JPH0379570A - エレベータのかご呼び登録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エレベータのかご呼び登録装置に関する。

〔従来の技術〕

エレベータ乗かとの停止される階床が多くなると１乗か
ご内に設けられたかご行先階登録釦が、それに伴って増
大され、運転盤が大きくなるばかりか、この釦の配列に
も身長の低い子供を考慮すると、身長の高い者には、下
層呼び釦が操作しすらいし、また、身長の高い者に対応
して釦を配置すると、身長の低い子供等には、上層呼び
釦が操作できないといった不都合があった。そこで、こ
の問題を解決するために５例えば０．１〜９の各釦によ
って構成されたテンキー式のかご呼び登録装置が提案さ
れ、実用化されている。この種の装置としては、実開昭
５９−４０２７０号公報が挙げられる。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで上記したテンキー式のかご呼び登録装置におい
ては、停止階が９個までの場合には所望する階に相当す
る数字のテンキーを操作するだけで、行先階を登録でき
るので、さほど問題に１よならない、さて高層エレベー
タになると、停止階も数１０個所となり、１０の桁の行
先階を登録する場合、このテンキーを所望する階床に相
当する数字になるよう順次操作しなければならないので
あるが、このテンキ一方式では、工の桁の行先階と。

１０の桁の行先階との識別を行なわせるためにテンキー
とは別に、登録用銅を設け、テンキーの操作後に、この
登録釦を操作させる方式が取られている。しかし、この
ような操作方法を取ると、操作の煩わしさが生じる不都
合があった。

そこで本発明は、上記不都合を解消するためになされた
ものであって、その目的とするところは、行先階登録時
の操作の煩わしさを解消するヒ共に、簡素な構成で行先
階の判別が行なえるようにしたエレベータのかご呼び登
録装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の特徴は、上記目的を達成するために、かご内に
設けられた０、１〜９の各釦により構成され、上記釦を
操作することでかご行先階の登録を行なうようにしたエ
レベータのかご呼び登録装置において、上記各釦の操作
信号を許諾する時間帯を規制する時限装置と、この時限
装置の時間帯に操作された上記釦の操作順序信号を、前
記かごの行先階に設定する登録回路と、この登録回路で
設定された登録階に対応する行先階の表示を行なう表示
装置とを有する構成とした点にある。

〔作用〕

本発明では、上記構成となっているため、登録される行
先階の識別を簡素な回路構成で判別することができると
共に１行先階登録操作の煩わしさを解消することができ
る経済性及び操作性に優れたエレベータのかご呼び登録
装置を提供できる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。

図は、本発明の一実施例を示したブロック回路図である
６図中、３はエレベータ乗かご内に設けられた運転盤で
、この運転盤３には０．１〜９の釦で構成されたテンキ
ー１と行先階が登録されたことを表示する表示灯装置が
具備されており、４はテンキー１が操作されたことを検
知する第１の検知回路、５はテンキーエを構成する各釦
が操作された信号を読み込む読込回路、６は第１の検知
回路４により起動され所定時間だけ出力信号を発してい
る時限装置、７は読込回路５により読み込まれた信号の
数値を識別する数値識別回路、８は数値識別回路７で識
別された数値信号を「１」の桁の信号として記憶する第
１の記憶回路、９，１６は論理積素子、１０はテンキー
１が操作されたことを検知する第２の検知回路、１１−
は第■の記憶回路８に記憶されている信号を読み出す読
出回路。

１２は読出回路１１で読み出された信号を「１０」の桁
に位上げするシフト回路、１３はシフト回路１２で位上
げされた「工Ｏ」の桁の信号として記憶する第２の記憶
回路、１４は第１の記憶回路８及び第２の記憶回路１３
に記憶されている信号と第１の検知回路４及び第２の検
知回路１０とに基づいてかごの行先階を設定する行先階
設定回路、１５はノット回路素子である。

以上の構成における本発明の詳細な説明すると、今テン
キー１の釦が押されると、これにより第１の検知回路４
が作動されて、この第１の検知回路４からの信号は読込
回路５と時限装！！６及び論理積素子９に入力される。

読込回路５は第１の検知回路４からの信号で作動され、
テンキー１のどの釦が押されたかを判定してその信号を
数値識別回路７に入力する。

数値識別回路７は読込回路５で判定された信号に基づい
てその数値を識別し第１の記憶回路８に出力する。第１
の記憶回路８は数偵識別回１ｉ８７で識別された数値を
「１」の桁として記憶させる。

時限装置６は第１の検知回路４からの信号により作動さ
れ、所定時間だけ出力信号を発し、この出力信号は論理
積素子９に入力される。この時限装ＷＬ６が出力信号を
発しているときに、テンキー１の釦が押されると、この
信号は論理積素子９に入力され、論理積素子９からは第
２の検知回路１０に信号が出力される。第２の検知回路
は、論理積素子９からの信号入力されると作動されて出
力信号を発し、続出回路１１は、この出力信号が入力さ
れると、第１の記憶回路に記憶されている信号を読み出
してシフト回路１２に入力させる。シフト回路１２では
、続出回路１工で第１の記憶回路８から読み出された信
号を「１０」の桁に位上げして、その信号を第２の記憶
回路１３に入力させる。第２の記憶回路１３は第１の記
憶回路８で１１」の桁として記憶されていた信号を「１
０」の桁の信号として記憶する。また、一方第２の検知
回路１０からの出力信号は読込回路５に入力され、読込
回路５はこの出力信号によって作動されて、テンキー１
のどの釦が押されたのかを読み込みに行き、この読込回
路５によって判定されたテンキー１の釦信号は数値識別
回路７に入力され、この数値識別回路７でその数値が識
別され、そして、この識別された数値は、「１」の桁と
して第１の記憶回路８に記憶される。このようにして操
作されたテンキー１の釦信号がそれぞれ第１の記憶回路
８及び第２の記憶回路１３に記憶されると、行先階設定
回路１４は、第１の検知回路４及び第２の検知回路９の
信号に基づき、第１の記憶回路８と第２の記憶回路１３
とに記憶されている信号を読み出して合成し、その結果
を行先階に設定して登録させる。

そして、この行先階設定回路１４によって設定された行
先階の信号は表示灯装置２に入力され。

対応する表示灯が点灯される。一方、テンキー１の釦の
操作が１回のみの場合には上述した第１の記憶回路８に
信号が記憶される過程に基づいてこの第１の記憶回路８
に記憶された信号が、第１の検知回路４からの信号で作
動される行先階設定回路１４によって読み出されて行先
階に設定して登録される。また一方、テンキー１の釦を
２回操作する場合において、１回目の操作と２回目の操
作との間隔が時限装！６の動作時間より長いヒきには、
２回目の操作信号が論理積素子９に入力されても、この
論理積素子９には時限装置６からの出力信号が入力され
ていないので、この操作信号は。

上述した１回のみの操作と同じ結果ヒなり、このような
場合には、それぞれ操作されたテンキー１の釦に対応す
る行先ｌＷ２個所が登録されることになる０以上説明し
たように、本実施例によれば。

上記構成となっているため、操作されたテンキー釦の信
号に基づき登録される行先階の識別を簡素な回路構成で
判別することができると共に、行先階登録操作の煩わし
さを解消することができるという経済性及び操作性に優
れたエレベータのかご呼び登録装置を提供することが可
能となった。

〔発明の効果〕

以上説明したように１本発明によれば、上記構成となっ
ているため、登録される行先階の識別を簡素な回路構成
で判別することができると共に、行先階登録操作の煩わ
しさを解消することができる経済性及び操作性に優れた
エレベータのかご呼び登録装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明によるエレベータのかご呼び登録装置のブロ
ック回路構成図である。 １・・・テンキー、２・・・表示盤、３・・・乗かご運
転盤、４・・・検知回路、５・・・読込回路、６・・・
時限装置、７・・・数値識別回路、８・・・記憶回路、
９・・・論理積素子、１０・・・検知回路、１１・・・
続出回路、１２・・・シフト回路、１３・・・記憶回路
、１４・・・行先階設定回路、１５・・・ノット回路素
子。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）かご内に設けられた０、１〜９の各釦により構成
   され、上記各釦を操作することで、かご行先階の登録を
   行なうようにしたエレベータのかご呼び登録装置におい
   て、操作信号を許諾する時間帯を規制する時限装置と、
   この時限装置の時間帯に操作された上記釦の操作順序信
   号を、前記かごの行先階に設定する登録回路と、この登
   録回路で設定された登録階に対応する行先階の表示を行
   なう表示装置を設けたことを特徴とするエレベータのか
   ご呼び登録装置。