JPH037296B2 - - Google Patents
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- JPH037296B2 JPH037296B2 JP18095785A JP18095785A JPH037296B2 JP H037296 B2 JPH037296 B2 JP H037296B2 JP 18095785 A JP18095785 A JP 18095785A JP 18095785 A JP18095785 A JP 18095785A JP H037296 B2 JPH037296 B2 JP H037296B2
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- current
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
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- Interface Circuits In Exchanges (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
比較的ノイズ成分の多い電源側等のグランドG
の回路と、論理回路等のノイズ成分を抑圧する必
要のあるグランドEの回路との間の信号を、ミラ
ー回路によつて信号電流として伝送し、その信号
電流の方向と逆方向で且つ信号電流と同じ大きさ
の電流をミラー回路を用いて流し、電流としては
相互に逆方向に流れることによつて打ち消して、
一方のグランドG側と他方のグランドE側とを分
離し、且つ集積回路化も可能としたものである。
の回路と、論理回路等のノイズ成分を抑圧する必
要のあるグランドEの回路との間の信号を、ミラ
ー回路によつて信号電流として伝送し、その信号
電流の方向と逆方向で且つ信号電流と同じ大きさ
の電流をミラー回路を用いて流し、電流としては
相互に逆方向に流れることによつて打ち消して、
一方のグランドG側と他方のグランドE側とを分
離し、且つ集積回路化も可能としたものである。
本発明は、信号伝送を行う回路間のグランド系
が異なる場合に、そのグランドを分離するグラン
ド分離回路に関するものである。
が異なる場合に、そのグランドを分離するグラン
ド分離回路に関するものである。
時分割交換機等のシステムに於いては、複数種
類のグランドを有するものであり、例えば、加入
者回路やトランク回路等に於いて、通信電流を供
給する為にグランドGと−48Vの電池電圧VBBと
の間に接続された回路と、+5Vの電圧VCCと−5V
の電圧VEEとグランドEとに接続された論理回路
とを備えており、異なるグランドG,Eの回路間
で信号を伝送する必要がある。
類のグランドを有するものであり、例えば、加入
者回路やトランク回路等に於いて、通信電流を供
給する為にグランドGと−48Vの電池電圧VBBと
の間に接続された回路と、+5Vの電圧VCCと−5V
の電圧VEEとグランドEとに接続された論理回路
とを備えており、異なるグランドG,Eの回路間
で信号を伝送する必要がある。
グランド系が異なる回路間の信号伝送に於いて
は、電気信号を光信号に変換して伝送することに
より、グランド分離を行う構成が一般的である。
例えば、第6図は従来例の要部回路図を示し、グ
ランドG側とグランドE側との間で信号を伝送す
る場合、入力端子INに負電圧の信号を加えると、
ホトカプラPCの発光ダイオードに抵抗を介して
電流が流れて発光する。その光がホトカプラPC
のホトトランジスタに入射される。ホトトランジ
スタは、エミツタがグランドEに接続され、コレ
クタが抵抗を介して電圧VCCの電源に接続され、
且つ出力端子OUTに接続されているから、ホト
トランジスタに光が入射されることにより、出力
端子OUTからグランドEレベルの信号が出力さ
れることになる。
は、電気信号を光信号に変換して伝送することに
より、グランド分離を行う構成が一般的である。
例えば、第6図は従来例の要部回路図を示し、グ
ランドG側とグランドE側との間で信号を伝送す
る場合、入力端子INに負電圧の信号を加えると、
ホトカプラPCの発光ダイオードに抵抗を介して
電流が流れて発光する。その光がホトカプラPC
のホトトランジスタに入射される。ホトトランジ
スタは、エミツタがグランドEに接続され、コレ
クタが抵抗を介して電圧VCCの電源に接続され、
且つ出力端子OUTに接続されているから、ホト
トランジスタに光が入射されることにより、出力
端子OUTからグランドEレベルの信号が出力さ
れることになる。
又交流信号を伝送する場合には、トランスによ
つてグランド分離する構成が採用されている。
つてグランド分離する構成が採用されている。
前述のホトカプラPCを用いてグランド分離す
る従来例に於いては、グランドG,Eの分離を確
実に行うことが可能となるが、ホトカプラPCは
高価であると共に、モノリシツク集積回路化を行
うことができないので、小型化を図ることが困難
である。
る従来例に於いては、グランドG,Eの分離を確
実に行うことが可能となるが、ホトカプラPCは
高価であると共に、モノリシツク集積回路化を行
うことができないので、小型化を図ることが困難
である。
又トランスを用いてグランド分離を行う従来例
は、大型化する欠点がある。
は、大型化する欠点がある。
本発明は、モノリシツク集積回路化が可能なグ
ランド分離回路を提供することを目的とするもの
である。
ランド分離回路を提供することを目的とするもの
である。
本発明のグランド分離回路は、回路間の信号を
信号電流として伝送し、その信号電流を打ち消す
ように電流を流して、直流的には電流が流れなか
つた状態とし、且つミラー回路の高インピーダン
ス特性により交流的にも分離するものである。第
1図を参照して説明すると、一方のグランドG側
(G系)の回路と、他方のグランドE側(E系)
の回路との間の信号を入力端子IN,IN′に加え
て、共通端子に電圧VSS,VEEが加えられた第1
のミラー回路M1,M1′により信号電流として
伝送し、その第1のミラー回路M1,M1′と電
流結合された第2のミラー回路M2,M2′によ
り信号電流と逆方向に電流を流して、信号電流を
打ち消し、伝送された信号電流を検出回路DET,
DET′より検出し、出力端子OUT,OUT′から信
号を出力するものである。
信号電流として伝送し、その信号電流を打ち消す
ように電流を流して、直流的には電流が流れなか
つた状態とし、且つミラー回路の高インピーダン
ス特性により交流的にも分離するものである。第
1図を参照して説明すると、一方のグランドG側
(G系)の回路と、他方のグランドE側(E系)
の回路との間の信号を入力端子IN,IN′に加え
て、共通端子に電圧VSS,VEEが加えられた第1
のミラー回路M1,M1′により信号電流として
伝送し、その第1のミラー回路M1,M1′と電
流結合された第2のミラー回路M2,M2′によ
り信号電流と逆方向に電流を流して、信号電流を
打ち消し、伝送された信号電流を検出回路DET,
DET′より検出し、出力端子OUT,OUT′から信
号を出力するものである。
E系の検出回路DETは電圧VCCが印加され、G
系の検出回路DET′は接地されている場合を示
し、又信号電流と逆方向にE系からG系には、G
系の電圧VSSを利用し、又信号と逆方向にG系か
らE系には、E系の電圧VEEを利用した場合を示
している。
系の検出回路DET′は接地されている場合を示
し、又信号電流と逆方向にE系からG系には、G
系の電圧VSSを利用し、又信号と逆方向にG系か
らE系には、E系の電圧VEEを利用した場合を示
している。
信号電流と逆方向に電流を流すことにより、G
系とE系との間には電流が流れなかつたことに相
当するから、直流的に分離された状態となる。又
ミラー回路は、電圧が変化しても、電流比に対応
した電流が流れるから、高インピーダンス特性を
有するものとなり、ミラー回路を介して電流結合
された回路間の分離を行うことができる。又ミラ
ー回路は集積回路が容易な構成であるから、モノ
リシツク集積回路化したグランド分離回路を構成
することができる。
系とE系との間には電流が流れなかつたことに相
当するから、直流的に分離された状態となる。又
ミラー回路は、電圧が変化しても、電流比に対応
した電流が流れるから、高インピーダンス特性を
有するものとなり、ミラー回路を介して電流結合
された回路間の分離を行うことができる。又ミラ
ー回路は集積回路が容易な構成であるから、モノ
リシツク集積回路化したグランド分離回路を構成
することができる。
以下図面を参照して本発明の実施例について詳
細に説明する。
細に説明する。
第2図は本発明の実施例の要部ブロツク図であ
り、グランドGと−48V等の電源電圧VBBとの間
に接続されて、加入者線へ給電する給電回路Bか
ら、加入者のオフフツク検出信号等の信号を、E
系の論理回路へ伝送する場合について示すもので
ある。同図に於いて、第1図と同一符号は同一部
分を示し、M3はミラー回路、Qはトランジス
タ、R1,R2は抵抗である。
り、グランドGと−48V等の電源電圧VBBとの間
に接続されて、加入者線へ給電する給電回路Bか
ら、加入者のオフフツク検出信号等の信号を、E
系の論理回路へ伝送する場合について示すもので
ある。同図に於いて、第1図と同一符号は同一部
分を示し、M3はミラー回路、Qはトランジス
タ、R1,R2は抵抗である。
G系のミラー回路M1の共通端子に電圧VSSが
加えられ、その第1の出力端子とミラー回路M2
の入力端子とが接続され、そのミラー回路M2の
共通端子はグランドGに接続されている。又ミラ
ー回路M1の第2の出力端子とE系のミラー回路
M3の入力端子とが接続され、そのミラー回路M
3の共通端子に電圧VCCが加えられ、G系のミラ
ー回路M2の出力端子はE系の電圧VEEの電源に
接続されている。又E系のミラー回路M3の出力
端子は抵抗R1を介してグランドEに接続され、
且つトランジスタQのベースに接続されている。
又トランジスタQのエミツタはグランドEに接続
され、コレクタは出力端子OUTに接続されると
共に抵抗R2を介して電圧VCCの電源に接続され
ている。このミラー回路M3とトランジスタQと
によつて、第1図に於ける検出回路DETを構成
している。
加えられ、その第1の出力端子とミラー回路M2
の入力端子とが接続され、そのミラー回路M2の
共通端子はグランドGに接続されている。又ミラ
ー回路M1の第2の出力端子とE系のミラー回路
M3の入力端子とが接続され、そのミラー回路M
3の共通端子に電圧VCCが加えられ、G系のミラ
ー回路M2の出力端子はE系の電圧VEEの電源に
接続されている。又E系のミラー回路M3の出力
端子は抵抗R1を介してグランドEに接続され、
且つトランジスタQのベースに接続されている。
又トランジスタQのエミツタはグランドEに接続
され、コレクタは出力端子OUTに接続されると
共に抵抗R2を介して電圧VCCの電源に接続され
ている。このミラー回路M3とトランジスタQと
によつて、第1図に於ける検出回路DETを構成
している。
給電回路Bは、グランドGと電圧VBBとの間に
接続されて、通話電流を供給するものであり、加
入のオンフツク、オフフツクを給電電流によつて
検出する機能を備えているものである。この給電
回路Bに於ける検出信号は、信号電流として、入
力端子INからミラー回路M1の入力端子に流れ
る込むことになる。
接続されて、通話電流を供給するものであり、加
入のオンフツク、オフフツクを給電電流によつて
検出する機能を備えているものである。この給電
回路Bに於ける検出信号は、信号電流として、入
力端子INからミラー回路M1の入力端子に流れ
る込むことになる。
ミラー回路M1は、例えば、第3図に示す構成
を有するものであり、NPNのトランジスタQ1,
Q3,Q4のベースが共通に接続され、エミツタ
は抵抗R3,R4,R5を介して共通端子に接続
されて−5Vの電圧VSSが加えられ、入力端子にト
ランジスタQ1のコレクタとトランジスタQ2の
ベースとが接続され、第1の出力端子にトランジ
スタQ3のコレクタが接続され、第2の出力端子
にトランジスタQ4のコレクタが接続されてい
る。
を有するものであり、NPNのトランジスタQ1,
Q3,Q4のベースが共通に接続され、エミツタ
は抵抗R3,R4,R5を介して共通端子に接続
されて−5Vの電圧VSSが加えられ、入力端子にト
ランジスタQ1のコレクタとトランジスタQ2の
ベースとが接続され、第1の出力端子にトランジ
スタQ3のコレクタが接続され、第2の出力端子
にトランジスタQ4のコレクタが接続されてい
る。
このミラー回路M1の入力端子に電流I1が流れ
ると、第1及び第2の出力端子に、電流比を1と
した場合は、同一の値の電流I2,I3が流れるもの
である。なお、ミラー回路M2,M3は、PNP
トランジスタにより同様な構成を有するものであ
るが、第1の出力端子のみを備えたものである。
ると、第1及び第2の出力端子に、電流比を1と
した場合は、同一の値の電流I2,I3が流れるもの
である。なお、ミラー回路M2,M3は、PNP
トランジスタにより同様な構成を有するものであ
るが、第1の出力端子のみを備えたものである。
前述のように、給電回路Bからの検出信号が信
号電流I1としてミラー回路M1の入力端子に流れ
込むと、第1及び第2の出力単式に同一の電流
I2,I3が流れ込むから、E系のミラー回路M3の
入力端子に信号電流I3が流れ、そのミラー回路M
3の出力端子にも電流I5が流れて、トランジスタ
Qはオン状態となり、出力端子OUTからローレ
ベルの信号が出力される。
号電流I1としてミラー回路M1の入力端子に流れ
込むと、第1及び第2の出力単式に同一の電流
I2,I3が流れ込むから、E系のミラー回路M3の
入力端子に信号電流I3が流れ、そのミラー回路M
3の出力端子にも電流I5が流れて、トランジスタ
Qはオン状態となり、出力端子OUTからローレ
ベルの信号が出力される。
又G系のミラー回路M2の入力端子からミラー
回路M1の第1の出力端子に向かつて電流I2が流
出するから、ミラー回路M2の出力端子からも同
一の電流I4が流出することになり、その電流I4は
信号電流I3と同一の値であるが逆方向に流れるも
のとなる。従つて、G系にE系から信号電流I3を
流すことにより、G系からE系に信号を伝送する
と共に、G系からE系に信号電流I3と同一の値で
且つ逆方向に電流I4を流すから、G系とE系との
間の電流は打ち消し合つて、電流が流れなかつた
ことと等価になる。即ち、G系とE系とが分離さ
れることになる。
回路M1の第1の出力端子に向かつて電流I2が流
出するから、ミラー回路M2の出力端子からも同
一の電流I4が流出することになり、その電流I4は
信号電流I3と同一の値であるが逆方向に流れるも
のとなる。従つて、G系にE系から信号電流I3を
流すことにより、G系からE系に信号を伝送する
と共に、G系からE系に信号電流I3と同一の値で
且つ逆方向に電流I4を流すから、G系とE系との
間の電流は打ち消し合つて、電流が流れなかつた
ことと等価になる。即ち、G系とE系とが分離さ
れることになる。
又ミラー回路は、電圧VBB,VSS,VCC,VEEの
変動によつても、流れる電流が変動しないもので
あるから、高インピーダンス特性となり、G系と
E系とを充分に分離することができる。
変動によつても、流れる電流が変動しないもので
あるから、高インピーダンス特性となり、G系と
E系とを充分に分離することができる。
第4図はグランド接続説明図であり、RGはG
系の負荷、REはE系の負荷、CVはDC/DCコン
バータである。電池電源部からG系負荷RGに電
流IGが供給されることにより、給電線等による電
圧降下が生じる。従つて、負荷RG変動に対応し
て電圧降下が変動し、電源ノイズ等が生じること
になる。これに対して、E系負荷REは、電池電
源部からDC/DCコンバータCVを介して電流IE
が供給され、給電線等による電圧降下が生じたと
しても、DC/DCコンバータの出力電圧の安定化
が図られているから、電圧変動は生じないことに
なる。従つて、E系負荷REのグランドEはノイ
ズを含まないものとなる。
系の負荷、REはE系の負荷、CVはDC/DCコン
バータである。電池電源部からG系負荷RGに電
流IGが供給されることにより、給電線等による電
圧降下が生じる。従つて、負荷RG変動に対応し
て電圧降下が変動し、電源ノイズ等が生じること
になる。これに対して、E系負荷REは、電池電
源部からDC/DCコンバータCVを介して電流IE
が供給され、給電線等による電圧降下が生じたと
しても、DC/DCコンバータの出力電圧の安定化
が図られているから、電圧変動は生じないことに
なる。従つて、E系負荷REのグランドEはノイ
ズを含まないものとなる。
このようなE系負荷REとG系負荷RGとの間の
信号の送受信を、第1図及び第2図に示す構成に
よつて行うことにより、グランドGとグランドE
とを分離することができるものである。
信号の送受信を、第1図及び第2図に示す構成に
よつて行うことにより、グランドGとグランドE
とを分離することができるものである。
第5図は電位説明図であり、前述のように、E
系の電圧VCCにより、ミラー回路M3からG系に
電流I3が流れ、このG系のグランドGからミラー
回路M2を介してE系に電流I4が流れ、E系とG
系とのグランド電位の差ΔVがあつても、電流I3
=−I4の関係があるから、I3−I4=0となり、E
系とG系との間の電流は等価的に零となる。
系の電圧VCCにより、ミラー回路M3からG系に
電流I3が流れ、このG系のグランドGからミラー
回路M2を介してE系に電流I4が流れ、E系とG
系とのグランド電位の差ΔVがあつても、電流I3
=−I4の関係があるから、I3−I4=0となり、E
系とG系との間の電流は等価的に零となる。
以上説明したように、本発明は、給電回路等の
比較的ノイズの多いグランドG側の回路と、論理
回路等のノイズを抑圧したグランドE側の回路と
の間の信号を、第1及び第2のミラー回路M1,
M2により信号電流として伝送し、その信号電流
と同一の値で逆方向に電流を流すもので、それに
よつて、相互に打ち消して、電流が流れなかつた
と等価な状態とし、G系とE系とのグランド分離
を行うことができる。又ミラー回路は、前述のよ
うに高インピーダンス特性を有するものであるか
ら、G系とE系との実用上充分な程度で分離する
ことができる。更に、ミラー回路は集積回路化が
容易であるから、グランド分離回路をモノリシツ
ク集積回路で形成することができる利点がある。
比較的ノイズの多いグランドG側の回路と、論理
回路等のノイズを抑圧したグランドE側の回路と
の間の信号を、第1及び第2のミラー回路M1,
M2により信号電流として伝送し、その信号電流
と同一の値で逆方向に電流を流すもので、それに
よつて、相互に打ち消して、電流が流れなかつた
と等価な状態とし、G系とE系とのグランド分離
を行うことができる。又ミラー回路は、前述のよ
うに高インピーダンス特性を有するものであるか
ら、G系とE系との実用上充分な程度で分離する
ことができる。更に、ミラー回路は集積回路化が
容易であるから、グランド分離回路をモノリシツ
ク集積回路で形成することができる利点がある。
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明
の実施例の要部ブロツク図、第3図はミラー回
路、第4図はグランド接続説明図、第5図は電位
説明図、第6図は従来例の要部回路図である。 M1,M1′,M2,M2′,M3はミラー回
路、DET,DET′は検出回路、IN,IN′は入力端
子、OUT,OUT′は出力端子、VCCは正電圧、
VEE,VSSは負電圧、Bは給電回路、Qはトラン
ジスタ、R1,R2は抵抗、G,Eはグランドで
ある。
の実施例の要部ブロツク図、第3図はミラー回
路、第4図はグランド接続説明図、第5図は電位
説明図、第6図は従来例の要部回路図である。 M1,M1′,M2,M2′,M3はミラー回
路、DET,DET′は検出回路、IN,IN′は入力端
子、OUT,OUT′は出力端子、VCCは正電圧、
VEE,VSSは負電圧、Bは給電回路、Qはトラン
ジスタ、R1,R2は抵抗、G,Eはグランドで
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 給電電源側等の一方のグランドGと論理回路
側等の他方のグランドEとを分離するグランド分
離回路に於いて、 前記一方のグランドG側の回路と、前記他方の
グランドE側の回路との間の信号を、信号電流と
して送出する第1のミラー回路M1と、 該第1のミラー回路M1と電流結合されて前記
信号電流と逆方向に電流を流す為の第2のミラー
回路M2とを備えた ことを特徴とするグランド分離回路。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60180957A JPS6242629A (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 | グランド分離回路 |
CA000516222A CA1260170A (en) | 1985-08-20 | 1986-08-19 | Subscriber line interface circuit |
AU61585/86A AU574277B2 (en) | 1985-08-20 | 1986-08-19 | Subscriber line interface circuit |
US06/897,914 US4827505A (en) | 1985-08-20 | 1986-08-19 | Subscriber line interface circuit |
CN86105137A CN1003032B (zh) | 1985-08-20 | 1986-08-20 | 用户线接口电路 |
KR8606880A KR900001135B1 (en) | 1985-08-20 | 1986-08-20 | Subscriber line interface circuit |
EP86111530A EP0212632B1 (en) | 1985-08-20 | 1986-08-20 | Subscriber line interface circuit |
DE8686111530T DE3687153T2 (de) | 1985-08-20 | 1986-08-20 | Teilnehmerschnittstellenschaltung. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60180957A JPS6242629A (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 | グランド分離回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6242629A JPS6242629A (ja) | 1987-02-24 |
JPH037296B2 true JPH037296B2 (ja) | 1991-02-01 |
Family
ID=16092231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60180957A Granted JPS6242629A (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 | グランド分離回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6242629A (ja) |
-
1985
- 1985-08-20 JP JP60180957A patent/JPS6242629A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6242629A (ja) | 1987-02-24 |
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