JPH037620B2 - - Google Patents
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- JPH037620B2 JPH037620B2 JP60127166A JP12716685A JPH037620B2 JP H037620 B2 JPH037620 B2 JP H037620B2 JP 60127166 A JP60127166 A JP 60127166A JP 12716685 A JP12716685 A JP 12716685A JP H037620 B2 JPH037620 B2 JP H037620B2
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Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
産業上の利用分野
この発明は、屋根材のような建築材料などに使
用される無機成形体の製造法に関するものであ
る。詳しくは、ケイ酸カルシウム系硬化体材料を
賦形後、特殊なオートクレーブ養生を施すことに
より高強度無機成形体を得る製造法に関するもの
である。 従来の技術 建材用無機形材料としては、セメントを主体と
する石綿セメント板、パルプセメント板、石綿セ
メント押出成形品等セメント系製品と、石綿ケイ
酸カルシウム板、ALC板等ケイ酸カルシウム系
製品とに分類される。この発明は、これら製品中
ケイ酸カルシウム系製品の製法、詳しくは養生法
に関するものである。 一般にケイ酸カルシウム系製品は、石灰質原料
とケイ酸質原料を所定の比率に混合し、水及び補
強繊維を加えるか又は加えない成形した後、通
常、150〜200℃で5〜15時間オートクレーブ養生
を行い、硬化させて製造される。得られる製品の
特長は、通常のセメント系製品に比較して比強度
(強度/比重)が大きいことである。 このように比強度の優れたケイ酸カルシウム系
製品ではあるが、強度発現の因となるケイ酸カル
シウム鉱物(通常はトベルモライト)を生成させ
る為に、前述の如く150〜200℃という苛酷な養生
条件が必要となる。従つて、この条件に耐える補
強繊維はほとんどなく、僅かに公害問題をかかえ
る石綿、高価な炭素繊維、金属繊維等が補強繊維
として使用でき、他の繊維材料では高温でのアル
カリによる劣化の問題から使用できず、関係者の
苦慮するところである。すなわち、石綿は公害面
から、炭素繊維は価格面から、その添加量を出来
るだけ少なくし、同一強度を達成する技術の開発
が最も重要である。 発明が解決しようとする問題点 この発明はこの様な事情に鑑み、ケイ酸カルシ
ウム系製品の強度を向上させる手段について検討
を重ねた結果、従来から行なわれている補強繊維
の添加量を増大させたり、材料密度を上げる等の
方法によらない、簡便な養生技術を見出し本発明
を完成した。 問題点を解決するための手段 即ち、本発明では、補強繊維を混入させるかも
しくは補強繊維を混入させない、ケイ酸カルシウ
ム系硬化体材料を賦形後、オートクレーブ養生の
際、カルシウムイオンを溶解させた水の中に浸漬
してオートクレーブ養生することにより、簡便
に、しかも著しい強度向上効果が発揮されるもの
である。 本発明のケイ酸カルシウム系硬化体材料のう
ち、石灰質原料としては、消石灰、ポルトランド
セメント、他のセメント等が使用でき、ケイ酸質
原料としては、珪石、珪砂、シラス等が使用でき
る。これらの石灰質原料とケイ酸質原料は使用目
的にあわせて好ましくは30/70〜70/30の重量割
合に混合し使用する。 補強繊維を使用する場合には、石綿、炭素繊
維、金属繊維等の高温でアルカリ劣化による強度
低下を示さない繊維を使用するのが望ましい。必
要に応じて他の骨材、例えばパーライト、マイ
カ、ワラストナイトを添加することもできる。実
施するオートクレーブ条件としては、150〜200℃
で3〜10時間、好ましくは160〜180℃で4〜8時
間である。このときの被養生品を浸漬するカルシ
ウムイオンを溶解させた水としては、消石灰又は
CaO、Ca(OH)2の水溶液、あるいはセメントの
上澄み液等が利用できる。 尚、この際に用いる水は、スチームの凝縮水
や、イオン交換水等オートクレーブ構成材に対し
て悪影響を及ぼさないものを使用することが望ま
しい。 作 用 本発明により水中浸漬オートクレーブ養生を行
う場合、養生中溶出したカルシウムイオンおよび
添加したカルシウムイオンが媒体である水を介し
自由活発に移動するため、シリカとの反応が円
滑・均一化されることにより珪酸カルシウムの生
成が均質なものとなり、その結果として通常のオ
ートクレーブ養生を行つた場合に認められる、
3μm以上の大きな空隙が細化減少することによつ
て強度の向上が発揮されると考えられる。また浸
漬しないでオートクレーブ養生する従来の方法で
本発明相当に強度を向上させるためには、材料密
度を上げる、補強繊維量の増量、補強樹脂の添加
等が考えられるが、いずれも価格増大、耐火性の
低下等を引起こして強度以外の特性にも悪い影響
を及ぼして実用上得策とは言えない。 以下実施例を挙げて本発明を説明する。 実施例 1 60重量部の普通ポルトランドセメントと、40重
量部の珪石粉を予め特殊ミキサーにより混合し、
これに、8重量部のPAN系炭素繊維(長さ6mm)
を添加して、乾式混練を行つた。この混練物を油
圧プレスにより50Kg/cm2で5分間加圧した。その
後約23重量部の水を噴霧し、更に300Kg/cm2で30
秒間加圧成形を行つた。成形終了後、20℃、湿度
90%の湿空容器中に一昼夜放置前養生後、酸化カ
ルシウムの水溶液(CaO10g/水1リツトル)中
に浸漬して180℃−5時間オートクレーブ養生を
行つた。ついで、この硬化体を、110℃で24時間
加熱し、乾燥後強度を測定し。比較のため、水溶
液に浸漬することなしにオートクレーブ養生を施
した供試体および水だけを用いてその中に浸漬し
た状態でオートクレーブ養生を施した供試体も準
備した。 強度試験は、載荷速度0.5mm/min、支点間距
離100mmの条件で、3点曲げ試験を行つた。また
試料寸法は、幅40mm、長さ120mm、厚さ6mmにし
た。 得られた硬化体は第1表の特性を示し、水溶液
に浸漬したままオートクレーブ養生を行つた硬化
体の方が、水溶液に浸漬しないものもしくは単な
る水に浸漬した場合に比べて、曲げ強度の面で優
れていることがわかる。
用される無機成形体の製造法に関するものであ
る。詳しくは、ケイ酸カルシウム系硬化体材料を
賦形後、特殊なオートクレーブ養生を施すことに
より高強度無機成形体を得る製造法に関するもの
である。 従来の技術 建材用無機形材料としては、セメントを主体と
する石綿セメント板、パルプセメント板、石綿セ
メント押出成形品等セメント系製品と、石綿ケイ
酸カルシウム板、ALC板等ケイ酸カルシウム系
製品とに分類される。この発明は、これら製品中
ケイ酸カルシウム系製品の製法、詳しくは養生法
に関するものである。 一般にケイ酸カルシウム系製品は、石灰質原料
とケイ酸質原料を所定の比率に混合し、水及び補
強繊維を加えるか又は加えない成形した後、通
常、150〜200℃で5〜15時間オートクレーブ養生
を行い、硬化させて製造される。得られる製品の
特長は、通常のセメント系製品に比較して比強度
(強度/比重)が大きいことである。 このように比強度の優れたケイ酸カルシウム系
製品ではあるが、強度発現の因となるケイ酸カル
シウム鉱物(通常はトベルモライト)を生成させ
る為に、前述の如く150〜200℃という苛酷な養生
条件が必要となる。従つて、この条件に耐える補
強繊維はほとんどなく、僅かに公害問題をかかえ
る石綿、高価な炭素繊維、金属繊維等が補強繊維
として使用でき、他の繊維材料では高温でのアル
カリによる劣化の問題から使用できず、関係者の
苦慮するところである。すなわち、石綿は公害面
から、炭素繊維は価格面から、その添加量を出来
るだけ少なくし、同一強度を達成する技術の開発
が最も重要である。 発明が解決しようとする問題点 この発明はこの様な事情に鑑み、ケイ酸カルシ
ウム系製品の強度を向上させる手段について検討
を重ねた結果、従来から行なわれている補強繊維
の添加量を増大させたり、材料密度を上げる等の
方法によらない、簡便な養生技術を見出し本発明
を完成した。 問題点を解決するための手段 即ち、本発明では、補強繊維を混入させるかも
しくは補強繊維を混入させない、ケイ酸カルシウ
ム系硬化体材料を賦形後、オートクレーブ養生の
際、カルシウムイオンを溶解させた水の中に浸漬
してオートクレーブ養生することにより、簡便
に、しかも著しい強度向上効果が発揮されるもの
である。 本発明のケイ酸カルシウム系硬化体材料のう
ち、石灰質原料としては、消石灰、ポルトランド
セメント、他のセメント等が使用でき、ケイ酸質
原料としては、珪石、珪砂、シラス等が使用でき
る。これらの石灰質原料とケイ酸質原料は使用目
的にあわせて好ましくは30/70〜70/30の重量割
合に混合し使用する。 補強繊維を使用する場合には、石綿、炭素繊
維、金属繊維等の高温でアルカリ劣化による強度
低下を示さない繊維を使用するのが望ましい。必
要に応じて他の骨材、例えばパーライト、マイ
カ、ワラストナイトを添加することもできる。実
施するオートクレーブ条件としては、150〜200℃
で3〜10時間、好ましくは160〜180℃で4〜8時
間である。このときの被養生品を浸漬するカルシ
ウムイオンを溶解させた水としては、消石灰又は
CaO、Ca(OH)2の水溶液、あるいはセメントの
上澄み液等が利用できる。 尚、この際に用いる水は、スチームの凝縮水
や、イオン交換水等オートクレーブ構成材に対し
て悪影響を及ぼさないものを使用することが望ま
しい。 作 用 本発明により水中浸漬オートクレーブ養生を行
う場合、養生中溶出したカルシウムイオンおよび
添加したカルシウムイオンが媒体である水を介し
自由活発に移動するため、シリカとの反応が円
滑・均一化されることにより珪酸カルシウムの生
成が均質なものとなり、その結果として通常のオ
ートクレーブ養生を行つた場合に認められる、
3μm以上の大きな空隙が細化減少することによつ
て強度の向上が発揮されると考えられる。また浸
漬しないでオートクレーブ養生する従来の方法で
本発明相当に強度を向上させるためには、材料密
度を上げる、補強繊維量の増量、補強樹脂の添加
等が考えられるが、いずれも価格増大、耐火性の
低下等を引起こして強度以外の特性にも悪い影響
を及ぼして実用上得策とは言えない。 以下実施例を挙げて本発明を説明する。 実施例 1 60重量部の普通ポルトランドセメントと、40重
量部の珪石粉を予め特殊ミキサーにより混合し、
これに、8重量部のPAN系炭素繊維(長さ6mm)
を添加して、乾式混練を行つた。この混練物を油
圧プレスにより50Kg/cm2で5分間加圧した。その
後約23重量部の水を噴霧し、更に300Kg/cm2で30
秒間加圧成形を行つた。成形終了後、20℃、湿度
90%の湿空容器中に一昼夜放置前養生後、酸化カ
ルシウムの水溶液(CaO10g/水1リツトル)中
に浸漬して180℃−5時間オートクレーブ養生を
行つた。ついで、この硬化体を、110℃で24時間
加熱し、乾燥後強度を測定し。比較のため、水溶
液に浸漬することなしにオートクレーブ養生を施
した供試体および水だけを用いてその中に浸漬し
た状態でオートクレーブ養生を施した供試体も準
備した。 強度試験は、載荷速度0.5mm/min、支点間距
離100mmの条件で、3点曲げ試験を行つた。また
試料寸法は、幅40mm、長さ120mm、厚さ6mmにし
た。 得られた硬化体は第1表の特性を示し、水溶液
に浸漬したままオートクレーブ養生を行つた硬化
体の方が、水溶液に浸漬しないものもしくは単な
る水に浸漬した場合に比べて、曲げ強度の面で優
れていることがわかる。
【表】
実施例 2
実施例1の方法に従つて、下記の組成で硬化体
を準備し、オートクレーブ養生後測定を行つた。 普通ポルトランドセメント 60重量部 珪石粉 40重量部 ピツチ系炭素繊維(繊維長さ6mm) 2重量部 マイカ(金雲母、重量平均フレーク径2800μm)
15重量部 水 23重量部 得られた硬化体は第2表の特性を示した。
を準備し、オートクレーブ養生後測定を行つた。 普通ポルトランドセメント 60重量部 珪石粉 40重量部 ピツチ系炭素繊維(繊維長さ6mm) 2重量部 マイカ(金雲母、重量平均フレーク径2800μm)
15重量部 水 23重量部 得られた硬化体は第2表の特性を示した。
【表】
実施例 3
実施例1の方法に従つて、下記の組成で硬化体
を作製し、オートクレーブ養生後測定を行つた。 普通ポルトランドセメント 60重量部 珪石粉 40重量部 水 23重量部 得られた硬化体は第3表の特性を示した。
を作製し、オートクレーブ養生後測定を行つた。 普通ポルトランドセメント 60重量部 珪石粉 40重量部 水 23重量部 得られた硬化体は第3表の特性を示した。
【表】
発明の効果
本発明の方法によるケイ酸カルシウム系硬化体
は著しい強度向上の効果を発揮することから、材
料自体の厚さを薄くでき、ひいては、石灰質、ケ
イ酸質材料の使用量を低減することが可能であ
る。また、補強繊維を混入する場合には、その使
用量を少なくすることができ経済的なメリツトも
大きい。
は著しい強度向上の効果を発揮することから、材
料自体の厚さを薄くでき、ひいては、石灰質、ケ
イ酸質材料の使用量を低減することが可能であ
る。また、補強繊維を混入する場合には、その使
用量を少なくすることができ経済的なメリツトも
大きい。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 補強繊維を混入させるか、もしくは補強繊維
を混入させないケイ酸カルシウム系硬化体材料を
賦形後、オートクレーブ養生を行う際、被養生品
をカルシウムイオンを溶解させた水の中に浸漬し
た状態でオートクレーブ養生を行うことを特徴と
する高強度無機成形体の製造法。 2 補強繊維がオートクレーブ養生を行う高温、
高圧の条件下でも強度低下を起こさない耐アルカ
リ性を有する補強繊維である特許請求の範囲第1
項記載の高強度無機成形体の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12716685A JPS61286279A (ja) | 1985-06-13 | 1985-06-13 | 高強度無機成形体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12716685A JPS61286279A (ja) | 1985-06-13 | 1985-06-13 | 高強度無機成形体の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61286279A JPS61286279A (ja) | 1986-12-16 |
JPH037620B2 true JPH037620B2 (ja) | 1991-02-04 |
Family
ID=14953284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12716685A Granted JPS61286279A (ja) | 1985-06-13 | 1985-06-13 | 高強度無機成形体の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61286279A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63129048A (ja) * | 1986-11-19 | 1988-06-01 | 株式会社アスク | 耐火断熱用炭素繊維補強ケイ酸カルシウム材 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53115725A (en) * | 1977-03-22 | 1978-10-09 | Sekisan Kogyo Kk | Aging method of concrete product using autoclave |
JPS5525153A (en) * | 1978-08-14 | 1980-02-22 | Hitachi Ltd | Information processing system |
JPS55154369A (en) * | 1979-05-17 | 1980-12-01 | Japan Metals & Chem Co Ltd | Manufacture of calcium silicate formed body |
JPS5846478A (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-17 | Canon Inc | 印字装置 |
-
1985
- 1985-06-13 JP JP12716685A patent/JPS61286279A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53115725A (en) * | 1977-03-22 | 1978-10-09 | Sekisan Kogyo Kk | Aging method of concrete product using autoclave |
JPS5525153A (en) * | 1978-08-14 | 1980-02-22 | Hitachi Ltd | Information processing system |
JPS55154369A (en) * | 1979-05-17 | 1980-12-01 | Japan Metals & Chem Co Ltd | Manufacture of calcium silicate formed body |
JPS5846478A (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-17 | Canon Inc | 印字装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61286279A (ja) | 1986-12-16 |
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