JPH0374031B2 - - Google Patents
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- JPH0374031B2 JPH0374031B2 JP59146350A JP14635084A JPH0374031B2 JP H0374031 B2 JPH0374031 B2 JP H0374031B2 JP 59146350 A JP59146350 A JP 59146350A JP 14635084 A JP14635084 A JP 14635084A JP H0374031 B2 JPH0374031 B2 JP H0374031B2
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Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
[発明の技術分野]
この発明はアルミ箔にアルマイトを生成したの
ち化成処理を行う電解コンデンサ用アルミ箔の化
成方法に関する。 [発明の技術的背景とその問題点] 従来、粗面化された電解コンデンサ用アルミ箔
にアルマイトを生成したのち化成処理を施す化成
方法としては、第3図に示すような装置を用いて
化成していた。すなわちアルマイト生成槽1の前
に設けたコンタクトローラー2に直流電源19の
陽極を接続する。このコンタクトローラー2に接
触したアルミ箔3はガイドローラー4からアルマ
イト処理液5に突入し、電極6,7間を走行して
液中ローラー8に達し、反転して電極7,9間を
ガイドローラー10に向かい、アルマイトを生成
する。アルマイトを生成したアルミ箔3は、化成
槽11内の電極12,13間および13,14間
を走行してコンタクトローラー2に給電された電
圧によつて化成酸化皮膜を生成される。なお15
は化成液、16は化成用の液中ローラー、17,
18はガイドローラーである。前記のアルマイト
皮膜は電解コンデンサの低漏れ電流、低力率を得
るのに極めて有効なものであるが、アルマイト皮
膜生成前にアルミ箔にスパークを生じたり、酸化
皮膜腐蝕などが発生した場合には、部分的にアル
マイト皮膜が生成されないなどの悪影響を及ぼす
問題点があつた。しかるに前述のようなアルミ箔
の化成方法においては、コンタクトローラー2の
表面が空気中の雰囲気により酸化し、あるいはこ
の酸化によつて生ずる化合物によつて電気的抵抗
が増加し、アルミ箔3との接触面に火花を生ずる
ことがあり、コンタクトローラー2の表面研磨を
頻繁に行わなければならない欠点もあつた。また
コンタクトローラー2の表面が正常である場合で
もアルミ箔3の表面状態あるいは過電流によるア
ルミ箔3自体の発熱によつてスパークを生ずる場
合もあつた。以上のことから化成工程においては
アルミ箔3に対する給電電圧をスパークを生じな
い範囲に制限せざるを得ない問題点があつた。 [発明の目的] この発明は、電解コンデンサ用アルミ箔の化成
工程におけるコンタクトローラーとアルミ箔との
スパークやコンタクトローラーの研磨を皆無にし
得る電解コンデンサ用アルミ箔の化成方法を得る
ことである。 [発明の概要] この発明になる電解コンデンサ用アルミ箔の化
成方法は、電解コンデンサ用アルミ箔に前処理と
してアルマイトを生成したのちに化成処理を行う
方法において、前記アルマイト生成槽の前に直流
電源の陽極に接続した給電電極および給電液を有
する給電槽を配し、前記直流電源の陰極がアルマ
イト生成槽および化成槽中に設けた電極に接続さ
れており、アルミ箔が前記給電電極間−アルマイ
ト生成槽中の電極間−化成槽中の電極間を走行す
ることを特徴とするものである。 [発明の実施例] 第1図に示すように直流電源21の陽極は給電
槽22の給電電極23,24,25に、また陰極
はアルマイト生成槽26の電極27,28,29
および化成槽30の電極31,32,33に接続
されている。なお34は硫酸5%水溶液(液温25
℃)からなる給電液、35は前記給電液34と同
じ組成からなるアルマイト処理液、36は硼酸2
%+硼酸アンモニア0.02%水溶液(液温25℃)か
らなる化成液である。 この構成において、給電電極23,24,25
には、基体金属としてTiを用い、これに
RuIr0.5Ta0.5Oxを焼成によりコーテイングした
ものを用いたが、給電電極としては、前記Tiの
ほかTa、Nbを基体金属とし、これにRu、Ir、
Pd、Rh、Ta、Nb、Vの中の1種又は2種以上
からなる化合物を焼成コーテイングした酸化物を
形成したものを用いてもよい。これは従来から電
極材として使用されているステンレス鋼、Sn、
Pb、Ni、Cなどでは、給電液との電気化学的反
応によつて溶解や一部崩壊の現象を生じて長時間
の使用に耐えず、給電液が汚染され、給電液の交
換頻度が大になるなどの欠点があるからである。 上記のような構成からなる化成装置を使用して
化成を行う場合には、アルミ箔37を図示のよう
にガイドローラー38から給電槽22の給電液3
4中へ突入させ給電電極23,24間を走行して
液中ローラー39に達し、反転して給電電極2
4,25間を上昇して槽上のガイドーラー38に
達する。ついでアルマイト生成槽26中に入り液
中ローラー40を経て電気量800C/dm2でアル
マイトを生成したのち、化成槽30中に入り化成
液中ローラー41で反転して化成槽30外に出る
が、化成槽30はこの1槽のみでなくこのあとに
必要に応じ設置してもよい。このような化成方法
によつて得た700V化成剤アルミ箔の静電容量、
tanδの初期特性および沸騰水へ10分間放置後の電
圧−電流(VI)特性最終到達電圧を下表に、ま
た該VI特性曲線を第2図に示すが本発明は符号
A、対比した従来例は第3図に示した装置を用い
て化成したもので符号B、参考例1は第4図に示
したアルマイト生成槽51−給電槽52−化成槽
53の順にアルミ箔54を走行させた場合で符号
C、参考例2は第5図に示したようにアルマイト
生成槽61−化成槽62−給電槽63の順にアル
ミ箔64を走行させた場合で符号Dでそれぞれの
結果を示した。このVI特性試験に使用した沸騰
水へ10分間放置することは化成剤アルミ箔の放置
特性をみるための促進試験として行つたものであ
る。
ち化成処理を行う電解コンデンサ用アルミ箔の化
成方法に関する。 [発明の技術的背景とその問題点] 従来、粗面化された電解コンデンサ用アルミ箔
にアルマイトを生成したのち化成処理を施す化成
方法としては、第3図に示すような装置を用いて
化成していた。すなわちアルマイト生成槽1の前
に設けたコンタクトローラー2に直流電源19の
陽極を接続する。このコンタクトローラー2に接
触したアルミ箔3はガイドローラー4からアルマ
イト処理液5に突入し、電極6,7間を走行して
液中ローラー8に達し、反転して電極7,9間を
ガイドローラー10に向かい、アルマイトを生成
する。アルマイトを生成したアルミ箔3は、化成
槽11内の電極12,13間および13,14間
を走行してコンタクトローラー2に給電された電
圧によつて化成酸化皮膜を生成される。なお15
は化成液、16は化成用の液中ローラー、17,
18はガイドローラーである。前記のアルマイト
皮膜は電解コンデンサの低漏れ電流、低力率を得
るのに極めて有効なものであるが、アルマイト皮
膜生成前にアルミ箔にスパークを生じたり、酸化
皮膜腐蝕などが発生した場合には、部分的にアル
マイト皮膜が生成されないなどの悪影響を及ぼす
問題点があつた。しかるに前述のようなアルミ箔
の化成方法においては、コンタクトローラー2の
表面が空気中の雰囲気により酸化し、あるいはこ
の酸化によつて生ずる化合物によつて電気的抵抗
が増加し、アルミ箔3との接触面に火花を生ずる
ことがあり、コンタクトローラー2の表面研磨を
頻繁に行わなければならない欠点もあつた。また
コンタクトローラー2の表面が正常である場合で
もアルミ箔3の表面状態あるいは過電流によるア
ルミ箔3自体の発熱によつてスパークを生ずる場
合もあつた。以上のことから化成工程においては
アルミ箔3に対する給電電圧をスパークを生じな
い範囲に制限せざるを得ない問題点があつた。 [発明の目的] この発明は、電解コンデンサ用アルミ箔の化成
工程におけるコンタクトローラーとアルミ箔との
スパークやコンタクトローラーの研磨を皆無にし
得る電解コンデンサ用アルミ箔の化成方法を得る
ことである。 [発明の概要] この発明になる電解コンデンサ用アルミ箔の化
成方法は、電解コンデンサ用アルミ箔に前処理と
してアルマイトを生成したのちに化成処理を行う
方法において、前記アルマイト生成槽の前に直流
電源の陽極に接続した給電電極および給電液を有
する給電槽を配し、前記直流電源の陰極がアルマ
イト生成槽および化成槽中に設けた電極に接続さ
れており、アルミ箔が前記給電電極間−アルマイ
ト生成槽中の電極間−化成槽中の電極間を走行す
ることを特徴とするものである。 [発明の実施例] 第1図に示すように直流電源21の陽極は給電
槽22の給電電極23,24,25に、また陰極
はアルマイト生成槽26の電極27,28,29
および化成槽30の電極31,32,33に接続
されている。なお34は硫酸5%水溶液(液温25
℃)からなる給電液、35は前記給電液34と同
じ組成からなるアルマイト処理液、36は硼酸2
%+硼酸アンモニア0.02%水溶液(液温25℃)か
らなる化成液である。 この構成において、給電電極23,24,25
には、基体金属としてTiを用い、これに
RuIr0.5Ta0.5Oxを焼成によりコーテイングした
ものを用いたが、給電電極としては、前記Tiの
ほかTa、Nbを基体金属とし、これにRu、Ir、
Pd、Rh、Ta、Nb、Vの中の1種又は2種以上
からなる化合物を焼成コーテイングした酸化物を
形成したものを用いてもよい。これは従来から電
極材として使用されているステンレス鋼、Sn、
Pb、Ni、Cなどでは、給電液との電気化学的反
応によつて溶解や一部崩壊の現象を生じて長時間
の使用に耐えず、給電液が汚染され、給電液の交
換頻度が大になるなどの欠点があるからである。 上記のような構成からなる化成装置を使用して
化成を行う場合には、アルミ箔37を図示のよう
にガイドローラー38から給電槽22の給電液3
4中へ突入させ給電電極23,24間を走行して
液中ローラー39に達し、反転して給電電極2
4,25間を上昇して槽上のガイドーラー38に
達する。ついでアルマイト生成槽26中に入り液
中ローラー40を経て電気量800C/dm2でアル
マイトを生成したのち、化成槽30中に入り化成
液中ローラー41で反転して化成槽30外に出る
が、化成槽30はこの1槽のみでなくこのあとに
必要に応じ設置してもよい。このような化成方法
によつて得た700V化成剤アルミ箔の静電容量、
tanδの初期特性および沸騰水へ10分間放置後の電
圧−電流(VI)特性最終到達電圧を下表に、ま
た該VI特性曲線を第2図に示すが本発明は符号
A、対比した従来例は第3図に示した装置を用い
て化成したもので符号B、参考例1は第4図に示
したアルマイト生成槽51−給電槽52−化成槽
53の順にアルミ箔54を走行させた場合で符号
C、参考例2は第5図に示したようにアルマイト
生成槽61−化成槽62−給電槽63の順にアル
ミ箔64を走行させた場合で符号Dでそれぞれの
結果を示した。このVI特性試験に使用した沸騰
水へ10分間放置することは化成剤アルミ箔の放置
特性をみるための促進試験として行つたものであ
る。
【表】
上記の表および第2図の結果から明らかなよう
に、本発明は静電容量、tanδではほとんど差は認
められないが、VI特性最終到達電圧では従来例
や参考例に比して50V高くすることができ(約8
%高)、またVI特性曲線では特に550Vより高電
圧の範囲で電流が小さくなる効果を有する。これ
に対し従来例および参考例1は第2図に示した電
流値が終始大きく、参考例2は550Vを過ぎると
電流値が急激に上昇する問題点がある。このこと
は従来例に示したコンタクトローラーを用いず給
電電極からアルミ箔に給電する方式のうちでも給
電槽の設置位置が特性上重要な意義を有してお
り、本発明のように給電槽22を最初に配し、つ
いでアルマイト生成槽26−化成槽30の順に配
することが化成剤アルミ箔を特性に寄与すること
を示している。またコンタクトローラーを使用す
る従来例に比し、スパークを生じることは皆無で
あり、よつてコンタクトローラーの研磨も不要に
なるなどの利点がある。 [発明の効果] この発明によればアルミ箔のスパークによる諸
影響(アルミ箔の損傷、コンタクトローラーの研
磨)を除去でき、かつVI特性のすぐれたアルミ
箔を得ることができる効果を有する。
に、本発明は静電容量、tanδではほとんど差は認
められないが、VI特性最終到達電圧では従来例
や参考例に比して50V高くすることができ(約8
%高)、またVI特性曲線では特に550Vより高電
圧の範囲で電流が小さくなる効果を有する。これ
に対し従来例および参考例1は第2図に示した電
流値が終始大きく、参考例2は550Vを過ぎると
電流値が急激に上昇する問題点がある。このこと
は従来例に示したコンタクトローラーを用いず給
電電極からアルミ箔に給電する方式のうちでも給
電槽の設置位置が特性上重要な意義を有してお
り、本発明のように給電槽22を最初に配し、つ
いでアルマイト生成槽26−化成槽30の順に配
することが化成剤アルミ箔を特性に寄与すること
を示している。またコンタクトローラーを使用す
る従来例に比し、スパークを生じることは皆無で
あり、よつてコンタクトローラーの研磨も不要に
なるなどの利点がある。 [発明の効果] この発明によればアルミ箔のスパークによる諸
影響(アルミ箔の損傷、コンタクトローラーの研
磨)を除去でき、かつVI特性のすぐれたアルミ
箔を得ることができる効果を有する。
第1図は本発明になる電解コンデサ用アルミ箔
の化成方法に使用する装置の構成を示す断面図、
第2図は本発明、従来例、参考例により得たアル
ミ箔の電圧−電流特性を示す曲線図、第3図は従
来の電解コンデンサ用アルミ箔の化成方法に使用
する装置の構成を示す断面図、第4図および第5
図は参考例になる電解コンデンサ用アルミ箔の化
成方法に使用する装置の構成を示す断面図であ
る。 21……直流電源、22……給電槽、23,2
4,25……給電電極、26……アルマイト生成
槽、27,28,29……電極、30……化成
槽、31,32,33……電極、34……給電
液、35……アルマイト処理液、36……化成
液、37……アルミ箔、38……ガイドローラ
ー、39……給電槽の液中ローラー、40……ア
ルマイト生成槽の液中ローラー、41……化成液
中ローラー。
の化成方法に使用する装置の構成を示す断面図、
第2図は本発明、従来例、参考例により得たアル
ミ箔の電圧−電流特性を示す曲線図、第3図は従
来の電解コンデンサ用アルミ箔の化成方法に使用
する装置の構成を示す断面図、第4図および第5
図は参考例になる電解コンデンサ用アルミ箔の化
成方法に使用する装置の構成を示す断面図であ
る。 21……直流電源、22……給電槽、23,2
4,25……給電電極、26……アルマイト生成
槽、27,28,29……電極、30……化成
槽、31,32,33……電極、34……給電
液、35……アルマイト処理液、36……化成
液、37……アルミ箔、38……ガイドローラ
ー、39……給電槽の液中ローラー、40……ア
ルマイト生成槽の液中ローラー、41……化成液
中ローラー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電解コンデンサ用アルミ箔に前処理としてア
ルマイトを生成したのちに化成処理を行う方法に
おいて、前記アルマイト生成槽の前に直流電源の
陽極に接続した給電電極および給電液を有する給
電槽を配し、前記直流電源の陰極がアルマイト生
成槽および化成槽中に設けた電極に接続されてお
り、アルミ箔が前記給電電極間−アルマイト生成
槽中の電極間−化成槽中の電極間を走行すること
を特徴とする電解コンデンサ用アルミ箔の化成方
法。 2 給電電極がTi、Ta、Nbの中の1種からなる
基体金属にRu、Ir、Pd、Rh、Ta、Nb、Vの中
の1種または2種以上からなる化合物を焼成コー
テングした酸化物を形成したものであることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の電解コンデ
ンサ用アルミ箔の化成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59146350A JPS6124220A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 電解コンデンサ用アルミ箔の化成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59146350A JPS6124220A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 電解コンデンサ用アルミ箔の化成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6124220A JPS6124220A (ja) | 1986-02-01 |
JPH0374031B2 true JPH0374031B2 (ja) | 1991-11-25 |
Family
ID=15405721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59146350A Granted JPS6124220A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 電解コンデンサ用アルミ箔の化成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6124220A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3271778B2 (ja) * | 1991-12-16 | 2002-04-08 | マツダ株式会社 | 車両のスリップ制御装置 |
-
1984
- 1984-07-13 JP JP59146350A patent/JPS6124220A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6124220A (ja) | 1986-02-01 |
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