JPH0379252A - 材料加工機に用いられる材料引込装置 - Google Patents

材料加工機に用いられる材料引込装置

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JPH0379252A
JPH0379252A JP2174646A JP17464690A JPH0379252A JP H0379252 A JPH0379252 A JP H0379252A JP 2174646 A JP2174646 A JP 2174646A JP 17464690 A JP17464690 A JP 17464690A JP H0379252 A JPH0379252 A JP H0379252A
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JP
Japan
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carriage
main
sub
drawing device
clamping
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Pending
Application number
JP2174646A
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English (en)
Inventor
Otto Bihler
オツトー・ビーラー
Eduard Brueller
エドウアルト・ブリユーラー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OTTO BIHLER VERWALT GmbH
Original Assignee
OTTO BIHLER VERWALT GmbH
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Publication date
Application filed by OTTO BIHLER VERWALT GmbH filed Critical OTTO BIHLER VERWALT GmbH
Publication of JPH0379252A publication Critical patent/JPH0379252A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21FWORKING OR PROCESSING OF METAL WIRE
    • B21F23/00Feeding wire in wire-working machines or apparatus
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21FWORKING OR PROCESSING OF METAL WIRE
    • B21F1/00Bending wire other than coiling; Straightening wire
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/18Mechanical movements
    • Y10T74/18056Rotary to or from reciprocating or oscillating
    • Y10T74/18176Crank, pitman, lever, and slide

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Advancing Webs (AREA)
  • Feeding Of Workpieces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は材料加工機、特に打抜き兼曲げ自動装置に用い
られる材料引込装置であって、キャリッジ側の制御式の
材料クランプ装置を備えt:、主ガイドに案内された引
込キャリッジと、該引込キャリッジと駆動結合された振
動駆動装置と、制御式の材料保持装置とが設けられてい
てキャリッジ側の前記材料クランプ装置の停止状態が該
材料クランプ装置の終端位置で前記主ガイドに沿ってキ
ャリッジストッパによって規定されており、前記振動駆
動装置と前記材料クランプ装置との間の駆動結合部に伝
達ばね装置が設けられている形式のものに関する。
[従来の技術] このような形式の材料引込装置はたとえば西ドイツ国特
許出願公開第2741!49号明細書に基づき公知であ
る(たとえば、上記明細書の第8頁、最終段落および第
9頁、第1段落に関連した第5図参照)。
この公知の材料引込装置では、引込キャリッジが一方ま
たは他方のキャリッジストッパに当接すると、この引込
キャリッジの全ての質量が急激に制動されなければなら
ない。その上、引込キャリッジの質量には、このキャリ
ッジを振動駆動装置と結合している駆動結合装置の一部
が加算される。
前記西ドイツ国特許出願公開第2741149号明細書
に基づき、引込キャリッジの運動経過を変化させるため
の手段が知られており、この場合、たとえばリンク駆動
装置から引き出される正弦状の運動経過に修正運動が重
畳され、この修正運動は振動駆動装置から引き出される
正弦曲線の第3高調波から引き出される。こうして、帯
材または線材の送りのために必要とされる引込時間を短
縮することができ、したがってその都度加工したい帯材
区分または線材区分の比較的長い滞留時間が提供される
。しかし、引込キャリッジの変性された正弦曲線の頂点
が偏平にされているにもかかわらず、この構成において
もキャリッジはストッパに当接しなければならない。そ
れというのは、やはり各線材区分もしくは帯材区分の加
工の間にこの線材区分もしくは帯材区分の絶対的な停止
状態が必要であり、しかもこのような停止状態が、たと
えば±0.01mmの所要精度を有する引込キャリッジ
の各1つのストッパによってしか達成され得ないからで
ある。たとえば西ドイツ国特許出願公開第272114
9号明細書に基づき変性された引込キャリッジの運動経
過を考慮しても、引込キャリッジの衝突時に生じる衝撃
はやはりなお相当なものであり、しかもこの衝撃は材料
加工機が迅速に作動すればするほど、ますます不快にな
る。他面、材料加工機をますます迅速に作動させる傾向
は相変らず与えられている。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の課題は、キャリッジストッパへの引込キャリッ
ジの衝突時に瞬間的に吸収すべき衝撃エネルギを減少さ
せることである。
[課題を解決するための手段] この課題を解決するために本発明の構成では冒頭で述べ
た形式の材料引込装置において、引込キャリッジが振動
駆動装置と結合された主キャリッジを有していて、該主
キャリッジが主ガイドに案内されており、前記主キャリ
ッジに航記主ガイドのガイド方向に対してほぼ平行に副
ガイドが設けられていて、該副ガイドに沿って副キャリ
ッジが案内されており、該副キャリッジがキャリッジ側
の材料クランプ装置を支持しており、前記副キャリッジ
がキャリッジストッパと協働し、伝達ばね装置の少なく
とも一部が前記副キャリッジと前記主キャリッジとの間
に配置されているようにした。
[発明の効果] 本発明は前記西ドイツ国特許出願公開第2721149
号明細書に開示されている手段とは根本的に異なる手段
を有しており、この場合、本発明は引込キャリッジ運動
曲線を一層理想的な形状、たとえば台形に近付けようと
するものではなく、第1の構成に示したようにキャリッ
ジストッパに衝突する質量を減少させることを目標とし
ている。
キャリッジストッパへの衝突時に瞬間的に吸収すべきエ
ネルギは式; %式% から得られ、この場合、 Eは衝突エネルギであり、 mは各ストッパに衝突する質量であり、■は衝突の瞬間
の衝突する質量の線状速度である。
前記関係から、消滅させたいエネルギEが質量に比例し
ている、すなわち質量mが小さくなればなるほど前記エ
ネルギEが小さくなることが判かる。
質量の減少によって、ストッパにおける引込キャリッジ
のはね返りの危険が減少し、さらに、衝撃的なノイズ発
生も減少する。さらに、ストッパ自体の摩耗および衝突
にさらされる構成部分の摩耗も減少する。最後に、引込
精度も高められ、この引込精度はその都度吸収すべきエ
ネルギの1つの関数であって、吸収すべきエネルギが小
さくなればなるほど大きくなる。
前で述べた本発明による解決手段とは、きれいな線材ガ
イドを達成するために必要なキャリッジの質量がそれぞ
れ加工したい材料の連行のために全て必要となるわけで
はないので、主キャリッジの質量に比べて副キャリッジ
の質量を比較的小さくすることができるという思想に基
づいている。実際には、副キャリッジの質量を主キャリ
ッジと副キャリッジとの全体質量の端数、たとえば主キ
ャリッジと副キャリッジとの質量の総和の10〜15%
にまで減少させることができることが判明した。補助キ
ャリッジの質量を加速させ、線材もしくは帯材を加速さ
せかつ場合によっては線材もしくは帯材を整直装置に通
して移動させるためには、当然、副キャリッジと主キャ
リッジとの間の伝達ばね装置が充分に強力でなければな
らないけれども、本発明の構成のように引込キャリッジ
を主キャリッジと副キャリッジとに分割することによっ
て、各キャリッジストッパで吸収すべきエネルギの著し
い低減を達成することができる。副キャリッジと主キャ
リッジとの間に位置する補助ばね装置の部分は、副キャ
リッジに加えたい力を伝達することができるようにする
ために、既に停止状態でプレロードをかけられると有利
である副キャリッジには、もちろんキャリッジ側の材料
クランプ装置の主要部分、つまり2つのクランプ面が設
けられていなければならず、これらのクランプ面のうち
一方のクランプ面は一般に副キャリッジに対して不動で
あってよく、それに対して他方のクランプ面は前記一方
のクランプ面に対してクランプ運動および解除運動を実
施できなければならない。それに対して、キャリッジ側
の材料クランプ装置を制御するために必要とされる著し
い質量の大部分を副キャリッジから離れて主キャリッジ
に転移させることができ、これにより副キャリッジの質
量をさらに減少させることができる。このことは、キャ
リッジ側の材料クランプ装置がどのようにして制御され
るかに関係なく、つまりキャリッジ側の材料クランプ装
置のためのクランプ制御装置が純機械式の制御装置であ
るのか、または油圧式の制御装置であるのか、または電
気式の制御装置であるのかに関係なく行なわれる。
キャリッジ側の材料クランプ装置が既に上で述べたよう
に、副キャリッジに対して不動のクランプ個所と、副キ
ャリッジに支承されてクランプ運動を実施することので
きるクランプ機構とを有していると、主キャリッジによ
って主ガイドに沿って連行可能な押圧機構をこの主キャ
リッジに設けることができ、この押圧機構はクランプ機
構に作用するために規定されていて、主ガイドに沿って
クランプ機構に対する相対運動を実施することができる
。たとえば、主キャリッジと共に運動させられる押圧機
構を副キャリッジに支承されたクランプ機構に滑り面を
介して簡単に作用させることができる。
副キャリッジと主キャリッジとの間の伝達ばね装置は、
副キャリッジが互いに逆方向で主ガイドに対して平行に
作用する2つの伝達ばねの間で主キャリッジに締め付け
られているようにして簡単に構成することができ、この
場合(既に上で述べたように)、これらの伝達ばねが既
に停止状態でプレロードをか゛けられていると有利であ
る。
したがって、このような手段では、副キャリッジの質量
だけが上で示した加速方程式に入り、主キャリッジの質
量および共通の運動のために直接に主キャリッジと連結
された部分の質量は前記加速方程式に入らない。主キャ
リッジはもはやキャリッジストッパに当接するのではな
く、ストッパによって妨げられることなくその移動軌道
を実施する。主キャリッジと副キャリッジとの間の相対
軌道は振動駆動装置の選択された駆動形式に関連してい
る。この振動駆動装置はたとえば偏心体またはカム板を
用いて構成されていてよい。いずれの場合でも、たとえ
ば西ドイツ国特許出願公開第2741149号明細書な
らびに西ドイツ国特許出願公開第2850944号明細
書で用いられているような変更された駆動装置を使用す
ることができる。
本発明の改良形では、引込キャリッジの少なくとも一部
、特に少なくとも副キャリッジがキャリッジストッパへ
の衝突前に制動可能である。主キャリッジと副キャリッ
ジとに関する前述の構成に適合させると、このことは、
副キャリッジがキャリッジストッパへの衝突前に主キャ
リッジに対する相対シフトを受けて制動されることを意
味する。
キャリッジストッパへの衝突時に吸収すべきエネルギに
関する前で既に述べた方程式:%式% を再び考慮すると、引込キャリッジがキャリッジストッ
パに衝突する直前に引込キャリッジに固有の速度を制動
することによって、線状速度の二乗に関係するこのエネ
ルギが低減可能である、すなわち瞬間的に吸収すべきエ
ネルギのさらに著しい低減が可能となることが判かる。
このことは、前で述べたように引込キャリッジが主キャ
リッジと副キャリッジとに分けられていると、キャリッ
ジストッパへの副キャリッジの衝突時に瞬間的に吸収す
べきエネルギが、一方においては質量を副キャリッジの
質量だけに減少させることによって、他方においては速
度を減速させることによって前記方程式に従い減少する
ことを意味する。本発明の有利な構成では、副キャリッ
ジを制動するために接近トレーサが設けられており、こ
の接近トレーサがキャリッジストッパへの副キャリッジ
の接近時に、キャリッジストッパに対して不動のトレー
サ係合面と共に相互作用をし、この接近トレーサが各キ
ャリッジストッパへの副キャリッジの接近速度を制動す
るように副キャリッジに作用する。
接近トレーサを副キャリッジに直接設けることは原則的
に可能である。しかし、質量を減少させる副キヤリツジ
原理に用いられる速度減速原理の有利な構成では、接近
トレーサが、主キャリッジに支持されたトレーサ伝動装
置を介して副キャリッジに作用するようになっている。
この場合に前記トレーサ伝動装置はたとえば、接近トレ
ーサが、主キャリッジに旋回可能に支承されたアングル
レバ−の一方の脚部に取り付けられていて、このアング
ルレバ−の別の脚部が副キャリッジに作用するように構
成されている。
トレーサ係合面へのトレーサの作用開始時に再び衝撃が
生ぜしめられることを回避するために(このような衝撃
を回避することこそ本発明の課題である)、ストッパに
対して固定のトレーサ係合面は主ガイドのガイド方向に
対して鋭角で傾けられている。トレーサ係合面と主ガイ
ドのガイド方向との間の角度が小さくなればなるほど、
衝撃作用、つまり言い換えれば前記トレーサ係合面への
接近トレーサの当接時に生じる瞬間的なエネルギ吸収は
一層小さくなる。この場合にトレーサ係合面はその係合
面長さ全体にわたって主ガイドのガイド方向に対して一
定の傾斜角で傾けられていてよい。しかし、トレーサ係
合面を、接近トレーサとトレーサ係合面との間の保合が
深まるにつれて主ガイド方向に対する傾斜が増大するよ
うな保合軌道として構成することも考えられ、これによ
り引込キャリッジもしくは副キャリッジの速度が低下す
るにつれて減速作用も大きくなり、したがってエネルギ
吸収は規定の制動距離にわたってほぼ均一に分配される
。この場合に前記トレーサ係合軌道は直線形状とは異な
る曲げられた曲線形状を取る。
引込キャリッジ、つまり引込キャリッジが主キャリッジ
と副キャリッジとに分離されている場合には特に副キャ
リッジの往復運動の各終端位置において瞬間的なエネル
ギ吸収に基づく衝突の問題が課されるので、各キャリッ
ジストッパに1つの接近トレーサが配属されていること
が推奨される。
引込キャリッジの制動もしくは引込キャリッジが主キャ
リッジと副キャリッジとに分割されている場合には副キ
ャリッジの制動は純粋の弾性的な制動であってよい。し
かし、制動を非弾性的に行なうこと、つまりエネルギを
消滅させる制動要素、たとえばハイドロリッタ式ノズル
を接続することも考えられる。
引込キャリッジが主キャリッジと副キャリッジとに分割
されていると、衝突速度の制動が行なわれるのか、また
は行なわれないのかにかかわらず、各キャリッジストッ
パへの副キャリッジの衝突後に主キャリッジは副キャリ
ッジに対して追従相対運動を実施する。本発明の1改良
形では、キャリッジ側の材料クランプ装置を制御するた
めに前記追従相対運動を利用することができ、この場合
、たとえば各キャリッジストッパへの副キャリッジの衝
突後に行なわれる副キャリッジに対する主キャリッジの
追従相対運動によってキャリッジ側の材料クランプ装置
の制御が引き出されるようになっている。この場合、こ
の追従相対運動はいわばキャリッジ側の材料クランプ装
置のt;めの制御信号を成している。この信号は種々の
形式で、たとえばハイドロリック的に、できれば純機械
的にも前記材料装置を作動させるために利用することが
できる材料クランプ装置の純機械的な制御はたとえば、
この材料クランプ装置を制御するために、前記追従相対
運動によってクランプ可能または解除可能であるクラン
プ楔体が設けられていることで実現され得る。クランプ
楔体を用いる手段は最も簡単に実現させることができ、
この場合、このクランプ楔体はキャリッジ側の材料クラ
ンプ装置の副キャリッジに支承されたクランプ機構と、
副キャリッジに設けられた楔体接触面との間に配置され
ていて、主ガイドのガイド方向で同クランプ楔体に作用
する主キャリッジに設けられた楔作用当接部と協働する
ようになっている。
材料損傷を招いてしまうような線材クランプまたは帯材
のクランプを生ぜしめないためにはキャリッジ側の材料
クランプ装置がばねを備えていると望ましい。このこと
はクランプ楔体を用いる手段に適用させると、楔作用当
接部のうち少なくとも前記材料クランプ装置のクランプ
を生ぜしめる方の楔作用当接部がばねを備えていてよい
ことを意味する。
材料引込装置においては、引込キャリッジが、各加工ス
テージョンに材料を供給する送り行程を終了しかつ振動
駆動装置によってこの引込キャリッジに伝達される振動
運動の別の経過において再び後方に移動する場合でも、
材料を位置固定することが必要となる。このために、材
料保持装置が働く。副キャリッジがストッパに当接した
場合に毎回、副キャリッジに対する主キャリッジの追従
相対運動が提供されると、各キャリッジストッパへの副
キャリッジの衝突後に生じる前記追従相対運動によって
材料保持装置をも制御することが可能になる。実際には
、主キャリッジが、保持装置制御伝動装置に作用する保
持装置制御当接部を有しているようにして材料保持装置
の前記制御を実現することができる。さらに、その都度
の追従相対運動によって生ぜしめられる信号によってそ
の都度材料保持装置を振動駆動装置の運動段階に応じて
解除しかつクランプすることができるようにするために
、本発明の別の構成では、主キャリッジが2つの保持装
置制御当接部を有していて、これらの保持装置制御当接
部のうち主キャリッジの運動方向に応じてその都度一方
の保持装置制御当接部か、または他方の保持装置制御当
接部のいずれかが互いに反対の方向で保持装置制御伝動
装置に作用する。
主ガイドのガイド方向に延びるロッドを用いると、保持
装置制御伝動装置を最も簡単に構成することができ、こ
の場合、前記ロッドは保持装置制御当接部によって負荷
を加えられる制御伝動装置側の対応ストッパと共に構成
されている。
また、保持装置制御伝動装置も同じくクランプ楔装置を
介して材料保持装置に作用することができ、この場合、
材料を穏やかに処理するために、ここでも再び保持装置
制御装置の範囲またはクランプ楔体の範囲に弾性的な中
間部材が設けられていてよい。
副キャリッジが各キャリッジストッパに衝突する前にこ
の副キャリッジの減速が行なわれる場合、規則的にトレ
ーサ係合面の位置は各キャリッジストッパの位置に対し
て位置固定であるこのことは簡単にされた機械調節を可
能にしこの場合、ストッパに対して固定のトレーサ係合
面は各キャリッジストッパと不変に結合されている。
主キャリッジの各追従相対運動に関連して材料保持装置
を制御するために制御伝動装置が設けられていると、機
械調節の別の簡単化を得ることができ、この場合、キャ
リッジストッパはロッドにおける制御伝動装置側の対応
ストッパを位置調整するために働く位置調整ストッパ面
と結合されている。
その都度必要とされる線材区分または帯材区分の長さに
合せて引込行程を調節することができるためには、当然
加工機が種々の引込行程に合わせて調節可能でなければ
ならない。振動駆動装置の側でこの調節は、振動駆動装
置が偏心体駆動装置である場合には偏心率の変化によっ
て行なわれ、振動駆動装置がカム板駆動装置である場合
にはカム板の交換によって行なわれる。択一的には、振
動駆動装置と主キャリッジとの間に接続された伝達レバ
ーの伝達比の変化も考えられる。これに相応して当然キ
ャリッジストッパの間隔もその都度変えられなければな
らない。したがって本発明の有利な構成では、キャリッ
ジストッパの少なくとも1つが、主ガイドのガイド方向
に移動調節可能でかつ位置固定可能である。
加工したい材料が引込運動ならびに加工のいかなる段階
でも充分に位置コントロールを受けて保持されるように
するために、本発明の有利な構成では、供給したい材料
がいかなる運転時機でも材料クランプ装置および材料保
持装置のうちの少なくともいずれか1つによって把持さ
れているように前記材料クランプ装置と前記材料保持装
置とが制御されるようになっている。
[実施例1 以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
第1図で符号10で示された振動駆動装置は曲げ機の主
軸によって駆動される偏心板12を有しており、この偏
心板は軸14を中心にして連続的に不変の回転速度で回
転する。偏心板12には、偏心ピン16が可変の偏心率
eで取り付けられている。偏心ピン16からは、リンク
18が旋回レバー20に延びており、この旋回レバーは
リンク18によって旋回軸22を中心として振動駆動さ
れる。旋回レバー20はジヨイントラグ24を介して主
キャリッジ26と駆動結合されている。主キャリッジ2
6は主ガイド(図示しない)に沿って二重矢印28の方
向で直線的に案内されている。主キャリッジ26に沿っ
て、副ガイド(図示しない)に副キャリッジ30が二重
矢印32の方向で案内されている。副キャリッジ30の
副ガイドは主キャリッジ26の主ガイドに対して平行で
ある。
副キャリッジ30は2つの伝達ばね34a。
34bを介して主キャリッジ26と駆動結合されており
、この伝達ばねに関しては、第4図との関連において詳
しく説明する。これらの伝達ばねは副キャリッジ30に
設けられた突起36に作用していて、主キャリッジ26
に設けられた支持面38a、38bに支持されている。
両伝達ばね34a、34bは材料引込装置の停止状態に
おいてばねプレロードをかけられている偏心板12が回
転すると、主キャリッジ26は二重矢印28の方向に往
復運動させられ、副キャリッジは伝達ばね34a、34
bによって連行される。曲げ機の定置のフレームには、
キャリッジストッパ40a、40bが位置固定に取り付
けられている。主キャリッジ26が第1図で左側の終端
位置に到達する前に、副キャリッジ30がキャリッジス
トッパ40aに当接するので、副キャリッジ30は停止
状態となり、主キャリッジ26は伝達ばね34bを押し
縮めながら振動駆動装置10によって強制される左側へ
の運動をさらに続ける。したがって、副キャリッジ30
に対する主キャリッジ26の追従相対運動が行なわれる
他方において、主キャリッジ26が振動駆動装置10の
駆動作用を受けて、二重矢印28の方向で右側に移動す
ると、この主キャリッジ26が第1図における最も外側
の右側の位置に到達する前に、副キャリッジ30はキャ
リッジストッパ40bに当接する。この場合に再び副キ
ャリッジ30に対する主キャリッジ26の追従相対運動
が今度は右側に行なわれる。この追従相対運動時には、
伝達ばね34aが押し縮められる。
これまでの説明から判かるように、両キャリッジ、つま
り主キャリッジ26と副キャリッジ30の全質量のうち
、そのつと一部しか、つまり副キャリッジ30の質量し
かキャリッジストッパ40aもしくは40bに衝突しな
い。これによって、各キャリッジストッパにおいて瞬間
的に吸収すべきエネルギは、両キャリッジ2630が互
いに固く結合されていて、これら両キャリッジの全質量
がそのつどキャリッジストッパ40aもしくは40bに
衝突する場合よりも著しく小さくなる。
副キャリッジ30は材料引込の役目を持っている。副キ
ャリッジ30には、この副キャリッジに対して固定のク
ランプ個所42と、クランプ機構であるクランプレバ−
44とが設けられており、このクランプレバ−は副キャ
リッジ30に旋回支承部46を中心にして旋回可能に支
承されている。クランプレバ−44に設けられたクラン
プ突起48とクランプ個所42との間には、引き込みた
い材料、つまり帯材または線材が締付可能である。クラ
ンプレバ−44のクランプ運動および解除運動はクラン
プ制御装置50によって行なわれる。このクランプ制御
装置に関しては、あとでさらに詳しく説明する。
したがって、この時点では次のことで充分である:線材
または帯材用の曲げ機で加工したい線材または帯材の引
込は第1図で見て右から左に矢印52の方向で行なわれ
る。副キャリッジ30がその最も外側の右側の位置、つ
まりキャリッジストッパ40bに接触している位置に位
置していると、クランプ突起48はクランプ制御装置5
0によって下方に押圧され、その結果、線材もしくは帯
材はクランプ突起48とクランプ個所42との間で締め
付けられる。次いで、副キャリッジ30が右から左へ移
動すると、線材もしくは帯材は副キャリッジ30によっ
てこの副キャリッジ30の左側の終端位置、つまりキャ
リッジストッパ40aによって規定されている位置にま
で連行される。したがって、伝達ばね34bはその構造
とプレロードとに基づき、線材もしくは帯材を貯えリー
ルから引き出して、整直装置に通して引張り、この場合
に主キャリッジ26の運動経過に相応して加速させるt
;めに充分に強力でなければならない。これに対する別
の構成は第6図に関連して説明する。
副キャリッジ30が第1図で見て左側の、キャリッジス
トッパ40aによって規定されている終端位置に到達す
ると、クランプ制御装置50は線材もしくは帯材のクラ
ンプを解除する方向で働くので、次に左から右へ副キャ
リッジ30の戻り行程が行なわれても帯材もしくは線材
はその場所に留まる。
副キャリッジ30によって矢印52の方向に線材もしく
は帯材を送るために必要となる時間は「引込時間」とみ
なされる。この引込時間は線材もしくは帯材の曲げ兼打
抜き過程のためには利用されない。それどころか、曲げ
兼打抜き加工のためには、停止時間しか利用できない。
したがって、引込時間をできるだけ短かくし、他面、運
動周期の経過中に停止時間をできるだけ長くする、つま
り曲げ兼打抜き作業のためにできるだけ多くの時間を提
供することが望ましい。停止時間は、副キャリッジ30
がキャリッジストッパ40aに当接することによって左
側の終端位置に到達したときに開始し、次の送りが開始
したときに終了する。
この場合にさらに述べなければならないことは、帯材も
しくは線材に停止時間の間でも位置管理が行なわれなけ
ればならないことである。
このために、材料保持装置54が設けられており、この
材料保持装置は打抜き兼曲げ機に定置に配置されている
。この材料保持装置はやはりクランプ個所56と、クラ
ンプレバ−の形のクランプ機構58とを有している。ク
ランプ機構58が旋回支承部60を中心にして旋回可能
で6って、クランプ突起62を有しているので、線材も
しくは帯材は停止時間の間、つまり曲げ兼打抜き工具に
よる加工の間、クランプ突起62とクランプ個所56と
の間で締め付けられている。運転中のいかなる時点でも
線材もしくは帯材が位置管理下にあるようにするために
は、いかなる時点でもキャリッジ側の材料クランプ装置
を形成するクランプ個所42とクランプ突起48か、ま
たは材料保持装置を形成するクランプ個所56とクラン
プ突起62のいずれかがクランプしていることが必要で
ある。このことは次のことを意味する。すなわち、副キ
ャリッジ30が第1図で見て左側の終端位置に到達する
と、まず前記材料保持装置56.62が線材もしくは帯
材をクランプして把持しなければならず、次いで、しか
もできるだけその直後にキャリッジ側の前記材料クラン
プ装置42.48が解除され得なければならない。他面
、副キャリッジ30が右側の、キャリッジストッパ40
bによって規定された終端位置に到達した後では、まず
前記材料クランプ装置42.48が帯材もしくは線材を
クランプ把持し、その後で前記材料保持装置56.62
が解除されることが必要となる。
振動駆動装置10は西ドイツ国特許出願公開第2741
149号明細書の第2図に示されているように構成され
ていてよい。すなわち、主キャリッジ26の運動経過は
正弦曲線に対して変えられていてよく、この場合、正弦
曲線の頂点は偏平にされていて、この正弦曲線の側縁は
急傾斜を有している。それにもかかわらず、副キャリッ
ジ30はなおも、かなりの速度でキャリッジストッパ4
0aもしくは40bに衝突するので、材料クランプ装置
42.44を主キャリッジに固く取り付けたような公知
技術に所属の手段に比べて副キャリッジ30の衝突質量
が既に著しく小さくされているのにもかかわらず、衝突
の瞬間にはかなりのエネルギが吸収されなければならな
い。キャリッジストッパ40aもしくは40bに副キャ
リッジ30が衝突する瞬間に瞬間的に吸収すべきエネル
ギは主として副キャリッジ30の質量と、キャリッジス
トッパ40aもしくは40bに対する副キャリッジ30
の衝突速度とから生ぜしめられる。
前述したように、瞬間的に吸収すべきエネルギは式: %式% により得られ、この場合 Eは瞬間的に消滅させたいエネルギ、 mは副キャリッジの質量、 ■はキャリッジストッパ40aもしくは40bに対する
副キャリッジの衝突速度である。
これまでの説明で述べたように、引込キャリッジを主キ
ャリッジ26と副キャリッジ30とに分けることによっ
てエネルギEは既に著しく減少している。何故ならば、
質量mがたんに副キャリッジ30の質量によってしか規
定されていないからである。
瞬間的に消滅させたいエネルギをさらに小さくするため
に、以下に、衝突速度Vをも減少させることを説明する
主キャリッジ26には、アングルレバ−64が旋回支承
部66を中心にして旋回可能に支承されている。このア
ングルレバ−64は一方のレバーアーム64aで副キャ
リッジ30に作用していて、他方のレバーアーム64b
でトレースローラの形の接近トレーサ68を支持してい
る。主キャリッジ26の左側への運動時に副キャリッジ
30がキャリッジストッパ40aに当iする前に、トレ
ースローラ68は相互作用でトレーサ係合面70と接触
し、このトレーサ係合面は緊定装置41によって位置不
動に固定されたキャリッジストッパ40aに対して位置
不変に打抜き兼曲げ機のフレームに配置されている。ト
レーサ係合面70は第1図から判かるように二重矢印3
2の方向と、たとえば20°の小さな鋭角を成している
。接近トレーサ68がトレーサ係合面70と係合すると
(このことは上で述べたように、副キャリッジ30がキ
ャリッジストッパ40aに当接する前に行なわれる)、
アングルレバ−64は時計回りの方向で旋回させられ、
これにより副キャリッジ30は主キャリッジ26に対し
て第1図で見て右側にシフトされる。このシフト運動は
主キャリッジ26の速度に重畳するので、副キャリッジ
30の速度は主キャリッジの速度に対して減速されるし
たがって、最終的に副キャリッジ30がキャリッジスト
ッパ40aに当接する場合、このことは減少した速度で
行なわれるので、瞬間的に吸収したい衝突エネルギは上
記の式により一層減じられている。
主キャリッジが左から右へ移動する際にも、この主キャ
リッジがキャリッジストッパ40bに衝突する前に副キ
ャリッジ30の衝突速度を減速させるために、レバーア
ーム72aとレバーアーム72bとを備えた別のアング
ルレバ−72が設けられており、この場合、このアング
ルレバ−72は旋回支承部74を中心にしてやはり主キ
ャリッジで旋回可能である。レバーアーム72bは別の
接近トレーサ76を支持しており、この接近トレーサは
、前で説明した接近トレーサ68と全く同様にトレーサ
係合面78と協働する。
キャリッジ側の材料クランプ装置42.48がクランプ
制御装置50を必要としていて、材料保持装置56.6
2が同じく制御装置を必要としていることは既に上で述
べた。
さらに、副キャリッジ30がキャリッジストッパ40a
もしくは40bに衝突した後に主キャリッジ26が副キ
ャリッジ30に対する追従相対運動を実施することも上
で述べた。そこで以下に、キャリッジ側の材料クランプ
装置4248を制御しかつ材料保持装置56.62を制
御するために前記追従相対運動を利用することができる
ことを説明する。
副キャリッジ30がキャリッジストッパ40aに当接し
た後に、主キャリッジ26はなおさらに左側に、たとえ
ば0.5〜2.0mmの距離だけ移動する。この場合に
キャリッジ側の材料クランプ装置42.48は解除され
なければならない。副キャリッジ30がキャリッジスト
ッパ40aに当接して、主キャリッジ26がさらに左側
に移動すると、主キャリッジ26に設けられた楔作用当
接部80がクランプ楔体82に衝突する。このクランプ
楔体はクランプ制御装置50に所属している。このクラ
ンプ楔体82は副キャリッジ30の楔体接触面84とク
ランプ機構44との間に締め付けられていて、副キャリ
ッジ30に沿ってガイド85によって案内されている。
そこで、楔作用当接部80がクランプ楔体82に当接す
ると、このクランプ楔体は楔体接触面84に対して左側
にシフトされる。
すなわち、このクランプ楔体は、楔体接触面84の形状
が左上方に向かって延びていることに基づき上方にずれ
ることができる。これによって、クランプ楔体82に設
けられたクランプ楔体突起86はクランプ機構44から
持ち上かりこのクランプ機構はコイル圧縮ばね88の作
用を受けてクランプ個所42から持ち上がる。
他方において、副キャリッジ30がキャリッジストッパ
40bに当接して、主キャリッジ26が副キャリッジ3
0に対して追従相対運動を実施すると、主キャリッジ2
6に設けられた楔作用当接部90がクランプ楔体82を
押圧してこのクランプ楔体を右側ヘシフトさせようとす
る。この場合にクランプ楔体82は、楔体接触面84の
傾斜が右下方に延びていることに基づき下方に移動しな
ければならず、したがってクランプ機構44を下方に押
圧するので、線材もしくは帯材はクランプ突起48とク
ランプ個所42との間で締め付けられる。この場合に注
意すべきことは、楔作用当接部90がコイル圧縮ばね9
2を備えていることである。このコイル圧縮ばね92は
クランプ突起48とクランプ個所42との間での線材も
しくは帯材の強すぎる締付けを阻止している。このよう
な強すぎる締付けは線材もしくは帯材の損傷を招くおそ
れがある。
材料保持装置54の制御も、以下に説明するように、副
キャリッジ30に対する主キャリッジ26の追従相対運
動によって引き出されていてよい。
副キャリッジ30がキャリッジストッパ40aに当接し
て、主キャリッジ26が副キャリッジ30に対して左側
へ追従相対運動を実施すると、材料クランプ装置42.
48がまだ解除される前に材料保持装置54はクランプ
位置にもたらされる。
主キャリッジ26には、保持装置制御当接部94が設け
られており、この保持装置制御当接部はコイル圧縮ばね
96を備えている。この保持装置制御当接部は対応スト
ッパ98に当接しこの対応ストッパはロッド100に固
く締め付けられている。このロッド100は打抜き兼曲
げ機の機械フレームの直線ガイド102および104に
二重矢印106の方向で案内されている。ロッド100
の左側の端部には、別のクランプ楔体108が設けられ
ている。このクランプ楔体108は、材料保持装置54
に所属するクランプ突き棒110と協働する。クランプ
突き棒110はブロック112内に案内されており、こ
のブロックは打抜き兼曲げ機のフレームにしっかりと配
置されている。保持装置制御当接部94が対応ストッパ
98に当接すると、クランプ構体108が左側にシフト
され、その結果、クランプ突き棒110が下方に押圧さ
れる。これによってクランプ機構58はクランプ突起6
2でクランプ個所56に接近させられ、線材もしくは帯
材は材料保持装置54に締め付けられる。ここで再び強
調したいのは、キャリッジ側の材料クランプ装置42.
48が解除される前にりンンプ個所56とクランプ突起
62における前記締付けが行なわれなければならないこ
とである。この時間的な順序は楔作用当接部80と保持
装置制御当接部94との適宜な調節およびコイル圧縮ば
ね96の適宜な設定によって得ることができる。コイル
圧縮ばね96はクランプ個所56とクランプ突起62と
の過剰締付けが行なわれ得ないように作用する。クラン
プレバ−58はコイル圧縮ばね114によってクランプ
個所56から持ち上げられる方向でプレロードをかけら
れているか、またはコイル引張ばね116によってクラ
ンプ突き棒110との絶え間ない保合状態を保持されて
いる。
副キャリッジ30がキャリッジストッパ40bへの当接
時に右側の終端位置に到達すると、材料保持装置56.
62は再び解除されるが、このことは、キャリッジ側の
材料クランプ装置42.48が材料のクランプを引き受
けた後ではじめて行なわれる。主キャリッジ26には、
別の保持装置制御当接部118が設けられており、この
保持装置制御当接部は主キャリッジ26の追従相対運動
の間に右側へ、ロッド100に固く締め付けられた対応
ストッパ120に当接する。このことが実施されると、
ロッド100は右側にシフトされ、これによって材料保
持装置56.62は再び解除される。
既に述べたように、キャリッジストッパ40aおよび4
0bは各トレーサ係合面70もしくは78に対して位置
不変に、しかも各ブロック122もしくは124に設け
られている。これらのブロック122および124はさ
らに、対応ストッパ98および120のための、ひいて
はロッド100のための位置調整ストッパ面126およ
び128を有している。ロッド100の制御行程は第1
図でブロック124の範囲に符号りで示されている。こ
の制御行程は、材料保持装置54の構造が不変のままで
ある限りは常に同じ大きさのままである。偏心ビン16
が回転軸■4に対して偏心率eに調節された後に、副キ
ャリッジ30の所望の行程に相応してキャリッジストッ
パ40a、40bが調節されると、必然的にトレーサ係
合面70および78の相応する調節も得られる。対応ス
トッパ98および120は相応してロッド10Oに固く
締め付けられる。この場合に対応ストッパ98および1
20の正しい調節は、対応ストッパ98を位置調整スト
ッパ面126に当接させた後に、たとえばゲージを用い
て位置調整ストッパ面128と対応ストッパ120との
間の制御行程りを調節することによって得ることができ
る。
偏心率eの各設定に相応するキャリッジストッパ40a
、40bの荒調節は、キャリッジストッパ40bを支持
する固定ブロック130がフレーム部分132に沿って
固定ねじ134によって固く締め付けられることにより
行なうことができる。この場合、フレーム132と固定
ブロック130とに、協働する歯列136が設けられて
いてよい。
制御行程りの量をゲージなしで調節することができるた
めには、次のように行なうこともできる。対応ストッパ
98は位置調整ストッパ面126に当接される。対応ス
トッパ120はロッド100におけるクランプから解除
される。
次いで、ブロック124に設けられてばね負荷された球
体140が対応ストッパ120に設けられた球体係合切
欠き142に係合するまで、対応ストッパ120はシフ
トされる。次いで、対応ストッパ120はロッド100
にクランプされる。このことは第1alllUに示され
ている。
第2図には、新たに主キャリッジ26と副キャリッジ3
0とキャリッジストッパ40aおよび40bとが認めら
れる。さらに副キャリッジ30には、クランプレバ−の
形のクランプ機構44が認められる。この場合にこのク
ランプレバ−はハイドロリッタ式に作動されるクランプ
突き棒145の作用を受けており、このクランプ突き棒
はクランプローラ147でクランプレバ−44に作用し
ている。コイル引張ねじ149はクランプレバ−44を
クランプローラ147との絶え間ない保合状態に保持し
ている。この実施例においても、油圧シリンダ151内
の油圧を副キャリッジ30に対する主キャリッジ26の
追従相対運動に関連して制御することはもちろん可能で
ある。しかし、この制御の別の可能性も考えられる。な
お、第1図と同様の部分は再び同じ符号を備えている。
クランプの別の可能性は第3図に概略的に示されている
。この場合、キャリッジ側の材料クランプ装置について
は、クランプ突起48を備えたクランプレバ−44しか
認められない。この場合にクランプレバ−44を制御す
るために、偏心体153が図示されており、この偏心体
は旋回軸155を中心にして旋回可能に副キャリッジ3
0に支承されている。偏心体153は制御アーム157
と固く結合されている。この制御アーム157は主キャ
リッジ26の楔作用当接部80.90に向かって運動可
能である。
模作用当接部80が制御アーム157によって当接され
ると、偏心体153は材料クランプ装置を解除する方向
で旋回させられる。それに対して楔作用当接部90が制
御アーム157によって当接されると、材料クランプ装
置はクランプする。
第4図には、クランプ楔体82とクランプレバ−44と
の間にコイル圧縮ばね158が設けられている限りにお
いて、第1図の実施例に対する変化形が示されている。
この場合、楔作用当接部90がばねを備えている必要は
ない。同様の手段が第5図に示されている。この場合に
は、クランプ楔体82がスリット161によってそれ自
体ばね弾性的である。クランプ楔体82と楔体接触面8
4との間のクランプを維持するために、第4図では球体
係止装置163が設けられており、この球体係止装置は
もちろん第1図に示した実施例でも使用され得る。
第6図には、再び主キャリッジ26と副キャリッジ30
とが認められる。主キャリッジ26には、やはり支持面
38aおよび38bが設けられており、これらの支持面
には、コイル圧縮ばね34aおよび34bである伝達ば
ねが支持されている。コイル圧縮ばね34aおよび34
bは中間部材35aおよび35bに作用しており、これ
らの中間部材自体は副キャリッジ30に設けられた突起
36に接触している。コイル圧縮ばね34a、34bは
圧縮維持棒37a。
37bによって貫通されており、これらの圧縮維持棒は
主キャリッジ26に固定されている。
圧縮維持棒37aおよび37bには、ストッパヘッド3
9aおよび39bが設けられており、これらのストッパ
ヘッドはスリーブ41a、41bによって受容されてい
る。ストッパヘッド39aおよび39bは中間部材35
a、35bのストッパフランジ43a、43b’によっ
て背後から係合される。第6図には、主キャリッジ26
に対する副キャリッジ30の停止位置が示されており、
この停止位置では、両コイル圧縮ばね34a、34bが
最大に弛緩されているがしかし両者共に圧縮プレロード
をかけられている。この場合にストッパフランジ43a
、43bはストッパヘッド39a、39bに接触してお
り、スリーブ41a、41bの互いに向かい合った端部
45a、45bは副キャリッジの突起36に接触してい
る。定置であると仮定された主キャリッジ26に対して
副キャリッジ30が右側に移動することにより主キャリ
ッジ26に対する副キャリッジ30の相対シフトが行な
われると、コイル圧縮ばね34aは弛緩することができ
ない。その理由は、ストッパフランジ43aがストッパ
ヘッド39aに接触しているからである。したがって、
突起36はスリーブ41aの端部45aから離れる。他
方において、中間部材35bのストッパフランジ43b
は圧縮維持棒37bのストッパヘッド39bから離れ、
このストッパヘッド39bはスリーブ41bの内部でジ
アドする。こうして、副キャリッジ30と主キャリッジ
26との間でコイル圧縮ばね34bの全プレロード力が
有効となることが達成され、この全プレロード力はコイ
ル圧縮ばね34bの圧縮を高めるにつれて増大する。こ
のことは、コイル圧縮ばね34a、34bのばね力が引
き算的に重畳するので、コイル圧縮ばね34a、34b
の得られる伝達力が僅かであるような第1図に示した実
施例に対する有利な変化形である。第6図に示した実施
例で達成された、それぞれ有効なコイル圧縮ばね34a
、34bの大きな伝達力は、線材もしくは帯材を各貯え
ロールから引き出して、場合によって設けられた整直装
置に通し、かつ主キャリッジ26の運動経過に相応して
副キャリッジ30を加速させることができるようにする
ために望ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による材料引込装置の1実施例を部分的
に断面して示す図、第1a図は第1図に示した対応スト
ッパとブロック124の範囲を拡大して示す断面図、第
2図はキャリッジ側の材料クランプ装置を制御するt;
めの第1変化実施例を示す図、第3図は前記制御のため
の第2変化実施例を示す図、第4図は前記制御のための
第3変化実施例を示す図、第5図は前記制御の第4変化
実施例を示す図、第6図は伝達ばねに関する第1図の実
施例に対する変化実施例を示す図である。 10・・・振動駆動装置、12・・・偏心板、14・・
・回転軸、16・・・偏心ピン、18・・・リンク、2
0・・・旋回レバー 22・・・旋回軸、24・・・ジ
ヨイントラグ、26・・・主キャリッジ、28・・・二
重矢印30・・・副キャリッジ、32・・・二重矢印、
34a、34b−伝達ばね、35a、35b−中間部材
、36・・・突起、37a、37b・・・圧縮維持棒、
38a、38b−支持面、39a、39b・・・ストッ
パヘッド、40a、40b・・・キャリッジストッパ、
41・・・緊定装置、41a、41b・・・スリーブ、
42・・・クランプ個所、43a、43b・・・ストッ
パフランジ、44・・・クランプ機構45a、45b・
・・端部、46・・・旋回支承部、48・・・クランプ
突起、50・・・クランプ制御装置52・・・矢印、5
4・・・材料保持装置、56・・・クランプ個所、58
・・・クランプ機構、60・・・旋回支承部、62・・
・クランプ突起、64・・・アングルレバ−64a、6
4b・・・レバーアーム、66・・・旋回支承部、68
・・・接近トレーサ、70・・・トレーサ係合面、72
・・・アングルレバ−72a72b・・・レバーアーム
、74・・・旋回支承部、76・・・接近トレーサ、7
8・・・トレーサ係合面、80・・・楔作用当接部、8
2・・・クランプ楔体、84・・・楔体接触面、85・
・・ガイド、86・・・クランプ楔体突起、88・・・
コイル圧縮ばね、90・・・楔作用当接部、92・・・
コイル圧縮ばね、94・・・保持装置制御当接部、96
・・・コイル圧縮ばね、98・・・対応ストッパ、10
0・・・ロッド、102゜104・・・直線ガイド、1
06・・・二重矢印、108・・・クランプ楔体、11
0・・・クランプ突き棒、112・・・ブロック、l1
4・・・コイル圧縮ばね、116・・・コイル引張ばね
、118・・・保持装置制御当接部、120・・・対応
ストッパ、122.124・・・ブロック、126,1
28・・・位置調整ストッパ面、130・・・固定ブロ
ック、132・・・フレーム部分、134・・・固定ね
じ、136・・・歯列140・・・球体、142・・・
球体係合切欠き、145・・・クランプ突き棒、147
・・・クランプローラ、149・・・コイル引張ばね、
151・・・油圧シリンダ、153・・・偏心体、15
5・・・旋回軸、157・・・制御アーム、158・・
・コイル圧縮ばね、161・・・スリット、163・・
・球体係止装置、e・・・偏心率、h・・・制御行程

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、材料加工機に用いられる材料引込装置であって、キ
    ャリッジ側の制御式の材料クランプ装置(42,48)
    を備えた、主ガイド(28)に案内された引込キャリッ
    ジと、該引込キャリッジと駆動結合された振動駆動装置
    (10)と、制御式の材料保持装置(54)とが設けら
    れていて、キャリッジ側の前記材料クランプ装置(42
    ,48)の停止状態が該材料クランプ装置の終端位置で
    前記主ガイド(28)に沿ってキャリッジストッパ(4
    0a,40b)によって規定されており、前記振動駆動
    装置(10)と前記材料クランプ装置(42,48)と
    の間の駆動結合部に伝達ばね装置(34a,34b)が
    設けられている形式のものにおいて、引込キャリッジが
    振動駆動装置(10)と結合された主キャリッジ(26
    )を有していて、該主キャリッジが主ガイド(28)に
    案内されており、前記主キャリッジ(26)に、前記主
    ガイド(28)のガイド方向に対してほぼ平行に副ガイ
    ド(32)が設けられていて、該副ガイド(32)に沿
    って副キャリッジ(30)が案内されており、該副キャ
    リッジ(30)がキャリッジ側の材料クランプ装置(4
    2,48)を支持しており、前記副キャリッジ(30)
    がキャリッジストッパ(40a,40b)と協働し、伝
    達ばね装置(34a,34b)の少なくとも一部が前記
    副キャリッジ(30)と前記主キャリッジ(26)との
    間に配置されていることを特徴とする、材料加工機に用
    いられる材料引込装置。 2、副キャリッジ(30)の質量が主キャリッジ(26
    )の質量に比べて小さく設定されている、請求項1記載
    の材料引込装置。 3、キャリッジ側の材料クランプ装置(42,48)の
    ためのクランプ制御装置(50)の少なくとも一部が主
    キャリッジ(26)に設けられている、請求項1または
    2記載の材料引込装置。 4、キャリッジ側の材料クランプ装置(42,48)が
    副キャリッジ(30)に対して固定のクランプ個所(4
    2)と、副キャリッジ(30)に支承されたクランプ機
    構(44)と、主キャリッジ(26)によって主ガイド
    (28)に沿って連行可能な押圧機構(82,147)
    とを有しており、該押圧機構が前記クランプ機構(44
    )に作用するために規定されていて、主ガイド(28)
    に沿って前記クランプ機構(44)に対する相対運動を
    実施する、請求項3記載の材料引込装置。 5、副キャリッジ(30)が、互いに反対の方向で主ガ
    イド(28)に対して平行に作用する2つの伝達ばね(
    34a,34b)の間で主キャリッジ(26)に締め付
    けられている、請求項1から4までのいずれか1項記載
    の材料引込装置。 6、副キャリッジ(30)がキャリッジストッパ(40
    a,40b)への衝突前に、主キャリッジ(26)に対
    する相対シフトを受けて制動可能である、請求項1から
    5までのいずれか1項記載の材料引込装置。 7、副キャリッジ(30)を制動するために接近トレー
    サ(68,76)が設けられており、該接近トレーサが
    キャリッジストッパ(40a,40b)への副キャリッ
    ジ(30)の接近時に、前記キャリッジストッパに対し
    て固定のトレーサ係合面(70,78)と共に相互作用
    をし、さらに前記接近トレーサ(68,76)が各キャ
    リッジストッパ(40a,40b)への副キャリッジ(
    30)の接近速度を制動するように該副キャリッジに作
    用する、請求項6記載の材料引込装置。 8、接近トレーサ(68,76)が、主キャリッジ(2
    6)に支持されたトレーサ伝動装置(64,72)を介
    して副キャリッジ(30)に作用する、請求項7記載の
    材料引込装置。 9、接近トレーサ(68,76)が、主キャリッジ(2
    6)に旋回可能に支承されたアングルレバー(64,7
    2)の一方の脚部(64b,72b)に取り付けられて
    おり、前記アングルレバー(64,72)の別の脚部(
    64a、72a)が副キャリッジ(30)に作用する、
    請求項8記載の材料引込装置。 10、キャリッジストッパに対して固定のトレーサ係合
    面(70,78)が、主ガイド(28)のガイド方向に
    対して鋭角で傾けられている、請求項7から9までのい
    ずれか1項記載の材料引込装置。 11、各キャリッジストッパ(40a,40b)に1つ
    の接近トレーサ(68,76)が配属されている、請求
    項7から10までのいずれか1項記載の材料引込装置。 12、キャリッジ側の材料クランプ装置(42,48)
    の制御が、各キャリッジストッパ(40a,40b)へ
    の副キャリッジ(30)の衝突後に行なわれる該副キャ
    リッジ(30)に対する主キャリッジ(26)の追従相
    対運動によって引き出されるようになっている、請求項
    1から11までのいずれか1項記載の材料引込装置。 13、材料クランプ装置(42,48)を制御するため
    に、前記追従相対運動によってクランプ可能または解除
    可能であるクランプ楔体(82)が設けられている、請
    求項12記載の材料引込装置。 14、クランプ楔体(82)が、キャリッジ側の材料ク
    ランプ装置(42,48)の副キャリッジ(30)に支
    承されたクランプ機構(44)と、副キャリッジ(30
    )に設けられた楔体接触面(84)との間に配置されて
    いて、主ガイド(28)のガイド方向で同クランプ楔体
    に作用する前記主キャリッジ(26)に設けられた楔作
    用当接部(80,90)と協働するようになっている、
    請求項13記載の材料引込装置。 15、前記楔作用当接部(80,90)のうち、少なく
    とも前記材料クランプ装置(42,48)のクランプを
    生ぜしめる方の楔作用当接部(90)がばねを備えてい
    る、請求項14記載の材料引込装置。 16、材料保持装置(54)が、各キャリッジストッパ
    (40a,40b)への副キャリッジ(30)の衝突後
    に行なわれる該副キャリッジ(30)に対する主キャリ
    ッジ(26)の追従相対運動によって制御されるように
    なっている、請求項1から15までのいずれか1項記載
    の材料引込装置。 17、主キャリッジ(26)が、保持装置制御伝動装置
    (100)に作用する保持装置制御当接部(94,11
    8)を有している、請求項16記載の材料引込装置。 18、主キャリッジ(26)が2つの保持装置制御当接
    部(94,118)を有しており、両保持装置制御当接
    部のうち、主キャリッジ(26)の運動方向に応じてそ
    の都度一方の保持装置制御当接部か、または他方の保持
    装置制御当接部のいずれかが互いに反対の方向で保持装
    置制御伝動装置(100)に作用する、請求項17記載
    の材料引込装置。 19、保持装置制御伝動装置(100)が、保持装置制
    御当接部(94,118)によって負荷を加えるための
    制御伝動装置側の対応ストッパ(98,120)を備え
    た、主ガイドのガイド方向(28)に延びるロッド(1
    00)を有している、請求項18記載の材料引込装置。 20、保持装置制御伝動装置(100)がクランプ楔装
    置(108,110)を介して材料保持装置(54)に
    作用する、請求項18または19記載の材料引込装置。 21、キャリッジストッパに対して固定のトレーサ係合
    面(70,78)が各キャリッジストッパ(40a,4
    0b)と不変に結合されている、請求項7記載の材料引
    込装置。 22、キャリッジストッパ(40a,40b)が、ロッ
    ド(100)における制御伝動装置側の対応ストッパ(
    98,120)の位置調整に役立つ位置調整ストッパ面
    (126,128)と結合されている、請求項19記載
    の材料引込装置。 23、キャリッジストッパ(40a,40b)の少なく
    とも1つが、主ガイドのガイド方向(28)に移動調節
    可能でかつ位置固定可能である、請求項1から22まで
    のいずれか1項記載の材料引込装置。 24、供給したい材料がいかなる運転時機でも材料クラ
    ンプ装置(42,48)および材料保持装置(54)の
    うちの少なくともいずれか1つによって把持されている
    ように前記材料クランプ装置と前記材料保持装置とが制
    御されるようになっている、請求項1から23までのい
    ずれか1項記載の材料引込装置。 25、伝達ばね(34a、34b)が主キャリッジ(2
    6)に対する副キャリッジ(30)の停止位置でプレロ
    ードをかけられており、この場合、相対停止位置に対す
    る正副両キャリッジ(26,30)の相対位置の変化時
    にそれぞれ一方の伝達ばね(34a、34b)が、前記
    停止位置で前記一方の伝達ばねに加えられたプレロード
    に対してばね緊張力を高める方向で変形させられ、それ
    ぞれ他方の伝達ばね(34a,34b)がそのプレロー
    ドを維持しながら伝達要素として無効となる、請求項5
    記載の材料引込装置。 26、伝達ばねが圧縮ばね(34a,34b)であり、
    各圧縮ばねが常に主キャリッジ(26)に支持されてい
    て、停止状態で、配属された各1つの中間部材(35a
    ,35b)を介して副キャリッジ(30)に作用してお
    り、さらに前記主キャリッジ(26)に前記各圧縮ばね
    (34a,34b)のためにプレロード維持棒(37a
    ,37b)が設けられており、該プレロード維持棒が圧
    縮維持ストッパ(39a,43a;39b,43b)を
    介して所属の前記中間部材(35a,35b)と協働す
    るようになっており、この場合、停止状態からの正副両
    キャリッジ(26,30)の相対シフト時にシフト方向
    に応じて一方の中間部材(35a,35b)が所属の抗
    張棒(37a,37b)と接触結合したままであり、他
    方の中間部材(35a,35b)が所属の圧縮維持スト
    ッパ(39a,43a;39b,43b)を互いに引き
    離しながら所属の圧縮維持棒(37b,37a)に対し
    てシフトし、所属の圧縮ばね(34b,34a)が強め
    られた圧縮を受ける、請求項25記載の材料引込装置。 27、各中間部材(35a,35b)が中間スリーブ(
    41a、41b)で構成されており、該中間スリーブが
    一方の端部(45a,45b)で副キャリッジ(30)
    に作用していて、所属の圧縮維持棒(37a,37b)
    のストッパヘッド(39a,39b)を摺動可能に受容
    しており、前記中間スリーブ(41a,41b)の他方
    の端部に、前記ストッパヘッド(39a,39b)に背
    後から係合するストッパフランジ(43a,43b)が
    設けられており、該ストッパフランジが一方で前記スト
    ッパヘッド(39a,39b)に向かい合って位置して
    いて、他方で所属の圧縮ばね(34a,34b)によっ
    て負荷されている、請求項26記載の材料引込装置。
JP2174646A 1989-07-04 1990-07-03 材料加工機に用いられる材料引込装置 Pending JPH0379252A (ja)

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