JPH0379696B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0379696B2
JPH0379696B2 JP56181832A JP18183281A JPH0379696B2 JP H0379696 B2 JPH0379696 B2 JP H0379696B2 JP 56181832 A JP56181832 A JP 56181832A JP 18183281 A JP18183281 A JP 18183281A JP H0379696 B2 JPH0379696 B2 JP H0379696B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stimulable phosphor
phosphor sheet
erasing
light
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56181832A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5883839A (ja
Inventor
Chuki Umemoto
Kazuo Koketsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP56181832A priority Critical patent/JPS5883839A/ja
Priority to US06/441,983 priority patent/US4496838A/en
Priority to DE198282306072T priority patent/DE79791T1/de
Priority to EP82306072A priority patent/EP0079791B1/en
Priority to DE8282306072T priority patent/DE3270018D1/de
Publication of JPS5883839A publication Critical patent/JPS5883839A/ja
Publication of JPH0379696B2 publication Critical patent/JPH0379696B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/02Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
    • H01J29/10Screens on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted or stored
    • H01J29/18Luminescent screens
    • H01J29/182Luminescent screens acting upon the lighting-up of the luminescent material other than by the composition of the luminescent material, e.g. by infra red or UV radiation, heating or electric fields
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/20Measuring radiation intensity with scintillation detectors
    • G01T1/2012Measuring radiation intensity with scintillation detectors using stimulable phosphors, e.g. stimulable phosphor sheets
    • G01T1/2016Erasing of stimulable sheets, e.g. with light, heat or the like
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C5/00Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents
    • G03C5/16X-ray, infrared, or ultraviolet ray processes

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は蓄積性螢光体シートに放射線画像情報
を蓄積記録し、次いでこれに励起光を照射し、蓄
積記録された画像情報に応じて輝尽発光する光を
検出して画像情報を読取り電気信号に変換した後
に、この読取つた画像情報を可視像に変換して再
生する放射線画像情報記録再生方法に繰返し使用
される螢光体シートのノイズを効果的に消去する
装置に関するものである。
ある種の螢光体に放射線(X線、α線、β線、
γ線、紫外線等)を照射すると、この放射線のエ
ネルギーの一部がその螢光体中に蓄積され、その
後その螢光体に可視光等の励起光を照射すると、
蓄積されたエネルギーに応じて螢光体が輝尽発光
を示す。このような性質を示す螢光体を蓄積性螢
光体と言う。
この蓄積性螢光体を利用して、人体等の放射線
画像情報を一旦蓄積性螢光体のシートに記録し、
これを励起光で走査して輝尽発光させ、この輝尽
発光を光電的に読出して画像信号を得、この画像
信号を処理して診断適性の良い画像を得る方法が
提案されている(例えば特開昭55−12429号、56
−11395号、55−163472号、56−104645号、55−
116340号公報など)。この方法においては、励起
光と輝尽発光光の波長域を分離し、きわめて微弱
な輝尽発光光を効率良く検出するために、600〜
700nmの波長域の励起光により300〜500nmの輝
尽発光光を検出することが好ましく、蓄積性螢光
体としても600〜700nmの光で励起すると300〜
500nmの輝尽発光光を発するものが好ましく用
いられるとされている(特開昭55−12429号)。こ
の最終的な画像はハードコピーとして再生したも
のでもよいし、CRT上に再生したものでもよい。
このような放射線画像記録再生方法においては、
蓄積性螢光体シート(これは厳密にはパネル状の
ものあるいはドラム状のもの等、種々の形態を取
ることができるが、総称して「シート」と言うこ
ととする。)を繰返し使用することが経済的であ
る。
読出し時に、充分な強度の励起光を照射すれば
記録されていた放射線画像情報に起因する蓄積放
射線エネルギーは消滅するはずであるが、実際に
は読出し時に照射する励起光のみでは完全な消去
はできない。したがつて、螢光体シートを繰返し
使用するときは前回の撮影像が残つて次回の撮影
像のノイズとなるという問題がある。
他方、蓄積性螢光体中には 226Raや 40K等の
放射性同位元素か微量混入しているため、これら
の放射性同位元素から放射される放射線によつ
て、蓄積性螢光体シートは放置しておいても放射
線エネルギーを蓄積し、これもノイズの原因とな
る。さらに宇宙線や他のX線源からのX線等の環
境放射線によつてもエネルギーが蓄積される。こ
れらの放置間に蓄積される放射線エネルギー(以
下これを「カブリ」という)もまた次回の撮影像
に対してノイズとなるものであるから、このカブ
リも撮影前には消去しなければならない。
本出願人は、かかるシステムにおける前回の撮
影像に起因するノイズおよびカブリに起因するノ
イズの発生を防止するために、螢光体シートに放
射線画像情報を記録する前に、該螢光体の励起光
波長領域の光を含む波長の光で螢光体シートを励
起せしめて、蓄積された放射線エネルギーを十分
に放出させる方法を提案した(特開昭56−11392
号)。
この提案されたノイズ消去方法において、用い
られる光は具体的には可視乃至赤外波長領域の励
起光であり、ノイズ消去に使用される具体的な光
源としては可視光乃至赤外線を放射するタングス
テンランプ、ハロゲンランプ、赤外線ランプが上
げられていた。
ところが、上記のような光源を使用して、蓄積
性螢光体シートのノイズ消去を行なうと消去光源
から赤外線等の熱線が放射され、これによつて、
ノイズ消去時に蓄積性螢光体シートの温度が上昇
し、蓄積性螢光体を結合しているバインダーが劣
化し、蓄積性螢光体シートを繰返し使用して、消
去動作を繰返し行なうと、シートから蓄積性螢光
体の一部が剥離するという問題の生じることが見
出された。特に蓄積性螢光体シートが60℃以上に
なる場合にこの問題は顕著に認められる。
このような問題を防止するために消去光源を蓄
積性螢光体シートから間隔をへだてて設置し、消
去光源からの熱放射を減少せしめ大規模な冷却装
置を設けるようにすると、消去装置が大きなもの
となりその設置面積が増大するばかりでなく、消
去光源を蓄積性螢光体シートから離して設置せし
めることにより蓄積性螢光体シートの受ける照度
が低下し、そのためより大きなパワーを有する消
去光源を用いなければならなくなり、結果として
消去装置が消費する電力が大規模になるという問
題を有することになる。また、消去に有効な励起
光の放射以外に電力が消費されるので経済的に不
利であるという問題を有していた。
本発明の目的は、大規模な冷却装置を用いずに
蓄積性螢光体シートの温度上昇を招くことなく、
低電力で効率よくノイズの消去を行なうことので
きるノイズ消去装置を提供することにある。
本発明者は、かかる放射線画像情報記録再生シ
ステムにおいて好ましく用いられる600〜700nm
の波長域の励起光を照射すると他の波長域の励起
光を照射した場合によりも効率良く300〜500nm
の波長域の輝尽発光光を発する蓄積性螢光体につ
き、かかる目的を達成するために鋭意研究を重ね
た結果、400〜600nmの波長の光で消去を行なう
と消去が最も効率良く行なわれることを見出し
た。
かかる性質を有する蓄積性螢光体は600〜700n
mの波長の光を照射したときに最も効率良く発光
するものであるから、前記知見は驚くべきことで
ある。
第1図は、かかる性質を有する蓄積性螢光体と
してBaFX:Eu(X=Cl又はBr)を選んだ場合の
蓄積エネルギーの消去特性を示すものである。第
1図においては、蓄積性螢光体BaFX:Eu(X=
Cl,Br)に管電圧40KVp、管電流10mAでX線
管から放出したX線を30秒間照射し、その後
633nmのレーザ光で蓄積性螢光体を照射し、更
に照射エネルギーを一定として光の波長のみを
350〜700nmの範囲で変化させてそれぞれ蓄積性
螢光体に照射して消去を行ない、しかる後に再び
633nmのレーザ光を照射して、この際発する輝
尽発光光を光検出器で検出し、消去後の残留放射
線エネルギー量を測定して求めたノイズレベルの
逆数を正規化した消去効率が示されている。この
第1図より、400〜600nmの波長の光を用いて消
去を行なうと最も効率良く消去をなしうることは
明らかであろう。
ここに、第1図に示したBaFX:Eu(X=Cl又
はBr)は一例にすぎず、かかる消去特性は、600
〜700nmの波長域の励起光を照射すると他の波
長域の励起光を照射した場合よりも効率良く300
〜500nmの波長域の輝尽発光光を発する蓄積性
螢光体、即ち600〜700nmの波長の光で励起した
ときに最も高い発光効率で輝尽発光を示し、300
〜500nmの波長の輝尽発光光を発する蓄積性螢
光体にほぼ共通に認められるものである。
本発明によれば、400〜600nmの波長の光によ
つて消去を行なうことにより、消去効率を大幅に
向上せしめうるだけでなく、消去に長波長域の光
を用いないため、消去時に蓄積性螢光体シートの
温度上昇を防止しつつ、消去光源を蓄積性螢光体
シートに近接して設けることができ、したがつて
小電力で大きな照度を得ることが可能となるか
ら、更に消去効率を向上せしめることができる
し、また消去装置を小型化することが可能とな
る。
本発明において、600〜700nmの波長の励起光
を照射すると他の波長域の励起光を照射した場合
よりも効率良く、300〜500nmの波長の輝尽発光
光を発する蓄積性螢光体としては、例えば、希土
類元素付活アルカリ土類金属フルオロハライド螢
光体〔具体的には、特開昭55−12143号公報に記
載されている(Ba1-x-y,Mgx,Cay)FX:
aEu2+(但しXはClおよびBrのうちの少なくとも
1つであり、xおよびyは0<x+y≦0.6から
xy=0であり、aは10-6≦a≦5×10-2である)、
特開昭55−12145号公報に記載されている
(Ba1-x,M〓x)FX:yA(但しM〓はMg,Ca,
Sr,ZnおよびCdのうちの少なくとも1つ、Xは
Cl,BrおよびIのうちの少なくとも1つ、Aは
Eu,Tb,Ce,Tm,Dy,Pr,Ho,Nd,Ybお
よびErのうちの少なくとも1つ、xは0≦x≦
0.6、yは0≦y≦0.2である)等〕;特開昭55−
12142号公報に記載されているZnS:Cu,Pb,
BaO・xAl2O3:Eu(但し0.8≦x≦10)およびM〓
O・xSiO2:A(但しM〓はMg,Ca,Sr,Zn,Cd
またはBaであり、AはCe,Tb,Eu,Tm,Pb,
Tl,BiまたはMnであり、xは0.5≦x≦2.5であ
る);および特開昭55−12144号公報に記載された
LnOX:xA(但しLnはLa,Y,GdおよびLuのう
ちの少なくとも1つ、XはClおよびBrのうちの
少なくとも1つ、AはCeおよびTbのうちの少な
くとも1つ、xは0<x<0.1である);などが挙
げられる。これらの内でも好ましいのは希土類元
素付活アルカリ土類金属フルオロハライド螢光体
であるが、その中でも具体例として示したバリウ
ムフルオロハライド類が特に輝尽性の発光が優れ
ているので好ましい。
更には、バリウムフルオロハライド螢光体に特
開昭56−2385号公報、同56−2386号公報に開示さ
れる如く金属弗化物を添加したもの、或いは特開
昭56−74175号公報に開示される如く金属塩化物、
金属臭化物、金属沃化物の少なくとも一種を添加
したものは、輝尽発光が更に改善され、好まし
い。
また、特開昭55−163500号公報に開示される如
く前述の如き蓄積性螢光体を用いて作成された蓄
積性螢光体板の螢光体層を顔料又は染料を用いて
着色すると、最終的に得られる画像の鮮鋭度が向
上し、好ましい。
本発明において用いられる消去光源としては、
基本的には、400〜600nmの波長の光を発するも
のであれば、400〜600nmの波長以外の光をカツ
トするフイルタを用いることによつて、いかなる
光源(ランプ)を用いることもでき、たとえば、
白色螢光灯、レーザ光源、ナトリウムランプ、ネ
オンランプ、メタルハライドランプ、キセノンラ
ンプ等が用いられうる。これらの光源のうち、白
色螢光灯は第2図の如き分光特性を有しており、
フイルタを用いなくともそのまま消去光源として
使用することができるし、また螢光灯は消費電力
に対して高い輝度を有しているため、低消費電力
で効率良くノイズ消去を行なうことができ、好ま
しい。白色螢光灯としてスリツト状の透過部を除
いて反射層を被覆したアパーチヤ型のものを使用
すれば更に低電力で大きな輝度を有することがで
き望ましい。
以下、本発明のノイズ消去装置を図面を用いて
詳細に説明する。
第3図は、本発明のノイズ消去装置の好ましい
実施例を示す概略斜視図であり、第4図は第3図
の側面図である。
以下、これらの図に示された本発明に係るノイ
ズ消去装置の実施例を説明する。
本実施例は以下のように構成されている。軸
1,2,3の両端にはスプロケツト4a,4b,
5a,5b,6a,6bが固定されている。この
スプロケツトには2本のチエーン7a,7bが張
架されている。軸1,2,3の中間部分にはそれ
ぞれ3つのプーリーが設けられており、それぞれ
に3本のベルト8a,8b,8cが張架されてい
る。軸1と軸3の間に設けられたチエーン7a,
7b、ベルト8a,8b,8cは蓄積性螢光体シ
ートを立てかけられるよう図中左方向に傾斜して
いる。チエーン7a,7bには蓄積性螢光体シー
トを保持搬送するためのつめ9a,9b,9c,
9d,9e,9fが蓄積性螢光体シートのたて方
向の長さよりも広い間隔で設けられている。チエ
ーン7a,7b、ベルト8a,8b,8cは軸に
設けられた駆動装置(図示せず)によつて軸2が
矢印10方向に回転することにより矢印11方向
に動くようになつている。装置の下方には蓄積性
螢光体シートを搬入するためのニツプローラ12
a,12bが設けられており、このニツプローラ
12a,12bとチエーン7a,7b、ベルト8
a,8b,8cとの間には搬入された蓄積性螢光
体シートが確実にチエーンに設けられたつめ9
a,……9fに保持されるためのガイド板13が
配されている。装置の上方にはチエーン7a,7
bによつて搬送された蓄積性螢光体シートを搬出
するためのニツプローラ14a,14bが設けら
れており、このニツプローラ14a,14bとチ
エーン7a,7b、ベルト8a,8b,8cの上
端部との間には装置の上方まで送られた蓄積性螢
光体シートが確実にニツプローラ14a,14b
により搬出されるようにガイド板15とガイドベ
ルト16が設けられている。ニツプローラ14
a,14bのガイド板15が設けられた側と反対
側には搬出された蓄積性螢光体シートを受けるた
めの受け板17が設けられている。軸3と軸1の
間に張られたチエーン7a,7b、ベルト8a,
8b,8cによつて形成された面に対向して消去
光源18が設けられている。この消去光源18は
5本のアパーチヤ型白色螢光灯からなるユニツト
と6つ並設してなるものであり、このようにユニ
ツトに分解したのはメンテナンスが容易になるよ
う考慮をはらつたためである。本装置には蓄積性
螢光体シートの位置検出を行なうための位置検出
スイツチLS1,LS2,LS3,LS4が設けられてい
る。さらに図面には蓄積性螢光体シートを本消去
装置のニツプローラ12a,12bまで搬送する
コンベアベルト19が設けられている。
本実施例における消去装置は消去光源としてア
パーチヤ型白色螢光灯を用いたので熱放射が少な
く従つて消去光源と蓄積性螢光体シートを接近せ
しめることができ、さらに消去装置の下方から上
方へ蓄積性螢光体シートを搬送しつつ消去を行な
う立上げ搬送方式であるので消去装置の設置面積
がきわめて小さくなるという利点を有する。
以下、本実施例の動作を説明する。
放射線画像情報読取りを終了した第1の蓄積性
螢光体シートはコンベアベルト19により第1の
蓄積性螢光体シートの先端がニツプローラ12
a,12bの手前まで搬送される。この時位置検
出スイツチLS1により第1の蓄積性螢光体シート
が検出されると、ニツプローラ12a,12bが
回転し、第1の蓄積性螢光体シートがこのニツプ
ローラ12a,12bによつて消去装置に搬入さ
れる。ニツプローラ12a,12bにより完全に
蓄積性螢光体シートが消去装置内に搬入されると
ガイド板13にガイドされることにより蓄積性螢
光体シートはチエーン7a,7bに設けられたつ
め9aにより保持され、消去光源18により消去
が開始される。この搬入が完了するのと同期して
ニツプローラ12a,12bは回転を停止し、チ
エーン7a,7bおよびベルト8a,8b,8c
は軸2が矢印10方向に回転を開始することによ
り矢印11方向に搬送を開始する。第1の蓄積性
螢光体シートの後端が位置検出スイツチLS2によ
つて検出されるとチエーン7a,7bおよびベル
ト8a,8b,8cは搬送を停止する。放射線画
像情報読取りを終了した第2の蓄積性螢光体シー
トが第1の蓄積性螢光体シートと同様にしてニツ
プローラ12a,12bの手前まで搬送され、位
置検出スイツチLS1によつて検出されると、第1
の蓄積性螢光体シートと同様にして消去装置に搬
入されるとともに、第2の蓄積性螢光体シートの
先端が位置検出スイツチLS3の位置までチエーン
7a,7b、ベルト8a,8b,8cによつて搬
送され、ここで再びチエーン7a,7b、ベルト
8a,8b,8cは搬送を停止する。この時第2
の蓄積性螢光体シートの後端が位置検出スイツチ
LS2の位置までチエーン7a,7bに設けられた
つめ9bによつて保持搬送される。第3の蓄積性
螢光体シートが位置検出スイツチLS2によつて検
出されると第1、第2の蓄積性蛍光体シートと同
様にして消去装置に搬入されるとともに、第1の
蓄積性螢光体シートはシートの先端が位置検出ス
イツチLS4の位置まで、第2の蓄積性螢光体シー
トはシートの先端が位置検出スイツチLS3の位置
までチエーン7a,7b、ベルト8a,8b,8
cによつて搬送され、ここで再びチエーン7a,
7b、ベルト8a,8b,8cは搬送を停止す
る。この時第3の蓄積性螢光体シートの後端は位
置検出スイツチLS2の位置に位置している。第1
の蓄積性螢光体シートの先端が位置検出スイツチ
LS4によつて検出されると、ガイドベルト16お
よびニツプローラ14a,14bが回転し、第1
の蓄積性螢光体シートはノイズ消去を終了し受け
板17に搬出される。以下同様にして第4、第5
の蓄積性螢光体シートが位置検出スイツチLS1
よつて検出され、消去装置に搬入されると、第
2、第3の蓄積性螢光体シートが消去装置から
次々に搬出される。
本実施例においてはシートのつかえが生じない
よう、ニツプローラ12a,12b,14a,1
4b、コンベアベルト19、ガイドベルト16の
速度はチエーン7a,7b、ベルト8a,8b,
8cの搬送速度よりも速くする必要がある。
本発明においては、蓄積性螢光体シートを搬送
しつつノイズ消去を行なうので、むらなくノイズ
消去を行なうことができる。
本発明の蓄積性螢光体シートのノイズ消去装置
は上記の実施例に限定されるものではなく様々な
変更が可能であることは言うまでもない。
例えば水平方向に蓄積性螢光体シートを搬送す
ることにより消去を行なつてもよい。また消去光
源としてアパーチヤ型以外の白色螢光灯を用いて
もよい。さらに白色螢光灯以外の光源を用いるこ
ともできるが、この場合400〜600nm以外の光の
強度が大である場合はフイルターを用いて、400
〜600nm以外の光をカツトするようにしてもよ
い。また蓄積性螢光体シートを消去光源下を搬送
せずに、ある位置に固定して光照射を行なうこと
によりノイズ消去を行なうようにしてもよい。
以上詳細に説明したように本発明の蓄積性螢光
体シートのノイズ消去装置は400〜600nmの波長
の光を発するランプを並列させてノイズ消去用光
源として使用したためムラなく消去できるととも
に消去効率が高く、さらに大規模な冷却装置を用
いず蓄積性螢光体シートの温度上昇をまねくこと
なく消去光源と蓄積性螢光体シートとの間の距離
を接近せしめることができ、したがつて、小さな
パワーの光源で大きな照度を得ることができるの
で消去装置全体により消費される電力を低減する
ことができるとともに、消去装置自体を小型なも
のにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、蓄積性螢光体に蓄積された放射線エ
ネルギーの消去特性を示すグラフ、第2図は、白
色螢光灯の分光特性を示すグラフ、第3図は、本
発明のノイズ消去装置の好ましい実施例を示す概
略斜視図であり第4図は第3図の側面図である。 1,2,3…軸、4a,4b,5a,5b,6
a,6b…スプロケツト、7a,7b…チエー
ン、8a,8b,8c…ベルト、9a,9b,9
c,9d,9e,9f…つめ、12a,12b,
14a,14b…ニツプローラ、13,15…ガ
イド板、16…ガイドベルト、17…受け板、1
8…消去光源、19…コンベアベルト、LS1
LS2,LS3,LS4…位置検出スイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 600〜700nmの波長域の励起光を照射すると
    他の波長域の励起光を照射した場合よりも効率良
    く300〜500nmの波長域の輝尽発光光を発する蓄
    積性螢光体から成る蓄積性螢光体シートのノイズ
    消去装置であつて、 主として400〜600nmの波長の光を発する消去
    光源、この消去光源下に前記蓄積性螢光体シート
    を搬入する搬入手段、前記消去光源下に前記蓄積
    性螢光体シートを保持する保持手段および前記消
    去光源下から前記蓄積性螢光体シートを搬出する
    ための搬出手段からなり、 前記消去光源が複数本の並列に並べられた光源
    からなり、前記保持手段が前記複数本の並列に並
    べられた光源の下を前記蓄積性螢光体シートを保
    持しつつ前記光源が並列に並べられた方向に搬送
    せしめる機能を有することを特徴とする蓄積性螢
    光体シートのノイズ消去装置。 2 前記消去光源が白色蛍光灯であることを特徴
    とる特許請求の範囲第1項記載の蓄積性螢光体シ
    ートのノイズ消去装置。
JP56181832A 1981-11-13 1981-11-13 蓄積性螢光体シ−トのノイズ消去装置 Granted JPS5883839A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56181832A JPS5883839A (ja) 1981-11-13 1981-11-13 蓄積性螢光体シ−トのノイズ消去装置
US06/441,983 US4496838A (en) 1981-11-13 1982-11-15 Noise erasing apparatus for stimulable phosphor sheet
DE198282306072T DE79791T1 (de) 1981-11-13 1982-11-15 Geraet zum loeschen von stoergeraeusch fuer stimulierbare phosphorblaetter.
EP82306072A EP0079791B1 (en) 1981-11-13 1982-11-15 Noise erasing apparatus for stimulable phosphor sheet
DE8282306072T DE3270018D1 (en) 1981-11-13 1982-11-15 Noise erasing apparatus for stimulable phosphor sheet

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56181832A JPS5883839A (ja) 1981-11-13 1981-11-13 蓄積性螢光体シ−トのノイズ消去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5883839A JPS5883839A (ja) 1983-05-19
JPH0379696B2 true JPH0379696B2 (ja) 1991-12-19

Family

ID=16107593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56181832A Granted JPS5883839A (ja) 1981-11-13 1981-11-13 蓄積性螢光体シ−トのノイズ消去装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4496838A (ja)
EP (1) EP0079791B1 (ja)
JP (1) JPS5883839A (ja)
DE (2) DE79791T1 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59202099A (ja) * 1983-04-30 1984-11-15 コニカ株式会社 放射線画像変換方法
JPS6055300A (ja) * 1983-09-06 1985-03-30 富士写真フイルム株式会社 放射線像変換方法
JPS60256132A (ja) * 1984-06-01 1985-12-17 Fuji Photo Film Co Ltd 放射線画像情報記録読取装置
JPS6129834A (ja) * 1984-07-20 1986-02-10 Fuji Photo Film Co Ltd 放射線画像情報記録読取装置
JPS61230133A (ja) * 1985-04-03 1986-10-14 Fuji Photo Film Co Ltd 蓄積性螢光体シ−ト用消去ユニツト
JPS61241742A (ja) * 1985-04-18 1986-10-28 Fuji Photo Film Co Ltd 蓄積性螢光体シ−ト用消去ユニツト
JPS61258562A (ja) * 1985-05-10 1986-11-15 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 放射線画像変換方法
JP2873605B2 (ja) * 1990-04-19 1999-03-24 富士写真フイルム株式会社 放射線画像消去方法および装置
JP2756346B2 (ja) * 1990-04-20 1998-05-25 富士写真フイルム株式会社 蓄積性蛍光体シートの消去方法
EP0586744B1 (en) * 1992-09-07 1997-03-05 Agfa-Gevaert N.V. A method of erasing energy stored in a photostimulable phosphor medium
US5412222A (en) * 1993-06-30 1995-05-02 Eastman Kodak Company Storage phosphor reader having erase lamp feature failure detection
JPH07104403A (ja) * 1993-10-07 1995-04-21 Fujitsu Ltd 放射線画像読取装置
AU2445697A (en) * 1996-04-08 1997-10-29 Liberty Technologies, Inc. Storage phosphor erasure using yellow and/or infrared
JP3374080B2 (ja) * 1998-06-08 2003-02-04 富士写真フイルム株式会社 残留放射線画像消去方法
AU2001216478A1 (en) * 2000-11-21 2002-06-03 Digidex Ltd A radiation detector comprising a storage phosphor, and a reader for such a detector
US7057200B2 (en) 2003-07-24 2006-06-06 Eastman Kodak Company Storage phosphor erase
US20080035839A1 (en) * 2006-08-10 2008-02-14 Luc Struye Radiation Image read-out method

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5611392A (en) * 1979-07-11 1981-02-04 Fuji Photo Film Co Ltd Method and device for converting radiation image

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2468452A (en) * 1946-03-29 1949-04-26 Rca Corp Cathode-ray indicator system
JPS54126367A (en) * 1978-03-14 1979-10-01 Ciba Geigy Ag Sheet storage device
NL7905433A (nl) * 1978-07-12 1980-01-15 Fuji Photo Film Co Ltd Werkwijze en inrichting voor het registreren en weergeven van een stralingsbeeld.
JPS5512429A (en) * 1978-07-12 1980-01-29 Fuji Photo Film Co Ltd Radioactive image reader
JPS5944333B2 (ja) * 1978-07-12 1984-10-29 富士写真フイルム株式会社 放射線像変換方法
DE2851351C2 (de) * 1978-11-28 1982-04-15 Naamloze Vennootschap Optische Industrie de Oude Delft, Delft Vorrichtung für Röntgenfilme und Verstärkerfolien
US4315318A (en) * 1978-12-26 1982-02-09 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method and apparatus for processing a radiation image
JPS55116340A (en) * 1979-02-28 1980-09-06 Fuji Photo Film Co Ltd Method and device for processing gradation of radiation picture
JPS5923400B2 (ja) * 1979-06-07 1984-06-01 富士写真フイルム株式会社 放射線像変換パネル
JPS6014786B2 (ja) * 1979-11-21 1985-04-16 富士写真フイルム株式会社 螢光体および該螢光体を用いた放射線像変換パネル
JPS56104645A (en) * 1979-12-25 1981-08-20 Fuji Photo Film Co Ltd Radiation picture treating method and its device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5611392A (en) * 1979-07-11 1981-02-04 Fuji Photo Film Co Ltd Method and device for converting radiation image

Also Published As

Publication number Publication date
DE3270018D1 (en) 1986-04-24
DE79791T1 (de) 1983-10-27
EP0079791B1 (en) 1986-03-19
US4496838A (en) 1985-01-29
EP0079791A1 (en) 1983-05-25
JPS5883839A (ja) 1983-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0379696B2 (ja)
EP0125800B1 (en) Radiation image recording and read-out apparatus
JPH0379695B2 (ja)
US4710626A (en) Radiation image recording and read-out method and apparatus
US5065021A (en) Method of and system for erasing radiation image
JP2866264B2 (ja) 残留放射線画像消去方法および装置
JPH0312301B2 (ja)
US5665976A (en) Radiation image read-out and erasing method and apparatus
US6339225B1 (en) Method for erasing a residual radiation image
US4584483A (en) Noise erasing method in radiation image recording and reproducing method
JPS5866935A (ja) 放射線画像情報記録読取装置
JPS6129834A (ja) 放射線画像情報記録読取装置
JP2938643B2 (ja) 残留放射線画像消去方法および装置
US6259113B1 (en) Process for erasing a residual radiation image
JP3717638B2 (ja) 放射線画像消去装置
JP2509812B2 (ja) 放射線画像変換パネルの保存装置
JP3475361B2 (ja) 蓄積性蛍光体パネルの残存ノイズ消去方法及び装置
JPS60194442A (ja) 放射線画像情報記録読取装置
JPH0740123B2 (ja) 放射線画像情報記録読取装置
JPS6195342A (ja) 放射線画像情報記録読取装置
JPS62169572A (ja) 放射線画像情報記録読取装置
JPH10171046A (ja) 放射線画像消去装置
JPH0740122B2 (ja) 放射線画像情報記録読取装置
JPH04320248A (ja) カラー画像情報記録読取方法および装置
JP2002116515A (ja) 放射線画像情報読取方法および装置