JPH0792817A - 湿式現像装置 - Google Patents

湿式現像装置

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JPH0792817A
JPH0792817A JP5239383A JP23938393A JPH0792817A JP H0792817 A JPH0792817 A JP H0792817A JP 5239383 A JP5239383 A JP 5239383A JP 23938393 A JP23938393 A JP 23938393A JP H0792817 A JPH0792817 A JP H0792817A
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JP
Japan
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developing
electrode
wet
electrostatic latent
latent image
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JP5239383A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Machida
義則 町田
Kiyoshi Shigehiro
清 重廣
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像速度の高速化が可能であるとともに、現
像電極のクリーニングが可能であり、濃度むらや混色等
が発生する虞れがなく、高画質化が可能な湿式の現像装
置を提供することを目的とする。 【構成】 静電潜像担持体の表面に画像情報に応じて形
成された静電潜像を、液体の現像剤を用いて現像する湿
式現像装置において、上記静電潜像担持体の表面と略同
じ曲率に形成された現像面を有し、傾動自在に配設され
た現像電極と、この現像電極を水平方向に対して傾斜し
た状態に移動させ、現像面に残留している現像液を自重
によって除去するための駆動手段とを備えるように構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子写真方式の複写
機やプリンタ等の画像記録装置に用いられ、絶縁性キャ
リア液体中にトナー粒子が分散して構成される液体現像
剤にて静電潜像を可視像化する湿式の現像装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、湿式現像装置では、絶縁性キャ
リア液体中にトナー粒子が分散して構成される液体現像
剤を、静電潜像を形成した感光体に接触させ、液体現像
剤中のトナー粒子を静電潜像に付着させて可視像化する
ように構成されており、乾式の現像装置に比べトナー粒
子として粒径の小さなものを使用することができ、高画
質の現像が可能であるという特徴を有している。
【0003】また、上記湿式現像装置では、単に液体現
像剤を静電潜像に接触させただけでは、トナー粒子が静
電潜像に付着するまでの時間が長くなるため、現像時間
が長引くばかりか、非画像部へのトナー付着(地かぶ
り)が多く、静電潜像の周囲に形成される電界強度の強
いフリンジ電界部分に集中的にトナー粒子が付着し、エ
ッジ効果の強い画像しか得られないため、通常は、感光
体に近接させた現像電極を設けて、当該現像電極に適当
な電位を与え、現像時間の短縮を図るとともに、エッジ
効果のない画像を得るようにしている。
【0004】従来、このような湿式現像装置としては、
例えば、特公昭62−51466号公報に開示されてい
るように、液体現像剤を溜めた皿状もしくは平板状の電
極上を、静電潜像を形成した感光体が通過することによ
って顕像化を行うようにしたものが既に提案されてい
る。
【0005】また、上記湿式現像装置としては、特開平
3−293690号公報や特開平4−155368号公
報等に開示されているように、導電性材料からなる現像
ロールを静電潜像を形成した感光体と微小な間隙を介し
て近接配置し、該微小間隙に液体現像剤を供給して顕像
化を行うようにしたものも既に提案されている。
【0006】さらに、カラーの湿式現像装置としては、
特開平3−101726号公報に開示されているよう
に、上述したような湿式現像装置を各色毎に備え、各色
の湿式現像装置をスライド機構およびリトラクト機構な
どにより順番に現像位置に配置し、各色毎に現像を行う
方式のものも提案されている。
【0007】また、上記湿式現像装置としては、特開平
4−134365号公報に開示されているように、表面
に静電潜像を形成された像担体に現像液を供給して可視
像を形成する工程を少なくとも2色以上の色について行
なう多色湿式現像装置において、前記像担体に対向配置
した現像電極と、前記像担体に形成された静電潜像に供
給する現像液を貯留する各色毎の現像液貯留手段と、静
電潜像を現像した後の現像液を貯留する廃液貯留手段
と、現像1回に必要とされる分量の各色の現像液を前記
像担体に形成された静電潜像に供給する現像液供給手段
とを備えるように構成したものも既に提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
の場合には、次のような問題点を有している。すなわ
ち、上記のような液体現像剤を用いた湿式現像装置で
は、現像速度(効率)が主としてトナー粒子の液中移動
度に依存するため、高速化が困難であるという技術的課
題を基本的に有している。また、トナー粒子の液中移動
度は、静電荷像と現像電極間の電界強度に依存するた
め、現像電極の表面平滑度および表面の均一性が重要と
なる。
【0009】しかしながら、上記特公昭62−5146
6号公報に開示されているように、皿状もしくは平板状
の電極を用いた現像装置の場合には、有効現像領域を長
くとることができるので、現像効率が高く従って高速化
が可能であるが、現像時のトナーの電着あるいは現像後
の電極上に残留した余剰現像液の乾燥固着による現像電
極の汚れが発生し、電極効果の低下やむらが生じ、濃度
の低下、地かぶり、エッジ効果の促進、濃度むらなどが
発生するという問題点を有している。また、現像電極上
に汚れが堆積していくと、現像液の流れを乱して流れ模
様を発生させたり、汚れが画像面を直接擦ってデイフェ
クトを発生させたり、現像電極から剥がれた凝集トナー
が画像に付着して画質を劣化させたりするという問題点
もあった。しかしながら、皿状あるいは平板状の現像電
極をクリーニングする簡単で小型なクリーニング方法は
まだ確立されていない。
【0010】また、上記特開平3−293690号公報
に開示されているように、ロール式現像電極による湿式
現像装置の場合には、ドクターブレード等の掻き取り装
置を該ロール式現像電極に接触させ、該ロール式現像電
極を回転させることによってクリーニングが可能である
が、現像電極表面が曲率を有しているため、静電潜像担
持体表面と極く近接し、実際に電極として現像に寄与す
る有効現像範囲が小さいため、高速化が困難であるとい
う問題点を有している。
【0011】さらに、上記特開平3−101726号公
報に開示されているように、上述したような湿式現像装
置を各色毎に備えたカラーの現像装置の場合には、各色
の湿式現像装置をスライド機構およびリトラクト機構な
どにより順番に現像位置に配置し、各色毎に現像を行う
方式では、装置自体が大きく複雑になること、コストが
高いこと、現像装置の切り替えに時間がかかり、システ
ム的に高速化が困難であるという問題点を有している。
【0012】また、上記特開平4−134365号公報
に開示されているように、1つの現像装置に2色以上の
各現像液供給手段から各色の現像液を順番に供給し、カ
ラー画像を形成する現像装置の場合には、装置の小型
化、低コスト化、システム的な高速化を図ることができ
るが、現像電極上に残った残留トナーにより、混色が発
生する虞れがあるという問題点を有している。
【0013】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたもので、その目的とすると
ころは、現像速度の高速化が可能であるとともに、現像
電極のクリーニングが可能であり、濃度むらや混色等が
発生する虞れがなく、高画質化が可能な湿式の現像装置
を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係る湿式現像
装置は、静電潜像担持体の表面に画像情報に応じて形成
された静電潜像を、液体の現像剤を用いて現像する湿式
現像装置において、上記静電潜像担持体の表面と略同じ
曲率に形成された現像面を有し、傾動自在に配設された
現像電極と、この現像電極を水平方向に対して傾斜した
状態に移動させ、現像面に残留している現像液を自重に
よって除去するための駆動手段とを備えるように構成さ
れている。
【0015】また、この発明に係る湿式現像装置では、
水平方向に対して傾斜した状態に移動された現像電極の
現像面に、エアを噴出させて残留している現像液を強制
的に除去するためのエア噴出手段が必要に応じて設けら
れる。
【0016】さらに、この発明に係る湿式現像装置で
は、現像位置に位置する現像電極の現像面に、異なった
複数の色の液体現像剤を選択的に供給する液体現像剤供
給手段を備えるように構成しても良い。
【0017】上記静電潜像担持体としては、例えば、ド
ラム状の担持体上に担持される感光体シートが用いられ
る。
【0018】この感光体シートは、例えば、アルミニウ
ム等からなる薄膜状の導電性支持体上に、無機光導電体
である酸化亜鉛、あるいは酸化チタン等を塗布して形成
される。
【0019】しかし、上記静電潜像担持体としては、こ
れに限定されるものではなく、感光体ドラムあるいはベ
ルト状の感光体等を使用しても勿論よく、この感光体と
しては、以下のものが挙げられる。
【0020】無機光導電体としては、「Electro
Photograhy」R.M.Schaffert
著,FocalPress(London)出版,(1
975年)260〜374頁等に開示されている各種の
無機化合物が代表的である。具体例としては、酸化亜
鉛、硫化亜鉛、硫化カドミウム、セレン、セレン−テル
ル−砒素合金等が挙げられる。その他、アモルファスシ
リコン等も挙げることができる。
【0021】また、有機光導電体としては、周知の広範
囲の有機半導体が有るが、具体的には、Reserch
Disclosure誌#10938(1973年5
月号61頁以降、「電子写真要素、材料およびプロセ
ス」等に記載されている物質がある。例えば、ポリ−N
−ビニルカルバゾールと2,4,7−トリニトロフルオ
レン−9−オンとからなる電子写真感光体(米国特許
3、484、237)、ポリ−N−ビニルカルバゾール
をビリリウム塩系色素で増感したもの(特公昭48−2
5658号)、有機顔料を主成分とする電子写真感光体
(特開昭47−10735号)、銅フタロシアニンを樹
脂中に分散した電子写真感光体(特公昭52−1667
号)等がある。
【0022】
【作用】この発明に係る湿式現像装置においては、静電
潜像担持体の表面と略同じ曲率に形成された現像面を有
し、傾動自在に配設された現像電極と、この現像電極を
水平方向に対して傾斜した状態に移動させ、現像面に残
留している現像液を自重によって除去するための駆動手
段とを備えるように構成されているので、上記現像電極
は、静電潜像担持体の表面と略同じ曲率に形成された現
像面を有しているため、この現像面によって静電潜像担
持体との間に十分な現像電界を形成して、液体現像剤に
よって鮮明且つ高画質の現像を高速に行うことができ
る。また、上記現像電極は、その現像面を水平方向に対
して傾斜した状態に移動させ、現像面に残留している現
像液を自重によって除去するための駆動手段とを備える
ように構成されているので、使用済の現像面を駆動手段
によって傾斜させることによってクリーニングすること
ができ、濃度むらや混色等が発生する虞れがなく、この
面からも高画質の現像が可能となる。
【0023】
【実施例】以下にこの発明を図示の実施例に基づいて説
明する。
【0024】図2はこの発明に係る湿式の現像装置の一
実施例を適用した電子写真複写機を示すものである。
【0025】この電子写真複写機は、感光体シートを使
用し、帯電工程と、画像露光工程と、プリウエット工程
と、湿式現像工程と、スクイーズ工程と、乾燥工程と、
除電工程と、クリーニング工程の各工程からなるエレク
トロファックス法(EF法)によって、原稿の画像の複
写を行なうように構成されている。なお、この発明に係
る湿式の現像装置を適用する画像形成装置としては、他
の方式によって画像を形成するものであっても勿論よ
い。
【0026】図2において、11は感光体シート1を表
面に担持可能な感光体シート担持用ドラムを示すもので
あり、この感光体シート担持用ドラム11は、アルミニ
ウム等からなる円筒状の導電性基体から構成され、図示
しない駆動手段によって矢印A方向に沿って所定の速度
で回転駆動されるようになっている。また、上記感光体
シート担持用ドラム11の表面には、図示しない供給カ
セットから感光体シート1が供給され、搬送ローラ10
によって感光体シート1が所定のタイミングで搬送され
るようになっている。そして、上記感光体シート担持用
ドラム11の表面には、帯電器による静電気的な力又は
グリッパによる機械的な力によって、感光体シート1が
巻き付けられた状態で担持されるようになっている。
【0027】上記感光体シート1としては、例えば、ア
ルミニウム等からなる薄膜状の導電性支持体上に、無機
光導電体である酸化亜鉛、あるいは酸化チタン等を塗布
したものが用いられる。この感光体シート1は、感光体
シート担持用ドラム11の表面に保持された状態で、そ
の薄膜状の導電性支持体がドラム11に接触し、この感
光体シート担持用ドラム11を介してアースに接続され
るようになっている。
【0028】また、上記感光体シート担持用ドラム11
の表面に担持された感光体シート1は、その表面がスコ
ロトロン等からなる1次帯電器2によって所定の電位に
一様に帯電された後、原稿13の画像が走査露光され、
静電潜像が形成される。
【0029】すなわち、プラテンガラス12上に載置さ
れた原稿13の画像は、光源ランプ14によって照明さ
れ、原稿13からの反射光像は、スリットを有する走査
ミラー15と、光学フィルターFと、反射ミラー16を
介して感光体シート1上に露光され、感光体シート1上
には、原稿13の画像に対応した静電潜像が形成され
る。その際、上記光源ランプ14と走査ミラー15は、
感光体シート担持用ドラム11の回転速度に対応した所
定の走査速度で、図中右方向に沿って原稿13の画像を
全面走査するようになっており、原稿13の画像は、感
光体シート担持用ドラム11上に担持された感光体シー
ト1に全面に渡って走査露光されるようになっている。
【0030】次に、上記の如く原稿13の画像に対応し
た静電潜像が形成された感光体シート1の表面には、プ
リウエット手段4によってプリウエット液が塗布され
る。このプリウエット手段4は、プリウエット液を収容
したプリウエット液溜め部4aと、このプリウエット液
溜め部4a内に回転可能に配置され、しかも感光体シー
ト1と微小なギャップを介して近接配置又は接触するよ
うに配置されたロール状部材4bを備えている。そし
て、上記プリウエット手段4は、回転駆動されるロール
状部材4bの表面に液の粘性によってプリウエット液を
保持させ、このロール状部材4bによって感光体シート
1の表面にプリウエット液を均一に塗布するようになっ
ている。上記プリウエット手段4のロール状部材4bが
感光体シート1の表面に接触しない非接触タイプでは、
ロール状部材4bの回転速度により前記ギャップ間に供
給するプリウエット液の量を調整可能としてある。ま
た、上記プリウエット液としては、後述する現像装置で
使用されるキャリア液をそのまま使用することができ
る。
【0031】このように、プリウエット工程を実施する
ことにより、現像時に非画像部が物理的に吸着する不要
なトナーによって発生する地汚れを防止することが可能
となる。
【0032】なお、上記プリウエット手段としては、こ
の他にブレードを使用したもの、噴霧器を使用したもの
等が使用可能であり、一般に非接触型のほうが静電潜像
を乱すことがないため有効である。
【0033】次に、プリウエット液が塗布された感光体
シート1上の静電潜像は、感光体シート担持用ドラム1
1の下方に配置された湿式現像装置5のいずれかの現像
装置34〜37によって可視像化される。これらの4つ
の湿式現像装置34〜37は、水平方向に沿って移動可
能に配置されているとともに、選択された1つの現像装
置が感光体シート担持用ドラム11に近接した現像位置
に上下方向に沿って移動可能となっている。
【0034】さらに、現像工程が終了した感光体シート
1は、スクイーズ手段6によって余剰の現像液が除去さ
れるようになっている。このスクイーズ手段6として
は、例えば、画像形成領域に対向するエア噴出部を配し
たエアナイフ装置が使用され、このエア噴出部から圧縮
空気を噴射することによって、感光体シート1上に付着
した余剰の現像液を押し流し、余剰現像液中に含まれる
トナーによる地汚れを防止することが可能となる。ま
た、同時に、上記スクイーズ手段6によって乾燥効果も
得られるようになっている。
【0035】上記スクイーズ手段6としては、この他
に、ロール状部材を感光体シートと微小なギャップをも
って近接させ、このロール状部材を回転させることによ
って、液の粘性を利用して液切りを行なう装置、あるい
はロール状部材を感光体シートに接触させ、感光体シー
トと同速度で回転させる(連れ回りさせる)ことによ
り、余剰な現像液を搾り取る装置等を使用することがで
きる。
【0036】また、スクイーズ工程が終了した感光体シ
ート1は、図示しない送風器から供給される温風あるい
は乾燥風等を吹き付ける乾燥手段7により乾燥され、現
像トナーが感光体シート上に定着される。
【0037】さらに、上記感光体シート1は、当該感光
体シート1に対向するように配置されたコロナ帯電器8
により交流コロナ放電を受け、感光体シート1上の残留
電荷が中和される。この除電手段8としては、感光体シ
ート1に対向するように配置したハロゲンランプやLE
D等によって感光体を光照射し、感光体シート1上の残
留電荷を除去する光除電手段等を用いてもよい。
【0038】これらのプロセスを必要な色の回数だけ繰
り返し、その後剥離爪21によって感光体シート1を剥
離して、搬送ベルト22により外部に設けられた排紙ト
レイに搬送され、感光体シート担持用ドラム11の表面
は図示しない駆動手段によって駆動されるクリーニング
ローラ9によってクリーニングされ、全工程を終了す
る。
【0039】ところで、この実施例では、上記湿式現像
装置34〜37が、静電潜像担持体の表面と略同じ曲率
に形成された現像面を有し、傾動自在に配設された現像
電極と、この現像電極を水平方向に対して傾斜した状態
に移動させ、現像面に残留している現像液を自重によっ
て除去するための駆動手段とを備えるように構成されて
いる。
【0040】図1はこの発明の一実施例に係る湿式現像
装置の構成図を示すものである。
【0041】この湿式現像装置5は、細長い直方体状の
箱型に形成された装置本体20を有しており、この装置
本体20は、その上端部が全面に渡って開口されてい
る。また、上記装置本体20の開口部には、感光体シー
ト1の移動方向上流側に現像電極23が配置されてお
り、この現像電極23には、図示しない高圧電源によっ
て所定の現像バイアス電圧が印加されるようになってい
る。この現像電極23は、図1に示すように、感光体シ
ート担持用ドラム11周面と同じ曲率の皿状部分23a
を、その先端側の部分に有する略平板状の導電性プレー
トによって形成されており、この現像電極23は、例え
ば、アルミニウムやステンレス等の金属からなるもので
ある。
【0042】また、上記現像電極23は、その基端部を
支点として傾動自在に支持されているとともに、コイル
スプリング等からなる支持部材24によって通常は感光
体シート担持用ドラム11に対して所定の間隙を介して
対向する現像位置に保持されている。さらに、上記現像
電極23の先端部には、皿状部分23aと感光体シート
担持用ドラム11との間隙を一定に保持するためのトラ
ッキングロール25が両端に設けられている。このトラ
ッキングロール25は、現像電極23の先端部に図示し
ない軸部材を介して軸支されているとともに、このトラ
ッキングロール25を軸支する軸部材は、現像電極23
を所定の形状に精度良く保持するための剛性を持たせる
図示しない補強用のフレームに取付られている。上記現
像電極23の皿状部分23aは、トラッキングロール2
5を介して感光体シート担持用ドラム11の表面に担持
された感光体シート1との間隙が、所定の値(例えば、
100〜500μm)に設定されるようになっている。
【0043】このように、現像時、現像電極23は、図
1に示すように、水平に近い状態に保持され、感光体シ
ート1と微小間隙をもって対向させられる。この状態
は、一般的な皿現像と同様に、有効現像範囲が長くと
れ、又、現像部が水平状態に近いため、現像液の流れが
弱く、現像時に生じる流れ模様むらが発生しにくいとい
う特徴を有している。
【0044】さらに、上記支持部材24の下端部には、
非現像時に現像電極23を図1に示すように、垂直に近
い状態に傾斜させるためのソレノイドやモータ等からな
る駆動手段26が配設されている。この駆動手段26
は、非現像時に支持部材24を介して現像電極23を垂
直に近い状態に傾斜させるようになっている。
【0045】そして、現像後は、駆動手段26によっっ
て、現像電極23を垂直に近い状態にすることによっ
て、現像電極23上に残留している余剰現像液を自重に
よって効率良く除去できるようになっている。また、現
像装置5の前に設けられたエア噴出装置27より、現像
電極23面上を下方に向けてエアが噴出されることによ
って、現像液の飛散を発生させることなく、現像電極2
3上に残留している余剰現像液を効果的に除去できるも
のである。
【0046】上記支持部材24の駆動手段26は、現像
装置本体20内の中間位置に配置された中間板40上に
支持されている。この中間板40は、細かい孔が多数開
いており、該中間板40の下面部には、フィルター41
が配置され、現像電極23から除去されたトナーのう
ち、凝集し再分散不能となった不要トナーは、該フィル
ター41によって除去される。
【0047】また、上記現像装置本体20の下方には、
現像液を貯溜する現像液貯溜部28が設けられており、
この現像液貯溜部28内には、絶縁性キャリア液体中に
所定の色のトナー粒子が分散して構成される現像液が収
容されている。そして、上記現像液貯溜部28内の現像
液は、現像液供給用ポンプ29によってノズル30に供
給され、このノズル30から現像電極23の現像面23
a上に均一に供給されるようになっている。
【0048】さらに、上記現像装置本体20の開口部に
は、現像電極24よりも感光体シート1の移動方向下流
側に、導電性のスクイーズロール31が感光体シート1
と微小なギャップをもって配置されている。このスクイ
ーズロール31は、図示しない駆動装置により図中矢印
の方向に回転可能となっており、液の粘性を利用して液
切りを行って余剰現像液を除去するためのものである。
また、上記スクイーズロール31には、現像バイアス電
圧と同等のバイアス電圧が印加されており、現像が十分
になされなかった部位の現像を補助するとともに、余剰
トナーをスクイーズロール31側に電気的に引き付ける
ことによって、現像工程から排出された感光体シート1
上に残留する現像液中のトナー濃度を減じて、現像工程
以後で生じる地かぶりを防止している。
【0049】また、上記スクイーズロール31上に付着
した不要な現像液は、中間板35上に支持されたドクタ
ーブレード33によって除去されるようになっている。
また、上記スクイーズロール31は、トラッキングロー
ル32を介して感光体シート担持用ドラム11の表面に
当接しており、当該スクイーズロール31と感光体シー
ト担持用ドラム11の表面に担持された感光体シート1
とが所定の間隙を介して対向するように配置されてい
る。
【0050】なお、この実施例では、上記のごとく構成
される湿式現像装置34〜37が4つ配設されており、
各湿式現像装置34〜37は、それぞれイエロー34
(Y)、マジェンタ35(M)、シアン36(C)、ブ
ラック37(B)の現像液が使用されている。また、上
記湿式現像装置34〜37は、上述したように、図示し
ないスライド機構、およびリトラクト機構とそれらの駆
動及び制御装置によって、必要な現像装置が現像位置5
に移動されるようになっている。
【0051】その際、リトラクト時の感光体シート1と
湿式現像装置との上下方向の位置決めは、スクイーズロ
ール31に取付られたトラッキングロール32、及び現
像電極23の先端に取り付けられたトラッキングロール
25によって行われる。
【0052】以上の構成において、この実施例に係る湿
式現像装置を適用した電子写真複写機においては、次の
ようにして感光体シート上の静電潜像の現像が行われ
る。すなわち、この電子写真複写機では、図2に示すよ
うに、感光体シート1の表面にプラテンガラス12上に
載置された原稿13の画像が露光されて、原稿13の画
像情報に応じた静電潜像が形成され、この感光体シート
1上に形成された静電潜像は、現像位置へ移動した所定
の湿式現像装置34〜37によって現像液を用いて現像
され、可視像化される。
【0053】この湿式現像装置においては、図1に示す
ように、現像液貯溜部28内の現像液が現像液供給ポン
プ29によってノズル30へ供給され、このノズル30
から現像電極23の皿状部分23aと感光体シート1と
の間の現像領域へ供給される。すると、この現像電極2
3の皿状部分23aと感光体シート1との間の現像領域
へ供給された現像径中のトナー粒子は、現像電極23の
皿状部分23aと感光体シート1との間に形成される現
像電界によって、感光体シート1上の静電潜像へと移動
して当該静電潜像に付着して現像が行われる。
【0054】その際、上記現像電極23は、感光体シー
ト1を担持した感光体シート担持用ドラム11の表面と
同じ曲率に形成された皿状部分23aを有しているた
め、この皿状部分23aによって感光体シート1との間
に十分な現像電界を形成して、液体現像剤によって鮮明
且つ高画質の現像を高速に行うことができる。また、上
記現像電極23は、その皿状部分23aが感光体シート
1と所定の間隙を介して対向する現像位置と、垂直に近
い状態に傾斜した非現像位置とに傾動可能に構成されて
いるので、使用済の皿状部分23aを支持部材24を介
して駆動手段26によって垂直に近い状態に傾動させる
ことができ、現像電極23の皿状部分23a上に残留し
ている余剰現像液を自重によって効率良く除去できるよ
うになっている。また、現像装置5の前に設けられたエ
ア噴出装置27より、現像電極23面上を下方に向けて
エアが噴出されることによって、現像液の飛散を発生さ
せることなく、現像電極23の皿状部分23a上に残留
している余剰現像液を効果的に除去でき、濃度むらや混
色等が発生する虞れがなく、この面からも高画質の現像
が可能となる。
【0055】図3はこの発明の第2の実施例を示すもの
であり、前記第1の実施例と同一の部分には同一の符号
を付して説明すると、この実施例では、画像露光手段や
除電手段等の構成が前記第1の実施例と異なっている。
【0056】すなわち、上記画像露光手段としては、プ
ラテンガラス12上に載置された原稿13の画像をスキ
ャナー17によって読み込んで、このスキャナー17に
よって読み込まれた画像データを画像処理装置19によ
って信号処理したデータ、またはホストコンピュータか
ら供給される画像データを、ROS装置18を用いて感
光体シート1上にレーザ露光するデジタル露光手段が用
いられている。
【0057】上記ROS装置18は、半導体レーザ及び
この半導体レーザの出力状態を制御する制御部、集光レ
ンズ、走査レンズ、反射ミラー、レーザのON/OFF
を行うAOM(音響光学光変換素子)、ポリゴンミラ
ー、画像データを記憶するメモリから構成されている。
【0058】上記半導体レーザとしては、例えば、Al
−Ga−Asレーザを使用することができる。この半導
体レーザから出射されるレーザビームは、集光レンズを
介してAOMに照射される。また、メモリに記憶された
画像データに応じて発生された異なる周波数の超音波が
AOMに供給される。これによって、レーザビームが超
音波の周波数に応じて異なる方向に回折され、レーザの
ON/OFFあるいはこの中間を利用して光強度変調を
行う。変調されたレーザビームは、集光レンズによって
集光され、反射ミラーを介して高速で回転するポリゴン
ミラーに入射され、走査レンズ、反射ミラーを介して感
光体シート表面に照射される。レーザビームが照射され
た感光体シートは、導電性となり、表面に帯電していた
電荷がなくなり、感光体シート1上に静電潜像が形成さ
れる。
【0059】なお、デジタル露光系としては、この他
に、液晶シャッタアレイを用いるもの、LEDアレイを
用いるもの等が使用可能である。
【0060】また、この実施例では、除電手段として、
感光体シート1に対向するように配置したハロゲンラン
プ8が用いられている。
【0061】その他の構成及び作用は、前記第1の実施
例と同様であるので、その説明を省略する。
【0062】図4はこの発明の第3の実施例を示すもの
であり、前記第1の実施例と同一の部分には同一の符号
を付して説明すると、この実施例では、湿式現像装置及
び画像露光手段の構成が前記第1の実施例と異なってい
る。
【0063】すなわち、この実施例では、湿式現像装置
が1つのみ配置されており、この1つの湿式現像装置に
よって4色のカラー現像が可能となっている。上記湿式
現像装置そのものの構成は、基本的に前記第1の実施例
のものと同様であるが、この湿式現像装置には、複数の
現像タンク45〜48から、Y、M、C、Kの各色の現
像液を混色することなく4本のノズルから供給すること
が可能となっている。このとき、各現像液ポンプの選択
と、1回の現像に必要な現像液供給量は、現像液ポンプ
駆動装置および制御装置38によって最適に行われ、現
像に使用された液体現像剤は、廃液として貯蔵層39に
蓄えられる。
【0064】また、画像露光手段は、前記第2の実施例
と同様にデジタル露光系となっている。
【0065】この実施例においては、前記第1の実施例
と同様に、現像電極23が感光体シート1を担持した感
光体シート担持用ドラム11の表面と同じ曲率に形成さ
れた皿状部分23aを有しているため、この皿状部分2
3aによって感光体シート1との間に十分な現像電界を
形成して、液体現像剤によって鮮明且つ高画質の現像を
高速に行うことができる。また、上記現像電極23は、
その皿状部分23aが感光体シート1と所定の間隙を介
して対向する現像位置と、垂直に近い状態に傾斜したク
リーニング位置とに傾動可能となるように構成されてい
るので、使用済の皿状部分23aを垂直に近い状態に傾
動させることによってクリーニングすることができ、濃
度むらや混色等が発生する虞れがなく、この面からも高
画質の現像が可能となる。
【0066】また、この実施例では、感光体シート1の
表面に形成された静電潜像を現像する現像装置を、感光
体シート1の表面と略同じ曲率に形成された皿状部分2
3aを有する現像電極23と、この現像電極23の皿状
部分23aを垂直に近い状態に傾斜させる駆動手段26
と、上記現像位置に位置する現像電極23の皿状部分2
3aに、異なった複数の色の液体現像剤を選択的に供給
する液体現像剤供給手段45〜48とを備え、上記現像
電極23をその現像面が感光体シート1と所定の間隙を
介して対向する現像位置と、上記皿状部分23aを垂直
に近い状態に傾斜させるクリーニング位置とに傾動可能
に構成し、当該現像装置によって異なった色の液体現像
剤により現像を行う場合には、上記現像電極23を傾斜
させて使用済の皿状部分23aを自動的にクリーニング
し、クリーニング後の現像電極23の皿状部分23aに
よって常に静電潜像の現像を行うように構成されている
ので、上記湿式現像装置と同様、高速且つ高画質の現像
が可能なことは勿論のこと、現像装置そのものが1つで
も、カラー画像の形成を良好に行うことができ、カラー
画像形成装置の小型化が可能となる。
【0067】その他の構成及び作用は、前記第1の実施
例と同様であるので、その説明を省略する。
【0068】図5はこの発明の第4の実施例を示すもの
であり、前記第1の実施例と同一の部分には同一の符号
を付して説明すると、この実施例では、現像電極が、静
電潜像担持体と同一の曲率を有する皿状の磁性金属プレ
ート、もしくは該皿状の部分を有する磁性金属プレート
で形成されているとともに、この現像電極の表面をクリ
ーニングする現像電極クリーニング部材を備えるように
構成されている。
【0069】すなわち、この実施例では、現像電極23
が、感光体シート1を担持した感光体シート担持用ドラ
ム11の表面と同じ曲率に形成された皿状部分23aを
有する磁性金属プレートで形成されている。また、この
現像電極23の表面には、板状の現像電極23の表面を
クリーニングする現像電極クリーニング部材50が配設
されている。この現像電極クリーニング部材50は、図
6に示すように、硬質の支持プレート51に板状の永久
磁石52とゴムあるいはプラスチック等の薄板53を接
着させて構成されている。なお、上記現像電極クリーニ
ング部材50としては、着磁すると永久磁石化する磁性
粒子をゴムあるいはプラスチック等に分散させて着磁し
たものを直接支持プレートに接着したものを用いても良
い。また、上記硬質の支持プレート51は、両側面54
及び背面55とで引っ張り手段56にワイヤー57を介
して連結されている。この引っ張り手段56は、図示し
ないモータによって回転駆動される駆動プーリ57と、
従動プーリ58とを備えており、駆動プーリ57には、
ワイヤー57が掛け回されているとともに、このワイヤ
ー57の先端は、現像電極クリーニング部材50の両側
面54に固定されている。また、上記従動プーリ58に
は、ワイヤー57が掛け回されているとともに、このワ
イヤー57の先端は、現像電極クリーニング部材50の
背面55に固定されている。そして、上記現像電極クリ
ーニング部材50の両側面54及び背面55に固定され
たワイヤー57は、ばね59によって互いに連結されて
いる。さらに、上記現像電極23の基端部には、現像電
極クリーニング部材50を所定の位置で停止させるスト
ッパー60が固定した状態で設けられている。
【0070】以上の構成において、この実施例に係る湿
式現像装置では、次のように動作する。すなわち、現像
時、現像電極23は、ばね26により水平に近い状態に
保持され、感光体シート担持用ドラム11上に担持され
た感光体シート1と微小間隙をもって対向するように配
置される。この状態は、一般的な皿現像と同様に、有効
現像範囲が長くとれ、また、現像部が水平状態に近いた
め、現像液の流れが弱く、現像時に生じる流れ模様むら
が発生しにくいという特徴を有する。また、上記板状の
現像電極クリーニング部材50は、ストッパー60とば
ね59で定められた所定の停止位置に磁力で保持され
る。
【0071】現像後は、現像電極クリーニング部材50
が、引っ張り手段56によって下方に引っ張られ、図中
矢印で示すように、磁力で現像電極23に保持されたま
ま電極面にしたがって移動し、この現像電極23とクリ
ーニング部材50の摺動によって現像電極23がクリー
ニングされる。
【0072】このとき、現像電極23は、現像電極クリ
ーニング部材50の移動と共に傾斜していき、現像装置
自体をリトラクトしなくてもクリーニングが可能とな
る。また、クリーニング部材50で掻きとられた現像電
極23上の余剰な現像液は自重によって効果的に排除さ
れる。
【0073】なお、この実施例に係る現像装置は、図4
に示す実施例のように、1つの現像装置に対して異なる
色の現像液を供給するように構成した装置としても適用
可能である。
【0074】その他の構成及び作用は、前記実施例と同
様であるので、説明を省略する。
【0075】
【発明の効果】この発明は、以上の構成及び作用よりな
るもので、現像速度の高速化が可能であるとともに、現
像電極のクリーニングが可能であり、濃度むらや混色等
が発生する虞れがなく、高画質化が可能な湿式の現像装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明に係る湿式現像装置の一実施
例を示す断面構成図である。
【図2】 図2はこの発明に係る湿式現像装置の一実施
例を適用した電子写真複写機を示す構成図である。
【図3】 図3はこの発明の第2の実施例に係る湿式現
像装置の一実施例を適用した電子写真複写機を示す構成
図である。
【図4】 図4はこの発明の第3の実施例に係る湿式現
像装置の一実施例を適用した電子写真複写機を示す構成
図である。
【図5】 図5はこの発明の第4の実施例に係る湿式現
像装置を示す断面構成図である。
【図6】 図6は現像電極クリーニング部材を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 感光体シート、20 現像装置本体、23 現像電
極、23a 皿状部分、24 支持部材、26 駆動手
段。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像担持体の表面に画像情報に応じ
    て形成された静電潜像を、液体の現像剤を用いて現像す
    る湿式現像装置において、上記静電潜像担持体の表面と
    略同じ曲率に形成された現像面を有し、傾動自在に配設
    された現像電極と、この現像電極を水平方向に対して傾
    斜した状態に移動させ、現像面に残留している現像液を
    自重によって除去するための駆動手段とを備えたことを
    特徴とする湿式現像装置。
  2. 【請求項2】 上記水平方向に対して傾斜した状態に移
    動された現像電極の現像面に、エアを噴出させて残留し
    ている現像液を強制的に除去するためのエア噴出手段を
    備えたことを特徴とする請求項第1項記載の湿式現像装
    置。
  3. 【請求項3】 上記現像位置に位置する現像電極の現像
    面に、異なった複数の色の液体現像剤を選択的に供給す
    る液体現像剤供給手段を備えたことを特徴とする請求項
    第1項又は第2項記載の湿式現像装置。
JP5239383A 1993-09-27 1993-09-27 湿式現像装置 Pending JPH0792817A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990063730A (ko) * 1995-09-26 1999-07-26 스프레이그 로버트 월터 인쇄 매체에 액체 토너의 도포 방법 및 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990063730A (ko) * 1995-09-26 1999-07-26 스프레이그 로버트 월터 인쇄 매체에 액체 토너의 도포 방법 및 장치

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