JPH0379432A - 農用トラクターの伝動構造 - Google Patents
農用トラクターの伝動構造Info
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- JPH0379432A JPH0379432A JP21377289A JP21377289A JPH0379432A JP H0379432 A JPH0379432 A JP H0379432A JP 21377289 A JP21377289 A JP 21377289A JP 21377289 A JP21377289 A JP 21377289A JP H0379432 A JPH0379432 A JP H0379432A
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- 238000010276 construction Methods 0.000 title 1
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Landscapes
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、連結作業装置に動力伝達する動力取出し軸を
走行変速にかかわらず速度変化しない状態でエンジンか
ら動力伝達されるようにして設けると共に、動力取出し
軸の変速操作をするシフトギヤ式の作業変速装置を設け
た農用トラクターの伝動構造に関する。
走行変速にかかわらず速度変化しない状態でエンジンか
ら動力伝達されるようにして設けると共に、動力取出し
軸の変速操作をするシフトギヤ式の作業変速装置を設け
た農用トラクターの伝動構造に関する。
上記農用トラクターとして、従来、例えば特開昭55−
160619号公報に示されるように、エンジンに連動
する主クラッチを出力軸が中軸と外筒軸とで成る二重軸
であると共に、中出力軸の伝動切り操作と外出力軸の伝
動切り操作が各別にできる二重クラッチに構成され、そ
して、外出力軸から走行用変速装置に動力伝達し、中出
力軸から作業用変速装置に動力伝達するように構成され
ており、走行装置と作業装置の一方の変速を他方の駆動
をしたままでしたり、作業装置駆動を走行変速にかかわ
らず速度変化しないようにしながらすることが可能にな
ったものがあった。
160619号公報に示されるように、エンジンに連動
する主クラッチを出力軸が中軸と外筒軸とで成る二重軸
であると共に、中出力軸の伝動切り操作と外出力軸の伝
動切り操作が各別にできる二重クラッチに構成され、そ
して、外出力軸から走行用変速装置に動力伝達し、中出
力軸から作業用変速装置に動力伝達するように構成され
ており、走行装置と作業装置の一方の変速を他方の駆動
をしたままでしたり、作業装置駆動を走行変速にかかわ
らず速度変化しないようにしながらすることが可能にな
ったものがあった。
従来、主クラツチ構造が複雑になり、クラッチ面から製
作費が高くなっていた。
作費が高くなっていた。
本発明の目的は、走行装置と連結作業装置の一方を駆動
しながら他方を変速操作したり、連結作業装置を走行変
速にかかわらず速度変化しないようにしながら駆動する
ことが構造の簡略化を図りながらでき、しかも、走行装
置の半クラツチ伝動を可能にしながらも走行変速が操作
容易にできる農用トラクターを提供することにある。
しながら他方を変速操作したり、連結作業装置を走行変
速にかかわらず速度変化しないようにしながら駆動する
ことが構造の簡略化を図りながらでき、しかも、走行装
置の半クラツチ伝動を可能にしながらも走行変速が操作
容易にできる農用トラクターを提供することにある。
本発明による農用トラクターの伝動構造にあっては、目
的達成のために、エンジン出力を切り操作自在に走行用
変速装置に伝達する主クラッチの出力軸と走行装置の間
に走行系副りラッチ設け、この走行系副クラッチを操作
する油圧ピストン、及び、前記走行用変速装置のシフト
ギヤを操作する油圧シリンダを設けると共に、前記シフ
トギヤの摺動に伴って前記走行系副クラッチを自動的に
切り操作し、かつ、前記走行用変速装置の伝動状態への
切換わりに伴って前記走行系副クラッチを自動的に入り
操作する状態に前記油圧ピストンを前記油圧シリンダに
連係するクラッチ自動操作機構を設け、連結作業装置に
動力伝達する動力取出し軸をシフトギヤ式作業変速装置
を介して前記出力軸に連動させると共に、前記出力軸と
前記動力取出し軸の間に作業系副クラッチを設けてある
。そして、その作用及び効果は次の通りである。
的達成のために、エンジン出力を切り操作自在に走行用
変速装置に伝達する主クラッチの出力軸と走行装置の間
に走行系副りラッチ設け、この走行系副クラッチを操作
する油圧ピストン、及び、前記走行用変速装置のシフト
ギヤを操作する油圧シリンダを設けると共に、前記シフ
トギヤの摺動に伴って前記走行系副クラッチを自動的に
切り操作し、かつ、前記走行用変速装置の伝動状態への
切換わりに伴って前記走行系副クラッチを自動的に入り
操作する状態に前記油圧ピストンを前記油圧シリンダに
連係するクラッチ自動操作機構を設け、連結作業装置に
動力伝達する動力取出し軸をシフトギヤ式作業変速装置
を介して前記出力軸に連動させると共に、前記出力軸と
前記動力取出し軸の間に作業系副クラッチを設けてある
。そして、その作用及び効果は次の通りである。
作業装置を作業用変速装置より伝動上手側箇所に配置し
た場合、または、伝動下手側箇所に配置した場合のいず
れにおいても、かつ、主クラッチをシングル型クラッチ
に構成しても、更には、主クラッチを入りに操作してエ
ンジン出力が走行装置に伝達されるままにしても、作業
系副クラッチの切り操作をすることにより作業用変速装
置がシフトギヤ切換えが可能になるようにエンジン又は
連結作業装置に対する非連動状態になり、作業用変速装
置の切換え操作をすることができる。そして、走行系副
クラッチを走行用変速装置より伝動上手箇所に配置した
場合、または伝動下手側箇所に配置した場合のいずれに
おいても、かつ、主クラッチ及び作業系副クラッチを入
すのままにしてエンジン出力が動力取出し軸に伝達され
るままにしても、変速バルブの切換え操作をすれば、油
圧シリンダが作動すると共にクラッチ自動操作機構が油
圧ピストンをして走行系副クラッチを切り操作したり入
り操作して走行用変速装置をシフトギヤ切換えが可能に
なるようにエンジンまたは走行装置に対する非連動状態
に切換えたり、伝動が可能になるようにエンジンまたは
走行装置に対する連動状態に戻し、走行用変速装置の切
換えができる。そして、走行変速は、動力取出し軸に対
する伝動系に影響しないように主クラッチの出力が作業
系と走行系に分岐伝達される分岐箇所より下手側でされ
る。
た場合、または、伝動下手側箇所に配置した場合のいず
れにおいても、かつ、主クラッチをシングル型クラッチ
に構成しても、更には、主クラッチを入りに操作してエ
ンジン出力が走行装置に伝達されるままにしても、作業
系副クラッチの切り操作をすることにより作業用変速装
置がシフトギヤ切換えが可能になるようにエンジン又は
連結作業装置に対する非連動状態になり、作業用変速装
置の切換え操作をすることができる。そして、走行系副
クラッチを走行用変速装置より伝動上手箇所に配置した
場合、または伝動下手側箇所に配置した場合のいずれに
おいても、かつ、主クラッチ及び作業系副クラッチを入
すのままにしてエンジン出力が動力取出し軸に伝達され
るままにしても、変速バルブの切換え操作をすれば、油
圧シリンダが作動すると共にクラッチ自動操作機構が油
圧ピストンをして走行系副クラッチを切り操作したり入
り操作して走行用変速装置をシフトギヤ切換えが可能に
なるようにエンジンまたは走行装置に対する非連動状態
に切換えたり、伝動が可能になるようにエンジンまたは
走行装置に対する連動状態に戻し、走行用変速装置の切
換えができる。そして、走行変速は、動力取出し軸に対
する伝動系に影響しないように主クラッチの出力が作業
系と走行系に分岐伝達される分岐箇所より下手側でされ
る。
走行系副クラッチがクラッチ自動操作機構により操作さ
れることに起因して走行系副クラッチの半クラツチ操作
が不能になっても、主クラッチの半クラツチ操作をする
ことにより、走行装置に対する半クラツチ伝動がされる
ようにできる。
れることに起因して走行系副クラッチの半クラツチ操作
が不能になっても、主クラッチの半クラツチ操作をする
ことにより、走行装置に対する半クラツチ伝動がされる
ようにできる。
主クラッチをシングル型クラッチに構成して作業系副ク
ラッチを作業系に別途設ける方が、主クラッチを走行系
用と作業系用のダブル型クラッチに構成したり、あるい
は、第4図に示す如くクラッチ機能は走行系用のみであ
るも、出力軸が作業系用の中軸と走行系用の外周軸で成
る二重軸型に構成するに比し、主クラッチを構造簡単に
構成できる。
ラッチを作業系に別途設ける方が、主クラッチを走行系
用と作業系用のダブル型クラッチに構成したり、あるい
は、第4図に示す如くクラッチ機能は走行系用のみであ
るも、出力軸が作業系用の中軸と走行系用の外周軸で成
る二重軸型に構成するに比し、主クラッチを構造簡単に
構成できる。
作業走行時に地面状況が変化して走行変速が必要になる
と、変速バルブ切換えのための操作をするだけで容易に
走行変速でき、しかも、作業装置を駆動したままにして
、作業走行駆動が停止する場合に走行変速後の作業装置
再駆動を可能にするために必要となる作業装置対地上昇
操作を不要にしながら、さらには、走行変速にかかわら
ず作業装置速度が変化しなくて仕上り具合に変化が生じ
にくいようにしながらできるのである。そして、土質が
変化して作業装置の駆動速度変化が必要になると、走行
装置を駆動したままにして走行停止を不要にしながら作
業変速ができ、走行地盤や土質の変化にかかわらず良好
な仕上りが得られる作業を能率よくできるようになった
。
と、変速バルブ切換えのための操作をするだけで容易に
走行変速でき、しかも、作業装置を駆動したままにして
、作業走行駆動が停止する場合に走行変速後の作業装置
再駆動を可能にするために必要となる作業装置対地上昇
操作を不要にしながら、さらには、走行変速にかかわら
ず作業装置速度が変化しなくて仕上り具合に変化が生じ
にくいようにしながらできるのである。そして、土質が
変化して作業装置の駆動速度変化が必要になると、走行
装置を駆動したままにして走行停止を不要にしながら作
業変速ができ、走行地盤や土質の変化にかかわらず良好
な仕上りが得られる作業を能率よくできるようになった
。
必要に応じて主クラッチを操作することによって半クラ
ツチ伝動や断続伝動によって走行装置に動力伝達し、湿
地脱出や装着パケットの突込みが有利にできるようにな
った。
ツチ伝動や断続伝動によって走行装置に動力伝達し、湿
地脱出や装着パケットの突込みが有利にできるようにな
った。
しかも、クラッチ面から構造の簡略化ができて比較的安
価に製作できるようになった。
価に製作できるようになった。
次に実施例を示す。
第3図に示すように、農用トラクターの機体後部にリフ
トシリンダ(1)により上下揺動自在なリンク機構(2
)を介して昇降操作するようにロークリ耕耘装置(3)
を連結すると共に、農用トラクターの動力取出し軸(4
)から回転軸(5)を介して耕耘装置(3)に動力伝達
するように構成して、乗用型のロークリ耕耘機を構成し
である。
トシリンダ(1)により上下揺動自在なリンク機構(2
)を介して昇降操作するようにロークリ耕耘装置(3)
を連結すると共に、農用トラクターの動力取出し軸(4
)から回転軸(5)を介して耕耘装置(3)に動力伝達
するように構成して、乗用型のロークリ耕耘機を構成し
である。
機体走行及び耕耘装置駆動を可能にするに、第1図に示
すように、エンジン(E)の回転出力がエンジンフライ
ホイール(6)、湿式の多板式主クラッチ(CL1)を
介して4段切換え可能な走行用主変速装置(M1)、及
び、2段切換えと正逆転切換えが可能な作業用主変速装
置(M2)に伝達されるように構成し、そして、走行用
主変速装置(Ml)の回転出力が走行系副クラッチ(C
L2)、前後進切換え装置(M3)を介して2段切換え
可能な走行用副変速装置(M4)に伝達されると共に、
この走行用副変速装置(M4)の回転出力が作用状態と
作用解除状態に切換え可能な超減速装置(M、)を介し
て後輪用差動機構(RD)及び前輪用差動機構(FD)
に伝達されるように構成し、作業用主変速装置(M2)
の回転出力が作業系副クラッチ(CL3)、及び、2段
切換え可能な走行用副変速装置(M6)を介して動力取
出し軸(4)に伝達されるように構成しである。
すように、エンジン(E)の回転出力がエンジンフライ
ホイール(6)、湿式の多板式主クラッチ(CL1)を
介して4段切換え可能な走行用主変速装置(M1)、及
び、2段切換えと正逆転切換えが可能な作業用主変速装
置(M2)に伝達されるように構成し、そして、走行用
主変速装置(Ml)の回転出力が走行系副クラッチ(C
L2)、前後進切換え装置(M3)を介して2段切換え
可能な走行用副変速装置(M4)に伝達されると共に、
この走行用副変速装置(M4)の回転出力が作用状態と
作用解除状態に切換え可能な超減速装置(M、)を介し
て後輪用差動機構(RD)及び前輪用差動機構(FD)
に伝達されるように構成し、作業用主変速装置(M2)
の回転出力が作業系副クラッチ(CL3)、及び、2段
切換え可能な走行用副変速装置(M6)を介して動力取
出し軸(4)に伝達されるように構成しである。
走行用主変速装置(Ml)と作業用主変速装置(M2)
はエンジン出力が主クラッチ(CL1)の出力軸(7)
にて分岐して伝達されるように一対のギヤ連動機構(8
)、(9)をして出力軸(7)に各別に連動させてあり
、そして、走行系副クラッチ(CL2’)は出力軸(7
)と走行装置としての前後輪(10)、 (11)の間
に設けてあることにより、走行用主変速装置(M1)、
前後進切換え装置(M3)、走行用副変速装置(M、)
の切換え操作をするに際し、シフトギヤ(12)ないし
く15)の摺動が可能となるように各装置(Mt )、
(M3)、 (M4 )をエンジン(E)または前後
輪(10)1(11)に対する非連動状態にするための
変速用クラッチとして走行系副クラッチ(CL2)を使
用することにより、動力取出し軸(4)に対する伝動を
停止しな(とも、かつその伝動回転速度が変化しないよ
うにしながらできるのである。すなわち、耕耘装置(3
)の駆動を維持したままで、かつ、耕耘装置(3)の駆
動回転速度を変速装置(M2)及び(M、)による現出
速度に維持したままで走行変速できるのである。
はエンジン出力が主クラッチ(CL1)の出力軸(7)
にて分岐して伝達されるように一対のギヤ連動機構(8
)、(9)をして出力軸(7)に各別に連動させてあり
、そして、走行系副クラッチ(CL2’)は出力軸(7
)と走行装置としての前後輪(10)、 (11)の間
に設けてあることにより、走行用主変速装置(M1)、
前後進切換え装置(M3)、走行用副変速装置(M、)
の切換え操作をするに際し、シフトギヤ(12)ないし
く15)の摺動が可能となるように各装置(Mt )、
(M3)、 (M4 )をエンジン(E)または前後
輪(10)1(11)に対する非連動状態にするための
変速用クラッチとして走行系副クラッチ(CL2)を使
用することにより、動力取出し軸(4)に対する伝動を
停止しな(とも、かつその伝動回転速度が変化しないよ
うにしながらできるのである。すなわち、耕耘装置(3
)の駆動を維持したままで、かつ、耕耘装置(3)の駆
動回転速度を変速装置(M2)及び(M、)による現出
速度に維持したままで走行変速できるのである。
また、エンジン出力が作業系と走行系に分岐伝達される
ことと、作業系副クラッチ(Ct、a)は出力軸(7)
と動力取出し軸(4)の間に設けてあることにより、作
業用主変速装置(M2)及び作業用副変速装置(M、)
の切換え操作をするに際し、シフトギヤ(16)、 (
17)、 (18)の摺動が可能となるように各装置(
Mt )、 (Mfi ’)をエンジン(E)または耕
耘装置(3)に対する非連動状態にするための変速用ク
ラッチとして作業系副クラッチ(CL、)を使用するこ
とにより、前後輪(10)、 (11)に対する伝動を
停止しなくともできるのである。すなわち、前後輪(1
0)、 (11)の駆動を維持したままで耕耘装置(3
)の駆動速度変更ができるのである。
ことと、作業系副クラッチ(Ct、a)は出力軸(7)
と動力取出し軸(4)の間に設けてあることにより、作
業用主変速装置(M2)及び作業用副変速装置(M、)
の切換え操作をするに際し、シフトギヤ(16)、 (
17)、 (18)の摺動が可能となるように各装置(
Mt )、 (Mfi ’)をエンジン(E)または耕
耘装置(3)に対する非連動状態にするための変速用ク
ラッチとして作業系副クラッチ(CL、)を使用するこ
とにより、前後輪(10)、 (11)に対する伝動を
停止しなくともできるのである。すなわち、前後輪(1
0)、 (11)の駆動を維持したままで耕耘装置(3
)の駆動速度変更ができるのである。
変速装置(Ml)及び(M4)による走行変速を可能に
するに、主変速装置(Ml)の2つのシフトギヤ(12
)、 (13)を第1油圧シリンダ(C1)と第2油圧
シリンダ(C2)により各別に摺動操作し、副変速装置
(M4)のシフトギヤ(14)を第3油圧シリンダ(C
3)により摺動操作し、走行系副クラッチ(CI2)を
クラッチボデーに内装の油圧ピストン(19)によって
操作するように構成し、そして、第2図に示すように、
第1ないし第3油圧シリンダ(C1)、 (C2)、
(C3)を1つのロータリ型変速バルブ(V)に接続す
ると共に、油圧ピストン(19)をクラッチ自動操作機
構(A)により第1ないし第3油圧シリンダ(CI )
、 (C2)、 (C3)に連係させて、変速バルブ(
V)の切換え操作をするだけで走行系副クラッチ(CI
2)が変速用クラッチとして操作されると共にシフトギ
ヤ(12)、 (13)、 (14)が切換え操作され
、変速装置(Ml)と(M4)がこれらの現出する段階
変速め組合せによって得られる第1速から第8速のいず
れかの速度段階を現出する状態に切換わるようにしであ
る。
するに、主変速装置(Ml)の2つのシフトギヤ(12
)、 (13)を第1油圧シリンダ(C1)と第2油圧
シリンダ(C2)により各別に摺動操作し、副変速装置
(M4)のシフトギヤ(14)を第3油圧シリンダ(C
3)により摺動操作し、走行系副クラッチ(CI2)を
クラッチボデーに内装の油圧ピストン(19)によって
操作するように構成し、そして、第2図に示すように、
第1ないし第3油圧シリンダ(C1)、 (C2)、
(C3)を1つのロータリ型変速バルブ(V)に接続す
ると共に、油圧ピストン(19)をクラッチ自動操作機
構(A)により第1ないし第3油圧シリンダ(CI )
、 (C2)、 (C3)に連係させて、変速バルブ(
V)の切換え操作をするだけで走行系副クラッチ(CI
2)が変速用クラッチとして操作されると共にシフトギ
ヤ(12)、 (13)、 (14)が切換え操作され
、変速装置(Ml)と(M4)がこれらの現出する段階
変速め組合せによって得られる第1速から第8速のいず
れかの速度段階を現出する状態に切換わるようにしであ
る。
すなわち、変速バルブ(■)が切換え操作されるに伴っ
てその切換わり後の操作位置に対応する速度段階を現出
する所定の咬合位置にシフトギヤ(12)または(13
)または(14)を切換え操作するべく変速シリンダ(
C1)ないしくC3)が変速バルブ(V)によって操作
されるように構成しである。
てその切換わり後の操作位置に対応する速度段階を現出
する所定の咬合位置にシフトギヤ(12)または(13
)または(14)を切換え操作するべく変速シリンダ(
C1)ないしくC3)が変速バルブ(V)によって操作
されるように構成しである。
そして、クラッチ自動操作機構(A)は、油圧ピストン
(19)を内装する油室に接続したクラッチバルブ(2
0)に変速バルブ(V)からのパイロット油路(21)
を接続すると共に、このパイロット油路(21)に接続
した3個のチエツク弁式操作弁(22)・・を第1ない
し第3油圧シリンダ(C1)、 (C2)。
(19)を内装する油室に接続したクラッチバルブ(2
0)に変速バルブ(V)からのパイロット油路(21)
を接続すると共に、このパイロット油路(21)に接続
した3個のチエツク弁式操作弁(22)・・を第1ない
し第3油圧シリンダ(C1)、 (C2)。
(C3)に各別にカム式連動機構(23)をして連動さ
せることにより構成しである。そして、変速シリンダ(
C8)ないしくC3)の夫々がシフトギヤ摺動をする時
にはカム式連動機構(23)が開操作作動することによ
って操作弁(22)が開作動し、変速バルブ(■)から
パイロット油路(21)へのパイロット圧付与が不能に
なってクラッチバルブ(20)が切り側に切換わり、シ
フトギヤ(12)ないしく14)が咬合位置になると、
カム式連動機構(23)が閉操作作動することによって
操作弁(22)が閉作動し、変速バルブ(■)からパイ
ロット油路(21)に供給されるパイロット油圧によっ
てクラッチバルブ(20)が入り側に切換わるように構
成することにより、シフトギヤ(12)、 (13)、
(14)の摺動に伴って走行系副クラッチ(CL、)
を自動的に切り操作し、変速装置(Ml)及び(M4)
の伝動状態への切換わりに伴って走行系副クラッチ(C
L、)を自動的に入り操作する状態に油圧ピストン(1
9)を油圧シリンダ(ct)、 (C2)、 (C3)
に連係させて自動操作するのである。
せることにより構成しである。そして、変速シリンダ(
C8)ないしくC3)の夫々がシフトギヤ摺動をする時
にはカム式連動機構(23)が開操作作動することによ
って操作弁(22)が開作動し、変速バルブ(■)から
パイロット油路(21)へのパイロット圧付与が不能に
なってクラッチバルブ(20)が切り側に切換わり、シ
フトギヤ(12)ないしく14)が咬合位置になると、
カム式連動機構(23)が閉操作作動することによって
操作弁(22)が閉作動し、変速バルブ(■)からパイ
ロット油路(21)に供給されるパイロット油圧によっ
てクラッチバルブ(20)が入り側に切換わるように構
成することにより、シフトギヤ(12)、 (13)、
(14)の摺動に伴って走行系副クラッチ(CL、)
を自動的に切り操作し、変速装置(Ml)及び(M4)
の伝動状態への切換わりに伴って走行系副クラッチ(C
L、)を自動的に入り操作する状態に油圧ピストン(1
9)を油圧シリンダ(ct)、 (C2)、 (C3)
に連係させて自動操作するのである。
第2図に示すように、前後進切換え装置(M3)のシフ
トギヤ(15)を操作する前後進レバー(24)にカム
式連動機構(25)を介して連動させた操作弁(26)
を前記パイロット油路(21)に備えさせると共に、シ
フトギヤ(15)が切換わり摺動する時にはカム式連動
機構(25)が操作弁(26)を開操作し、シフトギヤ
(15)が咬合位置になるとカム式連動機構(25)が
操作弁(26)を閉じ操作するように構成しである。す
なわち、前後進切換え装置(M3)は前後進レバー(2
4)によるシフトギヤ(15)の人為切換え操作によっ
て操作するように、かつ、前後進切換え装置(M3)の
切換え操作をする際にも走行系副クラッチ(CI2)が
自動的に操作されて特別なりラッチ操作が不要であるよ
うにしである。
トギヤ(15)を操作する前後進レバー(24)にカム
式連動機構(25)を介して連動させた操作弁(26)
を前記パイロット油路(21)に備えさせると共に、シ
フトギヤ(15)が切換わり摺動する時にはカム式連動
機構(25)が操作弁(26)を開操作し、シフトギヤ
(15)が咬合位置になるとカム式連動機構(25)が
操作弁(26)を閉じ操作するように構成しである。す
なわち、前後進切換え装置(M3)は前後進レバー(2
4)によるシフトギヤ(15)の人為切換え操作によっ
て操作するように、かつ、前後進切換え装置(M3)の
切換え操作をする際にも走行系副クラッチ(CI2)が
自動的に操作されて特別なりラッチ操作が不要であるよ
うにしである。
作業系副クラッチ(CLs )をクラッチボデーに内装
の油圧ピストン(27)によって操作するように構成す
ると共に、この油圧ピストン(27)は第2図に示す如
くクラッチバルブ(28)によって操作するように構成
しである。すなわち、作業系副クラッチ(CLa)の操
作はクラッチバルブ(28)の人為切換えによってする
ようにしである。
の油圧ピストン(27)によって操作するように構成す
ると共に、この油圧ピストン(27)は第2図に示す如
くクラッチバルブ(28)によって操作するように構成
しである。すなわち、作業系副クラッチ(CLa)の操
作はクラッチバルブ(28)の人為切換えによってする
ようにしである。
尚、第2図に示す油路(29)はパワーステアリング装
置(PS)からの戻り油を主クラッチ(CL、)に潤滑
油として供給するものであり、油路(30)は耕耘装置
(3)の対機体ローリング操作をするローリングソウ(
31)からの戻り油を副クラッチ(CL3)及び(CL
3)に潤滑油として供給する。
置(PS)からの戻り油を主クラッチ(CL、)に潤滑
油として供給するものであり、油路(30)は耕耘装置
(3)の対機体ローリング操作をするローリングソウ(
31)からの戻り油を副クラッチ(CL3)及び(CL
3)に潤滑油として供給する。
ロークリ耕耘装置(3)はトレンチャ−等に変更可能で
あり、これらを連結作業装置(3)と総称する。
あり、これらを連結作業装置(3)と総称する。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
図面は本発明に係る農用トラクターの伝動構造の実施例
を示し、第1図は伝動系の概略図、第2図は油圧回路図
、第3図は乗用型耕耘機全体の側面図である。第4図は
比較伝動系の概略図である。 (3)・・・・・・連結作業装置、(4)・・・・・・
動力取出し軸1、(7)・・・・・・出力軸、(10)
、 (11)・・・・・・走行装置、(12)、 (1
3)、 (14)・・・・・・シフトギヤ、(19)・
・・・・・油圧ピストン、(M+)、(M、)・・・・
・・走行用変速装置、(M2)、(M6)・・・・・・
作業用変速装置、(CI )、 (C2)、 (C3)
・・・・・・油圧シリンダ、(A)・・・・・・クラッ
チ自動操作機構、(Ct、2)・・・・・・走行系側ク
ラッチ、(CL3)・・・・・・作業系副クラッチ。
を示し、第1図は伝動系の概略図、第2図は油圧回路図
、第3図は乗用型耕耘機全体の側面図である。第4図は
比較伝動系の概略図である。 (3)・・・・・・連結作業装置、(4)・・・・・・
動力取出し軸1、(7)・・・・・・出力軸、(10)
、 (11)・・・・・・走行装置、(12)、 (1
3)、 (14)・・・・・・シフトギヤ、(19)・
・・・・・油圧ピストン、(M+)、(M、)・・・・
・・走行用変速装置、(M2)、(M6)・・・・・・
作業用変速装置、(CI )、 (C2)、 (C3)
・・・・・・油圧シリンダ、(A)・・・・・・クラッ
チ自動操作機構、(Ct、2)・・・・・・走行系側ク
ラッチ、(CL3)・・・・・・作業系副クラッチ。
Claims (1)
- エンジン出力を切り操作自在に走行用変速装置(M_1
)、(M_4)に伝達する主クラッチ(CL_1)の出
力軸(7)と走行装置(10)、(11)の間に走行系
副クラッチ(CL_2)設け、この走行系副クラッチ(
CL_2)を操作する油圧ピストン(19)、及び、前
記走行用変速装置(M_1)、(M_4)のシフトギヤ
(12)、(13)、(14)を操作する油圧シリンダ
(C_1)、(C_2)、(C_3)を設けると共に、
前記シフトギヤ(12)、(13)、(14)の摺動に
伴って前記走行系副クラッチ(CL_2)、を自動的に
切り操作し、かつ、前記走行用変速装置(M_1)、(
M_4)の伝動状態への切換わりに伴って前記走行系副
クラッチ(CL_2)を自動的に入り操作する状態に前
記油圧ピストン(18)を前記油圧シリンダ(C_1)
、(C_2)、(C_3)に連係するクラッチ自動操作
機構(A)を設け、連結作業装置(3)に動力伝達する
動力取出し軸(4)をシフトギヤ式作業変速装置(M_
2)、(M_3)を介して前記出力軸(7)に連動させ
ると共に、前記出力軸(7)と前記動力取出し軸(4)
の間に作業系副クラッチ(CL_3)を設けてある農用
トラクターの伝動構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21377289A JPH0379432A (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 農用トラクターの伝動構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21377289A JPH0379432A (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 農用トラクターの伝動構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0379432A true JPH0379432A (ja) | 1991-04-04 |
Family
ID=16644782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21377289A Pending JPH0379432A (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 農用トラクターの伝動構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0379432A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012001146A (ja) * | 2010-06-18 | 2012-01-05 | Kubota Corp | トラクタ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5769159A (en) * | 1980-10-17 | 1982-04-27 | Kubota Ltd | Transmission structure for tractor |
JPS62155359A (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-10 | Kubota Ltd | 作業車の走行変速装置 |
-
1989
- 1989-08-18 JP JP21377289A patent/JPH0379432A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5769159A (en) * | 1980-10-17 | 1982-04-27 | Kubota Ltd | Transmission structure for tractor |
JPS62155359A (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-10 | Kubota Ltd | 作業車の走行変速装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012001146A (ja) * | 2010-06-18 | 2012-01-05 | Kubota Corp | トラクタ |
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