JPH0372519A - 縮合系樹脂分散体の製造方法 - Google Patents

縮合系樹脂分散体の製造方法

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JPH0372519A
JPH0372519A JP7327090A JP7327090A JPH0372519A JP H0372519 A JPH0372519 A JP H0372519A JP 7327090 A JP7327090 A JP 7327090A JP 7327090 A JP7327090 A JP 7327090A JP H0372519 A JPH0372519 A JP H0372519A
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polyether
isocyanate
polyol
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dispersion
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JP7327090A
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Takao Doi
孝夫 土居
Noriko Itaya
板谷 典子
Masami Yamashita
山下 正実
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Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はポリウレタン製造用に適した縮合系樹脂分散体
の製造方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、ポリウレタン原料用のポリオールとして、ポリマ
ーポリオール或はグラフトポリオール等と呼ばれるもの
が知られている。これは、ポリエーテルポリオールや不
飽和ポリオール等のポリオールの分子鎖に付加重合系の
重合体がグラフトしているか、又はポリオール中に付加
重合体やその他の重合体が単に分散しているものである
。この種のポリマーポリオールの製法としては、液状ポ
リオール中でアクリロニトリルやスチレン等のビニルモ
ノマーを重合させる方法、予め製造したビニルポリマー
等の重合体をポリオール中に単に分散させる方法、或は
この分散させた重合体を次いでポリオールにグラフトさ
せる方法等が知られている。このような従来のポリマー
ポリオール中の重合体は殆んどの場合ビニルポリマーで
あるが、例外的には線状ポリエステルを分散させたもの
も知られている。
また、ポリウレタン原料としてアミノ樹脂初期縮合物を
使用することが知られている。アミノ樹脂初期縮合物は
メチロール基等のイソシアネート基と反応しうる水酸基
を有するので、これとポリイソシアネート化合物を反応
させることによりポリウレタンフォーム等が得られる(
特開昭53−16798号公報等)。さらに、アミノ樹
脂初期縮合物のメチロール基の一部をエーテル化したエ
ーテル化アミノ樹脂初期縮合物と、通常のポリウレタン
原料用ポリオールとの混合物をポリウレタンフォームの
製造原料とすることも知られており(特開昭52−15
3000号公報)、このようなアミノ樹脂初期縮合物を
ポリオール中で縮合させて製造する方法も既に提案され
ている(特開昭54−101848号公報)。
[発明が解決しようとする課題] 上記した従来のポリウレタン原料については、未だ種々
の問題点がある。まず、所謂ポリマーポリオールは高弾
性ポリウレタンフォーム用原料等に適したものであるが
、例えばポリウレタンの難燃化には効果がないどころか
、むしろ難燃性を低下させてしまうという未解決の問題
点もある。
一方、アミノ樹脂初期縮合物含有ポリオールは、アミノ
樹脂初期縮合物が比較的低分子量のポリオールであって
、上記したポリマーポリオールにおける重合体程の高分
子量ではないため、ポリマーポリオールの特徴であるポ
リウレタンフォームの高弾性化効果は発揮し難く、その
用途も硬質ポリウレタンフォーム用に限定される等の点
から、ポリマーポリオールの一種とは認め難いものであ
る。
これに対し、架橋した高分子量の縮合系樹脂粉末を充填
剤としてポリウレタンに充填してポリウレタンを難燃化
する方法も知られているが、このような充填剤をポリオ
ール中に安定に分散させることは困難であり所謂ボリマ
ーボリオールに比して分散の安定性が劣り、ポリウレタ
ン製造上の点で不利である。
さらに特公昭57−14708号公報には、ポリヒドロ
キシ化合物中でアミノブラスト形成可能な物質の縮合を
行わせることにより、アミノブラスト縮合物の分散体を
製造する方法が提案されているが、この方法でも樹脂粒
子の完全に安定な分散体は得られず、また樹脂粒子は粒
度の高いものしか得られなかった。
また、特開昭51−122193号公報には沈降性粒子
を形成し、これをポリオール等に配合する方法が記載さ
れている。しかし、この場合は粒子径が大きく、ポリオ
ール中で沈降し易い。このような縮合系樹脂粒子の分散
安定性を向上するには粒子径を小さくする必要があるが
、一方で粒子径を小さくすると沈降し難く濾過分離等が
困難になる問題があった。
本発明は、以上説明したポリウレタン原料としての従来
の重合体を含むポリオールにおける種々の問題点を解決
して、難燃性のポリウレタンを製造できる原料として使
用できて、しかも分散安定性が良好な縮合系樹脂分散体
を製造する新規な方法を提供することを目的とするもの
である。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは分散安定性が良好で、しかも低粘度の縮合
系樹脂分散体を種々研究した結果、ポリエーテルポリオ
ールをベースポリオールとしこの分散媒中で縮合系樹脂
の微粒子を析出させて縮合系樹脂分散体製造する際ベー
スポリオール中にイソシアネート変性ポリエーテルを存
在させると分散安定性が極めて良好となることを見いだ
した。このイソシアネート変性ポリエーテルは、ポリエ
ーテルポリオールなどの活性水素基を有するポリエーテ
ルと有機ポリイソシアネートとを反応させて得られるも
のである。この有機ポリイソシアネートのイソシアネー
ト基は部分的にブロック化されていても良く、また後か
ら過剰のイソシアネート基をブロック化剤でブロックし
てもよい。このイソシアネート変性ポリエーテルは、実
質的にフリーのイソシアネート基を有せず、水酸基、ア
ミノ基、ブロック化されているイソシアネート基などを
有するか、これら官能基を有しないものである。本発明
はこの点を特徴とする下記発明である。
アルデヒド類と縮合しうる化合物とアルデヒド類あるい
はそれらの初期縮合物を分散媒中で反応させ微細な縮合
系樹脂粒子を析出させてなる縮合系樹脂分散体の製造方
法において、分散媒として、活性水素基を1個以上有す
るポリエーテル(a)あるいはそれと活性水素基を1個
以上有する低分子量含油性水素化合物に一有機ポリイソ
シアネートを反応させて得られる実質的に遊離のイソシ
アネート基を有しないイソシアネート変性ポリエーテル
(b)、およびポリエーテルポリオール(c)の混合物
を使用することを特徴とする縮合系樹脂分散体の製造方
法 本発明におけるベースポリオールであるポリエーテルポ
リオール(c)としては、例えば多価アルコール等のポ
リヒドロキシ化合物やアミン類、リン酸などの活性水素
含有化合物にアルキレンオキシドを付加したポリエーテ
ルポリオール、環状エーテル重合体からなるポリエーテ
ルポリオールなどがある。
具体的には、グリコール、グリセリン、トリメチロール
プロパン、ペンタエリスリトール、ソルビトール、デキ
ストロース、シュークローズ、その他の多価アルコール
、ジェタノールアミン、トリエタノールアミンその他の
アルカノールアミン、ビスフェノールA1フェノール−
ホルムアルデヒド縮合物、その他の多価フェノール、エ
チレンジアミン、ジアミノジフェニルメタンその他のア
ミン類等に、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、
ブチレンオキシド、エピクロルヒドリンその他のアルキ
レンオキシド、さらにはスチレンオキシドやグリシジル
エーテルなどのエポキシドを付加したポリエーテルポリ
オールや、テトラヒドロフラン重合体などのポリエーテ
ルポリオールがある。
これらは2種以上併用することもできる。好ましいこの
ポリエーテルポリオールは水酸基1個当りの分子量30
0〜10000のポリエーテルポリオールであり、特に
水酸基1個当りの分子量600〜5000、水酸基数2
〜8のポリエーテルポリオールが好ましい。特に本発明
では軟質ポリウレタンフォーム原料として汎用されてい
る水酸基1個当りの分子量800〜1500、水酸基数
2〜6のオキシプロピレン基を主とするポリエーテルポ
リオールが好ましい。このような比較的低分子量のポリ
エーテルポリオールをベースとする縮合系樹脂分散体は
従来分散安定性が低いものであった。
イソシアネート変性ポリエーテル(b)の原料であるポ
リエーテル(a)は、水酸基、1級アミノ基、2級アミ
ノ基、その他のイソシアネート基と反応しうる活性水素
基を1個以上有するポリエーテル化合物であり、特に活
性水素基を2〜8個有するポリエーテル化合物が好まし
い。活性水素基としてはアルコール性水酸基が好ましい
が、アルコール性水酸基とアミノ基の両者を有するポリ
エーテルも使用できる。特に好ましいポリエーテル(a
)はより高い分子量のものが使用できる点を除いて上記
ポリエーテルポリオール(c)と同様のポリエーテルポ
リオールが使用される。
アミノ基を有するポリエーテル(a)としては、ポリエ
ーテルポリオールやポリエーテルモノオールの水酸基の
少なくとも一部が一級又は二級のアミノ基や該アミノ基
を有する有機残基で置換されたアミノ化ポリエーテルで
ある。特にポリエーテルポリオールの水酸基の一部をア
ミノ基に置換して得られるポリエーテルポリオール(部
分アミン化ポリエーテルポリオール)である。更に、ポ
リエーテル(a)としてはこれとポリエーテルポリオー
ルの混合物を使用することもできる。アミノ化ポリエー
テルポリオールとしては、ポリエーテルポリオールをア
ンモニアでアミン化して得られるもの、ポリエーテルポ
リオールとポリイソシアネートとを反応させて得られる
イソシアネート基含有プレポリマーを加水分解して得ら
れるものを用いることができるが、特に前者が好ましい
。この部分アミノ化ポリエーテルポリオールは、アミノ
基と水酸基の合計の数が2〜8であり、それらの合計に
対するアミノ基の数の割合は50%以下、特に 0.1
〜20%が好ましい。また、それら活性水素基1個あた
りの分子量は300以上、特に600以上が好ましい。
イソシアネート変性ポリエーテル(b)の原料であるポ
リエーテル(a)は、その活性水素基あたりの分子量が
後で添加されるポリエーテルポリオール(c)のそれよ
りも少なくとも100以上高いことが好ましい。より好
ましくは、300以上高いことが好ましい。たとえば、
分子量3000のトリオールがポリエーテルポリオール
(c)として使用される場合、分子量3900以上のポ
リエーテルトリオールや分子量2600以上のポリエー
テルジオールが使用される。また、ポリエーテルポリオ
ール(c)の活性水素基あたりの分子量が高い場合は(
例えば、活性水素基あたりの分子量が2000以上)、
ポリエーテル(a)の活性水素基あたりの分子量はその
1.2倍以上、特に1.5倍以上が好ましい。このポリ
エーテル(a)の活性水素基あたりの分子量は、使用さ
れるポリエーテルポリオール(c)の分子量によって変
わるちのであるが、1500〜20000であることが
好ましい。
イソシアネート変性ポリエーテル(b)の原料としては
、さらにアミノ基や水酸基などのイソシアネート基と反
応しうる活性水素基を1以上有する低分子量の化合物を
上記のポリエーテル(a)と併用することもできる。好
ましくは、分子量500以下のポリオール、ポリアミン
、アルカノールアミンなどがあり、特に活性水素基数2
〜4のポリアミンが好ましい。
イソシアネート変性ポリエーテル(b)の原料である有
機ポリイソシアネートとしては、少なくとも2個のイソ
シアネート基を有する芳香族系、脂肪族系、脂環族系、
複素環族系等の化合物を単独又は併用して使用でき、特
に芳香族系のポリイソシアネート化合物の使用が好まし
い。具体的なポリイソシアネート化合物を列記すれば、
例えばトリレンジイソシアネート(TDI)、ジフェニ
ルメタンイソシアネート(MDI)、ポリメチレンポリ
フェニルイソシアネート、キシリレンジイソシアネート
、ナフタレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソ
シアネート、イソホロンジイソシアネート等がある。ポ
リイソシアネート化合物はまた種々の方法或は化合物で
変性した変性ポリイソシアネート化合物として使用する
ことができる。
更に有機ポリイソシアネートの代りに有機ポリイソシア
ネートのイソシアネート基の一部を種々のブロック化剤
でブロックしたブロックイソシアネートを使用すること
もできる。このブロックイソシアネートは、少なくとも
1個のフリーのイソシアネート基を有する。しかし、ブ
ロック化されたイソシアネート基は1分子あたり平均1
個以下であっても良い。ブロック化剤はまた有機ポリイ
ソシアネートと別個に使用することもできる。例えば、
ポリエーテル(a)と有機ポリイソシアネートを反応さ
せる際同時にブロック化剤を反応させてもよい、また、
ポリエーテル(a)と有機ポリイソシアネートを反応さ
せて得られるイソシアネート基含有プレポリマーにブロ
ック化剤を反応させてもよい。
ブロック化剤としては種々の化合物を使用できる。例え
ば、メチルエチルケトンオキシムなどのオキシム類、カ
プロラクタム類、アルコール類、フェノール類、アセト
酢酸エステルなどの活性メチレン化合物などがある。
ベースポリオールであるポリエーテルポリオール(c)
に対するイソシアネート変性ポリエーテル(b)の使用
割合は特に限定されるものではないが、多くとも等重量
以下であることが好ましい。好ましくは、ベースポリオ
ール100重量部に対して0.1〜50重量部、特に0
.5〜20重量部が好ましい。
本発明に係わる縮合系樹脂の形成原料の1つはアルデヒ
ド類である。アルデヒド類としては脂肪族、脂環族、芳
香族、複素環アルデヒド化合物、その他のアルデヒド類
やこれらの縮合体やアルデヒド類を発生しうる化合物な
どの誘導、体を単独で又は併用して使用できる。好まし
いアルデヒド類は低級脂肪族アルデヒド、特に好ましく
は炭素数4以下の脂肪族アルデヒドおよびその誘導体で
あり、例えば、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、
プロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド、イソブチル
アルテヒド、バラホルムアルデヒド、バラアセトアルデ
ヒド等があり、好ましくはホルムアルデヒドである。こ
れらアルデヒド類は溶媒に溶解して使用することもでき
、特に好ましい溶媒は水であるがこれに限られるもので
はない。本発明においてはホルムアルデヒドの水溶液す
なわちホルマリンを使用することが特に好ましい。
縮合系樹脂の他の形成原料はアルデヒド類と縮合して固
体の縮合系樹脂を形成しうる化合物(以下、アルデヒド
縮合性化合物という)であり、これはアルデヒド類と反
応しうる位置(以下、反応部位という)を基本的には2
つ必要とする。反応部位は芳香族における水素が結合し
た炭素原子、またはアミノ基もしくはアミド基などにお
ける水素が結合した窒素原子が代表的なものである。芳
香族の反応部位としては特に、水酸基やアミノ基が結合
した芳香族のオルト位またはバラ位が好ましく、この反
応部位を2以上有する。つまりこの部位に置換基を有し
ないものが適当であり、アミノ基やアミド基を有する化
合物としては基本的にはそれらの基を2以上有するポリ
アミン化合物が適当である。
したがってアルデヒド縮合性化合物としてはフェノール
類、芳香族アミン類等の芳香族系化合物と、尿素、メラ
ミン、グアニジン化合物その他のポリアミン化合物が好
ましい、これらのアルデヒド類と反応しうる化合物は2
種以上を組合せて使用することもでき、また、これらと
ともに反応部位を1つのみ有する化合物を併用すること
もできる。
上記芳香族系化合物のうちのフェノール類としては、例
えば、フェノール、クレゾール、キシレノール、P−ア
ルキル、フェノール、p−フェニルフェノール、ビスフ
ェノールA1レゾルシン等が挙げられ、特に好ましくは
フェノールであり、芳香族アミンとしては例えばアニリ
ン、ジアミノベンゼン、P−アルキルアニリン、N−置
換アルキルアニリン、ジフェニルアミン、ジアミノジフ
ェニルメタンなどがあり、フェノール系化合物と同様に
単独又は2種以上を組み合せて使用することもできる。
芳香族アミンのアミノ基やアミド基はそれ自身もまた反
応性部位であるので、次に示すジアミン系化合物の1種
とみなすことができる場合もあり、また芳香族のアミン
基やアミド基以外の反応性部位は1つであってもよい、
特に好ましい芳香族アミンはアニリンである。芳香族系
化合物としては上記の化合物に限定されるものではなく
、例えばベンゼンやキシレンなどの芳香族炭化水素やそ
の他の化合物も使用できる。更にフェノール類と芳香族
アミン類を組み合せて使用することもでき、またそれら
の少なくとulつと更に他の芳香族系化合物を組み合せ
ることもできる。
ポリアミン化合物どしては、アミノ基やアミド基を基本
的には2以上有する化合物、なかでも2以上のアミノ基
を有する化合物が好ましく、例えば尿素、チオ尿素、N
−置換尿素等の尿素類、メラミン、N−アルキル置換メ
ラミン等のメラミン化合物やベンゾグアナミン、アセト
グアナミン等のグアナミン化合物で代表される2以上の
アミノ基を有するS−トリアジン類、グアニジン、塩酸
グアニジン、塩酸アミノグアニジン、ジシアンジアミド
等のグアニジン類が好ましく、これらのうち特に好まし
いものは尿素、メラミン、ベンゾグアナミンである、こ
れらポリアミン化合物は2種以上の併用、例えば尿素−
チオ尿素、尿素−メラミン、尿素−ベンゾグアナミン、
尿素−メラミン−ベンゾグアナミン、メラミン−ジシア
ンジアミド等の組合せでの使用もできる。
また、上記ポリアミン化合物と上記芳香族系化合物を組
み合せて使用することもでき、このような組み合せとし
て例えばフェノール−尿素、フェノール−メラミン、ア
ニリン−尿素。
アニリン−メラミン、フェノール−アニリン−メラミン
、フェノール−尿素−メラミンその他の組み合せが挙げ
られる。
さらにアルデヒド縮合性化合物として、上記の外にケト
ン樹脂の原料として公知のケトン系化合物も用い得る。
また、以上説明したアルデヒド類との反応部位を少くと
も2つ有する化合物は、反応部位が1つの化合物や、そ
れ自身はアルデヒド縮合性化合物ではないが活性な反応
部位を2つ以上有するような化合物、例えばジアルカノ
ールアミン、モノアルカノールアミン、脂肪族アミン等
と併用することもできる。
また、本発明においては、アルデヒド縮合性化合物とア
ルデヒド類の初期縮合物例えばジメチロール尿素、ヘキ
サメチロールメラミン、ヘキサメトキシメチルメラミン
等を形成原料として用いることらできる。
縮合系樹脂粒子を生成させるための反応における、アル
デヒド縮合性化合物とアルデヒド類の割合は理論的に縮
合系樹脂が生成する割合を含む割合である限り特に制限
はない。たとえ、未反応のアルデヒド縮合性化合物が残
ってもその量が過大でない限り生成分散体中に含まれて
もよく、未反応アルデヒドは分散媒置換時に除去できる
からである。好ましくは、アルデヒド縮合性化合物10
0重量部に対してアルデヒド類5〜500重量部、特に
10〜100重量部使用される。
この反応で生成する縮合系樹脂は、従来からフェノール
樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂等の縮合系熱硬化性樹脂
として公知のものの硬化物と類似又は同一であると考え
られ、その生成反応も又同様であると考えられる。アル
デヒドとしてホルムアルデヒドを用いた場合を例にとれ
ば、アルデヒド縮合性化合物とホルムアルデヒドは反応
の初期段階においては付加縮合することにより、種々の
メチロール基含有化合物を生成する。本発明の形成原料
の一つとする前記の初期縮合物はこの段階のメチロール
付加化合物に相当しているわけである。この後、該メチ
ロール基含有化合物が脱水縮合することにより、メチロ
ール基がメチレン基になり、縮合して三次元的に架橋し
た溶媒に不溶不融の縮合系樹脂になると考えられる。
本発明は、縮合反応を、基本的に終了させておくことを
特徴の一つとする方法である。充分に架橋したか否かは
、反応初期に生成されたメチロール基がメチレン基に変
換されて水酸基価が小さくなることから判定できる。つ
まり、分散媒と得られた分散体の水酸基価を比較すると
き、分散体の水酸基価が増大していれば、架橋が不充分
なためのメチロール基の存在が考えられるし、水酸基価
が同等以下であれば、充分な架橋が行われていると考え
られる。本発明の充分に架橋した縮合系樹脂粒子の粒子
径は0.01〜5μの範囲内が好ましく、特に好ましく
は0.1〜2μの範囲内である。これは、5μを越える
と分散媒中で沈降しやすい。
縮合系樹脂粒子は静置した場合に少くとも1ケ月間、好
ましくは2ケ月以上、実質的に沈降しないものであるこ
とが好ましい。
以下に、この縮合性樹脂化合物を得る工程をさらに具体
的に説明する。アルデヒド縮合性化合物とアルデヒド類
は常温〜加温下及び/又は加圧下に反応する。比較的に
低温ではアルデヒド類が付加したメチロール基含有化合
物や低分子量縮合物が生威し易く、比較的に高温ではメ
チロール基等の脱水反応によるメチレン架橋やジメチレ
ンエーテル結合等が生成し易いと考えられる。勿論、生
成する化合物は反応温度のみに関係するものではなく各
構成単位の仕込比や触媒等の添加剤の存在pH等によっ
て変化する。
しかし、反応温度のみを考慮すれば、本発明において反
応の前段では比較的低温で反応の後段では比較的高温で
反応を行うことが好ましい。
特に反応の後段の比較的高温はメチロール基等のヒドロ
キシアルキル基の縮合反応が起きるために必要であるこ
とが多い、従って反応の前段では約80℃以下の反応温
度で、後段では前段よりもlO℃程度高温でかつ約60
℃以上の温度で反応させることが好ましい。反応の後段
での上限温度は含活性水素化合物の分解や縮合系樹脂の
生成反応以外の副反応が起り難い温度であることが好ま
しく、たとえば80〜200℃程度の温度が好ましい。
比較的低温で縮合反応を進行させるために塩酸、酢酸の
ような酸、NaOH,)リエチルアミンのような塩基を
触媒として用いることもできる。また縮合系樹脂粒子の
安定性を増すために、縮合反応時に界面活性剤等の粒子
分散安定化剤を少量添加しておくことも効果がある。さ
らにヘキサメチレンテトラミン等の硬化剤、分散安定剤
、着色剤等の種々の添加剤の存在下に反応させることも
できる。
ポリウレタンの原料として使用されるポリオール等が比
較的多量の水を含むことは好ましくない、従って、本発
明においてもアルデヒドの水溶液などが使用されて系内
に水が存在している場合には反応終了後その水は除去さ
れる必要がある0通常は加熱或は減圧下で水を除去する
ことができる。
本発明の分散体における縮合系樹脂の分散量は、縮合系
樹脂が安定に分散している限り特に制限はないが、過剰
になると分散安定性が低下し高粘度となる。通常の場合
該分散体中の縮合系樹脂微粒子の含有量は、好ましくは
80重量%以下、特に好ましくは50重量%以下である
。下限は特にないが、本発明の分散体のホリウレタン製
造における効果を発揮するためには、該分散体中に縮合
系樹脂微粒子が少なくとも2重量%、特に5重量%程度
は存在することが好ましい。
以上により得られる本発明の縮合系樹脂分散体は好まし
くは粒子径0.1〜5μの縮合系樹脂粒子が分散した白
色ないし着色の半透明ないし不透明な粘性液体であり、
粘度は使用した分散媒の粘度、分散体中の縮合系樹脂の
割合、縮合系樹脂の種類等により変化するが、ポリウレ
タン原料用としては、通常25℃における粘度が500
00cps以下のものが適当である。これより高粘度で
あっても、勿論、種々のポリオールで希釈する等の手段
により使用可能な場合もある。
本発明の方法においてはペースポリオールへの縮合系樹
脂のグラフト化反応は基本的には起こらないと考えてよ
いが、共存するイソシアネート変性ポリエーテル(b)
中のウレタン結合、ウレア結合等あるいはブロックイソ
シアネート基が脱ブロックして生じるイソシアネート基
がベースポリオールやイソシアネート変性ポリエーテル
(b)の官能基と反応して生じるウレタン結合、ウレア
結合等がグラフト点として有効に作用する可能性がある
。一方、イソシアネート変性ポリエーテル(b)はベー
スポリオールのポリエーテルポリオールと親和性を有す
る。これにより、縮合系樹脂の微粒子はベースポリオー
ルと親和性を有することとなり、特に良好な分散状態が
得られる。本発明による縮合系樹脂分散体は静置状態で
少なくとも約1ケ月間、特に少くとも2ケ月間分離を起
すことがないものが好ましいが、勿論どの時間に限定さ
れるものではない。
前記のように本発明の分散体においては縮合系樹脂は充
分に架橋したものであるため、メチロール基等の水酸基
を含む官能基を殆んど有していないので、分散体の水酸
基価は分散媒としたベースポリオール等のそれに比較し
て、大巾に高くなることはなく、縮合系樹脂の含有量に
比例してベースポリオールの水酸基価より低下するので
、分散体の水酸基は通常ペースポリオールのそれの1.
2倍以下、特に同等以下が好ましい。ただし、アルデヒ
ド縮合性化合物として、フェノール系化合物等の水酸基
含有化合物を用いた場合等では、分散体の水酸基価がベ
ースポリオールの水酸基価より高くなることもあり得る
なお、公知のアミノ樹脂初期縮合物含有ポリオールの場
合、用いたポリオールの水酸基価がアミノ樹脂初期縮合
物のそれより高ければ、分散体ポリオールの水酸基価は
元のポリオールのそれより低くなるが、ジメチロール尿
素やポリメチロールメラミン等の水酸基価が約600以
上と高いものをアミノ樹脂初期縮合物の構成成分とする
ときは、これに低水酸基価(即ち高分子量)のポリオー
ルを用いて分散体としたものは、該ポリオールの水酸基
価より大巾に高い水酸基価のものになる。
以上説明した製法で得られる本発明の縮合系樹脂分散体
はポリウレタン製造における主原料の含活性水素化合物
の一部又は全部として使用するのに特に適したものであ
る。また、比較的低分子量の含活性水素化合物を含む本
発明の縮合系樹脂分散体は、ポリウレタンの副原料であ
る架橋剤の一部又は全部としても使用できる。
従来のポリマーポリオールはポリウレタンの難燃性をむ
しろ低下させていたのに対し、本発明の縮合系樹脂はポ
リウレタンの難燃性を向上させる。特にフェノール系化
合物、尿素系化合物、メラミン系化合物あるいはグアナ
ミン系化合物、グアニジン系化合物を主として使用した
本発明の縮合系樹脂分散体はポリウレタンの難燃性向上
に特に有効である。
ポリウレタンの基本原料とするポリオールとしては、−
膜内には水酸基1個当りの分子量が300〜10000
の高分子量ポリオール、特に水酸基1個当りの分子量が
600〜5000で分子中の水酸基数2〜8個のポリエ
ーテルポリオールが用いられ、硬質ポリウレタンフォー
ム用としては上記より低分子量のポリオールが用いられ
ている。したがって、本発明の縮合系樹脂分散体をポリ
ウレタンの原料の一部として使用する場合、これと併用
する他のポリオールとしては、上記した従来使用されて
いる高分子量ポリオールが適当である。
ポリウレタンの製造において、ポリオールとポリイソシ
アネート化合物の基本原料に更に多価アルコール、アル
カノールアミン、ポリアミン等の2個以上の活性水素を
含み、比較的低分子量の活性水素含有化合物からなる架
橋剤が使用される場合がある。前記縮合系樹脂分散体特
に低分子量ポリオールを使用して得られる縮合系樹脂分
散体はこの架橋剤の一部或は全部として使用することが
できる。
本発明におけるポリウレタンとしては、ポリウレタンフ
ォームが最も適当である。前記本発明の縮合系樹脂分散
体は従来のポリマーポリオールと同様に使用して性能の
高いポリウレタンフォームを得ることができる。ポリウ
レタンフォームの製造においては、発泡剤の使用が通常
必要である0発泡剤としては、水やトリクロロフルオロ
メタン、ジクロロジフルオロメタン、ジクロロトリフル
オロエタン、ジクロロモノフルオロエタン、塩化メチレ
ンその他のハロゲン化炭化水素が使用される。更にポリ
ウレタンフォームの製造において多くの場合必要とされ
る成分は整泡剤である。整泡剤としては、ポリ(ジアル
キルシラン)、ポリオキシアルキレン鎖含有シランその
他の有機ケイ素化合物が適当であるが、フッ素系界面活
性剤が使用できる場合もある。フオーム或は非フオーム
のポリウレタンの製造においては通常触媒が使用される
。触媒としては種々の三級アミンその他のアミン系化合
物や有機スズ系化合物等が単独又は併用して使用される
。その他フオーム或は非フオームのポリウレタンの原料
として種々の添加剤、例えば安定剤、充填剤、強化剤、
着色剤、離型剤、架橋剤、鎖延長剤、難燃剤を使用する
ことができる。
ポリウレタンの他の基本原料はポリイソシアネート化合
物である。ポリイソシアネート化合物としては、前記の
ような有機ポリイソシアネートが使用できる。これら原
料を使用してポリウレタンを製造する方法は特に限定さ
れるものではなく、例えばワンショット法、プレポリマ
ー法、RIM法等の方法を用いることができる。
以下に本発明を実施例により具体的に説明するが各例中
の部は重量部を意味する。なお本発明はこれらの実施例
により限定されるものではない。
[実施例] ・イソシアネート変性ポリエーテルの合成1、イソシア
ネート変性ポリエーテル(A)の合成1OI2加圧反応
槽にグリセリン開始で分子量6000のポリオキシブロ
ビレンオキシエチレンボリオール6000重量部、トリ
レンジイソシアネート174重量部、メチルエチルケト
ンオキシム87重量部、トリエチルアミン0.5重量部
を仕込み撹拌を続けながら40℃で2時間、さらに80
”Cで6時間反応させた0反応終了後エチレンジアミン
を60部添加し、120℃で2時間反応させイソシアネ
ート変性ポリエーテル(A)を得た。
粘度は?、0QQcp (25℃)であった。
2、イソシアネート変性ポリエーテル(B)の合成1O
I2加圧反応槽にグリセリン開始で分子量5000のポ
リオキシブロビレンオキシエチレンボリオールの一部を
アミノ化(アミノ化率約34%)したアミノ化ポリエー
テルポリオール5000重量部、トリレンジイソシアネ
ート 174重量部、メチルエチルケトンオキシム87
重量部、トリエチルアミン0.5重量部を仕込み撹拌を
続けながら30℃で3時間反応させ、イソシアネート変
性ポリエーテル(B)を得た。
粘度は5,000cp (25℃)であった。
実施例1 5J2加圧反応槽にグリセリン開始で分子量5000ポ
リオキシブロビレンオキシエチレンボリオール2160
重量部、イソシアネート変性ポリエーテル(A) 24
0重量部、メラミン600重量部、35%ホルマリン水
溶液700重量部を仕込み、撹拌を続けながら100’
Cで4時間反応させた後、減圧脱水を行なって白色粘稠
なポリオール分散体を得た。粘度は4.000cpであ
った。このポリオール中の固体粒子は6ケ月以上まった
くポリオールと分離することなく安定に分散しているこ
とがわかった。
実施例2 5j2加圧反応槽にグリセリン開始で分子量3000の
ポリオキシブロビレンオキシエチレンボリオール228
0重量部、イソシアネート変性ポリエーテル (B) 
120重量部、メラミン400重量部、ジシアンジアミ
ド、200重量部、35%ホルマリン水溶液1000重
量部を仕込み撹拌を続けながら100℃で4時間反応さ
せた後、減圧脱水を行なって白色粘稠なポリオール分散
体を得た。
粘度は2.800cpであった。このポリオール中の固
体粒子は6ケ月以上まったくポリオールと分離すること
なく安定に分散していることがわかった。
実施例3 5℃加圧反応槽にグリセリン開始で分子量3000のポ
リオキシブロビレンオキシエチレンボリオール2160
重量部、イソシアネート変性ポリエーテル(A) 24
0重量部、尿素200重量部、メラミン400重量部、
35%ホルマリン水溶液900重量部を仕込み撹拌を続
けながら100℃で4時間反応させた後、減圧脱水を行
なって白色粘稠なポリオール分散体を得た。
粘度は3.000cpであった。このポリオール中の固
体粒子は6ケ月以上まったくポリオールと分離すること
なく安定に分散していることがわかった。
比較例1 実施例1のイソシアネート変性ポリエーテル(A)のか
わりに、ベースポリオールのグリセリン開始で分子量5
000のポリオキシプロピレンオキシエチレンボリオー
ルを2400重量部にした以外は、同一条件で合成を行
ない、白色粘稠なポリオール分散体を得た 翌日、固体粒子はポリオールと分離し、下層に沈降して
いた。
比較例2 実施例2のイソシアネート変性ポリエーテル(B)のか
わりに、グリセリン開始で分子量3000のポリオキシ
プロピレンポリオールを使用した以外は実施例2と同一
条件で合成を行なった。合成できたものはポリオールと
分離した団子状の固体であった。
比較例3 実施例3のイソシアネート変性ポリエーテル(A)のか
わりに、グリセリン開始で分子量3000のポリオキシ
プロピレンオキシエチレンボリオールを使用した以外は
実施例3と同一条件で合成を行なった。合成できたもの
はポリオールと分離した団子状の固体であった。
[発明の効果] 本発明は分散安定性の優れた縮合系樹脂分散ポリエーテ
ルポリオールを製造することができる方法である。特に
、ベースのポリエーテルポリオールの水酸基当たりの分
子量が比較的低い場合、従来の方法では縮合系樹脂微粒
子の分散安定性は不十分であったが、本発明の方法では
そのようなベースポリオールであっても分散安定性の優
れた縮合系樹脂分散ポリエーテルポリオールが得られる
。例えば、軟質ポリウレタンフォームの原料としてもっ
ともひろく使用されている分子量約3000のポリエー
テルポリオールをベースとする分散安定性の優れた縮合
系樹脂分散ポリエーテルポリオールが得られる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルデヒド類と縮合しうる化合物とアルデヒド類
    あるいはそれらの初期縮合物を分散媒中で反応させ微細
    な縮合系樹脂粒子を析出させてなる縮合系樹脂分散体の
    製造方法において、分散媒として、活性水素基を1個以
    上有するポリエーテル(a)あるいはそれと活性水素基
    を1個以上有する低分子量含活性水素化合物に有機ポリ
    イソシアネートを反応させて得られる実質的に遊離のイ
    ソシアネート基を有しないイソシアネート変性ポリエー
    テル(b)、およびポリエーテルポリオール(c)の混
    合物を使用することを特徴とする縮合系樹脂分散体の製
    造方法
  2. (2)ポリエーテル(a)が、ポリエーテルポリオール
    あるいは部分アミノ化ポリエーテルポリオールである、
    請求項第1項記載の方法。
  3. (3)ポリエーテル(a)の活性水素基当たりの分子量
    が、ポリエーテルポリオール(c)の水酸基当たりの分
    子量よりも100以上高い、請求項第1項記載の方法。
  4. (4)ポリエーテル(a)が、その活性水素基当たりの
    分子量が1500〜20000でかつ使用される下記ポ
    リエーテルポリオール(c)の水酸基当たりの分子量よ
    りも300以上高く、活性水素基を合計2〜8個有する
    化合物であり、ポリエーテルポリオール(c)が水酸基
    数2〜8、水酸基当たりの分子量が600〜5000で
    ある化合物である、請求項第3項記載の方法。
  5. (5)イソシアネート変性ポリエーテル(b)が、ポリ
    エーテル(a)に等当量未満の有機ポリイソシアネート
    あるいは部分ブロック有機ポリイソシアネートを反応さ
    せて得られたイソシアネート変性ポリエーテル、ポリエ
    ーテル(a)とブロック化剤にそれらの合計当量に対し
    て等当量未満の有機ポリイソシアネートを反応させて得
    られたイソシアネート変性ポリエーテル、またはポリエ
    ーテル(a)に等当量を越える有機ポリイソシアネート
    を反応させた後ブロック化剤を反応させて得られたイソ
    シアネート変性ポリエーテルである、請求項第1項記載
    の方法。
  6. (6)イソシアネート変性ポリエーテル(b)が、請求
    項第5項におけるポリエーテル (a)の代わりにポリエーテル(a)と低分子量ポリア
    ミンの混合物を用いて得られるイソシアネート変性ポリ
    エーテルである、請求項第1項記載の方法。
  7. (7)ポリエーテルポリオール(c)100重量部に対
    するイソシアネート変性ポリエーテル(b)の使用量が
    0.1〜20重量部である、請求項第1項記載の方法。
  8. (8)得られる縮合系樹脂分散体中の縮合系樹脂微粒子
    の含有量が、5〜80重量%である、請求項第1項記載
    の方法。
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