JPH0379827A - シートダンパー - Google Patents

シートダンパー

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JPH0379827A
JPH0379827A JP21563489A JP21563489A JPH0379827A JP H0379827 A JPH0379827 A JP H0379827A JP 21563489 A JP21563489 A JP 21563489A JP 21563489 A JP21563489 A JP 21563489A JP H0379827 A JPH0379827 A JP H0379827A
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tube
oil
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Mitsuhiro Kashima
加島 光博
Nobumichi Hanawa
伸道 塙
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Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、モータボート等の小型高速艇用乗員シート支
持機構に採用して好適のシートダンパーに関する。
(従来の技術) モータボート等の小型船舶における高速走行時の船体は
、船首の波頭衝突あるいは鉛層の水面激打などによる衝
察な反復譜読的に受ける。
しかも、この場合の衝撃の強度は、乗t1かシートに着
座した状態ですら耐衝撃姿勢をとる必要かある程に大き
い。
そのために、この種船艇における乗員用シートにはスプ
リング或いはオイル式のダンパー構造を備えた支柱構造
からなるシートが多く採用されている。
ところで、かかる乗員用シートにおいて、運転者座席を
含む複数の同乗者座席の向きを、前方向きから対向ある
いは横向きなどに変え得ることが好まれる。従って、従
来のこの種シー)〜ダンパーでは、先ず、支柱構造部を
廻り止め下に上下WI@自在に構成する一方、その上端
に取付けるシート受は座用上部ブラケットを該支柱構造
部に対して回動可能に構成し、このブラケット側に設け
たスクリュー螺子を支柱側に向けて締め付けることによ
り、これ等P4者間の一体化を計り、該ブラケットを任
意の旋回位置で固定するようになしである。
更に、このようなダンパーag#、及び向き変え機能を
愉えたシートは、これを乗員殊に運転者の1!丈に適し
た高さ位置に置くことによってそのダンパー機能が効果
的に発揮されて、良好な衝1!吸収とより良い運転姿勢
を保つことか出来る。
そのためには、支柱構造部にその長さを調整することの
出来る高さ調整装置を配置することによって、シート高
さ位置の調整に応じる必要かある。
そして、この場合の装置構成として先ず思い付く手段は
、ダンパー機構を内装して上下摺動自在の支柱部分に、
外部からの操作で開閉することが可能なピストンバルブ
を有するガス封入弐オイルシソンダ等からなる高さlW
整波装置備えた支柱部分を、継ぎ足して支柱構造部を構
成する手段(例えば、実開昭1i4−24741号等)
が考えられる。
(発明か解決しようとする課題) ところで、上述のような従来手段におけるシート高さ位
置を調整することの出来るシートダンパーによれば、高
さ:JJ整用のオイルシリンダと衝撃吸収用のオイルシ
リンダとを上下向きに直列に並べて支柱構造部を構成す
るので、該構造部の全長が長くなると共に構造部重量か
増大し、しかも、製造コストが高くなる。
そこで、本発明は、高さ21!!整及び衝撃吸収並びに
向き変え可能なシートダンパーの小嵩軽量化を計ると共
に!2造コストの低減化か可能な装置構成を開発するこ
とを目的とする。
(51題を解決するための手段) しかして、かかる目的を達成するために、本発明は、ま
ず、据付け用T部ブラケットと一体に組付けられる支柱
構造部のアウターチューブに、内装したオイルシリンダ
機構による制御下に上下動自在にインナーチューブを挿
入し、該インナーチューブの先端にシート受は座用上部
ブラケットを、該支持構造部の不動部との間で機能する
廻り止め機構の配在下に、組付けたシート支柱機構を基
本的な構造とする。
そして、前記オイルシリンダ機構を次の構造によって構
成する。
先端の減衰力発生部で仕切られた前記インナーチューブ
の中空部に、フリーピストンの介在下にガス圧室と油室
とを設ける。
該インナーチューブの外周ピストンか摺接するシリンダ
の底部には、外部操作で開放または閉鎖することのでき
るチェックバルブを配置する。そして、このチェックバ
ルブを通して、シリンダ内の容室とリザーバー室との連
通路を形成する。
該リザーバー室には前記インナーチューブ内ガス圧室の
室圧よりも低圧のガスを封入する。
かかるオイルシリンダ機構の構成に対して、前記インナ
ーチューブの先端に前記上部ブラケットか一体に固定し
である。
該インナーチューブに並行する向きに延びる一木又は複
数本のボルトか前記上記ブラケットの下面の間隔を訛い
た位置から垂下せしめである。一方、ガイド部材が前記
アウターチューブの外周に回動自在に組付てあり、この
ガイド部材の周辺に同じく間隔を置いて開穿した一個又
は複数側の挿通孔に前記ロッドの自由先端を夫々層動自
在に挿入すると共に、該ガイド部材にアウターチューブ
外g4壁と圧着する締め付け螺軸からなる前記廻り止め
機構を配置する。
(作 用) ボルト締めなどによって据付け用ド部ブラケットに一体
に組付けられるアウターチューブは、支柱構造部におけ
る不動の構造体となる。
このアクタ−チューブに対して上下動自在にNg嵌され
たインナーチューブは、その動作をこれに内装されたオ
イルダンパー機構による規制を受ける。
即ち、シリンダ底部に配置したチェックバルブが閉じら
れている時、インナーチューブとこれを摺嵌するシリン
ダとが、外側のりザーハー室から分離される。
このオイルシリンダ機構は、中空のインナーフープ内に
封入したガス圧室によるガスハネ反力の作用下に、衝撃
吸収機構として機能する。
従って、二の状態で、シートに荷重を掛けると、インナ
ーチューブが圧縮向きに作動する。
この作動で、ピストンで区切られたシリンダ内容室のT
方から上方に向かって流れる作動油が減衰力発生部で流
量規制を受けると共に、インナーチューブの挿入に伴う
シリンダ内容室の減容積分の作動油が前記ガスバネ反力
に抗してフリーピストンを押し上げながらインナーチュ
ーブ内に流入する。
そして、外部からの衝撃振動の入力で、シート荷重が軽
減されると前記ガスバネ反力によりインナーチューブが
アウターチューブに対して相対的に伸長向きに作動する
が、このときの減衰力発生部を通る前記圧縮時とは逆向
きの作動油の流れに規制作用が働く。
オイルシリンダ機構における上記チェックバルブ閉成下
の作動機能に対して、該チェックバルブを外部操作によ
り開放する時、該バルブを介してシリンダ内容室とりザ
ーバー室とが連通し、リザーバー室の封止ガス室圧より
も高圧に蓄圧されたインナーチューブ内ガス圧室のガス
ハネ反力によって、フリーピストンが先端の減衰力発生
部に当接する最降下位置まで押し下げられる。これによ
って、シリンダ内容室に向けて吐出したインナーチュー
ブ内の作動油はシート荷重が掛からない状態(着座前)
で、リザーバー室のガス圧力を作用Fに、インナーチュ
ーブをシリンダから押し出してシリンダ内容室の増容を
計るように機能する。
チェックバルブ開放下で、シートに荷重を掛けると、こ
れを受けるインナーチューブがリザーバー室のガス圧力
に抗して降下し、このときのシリンダ内容室の容積変化
分の作動油を該リザーバー室に流出させて、ガス室の圧
縮により吸収する。
そして、このインナーチューブの最伸長位置から最圧縮
位置までの間の任意の位21即ち、シートの高さ調整位
置で、前記チェックバルブに対する開放を解くことによ
り、その高さ位置でインナーチューブの前記移動が停+
h シ、オイルシリンダ機構が先のダンパー作用状通へ
と移行する。
他方、支柱構造体はシート受は廃用上部ブラケットから
垂下したボルトと不動の構造体としてのアウターチュー
ブとを、通常は回動7自作に連結したガイド部材をアウ
ターチューブ側にロックすることにより、全体が回動向
きに固定される。そして、この固定状態においても、前
記ボルトとガイド部材とのJ:’T’動向きのWIfh
性によりインナーチューブとアウターチューブとの間の
相対上下動動作を妨げない。
従って、前記ガイド部材のロック操作並びにロック解除
操作によって、シートの旋回角度のjlg及び角度向き
αで固定が可能となる。
(実施例〕 次に、本発明の好ましい実施例について添附図面を参照
して説明する。
第1図は本発明の一実施例における取付け状態を示す側
面図で、設置面に固定された据付け用下部ブラケット1
にアウターチューブ2を嵌合装着して底部ボルト締めな
どの手段により一体に組付けである。このアウターチュ
ーブ2の上方からインナーチューブ3が上下向きにWl
動自在に嵌装してあり、該インナーチューブ3の上端キ
ャップ3aにシート受は産月上部ブラケット4を取付け
、かつ、該上部ブラケット4の下面の対称となる位置か
ら二本のボルト5,5を垂下せしめである。
そして、このボルト5,5の自由先端を、アウターチュ
ーブ2の上級外周に周回向きに回動自在に取付けたリン
グ状のガイド部材6にNq動自花に是し通しである。そ
の他、7は螺軸の操作ノブ、8は後述するバルブの外部
操作レバー及び9はシートを夫々示す。
第2図は前記アウターチューブ2とインナーチューブ3
との間C内装するオイルシリンダ機構の一例を示す支柱
構造部の縦断側面図で、前記上端キャップ3aを有する
インナーチューブ3は中空筒体からなり、その中空部に
フリーピストン10を配置する一方、該チューブ3の挿
入先端付近の内周段部11に数個のオリフィス12を有
す遮蔽板I3を臨ませ、次に、該遮蔽板13の裏側面に
板バネ14によって圧接向きに附勢された板バルブ15
を当て、中央通路15を形成する通孔を右すバネ止め板
17を介在させ1次に、板バネ15で附勢されたオリフ
ィス付き板バルブ19を懺えたバルブベース20を、y
tJ記中央通路16の形成下にストッパーリング21に
よって一体に組付けである。
そして、この組付け下で、前記オリフィス付き板バルブ
!9に臨む空所に向けて、該インナーチューブ3の周壁
に側孔22,22を開穿して、チューブ内中空部とチュ
ーブ外とを連通ずる流路が形成しである。
このように構成されたインナーチューブ3を未だアウタ
ーチューブ2の上端に組付けられていないベアリング軸
受け23に通した後に、該インナーチューブ3の先端外
周にピストン24をストッパーリング25と拡張チュー
ブ端縁との間で挟み込むようにして固定する。
他方、前記ピストン24を嵌装するリンダ26が別に用
意される。このシリンダ26はL方の開放端に対して下
方の内周段部27に、中央通孔28を開穿したスプリン
グハウジング2gの周縁を係架させ、更に、これと側面
を密接させたバルブベース30の周縁を該シリンダ26
の端縁と溶着して組み立てるが、このときに、前記ハウ
シング2g内に配装した拡圧スプリング31で附勢され
る板バルブ32を前記バルブベース30の通路3ゴの口
縁に圧接させたチエツクパル14構成部を組み込んであ
る。
更に、このバルブベース30には前記通孔3コに鍔34
を有す操作ロッド35が挿入してあり、該通孔33に一
方端が連通し他方端を外側で開口させた通路36が設け
である。
この底部チェックバルブを組付けたシリンダ26が、前
記インナーチューブ3の組付けに先立ち、アウターチュ
ーブ2内にセットされる。即ち、前記操作ロッド35の
鍔34よりも先@傷をアウターチューブ2における底部
中心の挿通孔37に差し入れ、0リング38によるシー
ルfに摺動可能な状態に置くと共に、該底部にバルブベ
ース30の外側を当てて、シリンダ26内体をアウター
チューブ2の中央に起立させ、該シリンダ2fI内及び
シリンダ6とアウターチューブ2との隙間空間に所定量
の作動油を夫々流し入れる。
この状態で、前記インナーチューブ3の先端ピストン2
4を開放されたシリンダ26の上端から該シリンダ26
内に幾分挿入した位置で、予めインナーチューブ3に被
せたベアリング軸受け2コをアウターチューブ2の上端
に移動させて、これに圧入するに付けて、該軸受け2コ
の内壁装着穴にシール用Oリング39の配在下にシリン
ダ26の上端外周を嵌入させながら、該軸受け23を第
2図示の如く、アウターチューブ2の上端に装着する。
そして、この装着はOリング40によってシールされ、
かつ、ストッパーリング41によって抜は止めされる一
方、該軸受け2ゴを挿通するインナーチューブ3はオイ
ルシール42及びダストシール43の組付けによってシ
ール性並びに摺接面の保護が計られる。
そして、L端キャップ3aに取付けたエアバルブ44か
ら前記チューブ中空部に高圧ガスガ注入され、前記フリ
ーピストン10を挟んでその上方に幾分の油溜り45を
有してガス圧室Fと油圧Eとが形成される。
また、アウターチューブ2の底部に取り付けたエアバル
ブ46から該チューブ2とシリンダ26との間のリザー
バー室に所要圧のガスを封入してガス室Aと油室Bとを
形成する一方で、シリンダ26内は前記ピストン24に
よって油室Cと油室りとに区分されている。
このシリンダ25からアウターチューブ2の外方に突出
した前記操作ロッド35の突出先端にはアウターチュー
ブ2と一体の組付け部47に回動自在に軸支した先の操
作レバー8のカム軸48が当接せしめてあり、該カム軸
48のカム突起49が該ロッドゴ5に接して、これを拡
圧スプリング3Iの作用力に抗して板バルブ32と共に
押し上げるとき、該バルブ32からなるチエツク弁を開
放するように構成しである。
そして、廻り止め機構は、その−例を第3図の要部縦断
面図に示す如く、ロッド5.5がその上端のボルト部分
を前記上部ブラケット4の裏側に螺合し締め付けること
によって該ブラケット4と一体に固定してあり、垂丁し
た自由下端を前記ガイド部材6の張出耳片i(第4図不
断面図参照)に開穿した挿通孔50に上下動自在に差し
入れである。また、このガイド部材6の組付けは、不動
のアウターチューブ2の上端外周における取付け段差部
51に周回向きにm動自在に嵌装し、ストッパーリング
52により抜は止めされており、該ガイド部材6に取付
けた操作ノブ7は、これと一体止したセットボルト53
をガイド部材6の螺合孔54に螺入せしめて、該操作ノ
ブ7を回動しての締め付け操作て、セットボルト53の
螺入先端がアウターチューブ2の外周壁に圧接して、そ
れまでアウターチューブ2に対して回動自在な状態にあ
ったガイド部材6を該チューブ2と一体な不動状態に固
定するように構成しである。
従って、シート9の旋回角度を調整する場合には操作ノ
ブ7を同動してセットボルト53な緩め、ガイド部材6
を回動自在な状態に置いて、シート9を望みの角度位置
に旋回動した後に再び操作ノブを操作してセットボルト
53を締め付けて、ガイド部材6すなわちシート9を固
定することによって、シート向き変えを自由に行うこと
が出来る。
その他、@5図は前記第2図示オイルシリンダ機構の作
動状態を示すモデル図で、これ等モデル図において前記
第2図示実施例と共通する機構構成部分には夫々同一の
記号を符しである他に、15Aは前記板バルブ15から
なるチエツク弁、12^は同じく前記オリフィス12か
らなる絞り通路、19^は前記オリフィス付き板バルブ
19からなるチエツク弁、19Bは同じく該板バルブ1
9におけるオリフィス機能に基く絞り通路、そして、 
32Aは前記バルブ32からなるチエツク弁を夫々示す
そこで、前記第2図及び第5図に示すオイルシリンダ機
構によれば、今、操作レバー8を第2図上(Y)位置に
セットするとき、突起カム4gが操作ロッドゴ5を上方
(同図上左方向〉に押し」二げるので、これに押されて
板バルブ32が拡圧スプリング31の作用力に抗して移
会し、これによって1通路33が開かれるので、油室B
、C1D及びEが互いに連通状態となる。
そこで、ガス室Aの室圧よりも高い室圧に蓄圧されてい
るガスn:室Fのガスバネ反力により、フリーピストン
10がバルブベースt3に当接するまで下方(同図上右
方向)に移動する。
この移動で油室Eの作動油か油室Cに吐出するが、この
吐出油量を収容する油室Cの容積確保のために、シート
荷重が少ない場合にインナーチューブ3がシリンダ26
から繰り出される。
このとき、シート9に体重を掛けるなどしてシートを押
え込むと、前記吐出する油騒は、低い室圧のガス室Aの
収縮によって吸収されるから、インナーチューブ3が繰
り出される再伸長位置から、ガス室Aのガスバネ作用力
に抗してシート9を押し下げ再圧縮位置の間の仔意の高
さ位置に調整出来る。
シート高さを好みの高さ位置に設定した状態で、前記操
作レバー8を第2図上(X)位置に切り替える。これに
よって、操作ノブ33の外端かカム面28に接する位置
まで拡圧スプリングコlの拡圧力によって、板バルブ3
2と共に下方(同図上右方向)に移動するので、チエ・
ンク弁32Aが閉じられる。
従って、爾後はガス室Aの室圧か油室C及びBに作用し
ないので5インナーチユーブ3すなわちシート9か、そ
のときの設定位置で停止りする。
このシートρiさ位置決定状態で、R座によりシート9
にWmを掛けると、インナーチューブ3は圧縮方向(同
図上右方向)に作動する。即ち、圧縮される油室Cの作
動油はチエツク弁19Aを押し開き側孔22を通って油
室りに流れ、インナーチューブ3の侵入によるシリンダ
内容室の減容積分の作動油が絞り通路12^を通ってフ
リーピストンIOを押し上げながら油室Eに流入する。
そこで、この場合の当該機構の作動は、ガス圧室Fによ
るガスハネ反力の作用下で行われ。
圧縮行程でガス圧室Fに吸収される作動油の流れが油室
Eに向かう途中のオリフィス12からなる前記絞り通路
12^を通過する隙の抵抗に基づいて圧倒減衰力が発生
する。なお、このときの油室Cから油室りに向かう作動
油は前記チエツク弁19Aの開放によるフリーフローと
なる。
これとは逆にインナーチューブ3か上昇(同図ト左方向
)する伸長行程で、各室間の作動油の流れが、先の場合
と逆向きになり、圧縮される油室りから油室Cに流れる
作動油が、途中のオリフィス付き板バルブ19の板面に
開穿したオリフィスからなる絞り通路19Aを通過する
際の流路抵抗で、伸側IJ、衰力が発生する。そして、
このときの油室Eから油室Cへの作動油の流れはチエツ
ク弁+5Aの開放通過によるフリーフローとなる。
そこで、操作レバー8によるチエツク932の閉成下に
リザーバー室から独立したオイルシリンダ機構は、ダン
パーとして機能し、外部からの#i撃によるシート9の
上下振動を吸収する向きに作用する。
なお、このダンパー作用時の機構状態で、インナーチュ
ーブ3か最圧縮位置に至る際に、板バルブ32のスプリ
ングハウジング29が該チューブ3の先端内周と嵌合す
ることによるオイルロック状態と、般伸長位置に達する
際のベアリング軸受け23にインナーチューブ3の側孔
22か塞がれるオイルロック状態とを形成することか出
来て2これによる制!!I機能を発揮させることも可イ
七である。
そして、かかる機m動作は、中空のインナーチューブ3
を用いて、その中空部に高圧ガスを蓄圧したフリーピス
トン収容室を設けて、これと油室Cとの間をチエツク弁
15Aと絞り通路12^との介在下に連結したか、第6
図示の如く、このフリーピストン収容室をシリンダ外部
に構成して、該外部付属の小油室C°と前記油室Cとを
バイブ等により連通しても2上記図示実施例と作動並び
に作用か全く同様である。
〔発明の効果〕
このように、本発明シートダンパーによれば外部操作に
よって開閉制御が可能なチエツク弁の介在下に連通した
りザーハー室を右するオイルシリンダ機構の減衰力発生
バルブ装置を備えたピストンで区分される下方(左側)
油室、高圧ガスを封入したフリーピストン付きガス圧室
を、途中に減衰力発生バルブ装置を配在した連通路によ
って連結し、該ガス圧室の室圧よりも前記リザーバー室
の室圧を低く蓄圧しておくことにより、前記チエツク弁
の開放操作で前記下方油室の作動油をリザーバー室に収
容して、インナーチューブの伸長位置を調整し、該チエ
ツク弁の閉じ操作でその調整位置でインナーチューブ即
ちシート高さ位置を決定することが出来ると共に、この
チエツク弁閉じ状態でリザーバー室から分離独立したシ
リンダ機構をダンパーとして作動させることか出来るの
で、シートの高さaSと衝撃吸収とを1個のダンパーシ
リンダを併用して行うことが出来、シートダンパー全体
の軽量小嵩化をなし得ると共にコスト低減化を計ること
か出来る。
更に、シート受は産月−L部ブラケットから垂下したロ
ッドを支柱構造部の不動部分に周回向きに同効自在に嵌
装したガイド部材に上下向きに摺動自在に挿入して、該
ガイド部材と上部ブラケットとを回効向きの一体化を計
ると共に、該ガイド部材をアウターチューブに電輪締め
付け操作で圧着固定することにより、シートの廻り止め
を計るようになしたので、このl!!akな装′rtJ
#戊でシートの旋回角度のm!!!並びにシート固定が
自由に行うことが出来て1組付け作業が容易であると共
に、シートダンパーの製造コストの低減化を計る上で、
本発明シートダンパーは極めて好ましいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明シートダンパーの取付け状態を示す側面
図、第2図は本発明シートダンパーにおけるオイルシリ
ンダ機構の一実施例を示す要部の縦断側面図、第3図は
同じく本発明シートダンパーにおけるシート旋回角度J
i整機#Ifi分を縦断して示す側面図、第4図は第3
図上A−A線部分の横断面図、第5図は前記第2図示の
オイルシリンダ機構の作動状態を示すモデル図、第6P
;JJは本発明シートダンパーにおけるオイルシリンダ
機構の他の実施例のモデル図である。 (符号の説[JJ ) l・・・据付け用下部ブラケット 2・・・アウターチューブ3・・・インナーチューブ4
・・・シート受は産月上部ブラケット5・・・ロッド 
    6・・・ガイド部材7・・・操作ノブ    
8・・・操作レバー9・・・シート      10−
・・フリーピストン12・・・オリフィス   15・
・・板バルブ19−・・オリフィス付き板バルブ 22−・・側孔      23−・・ベアリング軸受
け24−・・ピストン    26・・・シリンダ32
−・・板バルブ    コ5・・・操作ロッド48−・
・カム輌     49−・・カム突起S O−−・挿
通孔     53・・・電輪A・・・ガス室    
 B、C,D、E−・・油室F・・・ガス圧室

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)据付け用下部ブラケットと一体に組付けられる支
    柱構造部のアウターチューブに、内装したオイルシリン
    ダ機構による制御下に上下動自在にインナーチューブを
    挿入し、該インナーチューブの先端にシート受け座用上
    部ブラケットを、該支持構造部の不動部との間で機能す
    る廻り止め機構の配在下に、組付けたシート支柱機構に
    おいて、先端の減衰力発生部で仕切られた前記インナー
    チューブの中空部に、フリーピストンの介在下にガス圧
    室と油室とを設け、該インナーチューブの外周ピストン
    が摺接するシリンダの底部に外部操作で開放するチェッ
    クバルブを配置して、シリンダ容室とリザーバー室との
    連通路を形成すると共に、該リザーバー室には前記イン
    ナーチューブ内ガス圧室の室圧よりも低圧のガスを封入
    して、前記オイルシリンダ機構を構成してなることを特
    徴とするシートダンパー
  2. (2)据付け用下部ブラケットと一体に組付けられる支
    柱構造部のアウターチューブに、内装したオイルシリン
    ダ機構による制御下に上下動自在にインナーチューブを
    挿入し、該インナーチューブの先端にシート受け座用上
    部ブラケットを、該支持構造部の不動部との間で機能す
    る廻り止め機構の配在下に組付けたシート支柱機構にお
    いて、前記インナーチューブの先端に前記上記ブラケッ
    トを一体に固定し、該インナーチューブに並行する向き
    に延びる一本又は複数本のボルトを前記上部ブラケット
    から垂下せしめる一方、前記アウターチューブの外周に
    回動自在に組付たガイド部材の周辺に開穿した一個又は
    複数個の挿通孔に前記ロッドの自由先端を夫々摺動自在
    に挿入すると共に、該ガイド部材にアウターチューブ外
    周壁と圧着する締め付け螺軸からなる前記廻り止め機構
    を配置してなることを特徴とするシートダンパー
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