JPH0373875B2 - - Google Patents

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JPH0373875B2
JPH0373875B2 JP11299882A JP11299882A JPH0373875B2 JP H0373875 B2 JPH0373875 B2 JP H0373875B2 JP 11299882 A JP11299882 A JP 11299882A JP 11299882 A JP11299882 A JP 11299882A JP H0373875 B2 JPH0373875 B2 JP H0373875B2
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JP
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hologram
copy
light
original
recording material
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JP11299882A
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JPS593463A (ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H1/00Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
    • G03H1/04Processes or apparatus for producing holograms
    • G03H1/20Copying holograms by holographic, i.e. optical means
    • G03H1/202Contact copy when the reconstruction beam for the master H1 also serves as reference beam for the copy H2

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Holo Graphy (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (1) 発明の技術分野 本発明は、ホログラフイーに関し、さらに詳し
く述べると、ホログラフイーにより作成したホロ
グラムをオリジナルホログラムとしてその複製
(コピー)を作成するためのコピーホログラム作
成方法に関する。
(2) 技術の背景 近年、ホログラフイー技術の進歩にめざましい
ものがあることは周知の通りである。この技術
は、その特殊性の故に、計測技術等、種々の技術
分野において応用されている。“ホログラフイー”
とは、簡単に述べると、例えばレーザ光のような
干渉性の良好な光波、いわゆるコヒーレント光を
用いてそれを物体に照射し、物体から出る波面と
参照波面を例えば写真感光材料などのようなホロ
グラフイー用記録材料に記録し、そしてその記録
材料を照明して波面を再生する技術を指してい
る。また、“ホログラム”とは、レーザ光による
ホログラフイーを例にとると、照明により物体表
面で散乱されたレーザ光(これを物体光と言う)
と、それと同じレーザ光源が発した別の均一な照
明光(これを参照光と言う)とによつてホログラ
フイー用記録材料への照射を行ない、その際、物
体光と参照光の間の干渉によつて微細な干渉じま
を記録材料上に形成させ、引き続いて露光及び現
像を行なうことによつて得られる干渉じまのパタ
ーンを指している。
(3) 従来技術と問題点 従来、ホログラフイーにより得られたホログラ
ムからそのコピーを作成することが屡々行なわれ
ている。コピー、すなわち、コピーホログラムを
作成するための従来の方法は、通常、2光束のコ
ヒーレント光の干渉によつて先ずオリジナルホロ
グラムを得、このオリジナルホログラムをコピー
ホログラム形成のための適当なホログラフイー用
記録材料上に重ね合わせ、得られた積層体に新た
なコヒーレント光を照射し、よつて、オリジナル
ホログラムを記録材料に転写することからなつて
いる。すなわち、この方法は、オリジナルホログ
ラムの0次透過光と+1次回折光とが互いに干渉
しあつてオリジナルホログラムに対するコピーホ
ログラムを形成するという事実をベースとしてい
る。ところが、この場合、好ましくないことに、
オリジナルホログラムの0次透過光と−1次回折
光との付加的な干渉も発生し、形成された干渉じ
まによつてコピーホホログラムの回折効率が著し
く低下せしめられるという欠点が存在している。
このような、コピーホログラムの品質低下を回避
するため、−1次回折光が記録材料に発生しない
ようにオリジナルホログラムへのコヒーレント光
の入射を調整することも試みられている。但し、
この方法は、煩雑であり、そして−1次回折光の
完全なる排除を保証することができない。
(4) 発明の目的 本発明は、上述のような従来方法の欠点を解消
すること、すなわち、オリジナルホログラムの0
次透過光と−1次回折光との干渉に原因する干渉
じまを有さないような改良されたコピーホログラ
ム作成する方法を提供することを目的としてい
る。
(5) 発明の構成 上記した目的は、本発明に従うと、コピーホロ
グラムを作成するに際して、オリジナルホログラ
ムとコピーホログラム形成用記録材料との間にく
さび型プリズムを介在させ、さらに前記くさび型
プリズムと前記記録材料との間に空気層を介在さ
せてそれれらを重ね合わせ、得られた一体化物に
コヒーレント光を照射することによつて前記記録
材料へのオリジナルホログラムの転写を行なうこ
とによつて達成することができる。
つまり、本発明は、オリジナルホログラムとコ
ピーホログラム形成用記録材料との間にくさび型
のプリズムをはさみ、プリズムの出射面でオリジ
ナルホログラムの−1次回折光を全反射させるこ
とにより、−1次回折光を記録材料に到達させな
いようにしたものである。
(6) 発明の実施例 次に、添付の図面を参照しながら本発明を説明
する。
第1図は、従来のコピーホログラム作成方法を
示した略示図である。図中の1はオリジナルホロ
グラムであり、これをコピーホログラム形成用写
真乾板2上に重ね合わせる。ホログラム転写のた
め、コヒーレントの転写光3をホログラム1に照
射すると、0次透過光4と+1次回折光5とによ
りコピーホログラムが乾板2上に作成される。但
し、この場合、−1次回折光6も発生するので、
この回折光と0次透過光4とにより不所望なコピ
ーじまが発生する。コピーじまの発生は、コピー
ホログラムの回折効率の低下を意味している。
第2図は、本発明のコピーホログラム作成方法
の一例を示した略示図である。ここでは、オリジ
ナルホログラム1とコピーホログラム形成用写真
乾板2との中間にくさび型プリズム7がサンドイ
ツチしてある。転写光3は、第1図の場合と同
様、0次透過光4及び+1次回折光5を生じ、よ
つて、コピーホログラムを乾板2上に作成する。
ところで、−1次回折光6は、プリズム7の出射
面に入射角θ1で入射するので、乾板2に到達する
ことなく図示の通りに全反射される。したがつ
て、乾板2上にコピーじまが形成されず、よつ
て、回折効率の高いコピーホログラムを得ること
ができる。なお、くさび型プリズム7の入射角θ1
は、その屈折率をnとした場合に、次式により求
めることができる。
θ1=sin-11/n 例えば、n=1.4のとき、入射角θ1は約45゜であ
る。
第2図に示した方法の場合、プリズム7の厚み
に原因してオリジナルホログラム1及び写真乾板
2上のコピーホログラムの干渉じまパターンに差
が出てくる。この問題は、得られたコピーホログ
ラムをオリジナルホログラムとして第3図に示す
ようなコピーホログラム作成方法を実施すること
によつて解決することができ、よつて、精度の高
いコピーホログラムを最終的に得ることができ
る。
第3図において、オリジナルホログラム8(第
2図の写真乾板2上に作成されたコピーホログラ
ムに対応する)とコピーホログラム形成用写真乾
板9との中間にくさび型プリズム7がサンドイツ
チしてある。乾板9は、第1図及び第2図の乾板
2に同じである。転写光3をオリジナルホログラ
ム8に照射すると、0次透過光4と+1次回折光
5とによりコピーホログラムが乾板9上に形成さ
れる。同時に発生させる−1次回折光6は、プリ
ズム7の出射面に入射角θ1で入射するので、上記
第2図の場合と同様に、乾板9に到達することな
く全反射される。したがつて、最初のオリジナル
ホログラム1と同一の干渉じまパターンを有する
コピーホログラムを得ることができる。
(7) 発明の効果 本発明に従うと、くさび型のプリズムを転写系
に使用することによつて、回折効率にすぐれたコ
ピーホログラムを高い精度でもつて作成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のコピーホログラム作成方法を
示した略示図、第2図は、本発明のコピーホログ
ラム作成方法の好ましい一例を示した略示図、 そして第3図は、本発明のコピーホログラム作成
方法のもう1つの好ましい例を示した略示図であ
る。 図中、1はオリジナルホログラム、2はコピー
ホログラム形成用写真乾板、3は転写光、4は0
次透過光、5は+1次回折光、6は−1次回折
光、7はくさび型プリズム、8はオリジナルホロ
グラム、9はコピーホログラム形成用写真乾板、
そしてθ1はプリズム7の出射面における−1次回
折光の入射角である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 オリジナルホログラムとコピーホログラム形
    成用記録材料とを重ね合わせ、これにコヒーレン
    ト光を照射することによつて前記記録材料へのオ
    リジナルホログラムの転写を行なう形式のコピー
    ホログラム作成方法であつて、前記コヒーレント
    光の照射時、前記オリジナルホログラムと前記記
    録材料との間にくさび型プリズムを介在させ、さ
    らに前記くさび型プリズムと前記記録材料との間
    に空気層を介在させてコピーすることを特徴とす
    るコピーホログラム作成方法。
JP11299882A 1982-06-30 1982-06-30 コピ−ホログラム作成方法 Granted JPS593463A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11299882A JPS593463A (ja) 1982-06-30 1982-06-30 コピ−ホログラム作成方法

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JP11299882A JPS593463A (ja) 1982-06-30 1982-06-30 コピ−ホログラム作成方法

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JPS593463A JPS593463A (ja) 1984-01-10
JPH0373875B2 true JPH0373875B2 (ja) 1991-11-25

Family

ID=14600866

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JP11299882A Granted JPS593463A (ja) 1982-06-30 1982-06-30 コピ−ホログラム作成方法

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8629223D0 (en) * 1986-12-06 1987-01-14 Emi Plc Thorn Replication of carriers
JPH04329585A (ja) * 1991-05-01 1992-11-18 Nippondenso Co Ltd 光学素子コピー用反射型ホログラム乾板製造装置
US5781317A (en) * 1993-09-14 1998-07-14 Nippondenso Co., Ltd. Method of producing holographic optical element and device therefor
JP3881386B2 (ja) * 1994-10-21 2007-02-14 多摩化学工業株式会社 炭酸ジアルキルの製造方法

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JPS593463A (ja) 1984-01-10

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