JPH0373241A - 真空用移動テーブル装置 - Google Patents

真空用移動テーブル装置

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Publication number
JPH0373241A
JPH0373241A JP23385389A JP23385389A JPH0373241A JP H0373241 A JPH0373241 A JP H0373241A JP 23385389 A JP23385389 A JP 23385389A JP 23385389 A JP23385389 A JP 23385389A JP H0373241 A JPH0373241 A JP H0373241A
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JP
Japan
Prior art keywords
guide rail
vacuum
spline shaft
moving table
feed screw
Prior art date
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Pending
Application number
JP23385389A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kobayashi
隆 小林
Yoshiki Fujii
義樹 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、たとえば半導体製造装置等の真空槽内でウ
ェハー等のワークを搬送したりあるいは位置決めするの
に使用される真空用移動テーブル装置に関し、特に、真
空槽内において、搬送テーブルを互いに直交する方向に
移動させることができる真空用移動テーブル装置に関す
る。
〈従来の技術〉 従来、この種の真空用移動テーブル装置としては、真空
槽内に配設された第1ガイドレールに沿って摺動自在イ
こ支持されると共に、上記第1ガイドレールに平行Iこ
設けた第1送りねじによって第1ガイドレールの方向に
送られる移動部材と、この真空槽内を移動する移動部材
に設けられ、上記第lガイドレールの軸方向に直交する
方向に延びる第2ガイドレールに沿って摺動自在に支持
されると共に、上記第2ガイドレールに平行に配置した
第2送りねじによって第2ガイドレールの方向に送られ
る移動テーブルとを備えたものがある。そして、この真
空用移動テーブル装置は、上記第1送りねじを真空槽内
に配設した第1モータにより回転駆動して上記移動部材
を第1送りねじの回転に応じて、第1ガイドレールの方
向に移動させると共に、上記移動部材に取り付けられ、
この移動部材と共に真空槽内を移動する第2モータによ
り上記第2送りねじを回転駆動して、上記第1ガイドレ
ールの方向の移動とは独立に、上記搬送テーブルを上記
第1ガイドレールに直交する第2ガイドレールの方向に
移動させるようにしている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記従来の真空用移動テーブル装置は、
上記の如く、第1送りねじを回転駆動するための第1モ
ータと第2送りねじを回転駆動する第2モータを、共に
真空槽内に配置する構造であるため、モータよりその巻
き線等に吸着されているガスが放出されて、真空側の清
浄度を低下させてしまうという問題があった。この問題
を解決するために、上記第1,2モータに、真空中で使
用してもガスを放出しないタイプのモータを用いると、
ガスの放出は避けられるが、このようなガスを放出しな
いタイプのモータは、そうでない上記モータに比べて4
0〜50倍も高価であるため、真空用搬送装置が非常に
高価になってしまう。
方、上記第1送りねじと第2送りねじを夫々真空槽外ま
で延ばして、この第1.2送りねじを共に真空槽外にお
いて回転駆動することも考えられるが、この場合は上記
の如く第1.2送りねじが互いに直交するため、たとえ
ば真空槽の正面と一方の側面というように回転の導入に
2面を必要とし、単に真空槽の一側面から回転を導入し
て、移動テーブルの互いに直交する方向の移動を実現す
るというわけにはいかなかった。
そこで、この発明の目的は、真空側に回答高価な真空対
応タイプのモータを用いたりしなくても、大気側からの
駆動により、真空側における搬送テーブルの互いに直交
する方向への移動を実現することができ、したがって、
真空側の清浄度を低下させたりすることがなく、特に、
真空槽の一側面から回転を導入して搬送テーブルを互い
直交する方向へ移動させることのできる真空用移動テー
ブル装置を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、この発明の真空用移動テーブ
ル装置は、真空側において第1ガイドレールに沿って摺
動自在に支持される移動部材と、上記第1ガイドレール
に平行に配置され、大気側から真空側に延び、大気側に
おいて回転駆動されて上記移動部材を第1ガイドレール
に沿って送る送りねじと、上記移動部材に設けられ、上
記第1ガイドレールの軸方向に直交する方向に延びる第
2ガイドレールに沿って摺動自在に支持される移動テー
ブルと、上記移動テーブルに設けられ、上記第2ガイド
レールに平行な方向に延びるラックと、上記送りねじお
よび第1ガイドレールに平行に配置され、大気側から真
空側に延びると共に大気側において回転駆動されるスプ
ライン軸と、上記スプライン軸に軸方向に移動可能に嵌
合すると共に上記ラックに噛合するピニオンと、上記移
動部材に設けられ、上記ピニオンの上記移動部材に対す
る軸方向の移動を拘束する拘束部材とを備えたことを特
徴としている。
〈作用〉 上記移動部材は、第1ガイドレールに平行に配置され、
大気側から真空側に延び、大気側において回転駆動され
る送りねじによって、この送りねじの回転に応じて、真
空側において第1ガイドレールに沿って送られる。この
真空側において第1ガイドレールに沿って送られる移動
部材には、移動テーブルが、上記第1ガイドレールの軸
方向に直交する方向に延びる第2ガイドレールに沿って
摺動自在に支持される。したがって、この移動テーブル
は移動部材と共に第1ガイドレールの軸方向に移動する
上記移動テーブルには、上記第2ガイドレールに平行な
方向に延びるラックが設けられ、このラックは、上記送
りねじおよび第1ガイドレールに平行に配置され、大気
側から真空側に延びると共に大気側において回転駆動さ
れるスプライン軸に軸方向に相対移動可能たたし相対回
転不可に嵌合するピニオンに噛合する。しかも、このピ
ニオンは、L記移動部材に設けられた上記拘束部材によ
り、上記移動部材に対する第1ガイドレールの軸方向の
!2動を拘束されて、換響゛ずれば、上記拘束部材を介
1.て、移動部材にスプライン軸の軸方向に支持されて
、J、記うブクと、移動テーブルの第1ガイドレールに
11)ったその位置によらず、常に噛合する。したがっ
て、上記移動テーブルは、上記の如く大気側において同
転駆動される送りねじの回転に応じて第1ガイドし・−
ルに沿って送られるとt(に、この送りねじによる送#
)とは独立に、大気側において回転駆動される上記スプ
ライン軸の回転に応じて、第2ガイドレールに沿って送
られる。
このように、真空側に移動テーブルを移動させるための
モータを設けたりしなくても、大気側において送りねじ
およびスプライン軸を夫々回転駆動することにより、移
動テーブルを、送りねじに平行に設けた第1ガイドレー
ルに沿って移動させることができると共に、この移動方
向に直交する第2ガイドレールに沿って移動させること
ができる。
従来のように真空側jこ移動テーブルを送るためのモー
タを用いないため、真空側の清浄度を低下させたり、搬
送されるワークを汚染するようなガスが放出されること
はない。また、高価な真空対応タイプのモータら必要な
い。そして、大気側から真空側に延び、互いに平行な送
りねじとスプライン軸を大気側において回転駆動により
することにより、真空側における移動テーブルの互いに
直交する方向への移動を実現する構造であるため、真空
槽の一側面から回転を導入できる。
〈実施例〉 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明する。
第1図はこの発明の真空用移動テーブル装置の一実施例
の平面図である。
第1図において、1.1は真空槽2内に所定の水平距離
を保って互いに平行に配置され、真空槽2の側壁2aに
略直交する方向に延び、その両端が支持部材3.3を介
してベース4に固定された一対の第1ガイドレール、5
はこの第1ガイドレール1.1に沿ってこの第1ガイド
レール1,1の軸方向(図中X方向参照)に摺動可能に
支持された移動部材、6はこの移動部材5に、この移動
部材5に設けた上記第1ガイドレール1,1の軸方向に
直角な方向(図中Y方向参照)に延びる一対の第2ガイ
ドレール7.7に沿って摺動可能に支持された直方体状
の移動テーブルである。上記移動部材5は、第2図に示
すように、上記第1ガイドレール1.1に軸方向に摺動
自在に嵌合するスライドボール軸受10.10を介して
、上記の如く、第1ガイドレール1,1に沿って摺動自
在に支持されている。また、上記移動テーブル6も移動
部材5と同様に、スライドポール軸受8を介して、上記
の如く第2ガイドレール7.7に沿って摺動自在に支持
されている。
また、11は上記移動部材5を第1ガイドレール1.1
の軸方向Xに送る送りねじとしてのボールねじ軸である
。このボールねじ軸11は、上記第1ガイドルール1.
1の中間に位置してこの第1ガイドレール1,1と平行
に配置されており、に記支持部材3.3に図示しない軸
受を介して回転自在に支持されている。そして、上記真
空槽2の側壁2aの大気側Aに取り付けたステップモー
タ12(第1図では後述するステップモータ15の下方
に位置しているため見えていない)により大気側Aから
回転駆動される。このボールねじ軸11は、第2図に示
すように、移動部材5のこのボールねじ袖口に対応する
位置に嵌合固定したボールナツト13に螺合している。
上記第2ガイドレール7.7の軸心は、第1ガイドレー
ル1.1およびボールねじ軸11の軸心よりも、距離d
lだけ鉛直方向上方に位置している。
第2図に示すようζこ、上記ボールねじ紬11の軸心よ
りも距離ds(dt<d+)だけ上方には、第1ガイド
レール1.1およびボールねじ軸11に平行に、ボール
スプライン軸14を配置している。このボールスプライ
ン軸14は、上記ボールねじ袖11と同様、第1図に示
すように、上記支持部材3.3に図示しない軸受を介し
て回転自在に支持されている。そして、真空槽2の側壁
2aの大気側Aに取り付けたステップモータ15により
回転駆動される。このボールスプライン軸14は、第2
図に示すように、その外周の周方向90°毎に軸方向の
円筒面で形成される軌道1114a、14a、・・・を
有する。
上記ボールスプライン軸14には、このボールスプライ
ン軸14に軸方向に相対移動可能ただし相対回転不可に
嵌合する円筒状のボールスプラインナツト16と、この
ボールスプラインナツト16に外嵌され固定される円板
状の外歯歯車17とからなるピニオン18が軸方向に相
対移動可能ただし相対回転不可に嵌合しである(第3図
参照)。
そして、上記ボールスプライン軸14の各軌道溝14a
には、上記ボールスプラインナツト16に長円状の循環
経路に沿って循環可能に配設されたボール列のボールス
プライン軸14側経路に位置して内周側に露頭する複数
のボール19が夫々密にかつ転勤可能に嵌合している(
第2図では夫々の長円状の循環経路のうちボールスプラ
イン軸側経路以外の部分が省略されている)。この軸方
向に列をなす複数のボールI 9,19.・・・、19
,19゜・・・・・・を介して、ボールスプライン1d
l14の回転はピニオン18にがたつくことなく、かつ
確実に伝えられる。ただし、ボールスプライン軸14に
対するピニオン18の軸方向の移動は許容される。
上記ピニオン18は、第3図に示すように、上記移動部
材5の上面にボールスプライン軸14の軸方向Xに一定
の距離を保って突設され、第2ガイドレール7.7の軸
方向に延びる矩形の板状の拘束部材21.21に、その
ボールスプラインナツト16の両端部が軸受22.22
を介して軸方向に密に、かつボールスプライン軸14と
共回り可能に支持されて、移動部材5に対する軸方向X
の移動は拘束されている。そして、この移動部材5に対
する軸方向Xの移動が拘束された状態で、このピニオン
18は、その外歯歯車17にて、上記移動テーブル6の
下面の中央に固定され、第2ガイドレール7.7に平行
な方向(X方向)に延びるラック20に密に噛合してい
る。換言すれば、ピニオン18は、移動部材5に第2ガ
イドレール7゜7およびスライド軸受8,8.8.8を
介して軸方向に支持されている移動テーブル6に設けた
上記ラック20に噛合するよう、移動部材5に拘束部材
21.21および軸受22,22を介して軸方向に支持
されている。したがって、このピニオン18は、移動部
材5が第1ガイドレール1,1に沿ってX方向に移動し
て、この移動部材5と共に移動テーブル6がX方向に移
動したときに、常にラック20との噛合を保った状態で
X方向に移動するのである。そして、上記移動テーブル
6は、第2図に示すように、ボールスプライン軸14の
回転と共に、ピニオン48からラック20を介してX方
向の力を伝えられ、第2ガイドレール7.7に沿って移
動する。つまり、移動テーブル6はボールスプライン軸
14の回転に応じてX方向に移動する。上記ラック20
は、移動テーブル6のX方向の所定の可動長さを確保す
るに十分なX方向の長さを有する。したがって、ラック
とピニオンとの噛合が、移動テーブル6の第2ガイドレ
ール7゜7に沿ったX方向の移動によって外れることは
ない。
なお、上記ボールねじ軸11およびボールスプライン軸
14の側壁2a通過部分は十分にシールに配慮がなされ
ているため、この部分からリークして、真空槽2内、つ
まり真空側Bの真空度が低下することはない。また、上
記ボールスプラインナツト16のボール19.スライド
ボール軸受8の図示しないボール、スライドボール軸受
10の図示しないボールおよびボールナツト13の図示
しないボールの表面と、ラック20の噛合面には、滑ら
か、かつ正確な動きを確保するために、いずれもたとえ
ばAg等の真空中で使用可能な固体潤滑剤がコーティン
グしである。また、ボールスプライン軸14を支持部材
3に回転自在に支持する図示しない軸受およびボールね
じ軸2を支持部材3に回転自在に支持する軸受は、真空
中での使用に適するガス放出等のない軸受が使用されて
いる。また、上記ピニオン18と移動部材5との間には
、互いの干渉によりその回転が妨げられないように、一
定の間隙d、が保たれている。
上記構成の真空用移動テーブル装置において、移動テー
ブル6を第1ガイドレール1.1の軸方向すなわちX方
向に移動させるには、大気側Aに位置する上記ステップ
モータI2によりボールねじ軸11を回転させる。する
と、真空側Bにおいて、このボールねじ軸11に螺合す
るボールナツト13がボールねじ軸11の回転に応じて
第1ガイドルール1,1に沿ってX方向に移動し、これ
と共に、移動部材5もボールねじ軸11の回転に応じて
、第1ガイドレール1.lに沿ってX方向に滑らかかつ
正確に移動する。そして、この移動部材5と共に、第2
ガイドレール7.7.移動テーブル6、ラック20もX
方向に移動する。そして、上記ピニオン18ももちろん
、上記の如く、第1ガイドレール1,1に平行に配設さ
れたボールスプライン軸14に軸方向に移動可能に嵌合
されており、かつ、移動部材に拘束部材21.21およ
び軸受22,22を介して軸方向に支持されて、この拘
束部材21.21を介して移動テーブル6より軸方向の
力を伝えられるため、常に、ラック20と噛合した状態
で移動部材5と共にX方向に移動する。ピニオン18が
移動部材5のX方向の移動を妨げることはない。
一方、移動テーブル6を移動部材5の移動方向Xに直交
するY方向に移動させるには、大気側Aに位置する上記
ステップモータ15によりボールスプライン軸14を回
転さける。4”ると、上記ピニオン18は、上記の如く
ボールスプライン軸14とのX方向の嵌合位置によらず
、ボールスプライン軸14と相対回転不可、つまり回転
伝達可能に嵌合しているため、このボールスプライン軸
14と周方向にがたつくことなく共回りする。しかも、
上記の如く、このピニオン18とラック20との噛合は
、移動部材5のX方向位置によらず、かつ移動テーブル
6のY方向位置によらず、常に確保される。したがって
、このピニオン18の回転はこの移動テーブル6の下面
に固定したラック20に確実に伝達され、したがって、
移動テーブル6はY方向へ上記ボールスプライン軸14
の回転に応じて正確に移動する。
このように、この真空用移動テーブル装置によれば、従
来のように真空側Bに移動テーブルを移動させるための
モータを設けたすせずとも、大気側Aにおいてボールね
じ軸11およびボールスプライン軸14をステップモー
タ12,15により夫々回転駆動するだけで、移動テー
ブル6を、真空側Bにおいて、ボールねじ軸11の回転
に応じて第1ガイドレールに沿ってX方向に滑らかかつ
正確に直線移動させることができる共に、このX方向の
移動とは独立に、ボールスプライン軸14の回転に応じ
て、上記第1ガイドレール1,1に直交する第2ガイド
レール7.7に沿って滑らかかつ正確に移動させること
ができる。したがって、この真空用移動テーブル装置に
よれば、従来のように真空側に移動テーブルを移動させ
るためのモータを必要としないため、真空槽2内の清浄
度を低下させたり搬送あるいは位置決めされるワークを
汚染するようなガスを放出することはない。また、高価
な真空対応タイプのモータも回答必要ない。しかも、こ
の真空用移動テーブル装置は、大気側Aから真空側Bに
延びるボールスプライン軸14と、このボールスプライ
ン軸14に軸方向に相対移動可能ただし相対回転不可に
嵌合するピニオン18と、移動部材5に設けられ、上記
ピニオンの移動部材5に対する移動を拘束する拘束部材
21.21と、移動テーブル6に固定され、上記ピニオ
ン18に噛合するラック20とを備えているので、互い
に平行な回転導入軸、つまり送りねじとしてのボールね
じ軸11とボールスプライン軸14により、真空側Bに
おける移動テーブル6の互いに直交する方向への移動を
実現することができる。したがって、この真空用移動テ
ーブル装置によれば、真空槽2の一側面から回転を導入
することができる。したがって、この真空用移動テーブ
ル装置によれば、一つの真空槽内に複数の真空用移動テ
ーブル装置を隣接して設けるのが容易である。
第4図はこの発明の真空用移動テーブル装置の第2実施
例の平面図、第5図は第4図の■−v線断面図、第6図
は第4図のVl−Vl線断面図である。
この第2実施例は基本的に上記第1実施例と同じである
ので、対応する部材に同一符号を付して、説明は省略す
る。作用、効果は上記第1実施例と同じである。
上記実施例では、送りねじとしてボールねじ軸+1を用
いたが、送りねじはボールねじ軸に限らず、単なるねじ
であってもよい。
また、上記実施例では、スプライン軸としてボールスプ
ライン軸14を用いると共に、このボールスプライン軸
!4に軸方向移動可能ただし相対回転不可に嵌合するボ
ールスプラインナツト16とこのボールスプラインナツ
トに固定された円筒状の外歯歯車17とにより、上記ボ
ールスプライン軸14に軸方向移動可能ただし相対回転
不可に嵌合するピニオン18を構成するようにしたが、
スプライン軸はボールスプライン軸に限らず、単なるス
プライン軸であってもよい。そして、ピニオンは、ボー
ルスプラインナツト16と外歯歯車17により構成され
るものに限らず、たとえば単なるスプライン軸に嵌合す
るスプラインナツトの外周に周方向一定間隔に複数の歯
を形成したようなものであってもよい。
また、拘束部材は上記実施例のものに限らず、ピニオン
の移動部材に対する移動を拘束でき、ピニオンを、移動
テーブルに設けたラックと、この移動テーブルのY方向
のその位置によらず常に噛合させることができるもので
あればよいのはいうまでもない。また、移動テーブルは
上記実施例のものに限らないのはいうまでもない。
また上記実施例ではスライドボール軸受10を介して移
動部材5を第1ガイドレール1に摺動自在に支持し、ま
た、スライドボール軸受8を介して移動テーブル5を第
2ガイドレール7に摺動自在に支持するようにしたが、
これらの軸受はスライドボール軸受にかぎらず滑り軸受
であってもよい。また、ボールねじ軸IIを支持部材3
に支持する図示しない軸受および、ボールスプライン軸
14を支持部材3に支持する図示しない軸受は、転がり
軸受あるいは滑り軸受のいずれかが用いられる。
〈発明の効果〉 以上より明らかなように、この発明の真空用移動テーブ
ル装置によれば、第1ガイドレールに平行に大気側から
真空側に延びる送りねじおよびスプライン軸を設けると
共に、第1ガイドレールに沿って上記送りねじによって
送られる移動部材に第1ガイドレールと直交する方向に
延びる第2ガイドレールを設け、この第2ガイドレール
に案内される移動テーブルに設けられ、第2ガイドレー
ルに平行な方向に延びるラックに、上記スプライン軸に
よって回転され、拘束部材によって移動部材に対して移
動不可に拘束されるピニオンを噛合させたので、大気側
から真空側に延び、互いに平行な送りねじとスプライン
軸によって、真空槽の一側面から回転を導入して、真空
側における移動テーブルの互いに直交する方向への移動
を実現することができる。
また、この発明の真空用移動テーブル装置によれば、真
空側に移動送テーブルを移動させるためのモータを必要
としないため、真空側の清浄度を低下させたり搬送また
は位置決めされるワー、りを汚染するようなガスを放出
することがない。また、高価な真空対応タイプのモータ
も回答必要ない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の真空用移動テーブル装置の第1実施
例の平面図、第2図は第1図の■−■線断面図、第3図
は第1図の■〜■線断面図、第4図はこの発明の真空用
移動テーブル装置の第2実施例の平面図、第5図は第4
図の■−V線階段断面図、第6図は第4図のVI−Vl
線断面図(後方の第1ガイドレールおよびこの第1ガイ
ドレールに摺動自在に嵌合された移動部材の部分は省略
されている)である。 1・・・第1ガイドレール、5・・・移動部材、6・・
・移動テーブル、7・・・第2ガイドレール、11・・
・ボールねじ軸、12.15・・・モータ、14・・・
ボールスプライン軸、18・・ピニオン、20 ・ラッ
ク、21 ・拘束部材、 A・・・大気側、B・・・真空側。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)真空側において第1ガイドレールに沿って摺動自
    在に支持される移動部材と、 上記第1ガイドレールに平行に配置され、大気側から真
    空側に延び、大気側において回転駆動されて上記移動部
    材を第1ガイドレールに沿って送る送りねじと、 上記移動部材に設けられ、上記第1ガイドレールの軸方
    向に直交する方向に延びる第2ガイドレールに沿って摺
    動自在に支持される移動テーブルと、 上記移動テーブルに設けられ、上記第2ガイドレールに
    平行な方向に延びるラックと、 上記送りねじおよび第1ガイドレールに平行に配置され
    、大気側から真空側に延びると共に大気側において回転
    駆動されるスプライン軸と、上記スプライン軸に軸方向
    に移動可能に嵌合すると共に上記ラックに噛合するピニ
    オンと、上記移動部材に設けられ、上記ピニオンの上記
    移動部材に対する軸方向の移動を拘束する拘束部材とを
    備えたことを特徴とする真空用移動テーブル装置。
JP23385389A 1989-05-30 1989-09-08 真空用移動テーブル装置 Pending JPH0373241A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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JP13655189 1989-05-30
JP1-136551 1989-05-30

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102601430A (zh) * 2012-01-18 2012-07-25 太仓威格玛机械设备有限公司 自动送料双头端铣开榫锯
CN111237420A (zh) * 2020-01-07 2020-06-05 深圳市迈胜恒源科技有限公司 一种单轴双层传动机构

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