JPH0380001B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0380001B2
JPH0380001B2 JP59002549A JP254984A JPH0380001B2 JP H0380001 B2 JPH0380001 B2 JP H0380001B2 JP 59002549 A JP59002549 A JP 59002549A JP 254984 A JP254984 A JP 254984A JP H0380001 B2 JPH0380001 B2 JP H0380001B2
Authority
JP
Japan
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sole
plate
foot
person
flexible
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59002549A
Other languages
English (en)
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JPS59214402A (ja
Inventor
Daburyuu Misebitsuchi Kenesu
Deii Kurosu Za Saado Henrii
Ii Daabu Rorando
Roi Matsukuguregoo Robu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TORETORUN AB
Original Assignee
TORETORUN AB
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Publication date
Application filed by TORETORUN AB filed Critical TORETORUN AB
Publication of JPS59214402A publication Critical patent/JPS59214402A/ja
Publication of JPH0380001B2 publication Critical patent/JPH0380001B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B5/00Footwear for sporting purposes
    • A43B5/10Tennis shoes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B13/00Soles; Sole-and-heel integral units
    • A43B13/14Soles; Sole-and-heel integral units characterised by the constructive form
    • A43B13/16Pieced soles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B21/00Heels; Top-pieces or top-lifts
    • A43B21/24Heels; Top-pieces or top-lifts characterised by the constructive form
    • A43B21/26Resilient heels

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、テニスあるいはテニスと同様のフツ
トワークを要する他のコートゲーム用に特に作ら
れた運動靴に関するものである。
特許請求の範囲をも含めて、この明細書中で
「足後部」とは、かかと骨と距骨をも含む足のか
かと部を示すために使用され、「足前部」とは、
中足骨と指骨をも含む足の部分を示すために使用
される。そして、「足中央部」とは、上記足前部
と足後部との間に位置する足の部分を示すために
使用される。それゆえ、足中央部は中足骨の基部
に近い方の面の後方で、かつ、かかと骨の前方に
位置し、立方骨と舟状骨と楔状骨とを含む。
今日、テニス靴はモールドされたゴムや発泡重
合材料製の厚い外部底と中央底のユニツトを一般
に有し、このユニツトは足を衝撃から保護し履き
心地を良くするため靴の全長に亘つて延在してい
る。更に、足中央部のユニツトは通常、足中央部
と足後部領域に沿つて延在する楔形のクツシヨン
性かかと部で構成されている。楔形のかかと部は
走ろうとする時にかかとの上昇をまねく。
この厚いクツシヨンのために、従来の靴底構造
は人の履き心地への要求には十分に合つている。
しかし、現今、この構造はテニスやテニスと同様
のフツトワークを要する他のコートゲームを行な
うにはある重大な障害を有することが明らかにな
つた。
先ず第1に、上述した靴底構造は直線的に走る
以上の動きを含むテニスの種々の戦術的運動を行
なうには足の自然な運動を異常に制限する。例え
ば、テニスプレーヤーはしばしば足の指の付け根
やつま先でとび上つたり、しやがんだりする。ま
た、飛び出した後急に止まり、短距離を疾走す
る。また、一方の足や他方の足の指の付け根です
るどく回転し、横方向にスキツプしたり、走つた
りする。そして、運動方向を急激に変える。これ
らの戦術的運動を実行するために要する種々の足
の動きは、上述した靴底構造によつて妨げられ
る。その主たる理由は、靴の足中央部領域が堅く
なつている結果、足前部及び足後部が互いに独立
に動く範囲が限定されているからである。
他の問題は、従来の靴底構造が足を地面からか
なり高い位置(通常、かかと部で25.4cm(1イン
チ)以上に置くという事実から生じる。例えば、
足が地面から高い位置にあればある程、プレーヤ
ーが平衡をとり、上述したテニスの戦術的運動を
実行するべく安定した状態を維持することはより
困難である。更に、足にかかる力や足の関節に作
用するモーメント力は地面からの足の高さが増大
すればする程、増加する。
更に、運動を停止する間に飛び上つたり回転し
たりすることは、地面からの足の高さが増加する
につれて増加する。特に、靴がするどい外部底の
縁を有する場合はそうである。もしも、停止運動
で全ての足が支えられる前に力が足の関節にかか
ると、不自然な状態が生じ易く、負傷をまねき易
い。例えば、横方向への運動を止める時、靴の外
側縁がコート面にひつかかり、靴が横転してひざ
をくじくようなことが起こる。また、前進運動を
止める時には、高いかかとは、特に比較的鋭い縁
部を有する場合、コート面にひつかかり易く、足
前部をコート面にはげしくぶつけ易い。そして、
地面からのかかとの高さを増加すると、かかとを
持ち上げたり、前方へ飛び出すために足中央部を
固定したりするために上体を前へ曲げなければな
らない角度の増加をまねく。もしも、プレーヤー
がかかとを地面につけた状態で回転しようとする
と、その結果としてかかとを引くことになるが、
この引く動作が足を固定させ、ひざに好ましくな
いトルクを与える。
上述した厚いクツシヨンの靴底構造はさてお
き、靴の他の部分も足の自然な動きをさまたげ
る。例えば、中央の長手方法に延在する弧状支持
部材と横の縁部とは足中央部領域における靴の堅
さを増加させる傾向がある。
前述の問題点から次のことが認められた。すな
わち、テニスや他のコートゲームに要求される自
然な足の動きは、足の動きにいかなる不自然な束
縛を与えず、かつ、地面の高さから足を上方に持
ち上げることのない裸足によつて最も良好に達成
される。それゆえ、上述した問題の最適の解決
は、靴をはかないで裸足でプレーすることにあ
る。しかし、斯る解決の明らかな欠点は、堅いコ
ート面上で長時間裸足でプレーすることは不快で
あり、足にも良くないということである。
上述したことに鑑みて、本発明の一般的な目的
は以下に述べるような新規で改良されたテニス靴
あるいはコート用の靴を提供することにある。す
なわち、この靴は可能な限り地面に近接した位置
に足を位置させ、自然で束縛されない事実上の裸
足のように足を運動させ得ると共に、履き心地の
良さへの要求を満足させ、かつ、衝撃に対して足
を保護するための十分なクツシヨン性を有する。
本発明の目的を達成するため、図示されたテニ
ス靴は互いに間隔を置いて配された足前部と足後
部の靴底ユニツトを有し、この靴底ユニツトは底
なしの、柔軟な、すべりにくい足中央部を介して
のみ連結される。足中央部は靴の上部分の1部を
なす。こうして、靴の上部分のすべりにくい足中
央部は2つの靴底ユニツトの間に高度の可撓性を
有し、底のない自在継手を形成し、足のかかとと
足前部との間での縦方向の束縛されない相対運動
を可能にする。それゆえ、かかとと足前部とは自
然な裸足のように互いに独立に自由に動くことが
できる。
また、本発明のテニス靴は長手方向中央のいか
なる弧状支持部材をも有さない。弧状支持部材は
体重を靴の横の境界部分にかけて靴で足いたり立
つたりするのをより快適にするが、足中央部の裏
を上に向けて固定しないようにする。これはテニ
スには好ましくない。
本発明では、足前部と足後部との靴底ユニツト
は適当な衝撃吸収性の発泡重合体材料で形成され
た比較的薄い中間底を有し、足にクツシヨンを与
えると共に足を衝撃から守る。かかとの靴底ユニ
ツト内のこの衝撃吸収性中間底は、好ましくは同
一厚さを有し、かつ、特殊な堅い板と協働する。
この板は、クツシヨン性と中間底によつて生じる
衝撃吸収性を著しく減ずることなく、中間底の厚
さをかなりの範囲で減少させうる。このようにし
て厚さを減じられた靴底は人のかかとをほぼ足前
部と同じ高さ程度まで地面に近接させ、人はあた
かも裸足でいるかのような平坦な感じも持つ。ま
た、地面からのかかとの高さを減じることは足前
部にかかる衝撃を減じ、これにより、履き心地の
悪さを生じることなく、足前部の衝撃吸収性中間
底の厚さを減少させ得る。
すべりにくい本発明のテニス靴は足前部領域内
に配された足前部板を有する。足前部の領域内の
中間底に働く負荷をより均一に分散させることに
より、靴のクツシヨン性と衝撃吸収性を減ずるこ
となく、足前部の中間底の厚さを更に減少させる
ことができる。
足前部板は、靴がだ円形状に変形し、靴底がま
くれ上がつて足の横ゆれに対する抵抗を減じるよ
うになる傾向をおさえるという他の作用をも行な
う。このような変形をおさえると、足前部板は平
坦な靴底を維持し、この平坦な靴底は足の横ゆれ
に対するより大きな抵抗を生じると共に、これに
より人が前述した種々のテニスの戦術的運動中に
平衡状態を維持することを助ける。
更に、足前部と足後部の外部底の縁部は、鋭い
縁部を有する外部底から生じる前述の問題を排除
するために、なめらかに湾曲させられる。
靴の上部分は、柔軟な、高い可撓性を有する材
料によつて形成され、よりよく密着するためいか
なる堅いかかと皮をも有さないところの、柔軟
な、ぴつたりと合うかかとカツプを有する。ま
た、上部分は柔軟な周囲を包むような形のサドル
を有し、このサドルは側部に沿つて延在すると共
に、足前部と足後部との靴底ユニツトの間に位置
する底のない足中央部領域の底部をぐるりとまわ
つて位置している。靴がひもでしめられると、サ
ドルは足中央部領域の足を囲む堅固な帯状グリツ
プを形成し、足の他の部分の自然な運動を束縛す
ることなく、ちようど足中央部領域において可撓
性を有しつつ密着する。
可能なかぎり足を地面に近接させて位置させ、
靴が足に与えるすべての重大な束縛を排除するこ
とにより、足は自然な裸足のように動くことが可
能となり、テニスプレーヤーにコート上での種々
の戦術的運動をより容易に実行させることができ
る。更に、楔形のかかとを排し、足前部と足後部
とをほぼ同一高さの低い位置におくことにより、
テニスプレーヤーは足の指の付け根で立ち、球を
打つ身構えをするテニスの姿勢を正確にとること
ができる。そして、本発明のテニス靴は現今の典
型的なテニス靴よりも軽量である。
以下、本発明の1実施例を図を参照して説明す
る。
図中、特に第1図ないし第4図に特に示すよう
に、本発明のテニス靴は可撓性上部分10と、互
いに独立し間隔をおいて配された足前部ユニツト
12と足後部ユニツト14とを主たる構成要素と
している。第3図に最もよく表わされているよう
に、このテニス靴は足中央領域に靴底を有さず、
この足中央領域はユニツト12とユニツト14と
の間に位置する。靴底のない足中央領域は可撓性
の高い自在継手15として機能し、以下に詳述す
るような方法で靴底ユニツト12,14を連結す
る。
上部分10は適当な柔軟材料で形成され、足を
完全に囲繞して、スリツパのように足の下に閉じ
た底部を形成したすべりにくい型式のものであ
る。図示の実施例では、例えば、上部分10は一
対の布製パネル17,18と、一対の皮製パネル
17a,18aと、皮製つま先カツプ19と、装
飾皮19aとから成つている。図示のように、パ
ネル17,18は内側及び外側の布層を有する積
層構造を採ることができ、これらの布層はその間
に配された柔軟なスポンジ層によつて分離されて
いる。
第6図ないし第8図に示すように、布製パネル
17,18はこれらの図中、19bで示されるよ
うに、上部分の底16に沿つて縫い合わされてい
る。パネル17,18は底16の主たる層をな
し、底から上方へ延在して上部分の互いに反対側
の側部を形成する。パネル17a,18aとつま
先カツプ19及び装飾皮19aは布製パネル1
7,18の外側に位置し、縫い合わされるか、適
当なその他の方法でパネル17,18に取り付け
られる。
皮製パネル17a,18aは上部分10の互い
に反対側の側部に沿つて延在し、第6図に示す底
部17b,18bを有する。これらの底部17
b,18bは布製パネル17,18の底部の下に
位置する。つま先カツプ19と装飾皮19aと
は、また、第4図及び第7図に示すように、布製
パネル17,18の底部の下に位置する底部を有
する。この説明から、上部分の底16がパネル1
7,18の底部と、パネル17a,18a、つま
先カツプ19そして装飾皮19aの下に敷かれた
底部とによつて形成されていることがわかる。し
かし、上部分10の底部と他の部分とはいかなる
適当な構造でもよいことも理解される。
第4図及び第8図に最もよく表わされているよ
うに、底16はちようど足前部領域において切り
払われ、つま先領域で1つの開口20を形成して
いる。開口20は、直線状の後方縁21と曲成さ
れた前方縁22と一般的なパネル側縁22a,2
2bとによつてその境界を定められている。薄く
て堅く、側方が平面状のつま先板24は、開口2
0を満たすように、開口20内にぴつたりと位置
する。それゆえ、上部分10はその底に沿つて完
全に閉鎖される。つま先板24は中足骨の先端の
前方で足の3つの中央の指のつま先の下に位置す
る。
側部が平面状の中底板25は上部分10内に配
設され、つま先板24と底16の部分の上に位置
する。中底板25は足前方部領域で上部分の内部
幅にわたり、かつ、上部分10のつま先端から足
の中足骨の先端のちようど後方領域に延在する。
この構造により、中底板25は足の足前方部の一
部の下に位置するが、足中央部の前方で終結して
いる。この結果、中底板25は足中央部の連結部
15の可撓性の大きさを減じることはない。中底
板25はつま先板24と上部分10のつま先端と
の間に横たわる底16の部分の下に位置する。更
に、中底板25は底16の部分の上を覆い、底1
6の部分は足の指の付け根のふくらみの下方でつ
ま先板24のちようど後方に横たわつている。
つま先板24と中底板25はそれぞれ適当な非
弾力性の、かつ、実質的に非圧縮性の繊維板によ
つて形成され得る。板24,25の厚さはほぼ等
しく、それぞれ0.157cm(0.062インチ)よりも小
さい。
やわらかくて柔軟なスポンジ製裏当て28を上
部分10内に配設され、上部分の全長に亘つて延
在している。靴には、第4図に示すように、やわ
らかくて柔軟なかかと敷き29を足後部領域に設
けることもできる。図示の実施例では、かかと敷
き29は裏当て28の上に位置している。かかと
敷き29は靴の足後部領域で裏当て28と底16
との間に配することもできる。
第4図に示すように、裏当て28は板25と板
25の後方に横たわる底16の部分の上に位置
し、これらに接着される。また、板25はつま先
板24の対向面とパネル17,18の底部とに接
着される。それゆえ、板25は、つま先板24の
近傍で一方の側に位置する裏当て28と他方の側
に位置する底16との間に挾まれている。
つま先板24の後方縁の前方に横たわるパネル
17,18の底部全体に亘つて板25を接着する
ために、堅い熱溶解性接着剤が使用される。凝固
させるにあたつて、熱溶解性接着剤はつま先板2
4を含み、かつ、開口20の縁21の前方に横た
わる布底範囲全体を覆う平面内に少なくとも位置
する、堅くて薄く、かつ、連続的な層24aを形
成する。それゆえ、板24と層24aは協働し
て、連続的で堅く、側部が平面状の層あるいは板
構造を形成し、板25の下方に位置する。そし
て、この層は、上部分10のつま先端から開口2
0の縁21を含む垂直な横方向平面の裏までの全
ての足前部の底範囲を覆う。
層24aは堅い熱溶解性接着剤が使用される領
域のみに存する。接着を必要とする靴の他の全て
の部分は、エラストマーやゴムを基材とした接着
剤のような適当な非硬化性接着剤によつて隣接す
る面に接着され、これらの非硬化性接着剤は、靴
の違う部分の可撓性の大きさを減じないように、
最終的な接着状態においても可撓性を保持してい
る。
この靴は、長手方向中央のいかなる弧状支持部
材をも有さない。それゆえ、裏当て28の上方に
対向して位置する足支持面28は全体として平坦
で、足の湾曲形状の下方に位置する領域全体に亘
つて地面の近傍に位置する。
第1,2,4図に示すように、上部分10には
やわらかく柔軟なかかとカツプ30が形成され、
このかかとカツプ30は機能的なかかとの対立物
や、これに類似する他のいかなるかかと圧迫手段
をも有さない。かかとカツプ30はかかとの自然
な動きを束縛することのないやわらかくて柔軟な
層によつて形成される。かかとカツプ30は、か
かとに心地よく密着するようになめらかな輪郭を
なしている。かかとカツプ30には、第4図に示
すように、幅の狭い強化フインガー30aを設け
ることができ、このフインガー30aはほぼ1.91
cm(ほぼ3/4インチ)の幅を有すると共に、かか
との背に沿つて延在し、かかとカツプ30の背部
が垂下しないようにする。強化フインガー30a
は美感上の目的のためのみに使用される。
第1図ないし第4図に示されているように、上
部分10は、外面を形成する1つの部品からな
り、つつみ込むように湾曲したサドル31を有
し、サドル31は底部33と側部35,37とを
有する。底部33は靴の足中央部領域においてパ
ネル17,18の底部の下方に位置し、これらの
パネルに接着されるか縫い合わされる。この構造
により、サドルの底部33は足中央部領域で底1
6の外部層を形成し、靴底ユニツト12,14の
間に掛け渡される。底16の可撓性の足中央部
は、サドルの底部33を含むと共に靴底ユニツト
12,14を連結しているが、靴底ユニツト1
2,14の間に靴底のない可撓性継手部15を形
成するために靴底を有さない。サドルの側部3
5,37は靴の互いに反対側に沿つて延在し、靴
ひもの挿通孔を支持する部分にその上端を有する
と共に、それぞれパネル17,18に縫い付けら
れる等している。サドル31はビニールや皮のよ
うな適当な可撓性材料によつてつくられる。
第4図に最もよく示されているように、足前部
の靴底ユニツト12は底16の下方にある足前部
領域のちようど下方に位置し、可撓性の地面係合
用外部靴底32と比較的薄い可撓性の、かつ、弾
力性を有する中間底34とからなる。足前部の靴
底ユニツト12は半底に相当し、足の足前部と足
中央部との間の中間で終結している。
更に、第4図において、中間底34は外部底3
2と、底16及びつま先板24との結合体との間
に位置し、外部底32とこの組立体とに接着され
ている。中間底34は靴のつま先端から後方へ延
在し、足前部と足中央部の両領域の間の、中間で
板25の後方へ向つて終結している。
中間底34は衝撃吸収性発泡体の閉鎖セル型重
合材料の適当なものでつくられる。好ましくは、
中間底34はその剪断特性を高めるために剪断弾
性係数の低いエチレン−ビニルアセテート
(EVA)でつくられるとよい。
第1図ないし第4図に示すように、外部底32
は靴の前方つま先部に沿つて上方へ延在し、ま
た、靴の横及び中央の側部に沿つて上方へ延在す
る。外部底32の全ての角部はコート面をとらえ
やすいようないかなる鋭い縁をも減少させるた
め、なめらかに湾曲している。
外部底32と中間底34の後縁には、底16の
底を有さない足中央部となめらかに一体化するよ
うに、テーパが形成されている。これらのテーパ
端がなければ、中間底34と外部底32の下方に
位置する部分とはそれぞれ同じ厚さである。
第4図に示すように、外部底32の後端のテー
パは、薄く可撓性の舌片36を形成する。舌片3
6は中間底36を越えて少しだけ延在し、サドル
の底33の前方端領域に重なつてこれに接着され
ている。
足前部の中間底34は2つの大きな作用をはた
す。第1は、足前部を保護し、かたいコート面上
での足の衝突による衝撃を吸収することである。
第2は、その低い剪断弾性係数のゆえに、それは
コート面に平行な平面内では全ての方向に剪断さ
れるが、外部底32と板25の間、すなわち外部
底32と足との間における全ての方向への相対的
な水平方向の運動を許容することである。それゆ
え、外部底32は板25と裏当て28とに関して
運動することができる。中間底34のこの剪断動
作は2つの重要な利益を有する。
第1は、コート面上でのすべりの程度を減少さ
せ、換言すれば、摩耗を減少させて靴の耐用期間
を増大させることである。第2は、特に人間がコ
ート面上で急激に止つた時、足が靴の中に押し込
まれる傾向を減少させることである。
足前部の板25は、また、多くの重要な作用を
行なう。それはさておき、足を支持する靴の底は
足前部で曲成されてもよく、この結果、断面にお
いて靴の足前部は、動きやすいだ円形状を帯び
る。このだ円形状は靴の長手方向の軸の周りでの
足の横ゆれ傾向を増大させる。結果として、人間
はテニスの機動性を得る一方で平衡状態を保つこ
との困難性を得ることになる。特に、これらのこ
とがテニスプレーヤーに彼の足のつま先や指の付
け根で立つことを要求する場合には、そうであ
る。
前述した問題を解消するため、例えば第5図及
び第6図に示すように、足前部の板25は靴を変
形しにくいだ円形状とし、靴の足前部の支持部を
靴の内部の幅全体に亘つて横方向断面において平
坦に、少なくとも実質的に平坦に、しつかりと維
持する。これによつて、板25は足が横揺れする
のを防ぎ、人間の平衡状態を高めるしつかりした
靴の形状を維持する。更に、靴の足前部の支持部
をその幅に亘つて平坦あるいは直線状に保つこと
により、人のつま先は靴の全幅で定まる限度まで
自然に広がることが可能となり、人がつま先や指
の付け根で立つた時平衡をとるのをより容易にす
る。
足前部板25は、また、中間底34全体に亘つ
て人の負荷をより均一に分散させるに十分なだけ
堅固である。この負荷の分散は、中間底のクツシ
ヨン性と衝撃吸収性を増大させると共に、中間底
のクツシヨン性と衝撃吸収性を何ら損なうことな
く中間底34の厚さを広い範囲に亘つて減少させ
ることができる。他方、板25は靴の履き心地が
不快となる程堅くはない。
板24は板25よりも堅い。板24と層24a
とは人のつま先の下方領域で板25を強化し、人
のつま先を中間底34に突き立てることがないよ
うに、特に堅固にしている。つま先板24と層2
4aとは、また、つま先やかかとの衝撃がかかつ
ている間、足前部全体を更に保護する。堅く、も
ろいにも拘らず、板24と層24aと板25とは
それぞれ靴の長手方向に延びる軸に対して横方向
にいく分か可撓性を有する。
足後部の靴底ユニツト14は底14の下方で人
の足後部又はかかとのちようど下に位置し、地面
と係合する外部底40と可撓性で衝撃吸収性の中
間底42と側部が平面状のかかと板44とから成
る。中間底42は水平方向に分割されて上部及び
下部の側部が平面状の層46,47となり、これ
らの層46,47は閉鎖セル型の発泡EVAや、
他の適当な弾性の、変形可能な、そして衝撃吸収
性を有する発泡性閉鎖セル型重合材で形成され
る。外部底32,40は適当な丈夫な、弾性変形
し得る、耐摩耗性材料で形成される。
かかと板44は中間底の層46,47の間にあ
つて、これらの層の互いに対向する平面に接着さ
れ、板44はこれら2つの層の間に位置する。層
46は上部分の底16に接着され、外部底40は
層47に接着される。それゆえ、中間底とかかと
板ユニツト42,44は、底16と外部底40と
の間にはさまれている。
板44は層46,47の間の面全体に亘つて延
在し、実質的に非伸延性の堅い適当な材料で形成
される。例えば、ポリエステル樹脂と織られた、
あるいは、細かく切断されたガラス繊維とで作ら
れた堅いシートであつて、このシートの重量のほ
ぼ25%がガラス繊維であるもの等である。
第4図、第8図に示すように、外部底40はか
かとの背面に沿つて上方へ延在し、かつ、かかと
の横及び中間の側部に沿つて上方に延在する。側
部に沿つて横たわると共にかかとの後部に位置す
る外部底40の底のかど部は、コート面に引つか
かり易い鋭いかど部を減ずるためなめらかに湾曲
している。中間底の層47の底のかど部は、中間
底42が圧縮された時、変形して外部底40の湾
曲かど部と内部で密着するように方形でよい。
第4図に示すように、層46,47及びかかと
板44の前方端部は、底16の底なし中央領域た
る継手部15となめらかに一体化するようにテー
パ状になつている。また、外部底40は層47を
越えて少しだけ延在する可撓性のテーパ状舌片部
52においてその前方端を終結させている。舌片
部52はサドルの底部33の後方端部領域の下方
に位置し、これに接着されている。舌片部52は
極めて薄く、継手部15の可撓性の大きさを減ず
ることはない。テーパ状の端部52が存在しなけ
れば、中間底の層47の下の外部底40の厚さは
実質的に等しい。また、そのテーパ状の端部がな
ければ、層46,47のそれぞれは、同一の厚さ
を有する。
地面の上でかかとに衝撃を生じると、中間底4
2の閉鎖された泡は圧縮されて衝撃エネルギを吸
収する。人間のかかとの形状は、板44がなけれ
ば、中間底の残部が圧縮を始める前に、かかと骨
の下方の中間底の中央領域が高度に圧縮されるよ
うな形状である。それゆえ、エネルギの大部分は
中間底の中央領域で吸収され、中間底の残余部分
で吸収されるエネルギは極めて少ない。板44が
なければ、中間底が負荷によつて均一に圧縮され
る場合に比較して、与えられた全エネルギを吸収
するためには圧縮される中間底の厚さは結果的に
より大きくなければならない。また、中間層が均
一に圧縮されないと、高度に圧縮された中間底の
領域を中間底の残余の部分よりも変衰させるとい
う好ましくない結果を生じる。
本発明では、かかと板44は中間底42にかか
るかかとへの負荷を十分均一に分配できる程堅い
ので、中間底42は衝撃がかかつた時、より均一
に圧縮される。結果として、板44は、中間底の
圧縮によつて吸収される全エネルギ量の減少を生
じることなく、また、この結果として、衝撃によ
る不快感を生じることなく、中間底42の厚さを
減じることができ、人のかかとをより地面の近く
に位置させることができる。中間底42上にかか
るかかとの負荷をより均一に分配させることによ
り、板44はまた、かかと骨の下方の中間底領域
に集中する変衰の大きさを減じうる。
本発明では、第9図に示すように、かかと板4
4はいく分か可撓性を有するから、衝撃を受けた
時、履き心地を良くするためかかと負荷の下で人
のかかとの形に変形する。もしも、板44が全く
たわまない程堅く作られたなら、中間底42は不
快な程堅く感じられるであろう。特に、衝撃の大
きさが、かかとがかかと板をつき抜ける程の大き
さであつた時には、そうである。それゆえ、板4
4の必要な堅さは次の2つの両極端の間にある。
すなわち、1つは、かかと負荷の下でいかなる変
形も生じないところであり、他の1つはかかと板
がない時に生じる状態に達する程、可撓性がある
ところである。
第9図は典型的な負荷がかかとにかかつて中間
底42が圧縮され、板44が変形した状態を示
す。本図中、中間底42の圧縮されていない状態
及び板44の変形していない状態は想像線で示さ
れている。
第9図を参照すると、板44の変形状態での曲
率半径は約20.3cm(約8.0インチ)であり、この
ときの平均最高負荷は約1667Kg(約375ポンド)
である。この変形によつて、中間底42は人のか
かとを受けるように変形し、履き心地を向上させ
る。更に、かかと骨の下の中央領域での圧縮範囲
が靴底ユニツト14の側縁に近接する領域53で
の中間底の圧縮よりもいく分大きいにもかかわら
ず、中間底42はその全幅に亘つて圧縮される。
板44の必要な堅さは板の厚さかある範囲内に
おける板の弾性率かのいずれか一方、あるいはそ
の双方を種々変更することによつて得られる。か
かと板の厚さか弾性率かのいずれか一方、又は双
方を増加すれば、明らかに板44の堅さは増大す
る。板44の同一の堅さは、板の厚さと弾性率と
の値の異なる組合せにより達成されうる。これに
より、増大したかかと板の厚さは板の弾性率の減
少によつて相殺され、増大した弾性率は板の厚さ
の減少によつて相殺されうる。
板44に必要な堅さを与えるために、かかと板
の弾性率(たわみ率とも呼ばれる。)は、約0.051
cm(約0.020インチ)の最小板厚に対し、約
345000Kg/cm2(約500000psi)から6900000Kg/cm2
(10000000psi)の範囲にあることを要する。上述
した最小値以下に板厚あるいは弾性率を減少させ
ると、板はその可撓性が大きくなりすぎ、それ
故、板はかかと負荷を中間底の全域に十分に分散
しない。
かかと板の厚さが約0.152cm(約0.060インチ)
で、その弾性率が約6900000Kg/cm2(約
10000000psi)であるとき、適切である。しかし、
弾性率が約6900000Kg/cm2(約10000000psi)であ
るとき、板厚を0.152cm(0.060インチ)以上に増
大することは、かかと板を堅くしすぎ、かかと骨
の下に不快な圧力集中を生じる。また、板厚が約
0.152cm(約0.060インチ)であるとき、弾性率を
6900000Kg/cm2(10000000psi)より増大すると、
板は堅くなりすぎる。
弾性率が約345000Kg/cm2(約500000psi)以下
であるときは、板厚は約0.254cm(約0.100イン
チ)である。弾性率を減ずる一方で板厚を約
0.254cm(約0.100インチ)以上に増大することは
非生産的である。その理由は、中間底42とかか
と板44との全体厚さがあまりにも厚くなり、人
のかかとを地面から高い位置に保持することにな
るからである。
弾性率が345000Kg/cm2(500000psi)よりも低
いとき、板厚を約0.254cm(約0.100インチ)に増
大することはできるが、好ましい板厚の範囲は約
0.051cm(約0.020インチ)から約0.203cm(約
0.080インチ)までである。
好ましいかかと板の構造では、板44は約
0.102cm(約0.040インチ)であるのが好ましく、
弾性率は約1035000Kg/cm2(約1500000psi)であ
ることが好ましい。
前述した説明から明らかなように、板44は中
間底44の厚さを減少し得、人に不快感を与える
ことなく地面上の人のかかとの高さを十分に減じ
得る。従来のテニス靴のもり上つた、厚いクツシ
ヨン用かかととは対照的に、本発明の靴のかかと
支持面はかなり低く、次に詳述するように、少な
くとも足前部支持面とほぼ同一高さにある。
足後部の靴底ユニツト14は外部底40の底部
から中間底の層46の上方に向う対向側部まで延
在するが、その最も厚い部分の厚さは好ましくは
足前部の最も厚い部分の厚さと等しいか、ほぼ等
しい。この足前部は、外部底32の底部から板2
5の上方へ向う対向側部まで延在する。裏当て2
8とかかとパツド29とは圧縮された時高度に圧
縮され、かつ、薄い。それゆえ、これらの裏当て
28とかかとパツド29とは人の足前部及び足後
部の地面からの高さをほとんど増加させない。
それゆえ、裏当ての足前部と足後部との支持領
域は、靴が位置する地面に対して平行に、あるい
は少なくともほぼ平行に延在する共通平面内に位
置し、又はこの共通平面内にほぼ位置する。この
構造により、人の足前部と足後部とは地面に対し
て平行な、又はほぼ平行な共通平面内に位置する
ことがわかる。使用時には、かかとパツド29は
人のかかとを足前部よりも上方へはほとんど持ち
上げない。
人の足後部を足前部に沿つて地面から低い位置
に保持することによつて、人はより安定し平衡状
態を得ることができる。更に、板44を使用して
足後部の靴底ユニツト14の厚さを減少させるこ
とにより、人によつて生ずる負荷は前方へ伝達さ
れ、又は移動される。このように、本発明のテニ
ス靴の低いかかとは、テニスプレーヤーをその足
の指の付け根で好ましい姿勢に立たせることがで
きる。
堅い板44の使用による靴底ユニツト14の厚
さの減少は、第4図のモーメント腕Rを短縮させ
るという重要な効果を有する。このモーメント腕
Rは、人の距関節とかかとの靴底ユニツト14の
後方縁の点P(第4図参照)との間に位置し、点
Pを上方のひざ方向へ移動させる。プレーヤーが
足を踏み出してコート面を最初に点Pで踏んだ状
態において、彼は、点Pを中心にして回転し、彼
の足前部をコート面上に勢いよく落下させる。モ
ーメント腕Rを短縮することによつて、高いかか
とを有し、これによつて長いモーメント腕を有す
る従来の靴の場合よりも、足前部がコート面を打
つ力ははげしくない。それゆえ、モーメント腕の
短縮は足前部の落下時の衝撃を減少させる。ま
た、足前部の衝撃の減少は足前部の中間底34の
厚さを履き心地の不快感を生ずることなく減少さ
せ得る。本発明の靴の低い足支持面は、また、人
がその負荷を足のつけ根に移動させ、これによつ
て彼自身を推進させるために彼の足中央部を固定
するための、人が前かがみになる角度を効果的に
減少させうる。
上記テニス靴の1実施例では、足後部の中間底
42と板44の全体の厚さは好ましくは約0.714
cm(約9/32インチ)であり、中間底の層46,4
7の各厚さは好ましくは約0.318cm(1/8インチ)
であり、そして足後部の外部底40の厚さは好ま
しくは約0.318cm(1/8インチ)である。この結
果、足後部の靴底ユニツト14の全体の厚さは比
較的小さく、1.03cm(13/32インチ)である。足
前部の領域では、中間底34の厚さは好ましくは
約0.318cm(約1/8インチ)であり、外部底32の
厚さは好ましくは約0.476cm(約3/16インチ)で
ある。内部底の板25とつま先板24の厚さは比
較的小さく、内部底の板25とつま先板24と靴
底ユニツト12とを組合せた全体の厚さは、また
約1.03cm(約13/32インチ)である。裏当て28
とかかとパツド29の圧縮された全体厚は0.318
cm(1/8インチ)以下であり、図示された実施例
では、地面上の足の高さは約1.35cm(約17/32イ
ンチ)以下であり、好ましくは1.59cm(5/8イン
チ)を越えないようにする。
前述した説明から、次のことがわかる。すなわ
ち、本発明の最大の目的に沿つて人のかかとを地
面に近接させるために、層46,47の各厚さは
比較的小さくされ、好ましくは約0.318cm(約1/8
インチ)である。上側の層46の厚さが小さいか
ら、板44が一定範囲で可撓性を有し、履き心地
を良好にするため中間底と板とのユニツト42,
44が人のかかとを受けるようにすることは重要
である。
板44が与えられた負荷の下に可撓性を有する
範囲はその堅さばかりでなく、上方の層46の厚
さによつても定まる。これに関して、層46の厚
さの減少はかかとの下の負荷集中を増加させ、こ
れはまた板44のたわみの範囲を増加させる。逆
に、層46の厚さの増加は負荷集中を減少させ、
かかと板のたわみ範囲を減ずる。例えば、もしも
層46の厚さが約0.953cm(約3/8インチ)に増加
し、板44が比較的堅かつた場合(厚さが約
0.152cm(約0.060インチ)以上で、弾性率が約
690000Kg/cm2(約1000000psi)以上のようなと
き)、板44は通常のかかと負荷の下では十分に
はたわまないであろう。板44の効果は別とし
て、約0.953cm(約3/8インチ)の厚さの上方の層
は中間底のかかと板とのユニツト42,44を受
け入れ難い程の厚さにするであろう。その理由
は、それが、かかとを地面から極めて高い位置に
おくからである。
以上の説明から次のことが明らかである。すな
わち、板44が受け入れられる範囲で可撓性を有
する全ての堅い範囲は層46の厚さいかんによ
る。板44の厚さと弾性率についての上述した範
囲の上限は、約0.318cm(1/8インチ)の上方の層
の厚さに基づく。
人のかかとの負荷の下での板44のたわみのゆ
えに、層46,47の双方は人のかかとを保護す
る機能をはたし、この機能は、第9図に示すよう
に、層46,47が人のかかと骨の下に位置する
領域でより大きな範囲を圧縮するという意味であ
る。
靴底ユニツト12,14の間の底のない足中央
部継手構造のゆえに、靴底ユニツト12,14は
底16の可撓性の高い領域を介してのみ連結さ
れ、底16はパネル17,18の可撓性底部と可
撓性のサドル底部33とによつて形成されてい
る。靴が締められると、サドル31は足中央部の
領域で足の周囲を締め付ける確実な腹帯のような
グリツプをなすと共に、足の他の部分の自然な運
動を束縛することなく足をちようどその足中央部
で締めつける。好ましくは、足前部の領域におけ
るサドル31の前方の締め付けは、足前部での束
縛を排除するため、サドルの側部35,37近傍
の締め付よりもゆるい方がよい。これは、2本の
靴ひもで達成される。
上述の説明から、また、次のことがわかる。す
なわち、可撓性継手15は従来のテニス靴の足前
部と足後部との間に存した束縛を除去する。継手
15は、このようにして、足の足前部と足後部
(かかと)との間における縦方向への束縛のない
相対運動を許容し、その結果、足後部と足前部と
はあたかも人が裸足でいるように互いに独立に自
由に運動することができる。
靴底ユニツト12,14の厚さは極めて小さい
から、底のない、可撓性の足中央部継手15もま
た地面に極めて近接している。この特長は、長手
方向中央のいかなる弧状支持部材がないことと相
俟つて、従来のテニス靴に比べて、はるかに低い
位置に、長い外側アーチの下の靴の靴中央部の負
荷支持領域を位置させる。この構造は、ひざをく
じく機会を大巾に減少させると共に、人の安定性
と平衡状態の維持を増大する。
図示のごとく側部平面状であるにも拘らず、板
44は輪かくをつけられうる。
左足用の運動靴の構造は図示された右足用の靴
の面対象をなすことがわかる。また、板44はた
わみ力がなくなると図示された非たわみ状態に戻
るという意味で弾性を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の本質に従つたテニス用靴の
右足の靴の側面図であつて、靴の中央部側面から
見た図である。第2図は、第1図に示した靴の側
面図であつて、横方向から見た図である。第3図
は、第1図及び第2図に示した靴の底面図であ
る。第4図は、第3図の4−4線に沿う長手方向
断面図である。第5図は、第1図の5−5線に沿
う断面図である。第6図は、第1図の6−6線に
沿う他の断面図である。第7図は、第1図の7−
7線に沿う更に他の断面図である。第8図は、第
4図の8−8線に沿う断面図である。第9図は、
第7図に類似する断面図であつて、負荷がかかつ
て変形した状態の足後部の中間底のユニツトを示
す図である。 10……上部分、12……足前部ユニツト、1
4……足後部ユニツト、15……自在継手、1
7,18……布製パネル、19……つま先カツ
プ、16……底、20……開口、25……中底
板、28……裏当て、30……かかとカツプ、3
1……サドル、36,42……中間底。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 足を受け入れ、すべらない上部分と互いに独
    立して形成された第1及び第2の靴底ユニツトと
    を含み、前記上部分は人の足の下に位置する可撓
    性の底を有し、前記靴底ユニツトは互いに間隔を
    おいて位置し、かつ、前記上部分を介してのみ互
    いに連結され、前記第1の靴底ユニツトは人の足
    前部の下方に位置し、かつ、人の足前部と足中央
    部との間の中間付近で終結し、前記第2の靴底ユ
    ニツトはちようど人の足後部の下方に位置し、前
    記可撓性の底は前記足中央部の下方に位置する部
    分を有し、かつ、前記両靴底ユニツトの間に延在
    して底なし部を形成し、可撓性の継手が前記両靴
    底ユニツトを互いにたわみ可能に連結し、前記第
    1の靴底ユニツトは前記上部分に取付けられた第
    1の中間底と前記第1の中間底に接着された第1
    の外部底とを有し、前記第2の靴底ユニツトは前
    記可撓性の底に接着された第2の中間底と前記第
    2の中間底に接着された第2の外部底とを有し、
    前記第1及び第2の中間底はそれぞれ可撓性でエ
    ネルギ吸収性の発泡重合体材料で形成され、かか
    と骨の下方の前記第2の靴底ユニツトの厚さは少
    なくとも靴の長手方向軸線に沿つて実質的に均一
    であることを特徴とする運動靴。 2 人の足前部の下方に位置するが人の足中央部
    と足後部の下方には位置しない足前部板を有し、
    前記足前部板は前記第1の靴底ユニツトの上方に
    位置すると共に、前記上部分内の前記足前部の支
    持面が少なくとも前記上部分の全幅に亘つて実質
    的に平坦に維持するに十分なだけ堅い特許請求の
    範囲第1項記載の運動靴。 3 前記第2の外部底の地面係合側から足後部領
    域で前記可撓性底の上方に面する側へ延在する靴
    の厚さが、前記第1の外部底の地面係合側から前
    記足前部板の上方に面する側へ延在する靴の厚さ
    と少なくともほぼ等しい特許請求の範囲第2項記
    載の運動靴。 4 前記可撓性の底は人のつま先の下方に位置す
    る開口を有し、前記板を強化するため前記足前部
    板の下方の前記開口内に堅いつま先板を配した特
    許請求の範囲第3項記載の運動靴。 5 前記板は前記可撓性板の足前部上に位置し、
    堅い接着剤層によつて前記可撓性板の足前部に接
    着され、前記接着剤層を前記板に対する付加的な
    強化材としてなる特許請求の範囲第4項記載の運
    動靴。 6 前記板が前記可撓性の底に重なると共に該可
    撓性の板に接着されている特許請求の範囲第2項
    記載の運動靴。 7 前記靴底ユニツト上に位置して前記上部分内
    の上方に面する足係合面内で終結する手段を有
    し、前記第1の靴底ユニツトの底から前記足係合
    面への靴の厚さが、前記第2の靴底ユニツトの底
    から前記足係合面への厚さとほぼ等しく、人の足
    前部及び足後部の下方に位置する足係合面の領域
    が少なくとも地面とほぼ平行な共通高さにある特
    許請求の範囲第1項記載の運動靴。 8 前記足係合面が前記第1及び第2の外部底の
    底面上にほぼ1.59cm(ほぼ5/8インチ)を越えな
    い距離だけはなれて位置している特許請求の範囲
    第7項記載の運動靴。 9 前記足係合面が前記第1及び第2の外部底の
    底面上にほぼ1.35cm(ほぼ17/32インチ)以下の
    距離だけはなれて位置している特許請求の範囲第
    7項記載の運動靴。 10 前記上部分内に配された柔軟な裏当てを含
    み、前記裏当ては前記板の後方に位置する領域で
    前記板と前記可撓性の底との上方に位置すると共
    に前記板と前記可撓性の底とに接着され、前記裏
    当ては、地面と少なくともほぼ平行に延在し、か
    つ、人の足前部及び足後部が少なくとも共に位置
    する高さと共通の高さに位置する特許請求の範囲
    第2項記載の運動靴。 11 前記上部分は柔軟な側壁部と柔軟な底壁部
    と前記側壁部及び前記底壁部に外部から貼着され
    たサドルとを有し、前記サドルは前記可撓性の底
    の層を形成するため人の足中央部の下方に位置す
    る領域内でのみ前記底壁部に沿つて延在すると共
    に前記底壁部の下方に位置し、前記サドルは人の
    足を支えるために前記底壁部に沿つて上方に延在
    する側部を有する特許請求の範囲第1項記載の運
    動靴。 12 前記第2の中間底が水平方向に分割されて
    上部層及び下部層となり、かかと板が前記上部層
    と前記下部層との対向面の間に配設されると共に
    この対向面に接着され、前記板は前記上部層及び
    前記下部層の間の面全体に亘つて延在し、前記板
    は人の負荷を前記第2の中間層上により均一に分
    散するに十分なだけ堅いが、前記負荷により人の
    かかとを受けるためにたわむに十分なだけの可撓
    性を有する特許請求の範囲第1項記載の運動靴。 13 前記板の厚さが少なくともほぼ0.0508cm
    (ほぼ0.020インチ)であり、前記板は約345000
    Kg/cm2(約500000psi)から約6900000Kg/cm2(約
    10000000psi)の範囲にその弾性率を有し、前記
    上部層の厚さはほぼ0.318cm(ほぼ1/8インチ)で
    ある特許請求の範囲第12項記載の運動靴。 14 前記板の厚さが、約6900000Kg/cm2(約
    10000000psi)の最大弾性率に対して、約0.152cm
    (約0.060インチ)を越えることがない特許請求の
    範囲第13項記載の運動靴。 15 前記板は、厚さが約0.102cm(約0.040イン
    チ)であり、弾性率が1035000Kg/cm2
    (1500000psi)である特許請求の範囲第12項記
    載の運動靴。 16 前記各層の厚さが約0.318cm(約1/8イン
    チ)である特許請求の範囲第12項記載の運動
    靴。 17 前記第1の中間底の厚さが約0.318cm(約
    1/8インチ)である特許請求の範囲第16項記載
    の運動靴。 18 前記第1の層と前記第2の層と前記第1の
    中間底との各厚さがほぼ等しい特許請求の範囲第
    12項記載の運動靴。 19 前記靴底ユニツト上に位置し、かつ、前記
    上部分内の上方に面する足係合面において終結す
    る手段を有し、人の足前部及び足後部の下方に位
    置する前記足係合面の領域が、地面と少なくとも
    ほぼ平行に延在する地面上の共通高さ内に位置す
    る特許請求の範囲第18項記載の運動靴。 20 足を受け入れる上部分と、独立して形成さ
    れた足前部及び足後部の靴底ユニツトを有し、前
    記上部分は人の足の下方に位置する可撓性の底を
    有すると共に、少なくとも人の足中央部及び足後
    部の領域においてすべらない上部構造を形成する
    ように少なくとも人の足中央部及び足後部の下方
    に位置する領域全体に亘つて延在し、前記両靴底
    ユニツトは互いに間隔をおいて配されると共に前
    記上部分を介してのみ連結され、前記足前部靴底
    ユニツトはちようど人の足前部の下方に位置し、
    前記足後部靴底ユニツトはちようど人の足後部の
    下方に位置し、前記可撓性の底は足中央部の下方
    に位置する部分を有すると共に前記両靴底ユニツ
    トの間に延在して底なし部を形成し、可撓性連結
    部は人の足前部と足後部とが互いに独立に動きう
    るように前記両靴底ユニツトをたわみうるように
    連結し、前記足前部の靴底ユニツトは前記上部分
    に取付けられた第1の中間底と前記第1の中間底
    に接着された第1の外部底とを有し、前記足後部
    の靴底ユニツトは前記可撓性の底に接着された第
    2の中間底と前記第2の中間底に接着された第2
    の外部底とを有し、前記第1及び第2の中間底は
    それぞれ圧縮可能な、エネルギ吸収性の発泡重合
    体材料で形成され、前記第2の中間底は水平方向
    に分割されて上部層と下部層とに分割され、前記
    第2の中間底と協働して前記第2の中間底が吸収
    しうるエネルギーを減ずることなく前記第2の中
    間底の厚さを減じることのできる手段を有し、前
    記手段は前記足後部の靴底ユニツトの1部を形成
    しかつ人の足後部のちようど下に位置するかかと
    板を有し、前記板は前記上部層と前記下部層との
    間に配されると共に該両層の対向面に接着され、
    前記板は前記上部層と前記下部層との間の面全体
    に亘つて延在し、前記板は人の負荷を前記第2の
    中間底上に分散するに十分なだけ堅いが人の負荷
    の下で湾曲形状となるのに十分な可撓性を有し、
    前記足前部の靴底ユニツトの厚さは人の足前部の
    下方に位置する領域内で少なくとも実質的に均一
    であり、前記足後部の靴底ユニツトの厚さは人の
    足後部の下方に位置する領域内で少なくとも実質
    的に均一であり、足前部板は前記足前部の靴底ユ
    ニツトの上方の前記上部分内に配設されると共に
    人の足前部の1部の下方に位置するが人の足中央
    部と足後部の下方には位置せず、前記板は前記可
    撓性の底の1部をおおうと共に接着され、前記板
    は前記上部分内の前記足前部の支持面を前記上部
    分の幅全体に亘つて平坦に維持するのに十分な堅
    さを有し、薄いクツシヨン手段が前記上部分内に
    配設されると共に該手段は上方に面した足係合面
    の領域を有し、前記クツシヨン手段は前記板と前
    記板の後方に位置する前記可撓性の底の1部との
    上方に位置し、前記両靴底ユニツトと前記板と前
    記クツシヨン手段との厚さは人の足前部と足後部
    とが少なくとも地面とほぼ平行に延在する共通平
    面内に支持されることを特徴とする運動靴。 21 足を受け入れる上部分と人のかかとの下に
    位置する靴底ユニツトとを含み、前記靴底ユニツ
    トは地面と係合する外部底と前記上部分及び前記
    外部底との間に位置しかつ圧縮可能なエネルギ吸
    収性の発泡重合体材料によつて形成された中間底
    とを有し、前記中間底は上部層と下部層とに分割
    され、前記下部層は前記外部底に接着され、前記
    上部層は前記底部に貼着され、前記中間底が吸収
    することのできるエネルギを減ずることなく前記
    中間層の厚さを減少させるために前記靴底の1部
    を形成する手段を有し、前記手段は前記上部層と
    前記下部層との間に位置しかつ前記両層の対向面
    に接着されたかかと板を有し、前記板は前記両層
    の間の全面に亘つて延在すると共に人のかかと部
    分の負荷を前記上部層の上に分散するのに十分な
    堅さを有し、前記上部層は十分に薄く、前記板は
    前記板が少なくとも約1667Kg(約375ポンド)の
    かかと部の負荷の下で人のかかと骨の下に位置す
    る領域内で変形するのに十分なだけ可撓性を有す
    ることを特徴とする運動靴。 22 前記重合体材料はエチレンビニールアセテ
    ートであり、かつ、気体を満たした閉鎖セルを有
    する特許請求の範囲第21項記載の運動靴。 23 人のかかと骨の下方の前記靴底ユニツトの
    厚さは少なくとも実質的に均一である特許請求の
    範囲第21項記載の運動靴。 24 前記層の各々の厚さは人のかかと骨の下方
    に位置する領域内で少なくとも実質的に均一であ
    る特許請求の範囲第23項記載の運動靴。 25 人のかかと骨の下方に位置する前記上部層
    の厚さは約0.318cm(約1/8インチ)である特許請
    求の範囲第24項記載の運動靴。 26 人のかかと骨の下方に位置する前記下部層
    の厚さは約0.318cm(約1/8インチ)である特許請
    求の範囲第25項記載の運動靴。 27 前記板の厚さが少なくとも約0.051cm(約
    0.020インチ)であり、その弾性率は約1035000
    Kg/cm2(約500000psi)から約6900000Kg/cm2(約
    10000000psi)の範囲内にあり、前記板の厚さは
    約0.152cm(約0.060インチ)を越えることがない
    と共にその弾性率は約6900000Kg/cm2(約
    10000000psi)を越えることがない特許請求の範
    囲第25項記載の運動靴。 28 前記板は約0.102cm(約0.040インチ)の厚
    さを有すると共に、1035000Kg/cm2(1500000psi)
    の弾性率を有する特許請求の範囲第21項記載の
    運動靴。
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