JPH037808Y2 - - Google Patents
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- JPH037808Y2 JPH037808Y2 JP7756283U JP7756283U JPH037808Y2 JP H037808 Y2 JPH037808 Y2 JP H037808Y2 JP 7756283 U JP7756283 U JP 7756283U JP 7756283 U JP7756283 U JP 7756283U JP H037808 Y2 JPH037808 Y2 JP H037808Y2
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- Japan
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- rotating shaft
- motor
- probe
- waterproof
- pipe
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Links
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Landscapes
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は導水管路などの内壁面を画像として写
し出し、管壁の異常を直視的に監視できるように
した、管路監視装置の探測子に関するものであ
る。 比較的口径の大きい管路、例えば地中に埋設さ
れた導水管路のように、外部から漏水などの原因
である管壁の腐蝕や亀裂或いは継目のずれなどの
異常を発見しにくいものにあつては、従来次のよ
うな装置による保守管理方法が用いられている。
この装置は探測子1、即ち第1図に示すように遠
隔制御により焦点距離と絞りの調整を可能とし
た、レンズ装置2をもつテレビ撮像装置3と、そ
の光入射面に対して例えば45゜傾けて設けられる
と同時に、遠隔制御により360゜周方向に回転でき
るようにした反射鏡4、および照明灯5とを防水
ケース6内に収容した探測子1と、これと信号ケ
ーブルによつて接続された図示しないテレビ受像
装置などからなる。そして第2図に示すようにそ
り1aにのせた探測子1を管路9内に通して、テ
ンシヨンメンバー7aを有する信号ケーブル7
(以下信号ケーブルと称す)により図中矢印の方
向に移動して、管内壁面9aをテレビ受像装置8
に写し出して異常を発見し、信号ケーブル7に設
けたゲージからそのおよその位置を知らんとする
ものである。しかしこの従来装置のように反射鏡
4を用いるものでは、原理的に内壁面全周を同時
に監視することができず、回転する反射鏡4によ
つて写し出される範囲内の側壁面しか写し出すこ
とができない。このため例えば内壁面全周を同時
に監視して大まかな観察を行い、これによつて異
常が発見されたとき、詳細にその状況を観察する
方法を採用できず、次のような面倒な方法を採ら
ざるを得ない。 即ち探測子1を管路9内に停止して、反射鏡4
を360゜回転して撮像したのち、第2図中に示すよ
うに、探測子1を反射鏡4の視野によつて定まる
長さlだけ移動して、再び反射鏡4を回転して再
撮像する操作を、監視すべき管路9の全長に亘つ
て繰返し行わなければならない。従つて操作が極
めて面倒であるばかりでなく、1回の観察に多く
の時間を必要とする難点がある。しかもこの探測
子を用いる方法では、その移動を外部から直接見
ることなく、信号ケーブル7に設けたゲージに頼
つて行わなければならない。このため不注意によ
り必要以上に探測子1を移動させて撮像漏れ部分
を作り易く、管の異常を見逃し易い欠点がある。
またこれに加えて反射鏡を用いるものでは、その
像の反転作用により例えば第2図中に示すように
亀裂9bがあり、これが左上方から右下方に走る
ものであつても、図中点線9b′によつて示すよう
に左右逆になつて写し出される。従つて亀裂の方
向、角度の誤認を生じ易いばかりか、絶えず像の
反転を頭において判断しなければならないため不
便である。また防水ガラス窓の曇りに加えて反射
鏡の曇りが加わるため、像がそれだけ不鮮明にな
り易い欠点がある。 本考案は内壁面の全周面を同時に監視できると
同時に、必要に応じて側壁面の状況を一部分宛詳
細に監視できる、像の反転のない探測子を提供
し、従来装置の欠点の排除を図つたものである。
次に図面を用いてその詳細を説明する。 第3図a,b,cは本考案の一実施例を示す正
面図、平面図および側面図、第4図a,b,cは
第3図のA−A′部、B−B′部およびC−C′部矢
視断面図であつて、本考案の特徴とするところは
探測子を次のように構成した点にある。即ち回転
軸10aを中心に備えた円柱状の周方向駆動部1
0と、例えば直径と長さが周方向駆動部10の直
径と同等以下であつて、首振り回転時底部の両角
部が管壁に衝突しないように底部に半球状の丸味
をもたせた、反射鏡をもたないテレビ撮像装置を
内蔵したテレビ撮像部11の2部分から形成す
る。そしてテレビ撮像部11を、周方向駆動部1
0の回転軸10aがもつY形支持部10bと、そ
の両脚先端に回定された支持軸10cとにより、
周方向駆動部10と同軸に支持して、駆動部10
内に設けた遠隔制御されるモータ12と回転軸1
0aとにより、図中矢印Aのように周方向に回転
するようにする。またテレビ撮像部11内に設け
た遠隔制御されるモータ18により、支持軸10
cを中心として図中矢印Bのように、上下方向に
自由に首を振ることができるように構成したこと
を特徴とするものである。 このようにすれば第5図aに示すように、そり
1aにのせて管路9内に位置させた探測子1のテ
レビ撮像部11の光入射面を、管路9と同軸方向
に位置させたのち、巻取りドラム7bにより信号
ケーブル7を巻取つて、図中矢印Cの方向に移動
させることにより、管内壁9aの全周を同時に
次々とテレビ受像装置に写し出して観察でき、こ
れによつて簡単迅速に大まかな状態を観察でき
る。またこれによつて異常が発見されたときに
は、探測子1をワイヤ7cにより異常の発生箇所
9bに位置させたのち、第5図bに示すようにテ
レビ撮像部11の光入射面を管壁側に向けた状態
で周方向に回転して、内壁面を大きく鮮明にテレ
ビ受像装置8に写し出す。またこれによる観察が
終つたのち、第5図b中に点線によつて示すよう
に、テレビ撮像部11の首振り角度を変え、かつ
周方向に回転して写し出すことにより、探測子1
を移動させることなく、或る長さに亘つて異常発
生箇所を詳細に観察できる。 従つて本考案探測子によれば第1図、第2図に
よつて前記した従来の探測子のように異常を見逃
すことなく、簡単迅速しかも確実に異常箇所を発
見して詳細にその状況を観察できるばかりでな
く、反射鏡による像の反転作用もないので、異常
の状況を誤認することもない。また反射鏡の曇り
による影響をなくして、より鮮明な像をテレビ受
像装置に写し出したり、ビデオテープに録画でき
る利点が得られる。 なお第3図、第4図の周方向駆動部10におい
て、12は周方向駆動用の正逆転モータであつ
て、信号ケーブル7を介してテレビ受像機側にお
いて遠隔制御される。13は減速歯車であつて、
モータの回転軸12aの動力を減速して回転軸1
0aに伝達して、テレビ撮像部11を周方向に回
転する。14は防水ケース、15は防水軸受であ
つて、モータ12などを密封して防水する。16
は防水コネクタであつて、テレビ受像機からの信
号ケーブル7が接続される。次にテレビ撮像部1
1において、17は防水ケース、17aは光入射
用透明防水ガラスであつて、防水ケース17は図
示しない防水軸受により前記周方向駆動部10の
回転軸10aの両脚部10bに固定された支持軸
10cに回動自在に取付けられる。18は首振り
用の正逆転モータであつて防水ケース17内に固
定され、上記支持軸10cと脚部10b内の空胴
部10c′,10b′、および回転軸10aの空胴部
10a′を介して周方向駆動部10の防水コネクタ
に接続された導線により、信号ケーブル7を介し
てテレビ受像装置側から遠隔制御される。そして
その回転軸18aにより得られた動力は伝達歯車
19と、ばね力を利用した空転装置20により支
持軸10cに減速伝達されて、テレビ撮像部11
を支持軸10cを中心として首を振らせる。また
空転装置20は防水ケース17に設けた首振り位
置規制突部17b,17cが回転軸10aの脚部
10bに突当つたとき、回転軸18aを空転させ
てモータ18などの破損を防ぐ。2はレンズ装
置、2aはその焦点距離調節部であつて、信号ケ
ーブル7を介してテレビ受像装置側から遠隔制御
される正逆転モータ21により、伝達歯車22、
回転軸23およびばね力を利用する空転装置24
を介して回転されて調節が行われる。またこれに
より調節部2aが最大または最小調節位置に達し
て、それ以上回転できない状態になつたとき、空
転装置24により回転軸23が空転するようにし
て、モータ21などの破損を防止する。2bは絞
り調節部であつて、信号ケーブル7を介してテレ
ビ受像装置側から遠隔制御される正逆転モータ2
5により、伝達歯車26、回転軸27、空転装置
28を介して回転されて調節が行われる。またこ
れにより調節部2bが最大または最小位置に達し
て、それ以上回転できない状態になつたとき、空
転装置28により回転軸27が空転するようにし
て、モータ25などの破損を防止する。3はテレ
ビ撮像装置、5は防水が施された照明装置であつ
て、防水ガラス17aを囲むように防水ケース1
7面の四隅に設けられて管内を照射する。またそ
のランプとしては光の透過性の強いハロゲンラン
プが用いられる。 以上本考案について説明したが、探測子の位置
を正確に知り、異常の発生箇所の正確な把握を行
うため、例えば第5図aに示すように巻取りドラ
ム7bにより巻取られる信号ケーブル7によつて
回転されて、巻取り長さを回転量として検出する
センサ29を設け、その出力を処理してテレビ受
像装置8に設けた表示器30により、巻取り長さ
を数字により表示するようにして、本考案探測子
による測定をより正確に行えるようにしてもよ
い。 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば簡単迅速、かつ確実に管路内の状態を監視でき
る管路監視装置を提供しうるもので、実用上の効
果は大きい。
し出し、管壁の異常を直視的に監視できるように
した、管路監視装置の探測子に関するものであ
る。 比較的口径の大きい管路、例えば地中に埋設さ
れた導水管路のように、外部から漏水などの原因
である管壁の腐蝕や亀裂或いは継目のずれなどの
異常を発見しにくいものにあつては、従来次のよ
うな装置による保守管理方法が用いられている。
この装置は探測子1、即ち第1図に示すように遠
隔制御により焦点距離と絞りの調整を可能とし
た、レンズ装置2をもつテレビ撮像装置3と、そ
の光入射面に対して例えば45゜傾けて設けられる
と同時に、遠隔制御により360゜周方向に回転でき
るようにした反射鏡4、および照明灯5とを防水
ケース6内に収容した探測子1と、これと信号ケ
ーブルによつて接続された図示しないテレビ受像
装置などからなる。そして第2図に示すようにそ
り1aにのせた探測子1を管路9内に通して、テ
ンシヨンメンバー7aを有する信号ケーブル7
(以下信号ケーブルと称す)により図中矢印の方
向に移動して、管内壁面9aをテレビ受像装置8
に写し出して異常を発見し、信号ケーブル7に設
けたゲージからそのおよその位置を知らんとする
ものである。しかしこの従来装置のように反射鏡
4を用いるものでは、原理的に内壁面全周を同時
に監視することができず、回転する反射鏡4によ
つて写し出される範囲内の側壁面しか写し出すこ
とができない。このため例えば内壁面全周を同時
に監視して大まかな観察を行い、これによつて異
常が発見されたとき、詳細にその状況を観察する
方法を採用できず、次のような面倒な方法を採ら
ざるを得ない。 即ち探測子1を管路9内に停止して、反射鏡4
を360゜回転して撮像したのち、第2図中に示すよ
うに、探測子1を反射鏡4の視野によつて定まる
長さlだけ移動して、再び反射鏡4を回転して再
撮像する操作を、監視すべき管路9の全長に亘つ
て繰返し行わなければならない。従つて操作が極
めて面倒であるばかりでなく、1回の観察に多く
の時間を必要とする難点がある。しかもこの探測
子を用いる方法では、その移動を外部から直接見
ることなく、信号ケーブル7に設けたゲージに頼
つて行わなければならない。このため不注意によ
り必要以上に探測子1を移動させて撮像漏れ部分
を作り易く、管の異常を見逃し易い欠点がある。
またこれに加えて反射鏡を用いるものでは、その
像の反転作用により例えば第2図中に示すように
亀裂9bがあり、これが左上方から右下方に走る
ものであつても、図中点線9b′によつて示すよう
に左右逆になつて写し出される。従つて亀裂の方
向、角度の誤認を生じ易いばかりか、絶えず像の
反転を頭において判断しなければならないため不
便である。また防水ガラス窓の曇りに加えて反射
鏡の曇りが加わるため、像がそれだけ不鮮明にな
り易い欠点がある。 本考案は内壁面の全周面を同時に監視できると
同時に、必要に応じて側壁面の状況を一部分宛詳
細に監視できる、像の反転のない探測子を提供
し、従来装置の欠点の排除を図つたものである。
次に図面を用いてその詳細を説明する。 第3図a,b,cは本考案の一実施例を示す正
面図、平面図および側面図、第4図a,b,cは
第3図のA−A′部、B−B′部およびC−C′部矢
視断面図であつて、本考案の特徴とするところは
探測子を次のように構成した点にある。即ち回転
軸10aを中心に備えた円柱状の周方向駆動部1
0と、例えば直径と長さが周方向駆動部10の直
径と同等以下であつて、首振り回転時底部の両角
部が管壁に衝突しないように底部に半球状の丸味
をもたせた、反射鏡をもたないテレビ撮像装置を
内蔵したテレビ撮像部11の2部分から形成す
る。そしてテレビ撮像部11を、周方向駆動部1
0の回転軸10aがもつY形支持部10bと、そ
の両脚先端に回定された支持軸10cとにより、
周方向駆動部10と同軸に支持して、駆動部10
内に設けた遠隔制御されるモータ12と回転軸1
0aとにより、図中矢印Aのように周方向に回転
するようにする。またテレビ撮像部11内に設け
た遠隔制御されるモータ18により、支持軸10
cを中心として図中矢印Bのように、上下方向に
自由に首を振ることができるように構成したこと
を特徴とするものである。 このようにすれば第5図aに示すように、そり
1aにのせて管路9内に位置させた探測子1のテ
レビ撮像部11の光入射面を、管路9と同軸方向
に位置させたのち、巻取りドラム7bにより信号
ケーブル7を巻取つて、図中矢印Cの方向に移動
させることにより、管内壁9aの全周を同時に
次々とテレビ受像装置に写し出して観察でき、こ
れによつて簡単迅速に大まかな状態を観察でき
る。またこれによつて異常が発見されたときに
は、探測子1をワイヤ7cにより異常の発生箇所
9bに位置させたのち、第5図bに示すようにテ
レビ撮像部11の光入射面を管壁側に向けた状態
で周方向に回転して、内壁面を大きく鮮明にテレ
ビ受像装置8に写し出す。またこれによる観察が
終つたのち、第5図b中に点線によつて示すよう
に、テレビ撮像部11の首振り角度を変え、かつ
周方向に回転して写し出すことにより、探測子1
を移動させることなく、或る長さに亘つて異常発
生箇所を詳細に観察できる。 従つて本考案探測子によれば第1図、第2図に
よつて前記した従来の探測子のように異常を見逃
すことなく、簡単迅速しかも確実に異常箇所を発
見して詳細にその状況を観察できるばかりでな
く、反射鏡による像の反転作用もないので、異常
の状況を誤認することもない。また反射鏡の曇り
による影響をなくして、より鮮明な像をテレビ受
像装置に写し出したり、ビデオテープに録画でき
る利点が得られる。 なお第3図、第4図の周方向駆動部10におい
て、12は周方向駆動用の正逆転モータであつ
て、信号ケーブル7を介してテレビ受像機側にお
いて遠隔制御される。13は減速歯車であつて、
モータの回転軸12aの動力を減速して回転軸1
0aに伝達して、テレビ撮像部11を周方向に回
転する。14は防水ケース、15は防水軸受であ
つて、モータ12などを密封して防水する。16
は防水コネクタであつて、テレビ受像機からの信
号ケーブル7が接続される。次にテレビ撮像部1
1において、17は防水ケース、17aは光入射
用透明防水ガラスであつて、防水ケース17は図
示しない防水軸受により前記周方向駆動部10の
回転軸10aの両脚部10bに固定された支持軸
10cに回動自在に取付けられる。18は首振り
用の正逆転モータであつて防水ケース17内に固
定され、上記支持軸10cと脚部10b内の空胴
部10c′,10b′、および回転軸10aの空胴部
10a′を介して周方向駆動部10の防水コネクタ
に接続された導線により、信号ケーブル7を介し
てテレビ受像装置側から遠隔制御される。そして
その回転軸18aにより得られた動力は伝達歯車
19と、ばね力を利用した空転装置20により支
持軸10cに減速伝達されて、テレビ撮像部11
を支持軸10cを中心として首を振らせる。また
空転装置20は防水ケース17に設けた首振り位
置規制突部17b,17cが回転軸10aの脚部
10bに突当つたとき、回転軸18aを空転させ
てモータ18などの破損を防ぐ。2はレンズ装
置、2aはその焦点距離調節部であつて、信号ケ
ーブル7を介してテレビ受像装置側から遠隔制御
される正逆転モータ21により、伝達歯車22、
回転軸23およびばね力を利用する空転装置24
を介して回転されて調節が行われる。またこれに
より調節部2aが最大または最小調節位置に達し
て、それ以上回転できない状態になつたとき、空
転装置24により回転軸23が空転するようにし
て、モータ21などの破損を防止する。2bは絞
り調節部であつて、信号ケーブル7を介してテレ
ビ受像装置側から遠隔制御される正逆転モータ2
5により、伝達歯車26、回転軸27、空転装置
28を介して回転されて調節が行われる。またこ
れにより調節部2bが最大または最小位置に達し
て、それ以上回転できない状態になつたとき、空
転装置28により回転軸27が空転するようにし
て、モータ25などの破損を防止する。3はテレ
ビ撮像装置、5は防水が施された照明装置であつ
て、防水ガラス17aを囲むように防水ケース1
7面の四隅に設けられて管内を照射する。またそ
のランプとしては光の透過性の強いハロゲンラン
プが用いられる。 以上本考案について説明したが、探測子の位置
を正確に知り、異常の発生箇所の正確な把握を行
うため、例えば第5図aに示すように巻取りドラ
ム7bにより巻取られる信号ケーブル7によつて
回転されて、巻取り長さを回転量として検出する
センサ29を設け、その出力を処理してテレビ受
像装置8に設けた表示器30により、巻取り長さ
を数字により表示するようにして、本考案探測子
による測定をより正確に行えるようにしてもよ
い。 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば簡単迅速、かつ確実に管路内の状態を監視でき
る管路監視装置を提供しうるもので、実用上の効
果は大きい。
第1図および第2図は従来装置を示す断面側面
図およびその操作要領図、第3図a,b,cは本
考案の一実施例を示す正面図、平面図および側面
図、第4図a,b,cは第3図のA−A′部、B
−B′部およびC−C′部における断面図、第5図
a,bは操作要領図である。 1……探測子、2……レンズ装置、3……テレ
ビ撮像装置、4……反射鏡、5……照明装置、6
……防水ケース、7……信号ケーブル、7a……
テンシヨンメンバー、7b……巻取りドラム、8
……テレビ受像装置、9……管路、9a……管
壁、9b……異常、10……周方向駆動部、10
a……回転軸、10b……Y形支持部、10c…
…支持軸、12……周方向駆動用正逆転モータ、
12a……その回転軸、13……伝達歯車、14
……防水ケース、15……防水軸受、16……防
水コネクタ、11……テレビ撮像部、17……そ
の防水ケース、17a……防水透明ガラス、17
b,17c……首振り位置規制突部、18……首
振り用の正逆転モータ、18a……その回転軸、
19……伝達歯車、20……空転装置、2a……
レンズ装置の焦点距離調節部、21……調整用正
逆転モータ、22……伝達歯車、23……回転
軸、24……空転装置、2b……絞り調節部、2
5……調節用正逆転モータ、26……伝達歯車、
27……回転軸、28……空転装置。
図およびその操作要領図、第3図a,b,cは本
考案の一実施例を示す正面図、平面図および側面
図、第4図a,b,cは第3図のA−A′部、B
−B′部およびC−C′部における断面図、第5図
a,bは操作要領図である。 1……探測子、2……レンズ装置、3……テレ
ビ撮像装置、4……反射鏡、5……照明装置、6
……防水ケース、7……信号ケーブル、7a……
テンシヨンメンバー、7b……巻取りドラム、8
……テレビ受像装置、9……管路、9a……管
壁、9b……異常、10……周方向駆動部、10
a……回転軸、10b……Y形支持部、10c…
…支持軸、12……周方向駆動用正逆転モータ、
12a……その回転軸、13……伝達歯車、14
……防水ケース、15……防水軸受、16……防
水コネクタ、11……テレビ撮像部、17……そ
の防水ケース、17a……防水透明ガラス、17
b,17c……首振り位置規制突部、18……首
振り用の正逆転モータ、18a……その回転軸、
19……伝達歯車、20……空転装置、2a……
レンズ装置の焦点距離調節部、21……調整用正
逆転モータ、22……伝達歯車、23……回転
軸、24……空転装置、2b……絞り調節部、2
5……調節用正逆転モータ、26……伝達歯車、
27……回転軸、28……空転装置。
Claims (1)
- モータにより駆動される先端にY形支持部をも
つ回転軸と、この回転軸が中心に位置し、かつY
形支持部が外部に露呈するように防水ケース内に
設けた周方向駆動部、およびこの周方向駆動部の
Y形支持部の両脚に固定された支持軸により支持
され、かつこの支持軸と内部に固定されたモータ
間に設けた伝達歯車により、支持軸を中心として
首振り回転する前面に防水ガラス窓と照明装置を
有する防水ケース内に、モータによる焦点距離と
絞りの調節機構を備えたレンズ装置を有するテレ
ビ撮像装置を設けたテレビ撮像部とを備え、これ
を管内において移動させ、また上記各部のモータ
を信号ケーブルにより遠隔制御して、管内壁の全
周を同時または部分的に視察できるようにしたこ
とを特徴とする管路監視装置の探測子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7756283U JPS59183651U (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 管路監視装置の探測子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7756283U JPS59183651U (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 管路監視装置の探測子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59183651U JPS59183651U (ja) | 1984-12-06 |
JPH037808Y2 true JPH037808Y2 (ja) | 1991-02-26 |
Family
ID=30207592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7756283U Granted JPS59183651U (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 管路監視装置の探測子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59183651U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6238430B2 (ja) * | 2013-07-04 | 2017-11-29 | ライオンエンジニアリング株式会社 | 粉粒体検査処理装置システム |
JP6381162B2 (ja) * | 2017-05-26 | 2018-08-29 | ライオンエンジニアリング株式会社 | 粉粒体検査処理装置システム |
-
1983
- 1983-05-25 JP JP7756283U patent/JPS59183651U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59183651U (ja) | 1984-12-06 |
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