JPH0373562A - 電子部品およびその製造に用いられるリードフレーム - Google Patents

電子部品およびその製造に用いられるリードフレーム

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JPH0373562A
JPH0373562A JP1210284A JP21028489A JPH0373562A JP H0373562 A JPH0373562 A JP H0373562A JP 1210284 A JP1210284 A JP 1210284A JP 21028489 A JP21028489 A JP 21028489A JP H0373562 A JPH0373562 A JP H0373562A
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solder
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semiconductor device
cladding layer
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Hajime Sato
佐藤 始
Wahei Kitamura
北村 和平
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Hitachi Ltd
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子部品の面実装技術、特に配線基板表面に設
けられた電極(フットプリント)にIC(集積回路)、
LSI(大規模集積回路)等の半導体装置(電子部品)
のリード端を接合する実装技術に関する。
〔従来の技術〕
電子機器は、機能面から高密度実装化が、実装面から軽
量化、小型化、薄型化が要請されている。
このため、電子機器に組み込まれる電子部品の多くは、
面実装が可能な構造に移行してきている。
面実装型集積回路(rc)パッケージについては、たと
えば、工業調査会発行「電子材料」1984年9月号、
昭和59年9月1日発行、P55〜P64に記載されて
いる。この文献には、「チップを搭載するICパッケー
ジは、小型化、多ビン化が進み、従来のDTP(デュア
ルインラインパッケージ)からξニフラット(SOPと
も呼ばれている。スモールアウトラインパッケージ)。
QFP(クワッドフラットパッケージ)、フィルムキャ
リヤ、LCC(リードレスチップキャリヤ。
セラよツク基板使用)などへ変わってきている。
さらに最近はPLCC(プラスチックリーディッドチッ
プキ中リヤ)も市場に現れてきている。」旨記載されて
いる。また、同文献には、フラットパッケージは、ξニ
フラットパッケージ(S。
P)と、QFP(クワッドフラットパッケージ)を含む
一層フラットパッケージとに分類されていること、一般
のフラットパッケージにおける端子形状の種類としては
、(a) J型リード(Rolledunder) +
 (b)ガルウィング(Gull−wing)、 (c
)バットリード(Butt−1ead)、 (d)フラ
ットリード(Flatlead)がある旨記載されてい
る。
また、工業調査会発行「電子材料J 19B5年5月号
、昭和60年5月1日発行、P130〜P136には、
LSI(大規模集積回路)のための表面実装技術につい
て記載されている。この文献には、リード形状と最小ビ
ンピッチについて触れられており、「リード形状と最小
ビンピッチすなわちハンダブリッジの起こりやすさとの
間には、なんらかの関係があるのでは、・・・」との想
定のもとに、ガラスエポキシ基板に0.65mmピッチ
のハンダパッドを配したもので実装を行い、バットリー
ド(Inverted Lタイプ)の場合は、パッケー
ジ単位で50%のハンダブリッジが確認されたが、ガル
ウィングタイプやJ型リード(J−Bend )タイプ
ではハンダブリッジは確認されなかった旨記載されてい
る。
また、口軽BP社発行「日経エレクトロニクス、198
8年12月12日号、P141〜P158には、表面実
装において、リードピッチは現状では0.65mmが主
流であり、0.5mmピッチも始動の状況にあること、
0.5〜0.4mmピッチでは一括接続は限界であるこ
と、0.4mmピンチにおける量産技術はまだ確立され
ていないこと等が記載されている。
一方、リードフレームにおいては、一般に、防錆および
実装時のソルダビリティ向上の目的で、前記パッケージ
で被われるインナーリードの途中からアウターリードに
亘って半田メツキが施される。従来、この半田メツキは
モールド後に行なわれているが、最近ではモールド前、
すなわちチップ搭載等組立前のリードフレームの状態で
行なわれ始めている。たとえば、技研情報センター「最
先端表面実装形LSIパッケージの開発動向と実装技術
:特別シンポジウム、1988年12月13日発行、テ
キストP5Bには、インナーリードの途中からアウター
リードに亘ってはんだめっきが施された二色めっきリー
ドフレームが開示されている。この文献の記載内容を転
記するとつぎのとおりである。
「半導体のアウターリードには、現在レジンモールドし
た完成品に電解法または溶融法でめっきを行っている。
しかしめっき液、フラックスなど有害物が樹脂とリード
間に侵入したり、溶融めっき時の熱衝撃によるレジンク
ランクなどの問題があり、耐湿性の低下が懸念されてい
た。
一方半導体の製造法も従来の300℃を越える熱工程か
ら180℃以下の低温化プロセスが可能になってきた。
このため予めアウターリード部にはんだめっきした図3
0のような二色めっきり−ドフレームの開発が急務とな
っている。」。
(発明が解決しようとするgall) 高密度実装を達成するために、電子部品(半導体装置)
におけるリードピッチは一層狭くなる傾向にある。前記
文献にも記載されているように、リードピッチは0.5
mmあるいは0.4mm以下とさらに狭いものが要錆さ
れている。このようにリードピッチが0.5mm以下と
なるようなフナインピッチのもとでは、リフロー時、溶
けたハンダ(半田)が隣合うリード、すなわち半田パッ
ドを連結するハンダブリッジ現象が一層発生し易くなる
おそれがある。
一方、本発明者による分析によれば、半田メツキによる
半田層の厚さは、薄い個所ではlOμm程度、厚い個所
では20μm程度にまで及び、その厚さばらつきは大き
い、特に、リードの先端の角部では、半田層の厚さは2
0μmをも越える場合もある。また、半田メツキはアウ
ターリードと呼称されているパッケージから外に突出し
ている部分全域あるいは広い領域に施される。この結果
、半田厚さのばらつきが大きくなると、溶けて実装領域
に集まる半田の量のばらつきも大きくなる。
半田メツキ膜のばらつきが大きく、半田メツキ膜が厚い
場合には隣接するリード間を半田で連結してしまういわ
ゆるハンダブリッジが発生してしまい、薄い場合には一
部で接続が行われない半田濡れ不良が発生してしまう、
いずれにしてもこのような現象の発生は実装の歩留りを
低下させることになる。
本発明の目的は、ファインピッチにおいても実装歩留り
の向上が達成できる面実装技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述および添付図面からあきらかになるであ
ろう。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、本発明によるガルウィング型の半導体装置は
、その製造時、リードの実装領域に一定の寸法を有する
半田からなるクラッド層を有するリードフレームが用い
られて組み立てが行われることから、半導体装置はその
リードの実装領域に所定の厚さのクラッド層を有するこ
とになる。そして、配線基板に半導体装置を実装する際
、前記リード先端部のクラッド層は溶かされて接合材と
して作用し、リードを配線基板のフットプリントに接合
する。前記クラッド層は厚さ30〜50pm程度となる
とともに、その厚さも士数#mと均一な厚さとなってい
る。
また、本発明の他の構成としては、リード母材の先端部
はクラッド層のみで形成されている。
〔作用〕
上記した本発明の半導体装置は、その実装時、リード先
端の実装領域に設けられたクラッド層が溶かされる。そ
して、この溶けた半田が配線基板のワットプリントにリ
ードの実装端を接合する。
この際、半田の量は前記リードのクラッド層の寸法によ
って規定されるが、前記クラッド層は局所的にかつ均一
な厚さに形成されるため、いずれのリードにおいても半
田の過不足はなく、ハンダブリッジや半田濡れ不良は発
生しなくなり、実装の歩留りが向上する。また、実装時
の半田の供給量の制御性は、クラッド構造たよるため高
くなることから、リードピッチもより狭くでき、たとえ
ばリードピッチを0゜4mmと小さくしてもハンダブリ
ッジや半田濡れ不良を殆ど発生させることなく実装が行
えるようになる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の一実施例について説明する
(第1実施例) 第1図は本発明の第1実施例によるガルウィング型半導
体装置の実装固定前状態を示す一部の断面図、第2図は
同じく実装された半導体装置を示す一部の断面図、第3
図〜第8図は同じく半導体装置の製造各工程における図
であって、第3図はクラツド材を示す斜視図、第4図は
クラツド材の断面図、第5図はリードフレームを示す平
面図、第6図はリードフレームの一部を示すtIlI視
図、第7図はチンプボンディングやワイヤボンディング
が施されたリードフレームを示す断面図、第8図は完成
状態の半導体装置を示す断面図である。
この実施例では、面実装型半導体装置として、ガルウィ
ング型の半導体装Iに本発明を適用した例について説明
する= 半導体装置1は、第8図に示される。t、)に、矩形体
からなる絶縁性樹脂からなるパッケージ2と、このパフ
ケージ2の周面の4辺からそれぞれ平行に突出した金属
体からなる複数のリード3とからなっている。このリー
ド3は、パッケージ2から水平方向に僅かに延在した後
、下方に延び、さらに再び水平方向に延在する、いわゆ
る鴎の翼状となっている。そして、その先端(外端)の
水平部分が実装端4となっている。
一方、前記パッケージ2の中央には、金属体からなる支
持板(タブ)5が配設されている。前記リード3のパッ
ケージ2内に臨むその先端(内端)は、前記タブ5の周
囲に延在している。また、前記タブ5上には半導体素子
(チップ)6が固定されている。そして、前記チップ6
の図示しない電極と前記リード3の内端とは、導電性の
ワイヤ7で電気的に接続されている。
他方、これが本発明の特徴の一つであるが、前記リード
3の外端の実装端4において、下面となる実装領域には
クラッド層8が設けられている。
このクラッド層8は厚さ30〜50μm程度のPb5n
からなる半田で構成されている。なお、リードピッチa
は、たとえば0.4mm、リード3の幅Wは0.2mm
となっている。また、実装端4の長さ見は0.8mmと
なっている。
このような半導体装置1を配線基板に実装する際は、最
初に配線基板15が用意される。この配線基板15は、
第1図に一部しか示してないが、絶縁性のセラミック板
等からなる基板16の主面(上面)に前記半導体装置1
の各実装端4に対応するフットプリント(電極パッド)
17が設けられている。そこで、第1図に示されるよう
に、前記フットプリント17上に各リード3の実装端4
が重なるように半導体装置1が配線基板15上に載置さ
れる。つぎに、各実装端4部分はランプによる赤外線照
射あるいはレーザ光照射等により部分加熱される。この
加熱処理によって実装端4の実装領域に設けられた半田
からなるクラッド層8は溶け、前記配線基板15のフッ
トプリント17上に拡がる。そして、加熱解除によって
半田19は硬化し、第2図に示されるように実装端4が
フットプリント17に固定される。
前記フットプリント17と実装端4を接続する半田19
の量は、溶ける前の前記クラッド層8の寸法で規定され
る。このクラッド層8は、後述するように一定の厚さの
半田板をリードフレーム素材に重ね合わせ、かつ加圧し
て一体化形成するため、厚さが均一であること、また、
クラッド層8は所定の寸法で形成されていることから、
半田の量は過不足がなく適正となり、半田濡れ不良やハ
ンダブリッジが発生しなくなる。
つぎに、このような半導体装置1の製造について説明す
る。
半導体装21の製造(&II立)においては、第3図に
示されるように最初にリードフレーム素材20が用意さ
れる。このリードフレーム素材20は、鉄−ニッケル合
金5w4.ステンレス等いずれかの金属板からなってい
る。このリードフレーム素材20の厚さは0.15〜0
.1mm、たとえば0゜1mmの0さとなっている。
つぎに、第3図および第4図に示されるように、前記リ
ードフレーム素材20の一面に矩形枠状にクラッド層8
が形成される。前記クラッド層8は、たとえば厚さ30
〜50μmの半田板をクラッドすることによって形成さ
れ、リードフレームパターンにおけるリードの外端部分
、すなわち、前記実装端4が形成される部分に対応する
ように枠状に設けられる。そして、この一つの枠状クラ
ッド層8部分に単位リードフレームパターンが形成され
る。なお、前記枠状のクラッド層8は、リードフレーム
素材全体あるいは広い面積に亘って半田板をクラッドし
た後、クラッド層を部分的にエツチングすることによっ
て形成してもよい。
つぎに、第5図に示されるように、単位リード7L/−
ムパターンが形成されてる。このリードフレームパター
ンは精密プレスまたはエツチングによって形成され、平
行に延在する外枠21と、この一対の外枠21を連結し
かつ外枠21に直交する方向に延在する一対の内枠22
とによって形成される枠23内に形成されている。この
枠23の中央には、矩形状のタブ5が配設されている。
また、このタブ5はその四隅をタブ吊りリード24で支
持されている。これらタブ吊りリード24は、枠23の
四隅に配設された支持片25の角部に連結されて支持さ
れている。前記支持片25は一枚の板状あるいはパター
ン化されている。そして、四隅の支持片25の前記タブ
吊りリード24の連結部間は細いダム26で連結されて
いる。これら4本のダム26はそれぞれ前記外枠21お
よび内枠22に平行となり、全体で矩形状枠を形成して
いる。
一方、前記4本のダム26には、複数のリード3が直交
して配設されている。これらリード3は、そのピッチa
が0.4mmとなるとともに、幅Wは0.2mmとなっ
ている。各リード3は前記ダム26の両側に向かって延
在し、前記タブ5に臨むダム26よりも内側のインナー
リード27は片持梁構造となっている。前記インナーリ
ード27はその先端を前記タブ5の近傍に臨ませている
また、このインナーリード27は製品となった時点でパ
ッケージから抜けないように、屈曲したりあるいは一部
に孔が設けられているやまた、前記ダム26の外側に延
在するアウターリード28において、前記内枠22に平
行に延在するダム26に支持されるアウターリード28
にあっては前記外枠21に連絡されている。また、前記
外枠21に平行に延在するダム26に支持されるアウタ
ーリード28にあっては、前記内枠22に平行となって
延在し、前記内枠22または外枠21に平行に延在しか
つ隣接する支持片25間に亘って設けられた補助バー2
9に連結されている。このアウターリード28は、前記
内枠22あるいは補助バー29の付は根において、第6
図に示されるように、7字状の溝30が設けられ、後工
程のアウターリード28の切断時、切断がし易いように
なっている。前記クラッド層8は、第5図および第6図
において裏面となっている。前記クラッド層8は、第6
図で明らかなように、前記アウターリード28の外端部
分に存在するようにパターン化される。
一方、前記タブ吊りリード24はその途中で下方に一段
階段状に折れ曲がり、第7図および第8図に示されるよ
うに、前記タブ5の主面を低くし、このタブ5の主面に
半導体素子(チップ)が固定された際、チップの主面と
リード3の主面が略同−の高さとなるようになっている
。なお、前記外枠21には、リードフレームの搬送ある
いは位置決め時に利用されるガイド孔31が設けられて
いる。
つぎに、このようなリードフレーム32に対して、チッ
プポンディングおよびワイヤボンディングが行われる。
すなわち、第7図に示されるように、前記リードフレー
ム32のタブ5の主面には、半導体素子(チップ)6が
固定されるとともに、このチップ6の図示しない電極と
これに対応するり一部3の内端、すなわち、インナーリ
ード27の内端が導電性のワイヤ7で電気的に接続され
る。
つぎに、このようなリードフレーム32は常用のモール
ド(トランスファモールド)技術によって、前記タブ5
.チップ6、ワイヤ7、リード3の内端部分がレジンか
らなるパッケージ2で封止される。
つぎに、不要となるリードフレーム部分は切断除去され
、かつ前記パッケージ2から突出するリード3、すなわ
ち、アウターリード28は底形されて、第8図に示され
るようなガルウィング型の半4体装W1が製造される。
この半導体装Wllにおいて、前記アウターリード28
の先端の実装端4はその下面の実装領域にクラッド層8
を有するようになる。前記クラッド層8はリード3の全
幅に亘って形成されることから、その輻Wは0.2mm
となる。また、その長さ見は0.8mmとなっている。
さらにクラッド層8の厚さは30〜50μmのうちの所
望の厚さが選択されているため、均一な厚さとなってい
る。
したがって、実装時溶ける半田の量は常に設計値通りに
一定となり、前述のように実装時の半田供給の過不足は
起きず、半田濡れ不良やハンダブリッジの発生は、リー
ドピッチが0.4mmと極めて狭小となっても殆ど発生
しなくなる。
このような実施例によれば、つぎのような効果が得られ
る。
(1)本発明の半導体装置は、その製造において均一の
厚さのクラッド層を有するリードフレームが使用されて
製造されるため、製品となった時点でリード先端に設け
られた半田の量は常に一定となるという効果が得られる
(2)上記(1)により、本発明の半導体装置は、リー
ド先端の半田の量が均一となることから、実装時半田量
の過不足は起き難くなり、半田不足による半田濡れ不良
や半田過多によるハンダブリッジ(シッート不良)の発
生は起き難くなるという効果が得られる。
(3)上記(2)により、本発明の半導体装置は、実装
不良の発生し難い実装構造となることから、フットプリ
ントピッチ、換言するならばリードピッチのより一層の
狭小化が達成できるという効果が得られる。たとえば、
リードピンチは、0.5mmを越えて0.4mmあるい
は0.3mm化も達成できるようになるという効果が得
られる。
(4)上記(2)により、実装不良発生抑止によって歩
留りの向上が連成できるという効果が得られる。
(5)本発明のリードフレームは、アウターリードの外
端の実装端に均一な厚さのクラッド層が設けられている
ことから、半導体装置を製造した場合、リード外端には
常に一定量の半田を有する構造となり、実装不良の発生
を抑止できるという効果が得られる。
(6)上記(1)〜(5)により、本発明によれば、実
装時適正な半田量を供給できる構造となっていることか
ら、半田濡れ不良やハンダブリッジ等の実装不良の発生
を抑止できるとともに、適正量の半田供給から半導体装
置のリードピッチの一層の狭小化が達成でき、高密度実
装あるいは実装の小型化が達成できるという相乗効果が
得られる。
(第2実施例) 第9図は本発明の第2実施例によるリードフレームを示
す平面図、第10図は同じくリードフレームの一部を示
す斜視図、第11図は同しく完成状態の半導体装置を示
す正面図である。
リードピッチが狭小化されると、当然にしてリード幅も
狭くなり、リードの機械的強度も小さくなる。この結果
、リード数が多くなった場合、リード先端のリード列の
平坦化も阻害され、実装時、浮き上がった一部のリード
が半田付けされない不良も新たに発生するおそれがある
。そこで、この実施例では、第9図〜第11図に示され
るように、前記リードフレーム32のアウターリード2
8を絶縁性の樹脂テープ40で連結して強度的に補強し
、リード列が乱れないようにする。
この実施例の半導体装置1はリード3の外端のリード列
が乱れないため、確実な実装が達成できる。したがって
、本発明によれば実装歩留りも向上する。
(第3実施例) 第12図は本発明の第3実施例による半導体装置の一部
を示す断面図、第13図は同じく実装された半導体装置
の一部示す断面図である。
この実施例では、第12図に示されるように、パッケー
ジ2から突出するり−ド3の先端、すなわち、実装端4
の先端のある長さCをクラッド層8のみで形成する。こ
の構造によれば、前記クラッド層8を溶して実装を行っ
た場合、第13図に示されるように、前記実装端4の先
端のある長さCのクラッド層8は溶けて配線基板15の
フットプリント17上に移動してリード3をフットプリ
ント17に接続する結果、実装面積は前記リード3の先
端のクラッド層8でのみ形成される長さCに相当する分
小さくなる。
(第4実施例) 第14図は本発明の第4実施例による半導体装置を示す
断面図である。
この実施例の半導体装置lは、リード3の実装端4の下
面に半球状のバンプ41が設けられている。このバンプ
41は、たとえば、リードフレーム形成時、バンプ41
を形成する領域に部分的に半田を形成し、その後加熱処
理して半田の表面張力を利用して半球状のバンプ41を
形成する。
この構造の半導体装置lも、前記実施例同様にバンプ4
1によって実装時の半田の供給量が一定するため、半田
濡れ不良やハンダブリフジ等の実装不良を起こすことな
く実装が行える。したがって、リードピッチの狭小化も
達成できることになる。
(第5実施例) 第15図は本発明の第5実施例による半導体装置を示す
断面図、第16図は同じく実装状態を示す断面図である
この実施例では、バッドリード型の半導体装直に本発明
を適用した例について説明する。バットリード型の半導
体装置1は、リード3がパッケージ2の下方に向けて直
進した構造となっている。
そこで、リード3の先端、すなわち、アウターリード2
8の先端に、前記第3実施例と同様に先端にクラッド層
8のみで形成される領域をある長さd設けておく、この
ようにしておくと、半導体装11!1を配線基板15に
実装した際、第16図に示されるように、リード3の先
端のクラッド層8は溶けるため、クラッド層8のみでリ
ード部分を形成する部分は消失し、高さdに対応した分
だけ半導体装置1の実装高さが低くなる。これにより、
この実施例の半導体装置によれば、高さ方向の実装効率
が向上するという効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない、たとえば、前記実施例で
は、低融点接合材としてPb5nからなる半田を使用し
た例について説明したが、AuSn等他の低融点接合材
を使用しても前記実施例同様な効果が得られる。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるガルウィング型およ
びバットリード型の半導体装置の実装方法に適用した場
合について説明したが、それに限定されるものではなく
、ペアチップ等の能動部品や抵抗、コンデンサー等の受
動部品等を組み込んだ混成集積回路装置等の電子部品に
も同様に適用できる。
本発明は少なくとも電子部品等同様の構造の物品の接続
には適用できる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
本発明の半導体装置は、リード先端の実装端に半田の量
が均一となるクラッド層が設けられているため、リード
先端の実装端を配線基板のワットプリントに接合した際
、いずれのリードにおいても半田の過不足は起きず、ハ
ンダプリフジや半田濡れ不良等の実装不良は発生しなく
なり、実装の歩留りが向上する。また、実装時の半田の
供給量の制御性が良くなることから、リードピッチの狭
小化も遠戚できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の第1実施例によるガルウィング型半導
体装置の実装固定前状態を示す一部の断面図、 第2図は同じく実装された半導体装lを示す一部の断面
図、 第311fflは同じく半導体装置の製造に用いられる
クラツド材を示す一部の斜視図、 第4図は同じくクラツド材の断面図、 第5図は同じくリードフレームを示す平面図、第6V!
iは同じくリードフレームの一部を示す斜視図、 第7図は同じくチップボンディングやワイヤボンディン
グが施されたリードフレームを示す断面図、 第8図は同じく完成状態の半導体装置を示す断面図、 第9図は本発明の第2実施例によるリードフレームを示
す平面図、 第1O図は同じくリードフレームの一部を示す斜視図、 第11図は同じく完成状態の半導体装置を示す正面図、 第12図は本発明の第3実施例による半導体装置の一部
を示す断面図、 第13図は同じぐ実装された半導体装置の一部示す断面
図、 第14図は本発明の第4実施例による半導体装置を示す
断面図、 第15図は本発明の第5実施例による半導体装置を示す
断面図、 第16図は同じく実装状態を示す断面図である。 ■・・・半導体装置、2・・・パッケージ、3・・・リ
ード、4・・・実装端、5・・・タブ、6・・・チップ
、7・・・ワイヤ、8・・・クラッド層、15・・・配
線基板、16・・・基板、17・・・フットプリント、
19・・・半田、20・・・リードフレーム素材、21
・・・外枠、22・・・内枠、23・・・枠、24・・
・タブ吊りリード、25・・・支持片、26・・・ダム
、27・・・インナーリード、28・・・アウターリー
ド、29・・・補助バー、30・・・溝、31・・・ガ
イド孔、32・・・リードフレーム、40・・・樹脂テ
ープ、41・・・バンプ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. パッケージと、このパッケージの周縁から突出す
    る複数のリードとからなる電子部品であって、前記リー
    ドの実装に供せられる実装領域には低融点接合材が部分
    的に設けられていることを特徴とする電子部品。
  2. 2. 前記リード先端の実装領域には低融点接合材から
    なるクラッド層が形成されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の電子部品。
  3. 3. 前記クラッド層は厚さ30〜50μm程度の半田
    層で形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    2項記載の電子部品。
  4. 4. 前記リード先端の実装領域には低融点接合材から
    なるバンプが形成されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の電子部品。
  5. 5. 前記リードの先端部は低融点接合材のみで形成さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    電子部品。
  6. 6. 複数のリードを有するリードフレームであって、
    前記リードの外端の実装に供せられる実装領域には低融
    点接合材が部分的に設けられていることを特徴とするリ
    ードフレーム。
  7. 7. 前記リードの実装領域には厚さ30〜50μm程
    度の半田からなるクラッド層が設けられていることを特
    徴とする特許請求の範囲第6項記載のリードフレーム。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05258986A (ja) * 1992-03-13 1993-10-08 Hitachi Ltd はんだチップ付加電子部品、及び部品リードはんだチップ付加装置、及び電子部品はんだ付加方法
US5455446A (en) * 1994-06-30 1995-10-03 Motorola, Inc. Leaded semiconductor package having temperature controlled lead length
KR20120095795A (ko) 2011-02-21 2012-08-29 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 알칼리셀룰로오스 및 셀룰로오스에테르의 제조 방법
US8853388B2 (en) 2005-12-27 2014-10-07 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Methods for preparing alkali cellulose and cellulose ether
US9611333B2 (en) 2005-12-27 2017-04-04 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Methods for preparing alkali cellulose and cellulose ether
US9617350B2 (en) 2005-12-27 2017-04-11 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Methods for preparing alkali cellulose and cellulose ether
US11211353B2 (en) 2019-07-09 2021-12-28 Infineon Technologies Ag Clips for semiconductor packages

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