JPH0378149B2 - - Google Patents

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JPH0378149B2
JPH0378149B2 JP10005684A JP10005684A JPH0378149B2 JP H0378149 B2 JPH0378149 B2 JP H0378149B2 JP 10005684 A JP10005684 A JP 10005684A JP 10005684 A JP10005684 A JP 10005684A JP H0378149 B2 JPH0378149 B2 JP H0378149B2
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JP
Japan
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workpiece
pattern
embossing
embossing machine
section
Prior art date
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JP10005684A
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JPS60244367A (ja
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Hideki Takiguchi
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IG Technical Research Inc
Original Assignee
IG Technical Research Inc
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Publication date
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Publication of JPS60244367A publication Critical patent/JPS60244367A/ja
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Granted legal-status Critical Current

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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は金属薄板、紙、合成樹脂等のシート状
物からなる被加工材に対し、その化粧面に印刷、
塗装、エンボス加工を施して、より立体感のある
化粧面の被加工材を製造する凹凸模様の化粧面を
形成する装置に関するものである。 (従来の技術) 金属薄板、紙、合成樹脂などの被加工材に対し
てエンボス加工することはよく知られたことであ
る。その一例としては、印刷、塗装等した被加工
材に対してエンボス加工を施す装置、例えば特開
昭53−90347号公報がある。そして、この種装置
で加工した金属薄板の化粧面は一回で深い凹凸模
様をエンボス加工で行なうことと、エンボス加工
前に既に完成している化粧塗膜に対し無理にエン
ボス加工を行なうため、その屈曲部の塗膜にクラ
ツク、剥落が生じることが多々あつた。また、従
来のこの種装置では所要なエンボス加工を1回で
完了する工程のため、複数段差の化粧面、クラツ
クのない、深いエンボスの化粧面を形成できず、
単なる凹凸面の外観となり、十分に立体感を醸し
出すことができなかつた。 (発明の目的) 本発明は前述したような問題点を解決し、被加
工材に多段エンボス加工と印刷、および立体感助
長用の模様を凹凸模様の屈曲部等に形成すること
により、この屈曲部の化粧塗膜に亀裂が入つた
り、剥落したり、あるいはエンボス加工により模
様が変形したりすることもなく、耐候性、生産
性、立体感に富む凹凸模様の化粧面で、かつ、ペ
コツキのない被加工材を製造する装置(以下、単
にエンボス装置という)を提供することを目的と
して発明されたものである。 (発明の構成) そして、この目的を達成するため本発明に係る
エンボス装置は、金属薄板等のシート状物からな
る被加工材を装着した送出部と、この送出部から
送給される被加工材を貯留し、常時無理なく次工
程に送出するループ部と、前記ループ部から送出
された被加工材の表面に1色、または多色からな
る任意の模様を直接印刷する印刷部と、この印刷
部から送出された被加工材をガイドすると共に、
上記模様に同調して第1次の浅いエンボス加工を
行なうと同時に該エンボス加工により形成された
未完成の凹凸模様の屈曲部、頂面、底面、側壁の
少なくとも全部、あるいは一部分に陰影と立体感
助長用の模様を塗料、インク等の1種で形成する
パイロツトエンボス加工機と、このパイロツトエ
ンボス加工機から送出された被加工材の全面に塗
布するトツプクリヤコータと、該コータから送出
されたトツプクリヤを焼き付けするヒータと、ヒ
ータから送出された被加工材にさらに深い凹凸模
様をエンボス加工するエンボス加工機と、上記加
工機の後に配列したレベラ、その出口に配した引
張り用ピンチローラとを直列に配列し、かつ、印
刷部、パイロツトエンボス加工機、エンボス加工
機間の同調を図る同調機構とから構成したことを
特徴とするものである。 (作用) この構成によると、被加工材の化粧面に対して
印刷部で任意模様を印刷し、また印刷した被加工
材はパイロツトエンボス加工機によつてエンボス
加工機に案内されると共に、前記と同一の模様に
合致して浅くエンボス加工され、かつ、その凹凸
模様の頂面、底面、側壁、屈曲部の少なくとも1
個所に立体感助長用の模様が形成され、しかもそ
の上にクリヤが披着、焼き付けされるものであ
る。次ぎに、このように形成された被加工材は上
記の浅い凹凸模様に合致して上記同一の模様をエ
ンボス加工機によつて、さらに深くエンボス加工
し、被加工材をレベラによつて凹凸模様を消去す
ることなしに残留歪をとつて平坦にして次工程に
送給するようにこのような加工をテンシヨン下で
行なうようにピンチローラで引張つて加工時の残
留歪を低減したものである。 (実施例) 次ぎに本発明に係るエンボス装置の実施例につ
き図面を用いて説明する。第1図において、
送出部、はループ部、7はピンチローラ、
印刷部、17はパイロツトエンボス加工機(以
下、単に前エンボス加工機という)、21はトツ
プクリヤコータ、22はヒータ、23はエンボス
加工機、26は同調機構、27はレベラ、31は
引張り用ピンチローラである。さらに説明する
と、送出部1は第2図に示すように、金属薄板等
のシート状物からなる被加工材2、例えば表面処
理鋼板、プライマー鋼板、アルミニウム板、銅
板、紙、合成樹脂の1種をアンコイラ3に装着
し、これをピンチローラ4を介して次工程に送給
するためのものである。また、ループ部は例え
ば第3図に示すようにローラ6を複数個、上下に
移動できるように配列して被加工材2を貯留し、
被加工材2を常時、無理なく次工程に送出するた
めの逃げ部として機能するものである。さらに、
印刷部は洗浄機9、印刷機10必要に応じて設
ける焼き付けオーブン(図示せず)からなり、特
に印刷機10は1段、あるいは複数段から構成す
るものである。そして、印刷部は被加工材2の
化粧面に対し、例えば第4図に示すような印刷模
様Aを1色、または多色で印刷するものである。
その印刷はグラビア印刷、オフセツト印刷、スク
リーン印刷、凸版印刷、平板印刷のいずれかの方
法によつて印刷するものである。なお、印刷は化
粧面の任意面に行なうものである。上記印刷機1
0の1組の一例としては第5図に示すようなグラ
ビアオフセツト印刷機からなり、圧胴11、オフ
セツトロール12、版胴13、フアンテンロール
14、シメシロール15、ドクター16とからな
るものである。なお、印刷部はフレームに全体
を載置し、前エンボス加工機17との位置関係を
0.1mm単位で微調整できるものである。また、前
エンボス加工機17は、第6図に示すように、印
刷部で第4図に示すような印刷模様Aが印刷、
焼き付けされた被加工材2をガイドすると共に、
印刷模様Aと同一の模様を外周に刻設したエンボ
スロール18と弾性ロール19と版胴20と図示
しないフアンテンロール、ドクター等を介して被
加工材2上に印刷された印刷模様Aにエンボスロ
ール18の凹凸模様を同調させて、かつ、第7図
aに示すように最終エンボス加工深さより浅くエ
ンボス加工すると共に、、被加工材2上の凹凸模
様B′,C′の頂面、底面、屈曲部の少なくとも一
部、例えば第7図bでは屈曲部に陰影を助長する
立体感助長用の模様Dを塗料、インク等で形成す
るものである。また、前エンボス加工機17は被
加工材2の位置によつてこの種ロールを装着した
フレームを上下、左右に摺動しうるような機構に
構成したものである。トツプクリヤコータ21は
前エンボス加工機17から送出された被加工材2
の化粧面の全面に保護層を形成するものであり、
これを前記ヒータ22に送給し、このヒータ22
で前エンボス加工機17で塗布した立体感助長用
の模様Dの塗料等、トツプクリヤを乾燥、もしく
は焼き付けするものであり、その加温された状態
で送給される被加工材2はエンボス加工機23
より深いエンボス加工が施されるものである。す
なわち、エンボス加工機23は第8図に示すよう
に上下の雄、雌型のエンボスロール24,25に
対し、印刷模様Aと同一の模様を刻設し、被加工
材2上の未完成の凹凸模様B′,C′を第9図に示す
ように完成させるものである。なお、印刷機10
と前エンボス加工機17、エンボス加工機23
同一の直径、同一回転とし、かつ、模様間に不一
致が生じないように図示しないマーキング装置、
チエーン、ベルト、電子制御装置などからなる同
調機構26でコントロールされるものである。レ
ベラ27はエンボス加工された被加工材2に存在
する残留歪を矯正するものである。その構成は第
10図に示すように上ローラ群28a,28b,
28c,…28n、下ローラ群29a,29b,
…29nのようにジグザグ状に配列し、かつ、そ
のギヤプ30をコントロールできるようにしたも
のである。31は引張り用ピンチローラでエンボ
ス加工機23の回転より速くし、被加工材2を引
張つた状態(テンシヨン下)で前エンボス加工機
17、エンボス加工機23の工程を通過させるよ
うにし、被加工材2が弛んだり、凹凸模様B,C
のエンボス工程のズレ防止を図るためのものであ
る。 次ぎに本発明に係るエンボス装置の動作につい
て簡単に説明すると、まず送出部のアンコイラ
3に装着された例えばプライマー鋼板からなる被
加工材2はピンチローラ4を介してループ部
送給される。なお、この際、被加工材2はピンチ
ローラ4によつて引張られた場合でもアンコイラ
3にブレーキ装置(図示せず)が装着されている
ため、被加工材2はある許容された張力下でルー
プ部5へ送給されるものである。そして、ループ
部5から被加工材2は印刷部へピンチローラ7
を介して送給される。印刷部では被加工材2の
表面に第4図に示すような印刷模様Aをインクで
印刷し、その上にクリヤとして透明樹脂(アクリ
ル樹脂)を塗布し、このクリヤを乾燥、焼き付け
した後に前エンボス加工機17に送給し、被加工
材2に対して第4図に示す模様と合致する凹凸模
様B′,C′を第7図a,bに示すように形成すると
同時に、その屈曲部に立体感助長用の模様Dを付
着せしめる。なお、この際の凹凸模様B′,C′は最
終凹凸模様B,Cの約8割位の大きさ、深さ、所
謂ΔW=0.8W、h=0.8H位である。また、ΔW、
Wは凸模C′,Cの頂面の幅、h、Hはエンボス深
さである。 次ぎに、被加工材2はトツプクリヤコータ21
に送給され、ここで上記立体感助長用の模様Dを
含む全化粧面にはトツプクリヤ2aが塗布され、
立体感助長用の模様Dとこれをヒータ22で焼き
付けしてエンボス加工機23に送給し、第9図に
示すような最終深さの凹凸模様B,Cがエンボス
加工される。エンボス加工機23から送出された
被加工材2はレベラ27によつてエンボス加工時
における残留歪を引張り用ピンチローラ31によ
つて引張られた状態で矯正し、次工程(図示せ
ず)に送給されるものである。さらに、ピンチロ
ーラ7と引張用ピンチローラ31間の被加工材2
に対する力関係はエンボスロールの回転を基準と
した際に、ピンチローラ7の回転が遅く、引張り
用ピンチローラ31の回転が速い速度関係に設定
して、被加工材2が引張られた状態でエンボス加
工と凹凸模様B,Cを消去することなしに平坦化
すると共に残留歪の除去を行うようにしたもので
ある。その結果、被加工材2が上記領域内で山状
になつたり、捩じれて移動したり、前エンボス加
工機17、エンボス加工機23の入口でバタつい
たりしなくなり、エンボス加工時にズレたりして
模様が不鮮明となつたり、2重に噛み込むことが
なくなる。また、レベラ27では一方向へテンシ
ヨンが付加された状態となるため、容易に平坦化
できると共に、残留歪も無理なく逃すことができ
る。勿論、上記領域内におけるテンシヨンはエン
ボス模様に変化を与えない力の範囲内である。 次ぎに上記装置を用いてエンボス加工したテス
トピースと従来から使用されている装置によつ
てエンボス加工したテストピースとを比較す
る。なお、検査法としては(1)被加工材2の1メー
トル当たりに存在する見掛上のペコツキの数、(2)
ペコツキの分布状態、(3)ペコツキの高低差(設計
上の凹凸状部の底面、頂面と現実の底面、頂面と
の差)、(4)全体の外観についての観察を示す。 【表】 【表】 (イ) 凹凸模様の屈曲部における外観、
(ロ) 凹凸模様の変化、(ハ) 立体感。
さらに、耐候性においては従来の被加工材は
1500時間の塩水憤霧試験で塗膜にクラツク、ブリ
スターが生じていたが、本発明に係るエンボス装
置で加工した際は、これらが全く見られなかつ
た。なお、前エンボス加工機17は鉄ロール同士
で形成することもできる。 (発明の効果) 本発明に係るエンボス加工装置によれば、印
刷模様とエンボス模様を合致させて加工したた
め、立体感が助長される。エンボス加工を2段
階以上で加工するため深いエンボス加工を行なつ
ても塗膜にクラツクが入つたり、剥落することが
ない。複数段のエンボスロールを使用すること
により、急角度の凹凸模様を形成できる。残留
歪が少なく、かつ、レベラで容易に矯正できる。
エンボス加工時に凹凸模様の任意個所に立体感
助長用の模様を印刷、塗膜で形成できるため、3
乗的な相乗効果により立体感が大幅に強化され
る。ラインを直線状に配列し、被加工材に対し
て無理な力が付加されない機械でエンボス加工す
るため、エンボス加工をスムーズに、かつ、高速
で行なえる。前エンボス加工機で立体感助長用
の模様を付加し、これを乾燥してエンボス加工す
るため、より立体感が助長され、かつ、上記模様
の剥落もない。印刷部からエンボス加工機間を
ピンチローラ引張つた状態でエンボス加工するた
め、印刷模様、凹凸模様間にズレが生じない。
印刷模様、立体感助長用の模様がトツプクリヤで
確実に保護される。等の特徴を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る凹凸模様の化粧面を形成
する装置の一例を示す構成略図、第2図、第3
図、第5図、第6図、第8図、第10図は上記装
置の各部の具体例を示す説明図、第4図は印刷模
様の一例を示す平面図、第7図a,bはパイロツ
トエンボス加工機によつて形成された凹凸模様の
一部を示す拡大端面図、第9図は完成した凹凸模
様の一部を拡大して示す端面図である。 ……送出部、……ループ部、……印刷
部、17……パイロツトエンボス加工機、21…
…トツプクリヤコータ、23……エンボス加工
機、27……レベラ、31……引張り用ピンチロ
ーラ、A……印刷模様、B,C,B′,C′……凹凸
模様、D……立体感助長用の模様。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 金属薄板等のシート状物からなる被加工材2
    を装着した送出部と、該送出部から送給され
    る被加工材2を貯留し、常時無理なく次工程に送
    出するループ部と、該ループ部から送出され
    た被加工材2を次工程へ確実に送給するピンチロ
    ーラ7と、該ピンチローラ7から送出された被加
    工材2の表面に1色、または多色からなる任意の
    模様を直接印刷し、乾燥する印刷部と、該印刷
    から送出された被加工材2をガイドすると共
    に、上記模様と同一の凹凸模様を合致して第1次
    の浅いエンボス加工を行ない、かつ、エンボス加
    工時に未完成の凹凸模様の屈曲部、頂面、底面、
    側壁の少なくとも一部分に陰影に寄与する立体感
    助長用の模様を塗料、インク等の1種で形成する
    パイロツトエンボス加工機17と、該パイロツト
    エンボス加工機17から送出された被加工材2の
    化粧面にトツプクリヤを塗布するトツプクリヤコ
    ータ21と、該クリヤを焼き付け、または乾燥等
    するヒータ22と、該ヒータ22から送出される
    被加工材2のエンボス模様に合致した凹凸模様を
    より深くエンボス加工するエンボス加工機23
    と、該エンボス加工機23、パイロツトエンボス
    加工機17、印刷部の回転、印刷模様、凹凸模
    様を同調させる同調機構26と、前記エンボス加
    工機23の後に配列したレベラ27と、該レベラ
    27の出口に配設した引張りピンチローラ31と
    から構成したことを特徴とする凹凸模様の化粧面
    を形成する装置。
JP10005684A 1984-05-17 1984-05-17 凹凸模様の化粧面を形成する装置 Granted JPS60244367A (ja)

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JPS60244367A JPS60244367A (ja) 1985-12-04
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