送り機構
を、前期間欠回転機構により間欠的に回転駆動
し、加工速度に合せたピツチを離して前記不等ピ
ツチ送り機構に沿つて配設された加工ステーシヨ
ンに、前記パレツトを前記間欠回転機構および不
等ピツチ送り機構を介して間欠的に移送させかつ
停止させて、前記パレツト上の被加工物の加工お
よび/または組立てを行うことを特徴とするパレ
ツト移送方法が提供される。
そして、本発明の上記構成によれば、まず第1
段階において、加速度の変化が緩やかでかつ連続
的であるとともに始点および終点の加速度が零と
なる間欠回転機構2,3,5によつて衝撃緩和が
行われ、また第2段階において、パレツトを停止
位置決めする停止部とパレツトを移送する変化部
と該停止部と変化部とを連続させる継ぎ目におい
て加速度の小さいカム曲線を使用した不等ピツチ
送り機構10,16a,16b,17によつて衝
撃緩和が行われているから、パレツトを高速に移
送する時の衝撃を充分に緩和することができる。
さらに、本発明によれば、カム軸により回転さ
れるバレルカムと該バレルカムにカムフオロアに
より拘束されるインデツクスプレートとからな
り、前記バレルカムに小さな加速度のカム曲線を
使用した間欠回転機構と、前記間欠回転機構によ
り間欠回転される不等ピツチ送り機構であつて、
ドウエル部と変化部とを刻設されたスクリユを有
すると共に、該ドウエル部と変化部とを連続させ
る継ぎ目において加速度の小さなカム曲線を使用
した不等ピツチ送り機構と、前記不等ピツチ送り
機構に係合したパレツトを間欠的に移送停止すべ
きピツチを離して配設され被加工物の加工およ
び/または組立を行う複数の加工ステーシヨン
と、を備えることを特徴とするパレツト移送装置
が提供される。
そして、本発明のパレツトの移送装置によれ
ば、パレツトに積載された被加工物としての大型
重量物製品を、移送装置内の個々の加工ステーシ
ヨンの幅寸法に見合う移送ピツチで衝撃を2段階
に緩和した高速移送が可能であるので、被加工物
および/または組立を行わないアイドルステーシ
ヨン及び被加工物を積載しないアイドルパレツト
を全く無くすことができるため、パレツト移送装
置内に滞留するパレツトの個数を低減し、パレツ
ト移送装置の長さを減少させることができ、それ
によつてパレツト移送装置への被加工物投入から
搬出までの時間を短縮することが可能になる。
以下に、本発明の移送方法およびその方法を実
施する移送装置を一実施例に基づいて説明する。
第1図において、1は回転駆動源をなす駆動モー
タであり、カム軸2を回転させるものである。カ
ム軸2には、バレルカム3および加工ステーシヨ
ン作動カム4が固定されている。バレルカム3に
は小さな加速度のカム曲線が使用されている。5
はインデツクスプレートであり、数個のカムフオ
ロアが取り付けてあり、バレルカム3に拘束され
ている。カム軸2とバレルカム3とインデツクス
プレート5とにより、加速度の変化が緩やかでか
つ連続的であるとともに始点および終点の加速度
が零となる間欠回転機構が構成されている。イン
デツクスプレート5の回転は、ベベルギヤ6a,
6bおよびスパーギヤ7a,7bを介して増速さ
れスクリユ10に伝達される。スクリユ10は、
軸受8および数個の軸受9で保持されている。ス
クリユ10は、変曲点形状に形成された停止部を
なすドウエル部16a,16b、および螺子形状
に形成された変化部17の繰り返しで構成され、
これらドウエル部16a,16bと変化部17の
接点を加速度の小さいカム曲線で接続したリード
溝が設けられている。スクリユウ10とドウエル
部16a,16bと変化部17とにより不等ピツ
チ送り機構を構成している。13はパレツトであ
り、カムフオロア14を付属し、またレール溝1
5を有しており、パレツトガイドレール11,1
2を滑動する。ドウエル部16a,16bは第1
図図示の2個に限らず、更に多数にすることがで
きる。前記ドウエル部16a,16bは、第2図
に示されるごとく、複数の加工ステーシヨン18
の間の各ピツチP1,P2,P3,P4……に合
わせたピツチでスクリユ10に刻設することがで
きる。
次に、作動について述べる。駆動モータ1が連
続回転すると、間欠回転機構をなすカム軸2、バ
レルカム3およびインデツクスプレート5によ
り、ベベルギヤ6a,6bは間欠回転をする。そ
の間欠回転がスパーギヤ7a,7bを介してスク
リユ10に増速伝達され、スクリユ10を間欠回
転させる。そこで、パレツト13をこの実施例装
置に付属する図示しないコンベア、またはプツシ
ヤ装置によりスクリユ10の上に投入し、パレツ
ト13に備えられたカムフオロア14をスクリユ
10のドウエル部16a,16bおよび変化部1
7よりなるリード溝にはめると、スクリユ10の
例えば正回転により、パレツトガイドレール1
1,12上をパレツト13が矢印Aのごとく図示
左方向に間欠的に移送される。そして、スクリユ
10の端末において、パレツト13は図示略のコ
ンベアなどにより排出される。パレツト13は、
ドウエル部16a,16bでスクリユ10上に一
旦停止し、変化部17上では比較的に急速に進行
する。スクリユ10のドウエル部16a,16b
と変化部17との接点が加速度変化が少ない例え
ば正弦曲線で接続されていることにより、パレツ
ト13の移送開始および終了時の衝撃は和らげら
れ、移送特性は良好である。また、ドウエル部1
6aとドウエル部16bとの間の距離Pは、パレ
ツト13の移送ピツチとなり、P1,P2,P
3,P4……などのごとく任意に設定することが
できる。従つて、パレツト13を移送するピツチ
P任意に組合わせることが可能であり、ドウエル
部16a,16bの側方に配置される各加工ステ
ーシヨン18における加工ユニツト間の干渉を起
こさないように考慮して、各加工ユニツトの加工
速度に合わせて、パレツト13を不等の移送ピツ
チP1,P2,P3,P4……で移送することに
より、加工ユニツトを持たないアイドルステーシ
ヨンをなくすことができる。なお、パレツト13
のスクリユ10内での位置決めは、移送方向につ
いては、ドウエル部16a,16bおよび変化部
17よりなるリード溝で行い、それと直角方向に
ついては、レール溝15とパレツトガイドレール
11,12とで行う。また、バレルカム3を通る
カム軸2に別の加工ステーシヨン作動カム4を数
個取り付けることによつて、駆動モータ1ひいて
はスクリユ10と各加工ステーシヨン18とを連
動することができ、かつこのように連動構造とす
ることが望ましい。
なお、上記におけるところの、不等の移送ピツ
チとは、全ての移送ピツチP1,P2,P3,P
4……が異なる必要はなく、隣接する移送ピツチ
の組合わせのうち、例えばP3とピツチP4とが
等しいものであつても、少なくとも一組のピツチ
例えばピツチP1とピツチP2、またはピツチP
2とピツチP3が異なることを含む。
以上述べたごとく、本発明になるパレツト移送
方法は、間欠回転機構2,3,5と不等ピツチ送
り機構10,16a,16b,17とにより2段
階に衝撃緩和を行つているので、振動を生じるこ
となくパレツトを高速に移送することが可能であ
るという優れた効果がある。
また、本発明の移送装置はパレツトに積載され
た被加工物としての大型重量物製品を、パレツト
移送装置内の個々の加工ステーシヨンの幅寸法に
見合う移送ピツチで衝撃を2段階に緩和した高速
移送が可能であるので、被加工物の加工および/
またはアイドルステーシヨン及び被加工物を積載
しないアイドルパレツトを全く無くすことができ
るため、パレツト移送装置内に滞留するパレツト
の個数を低減し、パレツト移送装置の長さを減少
させることができ、それによつてパレツト移送装
置への被加工物投入から搬出までの時間を短縮す
ることが可能になるという効果があり、さらには
間欠回転機構2,3,5と不等ピツチ送り機構1
0,16a,16b,17とにより2段階に衝撃
緩和を行うことができるので、パレツトを高速に
移送することができ、移送装置を小形にすること
ができるという効果があり、また充分な衝撃緩和
が可能であるので2サイクル以上の連続運転と、
スクリユ10のリード溝の設定とにより、パレツ
ト13の2ピツチ以上の移送が可能とされ、多数
個取りにも対応できるなどの優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になるパレツト移送方法および
その方法を実施する移送装置の実施例を示す斜視
図であり、第2図は加工ステーシヨンの配置を示
す平面図である。 1……駆動モータ、2……カム軸、3……バレ
ルカム、5……インデツクスプレート、10……
スクリユ、13……パレツト、14……カムフオ
ロア、15……レール溝、16a,16b,17
……リード溝をなすドウエル部16a,16bお
よびその変化部17、18……加工ステーシヨ
ン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加速度の変化が緩やかでかつ連続的であると
    ともに始点および終点の加速度が零となる間欠回
    転機構を回転駆動源により略等速回転させ、 パレツトを停止位置決めする停止部とパレツト
    を移送する変化部と該停止部と変化部とを連続さ
    せる継ぎ目において加速度の小さいカム曲線を使
    用した不等ピツチ送り機構を、前記間欠回転機構
    により間欠的に回転駆動し、 加工速度に合わせたピツチを離して前記不等ピ
    ツチ送り機構に沿つて配設され加工ステーシヨン
    に、前記パレツトを前記間欠回転機構および不等
    ピツチ送り機構を介して間欠的に移送させかつ停
    止させて、 前記パレツト上の被加工物の加工および、また
    は組み立てを行う、 ことを特徴とするパレツト移送方法。 2 カム軸により回転されるバレルカムと該バレ
    ルカムにクムフオロアにより拘束されるインデツ
    クスプレートとからなり、前記バレルカムに小さ
    な加速度のカム曲線を使用した間欠回転機構と、 前記間欠回転機構により間欠回転される不等ピ
    ツチ送り機構であつて、ドウエル部と変化部とを
    刻設されたスクリユを有すると共に、該ドウエル
    部と変化部とを連続させる継ぎ目において加速度
    の小さなカム曲線を使用した不等ピツチ送り機構
    と、 前記不等ピツチ送り機構に係合してパレツトを
    間欠的に移送停止すべきピツチを離して配設され
    た複数の加工ステーシヨンと、 を備えることを特徴とするパレツト移送装置。
JP24118187A 1987-09-25 1987-09-25 Method and device for transferring pallet Granted JPS6487417A (en)

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JPS6487417A JPS6487417A (en) 1989-03-31
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2569260Y2 (ja) * 1990-09-26 1998-04-22 本田技研工業株式会社 自動変速機のディテント構造
KR100414989B1 (ko) * 2001-09-24 2004-01-13 부국산업주식회사 스크류를 이용한 이송장치

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JPS4949155A (ja) * 1972-09-19 1974-05-13
JPS4949157A (ja) * 1972-04-27 1974-05-13
JPS57144343A (en) * 1981-03-03 1982-09-06 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Synchronous type intermittent delivery

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JPS6487417A (en) 1989-03-31

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