JPH0361764A - 農用トラクターのトランスミッシヨン機構とその変速操作方法 - Google Patents

農用トラクターのトランスミッシヨン機構とその変速操作方法

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JPH0361764A
JPH0361764A JP1196055A JP19605589A JPH0361764A JP H0361764 A JPH0361764 A JP H0361764A JP 1196055 A JP1196055 A JP 1196055A JP 19605589 A JP19605589 A JP 19605589A JP H0361764 A JPH0361764 A JP H0361764A
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JP
Japan
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shaft
clutch
transmission
gear
hydraulic
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JP1196055A
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English (en)
Inventor
Katsumi Hattori
克己 服部
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Toyosha Co Ltd
Original Assignee
Toyosha Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は農用トラクターのトランスミッション機構と、
その変速操作方法の改良に関する。
〈従来の技術〉 −iに、農用トラクターのトランスミッション機構では
、その牽引する各種作業機との関係上、作業負荷に応し
て車速を多段に変化させたり、又前・後進を反復して使
うことが多く、そのため操作性を昂める意味において、
停車せずに且つクラッチ操作も加えることなく、全速度
段の自動変速を行なえることが特に要請される。
その要請に応えるべく、多板式油圧クラッチとシンクロ
メツシュギヤとの併用による油圧変速操作式のトランス
ミッション機構が、例えば特開昭63−121527号
として既に提案されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところが、上記公知発明ではその図面の第3.4図から
も明白なように、先づシンクロメツシュ式の主変速装置
(A)と前・後進切替装置(C)とが、同一軸線上に直
列状態として設置されており、その下段位置に前・後切
替装W (C)のギヤと噛合する副変速装置(B)が軸
架されていると共に、その主・副変速装置(A)(B)
の前後相互間に介在された1個の多板式油圧クラッチ(
3)により、シフト操作時における自動的な伝動作用の
オフ状態と、そのシフト操作完了時での自動的な伝動作
用の復帰状態とを達成できるようになっているため、こ
の種農用トラクターでの極低速域とされている約0.5
Km/h以下の車速を1することかできない。その理由
は次の通りである。
つまり、シンクロメツシュの同期時間は、■ 一般式  t=−Δω で表わされる。但し、そのtは同期時間(S)、Mは同
期クラッチの容量(にg −m)、■は同期化すべき回
転部分の慣性モーメント(Kg−m−s’)、Δωは同
期前後の回転部分の速度差である。
又、その同期クラッチの容量は で表わされる。但し、μは円錐クラッチの摩擦係数(0
,08) 、Dはクラッチの平均直径、βは円誰半角、
Fは軸方向の力である。
そして、普通第(k −1)速から第に速へ増速すべき
変速の同期時間は、 逆に、第に速から第(k−1)速へ減速すべき変速の同
期時間は、 で各々表わされる。但し、■は同期すべき回転部分の慣
性モーメントを入力軸廻りに換算したもの、ω、はクラ
ッチを切断した時の入力軸の回転角速度、(は各変速ギ
ヤ比である。
上記一般式に公知発明の構成を適用した場合、多板式油
圧クラッチ(3)から副変速装置(B)に至る伝動過程
での質量が大きく、その同期化すべき回転部分に係る副
変速装置(B)での慣性モーメン) (1)がいたづら
に大きくなっていく。他方、副変速装置(B)を形作る
クラッチギヤやシンクロナイザ−リング、ハブギヤ、そ
の切替スリーブなどの直径寸法が、比較的に小さいもの
として全体的に均一であるため、同期クラッチの容量(
M)も小さく、更に主・副変速装置(A)  (B)で
の変速ギヤ比(ζ)は大きい。
その結果、上記同期時間(1)が長くならざるを得ず、
そうすると約0.5Km/h以下の車速を得ることがで
きない。その極低速域にシフト操作した時、同期所要時
間が長いと、停車してしまうことになるからである。
この点、同期時間(1)を短かくするためには、上記一
般式から示唆されるように、同期すべき回転部分の慣性
モーメント(1)や変速ギヤ比(C)は、これらを極力
に小さく定める一方、同期クラッチの容Et (M)は
これを逆に大きく定める必要がある処、上記公知発明の
構成ではその設計上の制約を伴なうことになる。
次に、上記公知発明の場合多板式油圧クラッチ(3)の
fi制御回路として、変速弁(14)をロータリーバル
ブ型式に定めると共に、これによりシフト操作されるア
クチュエーター(油圧シリンダー)(11) (12)
 (13)のパイロットオイルを、シフト操作完了の油
圧信号として切替弁群(2工)に供給し、その切替弁群
(21)の開閉を行なうようになっているため、その変
速の多段化にとってロータリーパルプが特殊・高価とな
り、自づと限界があると共に、これから切替弁群(21
)への配管系統も著しく複雑化し、故障の原因になりや
すい。
更に、油圧シリンダー(11) (12) (13)か
らのパイロットオイルを、シフト操作完了の信号として
切替弁群(21)に圧送し、そのパイロットオイルがす
べてのシフト操作完了パターンになった時、多板式油圧
クラッチ(3)を加圧作動して、その伝動作用の復帰状
態を得るようになっているため、上記オイルの粘性など
に起因して、切替弁群(21〉の開閉時間にロスが発生
する。
特に、その切換弁群(21)は文字通り多数設置されて
いるので、この問題が顕著に発生することとなり、応答
性能に劣る。上記した通り、シンクロメツシュギヤによ
る同期時間(1)を長く要することとも相俟ち、この種
トラクターの油圧変速操作式トランスミッション機構と
して、未だ改良の余地があると言わねばならない。
く課題を解決するための手段〉 本発明はこのような課題の解決を企図しており、そのた
めの構成上トランスミッションケースの垂直中心線上に
、PTO用セアセンターシャフト行用センターシャフト
との上下一対を平行に列設し、 そのPTO用セアセンターシャフト端部へ、入力メイン
シャフトをクラッチハウジング内に臨む関係状態として
直結一体化することにより、その入力メインシャフトへ
搭載エンジンからの伝動作用を断続的に与えるように定
めると共に、上記走行用センターシャフトを、互いに遊
合するシャトル変速軸とベベルピニオン軸との前後−対
から形作った農用トラクターのトランスミッション機構
において、 上記入力メインシャフトとシャトル変速軸との向かい合
う中間位置には、互いに遊合するクラッチ入力軸とクラ
ッチ出力軸との前後一対から成る第1クラッチシャフト
を並設して、 そのクラッチ入力軸上の径大な減速ギヤと、入力メイン
シャフト上の径小な走行用伝動ギヤとを常時噛合させる
ことにより、第1クラッチシャフトに減速作用を与える
一方、 上記シャトル変速軸の下方位置には、互いに遊合するク
ラッチ入力側の伝動鞘軸とクラッチ出力側の伝動芯軸と
から成る二重軸の第2クラッチシャフトを、上記第1ク
ラッチシャフトとの上下振り分け状態として並設し、 その伝動芯軸の後端部に、上記ベベルピニオン軸と向か
い合う副変速軸を直結一体化すると共に、その副変速軸
との左右振り分け状態として、やはりベベルピニオン軸
と向かい合うクリープ軸を支架させ、 上記クラッチ出力軸上に並列された前・後進用変速ギヤ
と、これに常時噛合するシャトル変速軸上のクラッチギ
ヤとの相互間には、その前・後進用切替スリーブによる
シフト操作可能なシンクロメツシュ式のシャトル変速ギ
ヤ機構を形作り、同しくシャトル変速軸上に並列された
第1〜4速用の主変速ギヤと、これに常時噛合する伝動
鞘軸上のクラッチギヤとの相互間には、その第112速
用と第3.4速用の各切替スリーブによるやはりシフト
操作可能なシンクロメツシュ式の主変速ギヤ機構を形作
り、 更に、上記ベベルピニオン軸上に並列された第1〜4速
用のクラッチギヤと、その第3.4速用クラッチギヤに
常時噛合する副変速軸上の第3.4速用副変速ギヤと、
その第2速用クラッチギヤの径大な歯部に常時噛合する
副変速軸上の第2速用副変速ギヤと、同じく第2速用ク
ラッチギヤの径小な歯部と第1速用クラッチギヤとの双
方に常時噛合するクリープ軸上の極低速用アイドルギヤ
との全体的な相互間には、その第1.2速用と第3.4
速用の各切替スリーブによるシフト操作可能なシンクロ
メツシュ式の副変速ギヤ機構を形作り、且つその第1.
2速用の切替スリーブを含むハブギヤの直径寸法を、残
る第3.4速用のそれに比して大きく設定すると共に、 上記シャトル変速ギヤ機構と主変速ギヤ機構の各切替ス
リーブをシフト操作した時に、上記エンジンからの伝動
作用を自づと断つ多板式の第1油圧クラッチ機構を、上
記クラッチ入力軸とクラッチ出力軸との相互間に介挿設
置する一方、上記副変速ギヤ機構の切替スリーブをシフ
ト操作した時に、同じくその伝動作用を自動的に断つ多
板式の第2油圧クラッチ機構を、上記伝動鞘軸と伝動芯
軸との相互間に介挿設置したことを主な特徴とし、 又、そのようなトランスミッションta構の変速操作方
法として、シンクロメツシュ式のシャトル変速ギヤ機構
と、同じくシンクロメツシュ式の合計4段づつに変速さ
れる主・副変速ギヤ機構とを、トランスミッションケー
スに内蔵させ、そのシャトル変速ギヤ機構と主変速ギヤ
機構の各切替スリーブをシフト操作した時にのみ、その
搭載エンジンからの伝動作用を自づと断つ多板式の第1
油圧クラツチ礪構と、 副変速ギヤ機構の切替スリーブをシフト操作した時にの
み、同じくエンジンからの伝動作用を自動的に断つ多板
式の第2油圧クラッチ機構との一対を、各別に並列設置
すると共に、 その油圧クラッチ機構を上記各種変速ギヤ砥構のすべて
がシフト操作完了した時に、自づと1記伝動作用のオン
状態に作動させるに当り、上記切替スリーブをシフト作
用させるべく、これに対応する個数として並列されたシ
フトバルブを、悉く油圧ポンプへ連通接続させると共に
、その油圧ポンプとシャトル変速ギヤ機構用のシフトバ
ルブとの相互間、並びに同じく油圧ポンプと主・副変速
ギヤ機構用のシフトバルブとの相互間に、各々1個づつ
の人為的に操作されるスプール型油圧コントロールバル
ブを介挿設置して、その各油圧コントロールパルプがニ
ュートラル以外の位置へスライド操作された時には、油
圧ポンプの作動油が各シフトバルブからパイロット圧を
発生するように定め、 そのパイロット圧を上記シフトバルブとの悉く集合状態
に連通接続されたコントローラーにより検知して、これ
を電気的な出力信号に変換させると共に、 その出力信号により上記1.2油圧クラッチ機構と対応
するソレノイドバルブを励磁させて、そのソレノイドバ
ルブにより1.2油圧クラッチ機構を各別に、その伝動
作用の続行状態として作動させるように設定したことを
特徴とするものである。
〈実施例〉 以下、図示の実施例に基いて本発明の構成を具体的に説
明すると、第1図はその農用トラクターの概略的なギヤ
トレーンを、又第2.3図は同じくトランスミッション
機構の詳細を各々表わしており、(11)はトラクター
機体の前部に搭載されたエンジン、(12)は乾式のメ
インクラッチであり、トラクター機体上において足踏み
操作されることにより、エンジン(11)から入力メイ
ンシャフト(13)への伝動作用を断つ。
(14〉はトラクター機体を形作るクラッチハウジング
、(15)は同じくクラッチハウジング(14)に後続
するトランスミッションケースであり、そのクラッチハ
ウジング(14)の中央上段位置を貫通する如<、上記
入力メインシャツ) (13)が前後方向に沿って支架
されている。 (16)は入力メインシャツ) (13
)の後端部へ結合スリーブ(17)を介して、体回転し
得るように接続−本化されたPTO用セアセンターシャ
フトり、そのトランスミッションケース(15)を貫通
する後部位置には、図外のPTO用変速ギヤ機構が組付
けられている。
(18) (19)は上記トランスミッションケース(
15)の前壁と後壁、(20) (21)はその前後相
互間に垂立する第1.2仕切壁であり、これによってト
ランスミッションケース(15)の内部が前側から順次
に、シャトル変速ギヤ機構(A)用の第1収納室(a)
、走行用主変速ギヤ機構(B)用の第2収納室(b)並
びに同副変速ギヤ機構(E)用の第3収納室(e)とし
て区画細分されている。
又、クラッチハウジング(14)の後部位置にも仕切壁
(22)が設けられており、その仕切壁(22)とトラ
ンスミッションケース(15)の前壁(1日)との前後
相互間には、後述する多板式油圧クラッチ機構(C1)
 (C2)の収納室(g)が画定されている。そして、
その収納室(g)の内部へ、上記入力メインシャフト(
13)の後部付近から一体に張り出された径小な走行用
伝動ギヤ(23)が臨んでいるのである。
(24)はPTO用セアセンターシャフト6)の直下位
置へ平行に列設された走行用センターシャフトの総称で
あって、更に詳しく言えばその前半部をなすシャトル変
速軸(24a)と、同しく後半部をなすベベルピニオン
軸(24b) とから具体化されており、その互いに独
立の回転作用を行なうように遊合されている。
つまり、シャトル変速軸(24a)がトランスミッショ
ンケース(15)の上記第1.2収納室(a)(b)に
亘って延在している一方、ベベルピニオン軸(24b)
は同じくトランスミッションケース(15)の上記第3
収納室(e)を貫通しており、その相互の同一軸線上に
おいて遊合されていると共に、ベベルピニオン軸(24
b)の後端部には言うまでもなく、後輪用のデファレン
シャルギヤ機構(D)が噛合連動されているのである。
(25)は先に一言した多板式の第1油圧クラッチ機構
(C1)を形作る第1クラツチシヤ゛フトの総称であり
、更に詳しく言えばその前半部として上記クラッチハウ
ジング(14)の収納室(g)内に臨むクラッチ入力軸
(25a)と、同じく後半部としてトランスミッション
ケース(15)の上記第1収納室(a)に延在するクラ
ッチ出力軸(25b)とから成り、その相互の遊合状態
に接続されている。
その第1クラッチシャフト(25)は上記入力メインシ
ャフト(13)と、走行用センターシャフト(24)と
の中間位置において、その両シャフト(13) (24
)と平行しており、しかも第3図のようにトラクター機
体の垂直中心線(Y−Y)から、一定1(L)だけ横方
向へ片寄った偏心垂直線(Z−2>上に配置されている
。そして、そのクラッチ入力軸(25a)とクラッチ出
力軸(25b)との相互により、上記クラッチハウジン
グ(14)の収納室(g)内に臨む多板式の第1油圧ク
ラツチ!4!(C1)が形成されているのである。
他方、(26)は多板式の第2油圧クラッチ機構(C2
)を支持する第2クラッチシャフトの総称であって、更
に詳しく言えばそのクラッチ入力側をなす伝動鞘軸(2
6a)と、同じくクラッチ出力側をなす伝動芯軸(26
b)とから相互の遊合状態に二重構造化されており、そ
の全体的に上記クラッチハウジング(14)の収納室(
g)から、トランスミッションケース(15)の第L2
収納室(a)(b)をも貫通する長さとして延在してい
る。
そして、その第2クラッチシャフト(26)は上記第1
クラッチシャフト(25)と同一の偏心垂直線(2−2
>上に臨みつつも、上記走行用センターシャツ) (2
4)よりは下方位置へ、言わば上下振り分け状態の平行
に列設されているのであり、その前端部に多板式の第2
油圧クラッチ機構(C2)が、やはり上記クラッチハウ
ジング(14)の収納室(g)内に臨む関係状態として
組付けられている。
そのため、第1.2油圧クラッチ機構(C1) (C2
)を何れも、入力メインシャフト(13)や走行用セン
ターシャフト(24)による制約を受けることなく、ト
ランスミッションケース(15)の外部において組立て
た上、その片側の横方向からクラッチハウジング(14
)の収納室(g)内へ、極めて安楽に挿入することがで
き、その分解や整備などのメンテナンス作業上、著しく
優れる。
又、(27)は上記第2クラッチシャフト(26)の伝
動芯軸(26b)を延長する如く、そのI&端部へ一体
回転し得るように直結−本化された副変速軸であって、
トランスミッションケース(15)の上記第3収納室(
e)内に臨んでいる。
更に、(28)は上記トラクター機体の垂直中心線(Y
 −Y)を左右対称軸線として、その副変速軸(27)
との1辰り分け状態に平行支架されたクリープ軸であり
、やはりトランスミッションケース(15)の第3収納
室(e)内において、上記第2クラツチシヤフ) (2
6)やその延長軸をなす副変速軸(27)との同一高さ
位置に配設されている。(X −X)はその同一高さの
位置関係を示す水平線、(29)はクリープ軸(28)
の前端部を支持すべく、トランスミッションケース(1
5)の上記第3収納室(e)内に張り出された支持壁で
ある。
上記多板式の第1.2油圧クラッチ機構(C1) (C
2)は、その相互の共通符号を第2図に記入する如く、
その油圧クラッチケース(30)やクラッチハブ(31
)、摩擦プレート〈32)群、クラッチピストン〈33
)、リターンバネ(34)、カバープレー) (35)
、作動油路(36)などの構成要素につき悉く同一であ
るが、但しその伝動作用を断続すべきクラッチピストン
(33)のスライド方向性が、互いに前後の逆向きとし
て設置されている。
又、第1油圧クラッチ機構(C1)では、そのクラッチ
ハブ(31)がクラッチ出力軸(25b)の前端部から
、前方へ一体に張り出し形成されているに反し、第2油
圧クラッチ機構(C2)のクラッチハブ(31)は、そ
のクラッチ出力側の伝動芯軸(26b)と予じめの別体
をなしており、且つその芯軸(26b)の前端部にスプ
ライン嵌合されている。そのクラッチケース(30)が
、第1油圧クラッチ機構(C1)ではクラッチ入力軸(
25a)へ、第2油圧クラッチ機構(C2)ではクラッ
チ入力側の伝動鞘軸(26a)へ、その何れもスプライ
ン嵌合されていることに変りはない。
そして、その第[I+1圧クラッチ機構(C1)を形作
る第1クラッチシャフト(25)の就中クラッチ入力軸
(25a)には、上記した入力メインシャフト(13)
上の伝動ギヤ(23)と常時噛合する径大な減速ギヤ(
37)が一体に張り出し形成されており、その所定に減
速された回転動力が、第1クラッチシャフト(25)へ
与えられるようになっている。
そのため後に詳述するが、目標とするトラクターの車速
が予じめの一定数値であると仮定した場合、シャトル変
速ギヤ機構(A)や主・副変速ギヤ機構(B)(E)に
よる変速ギヤ比を、その設計上極力に小さく定めること
が可能となり、併せ多板式の第1.2油圧クラッチ機構
(C1) (C2)が各別に設置されたことや、上記伝
動芯軸(26b)と副変速軸(27)とが直結−本化さ
れたことなども相伴って、上記各種変速ギヤ機構(A)
(B)(E)の悉くシンクロメツシュ式であるにも拘ら
ず、その同期所要時間の短縮化に大変役立ち、約0.5
Km/h以下の極低速な車速も極めて容易に得られるの
である。
シャトル変速ギヤ機構(A)は第2図のように、上記ク
ラッチ出力軸(25b)にスプライン嵌合された前・後
進用変速ギヤ(38) (39)と、これと常時噛合す
るようにシャトル変速軸(24a)上へ遊嵌された前・
後進用のクラッチギヤ(40) (41)と、同じくシ
ャトル変速軸(24a)にスプライン嵌合されたハブギ
ヤ(42)と、そのハブギヤ(42)と一体回転し得る
前・後進用切替スリーブ(43)などから、シンクロメ
ツシュ式に形作られており、その切替スリーブ(43)
を前後方向へスライド操作して、これをクラッチギヤ(
40) (41)へ択一的に噛合させるようになってい
る。(44)はその後進用のアイドルギヤである。その
際、前進時の変速ギヤ比と後進時のそれとは、相互の径
小差に設定されている。
又、主変速ギヤ機tI(B)もやはりシンクロメツシュ
式として、上記シャトル変速軸(24a)へ−体回転す
るように並列設置された第1〜4速用の主変速ギヤ(4
5) (46) (47) (48)と、これらに常時
噛合する関係状態のもとで、上記伝動鞘軸(26a)上
に遊嵌された第1〜4速用のクラッチギヤ(49) (
50) (51) (52)と、その伝動鞘軸(26a
)にスプライン嵌合された前後一対のハブギヤ(53)
 (54)と、そのハブギヤ(53) (54)と各々
一体に回転する主変速用の切替スリーブ(55) (5
6)などから具体化されており、その各切替スリーブ(
55) (56)を前後方向へスライド操作して、隣り
合うクラッチギヤ(49) (50)(51) (52
)の各個と選択的に噛合させることにより合計4段の主
変速比を得られるようになっている。
その場合、第2図から示唆されるように、上記対応し合
う主変速ギヤ(45) (46) (47) (48)
とクラッチギヤ(49) (50) (51) (52
)は、その後側のものから前側のものへ順次に第1〜4
速用として使われるようになっていると共に、その第1
〜4速時の変速ギヤ比が径小づつ相違変化されている。
但し、その前後一対の主変速用切替スリーブ(55) 
(56)も含むハブギヤ(53) (54)の直径寸法
(d)は、相互のほぼ同一に定められている。
更に、副変速ギヤ機構(E)もシンクロメツシュ化され
ているが、これは特にクリープ軸(28)上を遊転する
極低速用のアイドルギヤ(57)と噛合連動されること
によって、約0.35 Km+/hの極低速な車速も得
られるようになっている。
つまり、第1.2図において、引続く符号(58)(5
9) (60) (61)は上記ベベルピニオン軸(2
4b)上に遊嵌された第1〜4速用のクラッチギヤであ
り、その第1.2速用クラッチギヤ(58) (59)
の隣り合う相互間と、第3.4速用クラッチギヤ(60
) (61)の隣り合う相互間に各々介在する前後一対
のハブギヤ(62) (63)が、何れもベベルピニオ
ン軸(24b)にスプライン嵌合されている。
(64) (65)はそのハブギヤ(62) (63)
と各々一体に回転する副変速用切替スリーブであり、こ
れを前後方向へスライド操作して、隣り合うクラッチギ
ヤ(58) (59) (60) (61)の各個と選
択的に噛合させるようになっている。その際、第2速用
のクラッチギヤ(59)には第2図から明白な通り、第
1速用クラッチギヤ(58)の直径寸法よりも径小な歯
部(59a)と、同しく径大な歯部(59b)との2[
が並列する段状に刻設されている。
又、(66) (67) (68)は副変速軸(27)
から一体内に張り出し形成された第2〜4速用の副変速
ギヤで゛あり、その第2速用副変速ギヤ(66)が上記
第2速用クラッチギヤ(59)の1冬大な歯部(59b
)へ、同じく第3.4速用の両側変速ギヤ(67) (
68)が上記第3.4速用のクラッチギヤ(60) (
61)へ、その何れも常時噛合する状態に保たれている
。その第2〜4速用の副変速ギヤ(6G) (67) 
(68)が、後側のものから順次に前側のものへ、直径
寸法の徐々に径大化されていること、第2図から明白な
通りである。
更に、クリープ軸(28)上の極低速用アイドルギヤ(
57)は、その前端部に刻設された径小な歯部(57a
)と、同じく後端部から一体に張り出す径大な山部(5
7b)とを備えており、その径小な南部(57a)がベ
ベルピニオン軸(24b)上の第1速用クラッチギヤ(
5日)と常時噛合している一方、同じくアイドルギヤ(
57)の径大な歯部(57b)が、ベベルピニオン軸(
24b)上における第2速用クラッチギヤ(59)の径
小な歯部(57a)へ、常時噛合されているのである。
そのため、第1.2速用クラッチギヤ(5B) (59
)の相互間に介在する副変速用の切替スリーブ(65)
を、第4図のようにそのハブギヤ(63)と第1速用ク
ラッチギヤ(58)とが、一体回転する前方へスライド
操作した時には、その最も低速な副変速比をm ラtL
、これをベベルピニオン軸(24b)から取り出すこと
ができることになる。つまり、図のトランスミッション
機構では、その主・副変速ギヤ機構CB)(E)による
走行変速比が合針16段として、約0.35 Km/h
〜15に+s/hの広範囲な車速を得られるようになっ
ているわけである。
その場合、やはり第2図から示唆されるように、第1.
2速用クラッチギヤ(5B) (59)の相互間に介在
する副変速用切替スリーブ(65)を含むハブギヤ(6
3)の直径寸法(d1)は、第3.4速用クラッチギヤ
(60) (61)の相互間に位置する切替スリーブ(
64)を含むハブギヤ(62)の直径寸法(d2)より
も、かなり大きく設定されており、以って同期クラッチ
としての容量を大としつつ、そのシンクロメツシュギヤ
による同期所要時間を、最大限に短縮化できるようにな
っている。尚、第1,2図におけるその他の符号(69
)は、前輪をも駆動するための動力取出しギヤである。
上記多板式の第1.2油圧クラッチ機構(C1) (C
2)は、乾式のメインクラッチ(12)を伝動作用のオ
フ状態に一々操作する必要なく、その油圧式に変速操作
できるようにするためのものであって、第1油圧クラッ
チ機構(C1)はシャトル変速ギヤ機構(A)と主変速
ギヤ機構(B)の各切替スリーブ(42) (55) 
(56)をシフト操作した時に、他方第2油圧クラッチ
機構(C2)は副変速ギヤ機構(E)の切替スリーブ(
64) (65)をシフト操作した時に、その何れも入
力メインシャフト(13)からベベルピニオン軸(24
b)に向かう伝動作用を自づと断ち、又そのシフト操作
が完了するや否や、再び自動的に伝動作用を続行すべく
、第5図のような油圧回路によって制御されるようにな
っている。
即ち、上記シンクロメツシュ式の主・副変速ギヤ機構(
B)(E)における前後一対づつの切替スリーブ(55
) (56) (64) (65)は、その各別に対応
する第1.2速用シフトバルブ(70) (71)と、
第3.4速用シフトバルブ(72) (73)との2個
づつによって、油圧式に主・副変速作用されるようにな
っている。主・副変速用切替スリーブ(55) (56
) (64) (65)に係合された図外のシフトフォ
ークが、その対応するシフトバルブ(70) (71)
 (72) (73)を介して、油圧力によりスライド
操作されるわけである。
(74) (75)はそのシフトバルブ(70) (7
1) (72) (73)の2個づつに共通する主・副
変速用の油圧コントロールバルブであって、そのスプー
ル(76) (77)と各々連動する操作レバー(78
) (79)が、トラクター機体上から人為的にスライ
ド操作されることより、油圧ポンプ(80)からの作動
油を上記シフトバルブ(70) (71) (72) 
(73)へ供給し、そのシフトバルブ(70) (71
) (72) (73)を切替制御する。
又、同じくシンクロメツシュ式シャトル変速ギヤ機構(
A)の切替スリーブ(43)にも、図外のシフトフォー
クが係合されており、そのシフトフォークが対応する前
・後進用シフトバルブ(81)によって、やはり油圧式
にシフト作用されるようになっている。そのシャトル変
速用油圧コントロールバルブ(82)のスプール(83
)が、やはり操作レバー(84)を介して人為的にスラ
イドされ、前・後進用シフトバルブ(81)の切替制御
が行なわaることになるのである。
その場合、上記したすべてのシフトバルブ(70)(7
1) (72) (73) (81)は3位置切替型式
をなしており、そのニュートラル以外の位置へシフト操
作された時には、一定のパイロット圧を発生するように
なっている。(85)は上記油圧ポンプ(80)の駆動
モーター、(86)はオイルフィルター、(87〉は油
圧ポンプ(80)からの作動油を上記コントロールバル
ブ(74) (75) (82)の各個へ分配する1次
分配油路、(88)はその分配油路(87)の途中に介
在されたリリーフバルブ、(89) (90) (91
) (92) (93)は各コントLj −ルバルブ(
74) (75) (82)から対応するシフトバルブ
(70) (71) (72) (73) (81)へ
、その作動油を゛分配する2次分配油路を示している。
更に、上記シフトバルブ(70) (71) (72)
 (73) (81)の各個はシフト操作の完了時に、
その信号としてのパイロットオイルをコントローラー(
94)へ圧送するようになっている。つまり、各シフト
バルブ(70) (71) (72) (73) (8
1)は1改築合油路(95) (96) (97) (
9B) (99)を介して、1lllilのコントロー
ラー(94)へ悉く連通接続されており、そのコントロ
ーラー(94)に内蔵の圧力センサーによって、上記パ
イロットオイルの圧力を検知するや否や、これから3次
分配油路(100) (101)を介して並列接続され
た一対のソレノイドパルプ(102) (103)へ、
その作動油を供給しつつ、そのソレノイドバルブ(10
2) (103)を開閉制御する。
上記コントローラー(94)がシフト操作の完了時に、
そのシフトパルプ(70) (71) (72) (7
3) (81)からのパイロット圧を検知し、これを電
気信号に変換出力することにより、ソレノイドバルブ(
102) (103)を励磁させて、その2個と対応す
る多板式の第1.2油圧クラッチ機構(C1) (C2
)を、その伝動作用のオン状態に保つようになっている
のである。
(104) (105)はその対応し合うソレノイドバ
ルブ(102) (103)と油圧クラッチ機構(C1
) (C2)とを連通接続する作動油路、(106) 
(107)は同じく両ソレノイドバルブ(102) (
103)と上記1次分配油路(87)とを連通接続する
2改築合油路であって、その途中にはレデューシングパ
ルプ(108)やモジュレーションパルプ(109)並
びにアキュームレーター(110)が介挿設置されてお
り、これらによって両油圧クラッチ機構(C1) (C
2)の圧力を、適度に上昇させるべく制御している。
く作用〉 第5図は油圧コントロールパルプ(74) (75) 
(82)のニュートラル位置を示しているが、そのトラ
クターを走行状態に保つべく、上記主・副変速ギヤ機構
(B)(E)やシャトル変速ギヤ機構(A)のシフト操
作完了時には、その対応するシフトバルブ(70) (
71) (72) (73) (81)からのパイロッ
ト圧が、悉くコントローラー(94)に付与されており
、そのコントローラー(94)の電気的なスイッチ・オ
ン作用によって、ソレノイドバルブ(102) (10
3)を介し、多板式の第1.2油圧クラ〈ンチ機構(C
1) (C2)が、何れも伝動作用の続行状態に維持さ
れている。
そして、そのようなトラクターの走行中において、今生
・副変速ギヤ機構(B)(E)やシャトル変速ギヤ□構
(A)に対応する油圧コントロールパルプ(74) (
75) (82)のスプール(76) (77) (8
3)をスライドさせるべく、その何れかのシフト操作を
人為的に加えると、上記シフトバルブ(70) (71
) (72) (73) (81)からコントローラー
(94)に作用するパイロット圧が低下し、これを検知
したコントローラー(94)の電気的な出力信号によっ
て、ソレノイドバルブ(102) (103)は第1.
2油圧クラッチ機構(C1) (C2)への作動油をド
レン油として逃がすことになり、その結果油圧クラッチ
機構(C1) (C2)が伝動作用を断つ。
尚、そのシフト操作の完了するや否や、再度油圧クラッ
チ機構(C1) (C2)がその伝動作用を遠戚すべく
、自づと復帰することになること言うまでもない。
〈発明の効果〉 以上のように、本発明に係る農用トラクターのトランス
ミッション機構では、トランスミッションケース(15
)の垂直中心線(Y−Y)上に、PTO用センターシャ
フト(16)と走行用センターシャフト(24)との上
下一対を平行に列設し、そのPTO用センターシャフト
(16)の前端部へ、入力メインシャフト(13)をク
ラッチハウジング(14)内に臨む関係状態として直結
一体化することにより、その入力メインシャフト(13
)へ搭載エンジン(11)からの伝動作用を断続的に与
えるように定めると共に、 上記走行用センターシャフト(24)を、互いに遊合す
るシャトル変速軸(24a)とベベルピニオン軸(24
b)との前後一対から形作った農用トラクターのトラン
スミッション機構において、 上記入力メインシャフト(13)とシャトル変速軸(2
4a)との向かい合う中間位置に、は、互いに遊合する
クラッチ入力軸(25a)とクラッチ出力軸(25b)
との前後一対から成る第1クラッチシャフト(25)を
並設して、 そのクラッチ入力軸(25a)上の径大な減速ギャ(3
7)と、入力メインシャツ) (13)上の径小な走行
用伝動ギヤ(23)とを常時噛合させることにより、第
1クラツチシヤツ) (25)に減速作用を与える一方
、 上記シャトル変速軸(24a)の下方位置には、互いに
遊合するクラッチ入力側の伝動鞘軸(26a)とクラッ
チ出力側の伝動芯軸(26b)とから成る二重軸の第2
クラッチシャフト(26)を、上記第1クラッチシャフ
ト(25)との上下振り分け状態として並設し、 その伝動芯軸(26b)の後端部に、上記ベベルピニオ
ン軸(24b)と向かい合う副変速軸(27)を直結一
体化すると共に、その副変速軸(27)との左右振り分
け状態として、やはりベベルピニオン軸(24b)と向
かい合うクリープ軸(28)を支架させ、上記クラッチ
出力軸(25b)上に並列された前・後進用変速ギヤ(
38) (39)と、これに常時噛合するシャトル変速
軸(24a)上のクラッチギヤ(40) (41)との
相互間には、その前・後進用切替スリーブ(43)によ
るシフト操作可能なシンクロメツシュ式のシャトル変速
ギヤ機Fl(A)を形作り、同しくシャトル変速軸(2
4a)上に並列された第1〜4速用の主変速ギヤ(45
) (46) (47) (48)と、これに常時噛合
する伝動鞘軸(26a)上のクラッチギヤ(49) (
50) (51) (52)との相互間には、その第1
.2速用と第3.4速用の各切替スリーブ(56) (
55)によるやはりシフト操作可能なシンクロメツシュ
式の主変速ギヤ!a+1(B)を形作り、更に、上記へ
ベルピニオン軸(24b)上に並列された第1〜4速用
のクラッチギヤ(58) (59) (60) (61
)と、その第3.4速用クラッチギヤ(60) (61
)に常時噛合する副変速軸(27)上の第3.4速用副
変速ギヤ(67) (68)と、その第2速用クラッチ
ギヤ(59)の径大な歯部(59b)に常時噛合する副
変速軸(27)上の第2速用副変速ギヤ(66)と、同
じく第2速用クラッチギヤ(59)の径小な南部(59
a)と第1速用クラッチギヤ(48)との双方に常時噛
合するクリープ軸(28)上の極低速用アイドルギヤ(
57)との全体的な相互間には、その第L2速用と第3
.4速用の各切替スリーブ(65) (64)によるシ
フト操作可能なシンクロメツシュ式の副変速ギヤ機構(
E)を形作り、且つその第1.2速用の切替スリーブ(
65)を含むハブギヤ(63)の直径寸法(d1)を、
残る第3.4速用のそれに比して大きく設定すると共に
、 上記シャトル変速ギヤ機構(A)と主変速ギヤ機構(B
)の各切替スリーブ(43) (55) (56)をシ
フトTsJ、作した時に、上記エンジン(11)からの
伝動作用を自づと断つ多板式の第1油圧クラッチ機構(
C1)を、上記クラッチ入力軸(25a)とクラッチ出
力軸(25b)との相互間に介挿設置する一方、上記副
変速ギヤ機構(F、)の切替スリーブ(64)(65)
をシフト操作した時に、同しく伝動作用を自動的に断つ
多板式の第2油圧クラッチ機構(C2)を、上記伝動鞘
軸(26a)と伝動芯軸(26b)との相互間に介挿設
置しであるため、冒頭に述べた従来技術の課題を確実に
解決できる効果がある。
即ち、本発明の構成によれば、第1に入力メインシャフ
ト(13)上の径小な伝動ギヤ(23)と、クラッチ入
力軸(25a)上の径大な減速ギヤ(37)とが常時噛
合されており、走行用の主・副変速ギヤ機構(B)(E
)とシャトル変速ギヤ機構(A)へ伝動作用される言わ
ば当初段階において、その以降の全体に及ぶ減速作用が
付与されているため、各種変速ギヤ機構(A)(B)(
E)を形作る変速ギヤ比や、その伝動過程での質量を極
力に小さく設定することができる。
第2に、シャトル変速ギヤ機構(A)と主変速ギヤ機構
(B)のシフト操作時に伝動作用を断つ第1油圧クラッ
チ機構(C1)と、副変速ギヤ機構(E)のシフト操作
時に同じく伝動作用を断つ第2油圧クラッチ機構(C2
)とが、互いに別個独立して第1.2クラッチシャフト
(25) (26)上に各々設置されていると共に、そ
の第2クラッチシャフト(26)は二重軸をなすものと
して、そのクラッチ出力側の伝動芯軸(26b)が所誼
慣性体を具備セず、その延長軸をなす副変速軸(27)
と直結一体化されているため、同期すべき回転部分に係
る副変速ギヤ機構(E)での慣性モーメントを著しく小
さく確保することができる。
又、第3に上記副変速ギヤ機構(E)は合計4段の副変
速比を得られるようになっている処、そのベベルピニオ
ン軸(24b)上に並列する第1,2速用のハブギヤ(
63)や切替スリーブ(65)の直径寸法(d1)が、
第3.4速用のそれに比して大きく設定されているため
、同期クラッチの容量を大きく保つことができるのであ
る。
従い、上記理由の全体としてシンクロメツシュギヤによ
る同期所要時間を著しく短縮化できることになり、その
結果副変速ギヤ&’31fjt(E)の第1.2速用ク
ラッチギヤ(58) (59)に、クリープ軸(28)
上の極低速用アイドルギヤ(57)が噛合されたことと
も相俟って、約0.5にm/h以下の車速をも確実に得
ることができ、この種農用トラクターの各種負荷作業に
対する対応性が広がるのである。
その場合こ特に請求項2〜4の構成を採用するならば、
限られたクラッチハウジング(14)やトランスミッシ
ョンケース(15)の内部ヲ有効に活用シつつ、極めて
合理的な配列形態のもとに、トランスミッション機構の
小型コンパクト化を図ることができ、又上記第1.2油
圧クラッチ機構(C1) (C2)の組立や保守なども
、高能率に作業できることとなる。
更に、上記トランスミッション機構の変速操作方法とし
て、その構成上シンクロメツシュ式のシャトル変速ギヤ
機構(A)と、同じくシンクロメツシュ式の合計4段づ
つに変速される主・副変速ギヤ機構(B)(E)とを、
トランスミッションケース(15)に内蔵させ、 そのシャトル変速ギヤ機構(A)と主変速ギヤ機II(
B)の各切替スリーブ(43) (55) (56)を
シフト操作した時にのみ、その搭載エンジン(11)か
らの伝動作用を自づと断つ多板式の第1油圧クラッチ機
構(C1)と、 副変速ギヤ機f! (E)の切替スリーブ(64) (
65)をシフト操作した時にのみ、同じくエンジン(1
1)からの伝動作用を自動的に断つ多板式の第2油圧ク
ラッチ機構(C2)との一対を、各別に並列設置すると
共に、 その油圧クラッチ機構(C1) (C2)を上記各N変
速ギヤ機構(A)(B)(E)のすべてがシフト操作完
了した時に、自づと上記伝動作用のオン状態に作動させ
るに当り、 上記切替スリーブ(43) (55) (56) (6
4) (65)をシフト作用させるべく、これに対応す
る個数として並列されたシフトバルブ(70) (71
) (72) (73) (81)を、悉く油圧ポンプ
(80)へ連通接続させると共に、その油圧ポンプ(8
0)とシャトル変速ギヤ機構(A)用のシフトパルプ(
81)との相互間、並びに同しく油圧ポンプ(80)と
主・副変速ギヤ機構(B)(E)用のシフトバルブ(7
0) (71) (72) (73)との相互間に、各
々1個づつの人為的に操作されるスプール型油圧コント
ロールバルブ(74) (75) (82)を介挿設置
して、 その各油圧コントロールバルブ(74) (75) (
82)がニュートラル以外の位置へスライド操作された
時には、油圧ポンプ(80)の作動油が各シフトバルブ
(70) (71) (72) (73) (81)か
らパイロット圧を発生するように定め、 そのパイロット圧を上記シフトバルブ(70) (71
)(72) (73) (81)との悉く集合状態に連
通接続されたコントローラー(94)により検知して、
これを電気的な出力信号に変換させると共に、 その出力信号により上記1.2油圧クラツチ磯構(C1
) (C2)と対応するソレノイドバルブ(102) 
(103)を励磁させて、そのソレノイドバルブ(10
2) (+03)によりL2油圧クラッチ機構(C1)
 (C2)を各別に、その伝動作用の続行状態として作
動させるように設定しであるため、多板式の第1.2油
圧クラッチ機構(C1) (C2)による伝動作用の断
続を、時間的なロスなく円滑に行なわせることができ、
シフト操作時での駆動ロスも極力抑制し得ることになる
蓋し、シフト操作の完了するや否や、そのシフトパルプ
(70) (71) (72) (73) (81)に
作用するパイロット圧がコントローラー(94)により
検知されて、その電気的な出力信号に基き作動するソレ
ノイドバルブ(102) (103)により、上記油圧
クラッチ機構(C1) (C2)が伝動作用のオン状態
に加圧されるようになっているからであり、シフト操作
に対する応容性能に優れる。
又、シフトバルブ(70) (71) (72) (7
3) (81)を切替制御する油圧コントロールバルブ
(74) (75) (82)は、スプールバルブ形態
に定められているため、そのロータリーバルブ形態に比
して安価であり、ソレノイドバルブ(102) (10
3)も両部圧クラッチ機構(C1) (C2)に対応す
る2個で足りることから、その全体的な制御回路として
の構成を著しく簡素化でき、故障も起らない効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る農用トラクターの全体的なギヤト
レーンを示す断面模式図、第2図はそのトランス主ツシ
ョン機構を拡大して示す展開断面図、第3図は同じく各
種シャフトの配列位置関係を示す断面正面図、第4図は
極低速のシフト作用状態を示す部分拡大断面図、第5図
は油圧クラッチ機構の制御回路図である。 (11)・・・・・エンジン (13)・・・・・入力メインシャフト(14)・・・
・・クラッチハウジング(15)・・・・・トランスミ
ッションケース(16)・・・・・PTO用セアセンタ
ーシャフト3)・・・・・伝動ギヤ (24)・・・・・走行用センターシャフト(24a)
・・・・・シャトル変速軸 (24b)・・・・・ベヘルビニオン軸(25)・・・
・・第1クラッチシャフト(25a)・・・・・クラッ
チ入力軸 (25b)・・・・・クラッチ出力軸 (26〉  ・・・・・第2クラッチシャフト(26a
)・・・・・伝動鞘軸 (26b)・・・・・伝動芯軸 (27)・・・・・副変速軸 (28)・・・・・クリープ軸 (37)・・・・・減速ギヤ (38) (39)  ・・・前・後進用変速ギヤ(4
0) (41)  ・・・クラッチギヤ(42)・・・
・・ハブギヤ (43) (55) (56) (64) (65) 
 ・切替スリーブ(45) (46) (47) (4
8)  ・主変速ギヤ(49) (50) (51) 
(52)  ・クラッチギヤ(57)・・・・・アイド
ルギヤ (58) (59) (60) (61)  ・クラッ
チギヤ(59a)(59b)  ・−歯部 (62) (63)  ・・・ハブギヤ(66) (6
7) (68)  ・副変速ギヤ(70) (71) 
(72) (73) (81)  ・シフトバルブ(8
0〉  ・・・・・油圧ポンプ (74) (75) (82)  ・油圧コントロール
バルブ(94)・・・・・コントローラー (102) (103)  ・・ソレノイドバルブ(A
)  ・・・・・シャトル変速ギヤ機構(B)  ・・
・・・主変速ギヤ機構 (E)  ・・・・・副変速ギヤ機構 (C1)・・・・・第1油圧クラッチ機構(C2)・・
・・・第2油圧クラッチ機構(d )(di) (d2
)  ・直径寸法(X −X)  ・・・水平線 (Y −Y)  ・・・垂直中心線 (Z−Z)  ・・・偏心垂直線 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、トランスミッションケース(15)の垂直中心線(
    Y−Y)上に、PTO用センターシャフト(16)と走
    行用センターシャフト(24)との上下一対を平行に列
    設し、 そのPTO用センターシャフト(16)の前端部へ、入
    力メインシャフト(13)をクラッチハウジング(14
    )内に臨む関係状態として直結一体化することにより、
    その入力メインシャフト(13)へ搭載エンジン(11
    )からの伝動作用を断続的に与えるように定めると共に
    、 上記走行用センターシャフト(24)を、互いに遊合す
    るシャトル変速軸(24a)とベベルピニオン軸(24
    b)との前後一対から形作った農用トラクターのトラン
    スミッション機構において、上記入力メインシャフト(
    13)とシャトル変速軸(24a)との向かい合う中間
    位置には、互いに遊合するクラッチ入力軸(25a)と
    クラッチ出力軸(25b)との前後一対から成る第1ク
    ラッチシャフト(25)を並設して、 そのクラッチ入力軸(25a)上の径大な減速ギヤ(3
    7)と、入力メインシャフト(13)上の径小な走行用
    伝動ギヤ(23)とを常時噛合させることにより、第1
    クラッチシャフト(25)に減速作用を与える一方、 上記シャトル変速軸(24a)の下方位置には、互いに
    遊合するクラッチ入力側の伝動鞘軸(26a)とクラッ
    チ出力側の伝動芯軸(26b)とから成る二重軸の第2
    クラッチシャフト(26)を、上記第1クラッチシャフ
    ト(25)との上下振り分け状態として並設し、 その伝動芯軸(26b)の後端部に、上記ベベルピニオ
    ン軸(24b)と向かい合う副変速軸(27)を直結一
    体化すると共に、その副変速軸(27)との左右振り分
    け状態として、やはりベベルピニオン軸(24b)と向
    かい合うクリープ軸(28)を支架させ、 上記クラッチ出力軸(25b)上に並列された前・後進
    用変速ギヤ(38)(39)と、これに常時噛合するシ
    ャトル変速軸(24a)上のクラッチギヤ(40)(4
    1)との相互間には、その前・後進用切替スリーブ(4
    3)によるシフト操作可能なシンクロメッシュ式のシャ
    トル変速ギヤ機構(A)を形作り、 同じくシャトル変速軸(24a)上に並列された第1〜
    4速用の主変速ギヤ(45)(46)(47)(48)
    と、これに常時噛合する伝動鞘軸(26a)上のクラッ
    チギヤ(49)(50)(51)(52)との相互間に
    は、その第1、2速用と第3、4速用の各切替スリーブ
    (56)(55)によるやはりシフト操作可能なシンク
    ロメッシュ式の主変速ギヤ機構(B)を形作り、 更に、上記ベベルピニオン軸(24b)上に並列された
    第1〜4速用のクラッチギヤ(58)(59)(60)
    (61)と、その第3、4速用クラッチギヤ(60)(
    61)に常時噛合する副変速軸(27)上の第3、4速
    用副変速ギヤ(67)(68)と、その第2速用クラッ
    チギヤ(59)の径大な歯部(59b)に常時噛合する
    副変速軸(27)上の第2速用副変速ギヤ(66)と、
    同じく第2速用クラッチギヤ(59)の径小な歯部(5
    9a)と第1速用クラッチギヤ(48)との双方に常時
    噛合するクリープ軸(28)上の極低速用アイドルギヤ
    (57)との全体的な相互間には、その第1、2速用と
    第3、4速用の各切替スリーブ(65)(64)による
    シフト操作可能なシンクロメッシュ式の副変速ギヤ機構
    (E)を形作り、且つその第1、2速用の切替スリーブ
    (65)を含むハブギヤ(63)の直径寸法(d1)を
    、残る第3、4速用のそれに比して大きく設定すると共
    に、 上記シャトル変速ギヤ機構(A)と主変速ギヤ機構(B
    )の各切替スリーブ(43)(55)(56)をシフト
    操作した時に、上記エンジン(11)からの伝動作用を
    自づと断つ多板式の第1油圧クラッチ機構(C1)を、
    上記クラッチ入力軸(25a)とクラッチ出力軸(25
    b)との相互間に介挿設置する一方、 上記副変速ギヤ機構(E)の切替スリーブ(64)(6
    5)をシフト操作した時に、同じく伝動作用を自動的に
    断つ多板式の第2油圧クラッチ機構(C2)を、上記伝
    動鞘軸(26a)と伝動芯軸(26b)との相互間に介
    挿設置したことを特徴とする農用トラクターのトランス
    ミッション機構。 2、クラッチハウジング(14)の仕切壁(22)と、
    そのクラッチハウジング(14)に後続するトランスミ
    ッションケース(15)の前壁(18)との相互間に、
    油圧クラッチ機構用の収納室(g)を区画形成すると共
    に、 その収納室(g)の内部へ第1、2油圧クラッチ機構(
    C1)(C2)を、何れも臨ませたことを特徴とする請
    求項1記載の農用トラクターのトランスミッション機構
    。 3、第1クラッチシャフト(25)と第2クラッチシャ
    フト(26)とを、トランスミッションケース(15)
    の垂直中心線(Y−Y)から一定量(L)だけ横方向へ
    片寄った同一の偏心垂直線(Z−Z)上へ、上下二段の
    並列状態として配置させたことを特徴とする請求項1記
    載の農用トラクターのトランスミッション機構。 4、第2クラッチシャフト(26)に直結一体化された
    副変速軸(27)とクリープ軸(28)とを、トランス
    ミッションケース(15)の垂直中心線(Y−Y)を対
    称軸線とする左右振り分け状態として、且つ同一の水平
    線(X−X)上に並列させたことを特徴とする請求項1
    記載の農用トラクターのトランスミッション機構。 5、シンクロメッシュ式のシャトル変速ギヤ機構(A)
    と、同じくシンクロメッシュ式の合計4段づつに変速さ
    れる主・副変速ギヤ機構(B)(E)とを、トランスミ
    ッションケース(15)に内蔵させ、 そのシャトル変速ギヤ機構(A)と主変速ギヤ機構(B
    )の各切替スリーブ(43)(55)(56)をシフト
    操作した時にのみ、その搭載エンジン(11)からの伝
    動作用を自づと断つ多板式の第1油圧クラッチ機構(C
    1)と、 副変速ギヤ機構(E)の切替スリーブ(64)(65)
    をシフト操作した時にのみ、同じくエンジン(11)か
    らの伝動作用を自動的に断つ多板式の第2油圧クラッチ
    機構(C2)との一対を、各別に並列設置すると共に、 その油圧クラッチ機構(C1)(C2)を上記各種変速
    ギヤ機構(A)(B)(E)のすべてがシフト操作完了
    した時に、自づと上記伝動作用のオン状態に作動させる
    に当り、 上記切替スリーブ(43)(55)(56)(64)(
    65)をシフト作用させるべく、これに対応する個数と
    して並列されたシフトバルブ(70)(71)(72)
    (73)(81)を、悉く油圧ポンプ(80)へ連通接
    続させると共に、 その油圧ポンプ(80)とシャトル変速ギヤ機構(A)
    用のシフトバルブ(81)との相互間、並びに同じく油
    圧ポンプ(80)と主・副変速ギヤ機構(B)(E)用
    のシフトバルブ(70)(71)(72)(73)との
    相互間に、各々1個づつの人為的に操作されるスプール
    型油圧コントロールバルブ(74)(75)(82)を
    介挿設置して、 その各油圧コントロールバルブ(74)(75)(82
    )がニュートラル以外の位置へスライド操作された時に
    は、油圧ポンプ(80)の作動油が各シフトバルブ(7
    0)(71)(72)(73)(81)からパイロット
    圧を発生するように定め、 そのパイロット圧を上記シフトバルブ(70)(71)
    (72)(73)(81)との悉く集合状態に連通接続
    されたコントローラー(94)により検知して、これを
    電気的な出力信号に変換させると共に、 その出力信号により上記1、2油圧クラッチ機構(C1
    )(C2)と対応するソレノイドバルブ(102)(1
    03)を励磁させて、そのソレノイドバルブ(102)
    (103)により1、2油圧クラッチ機構(C1)(C
    2)を各別に、その伝動作用の続行状態として作動させ
    るように設定したことを特徴とする農用トラクターにお
    けるトランスミッション機構の変速操作方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100412793B1 (ko) * 1997-08-25 2004-06-04 현대자동차주식회사 차량의 수동변속기
JP2007321821A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Mitsubishi Motors Corp ダブルクラッチ変速機
CN103438159A (zh) * 2013-08-09 2013-12-11 浙江吉利汽车研究院有限公司 一种双离合自动变速器
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