JPH0376848B2 - - Google Patents
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- JPH0376848B2 JPH0376848B2 JP60287513A JP28751385A JPH0376848B2 JP H0376848 B2 JPH0376848 B2 JP H0376848B2 JP 60287513 A JP60287513 A JP 60287513A JP 28751385 A JP28751385 A JP 28751385A JP H0376848 B2 JPH0376848 B2 JP H0376848B2
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N23/00—Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00
- G01N23/02—Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material
- G01N23/06—Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material and measuring the absorption
- G01N23/18—Investigating the presence of flaws defects or foreign matter
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、石油精製、石油化学等のプラントに
おける熱交換器の内部状態を検知する方法に係
り、更に詳しくは熱交換器内部の熱交換チユーブ
内におけるスケールの付着状況および熱交換器の
液面レベルを外部から検知する方法に関する。
おける熱交換器の内部状態を検知する方法に係
り、更に詳しくは熱交換器内部の熱交換チユーブ
内におけるスケールの付着状況および熱交換器の
液面レベルを外部から検知する方法に関する。
一般に、石油精製、石油化学プラントにおいて
は、通常ほぼ一年に1回運転を停止し、熱交換器
を解放してスケールの除去、洗浄等を行つてい
る。この熱交換器の解放時期の決定は、解放時に
知得できるスケールの付着状況により経験的に行
つている。このため、解放時期が早すぎ、必要以
上に解放して経済的損失を生じたり、逆に解放時
期が遅すぎ、運転中にトラブルが発生するなどの
不都合が生じていた。
は、通常ほぼ一年に1回運転を停止し、熱交換器
を解放してスケールの除去、洗浄等を行つてい
る。この熱交換器の解放時期の決定は、解放時に
知得できるスケールの付着状況により経験的に行
つている。このため、解放時期が早すぎ、必要以
上に解放して経済的損失を生じたり、逆に解放時
期が遅すぎ、運転中にトラブルが発生するなどの
不都合が生じていた。
本発明の目的は、熱交換器の内部状態を熱交換
器の運転を停止することなく検知することのでき
る検知方法を提供するにある。
器の運転を停止することなく検知することのでき
る検知方法を提供するにある。
本発明は、被検熱交換器内部の熱交換チユーブ
内においてスケール付着部における放射線の透過
量が極めて少なくなることから被検熱交換器に放
射線を照射し、その透過量の多寡を検出すること
により被検熱交換器の内部状況が推測できること
に着目してなされたもので、放射線を発する線源
と、この線源からの放射線量を検知するセンサと
を用い、軸直交断面が略円形であり内部に複数本
の熱交換チユーブを有する被検熱交換器をその軸
方向と直交する方向に沿つて走査し、被検熱交換
器の各走査位置における透過放射線量を測定して
その結果から被検熱交換器の内部の気相部と液相
部とを区別し、液面高さを調べて運転制御等に利
用できるようにするとともに、前記気相部におけ
る透過放射線量を正常状態と比較して前記被検熱
交換器の内部に付着した物質の状態、すなわち熱
交換チユーブへのスケールの付着状態を検知し、
熱交換器の解放時期を適正に予測できるようにし
て前記目的を達成しようとするものである。
内においてスケール付着部における放射線の透過
量が極めて少なくなることから被検熱交換器に放
射線を照射し、その透過量の多寡を検出すること
により被検熱交換器の内部状況が推測できること
に着目してなされたもので、放射線を発する線源
と、この線源からの放射線量を検知するセンサと
を用い、軸直交断面が略円形であり内部に複数本
の熱交換チユーブを有する被検熱交換器をその軸
方向と直交する方向に沿つて走査し、被検熱交換
器の各走査位置における透過放射線量を測定して
その結果から被検熱交換器の内部の気相部と液相
部とを区別し、液面高さを調べて運転制御等に利
用できるようにするとともに、前記気相部におけ
る透過放射線量を正常状態と比較して前記被検熱
交換器の内部に付着した物質の状態、すなわち熱
交換チユーブへのスケールの付着状態を検知し、
熱交換器の解放時期を適正に予測できるようにし
て前記目的を達成しようとするものである。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
一部を切欠いた全体の概略構成を示す第1図に
おいて、軸直交断面が略円形となる被検熱交換器
10内には所定間隔毎に複数本の熱交換チユーブ
11が設けられ、これらの各熱交換チユーブ11
はその両端部を図示しない管板に固定され、この
管板が同じく図示しない鏡板と共に被検熱交換器
10の本体すなわちシエル12に固定されること
により熱交換チユーブ11がシエル12に固定さ
れるようになつている。また、熱交換チユーブ1
1の途中には適宜の間隔で部分部分にバツフル板
(図示せず)が設けられ、シエル12内の熱交換
する流体の流れを調整するようになつている。
おいて、軸直交断面が略円形となる被検熱交換器
10内には所定間隔毎に複数本の熱交換チユーブ
11が設けられ、これらの各熱交換チユーブ11
はその両端部を図示しない管板に固定され、この
管板が同じく図示しない鏡板と共に被検熱交換器
10の本体すなわちシエル12に固定されること
により熱交換チユーブ11がシエル12に固定さ
れるようになつている。また、熱交換チユーブ1
1の途中には適宜の間隔で部分部分にバツフル板
(図示せず)が設けられ、シエル12内の熱交換
する流体の流れを調整するようになつている。
前記被検熱交換器10の両側には、当該被検熱
交換器10を挟んで駆動装置20が配置されてい
る。これらの駆動装置20のうち一方にはセシウ
ム137(Cs137)或いはコバルト60(Co
60)等のように適宜な放射線を発生する線源2
2を取付けるとともに、他方の駆動装置20には
この線源22からの放射線を受けてその放射線量
を検知するビスマス・ゲルマニウム・オキサイド
(B.G.O.)或いはヨウ化ナトリウム(NaI)等か
らなるセンサ23が取付けられている。
交換器10を挟んで駆動装置20が配置されてい
る。これらの駆動装置20のうち一方にはセシウ
ム137(Cs137)或いはコバルト60(Co
60)等のように適宜な放射線を発生する線源2
2を取付けるとともに、他方の駆動装置20には
この線源22からの放射線を受けてその放射線量
を検知するビスマス・ゲルマニウム・オキサイド
(B.G.O.)或いはヨウ化ナトリウム(NaI)等か
らなるセンサ23が取付けられている。
第2図には駆動装置20、線源22およびセン
サ23とその関連装置が示されている。この図に
おいて駆動装置20の本体24には取付具25が
上下動可能に設けられ、この取付具25は図示し
ないモータにより本体24に沿つて上下動するよ
うにされ、モータはモータ制御器26により制御
されて左右の駆動装置20の取付具25が同期し
て上下動するようになつている。一方の駆動装置
20の取付具25に取付けられた線源22は、常
時は線源容器27内に収納され、コントローラ2
8の操作により容器27内から取り出されてチユ
ーブを通り、線源22の収納器であり取付具25
上に取付けられているコリメータ29内に収納さ
れるようになつている。また、他方の駆動装置2
0の取付具25に取付けられたセンサ23には、
放射線検出装置30が接続され、この放射線検出
装置30により検出された放射線量はレコーダ4
0により表示、記録されるようになつている。こ
の際、レコーダ40による表示は前記モータ制御
器26からの信号により制御され、モータの駆動
制御量即ち取付具25の高さ位置、更に換言する
と、被検熱交換器10の各走査位置と相関を取つ
て表示されるようになつている。
サ23とその関連装置が示されている。この図に
おいて駆動装置20の本体24には取付具25が
上下動可能に設けられ、この取付具25は図示し
ないモータにより本体24に沿つて上下動するよ
うにされ、モータはモータ制御器26により制御
されて左右の駆動装置20の取付具25が同期し
て上下動するようになつている。一方の駆動装置
20の取付具25に取付けられた線源22は、常
時は線源容器27内に収納され、コントローラ2
8の操作により容器27内から取り出されてチユ
ーブを通り、線源22の収納器であり取付具25
上に取付けられているコリメータ29内に収納さ
れるようになつている。また、他方の駆動装置2
0の取付具25に取付けられたセンサ23には、
放射線検出装置30が接続され、この放射線検出
装置30により検出された放射線量はレコーダ4
0により表示、記録されるようになつている。こ
の際、レコーダ40による表示は前記モータ制御
器26からの信号により制御され、モータの駆動
制御量即ち取付具25の高さ位置、更に換言する
と、被検熱交換器10の各走査位置と相関を取つ
て表示されるようになつている。
第3図には、前記放射線検出装置30およびレ
コーダ40の内部構造を示すブロツク図が示され
ている。この図において、線源22から放射され
た放射線は被検熱交換器10を通過してセンサ2
3により検知され、このセンサ23の出力信号が
放射線検出装置30に送られる。この放射線検出
装置30は、前記センサ23からの信号を受け取
つて電気信号に変換する変換器31を備えるとと
もに、この変換器31からの信号を増幅する前置
増幅器32および増幅器33を備え、この増幅器
33からの信号は電流電圧変換器34により電圧
に変換されてレコーダ40に送られる。このレコ
ーダ40は、CRT或いは指針等からなる表示器
41と、計測値を記録紙上等に記録する記録部4
2とから構成されている。また、前記放射線検出
装置30には高圧電源35が接続されている。
コーダ40の内部構造を示すブロツク図が示され
ている。この図において、線源22から放射され
た放射線は被検熱交換器10を通過してセンサ2
3により検知され、このセンサ23の出力信号が
放射線検出装置30に送られる。この放射線検出
装置30は、前記センサ23からの信号を受け取
つて電気信号に変換する変換器31を備えるとと
もに、この変換器31からの信号を増幅する前置
増幅器32および増幅器33を備え、この増幅器
33からの信号は電流電圧変換器34により電圧
に変換されてレコーダ40に送られる。このレコ
ーダ40は、CRT或いは指針等からなる表示器
41と、計測値を記録紙上等に記録する記録部4
2とから構成されている。また、前記放射線検出
装置30には高圧電源35が接続されている。
次に、以上のように構成された装置を用いて被
検熱交換器10の内部状態を検知する方法を第4
図AないしDをも参照して説明する。
検熱交換器10の内部状態を検知する方法を第4
図AないしDをも参照して説明する。
まず、被検熱交換器10の側方位置において、
観察しようとする位置に両方の駆動装置20を設
置する。このとき、両駆動装置20の取付具25
は、本体24の略最上位置もしくは最下位置に移
動しておき、その状態からモータ制御器26の操
作により両取付具25を同期して下方に或いは上
方に移動即ち被検熱交換器10の軸方向と直交す
る方向に走査できるようにしておく。この状態
で、取付具25には線源用のコリメータ29およ
びセンサ23を取付け、各装置間の配線、線源遠
隔走用伝送管等の接続を行い、更に両駆動装置2
0の電源を投入してコリメータ29およびセンサ
23の高さ調整を行つて両者が同一の高さになる
ように設定する。
観察しようとする位置に両方の駆動装置20を設
置する。このとき、両駆動装置20の取付具25
は、本体24の略最上位置もしくは最下位置に移
動しておき、その状態からモータ制御器26の操
作により両取付具25を同期して下方に或いは上
方に移動即ち被検熱交換器10の軸方向と直交す
る方向に走査できるようにしておく。この状態
で、取付具25には線源用のコリメータ29およ
びセンサ23を取付け、各装置間の配線、線源遠
隔走用伝送管等の接続を行い、更に両駆動装置2
0の電源を投入してコリメータ29およびセンサ
23の高さ調整を行つて両者が同一の高さになる
ように設定する。
次に、各装置のスイツチを投入し、コントロー
ラ28により線源22をコリメータ29の位置ま
で搬出し、更に、レコーダ40および両駆動装置
20を動かして測定に入る。この測定にあたり、
線源22から放射され、被検熱交換器10を通過
してセンサ23により検知される透過放射線量
は、被検熱交換器10内の被熱交換チユーブ11
によりかなり減少され、かつ、この熱交換器チユ
ーブ11の周囲外方でシエル12内を流れ熱交換
チユーブ11内の流体と熱交換する流体の液相部
においては透過量が極めて小さく、一方、気相部
においては気相量は大きいことから内部状態が推
測できる。
ラ28により線源22をコリメータ29の位置ま
で搬出し、更に、レコーダ40および両駆動装置
20を動かして測定に入る。この測定にあたり、
線源22から放射され、被検熱交換器10を通過
してセンサ23により検知される透過放射線量
は、被検熱交換器10内の被熱交換チユーブ11
によりかなり減少され、かつ、この熱交換器チユ
ーブ11の周囲外方でシエル12内を流れ熱交換
チユーブ11内の流体と熱交換する流体の液相部
においては透過量が極めて小さく、一方、気相部
においては気相量は大きいことから内部状態が推
測できる。
第4図AないしDには被検熱交換器10内の状
態と、そのときの放射線通過量が示されている。
態と、そのときの放射線通過量が示されている。
第4図Aは、洗浄した被検熱交換器10におい
て、流体を通過させない状態で放射線の透過量を
測定した図であり、熱交換チユーブ11によつて
のみ放射線が吸収されている状態が分かる。ま
た、シエル12の上部および下部においては円筒
形のシエル12を軸直交方向から放射するため、
放射線がシエル12の板厚に直交する方向からの
照射となり、透過量が小さくなつて誤差を生ずる
可能性があるが、このシエル12の上下部には通
常バツフル板が設けられているため、これらの部
分の正確な放射線透過量の測定ができなくても何
ら問題は生じない。
て、流体を通過させない状態で放射線の透過量を
測定した図であり、熱交換チユーブ11によつて
のみ放射線が吸収されている状態が分かる。ま
た、シエル12の上部および下部においては円筒
形のシエル12を軸直交方向から放射するため、
放射線がシエル12の板厚に直交する方向からの
照射となり、透過量が小さくなつて誤差を生ずる
可能性があるが、このシエル12の上下部には通
常バツフル板が設けられているため、これらの部
分の正確な放射線透過量の測定ができなくても何
ら問題は生じない。
次に、第4図B〜Dは運転中における放射線透
過量を測定した結果を示すもので、Bは熱交換チ
ユーブ11にスケールなどが付着していない正常
状態を示すもので、シエル12内を流れる流体の
気相部と液相部とがはつきり区別できる。次にC
は熱交換チユーブ12にスケールが付着しはじめ
た状態で、全体に気相部の透過量が減つている。
さらに、Dは熱交換チユーブ12にスケールが多
量に付着した状態で、透過量がほぼ0になつてい
る。このような状態においては被検熱交換器10
を解放して熱交換チユーブ11の洗浄が必要とな
る。
過量を測定した結果を示すもので、Bは熱交換チ
ユーブ11にスケールなどが付着していない正常
状態を示すもので、シエル12内を流れる流体の
気相部と液相部とがはつきり区別できる。次にC
は熱交換チユーブ12にスケールが付着しはじめ
た状態で、全体に気相部の透過量が減つている。
さらに、Dは熱交換チユーブ12にスケールが多
量に付着した状態で、透過量がほぼ0になつてい
る。このような状態においては被検熱交換器10
を解放して熱交換チユーブ11の洗浄が必要とな
る。
上述のような本実施例によれば、被検熱交換器
10の熱交換チユーブ11へのスケールの付着状
態を確認することができ、熱交換器10の内部状
態を正確に把握することができる。また、同時に
熱交換器10内の液面の高さも確認することがで
き、熱交換器10の運転の制御に資することがで
きる。更に、熱交換チユーブ11のスケール付着
状況を確認することができるから、熱交換器10
の適正な開放時期を決定することができ、経済的
効果がきわめて大きい。また、この開放時期の決
定に何らの熟練も要しない。
10の熱交換チユーブ11へのスケールの付着状
態を確認することができ、熱交換器10の内部状
態を正確に把握することができる。また、同時に
熱交換器10内の液面の高さも確認することがで
き、熱交換器10の運転の制御に資することがで
きる。更に、熱交換チユーブ11のスケール付着
状況を確認することができるから、熱交換器10
の適正な開放時期を決定することができ、経済的
効果がきわめて大きい。また、この開放時期の決
定に何らの熟練も要しない。
更に、レコーダ40の表示器41としてCRT
等を用いる場合には、マイクロコンピユータ等と
の接続により、この表示器41に予め正常状態の
透過放射線量の波形を描かしておき、この表示器
41上に実際の透過放射線量を重ねて表示するこ
とによつて、現在の運転時における熱交換器10
内の内部状態が、開放を必要とするか否かを直ち
に検出することができる。
等を用いる場合には、マイクロコンピユータ等と
の接続により、この表示器41に予め正常状態の
透過放射線量の波形を描かしておき、この表示器
41上に実際の透過放射線量を重ねて表示するこ
とによつて、現在の運転時における熱交換器10
内の内部状態が、開放を必要とするか否かを直ち
に検出することができる。
なお、本発明の実施にあたり、駆動装置20、
放射線検出装置30、レコーダ40、その他の装
置の構成は、前記実施例の構成に限らず、本発明
の目的を達成し得る範囲で変形してもよく、これ
らの変形は本発明に含まれるものである。
放射線検出装置30、レコーダ40、その他の装
置の構成は、前記実施例の構成に限らず、本発明
の目的を達成し得る範囲で変形してもよく、これ
らの変形は本発明に含まれるものである。
上述のように本発明によれば、被検熱交換器に
おける内部状態を、被検熱交換器の運転を停止す
ることなく検知することができるという効果があ
る。
おける内部状態を、被検熱交換器の運転を停止す
ることなく検知することができるという効果があ
る。
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は
本発明の方法を実施するための装置の概略構成の
一部を切欠いて示す断面図、第2図は第1図にお
ける駆動装置部分の詳細を示す斜視図、第3図は
本発明に用いられる放射線検出装置の内部構成を
示すブロツク図、第4図AないしDは被検熱交換
器の内部状態とその透過放射線量とを示す説明図
である。 10……被検熱交換器、20……駆動装置、2
2……線源、23……センサ、30……放射線検
出装置、40……レコーダ。
本発明の方法を実施するための装置の概略構成の
一部を切欠いて示す断面図、第2図は第1図にお
ける駆動装置部分の詳細を示す斜視図、第3図は
本発明に用いられる放射線検出装置の内部構成を
示すブロツク図、第4図AないしDは被検熱交換
器の内部状態とその透過放射線量とを示す説明図
である。 10……被検熱交換器、20……駆動装置、2
2……線源、23……センサ、30……放射線検
出装置、40……レコーダ。
Claims (1)
- 1 断面が略円形で内部に複数本の熱交換チユー
ブを有する被検熱交換器の内部に存在する物質を
放射線を用いて検査する方法であつて、放射線を
発する線源と、この線源からの放射線量を検知す
るセンサーとを、前記被検熱交換器を挟んで当該
被検熱交換器の軸方向と直交する方向に走査し、
被検熱交換器の各走査位置における透過放射線量
を測定し、前記測定結果から被検熱交換器の内部
の気相部と液相部とを区別するとともに、前記気
相部における透過放射線量を正常状態と比較して
前記被検熱交換器の内部に付着した物質の状態を
検知することを特徴とする熱交換器の内部状態検
査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60287513A JPS62147349A (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | 熱交換器の内部状態検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60287513A JPS62147349A (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | 熱交換器の内部状態検知方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62147349A JPS62147349A (ja) | 1987-07-01 |
JPH0376848B2 true JPH0376848B2 (ja) | 1991-12-06 |
Family
ID=17718313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP60287513A Granted JPS62147349A (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | 熱交換器の内部状態検知方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JPS62147349A (ja) |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5148351A (ja) * | 1974-10-23 | 1976-04-26 | Shimadzu Corp | |
JPS578404A (en) * | 1980-06-19 | 1982-01-16 | Kawasaki Steel Corp | Wall thickness measuring method of tubular material |
JPS6022616A (ja) * | 1983-07-18 | 1985-02-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 設備模型の図面作成方法 |
JPS6027807A (ja) * | 1983-07-25 | 1985-02-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 図面作成方法 |
-
1985
- 1985-12-20 JP JP60287513A patent/JPS62147349A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5148351A (ja) * | 1974-10-23 | 1976-04-26 | Shimadzu Corp | |
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JPS6027807A (ja) * | 1983-07-25 | 1985-02-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 図面作成方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62147349A (ja) | 1987-07-01 |
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