JPH0375494A - 耐火物監視用温度センサ - Google Patents

耐火物監視用温度センサ

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JPH0375494A
JPH0375494A JP13973390A JP13973390A JPH0375494A JP H0375494 A JPH0375494 A JP H0375494A JP 13973390 A JP13973390 A JP 13973390A JP 13973390 A JP13973390 A JP 13973390A JP H0375494 A JPH0375494 A JP H0375494A
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JP
Japan
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temperature
temperature sensor
refractory
resistance
pair
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Application number
JP13973390A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Nagai
信幸 永井
Akio Arai
明男 新井
Takashi Moriyama
隆 森山
Koji Shimomura
下村 興治
Toshitake Okada
岡田 利武
Yasuo Yoshida
康夫 吉田
Shuji Kitayama
北山 修二
Yuji Ochiai
勇司 落合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、燃焼炉9反応炉などの高温炉や、高温溶融物
を運搬・収容する耐火物容器(溶銑鍋。
溶鋼鍋、転炉、混銑車等)や、高温溶融物の樋(製鉄業
の高炉主樋、溶銑樋等)や、高炉の出銑口。
炉底、あるいは、各種窯業分野(ガラス、セメント等)
の連続式溶融炉などにおける内張耐火物の広域温度計測
、侵食監視に用いて好適の耐火物監視用温度センサに関
する。
[従来の技術] このような高温炉、耐火物容器、樋等の内張耐火物の温
度状況を正確、迅速に検知することは、炉等の安全操業
や製品の品質管理の上から極めて重要なポイントである
。このため、従来より、耐火物の温度、侵食状況を監視
するために各種のセンサや監視装置が提案されている。
■例えば実開昭57−170032号公報に記載された
多点式温度センサでは、シース型熱電対またはシース型
測温抵抗体等からなる複数の測温体を、外套保護管内に
おいて各々の測温体の感温部を長手方向に位置をずらし
て配置し、多点での温度検出を可能にしている。このよ
うなセンサを耐火物の厚さ方向と平行に配設し、各点で
の温度を検知することにより、耐火物の侵食量を監視す
ることができる。
■特開昭53−122608号公報に記載された溶銑樋
監視方法では、溶銑樋でその樋材の損耗の激しい個所(
樋材継目、溶銑面レベル)に、温度変化を電気抵抗変化
として検出しうるセンサを設置している。このセンサに
は、常時、定電流を流し、センサから取り出される抵抗
を計測する。湯もれや樋材の損耗があると、樋外壁部分
の温度が上昇し、これによりセンサの電気抵抗も変化す
る。この変化を検知することで、湯もれや樋侵食損耗に
よる事故が未然に防止される。
■実公昭57−46355号公報に記載された溶銑樋監
視装置では、溶銑樋の侵食や亀裂の生じやすい部位の樋
材中に、センサが埋設されている。
このセンサは、筒状の導体と、その中心を貫き且つ導体
内に充填された絶縁物にて保持された線状の導体とから
構成されている。そして、溶銑樋の耐火物に侵食、亀裂
等の損傷が発生すると、上記センサが溶銑に触れ、セン
サ内の絶縁物が溶損し、筒状の導体と線状の導体とが導
通状態になる。この導通状態を電気的に検知することに
より、湯もれ等による事故を防止できる。
■特開昭60−89701号公報に記載された高炉出銑
樋の侵食監視方法では、高炉出銑樋の樋材下部の不定形
耐火物内に導体を埋設し、この導体とアース間に交流電
圧を印加しながら、上記の導体とアースとの間を流れる
電流変化を検出し、その検出値により出銑樋の侵食を監
視している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来の各種センサや侵食監視手
段では、それぞれ下記のような課題がある。
前記項目■のセンサでは、長手方向複数点に感温部を配
設して計測を行なうため、−次元の離散的測定であり、
感温部間でホットスポットがある場合には測定不能にな
る。また、外套保護管内に多数本のシース型熱電対また
はシース型測温抵抗体を収納するため、センサ外径が大
きくなり、挟小部へのセンサ取付が不可能であるばかり
か、曲げ半径も大きくなり施工・取扱が困難になる。さ
らに、1200℃を超える高温を計測する場合には、通
常、R型態電対(白金−白金・ロジウム)を使用するた
め、センサの製造コストが高くなる。
前記項目■の監視方法では、異常侵食を検知するために
は、1200〜1500℃程度での抵抗変化を検出しな
ければならないが、この温度範囲では導体の抵抗変化は
少なく検出が困難である。
また、広い範囲で侵食を監視する場合、侵食位置の特定
を行なえない。
前記項目■の監視装置では、センサの溶損により侵食を
検知するため、センサの再利用や連続使用ができないほ
か、センサが溶損するまで侵食に対する情報が得られな
い、また、項目■と同様に、広い範囲で侵食を監視する
場合、侵食位置の特定を行なえない。
前記項目■の監視方法では、侵食検知はポイント測定で
あるため、測定点数を増すためにはその数だけ導体を埋
め込む必要があり、装置が大型化してしまう、また、導
体が溶銑に接触した時の電気抵抗変化を検知するため、
センサ部は1回しか使用できず、項目■と同様に、セン
サの再利用や連続使用ができない、さらに、溶銑による
高温のために耐火物のシャントエラー(絶縁抵抗の劣化
)が生じ、誤検知の原因となる場合がある。
本発明は、上述のような課題を解消するためになされた
もので、広範囲の連続的検知や侵食位置の特定を可能に
するとともに、再利用、連続使用もできる。コンパクト
で安価な耐火物監視用温度センサを得ることを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の耐火物監視用温度
センサ(請求項1)は、一定間隔をあけて対向配設され
た一対の金属体を、耐火物の監視範囲に沿ってそなえる
とともに、前記一対の金属体の相互間に、高温状態にな
ると絶縁抵抗の低下する絶縁物を充填し、前記一対の金
属体間の抵抗変化に基づいて前記耐火物の監視範囲内に
おける温度を検知することを特徴としている。
請求項2の温度センサは、請求項1の温度センサにおい
て、一対の金属体の対向部分を、前記耐火物の監視範囲
内の特定局部位置に限定することを特徴としている。
請求項3の温度センサは、請求項1の温度センサにおい
て、一対の金属体を、互いに平行に対向配設された2枚
の高融点金属板状材として面内に構成したことを特徴と
している。
請求項4の温度センサは、一定間隔をあけて対向配設さ
れた一対の金属体を複数組そなえ、これら各組の一対の
金属体を、それぞれ耐火物の監視範囲内においてずらし
て配設するとともに、前記各組の一対の金属体の相互間
に、高温状態になると絶縁抵抗の低下する絶縁物を充填
し、前記各組の一対の金属体間の抵抗変化に基づいて、
前記耐火物の監視範囲内における温度および温度上昇の
発生個所を検知することを特徴としている。
[作   用コ 上述した請求項1記載の温度センサでは、耐火物の侵食
等の状況をセンサ自体の溶損ではなく、侵食等により高
温になることに起因する絶縁物の絶縁抵抗変化により検
知するので、センサ自体が破損することはなく、再利用
、連続使用が可能になるほか、一対の金属体を配設した
範囲全域において温度センシングを行なうことができる
請求項2記載の温度センサでは、一対の金属体の対向部
分を特定局部位置に限定することで、温度上昇個所つま
り耐火物の侵食個所を容易に特定することが可能になる
請求項3記載の温度センサでは、一対の金属体を面構成
とすることで、極めて広い2次元範囲に亘って耐火物の
監視を行なえる。
請求項4記載の温度センサでは、ずらして配設した各組
の一対の金属体間の抵抗変化を検知し、どの組の金属体
間に抵抗変化が生じたかをみることで、耐火物の監視範
囲内における温度のみならず、温度上昇の発生個所つま
りは耐火物の侵食個所が特定される。
[発明の実施例] 以下、図面により本発明の実施例について説明すると、
第1図は本発明の第1実施例としての耐火物監視用温度
センサを示す斜視図であり、この第工図において、1,
1はセンサ長手方向で一定間隔党をあけ一定対向面積を
有して対向配設された一対の金属体(非直線状でも可)
、これらの金属体1,1は、耐火物の監視範囲に沿って
そなえられる。また、2は一対の金属体1,1の相互間
に充填された絶縁物で、この結縁物2は、第2図に示す
ように、高温状態になるとM縁抵抗の低下する(シャン
ト抵抗が生じる)もので、高低の温度変化を繰り返し受
けても常に同一の特性を示す物質にて構成される。この
ような絶縁物2としては、例えば、特に高温領域(13
00℃)にて有効な高純度のMg0(純度99.8%)
、あるいはアルミナなどが用いられる。さらに、3,3
はそれぞれ金属体1,1に接続されたリード線であり、
このリード線3,3を介して、一対の金属体1.1間の
抵抗変化を検出する。
上述の構成により1本発明の第1実施例の温度センサで
は、リード線3,3を介して検出される金属体1.1間
の抵抗は、センサ長手方向全域にわたって低温である場
合、非常に大きな値(第2図参照)となるが、センサ長
手方向の任意の位置で温度が上昇すれば、第2図に示す
ように小さな値へと変化する。即ち、本実施例の温度セ
ンサは、一対の金属体1,1を配設した範囲全域内の任
意位置での温度上昇(ホットスポット)を検知すること
ができる。
このように1本発明の第1実施例の温度センサによれば
、耐火物の侵食等の状況が、センサ自体の溶損ではなく
、侵食等により高温になることに起因する絶縁物2の絶
縁抵抗変化により検知されるので、センサの再利用、連
続使用が可能になるほか、監視範囲全域の任意位置にお
いて温度センシングを行なうことのできる、コンパクト
で安価なものが得られる。また、監視範囲全域の任意位
置での温度監視が可能であるため、従来のように多数本
の熱電対等を用いる必要がなくなり、センサの最外径を
小さくでき挟小部への取付が可能になるばかりか、セン
サの曲げ半径も小さくでき施工や取扱が極めて容易にな
る。さらに、この温度センサは、絶縁物2のシャントエ
ラー自体を積極的に利用した新しい原理のセンサであり
、高精度の監視が行なわれる。
第3,4図は本発明の第2実施例としての耐火物監視用
温度センサを示すもので、第3図はその斜視図、第4図
はその断面斜視図である。第3゜4図に示すように、本
実施例では、一対の金属体として2本の高融点金属線(
例えばカンタル線。
クロメル線、インコネル線等)4,4が用いられており
、これらの高融点金属線4,4が、互いに平行に保護管
(例えばSUS、インコネル、カンタル等)5内に収納
されるとともに、高融点金属線4,4問および保護管5
内には、第1実施例と同様の絶縁物2が充填されている
。そして、各高融点金属線4,4にそれぞれリード線3
,3が接続され、リード線3,3を介して高融点金属線
4゜4間の抵抗が検出されるようになっている。
このような構成により、本実施例でも第1実施例と同様
の作用効果が得られるほか、金属体として高融点金属線
4,4を用いることで、温度センサ自体を極めてコンパ
クトに構成できる。
第5図は本発明の第3実施例としての耐火物監視用温度
センサを示す断面図であり、本実施例でも、第5図に示
すように、第2実施例と同様に金属体として2本の高融
点金属線4,4を用いているが、この第3実施例では、
2本の高融点金属線4.4が、それぞれ保護管5の両端
から挿入されており、これらの高融点金属線4,4の対
向部分が、センサ長手方向(耐火物の監視範囲内)の特
定局部位置d内に限定されている。
このような構成により、センサ長手方向の全範囲のうち
の特定された範囲内での温度上昇を検知できるようにな
り、ポイント型の温度センサと同様の作用が得られ、耐
火物の侵食個所を容易に特定できる。
第6図は本発明の第4実施例としての耐火物監視用温度
センサを示す断面図であり、本実施例では、第6図に示
すように、第1実施例と同様に一対の金属体1,1を用
いてセンサが構成されているが、この第4実施例では、
金属体1.1間に絶縁物2が充填されるとともに、金属
体1,1のリード線3,3の接続部に、抵抗値Rの抵抗
器6の両端が取り付けられている。
このような構成により、前述した第1実施例と同様の作
用効果が得られるほか、この第4実施例では、リード4
13.3間の抵抗つまり金属体1゜1間の抵抗は、低温
時には最大でRとなり、温度が上昇するにつれて、Rか
ら低下していく、従って、計測中にリード3,3の断線
が生じれば、第7図に示すように、測定している抵抗が
急激に大きくなるため、そのリード線3,3の断線を検
知することが可能になる。また、抵抗測定の入力インピ
ーダンスがRまで低下することになるので、ノイズが低
減し測定精度が向上するという利点も得られる。このよ
うに、抵抗器6を設ける方式は、前述したいずれの実施
例にも適用できることはいうまでもない。
第8,9図は本発明の第5実施例としての耐火物監視用
温度センサを示すもので、第8図はその斜視図、第9図
はその変形例を示す斜視図である。
本実施例では、第1実施例における一対の金属体1.1
を、互いに平行に対向配設された2枚の高融点金属板状
材として面内に構成したものである。
例えば、第8図に示すように、2枚の高融点金属板7,
7を互いに平行に対向配設し、これらの高融点金属板7
,7の相互間には前述と同様の絶織物2が充填されてい
る。そして、各金属板7゜7にはリード線3を介して抵
抗計8が接続され、この抵抗計8により金属板7,7間
の抵抗変化が検出されるようになっている。
また、第9図に示す例では、一対の金属体の一方もしく
は両方を、網状の高融点金属網7Aで構成し、その他の
部分は第8図に示すものと同様の構成としている。なお
、一方の金属体のみ高融点金属網7Aとする場合には、
他方の金属体は第8図と同様の高融点金属板7とする。
上述の構成により、第8,9図に示す温度センサによっ
ても、第1実施例と同様の作用効果が得られるほか、極
めて広い2次元範囲に亘って温度。
侵食状況の監視が1つのセンサで可能になり効率的であ
る。また、第9図に示す高融点金属網7Aを用いた温度
センサでは、実際に耐火物内に温度センサを埋股した際
に金jK/耐火物の比が減少し。
センサ自体のみならず、設置対象の耐火物の耐熱性を向
上させることができる。ただし、高融点金属網7Aを用
いた場合、侵食検知能力(分解能)は、その網目間隔に
より決まる。
第8,9図に示したタイプの温度センサを具体的に適用
した例を第10図に示す、第10図は溶銑樋への適用例
を示す断面斜視図であり、この第10図において、9は
耐火レンガ製の溶銑樋、10は溶銑樋9を流れる溶銑、
11は第8図もしくは第9図に示した温度センサ、12
は鉄皮であり、溶銑樋10の両側壁に沿ってそれぞれ温
度センサ11,11が設置されるとともに、各11゜1
1の外側がさらに鉄皮12,12により覆われている。
このような構成で、溶銑樋10の耐火レンガ壁の局部あ
るいは全域の温度状況が、温度センサ11,11および
抵抗計8により抵抗変化として監視され、溶銑樋10の
耐火レンガ壁の侵食状況の監視が行なわれる。
なお、第10図に示すように温度センサ11の外側を鉄
皮12で覆う場合、温度センサ11における金属板7も
しくは金属網7Aの一方を鉄皮12で兼用させることも
可能で、この場合、より簡素かつ経済的構成で耐熱性、
施工性に富む温度センサを得ることができる。
ここで、上述した第工〜5実施例の温度センサに用いて
好適の検出表示回路の例を第11図に示す。第11図は
そのブロック図であり、この第11図において、13は
抵抗器17およびリード線3.3を介して金属体間に定
電圧を印加する定電圧電源、14はリード線3,3を介
して金属体間に印加される電圧(金属体間抵抗に相当)
を検出するプリアンプ、15−1〜15−nはそれぞれ
プリアンプ14からの検出電圧をn個の異なる基準値V
□〜V、と比較する比較器、16−1〜16−nはそれ
ぞれ比較器15−1〜15−nの比較出力を受けその出
力がオンになったか否かに応じて表示を行なう表示器で
ある。
このような検出表示回路では、第2図により示したよう
に、金属体間の絶縁物2のシャント抵抗は温度上昇に従
って単調に減少し、しかも耐火物の侵食量に応じて温度
が上昇することを利用しており、電圧として測定された
金属体間の抵抗値を、比較器15−1〜15−nにより
複数の基準値■1〜Vnと比較することで、準連続的な
侵食量を把握することが可能になる。さらに、その比較
結果を表示器16−1〜16−nにて表示することによ
り、オペレータ等へ現侵食状況を容易に且つ明確に知ら
しめることができる。
さて1次に本発明の第6実施例としての耐火物監視用温
度センサについて説明すると、第12図はその縦断面図
、第工3図はその横断面図、第14図はその温度センサ
に接続される検出回路の例を示すブロック図である。
第12.13図に示すように1本実施例では、一定間隔
をあけて平行に対向配設された一対の導線(金属体)1
9−1〜19−6が、同名円状に3組そなえられている
。ここで、導線19−1と19−2.19−3と19−
4.19−5と19−6が対になっており、各組ごとの
導線19−l〜19−6が、それぞれ耐火物の監視範囲
内においてずらして配設されている。本実施例では、導
線19−1.19−2が最も長く、ついで導線19−3
.19−4、導線19−5.19−6が最も短くなって
いる。そして、導線19−l〜19−6はすべて保護管
18内に収納され、この保護管18内において、各導線
19−l〜19−6相互間には、前述と同様に、高温状
態になると絶縁抵抗の低下する絶縁物2が充填されてい
る。
このような温度センサは、例えば、第14図に示すよう
に、溶銑21に接する耐火物20内に埋設されるととも
に、所定の検出回路に接続されて、この検出回路により
、導体19−1〜19−6の各組閣の抵抗変化に基づき
、耐火物20の監視範囲(部分■〜■)内における温度
および温度上昇の発生個所つまり耐火物20の侵食状況
が検知される。
検出回路は、抵抗測定装置222部分抵抗演算器23.
侵食部位判定装置24および記録装置(警報装置1)2
5から構成されている。
ここで、抵抗測定装置22は、リード線3を介して対に
なっている各導線19−1〜19−6間の各絶縁抵抗R
1,、R,、、R,、を測定するもの、部分抵抗演算器
23は、抵抗測定装置22からの絶縁抵抗R工2.R1
゜Roに基づいて、後述する演算手段によりセンサ長手
方向の部分的(部分I〜■)な抵抗RI、RII、R1
1lを演算するもの、侵食部位判定装置24は、抵抗測
定装置22からの絶縁抵抗R12,R,□R□および部
分抵抗演算器23からの部分抵抗R1,RII、RI[
Iに基づいて、耐火物20の損耗量とその損耗発生個所
とを判断するものであり、 記録装置(警報装@)25は、侵食部位判定装置24か
らの判定結果を受け、その結果を記録し、あるいはその
結果(例えば後述の第18図参照)に基づいて警報を発
するものである。
上述の構成により、この第6実施例の温度センサ26お
よびこの温度センサ26に接続された検出回路は次のよ
うに動作する。
常時、導線19−1と19−2間の絶縁抵抗R8,導線
19−3と19−4間の絶縁抵抗R□。
導線19−5と19−6間の絶縁抵抗R□が、抵抗測定
装置22により測定されている。温度センサ26を耐火
物20に設置した当初には、耐火物20の厚さも侵食さ
れておらず十分にあり、センサ設置部の温度も低いので
、抵抗測定装置22にて測定された絶縁抵抗R,,,R
34,R,,は無限大となっている。
このような状態から、もし、第14図中の部分■内で異
常侵食が発生すると、この部分■にあるセンサ部つまり
導線19−1.19−2付近の温度が上昇するため、各
絶縁抵抗R工it R,、、R5Gは、第15図(a)
に示すように推移する。従って、部分Iのみで耐火物2
0の侵食が発生すると、絶縁抵抗R13のみが低下し部
分■で侵食が進んでいることが判明する。
また、部分■内で異常侵食が発生した場合、および、部
分I、II内で異常侵食が発生した場合の各絶縁抵抗R
i、、 R34,R,sの推移を、それぞれ第15図(
b)、(c)に示す。これらの場合、第15図(b)、
(Q)に示すように、いずれも絶縁抵抗R工29R34
が低下しているために、部分■内のみで異常侵食が発生
したのか、部分Iおよび■の両方で異常侵食が発生した
のかの判別が行なえない。
そこで、このような場合の判別を行なうために、部分1
.n、Hの各区分での線間絶縁抵抗(以下。
部分抵抗という)RI、RII、Rlnを、部分抵抗演
算器23にて演算する。抵抗測定装置22にて測定でき
る絶縁抵抗R,2,R,4,R,、は、部分抵抗R1,
RII、Rmを用いると、それぞれ第16図(a)、(
b)、(c)に示すように表せる。即ち、抵抗R工2は
抵抗RI、RII、Rmを並列接続し、抵抗R34は抵
抗Rn、RI[[を並列接続し、抵抗R□は抵抗Rmを
接続したものと等価である。従って、第16図(a)〜
(c)の式を解くことにより、部分抵抗RI、Rn、R
mが演算されることになる。つまり、RI=R,、・R
34/(R34Rxz)、Rn = R,、・Rss/
(Rsa  R34)、RIn=Risとなる。
こられの演算を部分抵抗演算器23にて行なうことによ
り、部分抵抗R1,RIB、RI[[が求められる。
部分抵抗R1,RII、Rmの推移を、第15図(a)
、(b)、(c)に対応させてそれぞれ第17図(a)
、(b)、(c)に示す。第17図(a)は部分■のみ
で異常侵食が発生した場合であり、この場合には部分抵
抗R1のみが低下する。また、第17図(b)は部分■
のみで異常侵食が発生した場合であるが、この場合には
、部分抵抗R11のみが低下する。次に、第17図(c
)は部分Iおよび■で異常侵食が発生した場合には、部
分抵抗RI、R11が低下する。
このようにして、第15図(a)〜(c)に示すように
絶縁抵抗R1□t R34# Rssだけでは判断でき
なかった侵食状況が、部分抵抗R1,RIB、RI[I
に基づいて、第17図(a)〜(c)に示すように細か
く判断できるようになる。このような判断が。
侵食部位判定装置24にて行、なわれる。
また、当然のことながら、部分抵抗R1,R11゜RI
[[の抵抗値は、各部分I、II、IIIの侵食の程度
を示すことになる。即ち、第2図からも明らかなように
、抵抗値が大きい場合には温度が低く侵食量は少ない一
方、抵抗値が小さい場合には温度が高く侵食が進んでい
ると判断できる。このような判断を侵食部位判定装置2
4に合せて行なわせ、侵食の程度も判定する。
そして、本実施例では、その侵食部位判定装置24によ
る侵食程度の判定結果に基づき、記録装置(警報装置)
25を動作させる。その動作基準は、第18[!lに示
すように、測定抵抗値がRAまで低下した場合に、局所
侵食を知らせるアラームAを出力し、さらに測定抵抗値
がRBまで抵抗した場合に、溶銑洩れを知らせるアラー
ムBを出力して、オペレータ等にその状況を知らせる。
なお、上述した温度センサ26では、導体が6本3組の
場合について説明したが、第19.20図に示すように
、8本の導体19−1〜19−8をそなえ4組の対とし
てもよいし、2組、5組以上として温度センサを構成し
てもよい、また、導線の数を少なくするため、3組の導
線をそなえる場合、第21.22図に示すように、導線
27−1を共通のものとし、この導線27−1と27−
2間の絶縁抵抗、導線27−1と27−3間の絶縁抵抗
、導線27−lと2774間の絶縁抵抗を測定するよう
にしてもよい、この場合、第22図に示すように、導線
27−1を中心に他の導線27−2〜27−4を同志円
状に配置する。
また、本実施例の温度センサ26は、第23〜28図に
示すように、実際の溶銑樋28に適用することができる
。第23〜28図はいずれもその具体的な適用状態を示
しており、これらの図において、28は溶銑樋、29は
溶銑樋28の不定形耐火物、30は溶銑樋28の定形耐
火物、31は溶銑、32は溶銑31上のスラグ、33は
溶銑樋28の外周に設けられる鉄皮、34は溶銑樋28
内の不定形耐火物29に生じた侵食部である。そして、
温度センサ26は、不定形耐火物29と定形耐火物30
との間において、第25.27図に示すような溶銑樋2
8側壁の長手方向と、第26゜28図に示すような溶銑
樋28底部の幅方向との2つの方向へ沿って埋設されて
いる。このような構成により、第25〜28図に示すよ
うに、不定形耐火物29に侵食部34が生じると、前述
した温度センサ26および検出回路の作用により、その
侵食量および侵食個所を検知することができる。
従って、このように溶銑樋28に本実施例の温度センサ
26を適用した場合には、溶銑31やノロによる侵食を
確実に検知でき漏銑の心配がなくなり、耐火物29.3
0の補修、取替時期を判断できるほか、耐火物29.3
0の取替・修復を行なう度に何サイクルでも温度センサ
26を使用することができる。
さらに、本実施例の温度センサ26は、第29〜34図
に示すように、高炉の炉底部や出銑口まわりの耐火物(
レンガ)の侵食量、侵食部位を監視する際にも適用する
ことができる。第29〜31図はその高炉炉底部への具
体的な適用状態を示し、第32〜34図はその高炉出銑
口への具体的な適用状態系している。
第29〜31図において、26aは温度センサ26の信
号を外部へ導くリード線、35は高炉炉底部、35aは
高炉炉底部35付近に設けられ高炉内の溶銑を外部に取
りだすための出銑口、36は後述する耐火物外周を覆う
鉄皮、37〜39は鉄皮36内周に内張すされたレンガ
(耐火物)テ、37は高炉最底部に敷設されたレンガ、
38はレンガ37上に敷設された敷レンガ、39は敷レ
ンガ38よりも上方に設けられ高゛炉側壁を形成する側
壁レンガである。
このような高炉炉底部35は高炉の稼働に伴い最も損傷
の大きな部分で、この高炉炉底部35において、温度セ
ンサ26は、第29.30図に示すように、側壁レンガ
39の背面と鉄皮36との間に沿い、高炉炉底部35の
全周に亘って複数組設けられるとともに、第29.31
図に示すように、敷レンガ38,38の相互間に沿い、
炉底全面に亘って複数組設けられている。
上述の構成により、高炉炉底部35内のレンガ38.3
9に侵食が生じると、前述した温度センサ26および検
出回路の作用により、その侵食量および侵食個所を検知
することができる。従って。
高炉炉底部35に本実施例の温度センサ26を適用した
場合にも、溶銑等による侵食を確実に検知でき漏銑の心
配がなくなり、レンガ38.39の補修、取替時期を判
断できるほか、レンガ38゜39の取替・修復を行なう
度に何サイクルでも温度センサ26を使用することがで
きる。
また、多数の温度センサ26を設けることなく、広範囲
の侵食監視が可能であるので、鉄皮36にセンサ26用
の多数の穴を設けずにすみ、鉄皮強度低下を防止できる
ほか、レンガ38.39自体に埋設することなく、レン
ガ39と鉄皮36との間やレンガ38相互間に温度セン
サ26を配置するので、レンガ38.39の損傷を与え
ずに済むなどの利点もある。
一方、第32〜34図において、4oは出銑口35a付
近に設けられた出銑口レンガ(定形耐火物)、41は出
銑口レンガ40よりも外方において出銑口金物43の内
周に設けられた出銑口式巻材(不定形耐火物)、42は
出銑口レンガ4o用のレンガ押え金物である。このよう
な出銑口35aでは、高炉内からの溶銑取出に伴いレン
ガ40や穴巻材41の侵食が進み、レンガ40と穴巻材
41との目地部から、第32図に矢印aで示すように漏
銑漏滓が生じるおそれもある。
そこで、この出銑口35a付近の侵食状況や漏銑漏滓を
監視すべく、レンガ4oと穴巻材41との境界部分に沿
って、温度センサ26を設ける。
このとき、温度センサ26は、第33図に示すように、
侵食の生じゃすい出銑口35aの下方側のみに設けても
よいし、第34図に示すように、出銑口35aの全周に
沿って設けてもよい。
上述の構成により、出銑口35a付近において侵食やこ
の侵食に伴う漏銑漏滓が生じると、前述した温度センサ
26および検出回路の作用により、その侵食量、侵食個
所、漏銑漏滓を検知することができる。従って、出銑口
35aに本実施例の温度センサ26を適用した場合にも
、1個の温度センサ26のみにより、溶銑等による侵食
、漏銑漏滓やその特定部位を確実に検知でき、1,2次
災害発生の防止に極めて役立つ。また、レンガ4゜や穴
巻材41の補修、取替時期を判断できるほか、温度セン
サ26は、実際の出銑口35aからある程度の距離だけ
歯なれて配置されているので、漏銑等による溶損以外は
何サイクルでも使用することができる。
上述のように、本発明の第6実施例の温度センサによれ
ば、第1実施例と同様の効果が得られるほか、溶銑樋2
8.高炉炉底部35等の耐火物の監視範囲内における温
度のみならず温度上昇の発生個所、つまりは耐火物の侵
食量や侵食個所を特定することができ、広い範囲での侵
食状況の監視が可能である。また、耐火物の補修時にお
いては、本実施例の温度センサを用いることで、各部位
の残存厚さに応じて補修材質、補修手段を任意に選定で
き、補修材料量の低減にも寄与しうる。
[発明の効果〕 以上詳述したように1本発明の請求項1の耐火物監視用
温度センサによれば、耐火物の侵食等の状況をセンサ自
体の溶損ではなく、侵食等により高温になることに起因
する絶縁物の絶縁抵抗変化により検知する構成としたの
で、センサ自体が破損することはなく再利用、連続使用
が可能になるほか、一対の金属体を配設した範囲全域に
おいて温度センシングを行なえるとともに、コンパクト
かつ安価な構成で高精度の監視を実現できる。
また、本発明の請求項2の温度センサによれば。
一対の金属体の対向部分を、前記耐火物の監視範囲内の
特定局部位置に限定することで、温度上昇個所つまり耐
火物の侵食個所を容易に特定できる。
本発明の請求項3の温度センサによれば、請求項1の温
度センサにおいて、一対の金属体を、互いに平行に対向
配設された2枚の高融点金属板状材として面内に構成す
ることで、極めて広い2次元範囲に亘る耐大物の監視を
実現できる。
さらに、本発明の請求項4の温度センサによれば、ずら
して配設した各組の一対の金属体間の抵抗変化を検知し
、どの組の金属体間に抵抗変化が生じたかをみることで
、耐火物の監視範囲内における温度および温度上昇の発
生個所、つまりは耐火物の侵食個所が特定され、広い範
囲での侵食状況の監視が可能である。従って、耐火物の
侵食監視に適用した場合には、確実にその侵食状況を把
握でき、耐火物をもつ溶銑樋、高炉等の各種用途に適用
でき安全操業を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は本発明の第1実施例としての耐火物監視用
温度センサを示すもので、第1図はその斜視図、第2図
はその絶縁物の特性を示すグラフであり、第3,4図は
本発明の第2実施例としての耐火物監視用温度センサを
示すもので、第3図はその斜視図、第4図はその断面斜
視図であり、第5図は本発明の第3実施例としての耐火
物監視用温度センサを示す断面図、第6,7図は本発明
の第4実施例としての耐火物監視用温度センサを示すも
ので、第6@はその断面図、第7図はその動作を説明す
るためのグラフであり、第8〜10図は本発明の第5実
施例としての耐火物監視用温度センサを示すもので、第
8図はその斜視図、第9図はその変形例を示す斜視図、
第I0図はその温度センサの溶銑樋への適用例を示す断
面斜視図であり、第11図は本発明の各実施例の温度セ
ンサに接続される検出表示回路の例を示すブロック図、
第12〜34図は本発明の第6実施例とじての耐火物監
視用温度センサを示すもので、第I2図はその縦断面図
、第13図はその横断面図、第14図はその温度センサ
に接続される検出回路の例を示すブロック図、第15図
(a)〜(c)はその動作を説明するためのグラフ、第
16図(a)〜(Q)はそれぞれその絶縁抵抗と部分抵
抗との関係を示す等価回路図、第17図(a)〜(c)
はその動作を説明するためのグラフ、第t8図はその警
報動作基準を説明するためのグラフ、第19図はその温
度センサの変形例を示す縦断面図、第20図は第19図
に示す温度センサの横断面図、第21図はその温度セン
サの他の変形例を示す縦断面図、第22図は第21図に
示す温度センサの横断面図、第23〜28図はその温度
センサの溶銑樋への具体的な適用状態を示すもので、第
23図はその溶銑樋の平面図、第24図はその溶銑樋の
縦断面図、第25.26図はそれぞれその溶銑樋の要部
横断面図、第27図はその溶銑樋の要部拡大断面図、第
28図はその溶銑樋の要部拡大横断面図、第29〜31
図はその温度センサの高炉炉底部への具体的な適用状態
を示すもので、第29図はその高炉炉底部の縦断面図、
第30図はその高炉炉底部付近の側壁耐火物の平面図、
第31図はその高炉炉底部の敷耐火物の平面図、第32
〜34図その温度センサの高炉出銑口への具体的な適用
状態を示すもので、第32図はその出銑口の縦断面図、
第33図はその出銑口の正面図、第34図はその出銑口
における温度センサ配置変形例を示す正面図である。 図において、1−金属体、2−絶縁物、3−リード線、
4−高融点金属線、5−保護管、6−抵抗器、7−高融
点金属板、7A−高融点金属網、8−抵抗計、9−溶銑
樋、10−溶銑、11−温度センサ、12−鉄皮、13
一定電圧電源、14−プリアンプ、15−1〜15−n
−比較器、エロー1〜16− n−表示器、17−抵抗
器、18−保護管、19−1〜19−8−導線(金属体
)、20−耐火物、21−溶銑、22−抵抗測定装置、
23一部分抵抗演算器、24−侵食部位判定装置、25
−記録装置(警報装置)、26−温度センサ、26 a
 −リード線、27−1〜27−4−導g(金属体)、
28−溶銑樋、29−不定形耐火物、30一定形耐火物
、31−溶銑、32−スラグ、33−鉄皮、34−侵食
部、35−高炉炉底部、35 a−出銑口、36−鉄皮
、37−レンガ(耐火物)、38−敷レンガ(耐火物)
、39〜側壁レンガ(耐火物)、40−出銑口レンガ(
定形耐火物)、41−出銑口式巻材(不定形耐火物)、
42−レンガ押え金物、43−出銑口金物。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一定間隔をあけて対向配設された一対の金属体が
    、耐火物の監視範囲に沿ってそなえられるとともに、前
    記一対の金属体の相互間に、高温状態になると絶縁抵抗
    の低下する絶縁物が充填され、前記一対の金属体間の抵
    抗変化に基づいて前記耐火物の監視範囲内における温度
    が検知されることを特徴とする耐火物監視用温度センサ
  2. (2)前記一対の金属体が対向する部分を、前記耐火物
    の監視範囲内の特定局部位置に限定することを特徴とす
    る請求項1記載の耐火物監視用温度センサ。
  3. (3)前記一対の金属体が、互いに平行に対向配設され
    た2枚の高融点金属板状材であることを特徴とする請求
    項1記載の耐火物監視用温度センサ。
  4. (4)一定間隔をあけて対向配設された一対の金属体が
    複数組そなえられ、これら各組の一対の金属体が、それ
    ぞれ耐火物の監視範囲内においてずらして配設されると
    ともに、前記各組の一対の金属体の相互間に、高温状態
    になると絶縁抵抗の低下する絶縁物が充填され、前記各
    組の一対の金属体間の抵抗変化に基づいて、前記耐火物
    の監視範囲内における温度および温度上昇の発生個所が
    検知されることを特徴とする耐火物監視用温度センサ。
JP13973390A 1989-05-31 1990-05-31 耐火物監視用温度センサ Pending JPH0375494A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0533031A (ja) * 1991-07-30 1993-02-09 Nkk Corp 溶融精錬炉の炉内耐火物異常検出装置
CN101973373A (zh) * 2010-11-03 2011-02-16 巴柏赛斯船舶科技(上海)有限公司 压载舱透气系统

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5746355U (ja) * 1980-08-28 1982-03-15

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