JPH0372387A - 現像電極清掃装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、現像電極を備えた湿式現像手段を備え、湿式
フルカラー画像形成装置の現像電極清掃装置に関するも
のである。

［従来技術］ 従来、この種の現像電極清掃装置は第２図の様な構成を
していた。感光紙１を保持して回転するドラム２の下方
に現像電極３を備えた現像装置４が配置されその内部に
は湿式現像液５とこの現像液５を上記電極３へ供給する
ためのポンプ６を備えている。上記ドラム２における感
光紙位置後端よりやや後ろには、スリット７が設けられ
、送風機８からのエアーを外に吹き出せるようになって
いる。令弟２図の状態で電極３上に現像液５があふれて
おり感光紙１がこれに浸される。感光紙は予め帯電及び
露光により静電潜像が形成され、その静電気力により現
像液中のトナーが付着して現像される。ドラム１は矢印
方向に回転し現像が終了するとポンプ６は停止し、現像
液５は速やかに現像装置４の底部へ戻るが、電極３上に
も少々残ってしまう。この後、第３図に示すようにスリ
ット７が電極３上を通過するがこの時までに送風機８は
動作しており、スリット７からはエアーが吹き出されて
いる。このエアーにより電極３上に残った余剰現像液５
ａは、はじき飛ばされ、速やかに現像装置４の底部に戻
る。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、単に現像液中に感光体を浸清するだけで
は、現像時間が長くかかり、エツジ効果の強い画像しか
得られないため、現像電極にバイアス電圧を印加し、エ
ツジ効果をなくすと共に、現像時間の短縮を図っている
。この場合画像ノ低濃度部では帯電された電荷が露光に
よって逃げ切っており、感光体より現像電極の方が電位
が大きくなってしまい、現像液中のトナーは電極に電着
されてしまう。この電着されたトナーはエアーによって
現像液が吹き飛ばされても残ってしまい、エアーだけで
は付着したトナーの清掃はできない。

この現像電極上に残留するトナーは次の画像形成時に悪
影響を及ぼすといった問題点があった。

本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、簡単な構成により現像電極上に溜った余剰現
像液及び付着してしまったトナー等を確実に除去する事
ができ、現像電極を常にきれいな状態に保ち、安定した
画像が得られるようにすることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この目的を達成するために本発明の現像電極清掃装置は
、前記現像電極に取付ｌすられ、該電極上を走査し、残
留トナーを清掃する清掃用ブレードと、上記ブレードを
上記現像電極の上面に均一におし当て、全面を走査させ
るブレード駆動装置とを備えている。

［作用］ 上記の構成を有する本発明では、清掃用ブレードは前記
現像電極の上面を均一に押し当てられ走査し、電極上に
残留した現像液及び電極に電着されたトナー等をぬぐい
去る。

ブレード駆動装置は、現像時には、現像に邪魔にならな
い位置へ上記ブレードを退避させ、現像終了後、上記現
像電極が感光体保持手段から離れたら上記ブレードを上
記電極上に均一に押し当て、その全面を走査し、清掃さ
せる。そして清掃終了後再びブレードを退避位置へ退避
させる。

［実施例］ 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。第１図を参照してその構成を示す。尚、感光体
等の構成作用については既に述べたのでその説明は省く
。

現像電極１０１の上部にブレード１０２がブレード支持
棒１０３に支持され、設けられている。

該支持棒１０３は上記現像電極１０１の両側に配置され
たベルト１０４の一部に固着されており、該ベルト１０
４と共に移動可能となっている。このベルト１０４はや
はり現像電極１０１の両側にそれぞれ１つづつ設けられ
ているプーリ１０５及び駆動プーリ１０６によって支持
されており、駆動プーリ１０６は、電極内部に配置され
た駆動モータ１０７と連結ギア１０８によって連結され
ている。

すなわち、本実施例において、ブレード１０２が清掃用
ブレードを、ブレード支持棒１０３、ベルト１０４、プ
ーリ１０５、駆動プーリ１０６、駆動モータ１０７及び
連結ギア１０８がブレード駆動装置をそれぞれ構成して
いる。

次に本実施例の動作を説明する。

まず、感光体保持手段（図示せず）によりドラム上に保
持されたシート状の感光体が、帯電露光の各プロセスを
経て現像位置に到達する。このとき必要な色のトナーを
含む現像液を蓄えた現像装置が選ばれ、感光体保持手段
の下へ搬送される。

このとき、ブレード１０２は第１図中Ａの位置に有り、
現像工程には影響を与えない。

現像終了後、感光紙は次の色工程に入り、除電、帯電及
び露光の各プロセスを経て再び現像位置に到達する。こ
の間に、第一の色の現像装置は感光体保持手段の下から
別の待機位置へ搬送され、かわって第２の色の現像装置
が感光体保持手段の下へ搬送される。このとき、第２の
色の現像装置ではブレード１０２はやはり第１図中Ａの
位置へ退避している。

ここで第１の色の現像装置の現像電極１０１の上部には
、先はどの現像工程で用いられた現像液が表面張力によ
り少々残留しており、また一部には現像液内に含まれて
いる色トナーが電着されている。

上記現像装置が待機位置へ到達したら、駆動モータ１０
７が回転を始め連結ギア１０８、駆動ブ−り１０６を介
してベルト１０４が移動し、ブレード１０２を第１図中
Ａの位置から上記電極１０１上を図中矢印方向へ移動さ
せる。このとき、前記プーリ１０５．１０６及びベルト
１０４は現像電極１０１の両端に同じ位置にあり両方の
駆動プーリが同時に同回転数で回転するため前記ブレー
ド支持棒１０３は常に前記電極１０１の上面に平行に支
持、掃引される。よってブレード１０２は前記電極１０
１の長平方向に均一に押し当てられながら走査する。ブ
レード１０２は前記支持棒１０３、ベル）１０４等と共
に、電極上の残留現像液や電着されたトナーを掃除しな
がら、図中Ｂ。

Ｃの位置を経てＤの位置へ到達する。Ｄの位置より右側
は汚れていても画像に影響を与えない。Ｄの位置まで掃
除を終了したならば駆動モータ１０７は反転しブレード
１０２は再びＡの位置へ戻る。

第２図の色の現像工程が終了したならば、同様にして第
３の色まで各プロセスを繰り返し、フルカラー画像を出
力すると共に第２、第３の色の現像電極１０１もそれぞ
れ備えられたブレード１０２によって清掃され次の画像
形成に備える。

［発明の効果］ 以上詳述したことから明らなかように、本発明によれば
、残留した現像液だけでなく、電着してしまったトナー
までも確実に除去する事ができる。

このため、特にカラー画像形成時においても現像液の混
色もなく、現像電極は常にきれいな状態に維持されると
いう効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を具体化した実施例を示すもので、その
構成図である。また第２図及び第３図は従来例を示すも
ので第２図はその構成を示す図、第３図はその動作を示
す図である。 図中、１０２は清掃用ブレード、１０３から１０８はブ
レード駆動装置である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、現像電極を有す湿式の現像手段を備えた湿式フルカ
   ラー画像形成装置に取付けられ、上記現像電極に取付け
   られ該電極上を走査し、残留トナーを清掃する清掃用ブ
   レードと、上記ブレードを上記現像電極の上面に均一に
   おし当て、全面を走査させるブレード駆動装置とを備え
   たことを特徴とする現像電極清掃装置。