JPH0373471A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JPH0373471A
JPH0373471A JP31474789A JP31474789A JPH0373471A JP H0373471 A JPH0373471 A JP H0373471A JP 31474789 A JP31474789 A JP 31474789A JP 31474789 A JP31474789 A JP 31474789A JP H0373471 A JPH0373471 A JP H0373471A
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朗 篠原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野J 本発明は、データを記録/再生するための固定磁気ディ
スク装置又はこれにM、似のディスク装置に関する。
[従来の技術〕 典型的な固定磁気ディスク装置は、駆動軸(ハブ)に固
着された複数枚の記録媒体ディスクと、各ディスクの各
記録面に対向配置された複数個の磁気ヘッドと、磁気ヘ
ッドをディスクの半径方向即ちトラック交差方向に移動
させるヘッド移動機構と、複数個の磁気ヘッドの再生出
力を択一的に選択して出力する再生出力選択回路と、複
数の磁気ヘッドに択一的に記録tlE流を供給するため
の記録ヘッド選択回路とを有している6フオーマツト済
の各ディスクの記録面には同心円状にトラックが形成さ
れ、各トラックには複数個のセクタが設けられている。
なお、磁気ディスクの分野では、−aに、シリンダ(C
V I 1nder )という考え方が導入され、複数
のへyドによって同時に走査される複数トラックに対し
て同一のシリンダ番号が付され、1つの記録面における
複数のトラックは、トラック番号によって区別されずに
シリンダ番号によって区別される。また、複数の記録面
の同一シリンダの複数のトラックはトラ・yり番号によ
って区別される。
しかし、本願においては、説明の都合上、同一記録面の
複数トラックの区別をシリンダ番号によって行わずに第
1のトラック、第2のトラック等のようにトラック名に
よって行う。
[発明が解決しようとする課題] ところで、磁気ディスク装置でデータ変換を行う際に、
複数のトラックをランダムにアクセスする場合と、複数
のトラックを規則性を有してアクセスする場合とがある
。従来の磁気ディスク装置は、後者の規則性を有してア
クセスする場合に、アクセス時間(access  t
ime)が長くなるという欠点を有する。即ち、ディス
ク回転中での同一(単一)記録面における第1のトラッ
ク(第1のシリンダ)から第2のトラック(第2のシリ
ンダ)へのアクセス時間は、シーク時間と回転待ち#間
(1atency  tine)との合計である。シー
ク時間はヘッドを現在トラック(シリンダ)から目的ト
ラック〈シリンダ)まで移動させるために必要な時間で
あり、回転待ち時間はシーク終了時点から目標セクタの
走査開始時点までの時間である。ランダムにアクセスす
る場合には、シーク終了と同時に目標セクタの走査を開
始するために回転待ち時間が零になることも原理的に起
り得る。しかし、規則性を有してアクセスする場合には
、例えば、第1のトラック(シリンダ)の最初のセクタ
から最終セクタまで走査した後に、アクセス動作が開始
し、第2のトラック(シリンダ)の最初のセクタの走査
#IItfiでアクセス動作が終了する。この時、第1
のトラック(シリンダ)の最終セクタ(トラック終了点
)と第2のトラック(シリンダ)の最初のセクタ(トラ
ック開始点)とは角度的に同−又は接近しているので、
ヘッドを第1のトラックから第2のトラックに移動する
期間(シーク時間)の終了時点では、ヘッドが最初のセ
クタ(トラック開始点)よりも進んだセクタ(トラック
位置)を走査することになる。このため、ヘッド移動(
シーク)の直後に最初のセクタからのデータ変換(リー
ド又はライト)を行うことが不可能であり、最初のセク
タがヘッドの下に到来するまでの時間が回転待ち時間と
なる。シーク時間は、技術の進歩によって短くなる傾向
にあり、例えば約6m Sec程度である。この結果、
アクセス時間に占める回転待ち時間の割合が増大する傾
向にある。
ヘッドをディスクの半径方向に移動させることが不要な
アクセスにおいても、回転待ち時間は生じる0例えば、
第1の記録面のトラックの最初のセクタから!&後のセ
クタまでのデータ変換(り一ド又はライト)を行った後
に、第2の記録面のトラック〈同一シリンダのトラック
)の最初のセクタからf&後のセクタまでのデータ変換
を行う場合には、第1の記録面のトラックの最後のセク
タのデータ変換が終了した後に、第1のヘッドの再生出
力選択状態から第2のヘッドの再生出力選択状態に切換
えを行うことが必要になる。この切換時間はヘッドを移
動する時間(シーク時間)に比べて極めて短いが、第1
の記録面のトラックのi&後のセクタの再生の直後に第
2の記録面のトラックの最初のセクタのスタート点から
の再生出力を得ることは困難である。従って、回転待ち
時間が生じ、アクセス時間はヘッド切換時間(再生出力
切換時間)と回転待ち時間との合計になる。 そこで、
本発明の目的は、規則性を有するアクセスにおいて、ア
クセス時間を短縮することができるディスク装置を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための請求項1に従う発明は、実施
例を示す図面の符号を参照して説明すると、同心円状に
配置されており且つデータ変換のための基準位置をそれ
ぞれ有している少なくとも第1及び第2のトラック31
.32を含む記録媒体ディスク1と、前記ディスク1の
回転手段と、前記ディスク1に関係して信号を変換する
ヘプト7aと、前記ヘプト7aを前記トラック3工、3
2に対して交差する方向に移動させるためのヘッド移動
手段とを備えたディスク装置において、前記第2のトラ
ック32の前記基準位置が前記第1のトラック31の前
記基準位置よりも遅れ角度位置に配置され、前記第1の
トラック31の前記基準位置と前記第2のトラック32
の前記基準位置との角度差に対応する回転角度だけ前記
ディスク1を回転させるために要する時間が前記ヘッド
7aを前記第1のトラック31から前記第2のトラック
32に移動させるために要する時間よりも長くなるよう
に前記角度差が設定されていることを特徴とするディス
ク装置に係わるものである。
請求項2に従う発明のディスク装置は、少なくとも第1
及び第2の記録面6a、6bと第1及び第2のヘッド7
a、7bとを有する。第1及び第2の記録面6a、6b
における同時に走査される複数のトラック(同一シリン
ダの複数のトラック)31.41の基準位置は同一に設
定されておらず、ヘッド切換(再生出力切換)に要する
時間よりも長い時間に対応する角度差を有する。
請求項3に従う発明のディスク装置の各記録面6a、6
bの各トラック31.32.41.42の基準位置は、
ヘッド7a、7bの移動時間(シーク時間)とヘッド7
a、7bの切換に要する時間との両方を考慮して決定さ
れている。
[作 用] 請求項1に従う発明においては、第1のトラック31か
ら第2のトラック32に規則性を有してアクセスする場
合に、ヘッド7aの移動後(シーク後)に直ちにトラッ
ク32の基準位置(Sえば最初のセクタ)が走査される
。従って、第2のトラック32のデータ変換を少ない回
転待ち時間で開始することができる。
請求項2に従う発明においては、複数の記録面6a、6
bにおける同時に走査される複数のトラック(同一シリ
ンダ内のトラ・yり〉31.41に対応する複数のへヴ
ド7a、7bの再生出力を切換えると、ヘプト7bが第
2の記録面6bのトラック41の基準位置を直ちに走査
するので、少ない回転待ち時間で第2の記録面6bのト
ラック41の再生を行うことができる。
請求項3の発明によれば、請求項1と2の両方の作用効
果を得ることができる。
[実總例] 次に、第1図〜第8図を参照して本発明の実施例に係わ
る固定磁気ディスク装置を説明する。
[ディスク装置全体のm成] この固定磁気ディスク装置は、記録媒体として第1及び
第2の磁気ディスク1.2と、このディスク1.2が固
定されたハブ3を回転するためのモータ4と、ヘッド組
立体5とを有する。ディスク1.2は両面型であるので
、互いに平行に配置された第1、第2、第3及び第4の
記録面6a、6b、6C16dを有する。ヘッド組立体
5は、各記録面6a〜6dに対向配夏された信号変換用
の第1、第2、第3及び第4のヘッド7a、7b、7c
、7dと、ディスク1.2の高速回転時にヘプト7a〜
7dが浮上するように支持するバネ板から成るアーム8
と、この支持体9とから成る。
ヘッド組立体5はボイスコイルモータから成るヘッド移
lI!装置IOによって回動され、各ヘッド7a〜7d
は一体となってトラック交差方向(ディスク半径方向)
に円弧軌跡で移動する。
ヘッド移動装置月(に接続されているボイスコイルモー
タ制御駆動回路11は、CPUを含む制御回路(コント
ローラ>12から供給されるシーク信号に基づいてヘッ
ド7a〜7dを目標トラックに移動させるための制御を
行う。
各ヘッド7a〜7dに!#続されたリード/ライトC読
み取り/書き込み)回路13は、制御回路12を通して
供給されるデータに対応した記録信号を第1〜第4のヘ
ッド7a〜7d4:選択的に供給すると共に、各ヘッド
7a〜7dから得られた再生出力から1つを選択してリ
ードデータを形式し、制御回路12に送る。なお、制御
回路12はリード/ライト回路13にライトゲート信号
を送って記録を制御すると共に、ヘッド切換信号を送っ
てリード又はライトのヘッドを指定する。ディスク駆動
モータ4に閏gA付けられているインデックスセンサ1
4は、モータ4の回転部分に設けられたディスク1.2
の所定角度位置に対応する指標(図示せず)を検出し、
ディスク1.2の1回転につき1つのインデックスパル
ス15を発生し、これをil制御回路12に送る。この
インデックスパルスは、主としてトラックのフォーマツ
ティング時の基準角度位置の決定に使用される。
第2図は第1図のリード/ライト回路13とヘッド7a
〜7dとの関係を詳しく示す、第1〜第4のヘプト7a
〜7dが接続されている再生出力選択回路20は、ライ
ン21によって与えられるヘッド選択信号に応答して指
定されたヘッドの再生出力のみを択一的に送出する回路
である。再生出力選択回路20に増幅器22を介して接
続されたり一ドデータ形成回路23は、微分回路、コン
パレータ等を含んで方形波状のり一ドデータを形成する
回路である。記録データ入力ライン24に接続されてい
る記録信号形成回路25は、記録データに対応した記5
j信号を形成し、これを記録ヘッド選択回路26を介し
て第1〜第4のヘッド7a〜7dのいずれかに送るため
の回路である。記録ヘッド選択回路26は、ライン21
から与えられるヘッド選択信号に応答して第1〜第4の
ヘプト7a〜7dから選択された1つに記jl信号を供
給するものである。なお、記録ヘッド選択回路26には
ライン27によってライトゲート信号も与えられ、ライ
トゲート信号で許可された期間のみ記録可能状態になる
[ディスクのセクタ配置〕 第1のディスクエの第1の記録面6a(一般にはディス
ク1、サイドOと呼ばれる面)には、第1、第2及び第
3のトラック31.32.33が形成されている。勿論
、第1の記録面6aは、更に多くのトラックを有するが
、図示の都合上省略されている。各トラック31.32
.33は第1〜第17のセクタ81〜317を有する。
第1のトラック31の第1のセクタS1は始点位置はこ
のトラックの基準位置(トラック始点位置)であって、
ディスク1の基準角度位置(0度)に一致している。な
お、基準角度位置(0度)は、第1図のインデックスセ
ンサ14から得られるインデックスパルス15に基づい
て決定されている。第2のトラック32の第1のセクタ
S1の始点位置即ち第2のトラック32の基準位置は、
第1のトラック31の第1のセクタS1の始点位置から
5セクタ遅れた位置であり、1セクタの角度をθとすれ
ば、両者の間に5θ度の角度差がある。第3のトラック
33の第1のセクタS1の始点位置即ち第3のトラック
33の基準位置は、第2のトラック31の第1のセクタ
S1の始点位置に対して5セクタ分の遅れ角度差5θを
有する。このディスク装置においてヘッド7a〜7dを
あるトラックからこれに隣接するトラックに移動するた
めに要する時間(シーク時間)は、ディスク1.2を角
度差2θだけ第3図で矢印35に示すように反時計方向
に回転させるために要する時間よりも短い。
従って、第1のトラック31を第1のセクタS1から第
17のセクタS17まで走査した後に、第1のヘッド7
aを第2のトラ、ツク32に移動した場合、第2のトラ
ック32の第1のセクタS1を走査する前に第1のへヴ
ド7aは第2のトラック32に位置決めされ、第2のト
ラック32の最初のセクタS1の走査を短い回転待ち時
間後に開始することができる。
第4図は第1のディスクlの一般にサイドlと呼ばれて
いる第2の記録面6bのトラックを第1の記録面6aと
同一方向から見た状態で示す、この記録面6bにも第1
、第2及び第3のトラック41.42.43が同心円状
に形成されている。
各トラック41.42.43は第3図と同様に第1〜第
17のセクタ81〜317を有する。しかし、第1、第
2及び第3のトラック41.42.43の第1のセクタ
S1の始点くトラック基準位置)は、第3図の第1、第
2及び第3のトラック31.32.33の第1のセクタ
S1の始点(トラック基準位置)よりもそれぞれ1セク
タ分の角度θだけ遅れている。即ち、第1のトラック4
1の第1のセクタS1の始点はディスク1の第1の記録
面6aの基準角度値ff(0度〉と同一の基準角度位置
(0度)からθ度だけ遅れている。第1、第2及び第3
のトラック41.42.43の第1のセクタS1の相互
の角度差は第3図の場合と同様に50である。
第5図は@2のディスク2の一般にサイドOと呼ばれて
いる第3の記録面6cを第1の記録面6aと同一方向か
ら見た状態で示す。第3の記録面6Cにも同心円状に第
1、第2及び第3のトラック51.52.53が形成さ
れ、各トラック51.52.53は第1〜第17のセク
タS1〜S17全有する。第1、第2及び第3のトラッ
ク51.52.53の第1のセクタS1の始点(トラッ
ク基準位置)は、第4図の第2の記録面6bの第1、第
2及び第3のトラック41.42.43の第1のヒクタ
S1の始点位置から角度差θだけそれぞれ遅れている。
第6図は第2のディスク2の一般にサイド1ど呼ばれて
いる第4の記録面6dを第3図の第1の記録面6aと同
一方向から見て示す、この第4の記録面6dにも第1、
第2及び第3のトラック61.62.63が同心円状に
形成され、各トラック61.62.63は第1〜第17
のセクタをそれぞれ有する。第1、第2及び第3のトラ
ック61.62.63の第1のセクタS1の始点(トラ
ック基準位置〉は第5図の第3の記録面6cの第1、第
2及び第3のトラック51.52.53の第1のセクタ
S1の始点よりもiセクタ分のθだけ遅れている。なお
、第1、第2及び第3のトラック61.62.63の第
1.のセクタS1の始点の相互の角度差は第3図と同様
に5θである。
第1〜第4の記録面6a〜6dの第1のトラック31.
41.51.61のセクタの配置を同一図面上に展開し
て示すと第7図になる。これによって同一シリンダにお
ける4つのトラックの基準位vI!、(トラック開始点
)が順次に1セクタ遅れていることが明らかになる。
第1〜第4の記録面6a〜6dの各セクタ51317は
第 8図に示すようにIDフィールド81とギャップ8
2とデータフィールド83とギャップ84とから成る。
■Dフィールドはインデックス信号を含み、これを再生
することによってイブデックスバルス85が得られる。
また、IDフィールド81には自己のセクタを識別する
ためのデータ(セクタ番号)及び自己の属するトラック
を示すデータ(シリンダ番号)も書き込まれている。
〔動 作〕
このディスク装置の電源が投入されると、モータ4が回
転を開始する。また、第1〜第4のヘッド7a〜7dは
一般にトラック零と呼ばれている第1のトラック31.
41.51.61に位置決めされる。また、″S源投入
時には第2図の再生出力選択回路20が第1のヘッド7
aの出力を送出するように初期化される。
電源投入直後又は任意の時点で、第1図の制御回112
に対してライン16から、第1、第2、第3及び第4の
記録面6a、6b、6c、6dの第1のトラ・/り31
.41.51.61を順次に再生し、次に第1、第2、
第3及び第4の記録面6a、6b、6c、6dの第2の
トラック32.42.52.62を順次に再生し、次に
、第1、第2、第3及び第4の記録面6a、6b、6c
、6dの第3のトラック33.43.53.63を順次
に再生することを指令する信号が入力すれば、制御回路
12は、第1のヘッド7aの出力に基づいて・ヘッド7
aの現在位置を知り、第1のトラック31に位置決めさ
れていない時には、第1のトラック31に位置決めする
ためのシーク信号を制御駆動回路11に与える。これに
より、制御駆動回路11はへメト移動装置月(を制御し
、ヘッド7aは第1のトラック31に位置決めされる。
しかる後、ヘッド7aによる第1の記録面6aの第1の
トラック31の第1のセクタS1から第17のセクタ3
17までの再生が実行される。第2〜第4のヘヅド7b
〜7dも第2〜第4の記録面6b〜6dの第1のトラッ
ク41.51.61の再生を実行しているが、第2図の
ライン21から第1のヘッド7aの出力を選択すること
を指令する信号が与えられているので、再生出力選択口
#I20からは第1のヘッド7aの再生出力のみが送出
される。
第1の記録面6aの第1のトラック31のa終セクタ3
17までの再生が終了すると、第2図のライン21に第
2のヘッド7bの再生出力を選択するための指令信号が
与えられ、再生出力選択回路20は第2のヘッド7bの
再生出力を送出する。
再生出力選択回路20における切換動作時間は、lセク
タ分の角度θのディスク1.2の回転時間長よりも短い
ので、第3図のディスク1の基準角度(0度)で第1の
トラック31の再生が終了し、その後、第2のヘッド7
bが第4図の第1のトラック41の第1のセクタS1の
始点に至る前に、再生出力選択回路20は第2のへッド
7bの出力を選択する。従って、第1の記録面6aの第
1のトラック31の最後のセクタS17の再生終了から
第2の記録面6bの第1のトラック41の最初のセクタ
S1の再生開始までの時間(アクセス時間)は、1セク
タの角度θの回転変位に要する時間と一致し、極めて短
い、要するにアクセス時間に含まれる回転待ち時間が大
幅に短くなり、結局アクセス時間ら短くなる。第2の記
録面6bの第1のトラック41の再生が終了したら、第
3及び第4の記録面6C16dの第1のトラック51.
6iが順に再生される。そして、第4の記録面6dの第
1のトラック61の最後のセクタS17の再生が終了す
ると、第1の記録面6aの第2のトラック32の最初の
セクタS1からの再生が開始する。
第2のトラック32を再生するためには、ヘッド7a〜
7dを第1のトラック31.41.51.61から第2
のトラック32.42.52.62にそれぞれ移動しな
ければならない、この移動時間(シーク時間)は、再生
出力選択回路20におけるヘッド出力の切換時間よりも
長いので、この実施例では、第6図に示す第4の記録面
6dの第1のトラック61の最終セクタS17の終りの
時点と第3図に示す第1の記録面6aの第2のトラック
32の最初のセクタS1の始点との間に2つのセクタ分
の角度差2θがある。この角度差2θのディスク回転期
間中にヘッド78〜7dは第1のトラック31.41.
51.61から第2のトラック32.42.52.62
に移り、その後、第1の記録面6aの第2のトラック3
2の第1のセクタS1から第17のセクタS17の再生
出力が選択されて送出される。第3図の第1の記録面6
aの第2のトラック32の再生が終了したら第2、第3
、第4の記録面6b、6C26dの第2のトラック42
.52.62の再生が順次に行われる。
しかる後、第1〜第4の記録面6a〜6dの第3のトラ
ック33.43.53.63も同様に再生される。これ
により、第1〜第4の記録面6a〜6dの螺旋状再生が
達成され、大量のデータの連続的再生を短時間に行うこ
とが可能になる。 このディスク装置はランダムアクセ
スで動作させることも勿論可能である。各セクタS1〜
S17はIDフィールド81を有しているので、へ・1
ド7a〜7dが走査しているセクタの番号を知ることが
可能である。従って、従来のディスク装置と同様なアク
セスで任意のセクタから再生出力を得ることができる。
以上、再生モードの動作について述べたが、記録モード
におけるアクセスも再生モードと実質的に同一に実行さ
れる。
[変形例] 本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、例えば
次の変形が可能なものである。
(1) ヘッド移動装置月(をボイスコイル以外の直流
モータ、リニアモータ等で構成することができる。
(2) フォーマツティング後におけるへ・yド7a〜
7dの第1のトラック31.41.51.61の第1の
セクタS1の始点への位置決めをインデックスセンサ4
の出力に基づいて行うようにしてもよい。
(3) 各トラックの第17のセクタ317を従来のデ
ィスクのトラックフォーマットにおけるプリアンプル(
prealb le )及びポストアンブル(p。
5talble )と同様に使用してもよい。
(4) 単一の記録面と単一のヘッドとを有するディス
ク装置にも本発明を適用することができる。この場合に
は、各トラックの基準位置の角度差を50よりも小さい
例えば2θとすることができる。また、第1の記録面6
aの全トラックを再生した後に第2の記録面6bの全ト
ラックを再生するような方式にも本発明を適用すること
ができる。
(5) 第3図〜第6図における基準位置のトラック間
の角度差5θ又はθを、ヘッドの移動時間又は切換時間
を考慮して、これ以外の任意の値にすることができる。
(6) インデックスセンサ4を具備していないディス
ク装置にも適用可能である。また、サーボ専用の記録面
を有するサーボ面サーボ方式のディスク装置にも本発明
を適用することができる。
(7) 各トラックの複数のセクタにインターリーブ方
式でデータを書き込む場合にも本発明を適用することが
できる。
<8)  fi初のセクタ(第1のセクタ)の位置がず
れた複数のトラックを形成するために、複数のトラック
に予め各トラックの基準位置を示すためのインデックス
信号(インデプク・スバルス)を角度位置をずらして記
録し、このインデックス信号を基準にして各トラックの
フォーマツティングを行ってもよい、このようにインデ
ックス信号を各トラック毎にずらして記録した場合には
、このインデックス信号に基づいてセクタ零の位置を決
定すること及びセクタ零を見付は出すことが出来る。
〔発明の効果コ 請求項1の発明によれば、1つの記録面の全トラックを
順次に再生する場合においてアクセス時間を短くするこ
とができる。
請求項2及び3の発明によれば、複数の記録面と複数の
ヘッドとを有するディスク装置において、複数の記録面
にまたがる再生を短いアクセス時間で順次に進めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係わる固定磁気ディスク装置
を原理的に示すブロック図、 第2図は第1図のヘッドとリード/ライト回路との関係
を示すブロック図、 第3図、第4図、第5図及び第6図は第1、第2、第3
及び第4の記録面におけるセクタの配置を原理的に示す
平面図、 第7図は第1、第2、第3及び第4の記録面の第1のト
ラックのセクタの相互関係を示す図、第8図はセクタの
構成を示す図である。 1.2・・・ディスク、4・・・モータ、6a・・・第
1の記録面、6b・・・$2の記録面、6c・・・第3
の記録面、6d・・・第4の記録面、7a・・・第1の
ヘッド、7b・・・第2のヘッド、7c・・・第3のヘ
ッド、7d・・・第4のヘッド、1o・・・ヘッド移動
装置、13・・・リード/ライト回路、2o・・・再生
出力選択回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]同心円状に配置されており且つデータ変換のため
    の基準位置をそれぞれ有している少なくとも第1及び第
    2のトラック(31)(32)を含む記録媒体ディスク
    (1)と、前記ディスク(1)の回転手段と、 前記ディスク(1)に関係して信号を変換するヘッド(
    7a)と、 前記ヘッド(7a)を前記トラック(31)(32)に
    対して交差する方向に移動させるためのヘッド移動手段
    と を備えたディスク装置において、前記第2のトラック(
    32)の前記基準位置が前記第1のトラック(31)の
    前記基準位置よりも遅れ角度位置に配置され、前記第1
    のトラック(31)の前記基準位置と前記第2のトラッ
    ク(32)の前記基準位置との角度差に対応する回転角
    度だけ前記ディスク(1)を回転させるために要する時
    間が前記ヘッド(7a)を前記第1のトラック(31)
    から前記第2のトラック(32)に移動させるために要
    する時間よりも長くなるように前記角度差が設定されて
    いることを特徴とするディスク装置。 [2]互いに平行に配置されている少なくとも第1及び
    第2の記録面(6a)(6b)を有し、前記第1及び第
    2の記録面(6a)(6b)には円形トラック(31)
    (41)がそれぞれ形成されており、前記第1及び第2
    の記録面(6a)(6b)の各トラック(31)(41
    )はデータ変換のための基準位置をそれぞれ有している
    ディスク状記録媒体と、 前記ディスク状記録媒体の回転手段と、 前記第1及び第2の記録面に関係して信号を変換する第
    1及び第2のヘッド(7a)(7b)と、前記第1及び
    第2のヘッド(7a)(7b)の再生出力を選択的に得
    るために、前記第1及び第2のヘッドに接続されたヘッ
    ド再生出力選択回路(20)とを備えたディスク装置に
    おいて、前記第2の記録面(6b)のトラック(41)
    の前記基準位置が前記第1の記録面(6a)のトラック
    (31)の前記基準位置よりも遅れ角度位置に配置され
    、前記第1の記録面(6a)のトラック(31)の前記
    基準位置と前記第2の記録面(6b)のトラック(41
    )の前記基準位置との角度差に対応する回転角度だけ前
    記ディスク状記録媒体を回転させるために要する時間が
    前記ヘッド再生出力選択回路(20)において前記第1
    のヘッド(7a)の再生出力選択状態から前記第2のヘ
    ッド(7b)の再生出力選択状態に切換えるために要す
    る時間よりも長くなるように前記角度差が設定されてい
    ることを特徴とするディスク装置。 [3]互いに平行に配置されている少なくとも第1及び
    第2の記録面(6a)(6b)を有し、前記第1及び第
    2の記録面(6a)(6b)には同心円状に配置された
    少なくとも第1及び第2のトラック(31)(32)(
    41)(42)がそれぞれ形成されており、前記第1及
    び第2の記録面(6a)(6b)の各トラック(31)
    (32)(41)(42)はデータ変換のための基準位
    置をそれぞれ有しているディスク状記録媒体と、 前記ディスク状記録媒体の回転手段と、 前記第1及び第2の記録面(6a)(6b)に関係して
    信号を変換する第1及び第2のヘッド(7a)(7b)
    と、前記第1及び第2のヘッド(7a)(7b)を前記
    トラック(31)(32)(41)(42)に対して交
    差する方向に同時に移動させるためのヘッド移動手段と
    、 前記第1及び第2のヘッド(7a)(7b)の再生出力
    を選択的に得るために、前記第1及び第2のヘッド(7
    a)(7b)に接続されたヘッド再生出力選択回路(2
    0)と を備えたディスク装置において、前記第1及び第2の記
    録面(6a)(6b)の前記第1及び第2のトラック(
    32)(42)の前記基準位置が前記第1及び第2の記
    録面(6a)(6b)の前記第1のトラック(31)(
    41)の前記基準位置よりも遅れ角度位置にそれぞれ配
    置され、前記第1及び第2の記録面(6a)(6b)の
    前記第1のトラック(31)(41)の前記基準位置と
    前記第2のトラック(32)(42)の前記基準位置と
    の角度差に対応する回転角度だけ前記ディスク状記録媒
    体を回転させるために要する時間が前記第1及び第2の
    ヘッド(7a)(7b)を前記第1のトラック(31)
    (41)から前記第2のトラック(32)(42)に移
    動させるために要する時間よりも長くなるように前記角
    度差が設定されており、 且つ前記第2の記録面(6b)の前記第1及び第2のト
    ラック(41)(42)の前記基準位置が前記第1の記
    録面(6a)の前記第1及び第2のトラック(31)(
    32)の前記基準位置よりもそれぞれ遅れ角度位置に配
    置され、前記第1の記録面(6a)の前記第1及び第2
    のトラック(31)(32)の前記基準位置と前記第2
    の記録面(6b)の前記第1及び第2のトラック(4月
    (42)の前記基準位置との角度差に対応する回転角度
    だけ前記ディスク状記録媒体を回転させるために要する
    時間が前記ヘッド再生出力選択回路(20)において前
    記第1の記録面(6a)における前記第1のヘッド(7
    a)の再生出力選択状態から前記第2の記録面(6b)
    における前記第2のヘッド(7b)の再生出力選択状態
    に切換えるために要する時間よりも長くなるように前記
    角度差が設定されていることを特徴とするディスク装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0904942A1 (en) 1997-09-30 1999-03-31 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Thermal recording apparatus
US7663155B2 (en) 2002-03-28 2010-02-16 Osram Opto Semiconductors Gmbh Luminescent diode chip that is flip-chip mounted on a carrier, and method for production thereof

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62150553A (ja) * 1985-12-25 1987-07-04 Nec Corp デイスク制御装置
JPS63179403A (ja) * 1987-01-20 1988-07-23 Victor Co Of Japan Ltd 回転記録媒体の信号の記録再生方法

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