JPS6141339Y2 - - Google Patents

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JPS6141339Y2
JPS6141339Y2 JP3493580U JP3493580U JPS6141339Y2 JP S6141339 Y2 JPS6141339 Y2 JP S6141339Y2 JP 3493580 U JP3493580 U JP 3493580U JP 3493580 U JP3493580 U JP 3493580U JP S6141339 Y2 JPS6141339 Y2 JP S6141339Y2
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JP
Japan
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pipe
camera
television camera
scale
case
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JP3493580U
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JPS56137567U (ja
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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、たとえば地中埋設された水道管等の
パイプの内面観察と継ぎ目寸法およびキズの寸法
の測定等と測定箇所の角度位置の測定ができるテ
レビジヨンカメラ装置に関するものである。
交通量の多い都市部で地下に埋設された水道管
を取り替えるのは大変な難工事である。その解決
法として、最近パイプ・イン・パイプ工法が採用
され老朽化した既設の水道管の中に、ひとまわり
口径の小さな管を入れた新しい水道管にリフレツ
シユする方法がとられている。そのためには、既
設の水道管の内面や継ぎ目間隔を360゜全面に亘
り測定し、インサートするパイプの径を定めなけ
ればならない。従来は、径の大きい管に関しては
入間が管の中にソリに乗つて入り、目視で計測し
ていた。
この場合、直径500mm以下のパイプ内計測は、
全く不可能であること、また人間がパイプ内を計
測することができる場合であつても危険が伴うこ
とからテレビジヨンカメラの応用が考えられる。
しかし、つぎに述べるように従来のパイプ内視
察テレビカメラ装置では、リモートコントロール
によりパイプ内を直視または側視することにより
内部の状況(例えばパイプの曲がり、凹凸、キレ
ツ等)を観察することができるにどどまつてい
る。その理由は、比較的径の小さいパイプの内部
がどうなつているかを観察するのが主な目的であ
り、パイプ・イン・パイプ工法のように計測の必
要がなかつたことである。
以下、第1図を用いて従来の代表的な管内観察
用テレビカメラ装置を説明する。第1図におい
て、水道管又は下水管等のパイプ1の中に入れら
れたテレビカメラ2はその上に搭載されており、
マンホール等のスペースに設置したワイヤ巻取用
ウインチ3またはケーブルドラム付ウインチ4に
よりワイヤーで引張ること、により前方または後
方に移動させることができる。また、カメラケー
ブルを介し、ケーブルドラム付ウインチ4の端子
よりテレビカメラの映像出力を取り出し制御器5
を通じてビデオモニタ6で管内を観察することが
できる。したがつて、映像を見ながら前述のウイ
ンチ3とウインチ4の操作により観察したい場所
にテレビカメラ2を移動してパイプ1内の前方ま
たは側方を観察することができる。制御器5はテ
レビカメラ2の直視、側視の切替え、焦点調整、
光学部又はテレビカメラ部の回転等のリモートコ
ントロールの調整を行なうものである。
しかし、上記従来の管内観察テレビカメラ装置
では、前述のパイプ・イン・パイプ方式のような
場合に必要とするパイプの継ぎ目(胴付ともい
う)間隔を全周にわたり精密に測定し、またその
角度位置を明確に知り、既設の埋設管の状態を正
確に知ることは不可能である。
本考案は上記問題を解決するために、改良した
テレビカメラ装置を提案するものであり、その目
的は単に管内を観察できるだけでなく、管内の継
ぎ目間隔やきずの大きさの測定とその角度位置を
検知できるようにすることにある。
第2図および第3図は本考案の一実施例であり
以下にそれを説明する。
回転部7および固定部8を備えたカメラケース
をパイプ1のほぼ中心部に位置させるためにパイ
プの径に合わせたローラー付フランジ9と板バネ
10により保持し、ワイヤーをウインチ3または
4等で引張ることによりパイプ内を前後に移動さ
せることができる。この場合、板バネ10をカメ
ラケースの前後に設けたのは分岐管が埋設されて
いる場合カメラケースが分岐方向に向いて所定の
前後に移動するのが困難になるのを防止するため
である。
なお、カメラケースは内部を保護するため防水
型の構造とする。
このカメラケース中にある直視、側視切換用反
射鏡11は制御器5の操作すなわちリモートコン
トロールにより、直視の場合はテレビカメラ12
の方向と平行となり前方視野を妨げないように、
また側視の場合はテレビカメラ12の方向に対
し、45゜傾き側視が可能となるように切換えられ
る。図示していないが、前方および側方を照明す
る手段を、たとえば、カメラケースの固定部8の
周囲に設ける。まず直視の状態でビデオモニタ6
で管内を視察しながらウインチ3および4を操作
し、カメラケースを管内で前後させ、例えば側視
窓が経ぎ目位置に合うように直視および側視を操
作しながら測定位置に停止させる。その後制御器
5の押ボタンスイツチ等によりスケール付伸縮ア
ーム13を駆動するモーター16(第3図)をリ
モートコントロールし伸縮アーム13を伸ばして
管壁の継ぎ目にスケール13aを当てがえばビデ
オモニタ6における映像は継ぎ目とスケール13
aが重畳されているので継ぎ目間隔を一目で読み
とることができる。
スケール付伸縮アーム13は、伸びる場合モー
ター16の回転によりアームに取付けたバネの力
で管壁まで伸び、アームの先端に取付けたスケー
ル13aが管壁に当ると、ワイヤー17がゆるん
でワイヤー巻きとりローラ18と連動しているテ
ンシヨンアームによりスイツチが働きモーター1
6の回転を停止させる。
パイプ内面の胴付間隔、傷等の寸法を測定して
いる間は制御器5の操作スイツチを押したままの
状態で行い、測定が終つた場合スイツチから手を
はなすとモーター16が駆動しローラー18にワ
イヤー17を巻きとる構造となつている。
これは、前述したように、テレビカメラ12を
含むカメラケースをウインチ3または4で前後に
移動させるときスケール付伸縮アーム13が破損
しないように考慮したものである。
また、パイプ内の胴付間隔や傷の寸法を測定で
きても角度位置がわからないと不十分なため、テ
レビカメラ前方に水準器15を設け、測定位置か
らこの水準器の基準位置まで回転部7を回転させ
制御器5に表示された角度で胴付間隔や傷の位置
が確認できるようにしてある。
第4図に示すように、水準器15は、透明なプ
ラスチツク板等に角度目盛が刻んであり、テレビ
カメラケースの回転部7の前方窓部に固定され、
パイプ内では前記回転部7と同じように回転す
る。
しかし、水準器15に取付けた透明プラスチツ
ク板19は、半円形をしており、下部に重りがつ
いているので水準器15が何度回転しても常に水
平を示すようになつている。
従つて水準器15の角度目盛りと透明プラスチ
ツク板19の組合せにより、回転部7が水平位置
より何度回転しているかを知ることができる。ま
た、水準器15、透明プラスチツク板19はいず
れも透明なものに黒の目盛が刻んでありテレビカ
メラの焦点をここに合わせることにより目盛りを
モニタ6で読みとることができる。
前方を観察する場合は、焦点を前方被写体に合
わせることにより水準器15、プラスチツク板1
9はモニタ6の画面には、全く現われないため、
何ら支障はない。
前述した制御器5に表示される角度は、回転部
7の駆動モーター(図示せず)にポテンシヨメー
ター14を直結しこの電位をデジタルメーター等
を用いて0゜から360゜まで表示するものであ
る。
従つて、テレビカメラの焦点を水準器15に合
わせモニタ6の画面を見ながらプラスチツク板1
9に刻まれた線が水準器15の0゜と180゜を指
すところまでテレビカメラを回転させる。このと
き制御器5に表示される角度がテレビカメラによ
る撮像画面のパイプ内に於ける水平位置からのず
れを表わすものである。
以上説明したごとく本考案によれば人体に危険
がなく、精密に管の胴付間隔の寸法測定や傷の大
きさの計測とともに、その角度位置の検出ができ
るので能率的であり又構造が簡単であるため経済
的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の管内観察用TVカメラ装置を説
明するための構成図、第2図は本考案の一実施例
を説明するための構成図、第3図、第4図は本考
案の要部構成図である。 1:パイプ、2:パイプ内観測用テレビカメ
ラ、3:ワイヤ巻取用ウインチ、4:ケーブルド
ラム付ウインチ、5:カメラ制御器、6:ビデオ
モニタ、7:カメラケース回転部、8:カメラケ
ース固定部、9:ローラー付枠、10:板バネ、
11:ミラー、12:テレビカメラ、13:スケ
ール付伸縮アーム、14:ポテンシヨメータ、1
5:水準器、16:スケール付伸縮アーム駆動モ
ーター、17:ワイヤー、18:ワイヤー巻きと
りローラ、19:半円形プラスチツク板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前部および側部に窓を有する第1の部分とこの
    後方に設けられた第2の部分とからなるカメラケ
    ースと、このカメラケースの前記第1および第2
    の部分の内部にそれぞれ配設された反射鏡および
    テレビジヨンカメラとを備え、前記反射鏡の位置
    を変えることにより前方または側方を切換えて撮
    像できるようにするとともに、前記第1の部分を
    前記テレビジヨンカメラの光軸を中心として回転
    させることにより側方の異なる方向を撮像できる
    ようにしたテレビジヨンカメラ装置において、前
    記第1の部分の側部の窓の近傍外部に、先端にス
    ケールを有する伸縮自在のアームを設けるととも
    に、前記第1の部分の前部の窓に該第1の部分の
    基準位置からの回転角度を知ることができる水準
    器を設け、側方の被撮像物の寸法および角度位置
    を測定することができるようにしたことを特徴と
    するテレビジヨンカメラ装置。
JP3493580U 1980-03-19 1980-03-19 Expired JPS6141339Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3493580U JPS6141339Y2 (ja) 1980-03-19 1980-03-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3493580U JPS6141339Y2 (ja) 1980-03-19 1980-03-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56137567U JPS56137567U (ja) 1981-10-17
JPS6141339Y2 true JPS6141339Y2 (ja) 1986-11-25

Family

ID=29630567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3493580U Expired JPS6141339Y2 (ja) 1980-03-19 1980-03-19

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JPS56137567U (ja) 1981-10-17

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