JPH07326904A - 誘電体フィルター - Google Patents

誘電体フィルター

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JPH07326904A
JPH07326904A JP7128224A JP12822495A JPH07326904A JP H07326904 A JPH07326904 A JP H07326904A JP 7128224 A JP7128224 A JP 7128224A JP 12822495 A JP12822495 A JP 12822495A JP H07326904 A JPH07326904 A JP H07326904A
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JP
Japan
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holes
resonator
hole
filter
parallel
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Pending
Application number
JP7128224A
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English (en)
Inventor
Pauli Naeppae
ナッパ パウリ
Jouni Ala-Kojola
アラ−コヨラ ヨウニ
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Pulse Finland Oy
Original Assignee
LK Products Oy
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/20Frequency-selective devices, e.g. filters
    • H01P1/201Filters for transverse electromagnetic waves
    • H01P1/205Comb or interdigital filters; Cascaded coaxial cavities
    • H01P1/2056Comb filters or interdigital filters with metallised resonator holes in a dielectric block

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 全ての穴が1つの線の上に配置されている、
同一の電気的特性を持ったフィルターよりも小さな体積
を有するフィルターを提供する。 【構成】 誘電体フィルターは、誘電体の本体から成
り、本体は断面が長方形で、少なくとも2つの平行な穴
(31’、32’、33’)を限定しており、この穴は
本体を貫通して互いに平行に且つ側面(34)の平面に
平行に伸びている。本体の大部分は、穴の内面をも覆っ
て各穴に伝送線共振器を形成する伝導性材料でコーティ
ングされている。共振器は四分の一波長共振器又は半波
長共振器であってよい。穴は本体の長手方向の少なくと
も2つの線の上に配置され、少なくとも1つの穴の中心
軸は、残りの穴の中心軸が位置している側面に平行な平
面と同じ平面の上には位置していない。有益なことは、
穴の中心軸と隣の穴の中心軸からの距離(d)は、全て
の穴について同一であることである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、伝送線共振器で実現
される誘電体フィルターに関する。本発明は、特に、誘
電体の本体から成っていて、この本体は互いに対向する
第1の面と第2の面、端面、及び互いに対向する側面を
持っており、前記本体は少なくとも2つの平行な穴を限
定しており、その中心軸は、互いに平行に且つ該側面の
平面に平行に該第1面から該第2面に向かって伸びる。
その穴の内面は伝導性の材料でコーティングされてお
り、これにより各穴に伝送線共振器を形成する。
【0002】
【従来の技術】在来の誘電体(普通はセラミック)伝送
線共振器は、互いに対向する側に上面と下面を有すると
共に、これらの面に境する側面を有するブロックから成
ることが知られている。伝導性の材料でコーティングさ
れた少なくとも1つの穴が該ブロックの上面から下面へ
と伸びている。ブロックの表面の大部分は伝導層でコー
ティングされて各穴に伝送線共振器を形成している。コ
ーティングされた穴の伝導性材料が下面の伝導性材料に
結合されるので、その端部で穴は短絡される。穴を囲む
上面はコーティングされないので、穴は頂部に開路端を
有する。実際上、このようなブロックは四分の一波長同
軸伝送線共振器であり、そのコーティングされた穴は内
部伝導体に対応し、ブロックの伝導性コーティングは外
部伝導体に対応し、その間に誘電性材料の絶縁体があ
る。電磁波をブロックに導入すると、穴の方向に或る周
波数、即ち共振周波数、の定常波が生じる。その容量性
フィールドマクシマム(capacitive field maximum) は
穴の開路端にあり、誘導性フィールドマクシマム(induc
tive field maximum) は穴の短絡端にある。
【0003】高周波フィルターは、別々の部材即ち別々
の共振器を使って独立した共振器フィルター構造を作る
ことで構成できるが、また数個の穴を有する1つのセラ
ミックブロックを使うことによって構成することも出
来、その場合にはセラミックブロックは幾つかの伝送線
共振器に共通である。
【0004】図1は、第1基本形と呼ばれる公知の基本
形を示す。図1(A)のフィルター1は3つの部材2、
3、及び4から成り、これらは全て同じ形の独立した共
振器部材である。しかし、穴の方向におけるそれらの高
さは、所望の共振周波数に応じて変わる。参照数字5、
6、7は、上記したように部材を通って延在することに
より共振器を形成する穴を指す。薄黒く描かれている上
面は部材の無コーティング領域を表し、表面の他の部分
はコーティングされている。所望の数の独立した部材を
使うことによって、所望の数の段を有するフィルターを
構成することが可能である。図1(B)はフィルターの
平面図である。図を簡単にするために、共振器の結合は
図には示されていない。図から分かるように、各穴は部
材の側面に関して対称的に位置しており、従って、穴の
口は、全て、フィルターの上面の中央に引かれた線の上
に位置する。
【0005】図2は、第2の基本形と呼ばれる他の公知
の基本形を示す。図2(A)は、フィルター本体が穴2
5、26、27を有する単一のセラミック部材から成っ
ているという点において図1(A)とは異なっている。
薄黒くされた領域で表される上面は本質的にコーティン
グされておらず、表面の残りの部分はコーティングされ
ている。図2(B)から分かるように、各穴即ち内部伝
導体は、ブロックの大きな側面28及び29に平行に前
記側面の間に位置する平面上にある。穴の口は、フィル
ターの上面に側面28及び29に平行に引かれた線bの
上にある。線bは、上面の両縁から同じ距離の位置にあ
ってもよく、その場合には構成は対称的となるが、必ず
しもそうでなくてもよい。このような基本形のフィルタ
ーにおいては、共振器同士の間の結合は電磁場を介して
行われ、別々の共振器を使う構成の場合のような外部結
合要素は不要である。
【0006】第2の基本形によるフィルター構成におけ
る2つの隣接する共振器回路の結合に影響を及ぼす主要
な要素は、共振器の穴同士の間の距離、即ち内部伝導体
間の距離、である。若し本体が1つのセラミック部材か
ら構成されていれば、共振器の内部伝導体の近くでロス
を起こしやすい側壁が僅かに2つ又は3つしかないか
ら、共振器のQは同じサイズの別々の共振器のそれより
は僅かに大きくなる。従って、この構成では、別々の共
振器のそれよりは僅かに良好な電気的特性を有するフィ
ルターを実現することが可能であり、更に、その構造が
単純であるために、大量生産されるフィルターの場合に
は単一ブロック型のフィルターはより安価に製造するこ
とが出来る。
【0007】種々の伝導性パターンをブロックの無コー
ティング上面に配設することにより、単一の共振器の共
振周波数と共振器同士の間の結合とに影響を及ぼすこと
が可能である。ブロックの最も外側の共振器の開路端の
隣に伝導性パッドを側面コーティングから絶縁させて配
置することにより、信号を容量的に共振器に結合させる
ことが可能であるとともに、同じくその信号を共振器か
ら容量的に結合させることが可能である。共振器の開路
端のコーティングとセラミックブロックの側の上縁のコ
ーティングとの間には或る程度の容量があり、この容量
は、側面上のコーティングに結合される多少のコーティ
ングを穴の近くの上面に付加することにより、又は穴の
コーティングに結合される多少のコーティングを上面に
付加することにより、変化させることのできるものであ
る。これにより共鳴周波数が影響を受ける。上面上の伝
導性パターンによりコンデンサー及び伝送線を共振器同
士の間に配設することによって共振器同士の間の結合を
制御することも可能である。
【0008】共振器同士の間の誘導性結合は、例えばセ
ラミックブロックに穴を開けたり或いは他の方法でセラ
ミックブロックから材料を除去することにより、セラミ
ックブロックに修正を加えることによって、制御し得る
ものである。
【0009】小型の携帯式無線装置、特に移動電話に誘
電体フィルターを用いることは、その寸法、なかんずく
その体積がなるべく小さいフィルターを設計することを
試みる結果となる。電気的安定性と機械的安定性との両
方を考慮するとフィルターの小型化に制限が加えられる
ことになるから、これは難しい課題である。電気的特性
はセラミックブロックの物理的寸法に依存し、このブロ
ックの製造プロセスは安定性に制限を加える。
【0010】別々の共振器で構成されるフィルターの底
面積は、使用された共振器の底面積の総和である。例え
ば、3回路バンドパスフィルターに3*3*9mm(9
mmは共振器の穴の長さである)の共振器を使うとき、
最小底面積は9*9mmである。フィルターはこの場合
には水平位置にある、即ち共振器の穴は取り付け面に平
行である。
【0011】フィルターの体積を小さくする簡単な方法
は、使用する共振器回路をなるべく少なくすることであ
る。例えば、或る用途では、4回路フィルターから幾つ
かの回路を省いて、残った回路を調整可能とすることに
よってその省略された回路についての補償を行うことが
可能である。その場合、より狭いバンドを持っているけ
れどもその周波数レベルで転移可能であるような2回路
フィルター又は3回路フィルターで或るストップバンド
又はパスバンドをカバーすることが出来る。欠点は、可
変フィルターは外部制御と幾つかの余分の素子を必要と
することにある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】フィルターの体積を小
さくするもう一つの簡単な方法は、単一部材型フィルタ
ーの共振器即ち穴を互いに接近させることである。しか
し、このようにすると共振器同士の結合が大きくなりす
ぎるが、これは必ずしも望ましいことではない。本発明
は隣接する回路同士の結合をほぼ同じに保ちながらフィ
ルターの全体としての物理的な大きさを小さくする単純
な方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、一面におい
て、共振器の内部伝導体の中心軸が共振器ブロックの側
面に平行なこの平面上にだけ位置することを特徴とす
る。少なくとも1つの内部伝導体が他の内部伝導体の平
面から移され、従ってその開路端は他の内部伝導体の開
路端と同じ線の上には存在しないことになる。
【0014】従来技術のセラミックフィルターにおいて
は、共振器の内部伝導体の中心軸は同一平面上にある。
この平面は、フィルターの大きい方の側面に平行な横断
平面であって、互いに対向する大きい方の側面同士の間
にある。その平面は、対称の平面であると有益である
が、必ずしもそうでなくてもよい。本発明のこの特徴に
よると、共振器の内部伝導体を構成する穴は非対称的に
配置されていて、それらは2つの横断平面上に位置す
る。ブロックの無コーティング上面を見るとき、穴の口
は2本の線上にある。
【0015】異なる線の上に位置する2つの隣接する内
部伝導体同士の間の距離はそれらの回路の間の結合を決
定するということが知られている。若し必要ならば、全
ての内部伝導体が同一の線の上にある場合と同じ結合と
なるように寸法を選択することが出来る。その場合、1
つの内部伝導体を横切って、1つの内部伝導体から次の
内部伝導体までの距離は比較的に小さくなり、1つの回
路を越えての結合は比較的に強くなる。よって、共振器
の内部伝導体の位置決めによって、隣接する共振回路同
士の結合をほぼ一定に維持しつつ該フィルターの周波数
応答のゼロ点を所望の周波数において持つことが可能で
ある。
【0016】本発明の他の特徴によると、穴の中心軸
を、側面に平行な3つ以上の平面の上に配置することが
出来る。
【0017】
【実施例】本発明の代表的な好ましい実施例が添付の図
面に示されている。図3(A)は、1部材で実現された
従来技術のフィルターの上面図である。この伝送線共振
器の内部伝導体の開放端はブロックの無コーティング上
面の上にある。即ち、穴31、32、及び33は、ブロ
ックを貫通して延在する。この上面の横断面は、従って
このフィルターの横断面は、長方形であり、その長さは
L1で幅はW1である。このフィルターは3つの回路を
有する。共振器の穴は、即ちこの伝送線共振器の内部伝
導体の中心軸は、全て側面34に平行な同一の平面上に
あり、この平面はブロックを2つの、通常は対称的な部
分に分割する。穴の口は、図に示されているように、上
面をその長い方の側に平行に横切る線cの上にある。穴
同士の間の距離は等しく、従って、穴31と穴32との
間の距離は穴32と穴33との間の距離と同じであり、
この距離は図面において記号『d』で示されている。こ
の距離は、ブロックの幅W1とともに、共振器同士の間
の結合の強さを決定する最も重要な要素である。
【0018】図3(B)は、基本的には図3(A)と同
じであって、該当するところには同じ参照数字が使われ
ている。フィルターの電気的特性が図3(A)のフィル
ターのそれとほぼ同じとなるように寸法が決められてお
り、従って従来技術のフィルターとの比較における本発
明の利点をより良く示している。この誘電体ブロックの
幅は、前の例と同じくW1である。本発明により、穴3
1及び33(図3(A))は一方の側面の方へ少しずら
されており、穴32は反対側の側面の方へずらされてい
る。従って、穴31’及び33’は側面に平行な平面d
の上にあり、穴32’は穴31’及び33’の平面から
ずらされていて平面eの上にある。この新しい構成にお
いては、隣接する穴同士の間の距離は図3(A)の場合
と同一であり、従って、穴31’及び32’の間の距離
はdであり、穴32’及び33’の間の距離もdであ
る。隣接する共振器同士の結合は、図3(A)に示され
ている場合とほぼ同一である。当然ながら、穴同士の間
の距離は任意の量である。
【0019】1つの共振器の内部伝導体をその側方にず
らし、共振器同士の間の距離を同一に保った結果とし
て、最も外側の共振器、即ち穴31’及び33’の内部
伝導体同士の間の距離は小さくなっている。このため
に、フィルターの長さL2は、同じ特性を有する図3
(A)のフィルターの長さL1より小さく、L2<L1
である。共振周波数は同一であるから、図3(A)及び
図3(B)のブロックの高さH1も同一である。このた
めに、L2<L1であり、また他の寸法が変わっていな
いから、フィルターの体積V=L*W*Hは小さくなっ
ている。
【0020】本発明の構成によると、体積を小さくする
ことが出来るとともに、1つ以上の共振器を越えての電
磁的結合を制御してフィルターの周波数応答に1つ以上
のゼロ点を生じさせることが可能になる。隣接する内部
伝導体同士の間の距離は図3(A)及び図3(B)にお
いて同一であることに注意しなければならない。最も外
側の共振器同士の間の距離は、本発明の場合には従来技
術の構成の場合よりも小さくて、その結果として、1つ
の回路を越えての結合(図面においては最も外側の共振
器同士の間の結合)がより強くなっている。よって、隣
接する回路同士の結合をほぼ一定に保ちつつ共振器の内
部伝導体の寸法を適切に決めることによって、フィルタ
ー構造により生じる周波数応答ゼロ点を所望の周波数に
おいて実現することが可能である。
【0021】図3(B)のフィルターの共振器のQは、
図3(A)の公知構造で得られるQより幾らか小さい。
しかし、これらのQは、対応する別々の共振器で得られ
るQよりは大きい。従って、Qの減少は重要ではなく、
本発明の構成によると、在来の単一部材セラミックブロ
ックを構成する方法に従って、別々の共振器で実現され
るのよりも僅かに良好な電気的特性を有するフィルター
を実現することが可能である。しかし、多くの場合、体
積の減少は、Qの僅かな低下を許容できるような重要な
改善である。
【0022】図4及び図5において、上側の図はフィル
ターの斜視図であり、下側の図は穴の口のある端部の図
である。これらの図は、4回路フィルターにおいて可能
な内部伝導体の配置を幾つか示すものである。穴は2つ
の平面f及びgの上にある。同一の電気的特性を有する
従来技術のフィルターと比べて、このフィルターの物理
的な幅Lは比較的に小さい。
【0023】以上に説明をした例は、主として四分の一
波長伝送線共振器で実現されるフィルターを論じてい
る。しかし、発明は共振器に何らの制限を課してはいな
い。共振器は、共振器を両端で短絡させることにより、
即ち穴のコーティングを本体のコーティングに結合させ
ることにより、又は共振器の両端を開放しておくことに
より、形成される半波長共振器であってもよい。共振器
の両端を開放しておく場合には穴のコーティングは本体
のコーティングには結合されない。
【0024】本書においてフィルターに関して使われる
『シングルバンド』という用語は、それぞれの濾波機能
を単一の連続的周波数範囲にわたって実行するバンドパ
スフィルター又はバンドストップフィルターを包含す
る。この用語は、その濾波機能を数個の別々の周波数範
囲にわたって実行する例えばいわゆるマルチプルバンド
パスフィルターのようなバンドパスフィルターやバンド
ストップフィルターは包含しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、別々の共振器から成るフィルターを示
す図である。
【図2】図2は、単一の部材から成るフィルターを示す
図である。
【図3】図3図は、従来技術のフィルターと比較して本
発明を示す図である。
【図4】図4は、本発明のフィルターの実施例を示す図
である。
【図5】図5は、本発明のフィルターの他の実施例を示
す図である。
【符号の説明】
31’、32’、33’… 平行な穴 34…側面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体の本体から成っていて、この本体
    は互に対向する第1の面と第2の面、端面、及び互いに
    対向する側面を持っており、前記本体は平行な穴(3
    1’、32’、33’)を包含しており、その穴の中心
    軸は、互いに平行に且つ該側面(34)に平行に、該第
    1の面から該第2の面に向かって伸びており、その穴の
    内面は電気的に伝導性の材料でコーティングされ、これ
    により各穴に伝送線共振器が形成されており、前記穴の
    中心軸が前記側面(34)に平行な2つの平面の上にあ
    ることを特徴とする誘電体フィルター。
  2. 【請求項2】 各穴の中心軸の、隣の穴の中心軸からの
    距離(d)は等しいことを特徴とする請求項1に記載の
    誘電体フィルター。
  3. 【請求項3】 該側面に平行な前記2つの平面のうちの
    一方は、一方の側面(34)に比較的に近く、他方は反
    対側の側面に比較的に近く、従ってその穴のうちの幾つ
    かは一方の側面の近くに位置し、他のいくつかの穴は反
    対側の側面の近くに位置することを特徴とする請求項1
    又は2に記載の誘電体フィルター。
  4. 【請求項4】 誘電体の本体は1部材から成ることを特
    徴とする請求項1に記載の誘電体フィルター。
  5. 【請求項5】 誘電体の本体は共振器を各々構成する数
    個の別々の部材から成り、前記部材は互いに取り付けら
    れて、該本体の互いに対向する側に存する第1の面と第
    2の面、端面、及び互いに対向する側面を形成すること
    を特徴とする請求項1に記載の誘電体フィルター。
  6. 【請求項6】 誘電体の本体から成っていて、この本体
    は互いに対向する第1の面と第2の面、端面、及び互い
    に対向する側面を持っており、前記本体は平行な穴(3
    1’、32’、33’)を包含しており、その穴の中心
    軸は、互いに平行に且つ該側面(34)の平面に平行に
    該第1の面から該第2の面に向かって伸びており、その
    穴の内面は電気的に伝導性の材料でコーティングされ、
    これにより各穴に伝送線共振器が形成されているシング
    ルバンド誘電体フィルターにおいて、フィルターの物理
    的寸法を小さくするために前記穴の中心軸は前記側面
    (34)に平行な少なくとも2つの平面の上に置かれて
    いることを特徴とするシングルバンド誘電体フィルタ
    ー。
  7. 【請求項7】 電磁的に直列接続された複数の伝送線共
    振器から成る誘電体フィルターにおいて、前記共振器
    は、該フィルターの第1の軸の上に位置する入力共振器
    及び出力共振器を包含しており、このフィルターは更に
    少なくとも1つの他の共振器を備えており、前記他の共
    振器は該第1の軸から離れた該フィルターの第2の軸の
    上に位置しており、前記共振器の大多数は該第1の軸の
    上に位置することを特徴とする誘電体フィルター。
JP7128224A 1994-05-26 1995-05-26 誘電体フィルター Pending JPH07326904A (ja)

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FI942464A FI98870C (fi) 1994-05-26 1994-05-26 Dielektrinen suodatin
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JP (1) JPH07326904A (ja)
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