JPH0373737A - 画像形成装置の用紙送り機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は画像形成装置に関し、特に、用紙をホッパカセ
ット内から定着器まで搬送する画像形成装置の用紙送り
機構に関する。

（従来の技術） 従来の画像形成装置の用紙送り機構は、該装置内に送り
込まれた用紙葉類が、第４図に示すような枠体状の用紙
ガイド１′中を通り、転写帯電器１３′へ送られ、感光
ドラムの表面上にあるトナー画像が用紙に転写されて画
像が形成されるものである。この場合、画像が転写され
た用紙が、上記感光ドラムに巻き付こうとするのを、分
離ベルト７′により強制的に剥がして、次の定着部に搬
送する構造であった。この場合、上記用紙ガイド１′の
側面の一部に切り欠き部２８を設け、該切り欠き部２８
内にトーションスプリング４′とベルトフック２３を設
置し、これに上記分離ベルト７′の一端が支持されるよ
うにする一方、その他端を、セパレートローラ８′に接
触しているプレッシャリング９′のシャフト１０′に固
定して、該分離ベルト７′に張力を付与していた。

（発明が解決しようとする課題） しかし、上述した従来の用紙送り機構では、上記切り欠
き部２８が上記用紙ガイド１′内部に突出して、用紙の
通過路の一部の幅を狭くしている。したがって、送り込
まれた用紙が斜めに進行（以下、斜行）した場合、上記
切り欠き部２８の突出部に用紙端部が接触し、用紙がこ
れに引っ掛かり破れることがあった。また、破れた紙片
が用紙送り機構内の一部に残った場合には、次の用紙送
りが出来なくなるという欠点がある。

本発明はかかる事情に鑑みてされたものであって、その
課題は用紙が斜行してもその用紙が破れることがない構
造の画像形成装置の用紙送り機構を提供することである
。

（課題を解決するための手段） 本発明の用紙送り機構は、上記の課題を解決するために
以下のような構成としている。即ち、用紙挿入口から送
り込まれた所定の大きさの用紙を、用紙ガイド中を通過
して転写帯電器まで到達するように誘導し、上記用紙を
トナー画像が形成された感光ドラムに巻き付け、該トナ
ー画像を転写させた後、分離ベルトが上記用紙の端部に
接触して、上記感光ドラムから上記用紙を分離する構造
の画像形成装置の用紙送り機構において、上記用紙の幅
よりも若干広い幅の一定幅の通過路を有する用紙ガイド
を設け、上記用紙ガイドを形成する枠体の表面に分離ベ
ルトを支持するスプリングと、該スプリングを固定する
突起またはピンを設けたものである。

（実施例） 次に、本発明の用紙送り機構の一実施例を、図面を参照
して説明する。

第１図は分離ベルトを支持する用紙ガイドの斜視図であ
る。枠体状の用紙ガイド１は、長平方向の両側面が開口
していて、一方の開口部は用紙の挿入口２５となり、該
挿入口に近接して、用紙を上記用紙ガイド１中に送り込
むための、上下一対′のフィードローラ５、及びプレッ
シャーローラ６が設けられている。用紙ガイドｌ内は、
所定の用紙幅よりも若干広い幅の用紙の通過路が形成さ
れ、その上面２６には、分離ベルト７の一端７ａを支持
する鉤状のトーションスプリング４と、それを固定する
ピン２の回転止め突起３′が設けられている。第２図は
、用紙ガイドの一部断面図であり、ピン２は用紙ガイド
ｌに設けた定着孔２７に圧入して固定され、また突起３
は上面２６に突出加工を施して形成したものである。

一方、上記分離ベルト７の他端７ｂは環状となり、セパ
レートローラ８に接触しているプレッシャリング９のシ
ャフト１０が貫通して、該シャフト１０に固定されてい
る。

第３図は、本発明の用紙送り機構を備えた画像形成装置
の用紙送り機構の概略図であり、上下用紙カセツト１５
．１６、感光ドラム２４、転写帯電器１３、及び定着器
２２の、夫々の配置を示している。この用紙送り機構は
、上下ビックローラ１７．１８、−次搬送部１９、二次
搬送部２０、三次搬送部２１．分離ベルト７、及び前後
プレート１１．１２から構成されている。上記用紙ガイ
ドｌ、フィードローラ５、及びプレッシャーローラ６は
二次搬送部２０を形成している。

次に上記装置の作動を説明すると、先ず、上下用紙カセ
ツト１５．１６内の用紙１４は上下ビックローラ１７．
１８により一次搬送部１９に送られ、二次搬送部２０へ
到達する箇所において、上下の用紙は同一経路に集約さ
れる。フィードローラ５とプレッシャーローラ６に挟持
され、送られた用紙葉類は、用紙ガイド１中を通過する
。この場合、万一用紙が斜行しても、その通過路は用紙
幅よりも広いために、用紙端部が上記用紙ガイドｌ内部
の側壁に引っ掛かり、破れることがない。

次に、上記用紙は前プレート１１を経て転写帯電器１３
へ送られる。ここで感光ドラム２４の表面上にあるトナ
ー画像は用紙１４に転写される。

トナーを転写された用紙１４は、感光ドラム２４に引か
れて、これに巻き付こうとするが、分離ベルト７により
強制的に引き剥がされ、後プレー）−１２を経て三次搬
送部２１に送り込まれる。用紙１４は、三次搬送部２１
のセパレートローラ８とプレッシャーリング９によって
確実に感光ドラム２４から分離され、定着器２２へ送ら
れ、トナー画像が用紙に定着する。

（発明の効果） 以上説明したように本発明は、用紙の幅よりも若干広い
幅の一定幅の通過路を有する用紙ガイドを設け、該用紙
ガイドを形成する枠体の表面に分離ベルトを支持するス
プリングと、該スプリングを固定する突起またはピンを
設けた構造であるから、用紙ガイドの一部に切り欠き部
を形成する必要がない。この結果、用紙が用紙ガイド内
を斜行しても、破れることがないという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は分離ベルトを支持する用紙ガイドの斜視図５第
２図は、用紙ガイドの一部断面図、第３図は、本発明の
用紙送り機構を備えた画像形成装置の用紙送り機構の概
略図、第４図は、従来の用紙送り機構において、分離ベ
ルトを支持する用紙ガイドの斜視図である。 １：用紙ガイド　　２：ピン ３：突起　　　　　４ニド−ジョンスプリング５：フィ
ードローラ ６：プレッシャローラ ７：分離ベルト ８：セパレートローラ ９：プレッシャリング １０：シャフト １１：前プレート １３：転写帯電器 ２３：ベルトフック １２：後プレート ２２＝定着器 ２４：感光ドラム 第　１　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 用紙挿入口から送り込まれた所定の大きさの用紙を、用
   紙ガイド中を通過して転写帯電器まで到達するように誘
   導し、上記用紙をトナー画像が形成された感光ドラムに
   巻き付け、該トナー画像を転写させた後、分離ベルトが
   上記用紙の端部に接触して、上記感光ドラムから上記用
   紙を分離する構造の画像形成装置の用紙送り機構におい
   て、上記用紙の幅よりも若干広い幅の一定幅の通過路を
   有する用紙ガイドを設け、上記用紙ガイドを形成する枠
   体の表面に分離ベルトを支持するスプリングと、該スプ
   リングを固定する突起またはピンを設けたことを特徴と
   する画像形成装置の用紙送り機構。