JPH03733Y2 - - Google Patents

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JPH03733Y2
JPH03733Y2 JP7148286U JP7148286U JPH03733Y2 JP H03733 Y2 JPH03733 Y2 JP H03733Y2 JP 7148286 U JP7148286 U JP 7148286U JP 7148286 U JP7148286 U JP 7148286U JP H03733 Y2 JPH03733 Y2 JP H03733Y2
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JP
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antenna
coil spring
elastic
holder
base member
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JP7148286U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は自動車を始めとする各種車両に設けら
れる車両用アンテナ装置に係わり、特にアンテナ
が屈折可能な車両用アンテナ装置に関する。
〈従来の技術〉 上記した車両用アンテナ装置として、例えば実
開昭49−74157公報のような車載用アンテナ装置
が従来知られている。この車載用アンテナ装置は
第3図に示すように、アンテナ取付部3aに設け
た縦溝3bに、アンテナ1の下端部を嵌め込んで
枢軸4により取付けて、枢軸を中心としてアンテ
ナ1を回動可能となし、更に上記アンテナ1の下
部に遊嵌した套管5の下端をアンテナ取付部2a
に着脱自在に螺着すると共に、アンテナ1の下端
にコイルバネ11を装着して、これを上記套管5
によつて被包してあるものである。この車載用ア
ンテナ装置は、自動車を車庫等に格納する場合、
アンテナを折曲げて格納を容易にし、然かも折曲
げ後のアンテナの保持をコイルバネ11の付勢力
により確実に行なうものである。また、アンテナ
を固定したホルダを、ロツク機能を有した屈折機
構を具備するアンテナ取付具に取付けた車載用ア
ンテナ装置が一般に知られている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、図示(第3図)した上記車載用
アンテナにおいて、アンテナ1を回動するために
は先づ套管5とアンテナ取付部3aの螺合を解い
てから、套管5をコイルバネ11の弾発力に抗し
て上方押上げ、套管5の下端がアンテナ取付部3
aの先端の位置に至つた際に、枢軸を中心として
アンテナ1を套管5と共に回動するが故に、降雨
時や冬場等においてはアンテナ回動操作が甚だ煩
しいものであつた。また、アンテナ1をホルダ3
に垂直に固定した場合(通常の受信時取付状態)、
アンテナ下端部を被包する套管5とホルダ3のア
ンテナ取付部3aは螺合されているが、コイルバ
ネ11が装着されているアンテナ下端と套管5と
は固定されておらず、更にアンテナ保持力を大き
くとるために套管をより長くする必要があるため
に、上記したことと相俟つて、套管5の上端にお
いては、自動車等の車両の振動によりガタ音を発
生し良好な受信状態を阻害する虞があつた。ロツ
ク機構を有した屈折機構を具備するアンテナ装置
(図示せず)は、自動車等の走行中の震動とか少
しの接触等によつて簡単にロツクが解かれて回動
変化してしまう虞があり、またロツク機構を有す
るアンテナ取付具が別部材で複雑構造になるが
故、高価なものになるという問題点があつた。
本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、屈折機構を有した車両用ア
ンテナ装置において、悪条件下でも簡易にアンテ
ナを折曲げることが可能で、折曲げ後のアンテナ
の保持は無論のことアンテナ使用時においてもア
ンテナの固定を確実に行ない、ガタ音の発生防止
できる安価な車両用アンテナ装置を提供すること
である。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記目的を達成するために、アンテナ
取付部の縦溝に、アンテナが固定され凹環部を有
した基底部材を枢軸により取付けて屈折可能とな
し、更に、下端部に環状突部等よりなる押圧部を
有する套管を上記基底部材に遊嵌すると共に、逆
漏斗状の筒体の下端部に軸方向に伸びる複数の切
割を設けて弾持部を形成し、上記筒体に弾持部に
抜止めされ垂直方向移動自在なリング材を弾持部
側に押圧付勢する第1コイルバネを介して遊嵌
し、上端部には上記第1コイルバネを抜止めする
ストツパを固定した上記構成の弾接体を、基底部
材の凹環部の下部に、ホルダ側に押圧付勢する第
2コイルバネを介して装着し、上記弾接体及び第
2コイルバネを套管により被冠したことを要旨と
するものである。
〈作用〉 本考案は上述したような構成よりなるため、弾
接体及び第2コイルバネを被冠する套管を、下端
部に形成した押圧部を介して上方に押上げ、第1
コイルバネの弾発力に抗してリング材を上方に移
動させることにより、弾接体の弾持部によるアン
テナ取付部の弾接状態を解き、更に套管を第2コ
イルバネの弾発力に抗して上方に弾接体と共に上
方に押上げ、套管の下端がアンテナ取付部の先端
の位置に至つた際に、アンテナを套管と共に回動
することができる。よつて、降雨時等の悪条件下
においても、アンテナを連続操作により回動可能
であるために、自動車等の格納が容易である。ま
た、アンテナ取付部を弾接体により強力に弾持し
ているため、アンテナの横振れによるガタ音の発
生を防止できるものである。
〈実施例〉 以下、第1図、第2図を参照して本考案の実施
例を示す。尚、図中第3図に示す従来例と同一又
は対応する部材には同符号を付して説明する。
付号1は、中実材の単一アンテナで下端部に雄
螺糸を施し、基底部材2の縦孔2aに螺着する。
基底部材2の上部から下端には段部2bを設けて
凹環部2Cを形成し、下端部の扁平部2Cを、円
筒状のホルダ3の上端に設けられたアンテナ取付
部3aの縦溝3bに嵌め込んで、枢軸4により取
付けて枢軸4を中心にアンテナ1を基底部材2を
介してホルダ3に対し回動自在に軸支する。更
に、アンテナ取付部3aの下端より基底部材2の
段部2bよりやや上部までの全長を有する套管5
を遊嵌し、この套管5の下端部内周面には、環状
突部からなる押上部5aが、後述する弾接体を押
上げる目的で設けられている。符号6は、アンテ
ナ取付部3aを弾持する弾接体で、逆漏斗状の筒
体7の下端部に軸方向に伸びる複数の切割7aを
設けて、アンテナ取付部3aをその側面より弾持
する弾持部7bを形成し、この弾持部7bに抜止
めされ垂直移動自在なリング材8を、弾持部側に
押圧付勢する第1コイルバネ9を介して上記筒体
7に遊嵌し、筒体7の上端部には、上記第1コイ
ルバネ9を抜止めするストツパ10がカシメ固定
されている。上記構成による弾接体6は、基底部
材2の凹環部2Cの上端部に、ホルダ側に押圧付
勢する第2コイルバネ11を介装して基底部材2
の下端部に装着される。第2コイルバネ11は弾
接体6の全体を、第1コイルバネ9はリング材8
をそれぞれホルダ側に押圧付勢し、特に第1コイ
ルバネ9に押圧付勢されるリング材8は、逆漏斗
形状の筒体7により軸方向の弾発力を径方向の縮
径力に変換して弾持部7bを弾性的に縮径し、ア
ンテナ取付部3aを側面より弾持する。また、上
記弾接体6及び第2コイルバネ11を上記套管5
にて被包し、この時套管5の押上部5aがリング
材8の下部に位置する。更に、上記套管5の下端
面に対応するホルダ3の上端面には、ゴムリング
12が固着され自動車等の震動による套管5の縦
振れを吸収し、金属音の発生を防止している。
本考案による上記車両用アンテナ装置は、受信
時においてアンテナ結合部が弾接体により強力に
弾持されているためアンテナの横振れが防止さ
れ、弾接体等を被包する套管によるガタ音の発生
もなくなる。また、アンテナ折曲げ後は、複数の
コイルバネの弾発力増大により套管はアンテナ取
付部の側面に強く押圧されて、アンテナを確実に
保持できる。尚、ホルダ3は自動車等に取付けら
れるアンテナ取付具(図示せず)に固定され、フ
イーダを介してセツト側と電気的に接続される。
〈考案の効果〉 以上のように本考案による車両用アンテナ装置
は、弾接体がアンテナ取付部を強力に弾持するた
めにアンテナの横振れを防止してガタ音の発生を
なくして良好な受信状態を維持できる。また、ア
ンテナを回動する場合、套管の押上げ操作を連続
的にすればよく、降雨時等においても回動操作が
容易であるため煩わしさがなく然も、アンテナ折
り曲げ後も、アンテナを確実に保持できる等の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す縦断面図、第2
図は第1図中の弾接体を示す斜視図、第3図は従
来例を示す縦断面図である。 1……アンテナ、2……基底部材、2a……縦
孔、2b……段部、2c……凹環部、2d……扁
平部、3……ホルダ、3a……アンテナ取付部、
3b……縦溝、4……枢軸、5……套管、5a…
…押圧部、6……弾接体、7……筒体、8……リ
ング材、9……第1コイルバネ、10……ストツ
パ、11……第2コイルバネ、12……ゴムリン
グ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホルダの上端におけるアンテナ取付部に設けた
    縦溝に、アンテナが固定され凹環部を有した基底
    部材を枢軸により取付けて回動可能となし、更
    に、下端部に押圧部を有する套管を上記基底部材
    に遊嵌すると共に、逆漏斗状の筒体の下端部に軸
    方向に伸びる複数の切割を設けて弾持部を形成
    し、該弾持部に抜止めされ垂直移動自在なリング
    材を、弾持部側に押圧付勢する第1コイルバネを
    介して上記筒体に遊嵌し、上端部には上記第1コ
    イルバネを抜止めするストツパを固定した弾接体
    を、上記凹環部の下部に、ホルダ側に押圧付勢す
    る第2コイルバネを介して装着し、これらを上記
    套管により被冠したことを特徴とする車両用アン
    テナ装置。
JP7148286U 1986-05-13 1986-05-13 Expired JPH03733Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7148286U JPH03733Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7148286U JPH03733Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13

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Publication Number Publication Date
JPS62183411U JPS62183411U (ja) 1987-11-20
JPH03733Y2 true JPH03733Y2 (ja) 1991-01-11

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