JPH0376026A - 磁気記録カードの製造方法 - Google Patents
磁気記録カードの製造方法Info
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- JPH0376026A JPH0376026A JP21042889A JP21042889A JPH0376026A JP H0376026 A JPH0376026 A JP H0376026A JP 21042889 A JP21042889 A JP 21042889A JP 21042889 A JP21042889 A JP 21042889A JP H0376026 A JPH0376026 A JP H0376026A
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Landscapes
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
近年、磁気記録カードはプリペイドカードを主流として
広く普及している0本発明は、プリペイドカード等で用
いられる、偽造防止の目的も兼ねた固定データ記録用に
設ける磁気バーコードを有する磁気記録カードにおいて
、磁気バーコードを磁気記録層中に埋め込み、磁気記録
層表面を平滑とならしめることによって隠蔽層表面を平
滑とし、磁気バーコードの存在を目視確認不可能とした
磁気記録カードを提供することを目的とした製造方法に
関する。
広く普及している0本発明は、プリペイドカード等で用
いられる、偽造防止の目的も兼ねた固定データ記録用に
設ける磁気バーコードを有する磁気記録カードにおいて
、磁気バーコードを磁気記録層中に埋め込み、磁気記録
層表面を平滑とならしめることによって隠蔽層表面を平
滑とし、磁気バーコードの存在を目視確認不可能とした
磁気記録カードを提供することを目的とした製造方法に
関する。
従来より磁気記録カードはIDカードあるいはプリペイ
ドカードとして多用されている。この磁気記録カードの
多くは、磁気バーコード3とダミーバーコード12を組
み合わせてセキュリティ性を付与するために、基材l上
に磁気記録層を塗布した後に、第4図に示すように、磁
気記録層2の上にスクリーン印刷、オフセット印刷等の
方法を用いて低保磁力の磁気バーコード3を設け、、さ
らに同様の方法で残留磁化のないダミーバーコード12
を設けている。そして、その上に隠蔽性のインキを塗布
して隠蔽層4を形成し、磁気面を隠蔽している。
ドカードとして多用されている。この磁気記録カードの
多くは、磁気バーコード3とダミーバーコード12を組
み合わせてセキュリティ性を付与するために、基材l上
に磁気記録層を塗布した後に、第4図に示すように、磁
気記録層2の上にスクリーン印刷、オフセット印刷等の
方法を用いて低保磁力の磁気バーコード3を設け、、さ
らに同様の方法で残留磁化のないダミーバーコード12
を設けている。そして、その上に隠蔽性のインキを塗布
して隠蔽層4を形成し、磁気面を隠蔽している。
上記したように、磁気記録層2上に磁気バーコード3を
設けた磁気記録カードにおいては、カード自身のセキュ
リティ性を、磁気バーコードによって記録された固定デ
ータによって保持されている。
設けた磁気記録カードにおいては、カード自身のセキュ
リティ性を、磁気バーコードによって記録された固定デ
ータによって保持されている。
しかし、上記した従来の磁気記録カードの製造方法では
、磁気記録カード3とダミーバーコード12の印刷の際
に見当がずれ易く、従来磁気記録カードをバーコード面
側から見ると、磁気バーコード3並びにダミーバーコー
ド12がお互いに上下にずれていることが多い、また、
双方のバーの材料が異なっているためにその平面性も異
なっている。したがって、隠蔽層4を設けても目視によ
って真の磁気バーコード3およびダミーバーコード12
の存在確認および識別は比較的容易に可能である。この
磁気バーコード3、およびダミーバーコード12の識別
が容易であるという事実は、貨幣と同等の価値を持つ磁
気記録カードのセキュリティ性を低下させていることに
他ならない。
、磁気記録カード3とダミーバーコード12の印刷の際
に見当がずれ易く、従来磁気記録カードをバーコード面
側から見ると、磁気バーコード3並びにダミーバーコー
ド12がお互いに上下にずれていることが多い、また、
双方のバーの材料が異なっているためにその平面性も異
なっている。したがって、隠蔽層4を設けても目視によ
って真の磁気バーコード3およびダミーバーコード12
の存在確認および識別は比較的容易に可能である。この
磁気バーコード3、およびダミーバーコード12の識別
が容易であるという事実は、貨幣と同等の価値を持つ磁
気記録カードのセキュリティ性を低下させていることに
他ならない。
従、うて、以上のことを考慮すると、従来の製造方法に
よってなる磁気記録カードでは満足のいくセキュリティ
性を保持しているとは言えないのが実情である。
よってなる磁気記録カードでは満足のいくセキュリティ
性を保持しているとは言えないのが実情である。
本発明は上述のような問題を解決するためになされたも
ので、磁気バーコード3を目視確認不可能とした磁気記
録カードを製造するための方法を提供することを目的と
する。
ので、磁気バーコード3を目視確認不可能とした磁気記
録カードを製造するための方法を提供することを目的と
する。
上記の目的を達成するため、本発明の製造方法は磁気記
録層2上に設けた磁気バーコード3を加熱加圧によって
磁気記録層中に埋め込み、磁気記録層2表面を平滑とし
たことを特徴としており、この上に隠蔽層4を設けるこ
とにより、磁気バーコード3は目視確認不可能となる。
録層2上に設けた磁気バーコード3を加熱加圧によって
磁気記録層中に埋め込み、磁気記録層2表面を平滑とし
たことを特徴としており、この上に隠蔽層4を設けるこ
とにより、磁気バーコード3は目視確認不可能となる。
本発明の製造方法によってなる磁気記録カードは、目視
による磁気バーコード3の存在確認が不可能となるため
に、セキュリティ性が向上し、偽造・複製が一段と困難
になり、また、磁気バーコード3と併用されているダミ
ーバーコード12も不用となる。さらには、カード表面
に突起物がなくなることから、磁気ヘッドの耐摩耗性が
向上し、カードの寿命が延びることが期待される。
による磁気バーコード3の存在確認が不可能となるため
に、セキュリティ性が向上し、偽造・複製が一段と困難
になり、また、磁気バーコード3と併用されているダミ
ーバーコード12も不用となる。さらには、カード表面
に突起物がなくなることから、磁気ヘッドの耐摩耗性が
向上し、カードの寿命が延びることが期待される。
以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。
明する。
第1図は本発明に係る磁気記録カードの構成を示す断面
図である。ls材1上に磁気記録層2を設け、加熱加圧
によって磁気バーコード3が磁気記録層2中に埋め込ま
れている。さらにその上から、隠蔽層4を設けている。
図である。ls材1上に磁気記録層2を設け、加熱加圧
によって磁気バーコード3が磁気記録層2中に埋め込ま
れている。さらにその上から、隠蔽層4を設けている。
基材1はポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリカーボネ
ート、ポリメタクリル酸メチル、ポリスチレン等のプラ
スチック類、紙、合成紙などを単独でまたは複合体とし
て用いることが出来る。磁気記録層2は、磁性粉、例え
ばγ−Fe、O,CO被着y、−Fe、O,、Fe30
a、CrO2、Fe、Fe −Cr、 Fe −Co、
Co −Cr、 Co −Ni、MnAl Ba
フェライト、Srフェライトなどの従来公知の磁性微粒
子を適当な樹脂に分散し、この分散液を基材1上に、バ
ーコード、ブレードコート、エアナイフコート、グラビ
アコート、ロールコート、等のソルベントコート法、あ
るいはスクリーン印刷法により、塗布、乾燥して形成す
る。尚、この際に用いられる樹脂としては、ポリウレタ
ン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステ
ル樹脂等が考えられるが、磁気記録層2中に磁気バーコ
ード3を埋め込むためには、熱可塑性が高い樹脂が好ま
しい、しかしながら、これに限ることはなく、熱硬化性
の樹脂であってもこれを未硬化の状態で用いることが出
来る0M1気バーコード3は、低保磁力の磁性粉、例え
ば、Fe5NiSZn−フェライト、Ni−Zn−7エ
ライト、Mn−Zn−フェライト、Fe1O,等、ある
いはパーマロイ、センダスト等の合金を適当な樹脂に分
散して、スクリーン印刷、オフセット印刷、グラビア印
刷等の方法を用いて、磁気記録層2上に磁気バーコード
3を形成する。尚、この際に用いられる樹脂としては、
ポリウレタン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、
ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等が考えられるが、磁
気記録層2中へ磁気バーコード3をひび割れやつぶれ等
が起こらないように埋め込むためには、磁気バーコード
3が十分な強度を有していることが望ましいため、イン
シアネート系等の硬化剤を用いて、十分に硬化させるの
が好ましい、しかしながら、これに限るものではなく、
未硬化の状態であっても、磁気記録Ji2よりも磁気バ
ーコード3の方が相対的に強度が高ければ、何等差し仕
えはない。
ート、ポリメタクリル酸メチル、ポリスチレン等のプラ
スチック類、紙、合成紙などを単独でまたは複合体とし
て用いることが出来る。磁気記録層2は、磁性粉、例え
ばγ−Fe、O,CO被着y、−Fe、O,、Fe30
a、CrO2、Fe、Fe −Cr、 Fe −Co、
Co −Cr、 Co −Ni、MnAl Ba
フェライト、Srフェライトなどの従来公知の磁性微粒
子を適当な樹脂に分散し、この分散液を基材1上に、バ
ーコード、ブレードコート、エアナイフコート、グラビ
アコート、ロールコート、等のソルベントコート法、あ
るいはスクリーン印刷法により、塗布、乾燥して形成す
る。尚、この際に用いられる樹脂としては、ポリウレタ
ン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステ
ル樹脂等が考えられるが、磁気記録層2中に磁気バーコ
ード3を埋め込むためには、熱可塑性が高い樹脂が好ま
しい、しかしながら、これに限ることはなく、熱硬化性
の樹脂であってもこれを未硬化の状態で用いることが出
来る0M1気バーコード3は、低保磁力の磁性粉、例え
ば、Fe5NiSZn−フェライト、Ni−Zn−7エ
ライト、Mn−Zn−フェライト、Fe1O,等、ある
いはパーマロイ、センダスト等の合金を適当な樹脂に分
散して、スクリーン印刷、オフセット印刷、グラビア印
刷等の方法を用いて、磁気記録層2上に磁気バーコード
3を形成する。尚、この際に用いられる樹脂としては、
ポリウレタン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、
ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等が考えられるが、磁
気記録層2中へ磁気バーコード3をひび割れやつぶれ等
が起こらないように埋め込むためには、磁気バーコード
3が十分な強度を有していることが望ましいため、イン
シアネート系等の硬化剤を用いて、十分に硬化させるの
が好ましい、しかしながら、これに限るものではなく、
未硬化の状態であっても、磁気記録Ji2よりも磁気バ
ーコード3の方が相対的に強度が高ければ、何等差し仕
えはない。
以上のようにして磁気記録層2上に形成した磁気バーコ
ード3をプレス機を用いて加熱加圧によって埋め込む、
隠蔽層4としては、金、銀等の隠蔽性のインキを用いて
グラビア印刷、オフセット印刷、スクリーン印刷、リバ
ースロールコート等の方法を用いて形成する。
ード3をプレス機を用いて加熱加圧によって埋め込む、
隠蔽層4としては、金、銀等の隠蔽性のインキを用いて
グラビア印刷、オフセット印刷、スクリーン印刷、リバ
ースロールコート等の方法を用いて形成する。
以下、実際の試作例について述べる。
試作例(1)
磁気記録層用インキ:
磁性粉MC−127(戸田工業■) 50部塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体樹脂VAGH(ユニオンカー
バイド■) 20部溶剤VC202(東
洋インキ製造■) 100部以上の組成によってなる
磁気塗料を188μm厚のポリエチレンテレフタレート
フィルムにグラビア法を用いて塗布し、15μm厚の磁
気記録層2を形成した。次に、以下の組成からなる磁気
バーコード用インキを用いて、スクリーン印刷法によっ
て盛り厚10μmの磁気バーコードを形成した後、70
℃で48時間のエージングを行い、磁気バーコード3を
十分に硬化させた。
ニル−酢酸ビニル共重合体樹脂VAGH(ユニオンカー
バイド■) 20部溶剤VC202(東
洋インキ製造■) 100部以上の組成によってなる
磁気塗料を188μm厚のポリエチレンテレフタレート
フィルムにグラビア法を用いて塗布し、15μm厚の磁
気記録層2を形成した。次に、以下の組成からなる磁気
バーコード用インキを用いて、スクリーン印刷法によっ
て盛り厚10μmの磁気バーコードを形成した後、70
℃で48時間のエージングを行い、磁気バーコード3を
十分に硬化させた。
磁気バーコード用インキ:
鉄粉 50部塩化ビ
ニル−酢酸ビルニ共重合樹脂VAGH(ユニオンカーバ
イド■) 10部溶剤S−787(東洋
インキ製造■) 40部イソシアネート系硬化剤コロ
ネートHL(日本ポリウレタン工業■)
2部さらに、ホットプレス機を用いて、以下の条件で
加熱加圧し、磁気バーコード3を磁気記録層2中に埋め
込んだ。
ニル−酢酸ビルニ共重合樹脂VAGH(ユニオンカーバ
イド■) 10部溶剤S−787(東洋
インキ製造■) 40部イソシアネート系硬化剤コロ
ネートHL(日本ポリウレタン工業■)
2部さらに、ホットプレス機を用いて、以下の条件で
加熱加圧し、磁気バーコード3を磁気記録層2中に埋め
込んだ。
ホットプレス条件:
1次加圧 18kg/cd、100℃
2次加圧 50 kg / cii、100℃最後に、
磁気記録層2の上に、市販の隠蔽性の銀インキを用いて
スクリーン印刷によってl!l蔽層4を設けた。
磁気記録層2の上に、市販の隠蔽性の銀インキを用いて
スクリーン印刷によってl!l蔽層4を設けた。
試作例(2)
磁気記録層用インキ:
磁性粉MC−127(戸田工業II) 50部塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂VAGH(ユニオン
カーバイド■) 10部ポリウレタン
樹樹脂ニラポラン230 (日本ポリウレタン工業■) 10部溶剤
VC202(東洋インキ製造■) 100部イソシアネ
ート系硬化剤コロネー)HL 4部以上の組成によ
ってなる磁気塗料を188μm厚のポリエチレンテレフ
タレートフィルムにグラビア法を用いて塗布し、15μ
m厚の磁気記録層2を形成した0次に以下の&I或から
なる磁気バーコード用インキを用いて、スクリーン印刷
法によって盛り厚10μmの磁気バーコードを形成した
。
化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂VAGH(ユニオン
カーバイド■) 10部ポリウレタン
樹樹脂ニラポラン230 (日本ポリウレタン工業■) 10部溶剤
VC202(東洋インキ製造■) 100部イソシアネ
ート系硬化剤コロネー)HL 4部以上の組成によ
ってなる磁気塗料を188μm厚のポリエチレンテレフ
タレートフィルムにグラビア法を用いて塗布し、15μ
m厚の磁気記録層2を形成した0次に以下の&I或から
なる磁気バーコード用インキを用いて、スクリーン印刷
法によって盛り厚10μmの磁気バーコードを形成した
。
磁気バーコード用インキ:
鉄lA 50部塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂VAGH(ユニオンカ
ーバイド■) 10部溶剤S−787(
東洋インキ製造■) 40部イソシアネート系硬化
剤コロネートHL(日本ポリウレタン工業■)
2部さらに、ホットプレス機を用いて、以下の
条件で加熱加圧し、磁気バーコード3を磁気記録層2中
に埋め込んだ、その後に、70゛Cで48時間の工−ジ
ングを行なった。
化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂VAGH(ユニオンカ
ーバイド■) 10部溶剤S−787(
東洋インキ製造■) 40部イソシアネート系硬化
剤コロネートHL(日本ポリウレタン工業■)
2部さらに、ホットプレス機を用いて、以下の
条件で加熱加圧し、磁気バーコード3を磁気記録層2中
に埋め込んだ、その後に、70゛Cで48時間の工−ジ
ングを行なった。
ホットプレス条件:
1次加圧 10kg/cd、100℃
2次加圧 50kg/C4,100℃
最後に、磁気記録N2の上に、市販の1!!蔽性の銀イ
ンキを用いてスクリーン印刷によって隠蔽層4を設けた
。
ンキを用いてスクリーン印刷によって隠蔽層4を設けた
。
以上2例の方法によって得られた磁気記録カードの裏面
は完全に平滑で磁気バーコードの存在の確認は目視によ
っては全く不可能であり、このカードが高いセキュリテ
ィ性を保持していることが分かる。
は完全に平滑で磁気バーコードの存在の確認は目視によ
っては全く不可能であり、このカードが高いセキュリテ
ィ性を保持していることが分かる。
また、この磁気記録カードに磁場を印加して磁気バーコ
ード3の出力特性を調べたところ、第3図のような特性
図が得られ、磁気バーコード3は確実に動作しているこ
とが分かった。
ード3の出力特性を調べたところ、第3図のような特性
図が得られ、磁気バーコード3は確実に動作しているこ
とが分かった。
以上詳述した通り、磁気バーコード3が目視確認不可能
ということから、本発明は従来と比較してよりセキュリ
ティ性の高い磁気記録カードを提供することが可能であ
る。また、従来用いていたダ果−バーコード12が不用
となることから、問題点の一つであった磁気バーコード
3とダ旦−バーコード12の印刷の見当精度に依存しな
いセキュリティ性を実現することが出来る。さらには、
磁気記録カード裏面、すなわち磁気記録面側の突起がな
くなることから、磁気ヘッドに対する耐摩耗性が向上し
、カード寿命が延長する事や、カード裏1面全体への印
刷・印字が可能となるなど、実用面での効果は大きいと
考えられる。
ということから、本発明は従来と比較してよりセキュリ
ティ性の高い磁気記録カードを提供することが可能であ
る。また、従来用いていたダ果−バーコード12が不用
となることから、問題点の一つであった磁気バーコード
3とダ旦−バーコード12の印刷の見当精度に依存しな
いセキュリティ性を実現することが出来る。さらには、
磁気記録カード裏面、すなわち磁気記録面側の突起がな
くなることから、磁気ヘッドに対する耐摩耗性が向上し
、カード寿命が延長する事や、カード裏1面全体への印
刷・印字が可能となるなど、実用面での効果は大きいと
考えられる。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は本発明の
製造方法を用いて作られた磁気記録カードの構成を示す
断面図、第3図は磁気バーコードの出力波形を示す特性
図である。 また、第4図は従来の技術を説明するものであって、磁
気記録カードの構成を示す断面図である。
製造方法を用いて作られた磁気記録カードの構成を示す
断面図、第3図は磁気バーコードの出力波形を示す特性
図である。 また、第4図は従来の技術を説明するものであって、磁
気記録カードの構成を示す断面図である。
Claims (2)
- (1)磁気記録層上に磁気バーコードを設けてなる磁気
記録カードにおいて、熱可塑性樹脂を用いた磁気塗料に
よって形成された磁気記録層上に熱硬化性樹脂からなる
磁気バーコードを形成し、かかる磁気バーコードを加熱
硬化させた後に、加熱加圧によって磁気記録層中に埋め
込み、磁気記録層表面を平滑とし、前記磁気記録層上に
隠蔽層を設けることにより、磁気バーコードを目視確認
不可能とならしめたことを特徴とする磁気記録カードの
製造方法。 - (2)特許請求項第1項記載の磁気記録カードにおいて
、熱硬化性樹脂を樹脂を用いた磁気塗料によって形成さ
れた磁気記録層上に、熱硬化樹脂からなる磁気バーコー
ドを形成し、双方が未硬化の状態で、磁気バーコードを
加熱加圧によって磁気記録層中に埋め込み表面を平滑と
ならしめた後に加熱硬化させ、かかる磁気記録層表面上
に隠蔽層を設け、磁気バーコードを目視確認不可能とす
ることを特徴とする磁気記録カードの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21042889A JP2789703B2 (ja) | 1989-08-15 | 1989-08-15 | 磁気記録カードの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21042889A JP2789703B2 (ja) | 1989-08-15 | 1989-08-15 | 磁気記録カードの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0376026A true JPH0376026A (ja) | 1991-04-02 |
JP2789703B2 JP2789703B2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=16589154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21042889A Expired - Fee Related JP2789703B2 (ja) | 1989-08-15 | 1989-08-15 | 磁気記録カードの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2789703B2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-15 JP JP21042889A patent/JP2789703B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2789703B2 (ja) | 1998-08-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |