JPH0373602A - ストリップライン共振器 - Google Patents
ストリップライン共振器Info
- Publication number
- JPH0373602A JPH0373602A JP20792389A JP20792389A JPH0373602A JP H0373602 A JPH0373602 A JP H0373602A JP 20792389 A JP20792389 A JP 20792389A JP 20792389 A JP20792389 A JP 20792389A JP H0373602 A JPH0373602 A JP H0373602A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- open end
- resonator
- strip line
- capacitance
- conductor
- Prior art date
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- Pending
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 6
- 239000004020 conductor Substances 0.000 abstract description 14
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 abstract description 6
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、小形、低挿入損失ストリップラインフィルタ
を実現するために用いられるストリップライン共振器に
関するものである。
を実現するために用いられるストリップライン共振器に
関するものである。
(従来の技術)
第3図は従来のストリップライン共振器の斜視図であっ
て、誘電体基板1の側面部4と下面部5にアース電極を
形成し、表面2に共振電極(ストリップ導体)3を形成
したものである。このストリップライン共振器を用いて
小形、低挿入損失ストリップラインフィルタを実現する
場合、ストリップライン共振器のQは少くとも300は
必要であるとされている。そこで、従来は、実験により
最も高いQが得られるようにW/bあるいはhを決めて
いた。この場合、実験により決定した最適のW/bある
いはhl及びその等価LC値とフィルタの設計から求め
られるLC値が合致せず、形状が最適でないまま使用さ
れていた。
て、誘電体基板1の側面部4と下面部5にアース電極を
形成し、表面2に共振電極(ストリップ導体)3を形成
したものである。このストリップライン共振器を用いて
小形、低挿入損失ストリップラインフィルタを実現する
場合、ストリップライン共振器のQは少くとも300は
必要であるとされている。そこで、従来は、実験により
最も高いQが得られるようにW/bあるいはhを決めて
いた。この場合、実験により決定した最適のW/bある
いはhl及びその等価LC値とフィルタの設計から求め
られるLC値が合致せず、形状が最適でないまま使用さ
れていた。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記ストリップライン共振器を用いたフ
ィルタに於いては ■ 形状が大きくなる ■ 挿入損失が大きい ■ 急峻な減衰特性が得られない 等の問題点があった。このことは、上記ストリップライ
ンのQがフィルタに要求されているQを満足していない
ためのものであった。
ィルタに於いては ■ 形状が大きくなる ■ 挿入損失が大きい ■ 急峻な減衰特性が得られない 等の問題点があった。このことは、上記ストリップライ
ンのQがフィルタに要求されているQを満足していない
ためのものであった。
本発明は、上記の問題点のないフィルタを構成すること
のできるQの高いストリップライン共振器を提供するこ
とを目的とする。
のできるQの高いストリップライン共振器を提供するこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は上記目的を達成するため、誘電体基板の下面及
び側面にアース電極を形成し、上面に共振電極を形成し
たストリップライン共振器に於いて、共振電極の開放端
とアース電極の間に容量を設け、Qを増加したものであ
る。
び側面にアース電極を形成し、上面に共振電極を形成し
たストリップライン共振器に於いて、共振電極の開放端
とアース電極の間に容量を設け、Qを増加したものであ
る。
(作 用)
ストリップライン共振器のQは、共振電極の開放端とア
ース電極の間に設けた容量の値によって変化し、その容
量の特定の値で最大を示す。そして、そのQの最大値は
前記容量を附加しない場合のQの値よりも大幅に高くな
る。すなわち、共振電極の開放端とアース電極の間に所
定の値の容量を設けることによりストリップライン共振
器のQを高くすることができる。
ース電極の間に設けた容量の値によって変化し、その容
量の特定の値で最大を示す。そして、そのQの最大値は
前記容量を附加しない場合のQの値よりも大幅に高くな
る。すなわち、共振電極の開放端とアース電極の間に所
定の値の容量を設けることによりストリップライン共振
器のQを高くすることができる。
(実施例)
第1図は本発明の実施例に係るストリップライン共振器
の概略斜視図である。第1図において、誘電体基板1の
側面部4及び下面部5はメタライズ又はメツキされてお
り、電気的にアース電位に保たれている。誘電体基板1
の上面2にはストリップ導体3が形成されており、該ス
トリップ導体3の開放端に面して側面部4につながる突
出部6が形成されている。さらに、第1図<8)におい
ては、ストリップ導体3の開放端と突出部6とをコンデ
ンサ等の集中定数素子により接続し、ストリップ導体3
の開放端と突出部6の間7に容量Cを実現している。第
1図(b)においては、第1図(a)の場合のように集
中定数素子を特別に接続せず、ストリップ導体3の開放
端と突出部6との間70間隔を適当に設定することによ
り容量Cを実現している。
の概略斜視図である。第1図において、誘電体基板1の
側面部4及び下面部5はメタライズ又はメツキされてお
り、電気的にアース電位に保たれている。誘電体基板1
の上面2にはストリップ導体3が形成されており、該ス
トリップ導体3の開放端に面して側面部4につながる突
出部6が形成されている。さらに、第1図<8)におい
ては、ストリップ導体3の開放端と突出部6とをコンデ
ンサ等の集中定数素子により接続し、ストリップ導体3
の開放端と突出部6の間7に容量Cを実現している。第
1図(b)においては、第1図(a)の場合のように集
中定数素子を特別に接続せず、ストリップ導体3の開放
端と突出部6との間70間隔を適当に設定することによ
り容量Cを実現している。
本発明は上記ストリップ導体3の開放端と突出部6との
間に容ilCを設けることによりQを高めたことに特徴
があり、第2図に示す集中定数等価回路を用いてこの点
を以下詳しく説明する。
間に容ilCを設けることによりQを高めたことに特徴
があり、第2図に示す集中定数等価回路を用いてこの点
を以下詳しく説明する。
第2図において、入力インピーダンスZinは次のよう
になる。
になる。
(1)
但し、zo ニストリップライン共振器の特性インピー
ダンス lニストリップライン共振器の長さ Tニストリップライン共振器の伝播定数Cニストリップ
導体3の開放端と突出部6との間に設けた容量 いま、γlく〈1であるのでeγt#l+yj!という
関係になり式(1)は次のようになる。
ダンス lニストリップライン共振器の長さ Tニストリップライン共振器の伝播定数Cニストリップ
導体3の開放端と突出部6との間に設けた容量 いま、γlく〈1であるのでeγt#l+yj!という
関係になり式(1)は次のようになる。
従って、このストリップライン共振器のQは次式で与え
られる。
られる。
ここで、ff1−λ/2のストリップラインのQをで式
(3)は次のようになる。
(3)は次のようになる。
即ち、このストリップライン共振器のQはωo”c”Z
o”=1に於いて最大となり、その最大値はl−λ/2
のストリップラインのQの1/2である。実際は寄生容
量によりCが存在し、ストリップライン共振器のQとし
てはQs200になっている。
o”=1に於いて最大となり、その最大値はl−λ/2
のストリップラインのQの1/2である。実際は寄生容
量によりCが存在し、ストリップライン共振器のQとし
てはQs200になっている。
第4図は、Qs =1330. fo= I GHzの
場合におけるλ/2ストリップライン共振器の終端容量
C1とQの関係を特性インピーダンスZoをパラメータ
として式(4)を用いて求めたものである。第4図の(
a)、 (b)、 (C)は特性インピーダンスZoが
それぞれlOΩ、20Ω、50Ωの場合である。この図
かられかるように、寄生容1cを0.5 pFとすると
、終端容量Ct及び特性インピーダンスZ。
場合におけるλ/2ストリップライン共振器の終端容量
C1とQの関係を特性インピーダンスZoをパラメータ
として式(4)を用いて求めたものである。第4図の(
a)、 (b)、 (C)は特性インピーダンスZoが
それぞれlOΩ、20Ω、50Ωの場合である。この図
かられかるように、寄生容1cを0.5 pFとすると
、終端容量Ct及び特性インピーダンスZ。
の選び方によって約50%のQアンプが可能である0例
えば、終端容量Ct=0.25pF、ストリップライン
の特性インピーダンスZo−10Ωとすると、第4図の
(a)かられかるようにQ=310Lか得られないが、
終端容量CT = 1.5 pFにするとQ−660と
なり、終端容量C7の選び方によってQを大幅にアップ
させることができる。
えば、終端容量Ct=0.25pF、ストリップライン
の特性インピーダンスZo−10Ωとすると、第4図の
(a)かられかるようにQ=310Lか得られないが、
終端容量CT = 1.5 pFにするとQ−660と
なり、終端容量C7の選び方によってQを大幅にアップ
させることができる。
第5図は本発明に基づいて試作したλ/2先端開放スト
リップライン共振器の附加容量とQの関係を示すデータ
である。このストリップライン共振器は第1図(alに
示すものと同様な構造であって、誘電率εr = 75
.0、長さ=24.On、幅=5.0鶴、高さ−0,8
wmの誘電体基板上にパターン幅=1m、又は2Dのス
トリップ導体を設けたものであり、第5図の(a)はパ
ターン幅=111の場合、第5図の(′b)はパターン
幅=2tmの場合の附加容量とQの関係をそれぞれ示し
ている。この図かられかるようにストリップ導体のパタ
ーン幅が1勘、2鶴いずれの場合も附加容量を変えるこ
とによりQが変化し、所定の附加容量でQが最大となる
。そして、そのQの値は附加容量がない場合のQに比べ
て大幅にアンプしていることがわかる。
リップライン共振器の附加容量とQの関係を示すデータ
である。このストリップライン共振器は第1図(alに
示すものと同様な構造であって、誘電率εr = 75
.0、長さ=24.On、幅=5.0鶴、高さ−0,8
wmの誘電体基板上にパターン幅=1m、又は2Dのス
トリップ導体を設けたものであり、第5図の(a)はパ
ターン幅=111の場合、第5図の(′b)はパターン
幅=2tmの場合の附加容量とQの関係をそれぞれ示し
ている。この図かられかるようにストリップ導体のパタ
ーン幅が1勘、2鶴いずれの場合も附加容量を変えるこ
とによりQが変化し、所定の附加容量でQが最大となる
。そして、そのQの値は附加容量がない場合のQに比べ
て大幅にアンプしていることがわかる。
(発明の効果)
以上、詳細に説明したように本発明によれば、ストリッ
プライン共振器の共振電極(ストリップ導体)の開放端
とアース電極(アース)との間に所定の容量を設けるこ
とにより高いQを実現することができる。
プライン共振器の共振電極(ストリップ導体)の開放端
とアース電極(アース)との間に所定の容量を設けるこ
とにより高いQを実現することができる。
従って、本ストリップライン共振器を用いて小形、低挿
入損失ストリップラインフィルタを構成することが可能
となった。
入損失ストリップラインフィルタを構成することが可能
となった。
第1図は本発明の実施例の概略斜視図、第2図は第1図
の等価回路を示す図、第3図は従来のストリップライン
共振器の概略斜視図、第4図はλ/2ストリップライン
共振器の終端容量対Qの関係を示す図、第5図は試作し
たλ/2先端開放ストリップライン共振器の附加容量対
Qの関係を示す図である。 1・・・基板、2・・・上面図、3・・・ストリップ導
体、4・・・側面部、5・・・下面部、6・・・アース
部。
の等価回路を示す図、第3図は従来のストリップライン
共振器の概略斜視図、第4図はλ/2ストリップライン
共振器の終端容量対Qの関係を示す図、第5図は試作し
たλ/2先端開放ストリップライン共振器の附加容量対
Qの関係を示す図である。 1・・・基板、2・・・上面図、3・・・ストリップ導
体、4・・・側面部、5・・・下面部、6・・・アース
部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 誘電体基板の下面及び側面にアース電極を形成し、上
面に共振電極を形成したストリップライン共振器に於い
て、 共振電極の開放端とアース電極の間に容量を設け、Qを
増加したことを特徴とするストリップライン共振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20792389A JPH0373602A (ja) | 1989-08-14 | 1989-08-14 | ストリップライン共振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20792389A JPH0373602A (ja) | 1989-08-14 | 1989-08-14 | ストリップライン共振器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0373602A true JPH0373602A (ja) | 1991-03-28 |
Family
ID=16547793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20792389A Pending JPH0373602A (ja) | 1989-08-14 | 1989-08-14 | ストリップライン共振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0373602A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0638954A1 (en) * | 1993-08-09 | 1995-02-15 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Stripline resonator |
WO1999041799A1 (en) * | 1998-02-17 | 1999-08-19 | Itron, Inc. | Laser tunable thick film microwave resonator for printed circuit boards |
-
1989
- 1989-08-14 JP JP20792389A patent/JPH0373602A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0638954A1 (en) * | 1993-08-09 | 1995-02-15 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Stripline resonator |
US5525954A (en) * | 1993-08-09 | 1996-06-11 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Stripline resonator |
WO1999041799A1 (en) * | 1998-02-17 | 1999-08-19 | Itron, Inc. | Laser tunable thick film microwave resonator for printed circuit boards |
US6181225B1 (en) | 1998-02-17 | 2001-01-30 | Itron, Inc. | Laser tunable thick film microwave resonator for printed circuit boards |
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