JPH03742Y2 - - Google Patents

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JPH03742Y2
JPH03742Y2 JP3579482U JP3579482U JPH03742Y2 JP H03742 Y2 JPH03742 Y2 JP H03742Y2 JP 3579482 U JP3579482 U JP 3579482U JP 3579482 U JP3579482 U JP 3579482U JP H03742 Y2 JPH03742 Y2 JP H03742Y2
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pulse width
signal
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width modulation
pulse
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JP3579482U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はパルス幅変調増幅器に関するものであ
る。
パルス幅変調増幅器は、音声信号等の低周波信
号を高周波のキヤリア信号で変調してパルス幅信
号に変換し、その後電力増幅してから、最後にス
ピーカ等の負荷に与える直前でそのキヤリア信号
を除去して復調するようにしたもので、電力増幅
時の効率が非常に良く、このためオーデイオ機器
の増幅器として最近注目を集めている。
従来この種の増幅器として第1図に示すものが
あつた。図において、入力端子1に入力された信
号はパルス幅変調回路2においてパルス幅変調
(PWM)信号に変換され、出力段3及び低域通
過フイルタ4を通り出力端子5に導かれる。上記
出力段3は小さな値の抵抗R1及びR2をそれぞれ
介して+B電源端子6及び−B電源端子7に接続
されている。上記抵抗R1及びR2の出力段側には
それぞれ抵抗R3及びR4、電源端子側にはそれぞ
れコンデンサC1びC2の一端がそれぞれ接続され、
抵抗R3とコンデンサC1並びに抵抗R4とコンデン
サC2の他端はそれぞれPNPトランジスタQ1及び
NPNトランジスタQ2のベースに接続されてい
る。トランジスタQ1及びE2のエミツタはそれぞ
れ+B及び−B電源端子6及び7に接続されてい
る。更に、トランジスタQ2のコレクタは抵抗R5
を介してトランジスタQ1のベースに接続され、
トランジスタQ1のコレクタはドライブ回路8に
導かれ、低域通過フイルタ4と出力端子5間に挿
入されているリレーや半導体スイツチ等のスイツ
チ9の開閉を制御するようになつている。
上述の構成により、通常動作においては、トラ
ンジスタQ1及びQ2が非導通となるように、抵抗
R1乃至R4とコンデンサC1及びC2が設定されてい
て、今第2図aに示すように変調信号の周期をT
とすると、或るパルスの立下り点τ1から次のパル
スの立下り点τ2までの時間が必ず2T以下にある
パルス列が出力段3の出力点Aに発生される。こ
のパルスは低域通過フイルタ4を通過され、高周
波成分が除去された信号が閉状態にあるスイツチ
9を介して出力端子5から出力される。そして、
時点t1で、例えば過大入力や回路素子の異常等に
より出力段3の+B側が短絡れた状態が長時間続
くと、出力点Aの電圧が高レベルを保持し続ける
ようになるため、第2図bに示すようにトランジ
スタQ1のベース電位が変化し、ついには時点t2
トランジスタQ1が導通してスイツチ9が開くよ
うになる。同じように、出力段3の−B側が短絡
された状態が長時間続いた場合にも、トランジス
タQ2が導通し、トランジスタQ1からベース電流
を引込みトランジスタQ1を導通させてスイツチ
9を開き、負荷に過大電流が流れ込むことを防止
している。
ところが、第1図の従来回路では、抵抗R3
コンデンサC1及び抵抗R4とコンデンサC2でそれ
ぞれ構成している低域通過フイルタを介してトラ
ンジスタQ1及びQ2が制御されるため、異常動作
が発生して負荷が切離されるまでに比較的長い時
間T0を要し、この間に負荷を破損させてしまう
恐れがあつた。またトランジスタQ1及びQ2の温
度特性の影響があり、温度変化によつて保護動作
を行う回路の動作レベルが変化してしまう欠点も
あつた。
本考案は上述した点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、異常状態の検出時間を
短縮することにより効果的な負荷保護動作を行う
ようにしたパルス幅変調増幅器を提供することに
ある。
以下本考案を第3図以降を参照して説明する
が、第1図と同等の部分には同一の参照符号を付
してある。図において、出力段3の出力点Aの電
位は抵抗R10及びR11によつて適当な比に分圧さ
れ、これが再トリガ可能な(リトリガブル)ワン
シヨツトマルチバイブレータ(ワンシヨツト・マ
ルチ)10に入力される。ここで、ワンシヨツ
ト・マルチ10のパルス幅T1は、変調周波数の
周期Tの2倍強に設定される。ワンシヨツト・マ
ルチ10の出力はドライブ回路8に入力され、出
力点Aと負荷が接続される出溶端子5との間に設
けられたスイツチ9の開閉を制御する。
上述した構成について以下動作を説明する。
ワンシヨツト・マルチ10は、出力段3の出力
点Aに発生される第4図aに示すような正負に振
れるパルス列が加えられると、負のパルスの入力
に応答して正のパルスを時間T1の間だけ発生し、
この正のパルスの発生時間内に再度負のパルスが
入力されると、それに応答して再トリガ可能にな
つている。
このため、ワンシヨツト・マルチ10の出力パ
ルス幅T1を2T強にしておくと、通常動作時に
は、出力パルス発生時内の次の入力パルスにより
トリガがかけられ、パルス発生時間が延長され、
更に次々と入力パルスが現われることにより、ワ
ンシヨツト・マルチ10の出力は第4図bに示す
ように正側に固定される。しかし、過大入力や素
子の破壊等のため異常が発生すると、出力点Aに
はパルス列が現われなくなるため、ワンシヨツ
ト・マルチ10にトリガがかからなくなつてその
出力がなくなる。この結果、ドライブ回路8はス
イツチ9を開くように動作する。なお、T2は異
常発生からスイツチ9の開までの時間である。ま
た第4図cはワンシヨツト・マルチ10が正のパ
ルスでトリガされる場合の出力波形を示す。
上述のように動作により、異常発生から最大で
も時間T1以内に異常を検出することができる。
また、出力点Aの電位が負側に固定される場合に
もパルス列がなくなるため、同様の動作が行われ
る。
上述した実施例では、変調周波数が被変調周波
数より十分大きく選ばれているが、トリガ間隔が
2T近くになることがないと考えられるときには、
T1は2Tより小さくても良い。
本考案は上述したように、少なくとも復調前の
パルス幅変調信号が入力として加えられる再トリ
ガ可能なワンシヨツトマルチバイブレータを備
え、このワンシヨツトマルチバイブレータの入力
に加わる復調前のパルス幅変調信号の削滅によつ
てワンシヨツトマルチバイブレータの出力に生成
される制御信号により、電力増幅器の出力点とパ
ルス幅変調増幅器の出力端子との間に設けられた
スイツチを開放するようにしたものである。
このため、異常検出に要する時間を最大でも変
調周波数の逆数(周期)の2倍程度とすることが
できるようになり、異常が発生しても負荷を確実
に保護することができる。また、従来のように正
負別々に異常検出を行う必要もなく、保護機能を
有する増幅器を安価でかつ簡単に得ることができ
る。更に、電源投入時においても変調信号である
パルス列が確実に現われるまで増幅された信号を
負荷に供給することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す回路図、第2図は第1図
の回路の各所の波形を示すグラフ、第3図は本考
案の一実施例を示す回路図、第4図は第3図の回
路の各所の波形を示すグラフである。 2……パルス幅変調回路、9……スイツチ、1
0……再トリガ可能なワンシヨツトマルチバイブ
レータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 低周波信号をパルス幅変調回路において高周波
    のキヤリア信号で変調してパルス幅変調信号に変
    換し、その後電力増幅器により電力増幅し、負荷
    に加える直前でキヤリア信号を除去して復調する
    ようにしたパルス幅変調増幅器において、 少なくとも前記復調の前の前記パルス幅変調信
    号が入力として加えられる再トリガ可能なワンシ
    ヨツトマルチバイブレータを備え、このワンシヨ
    ツトマルチバイブレータの入力に加わる前記パル
    ス幅変調信号の削減によつてワンシヨツトマルチ
    バイブレータの出力に生成される制御信号によ
    り、前記電力増幅器の出力点とパルス幅変調増幅
    器の出力端子との間に設けられたスイツチを開放
    するようにしたことを特徴とするパルス幅変調増
    幅器。
JP3579482U 1982-03-16 1982-03-16 パルス幅変調増幅器 Granted JPS58139721U (ja)

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JP3579482U JPS58139721U (ja) 1982-03-16 1982-03-16 パルス幅変調増幅器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3579482U JPS58139721U (ja) 1982-03-16 1982-03-16 パルス幅変調増幅器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58139721U JPS58139721U (ja) 1983-09-20
JPH03742Y2 true JPH03742Y2 (ja) 1991-01-11

Family

ID=30047255

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JP3579482U Granted JPS58139721U (ja) 1982-03-16 1982-03-16 パルス幅変調増幅器

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JPS58139721U (ja) 1983-09-20

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