JPH0372516B2 - - Google Patents

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JPH0372516B2
JPH0372516B2 JP1112709A JP11270989A JPH0372516B2 JP H0372516 B2 JPH0372516 B2 JP H0372516B2 JP 1112709 A JP1112709 A JP 1112709A JP 11270989 A JP11270989 A JP 11270989A JP H0372516 B2 JPH0372516 B2 JP H0372516B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake
air
fuel tank
engine
cleaner element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1112709A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0245281A (ja
Inventor
Hisashi Kazuta
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP1112709A priority Critical patent/JPH0245281A/ja
Publication of JPH0245281A publication Critical patent/JPH0245281A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動二輪車用エンジンの吸気装置に
関する。
自動二輪車を構成する車体の空間部には、多数
の構成部品が組付けられるが、車体の空間部には
一定の制約があるため、多数の構成部品をこの制
約された狭い空間部に、性能上および外観上如何
に合理的に配置するかが、長年の懸案になつてい
る。
例えば、車体に組付けた燃料タンクとエンジン
間に形成される空間部に吸気装置を配置するよう
にした自動二輪車が提案されているが、この種自
動二輪車においては、前記空間部が大きな吸気装
置に占拠されていて、他の大型部品例えばバツテ
リ、電装箱等を他の空間部に配置せざるを得な
い。
本発明は、このような実状に着目してなされた
もので、その主たる目的は、エンジン回りを煩雑
な構成にすることなくコンパクトな構成にまとめ
ることができる吸気装置を提供して、燃料タンク
とエンジン間の空間部に他の構成部品の配置空間
を確保することにあり、さらには吸気騒音の遮音
効果にも優れた吸気装置を提供するにある。
以下、本発明を図面に基づいて説明するに、第
1図には本発明に係る吸気装置を組付けた自動二
輪車の一例が示されている。この自動二輪車は、
V型4サイクルエンジンを搭載した自動二輪車
で、ヘツドパイプ11に一端を固着した左右一対
のメインフレーム12に燃料タンク20が組付け
られており、またヘツドパイプ11に一端を固着
した左右一対のダウンチユーブ13にはエンジン
30が組付けられている。エンジン30は前方へ
傾斜する前気筒31および後方へ傾斜する後気筒
32をそなえ、これら各気筒31,32上部には
略垂直上方に延びる気化器の吸気管33,34が
連結されている。これらより、燃料タンク20と
エンジン30間に空間部が形成され、この空間部
に本発明に係る吸気装置40と他の構成部品たる
バツテリ50が配設されている。
しかして、燃料タンク20は、第2図および第
3図に示すように、その底部略中央部に凹所Rが
形成されていて、吸気装置40は燃料タンク20
の底板21と吸気箱42(チヤンバボツクス)
と、エアクリーナエレメント43によつて構成さ
れている。
燃料タンク20の底板21(吸気装置40との
関係で以下符号41とする)の凹所Rには車体の
前後方向へ延びる凹部41aが形成され、また凹
部41a内には車体の左右方向へ延びる凸部41
bが形成されている。一方チヤンバボツクス42
は底板41に沿う略長方体状のもので、その上面
42a略中央部には、車体の左右方向にわずかに
長い長方形の吸気口42bが形成されている。ま
た、この上面42aには、吸気口42bの左右両
縁部に沿つて車体の前後方向に延び底板41の凹
部41aに対向する2本の突起42cが形成され
ていて、これら両突起42cには、シールラバー
42dが嵌着されている。当該チヤンバボツクス
42は、2本のシールラバー42dを底板42の
凹部41aに挿入した状態にて、所定の間隙を保
持しており、底板41の凸部41bがチヤンバボ
ツクス42の吸入口42b中央部に対向してい
る。これにより前記間隙のうち両シールラバー4
2d間が吸入空気通路pとなり、この吸入空気通
路pを通る空気流は、底板41の凸部41bにガ
イドされて吸入口42bからチヤンバボツクス4
2内に吸引される。
このチヤンバボツクス42内には、エアクリー
ナエレメント43が収納されている。このエアク
リーナエレメント43は、長方筒体状に形成され
ており、その一端開口部43aを吸入口42bを
形成する周縁開口部42eに外嵌させた状態にて
チヤンバボツクス42内に収納され、エアクリー
ナエレメント43の下流の空気清浄室42gは車
体前後方向に位置している。
また、チヤンバボツクス42の下面42fに延
びている各吸気管33,34は、その上端開口部
を形成する各フアンネル33a,34aとともに
チヤンバボツクス42の下面42fに気密的に固
定されていて、各フアンネル33a,34aはエ
アクリーナエレメント43の前後でかつ左右方向
の一列に並ぶよう前記空気清浄室42gに突出し
ている。
このように構成した吸気装置40においては、
エンジン30の駆動により生じた吸気負圧によ
り、第2図の矢印で示すように空気が吸引され
る。すなわち、エンジン30の吸気負圧により、
外気は底板41とチヤンバボツクス42により形
成された吸入空気通路pを通り、底板41の凸部
41bにガイドされて吸入口42bからエアクリ
ーナエレメント43の内部に至り、エアクリーナ
エレメント43を通つて浄化されて空気清浄室4
2gに至る。次いで、この浄化された外気は各フ
アンネル33a,34aから各吸気管33,34
内を通り、混合気となつてエンジン30の各気筒
31,32へ導かれる。
ところで、当該吸気装置40においては、その
主要構成部材であるエアクリーナエレメント43
を内蔵したチヤンバボツクス42を燃料タンク2
0に形成した凹所Rに配置するとともに、チヤン
バボツクス42の上面42aと燃料タンク20の
底板41(21)とにより吸入空気通路pを形成
しているため、吸気装置40を極めてコンパクト
に構成しえて、そのほとんど全てを前記凹部所R
内に収納することができる。このため、当該吸気
装置40を採用すれば、第1図にみられるよう
に、燃料タンク20とエンジン30により形成さ
れる空間部はさほど占拠されることがなく、この
残存空間部には、例えばバツテリ50等の大型部
品を配設することができる。また、当該吸気装置
40の吸入空気通路pは上述したように燃料タン
ク20の底板41とチヤンバボツクス42の上面
42a間に形成されているので、吸気騒音が外部
へ漏れることが少なく、また吸入空気通路p内に
て相当量消音される。なお、当該吸気装置40に
おいては、2本のシールラバー42dによつて吸
入空気通路pを確保している。
なお、以上の実施例において、V型4サイクル
エンジンを搭載した自動二輪車を例示して説明し
たが、本発明に係る吸気装置は、燃料タンクの下
方に組付けられて吸気管が上方へ延出するエンジ
ンを備えた各種自動二輪車に採用されるものであ
る。
以上の説明から明らかなように本発明は、ヘツ
ドパイプから後方へ延びる左右一対のメインフレ
ーム上に燃料タンクを配置すると共に前記メイン
フレーム下方には、左右一列に複数の傾いた気筒
を有するエンジンが配置される自動二輪車におい
て、前記燃料タンク底部に形成した凹所で、かつ
前記左右一対のメインフレーム間にエアクリーナ
エレメントを収納した吸気箱を配置し、前記エア
クリーナエレメントの下流の空気清浄室と前記エ
アクリーナエレメントとを車体前後方向に位置さ
せ、この空気清浄室に前記気筒上部より上方に延
びる吸気管上端を車体左右方向一列に並ぶように
突出させたことを特徴とするものである。
従つて、本発明によれば吸気装置を車幅側方に
大きく張出すことがなくコンパクトに構成しえ
て、燃料タンクとエンジンとの間に形成される空
間部で、かつ左右一対のメインフレーム間の空間
を利用でき、吸気効率を向上できると共に吸気管
が短くてすみコストダウンを図ることができ、さ
らに吸気騒音の遮音効果を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る吸気装置を採用した自動
二輪車の側面図、第2図は当該吸気装置の拡大縦
断面図、第3図は第2図の−線縦断面図であ
る。 符号の説明、12……メインフレーム、20…
…燃料タンク、30……エンジン、31,32…
…気筒、33,34……吸気管、40……吸気装
置、42g……空気清浄室、43……エアクリー
ナエレメント、R……燃料タンク底部の凹所。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ヘツドパイプから後方へ延びるら左右一対の
    メインフレーン上に燃料タンクを配置すると共に
    前記メインフレーム下方には、左右一列に複数の
    傾いた気筒を有するエンジンが配置される自動二
    輪車において、前記燃料タンク底部に形成した凹
    所で、かつ前記左右一対のメインフレーム間にエ
    アクリーナエレメントを収納した吸気箱を配置
    し、前記エアクリーナエレメントの下流の空気清
    浄室と前記エアクリーナエレメントとを車体前後
    方向に位置させ、この空気清浄室に前記気筒上部
    より上方に延びる吸気管上端を車体左右方向一列
    に並ぶように突出させたことを特徴とする自動二
    輪車用エンジンの吸気装置。
JP1112709A 1989-04-29 1989-04-29 自動二輪車用エンジンの吸気装置 Granted JPH0245281A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1112709A JPH0245281A (ja) 1989-04-29 1989-04-29 自動二輪車用エンジンの吸気装置

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JP1112709A JPH0245281A (ja) 1989-04-29 1989-04-29 自動二輪車用エンジンの吸気装置

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JP5340480A Division JPS56148662A (en) 1980-04-21 1980-04-21 Suction air device of motorcycle

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Publication Number Publication Date
JPH0245281A JPH0245281A (ja) 1990-02-15
JPH0372516B2 true JPH0372516B2 (ja) 1991-11-18

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JP1112709A Granted JPH0245281A (ja) 1989-04-29 1989-04-29 自動二輪車用エンジンの吸気装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3463892B2 (ja) * 1994-07-13 2003-11-05 本田技研工業株式会社 車両用エアクリーナ
JP3983903B2 (ja) * 1998-09-11 2007-09-26 本田技研工業株式会社 自動2輪車のエアクリーナ構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6332673A (ja) * 1986-07-28 1988-02-12 Fuji Electric Co Ltd 画像認識装置

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JPS6332673A (ja) * 1986-07-28 1988-02-12 Fuji Electric Co Ltd 画像認識装置

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JPH0245281A (ja) 1990-02-15

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